JP2889238B2 - 映像信号切換装置 - Google Patents
映像信号切換装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野
B 発明の概要
C 従来の技術
D 発明が解決しようとする問題点
E 問題点を解決するための手段(第1図)
F 作用
G 実施例
G1切換装置全体の構成
G2画像処理回路の構成
G3画像処理回路の動作
G4切換装置の動作
H 発明の効果
A 産業上の利用分野
本発明は、例えばテレビジョンチューナー,ビデオテ
ープレコーダ,ビデオディスクプレーヤ等の複数のビデ
オ機器をモニタテレビジョン受像機に接続する映像信号
切換装置に使用して好適な映像信号切換装置に関する。 B 発明の概要 本発明は、例えば複数のビデオ機器をモニタテレビジ
ョン受像機に接続するのに使用して好適な映像信号切換
装置であって、複数の入力端子から供給される映像信号
を第1の選択スイッチを介して映像信号処理回路に供給
して第1の出力端子より出力し、複数の入力端子から供
給される映像信号を第2の選択スイッチを介して映像信
号処理回路に供給し、映像信号処理回路が出力する映像
信号と第2の選択スイッチで選択された映像信号を第3
の選択スイッチで選択し、第3の選択スイッチで選択さ
れた映像信号を第2の出力端子を介して外部機器に出力
し、第1の選択スイッチの切り換えにより複数の入力端
子の中から所望とする入力端子からの映像信号を継続的
に出力させるともとに、第2の選択スイッチにより選択
された映像信号を選択的に第1の選択スイッチで選択さ
れた映像信号と映像信号処理回路により合成して出力す
るようにした映像信号切換装置において、第1の選択ス
イッチで選択した映像信号に第2の選択スイッチで選択
した映像信号を映像信号処理回路で合成した第1の出力
端子から出力する状態と、第1の選択スイッチで選択し
た映像信号のみを第1の出力端子から出力させる状態と
を選択的に切り換え操作される切り換え手段と、この切
り換え手段によって第1の選択スイッチで選択した映像
信号に第2の選択スイッチで選択した映像信号を映像信
号処理回路で合成して第1の出力端子から出力する状態
に切り換えられたときに第2の選択スイッチで選択した
映像信号を第1の選択スイッチで選択した映像信号に合
成するための制御信号を生成して映像信号処理回路から
合成した信号を出力させ、外部機器の動作終了に伴った
モード設定で切り換え手段を第1の選択スイッチで選択
した映像信号のみを出力させるように切り換える画像処
理制御回路とを備えたことで、ダビング時に第1の出力
端子に接続したビデオ機器に確実に設定した映像信号が
供給されると共に、第2の出力端子にモニタテレビジョ
ン受像機を接続することで、このダビング中にモニタテ
レビジョン受像機で複数の入力端子の映像信号を自由に
切換えて見ることができ、また必要に応じて第1の出力
端子からビデオ機器に供給している映像信号による映像
を確認することができるようにしたものである。 C 従来の技術 従来、複数の入力端子に得られる映像信号を切換えて
出力させるビデオセレクタが開発されている。このビデ
オセレクタは、映像信号の出力端子として2組の出力端
子を備え、一方の出力端子をビデオテープレコーダと接
続し、他方の出力端子をモニタテレビジョン受像機と接
続し、所望の入力端子に得られる映像信号をこのビデオ
テープレコーダに記録しながら、モニタテレビジョン受
像機にて記録中の映像信号による映像を確認できるよう
になっている。この場合一般に、モニタテレビジョン受
像機に供給する入力映像信号を切換えるスイッチと、ビ
デオテープレコーダに供給する入力映像信号を切換える
スイッチとは別体になっていて、別々に切換えることが
できるようになっている。このため、ビデオテープレコ
ーダに記録中の入力映像信号とは別の入力端子に得られ
る映像信号をモニタテレビジョン受像機に供給すること
ができ、例えばビデオディスクプレーヤから再生した映
像信号をビデオテープレコーダに記録させながら、テレ
ビチューナーが受信したテレビジョン放送をモニタテレ
ビジョン受像機により視聴させることができる。 D 発明が解決しようとする問題点 ところが、テレビジョン放送を視聴中にビデオテープ
レコーダに記録中のビデオディスクプレーヤからの映像
をモニタしたいときには、モニタテレビジョン受像機に
供給する映像信号をビデオディスクプレーヤからの映像
信号に一旦切換えなければならず、テレビジョン放送の
視聴を中断しなければならない不都合があった。 本発明は斯かる点に鑑み、モニタテレビジョン受像機
で所望の映像を見ながら、他のビデオ機器に供給してい
る映像をモニタすることのできるこの種の映像信号切換
装置を提供することを目的とする。 E 問題点を解決するための手段 本発明の映像信号切換装置は、例えば第1図に示す如
く、複数の入力端子(20a),(20b)……(20f)から
供給される映像信号を第1の選択スイッチ(4V)を介し
て映像信号処理回路(22)に供給して第1の出力端子
(28a)より出力し、複数の入力端子(20a),(20b)
……(20f)から供給される映像信号を第2の選択スイ
ッチ(5V)を介して映像信号処理回路(22)に供給し、
映像信号処理回路(22)が出力する映像信号と第2の選
択スイッチ(5V)で選択された映像信号を第3の選択ス
イッチ(30)で選択し、第3の選択スイッチ(30)で選
択された映像信号を第2の出力端子(28b),(28c),
(28d)から外部機器に出力し、 第1の選択スイッチ(4V)の切り換えにより第1の出
力端子(28a)に複数の入力端子の中から所望とする入
力端子からの映像信号を継続的に出力させるとともに、
第2の選択スイッチ(5V)により選択された映像信号を
選択的に第1の選択スイッチ(4V)で選択された映像信
号と映像信号処理回路(22)により合成して出力するよ
うにした映像信号切換装置において、 第1の選択スイッチ(4V)で選択した映像信号に第2
の選択スイッチ(5V)で選択した映像信号を映像信号処
理回路(22)で合成して第1の出力端子(28a)から出
力する状態と、第1の選択スイッチ(4V)で選択した映
像信号のみを第1の出力端子(28a)から出力させる状
態とを選択的に切り換え操作される切り換え手段(23)
と、 この切り換え手段(23)によって第1の選択スイッチ
(4V)で選択した映像信号に第2の選択スイッチ(5V)
で選択した映像信号を映像信号処理回路(22)で合成し
て第1の出力端子(28a)から出力する状態に切り換え
られるときに第2の選択スイッチ(5V)で選択した映像
信号を第1の選択スイッチ(4V)で選択した映像信号に
合成するための制御信号を生成して映像信号処理回路
(22)から合成した信号を出力させ、外部機器の動作終
了に伴ったモード設定で切り換え手段(23)を第1の選
択スイッチ(4V)で選択した映像信号のみを出力させる
ように切り換える画像処理制御回路(34)とを備えてい
るものである。 F 作用 本発明の映像信号切換装置によると、第2の選択スイ
ッチ(5V)を固定して第2の出力端子(28b),(28
c),(28d)からいずれかの入力端子に得られる映像信
号を選択して供給することで、この選択した映像信号が
断続的に第2の出力端子(28b),(28c),(28d)か
ら出力され、この映像信号をビデオテープレコーダ等に
より継続的に記録することができ、また必要により映像
信号処理回路(22)でこの第2の選択スイッチ(5V)で
選択した映像信号と第1の選択スイッチ(4V)で選択し
た映像信号とを合成して出力させることで、モニタテレ
ビジョン受像機等により第1の選択スイッチ(4V)で選
択した任意の映像信号による映像を見ながら、この映像
中の一部分が第2の選択スイッチ(5V)で選択した映像
となり、記録状態等をモニタすることができる。この場
合、切り換え手段(23)の切換により、合成映像による
認識と、その認識が必要ない場合の表示が選択でき、さ
らに第2の出力端子(28b),(28c),(28d)に接続
された外部機器の動作が終了してダビングモードが解除
したときには、第1の選択スイッチ(4V)で選択した映
像信号のみが第2の出力端子(28b),(28c),(28
d)から出力され、第1の選択スイッチ(4V)の操作だ
けで簡単に切換操作ができる。 G 実施例 以下、本発明の映像信号切換装置の一実施例を、添付
図面を参照して説明しよう。 G1切換装置全体の構成 本例の切換装置は、映像信号と共に左右の音声信号の
切換及び出力増幅等の信号処理を行うもので、第1図に
おいて(1a),(1b)……(1h)は夫々左音声信号入力
端子を示し、(2a),(2b),(2c)……(2h)は夫々
右音声信号入力端子を示す。そして、夫々の音声信号入
力端子は、レコードプレーヤ用フォノ端子(1a)及び
(2a),チューナー用端子(1b)及び(2b),コンパク
トディスク/ビデオディスクプレーヤ用端子(1c)及び
(2c),テープデッキ用端子(1d)及び(2d),第1の
ビデオテープレコーダ(以下VTRと称する)用端子(1
e)及び(2e),第2のVTR用端子(1f)及び(2f),第
3のVTR用端子(1g)及び(2g),第4のVTR用端子(1
h),(2h)となっている。そして、夫々の入力端子(1
a)〜(1h)及び(2a)〜(2h)は、左右の主ファンク
ション切換スイッチ(4L),(4R)及び副ファンクショ
ン切換スイッチ(5L),(5R)と接続してある。この夫
々のファンクション切換スイッチ(4L),(4R),(5
L),(5R)は、後述するファンクションコントローラ
(33)により切換が制御され、夫々のスイッチで切換え
られた信号が切換信号出力端子に得られる。なお、左右
のフォノ端子(1a),(2a)と左右の主及び副ファンク
ション切換スイッチ(4L),(4R)及び(5L),(5R)
との間には夫々増幅器(3L)及び(3R)が接続してあ
る。 そして、左右の主ファンクション切換スイッチ(4L)
及び(4R)の切換信号出力端子に得られる音声信号を、
左右のアダプタ切換スイッチ(6L)及び(6R)の夫々の
第1の固定接点(6a)及び(6d)に供給すると共に、こ
の切換信号出力端子に得られる音声信号を、夫々左右の
音声アダプタ接続用音声信号出力端子(7a)及び(7c)
に供給する。そして、左右のアダプタ接続用音声信号入
力端子(7b)及び(7d)を左右のアダプタ切換スイッチ
(6L)及び(6R)の夫々の第2の固定接点(6b)及び
(6e)に接続する。そして、この左右のアダプタ切換ス
イッチ(6L)及び(6R)の夫々の可動接点(6c)及び
(6f)に得られる音声信号を、左右の増幅器(8L)及び
(8R)を介して、左右のトーンコントロール回路(9L)
及び(9R)と、左右のバランス調整用可変抵抗器(10
L)及び(10R)と、左右の音量調整用可変抵抗器(11
L)及び(11R)と、左右の出力増幅回路(12L)及び(1
2R)の直列回路に供給する。そして、この左右の出力増
幅回路(12L)及び(12R)の出力側を夫々左右のスピー
カと接続する左右の音声信号出力端子(13L)及び(13
R)と接続し、この音声信号出力端子から左右の音声信
号を出力させスピーカに供給する。なお、左の音量調整
用可変抵抗器(11L)と出力増幅回路(12L)との接続中
点と、右の音量調整用可変抵抗器(11R)と出力増幅器
(12R)との接続中点とには、ミューティング回路(1
4)が接続してあり、スピーカに供給する音声のミュー
ティングができる如くしてある。 また、左右の増幅器(8L)及び(8R)の出力側を、左
右のダビング用切換スイッチ(16L)及び(16R)の夫々
の第1の固定接点(16a)及び(16d)に接続する。そし
て、左右の副ファンクション切換スイッチ(5L)及び
(5R)の切換信号出力端子を、この左右のダビング用切
換スイッチ(16L)及び(16R)の夫々の第2の固定接点
(16b)及び(16e)に接続する。このダビング用切換ス
イッチ(16L)及び(16R)は、後述するファンクション
コントローラ(33)により切換が制御される。そして、
このダビング用切換スイッチ(16L)及び(16R)の夫々
の可動接点(16c)及び(16f)を夫々左右のダビング用
音声信号出力端子(17a),(17b),(17c),(17d)
及び(18a),(18b),(18c),(18d)に接続し、音
声信号を供給する如くしてある。この夫々の左右の出力
端子は、テープデッキ用端子(17a)及び(18a),第1
のVTR用端子(17b)及び(18b),第2のVTR用端子(17
c)及び(18c),第3のVTR用端子(17d)及び(18d)
となっている。 また、第1図において(20a),(20b)……(20f)
は夫々映像信号入力端子を示す。この夫々の入力端子
は、チューナー用端子(20a),コンパクトディスク/
ビデオディスクプレーヤ用端子(20b),第1のVTR用端
子(20c),第2のVTR用端子(20d),第3のVTR用端子
(20e),第4のVTR用端子(20f)となっている。そし
て、夫々の入力端子(20a)〜(20f)は、主ファンクシ
ョン切換スイッチ(4V)及び副ファンクション切換スイ
ッチ(5V)と接続してある。この夫々のファンクション
切換スイッチ(4V),(5V)は、音声信号用と同様に後
述するファンクションコントローラ(33)により切換が
制御され、夫々のスイッチで切換えられた信号が切換信
号出力端子に得られる。 そして、主ファンクション切換スイッチ(4V)の切換
信号出力端子に得られる映像信号を、増幅器(21)を介
して後述する画像処理回路(22)の主映像信号入力端子
(22a)と特殊画像切換スイッチ(23)の第1の固定接
点(23a)に供給する。この画像処理回路(22)は、後
述する画像処理コントローラ(34)により処理動作が制
御される。そして、画像処理回路(22)の出力端子(22
c)から出力する映像信号を特殊画像切換スイッチ(2
3)の第2の固定接点(23b)に供給し、この特殊画像切
換スイッチ(23)の可動接点(23c)に得られる映像信
号を、映像アダプタ接続用映像信号出力端子(24a)と
アダプタ切換スイッチ(26)の第1の固定接点(26a)
とに供給する。そして、映像アダプタ接続用映像信号入
力端子(24b)を、増幅器(25)を介してアダプタ切換
スイッチ(26)の第2の固定接点(26b)に接続し、こ
のアダプタ切換スイッチ(26)の可動接点(26c)を出
力用増幅器(27a)を介してモニタ用映像信号出力端子
(28a)に接続し、映像信号を供給する如くする。ま
た、この切換スイッチ(26)の可動接点(26c)に得ら
れる映像信号を、映像信号のダビング用切換スイッチ
(30)の第1の固定接点(30a)に供給する。 また、映像信号用の副ファンクション切換スイッチ
(5V)の切換信号出力端子に得られる映像信号を、増幅
器(29)を介して画像処理回路(22)の副映像信号入力
端子(22c)に供給すると共に、ダビング用切換スイッ
チ(30)の第2の固定接点(30b)に供給する。この切
換スイッチ(30)は、後述するファンクションコントロ
ーラ(33)より切換が制御される。そして、このダビン
グ用切換スイッチ(30)の可動接点(30c)に得られる
映像信号を、夫々出力用増幅器(27b),(27c)及び
(27d)を介して第1のVTR用映像信号出力端子(28
b),第2のVTR用映像信号出力端子(28c)及び第3のV
TR用映像信号出力端子(28d)に供給する。 そして、本例の左右の音声信号用及び映像信号用の
主,副ファンクション切換スイッチ(4L),(4R),
(4V),(5L),(5R),(5V)の切換を制御するファ
ンクションコトローラ(33)及び画像処理回路(22)を
制御する画像処理コントローラ(34)は、主マイクロコ
ンピュータ(31)により制御され、この主マイクロコン
ピュータ(31)には操作キー(32)が接続してある。そ
して、この操作キー(32)の操作によりこの切換装置の
動作モードを、通常モードとダビングモードとに切換え
られる如くしてあり、ダビングモード時にはファンクシ
ョンコントローラ(33)に制御信号を供給する。ファン
クションコントローラ(33)はこのモード切換信号が供
給されると、副ファンクション切換スイッチ(5L),
(5R),(5V)を直前の主ファンクション切換スイッチ
(4L),(4R),(4V)の切換状態と同じにさせ、通常
モードに戻るまでこの副ファンクション切換スイッチ
(5L),(5R),(5V)の接続を維持させる如くしてあ
る。また、このダビングモード時には、ファンクション
コントローラ(34)の制御によりダビング切換スイッチ
(16L),(16R),(30)の可動接点(16c),(16
f),(30c)を第2の固定接点(16b),(16e),(30
b)側と接続させる。 G2画像処理回路の構成 次に、映像信号が供給される画像処理回路(22)の構
成を、第2図を参照して説明する。本例の画像処理回路
(22)は、主映像信号入力端子(22a)に得られる映像
信号を、輝度信号/クロマ信号分離回路(以下Y/C分離
回路と称する)(41)に供給し、このY/C分離回路(4
1)で分離した輝度信号及びクロマ信号をデコーダ(4
2)に供給し、このデコーダ(42)から出力されるクロ
マ信号と分離回路(41)が出力する輝度信号とを混合回
路(43)に供給し、この混合回路(43)でコンポジット
の映像信号に変換する。そして、この混合回路(43)が
出力する映像信号を、切換スイッチ(44)の第1の固定
接点(44a)に供給する。 また、Y/C分離回路(41)が出力する輝度信号を同期
分離回路(45)に供給し、この同期分離回路(45)で分
離した垂直及び水平同期信号を画像処理コントローラ
(34)に供給する。さらに、デコーダ(42)が復調した
映像信号の搬送波を後述するエンコーダ(59)に供給す
る。 そして、副映像信号入力端子(22b)に得られ映像信
号を、Y/C分離回路(51)に供給し、このY/C分離回路
(51)で分離した輝度信号及びクロマ信号をデコーダ
(53)に供給する。そして、このデコーダ(53)は、供
給さる輝度信号及びクロマ信号を、色差信号R−Y,B−
Yに復調する。また、このY/C分離回路(51)が出力す
る輝度信号を、同期分離回路(53)に供給し、この同期
分離回路(53)で分離して垂直及び水平同期信号を画像
処理コントローラ(34)に供給すると共に、垂直同期信
号を、アナログ/ディジタル変換器(以下A/D変換器と
称する)(54),(61)に変換用の同期信号として供給
する。そして、Y/C分離回路(51)が出力する輝度信号
をA/D変換器(54)に供給し、ディジタル信号化された
輝度信号をメモリ(55)及び(56)に供給し、画像処理
コントローラ(34)の制御によりこのメモリ(55)及び
(56)に輝度信号を記憶させる。 また、デコーダ(52)で復調した色差信号R−Y及び
B−Yを夫々切換スイッチ(60)の第1の固定接点(60
a)及び第2の固定接点(60b)に供給する。そして、こ
の切換スイッチ(60)の可動接点(60c)は画像処理コ
ントローラ(34)により切換が制御され、この可動接点
(60c)に得られる色差信号R−Y及びB−YをA/D変換
器(61)に供給し、ディジタル信号化された色差信号R
−Y及びB−Yをメモリ(62)に供給し、画像処理コン
トローラ(34)の制御によりこのメモリ(62)に色差信
号R−Y及びB−Yを記憶させる。 そして、画像処理コントローラ(34)の制御により、
メモリ(55)及び(56)に記憶させた輝度信号を読出
し、夫々のメモリ(55)及び(56)から読出した輝度信
号を切換スイッチ(57)の第1及び第2の固定接点(57
a)及び(57b)に供給する。この切換スイッチ(57)の
可動接点(57c)は画像処理コントローラ(34)により
切換が制御され、この可動接点(57c)に得られる輝度
信号をディジタル/アナログ変換器(以下D/A変換器と
称する)(58)に供給し、このD/A変換器(58)でアナ
ログ信号化された輝度信号をエンコーダ(59)に供給す
る。 また、メモリ(62)に記憶させた色差信号R−Y及び
B−Yを、夫々D/A変換器(63)及び(64)に供給し、
夫々のD/A変換器(63)及び(64)でアナログ信号化さ
れた色差信号R−Y及びB−Yをエンコーダ(59)に供
給する。 そしてこのエンコーダ(59)で、デコーダ(42)から
供給される主映像信号入力端子(22a)に得られる映像
信号の搬送波に同期して、副映像信号入力端子(22b)
に得られる映像信号を一旦メモリ(55),(56),(6
2)に記憶させた輝度信号及び色差信号よりコンポジッ
トの映像信号に変調し、この変調した映像信号を切換ス
イッチ(44)の第2の固定接点(44b)に供給する。こ
の切換スイッチ(44)は、可動接点(44c)が画像処理
コントローラ(34)により切換制御され、この可動接点
(44c)に得られる映像信号を映像信号出力端子(22c)
に供給する。 G3画像処理回路の動作 そして、本例の画像処理回路(22)を使用して、例え
ば第3図中に示す如き画像の合成が行われる。即ち、主
映像信号入力端子(22a)に得られる映像信号による主
画像Mの中に、副映像信号入力端子(22b)に得られる
映像信号による副画像Sが縮小されて挿入される。 この画像の合成時の動作について説明すると、主映像
信号入力端子(22a)に得られる映像信号は、Y/C分離回
路(41)により輝度信号とクロマ信号とに分離されてデ
コーダで搬送波が検出された後、再び混合回路(43)に
て混合されて切換スイッチ(44)の第1の固定接点(44
a)に供給される。そして、副映像信号入力端子(22b)
に得られる映像信号は、Y/C分離回路(51)により輝度
信号とクロマ信号とに分離されると共にクロマ信号が色
差信号に復調された後、A/D変換器(54)及び(61)で
ディジタル信号化され、このディジタル信号がメモリ
(55),(56),(62)に一旦記憶される。このとき、
画像処理コントローラ(34)の制御により、各メモリ
(55),(56),(62)に供給する書込みクロック信号
は、A/D変換器(54),(61)で変換したディジタル信
号のサンプリング周波数の1/3の周波数とし、各水平ラ
インを均等に1/3に間引いた情報として書込ませると共
に、この1水平ラインを書込ませると2水平ライン書込
みを停止させて、垂直・水平両方向共に元の1/3の情報
だけを各メモリに書込ませる。そして、この記憶させた
映像信号を読出す際には、例えば第3図に示す如く副画
像Sを主画像Mの右隅に合成する場合には、この右隅の
位置を示す垂直パルス信号V及び水平パルス信号H(第
3図参照)を画像処理コントローラ(34)内で作成し、
双方のパルス信号がハイレベルVa,Haになる期間だけメ
モリ(55),(56),(62)から記憶させた信号を順次
読出し、D/A変換器(58),(63),(64)でアナログ
信号の輝度信号及び色差信号に変換し、エンコーダ(5
9)に供給する。このとき、エンコーダ(59)に供給さ
れる主画像Mの搬送波に同期してエンコーダ(59)で輝
度信号及び色差信号をコンポジットの映像信号に変換
し、切換スイッチ(44)の第2の固定接点(44b)に供
給する。そして、この切換スイッチ(44)の可動接点
(44c)の切換は、画像処理コントローラ(34)の制御
により上述した如き副画像Sの表示位置を示す垂直パル
ス信号Vと水平パルス信号Hの双方がハイレベルVa,Ha
になる期間だけ第2の固定接点(44b)側に接続させ、
他の期間は第1の固定接点(44a)側に接続させる。こ
のように切換えることで、この可動接点(44c)には第
3図に示す如く主画像Mとこの主画像Mの1/3の大きさ
(面積1/9)の副画像Sとが合成された映像信号か得ら
れ、この合成映像信号を映像信号出力端子(22c)から
出力する。 また、画像処理コントローラ(34)が制御するメモリ
(55),(56),(62)からの読出しタイミング及びス
イッチ(44)の切換タイミングを変えることで、主画像
M上の副画像Sの表示位置を自由に変えることができ
る。 G4切換装置の動作 次に、本例の切換装置による音声信号と映像信号の入
力切換を行う際の動作について説明する。本例の切換装
置の各入力端子に得られる音声信号及び映像信号の切換
は、主マイクロコンピュータ(31)に接続された操作キ
ー(32)の操作により行う。即ち、左右の音声信号入力
端子(1a)〜(1h)及び(2a)〜(2h)と映像信号入力
端子(20a)〜(20f)に、上述した如く設定したチュー
ナー,VTR等の音響機器及び映像機器を接続し、音声信号
出力端子(13L),(13R)に左右のスピーカを接続し、
映像信号出力端子(28a)にモニタテレビジョン受像機
を接続し、音声信号出力端子(17a)〜(17d),(18
a)〜(18d)と映像信号出力端子(28b)〜(28d)とに
上述した如く設定したテープデッキ及びVTRを接続す
る。そして、夫々の音声信号入力端子(1a)〜(1h)及
び(2a)〜(2h)に得られる音声信号を出力端子(13
L),(13R)に接続したスピーカに選択的に供給して再
生させる際には、操作キー(32)の操作により得られる
音声のファンクション選択信号を、主マイクロコンピュ
ータ(31)を介してファンクションコントローラ(33)
に供給する。例えば、チューナーが受信したFM放送の音
声信号をスピーカから出力させたいときには、操作キー
(32)の操作により、ファンクションコントローラ(3
3)から左右の音声信号用の主ファンクション切換スイ
ッチ(4L)及び(4R)に選択信号を供給し、チューナー
が接続された入力端子(1b)及び(2b)からの音声信号
をこの主ファンクション切換スイッチ(4L),(4R)が
出力するように切換えさせる。そして、アダプタ接続用
端子(7a),(7b),(7c),(7d)に音声信号用のア
ダプタ(グラフィックイコライザー等)を接続しない場
合には、左右のアダプタ切換スイッチ(6L),(6R)の
可動接点(6c),(6f)を第1の固定接点(6a),(6
d)側に接続し、主ファンクション切換スイッチ(4
L),(4R)が出力する音声信号を、直接増幅器(8
L),(8R)とトーンコントロール回路(9L),(9R)
と可変抵抗器(10L),(10R)及び(11L),(11R)と
出力増幅回路(12L),(12R)との直列回路に供給す
る。そして、夫々の回路で音声信号を所定の状態に調整
し、出力増幅回路(12L),(12R)が出力する音声信号
を出力端子(13L),(13R)を介して左右のスピーカに
供給する。このようにすることで、スピーカからチュー
ナーが受信したFM放送の音声が再生される。 そして、このとき同時にモニタテレビジョン受像機で
ビデオディスクプレーヤから再生した映像を受像させた
ときには、操作キー(32)の操作により、ファンクショ
ンコントローラ(33)から映像信号用の主ファンクショ
ン切換スイッチ(4V)に選択信号を供給し、ビデオディ
スクプレーヤが接続された入力端子(20b)からの映像
信号をこの主ファンクション切換スイッチ(4V)が出力
するように切換えさせる。そして、画像処理回路(22)
により画像処理を行わない場合には、特殊画像切換スイ
ッチ(23)の可動接点(23c)を第1の固定接点(23a)
側に接続させ、またアダプタ接続用端子(24a),(24
b)に映像信号用のアダプタ(各種編集装置等)を接続
しない場合には、アダプタ切換スイッチ(26)の可動接
点(26c)を第1の固定接点(26a)側に接続させる。こ
の状態でこの主ファンクション切換スイッチ(4V)が出
力する映像信号を、増幅器(21),(27a)を介して出
力端子(28a)に供給し、出力端子(28a)からモニタテ
レビジョン受像機にこの映像信号を供給する。このよう
にすることで、モニタテレビジョン受像機でビデオディ
スクプレーヤから再生した映像が受像される。 このようにして、主ファンクション切換スイッチ(4
L),(4R),(4V)をファンクションコントローラ(3
3)の制御により切換えることで、所望の音声信号入力
端子に得られる音声信号をスピーカで再生できると共に
所望の映像信号入力端子に得られる映像信号をモニタテ
レビジョン受像機で受像できる。 そして、本例の場合通常時には、ファンクションコン
トローラ(33)の制御により各ダビング用切換スイッチ
(16L),(16R),(30)の可動接点(16c),(16
f),(30c)を第1の固定接点(16a),(16d),(30
a)側に接続させておき、音声信号出力端子(17a)〜
(17d),(18a)〜(18d)にスピーカで再生中の音声
信号を供給するようにしてあると共に、映像信号出力端
子(28b)〜(28d)にモニタテレビジョン受像機で受像
中の映像信号を供給するようにしてある。このため、こ
の各音声信号出力端子に接続したテープデッキ及び第1
〜第3のVTRにスピーカで再生中の音声信号を記録でき
ると共に、各映像信号出力端子に接続した第1〜第3の
VTRにモニタテレビジョン受像機で受像中の映像信号を
記録できる。このときには主ファンクション切換スイッ
チ(4L),(4R),(4V)の切換操作だけで、全ての出
力端子に供給される音声信号及び映像信号が切換わる。 そして、本例においては操作キー(32)の操作により
この切換装置の動作モードをダビングモードとしたと
き、ファンクションコントローラ(33)の制御により各
ダビング用切換スイッチ(16L),(16R),(30)の可
動接点(16c),(16f),(30c)を第2の固定接点(1
6b),(16e),(30b)側に接続させる。そしてさら
に、このダビングモードとしたときには、各副ファンク
ション切換スイッチ(5L),(5R),(5V)の接続状態
を、ダビングモードとしたときの各主ファンクション切
換スイッチ(4L),(4R),(4V)の接続状態と同じに
させ、このダビングモードを解除するまでこの副ファン
クション切換スイッチ(5L),(5R),(5V)の接続状
態を維持させる。例えば、上述した如くスピーカからFM
放送を再生させモニタテレビジョン受像機でビデオディ
スクから再生した映像を受像させている最中にダビング
モードとしたときには、音声信号用の左右の副ファンク
ション切換スイッチ(5L),(5R)はチューナーと接続
される端子(1b),(2b)を選択し、映像信号用の副フ
ァンクション切換スイッチ(5V)はビデオディスクプレ
ーヤと接続される端子(20b)を選択する。そして、上
述した如くダビング用切換スイッチ(16L),(16R),
(30)の切換わりにより、この各副ファンクション切換
スイッチ(5L),(5R),(5V)の出力側に得られる音
声信号及び映像信号が左右の音声信号出力端子(17a)
〜(17d),(18a)〜(18d)及び映像信号出力端子(2
8b)〜(28d)に供給されるようになる。そし、之等の
端子に接続されたテープデッキ及びVTRには副ファンク
ション切換スイッチを介して得られる音声信号及び映像
信号が供給され記録されるようになる。 そして、このダビングモード時でも主ファンクション
切換スイッチ(4L),(4R),(4V)による切換は自由
に行えるようにしてあり、操作キー(32)の操作により
この主ファンクション切換スイッチ(4L),(4R),
(4V)の切換が行え、出力端子(13L),(13R)を介し
てスピーカに供給される音声信号の供給源が切換わり、
また出力端子(28a)を介してモニタテレビジョン受像
機に供給される映像信号の供給源が切換わる。例えば、
端子(17b),(18b),(28b)に接続した第1のVTRに
チューナーからのFM放送の音声信号とビデオディスクか
らの映像信号を記録している最中でも、この記録状態は
維持したままスピーカから出力させる音声をテープデッ
キで再生した音声等他の音声に自由に切換えることがで
き、またモニタテレビジョン受像機で受像させる映像を
第2のVTRで再生した映像等他の映像に自由に切換える
ことができる。 そして、本例おいてはこのダビングモード時には、モ
ニタテレビジョン受像機で所望の入力端子(20a)〜(2
0f)に得られる映像信号による映像を見ながら、第1の
VTR等で記録中の映像信号による映像を確認することが
できる。 即ち、出力端子(28a)を介してモニタテレビジョン
受像機に供給される主ファンクション切換スイッチ(4
V)が出力する映像信号は、画像処理回路(22)の主映
像信号入力端子(22a)に供給され、出力端子(28b)〜
(28d)に供給される副ファンクション切換スイッチ(5
V)が出力する記録中の映像信号は、画像処理回路(2
2)の副映像信号入力端子(22b)に供給される。そし
て、この画像処理回路(22)は上述した如く画像処理コ
ントローラ(34)の制御により主映像信号入力端子(22
a)に得られる映像信号と副映像信号入力端子(22b)に
得られる映像信号とを第3図に示す如く合成する。この
ため、操作キー(32)の操作により、主マイクロコンピ
ュータ(31)を介して画像処理コントローラ(34)にこ
の合成を行うように制御信号を供給し、主ファンクショ
ン切換スイッチ(4V)で選択した任意の映像信号による
画像を主画像Mとし、副ファンクション切換スイッチ
(5V)が出力する記録中の映像信号による映像を副画像
Sとして合成する。そして、この画像処理コントローラ
(34)からの制御により特殊画像切換スイッチ(23)の
可動接点(23c)を第2の固定接点(23b)側に接続さ
せ、画像処理回路(22)の出力端子(22c)が出力する
合成映像信号を、出力端子(28a)を介してモニタテレ
ビジョン受像機に供給する。 このようにして合成映像信号をモニタテレビジョン受
像機に供給することで、操作者が自由に選択した入力端
子(20a)〜(20f)のいずれかからの映像信号による画
像中に、出力端子(28b)〜(28d)から出力中の記録中
の映像信号による画像が縮小されて表示されるようにな
る。このため、この記録中に自由に受像画像を選択でき
ると共に、記録中の画像を縮小画像として確認すること
ができる。なお、この縮小画像による確認が必要でない
ときには、操作キー(32)を操作して、画像処理コント
ローラ(34)により切換スイッチ(23)の可動接点(23
c)を第1の固定接点(23a)側に切換えさせることで、
縮小画像の表示がなくなる。 そして、出力端子(28b)〜(28d)に接続したVTRに
よる記録が終了したときには、この切換装置のダビング
モードを解除すれば、ダビング切換スイッチ(30)の可
動接点(30c)が第1の固定接点(30a)側に戻り、音声
信号,映像信号共に主ファンクション切換スイッチ(4
L),(4R),(4V)で選択した音声信号及び映像信号
が各音声信号出力端子(17a)〜(17d),(18a)〜(1
8d)及び各映像信号出力端子(28a)〜(28d)に供給さ
れるようになる。 このように本例による切換装置によると、ダビングモ
ードとすることで出力端子に接続したテープデッキ,VTR
等の音声信号及び映像信号記録装置に確実に選択した音
声信号及び映像信号が副ファンクション切換スイッチ
(5L),(5R),(5V)を介して供給され、誤って操作
キー(32)でファンクションの切換操作を行ってもこの
記録装置に供給される音声信号及び映像信号が切換わる
ことはなく、確実に選択した入力端子に得られる信号の
記録ができる。そしてこのときには、スピーカ及びモニ
タテレビジョン受像機にて再生される音声及び受像され
る画像については主ファンクション切換スイッチ(4
L),(4R),(4V)の切換わりにより自由に選択でき
る。さらに、この主ファンクション切換スイッチ(4V)
により副ファンクション切換スイッチ(5V)とは別の入
力映像信号を選択したときには、画像処理回路(22)に
よる合成で、記録中の映像信号による画像が縮小されて
表示され、記録画像の確認が所望の入力端子に得られる
映像信号による画像の表示と同時に行える。さらに、通
常時には主ファンクション切換スイッチ(4L),(4
R),(4V)だけを切換えるだけで全ての出力端子(13
L),(13R),(17a)〜(17d),(18a)〜(18d),
(28a)〜(28d)から出力される音声信号及び映像信号
が切換わり、操作が簡単である。 なお、本発明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を
逸脱することなく、その他種々の構成が取り得ることは
勿論である。 H 発明の効果 本発明の映像信号切換装置によると、ダビング時に一
方の出力端子に接続したビデオ機器に確実に設定した映
像信号が供給されると共に、他方の出力端子にモニタテ
レビジョン受像機を接続することで、このダビング中に
モニタテレビジョン受像機で複数の入力端子の映像信号
を自由に切換えて見ることができ、また必要に応じて一
方の出力端子からビデオ機器に供給している映像信号に
よる映像を確認することができる利益がある。特に本発
明によると、切り換え手段の切換により、合成映像によ
る認識と、その認識が必要ない場合の表示が選択でき、
さらに第2の出力端子に接続された外部機器の動作が終
了してダビングモードが解除したときには、第1の選択
スイッチで選択した映像信号のみが第2の出力端子から
出力され、第1の選択スイッチの操作だけで簡単に切換
操作ができる。
ープレコーダ,ビデオディスクプレーヤ等の複数のビデ
オ機器をモニタテレビジョン受像機に接続する映像信号
切換装置に使用して好適な映像信号切換装置に関する。 B 発明の概要 本発明は、例えば複数のビデオ機器をモニタテレビジ
ョン受像機に接続するのに使用して好適な映像信号切換
装置であって、複数の入力端子から供給される映像信号
を第1の選択スイッチを介して映像信号処理回路に供給
して第1の出力端子より出力し、複数の入力端子から供
給される映像信号を第2の選択スイッチを介して映像信
号処理回路に供給し、映像信号処理回路が出力する映像
信号と第2の選択スイッチで選択された映像信号を第3
の選択スイッチで選択し、第3の選択スイッチで選択さ
れた映像信号を第2の出力端子を介して外部機器に出力
し、第1の選択スイッチの切り換えにより複数の入力端
子の中から所望とする入力端子からの映像信号を継続的
に出力させるともとに、第2の選択スイッチにより選択
された映像信号を選択的に第1の選択スイッチで選択さ
れた映像信号と映像信号処理回路により合成して出力す
るようにした映像信号切換装置において、第1の選択ス
イッチで選択した映像信号に第2の選択スイッチで選択
した映像信号を映像信号処理回路で合成した第1の出力
端子から出力する状態と、第1の選択スイッチで選択し
た映像信号のみを第1の出力端子から出力させる状態と
を選択的に切り換え操作される切り換え手段と、この切
り換え手段によって第1の選択スイッチで選択した映像
信号に第2の選択スイッチで選択した映像信号を映像信
号処理回路で合成して第1の出力端子から出力する状態
に切り換えられたときに第2の選択スイッチで選択した
映像信号を第1の選択スイッチで選択した映像信号に合
成するための制御信号を生成して映像信号処理回路から
合成した信号を出力させ、外部機器の動作終了に伴った
モード設定で切り換え手段を第1の選択スイッチで選択
した映像信号のみを出力させるように切り換える画像処
理制御回路とを備えたことで、ダビング時に第1の出力
端子に接続したビデオ機器に確実に設定した映像信号が
供給されると共に、第2の出力端子にモニタテレビジョ
ン受像機を接続することで、このダビング中にモニタテ
レビジョン受像機で複数の入力端子の映像信号を自由に
切換えて見ることができ、また必要に応じて第1の出力
端子からビデオ機器に供給している映像信号による映像
を確認することができるようにしたものである。 C 従来の技術 従来、複数の入力端子に得られる映像信号を切換えて
出力させるビデオセレクタが開発されている。このビデ
オセレクタは、映像信号の出力端子として2組の出力端
子を備え、一方の出力端子をビデオテープレコーダと接
続し、他方の出力端子をモニタテレビジョン受像機と接
続し、所望の入力端子に得られる映像信号をこのビデオ
テープレコーダに記録しながら、モニタテレビジョン受
像機にて記録中の映像信号による映像を確認できるよう
になっている。この場合一般に、モニタテレビジョン受
像機に供給する入力映像信号を切換えるスイッチと、ビ
デオテープレコーダに供給する入力映像信号を切換える
スイッチとは別体になっていて、別々に切換えることが
できるようになっている。このため、ビデオテープレコ
ーダに記録中の入力映像信号とは別の入力端子に得られ
る映像信号をモニタテレビジョン受像機に供給すること
ができ、例えばビデオディスクプレーヤから再生した映
像信号をビデオテープレコーダに記録させながら、テレ
ビチューナーが受信したテレビジョン放送をモニタテレ
ビジョン受像機により視聴させることができる。 D 発明が解決しようとする問題点 ところが、テレビジョン放送を視聴中にビデオテープ
レコーダに記録中のビデオディスクプレーヤからの映像
をモニタしたいときには、モニタテレビジョン受像機に
供給する映像信号をビデオディスクプレーヤからの映像
信号に一旦切換えなければならず、テレビジョン放送の
視聴を中断しなければならない不都合があった。 本発明は斯かる点に鑑み、モニタテレビジョン受像機
で所望の映像を見ながら、他のビデオ機器に供給してい
る映像をモニタすることのできるこの種の映像信号切換
装置を提供することを目的とする。 E 問題点を解決するための手段 本発明の映像信号切換装置は、例えば第1図に示す如
く、複数の入力端子(20a),(20b)……(20f)から
供給される映像信号を第1の選択スイッチ(4V)を介し
て映像信号処理回路(22)に供給して第1の出力端子
(28a)より出力し、複数の入力端子(20a),(20b)
……(20f)から供給される映像信号を第2の選択スイ
ッチ(5V)を介して映像信号処理回路(22)に供給し、
映像信号処理回路(22)が出力する映像信号と第2の選
択スイッチ(5V)で選択された映像信号を第3の選択ス
イッチ(30)で選択し、第3の選択スイッチ(30)で選
択された映像信号を第2の出力端子(28b),(28c),
(28d)から外部機器に出力し、 第1の選択スイッチ(4V)の切り換えにより第1の出
力端子(28a)に複数の入力端子の中から所望とする入
力端子からの映像信号を継続的に出力させるとともに、
第2の選択スイッチ(5V)により選択された映像信号を
選択的に第1の選択スイッチ(4V)で選択された映像信
号と映像信号処理回路(22)により合成して出力するよ
うにした映像信号切換装置において、 第1の選択スイッチ(4V)で選択した映像信号に第2
の選択スイッチ(5V)で選択した映像信号を映像信号処
理回路(22)で合成して第1の出力端子(28a)から出
力する状態と、第1の選択スイッチ(4V)で選択した映
像信号のみを第1の出力端子(28a)から出力させる状
態とを選択的に切り換え操作される切り換え手段(23)
と、 この切り換え手段(23)によって第1の選択スイッチ
(4V)で選択した映像信号に第2の選択スイッチ(5V)
で選択した映像信号を映像信号処理回路(22)で合成し
て第1の出力端子(28a)から出力する状態に切り換え
られるときに第2の選択スイッチ(5V)で選択した映像
信号を第1の選択スイッチ(4V)で選択した映像信号に
合成するための制御信号を生成して映像信号処理回路
(22)から合成した信号を出力させ、外部機器の動作終
了に伴ったモード設定で切り換え手段(23)を第1の選
択スイッチ(4V)で選択した映像信号のみを出力させる
ように切り換える画像処理制御回路(34)とを備えてい
るものである。 F 作用 本発明の映像信号切換装置によると、第2の選択スイ
ッチ(5V)を固定して第2の出力端子(28b),(28
c),(28d)からいずれかの入力端子に得られる映像信
号を選択して供給することで、この選択した映像信号が
断続的に第2の出力端子(28b),(28c),(28d)か
ら出力され、この映像信号をビデオテープレコーダ等に
より継続的に記録することができ、また必要により映像
信号処理回路(22)でこの第2の選択スイッチ(5V)で
選択した映像信号と第1の選択スイッチ(4V)で選択し
た映像信号とを合成して出力させることで、モニタテレ
ビジョン受像機等により第1の選択スイッチ(4V)で選
択した任意の映像信号による映像を見ながら、この映像
中の一部分が第2の選択スイッチ(5V)で選択した映像
となり、記録状態等をモニタすることができる。この場
合、切り換え手段(23)の切換により、合成映像による
認識と、その認識が必要ない場合の表示が選択でき、さ
らに第2の出力端子(28b),(28c),(28d)に接続
された外部機器の動作が終了してダビングモードが解除
したときには、第1の選択スイッチ(4V)で選択した映
像信号のみが第2の出力端子(28b),(28c),(28
d)から出力され、第1の選択スイッチ(4V)の操作だ
けで簡単に切換操作ができる。 G 実施例 以下、本発明の映像信号切換装置の一実施例を、添付
図面を参照して説明しよう。 G1切換装置全体の構成 本例の切換装置は、映像信号と共に左右の音声信号の
切換及び出力増幅等の信号処理を行うもので、第1図に
おいて(1a),(1b)……(1h)は夫々左音声信号入力
端子を示し、(2a),(2b),(2c)……(2h)は夫々
右音声信号入力端子を示す。そして、夫々の音声信号入
力端子は、レコードプレーヤ用フォノ端子(1a)及び
(2a),チューナー用端子(1b)及び(2b),コンパク
トディスク/ビデオディスクプレーヤ用端子(1c)及び
(2c),テープデッキ用端子(1d)及び(2d),第1の
ビデオテープレコーダ(以下VTRと称する)用端子(1
e)及び(2e),第2のVTR用端子(1f)及び(2f),第
3のVTR用端子(1g)及び(2g),第4のVTR用端子(1
h),(2h)となっている。そして、夫々の入力端子(1
a)〜(1h)及び(2a)〜(2h)は、左右の主ファンク
ション切換スイッチ(4L),(4R)及び副ファンクショ
ン切換スイッチ(5L),(5R)と接続してある。この夫
々のファンクション切換スイッチ(4L),(4R),(5
L),(5R)は、後述するファンクションコントローラ
(33)により切換が制御され、夫々のスイッチで切換え
られた信号が切換信号出力端子に得られる。なお、左右
のフォノ端子(1a),(2a)と左右の主及び副ファンク
ション切換スイッチ(4L),(4R)及び(5L),(5R)
との間には夫々増幅器(3L)及び(3R)が接続してあ
る。 そして、左右の主ファンクション切換スイッチ(4L)
及び(4R)の切換信号出力端子に得られる音声信号を、
左右のアダプタ切換スイッチ(6L)及び(6R)の夫々の
第1の固定接点(6a)及び(6d)に供給すると共に、こ
の切換信号出力端子に得られる音声信号を、夫々左右の
音声アダプタ接続用音声信号出力端子(7a)及び(7c)
に供給する。そして、左右のアダプタ接続用音声信号入
力端子(7b)及び(7d)を左右のアダプタ切換スイッチ
(6L)及び(6R)の夫々の第2の固定接点(6b)及び
(6e)に接続する。そして、この左右のアダプタ切換ス
イッチ(6L)及び(6R)の夫々の可動接点(6c)及び
(6f)に得られる音声信号を、左右の増幅器(8L)及び
(8R)を介して、左右のトーンコントロール回路(9L)
及び(9R)と、左右のバランス調整用可変抵抗器(10
L)及び(10R)と、左右の音量調整用可変抵抗器(11
L)及び(11R)と、左右の出力増幅回路(12L)及び(1
2R)の直列回路に供給する。そして、この左右の出力増
幅回路(12L)及び(12R)の出力側を夫々左右のスピー
カと接続する左右の音声信号出力端子(13L)及び(13
R)と接続し、この音声信号出力端子から左右の音声信
号を出力させスピーカに供給する。なお、左の音量調整
用可変抵抗器(11L)と出力増幅回路(12L)との接続中
点と、右の音量調整用可変抵抗器(11R)と出力増幅器
(12R)との接続中点とには、ミューティング回路(1
4)が接続してあり、スピーカに供給する音声のミュー
ティングができる如くしてある。 また、左右の増幅器(8L)及び(8R)の出力側を、左
右のダビング用切換スイッチ(16L)及び(16R)の夫々
の第1の固定接点(16a)及び(16d)に接続する。そし
て、左右の副ファンクション切換スイッチ(5L)及び
(5R)の切換信号出力端子を、この左右のダビング用切
換スイッチ(16L)及び(16R)の夫々の第2の固定接点
(16b)及び(16e)に接続する。このダビング用切換ス
イッチ(16L)及び(16R)は、後述するファンクション
コントローラ(33)により切換が制御される。そして、
このダビング用切換スイッチ(16L)及び(16R)の夫々
の可動接点(16c)及び(16f)を夫々左右のダビング用
音声信号出力端子(17a),(17b),(17c),(17d)
及び(18a),(18b),(18c),(18d)に接続し、音
声信号を供給する如くしてある。この夫々の左右の出力
端子は、テープデッキ用端子(17a)及び(18a),第1
のVTR用端子(17b)及び(18b),第2のVTR用端子(17
c)及び(18c),第3のVTR用端子(17d)及び(18d)
となっている。 また、第1図において(20a),(20b)……(20f)
は夫々映像信号入力端子を示す。この夫々の入力端子
は、チューナー用端子(20a),コンパクトディスク/
ビデオディスクプレーヤ用端子(20b),第1のVTR用端
子(20c),第2のVTR用端子(20d),第3のVTR用端子
(20e),第4のVTR用端子(20f)となっている。そし
て、夫々の入力端子(20a)〜(20f)は、主ファンクシ
ョン切換スイッチ(4V)及び副ファンクション切換スイ
ッチ(5V)と接続してある。この夫々のファンクション
切換スイッチ(4V),(5V)は、音声信号用と同様に後
述するファンクションコントローラ(33)により切換が
制御され、夫々のスイッチで切換えられた信号が切換信
号出力端子に得られる。 そして、主ファンクション切換スイッチ(4V)の切換
信号出力端子に得られる映像信号を、増幅器(21)を介
して後述する画像処理回路(22)の主映像信号入力端子
(22a)と特殊画像切換スイッチ(23)の第1の固定接
点(23a)に供給する。この画像処理回路(22)は、後
述する画像処理コントローラ(34)により処理動作が制
御される。そして、画像処理回路(22)の出力端子(22
c)から出力する映像信号を特殊画像切換スイッチ(2
3)の第2の固定接点(23b)に供給し、この特殊画像切
換スイッチ(23)の可動接点(23c)に得られる映像信
号を、映像アダプタ接続用映像信号出力端子(24a)と
アダプタ切換スイッチ(26)の第1の固定接点(26a)
とに供給する。そして、映像アダプタ接続用映像信号入
力端子(24b)を、増幅器(25)を介してアダプタ切換
スイッチ(26)の第2の固定接点(26b)に接続し、こ
のアダプタ切換スイッチ(26)の可動接点(26c)を出
力用増幅器(27a)を介してモニタ用映像信号出力端子
(28a)に接続し、映像信号を供給する如くする。ま
た、この切換スイッチ(26)の可動接点(26c)に得ら
れる映像信号を、映像信号のダビング用切換スイッチ
(30)の第1の固定接点(30a)に供給する。 また、映像信号用の副ファンクション切換スイッチ
(5V)の切換信号出力端子に得られる映像信号を、増幅
器(29)を介して画像処理回路(22)の副映像信号入力
端子(22c)に供給すると共に、ダビング用切換スイッ
チ(30)の第2の固定接点(30b)に供給する。この切
換スイッチ(30)は、後述するファンクションコントロ
ーラ(33)より切換が制御される。そして、このダビン
グ用切換スイッチ(30)の可動接点(30c)に得られる
映像信号を、夫々出力用増幅器(27b),(27c)及び
(27d)を介して第1のVTR用映像信号出力端子(28
b),第2のVTR用映像信号出力端子(28c)及び第3のV
TR用映像信号出力端子(28d)に供給する。 そして、本例の左右の音声信号用及び映像信号用の
主,副ファンクション切換スイッチ(4L),(4R),
(4V),(5L),(5R),(5V)の切換を制御するファ
ンクションコトローラ(33)及び画像処理回路(22)を
制御する画像処理コントローラ(34)は、主マイクロコ
ンピュータ(31)により制御され、この主マイクロコン
ピュータ(31)には操作キー(32)が接続してある。そ
して、この操作キー(32)の操作によりこの切換装置の
動作モードを、通常モードとダビングモードとに切換え
られる如くしてあり、ダビングモード時にはファンクシ
ョンコントローラ(33)に制御信号を供給する。ファン
クションコントローラ(33)はこのモード切換信号が供
給されると、副ファンクション切換スイッチ(5L),
(5R),(5V)を直前の主ファンクション切換スイッチ
(4L),(4R),(4V)の切換状態と同じにさせ、通常
モードに戻るまでこの副ファンクション切換スイッチ
(5L),(5R),(5V)の接続を維持させる如くしてあ
る。また、このダビングモード時には、ファンクション
コントローラ(34)の制御によりダビング切換スイッチ
(16L),(16R),(30)の可動接点(16c),(16
f),(30c)を第2の固定接点(16b),(16e),(30
b)側と接続させる。 G2画像処理回路の構成 次に、映像信号が供給される画像処理回路(22)の構
成を、第2図を参照して説明する。本例の画像処理回路
(22)は、主映像信号入力端子(22a)に得られる映像
信号を、輝度信号/クロマ信号分離回路(以下Y/C分離
回路と称する)(41)に供給し、このY/C分離回路(4
1)で分離した輝度信号及びクロマ信号をデコーダ(4
2)に供給し、このデコーダ(42)から出力されるクロ
マ信号と分離回路(41)が出力する輝度信号とを混合回
路(43)に供給し、この混合回路(43)でコンポジット
の映像信号に変換する。そして、この混合回路(43)が
出力する映像信号を、切換スイッチ(44)の第1の固定
接点(44a)に供給する。 また、Y/C分離回路(41)が出力する輝度信号を同期
分離回路(45)に供給し、この同期分離回路(45)で分
離した垂直及び水平同期信号を画像処理コントローラ
(34)に供給する。さらに、デコーダ(42)が復調した
映像信号の搬送波を後述するエンコーダ(59)に供給す
る。 そして、副映像信号入力端子(22b)に得られ映像信
号を、Y/C分離回路(51)に供給し、このY/C分離回路
(51)で分離した輝度信号及びクロマ信号をデコーダ
(53)に供給する。そして、このデコーダ(53)は、供
給さる輝度信号及びクロマ信号を、色差信号R−Y,B−
Yに復調する。また、このY/C分離回路(51)が出力す
る輝度信号を、同期分離回路(53)に供給し、この同期
分離回路(53)で分離して垂直及び水平同期信号を画像
処理コントローラ(34)に供給すると共に、垂直同期信
号を、アナログ/ディジタル変換器(以下A/D変換器と
称する)(54),(61)に変換用の同期信号として供給
する。そして、Y/C分離回路(51)が出力する輝度信号
をA/D変換器(54)に供給し、ディジタル信号化された
輝度信号をメモリ(55)及び(56)に供給し、画像処理
コントローラ(34)の制御によりこのメモリ(55)及び
(56)に輝度信号を記憶させる。 また、デコーダ(52)で復調した色差信号R−Y及び
B−Yを夫々切換スイッチ(60)の第1の固定接点(60
a)及び第2の固定接点(60b)に供給する。そして、こ
の切換スイッチ(60)の可動接点(60c)は画像処理コ
ントローラ(34)により切換が制御され、この可動接点
(60c)に得られる色差信号R−Y及びB−YをA/D変換
器(61)に供給し、ディジタル信号化された色差信号R
−Y及びB−Yをメモリ(62)に供給し、画像処理コン
トローラ(34)の制御によりこのメモリ(62)に色差信
号R−Y及びB−Yを記憶させる。 そして、画像処理コントローラ(34)の制御により、
メモリ(55)及び(56)に記憶させた輝度信号を読出
し、夫々のメモリ(55)及び(56)から読出した輝度信
号を切換スイッチ(57)の第1及び第2の固定接点(57
a)及び(57b)に供給する。この切換スイッチ(57)の
可動接点(57c)は画像処理コントローラ(34)により
切換が制御され、この可動接点(57c)に得られる輝度
信号をディジタル/アナログ変換器(以下D/A変換器と
称する)(58)に供給し、このD/A変換器(58)でアナ
ログ信号化された輝度信号をエンコーダ(59)に供給す
る。 また、メモリ(62)に記憶させた色差信号R−Y及び
B−Yを、夫々D/A変換器(63)及び(64)に供給し、
夫々のD/A変換器(63)及び(64)でアナログ信号化さ
れた色差信号R−Y及びB−Yをエンコーダ(59)に供
給する。 そしてこのエンコーダ(59)で、デコーダ(42)から
供給される主映像信号入力端子(22a)に得られる映像
信号の搬送波に同期して、副映像信号入力端子(22b)
に得られる映像信号を一旦メモリ(55),(56),(6
2)に記憶させた輝度信号及び色差信号よりコンポジッ
トの映像信号に変調し、この変調した映像信号を切換ス
イッチ(44)の第2の固定接点(44b)に供給する。こ
の切換スイッチ(44)は、可動接点(44c)が画像処理
コントローラ(34)により切換制御され、この可動接点
(44c)に得られる映像信号を映像信号出力端子(22c)
に供給する。 G3画像処理回路の動作 そして、本例の画像処理回路(22)を使用して、例え
ば第3図中に示す如き画像の合成が行われる。即ち、主
映像信号入力端子(22a)に得られる映像信号による主
画像Mの中に、副映像信号入力端子(22b)に得られる
映像信号による副画像Sが縮小されて挿入される。 この画像の合成時の動作について説明すると、主映像
信号入力端子(22a)に得られる映像信号は、Y/C分離回
路(41)により輝度信号とクロマ信号とに分離されてデ
コーダで搬送波が検出された後、再び混合回路(43)に
て混合されて切換スイッチ(44)の第1の固定接点(44
a)に供給される。そして、副映像信号入力端子(22b)
に得られる映像信号は、Y/C分離回路(51)により輝度
信号とクロマ信号とに分離されると共にクロマ信号が色
差信号に復調された後、A/D変換器(54)及び(61)で
ディジタル信号化され、このディジタル信号がメモリ
(55),(56),(62)に一旦記憶される。このとき、
画像処理コントローラ(34)の制御により、各メモリ
(55),(56),(62)に供給する書込みクロック信号
は、A/D変換器(54),(61)で変換したディジタル信
号のサンプリング周波数の1/3の周波数とし、各水平ラ
インを均等に1/3に間引いた情報として書込ませると共
に、この1水平ラインを書込ませると2水平ライン書込
みを停止させて、垂直・水平両方向共に元の1/3の情報
だけを各メモリに書込ませる。そして、この記憶させた
映像信号を読出す際には、例えば第3図に示す如く副画
像Sを主画像Mの右隅に合成する場合には、この右隅の
位置を示す垂直パルス信号V及び水平パルス信号H(第
3図参照)を画像処理コントローラ(34)内で作成し、
双方のパルス信号がハイレベルVa,Haになる期間だけメ
モリ(55),(56),(62)から記憶させた信号を順次
読出し、D/A変換器(58),(63),(64)でアナログ
信号の輝度信号及び色差信号に変換し、エンコーダ(5
9)に供給する。このとき、エンコーダ(59)に供給さ
れる主画像Mの搬送波に同期してエンコーダ(59)で輝
度信号及び色差信号をコンポジットの映像信号に変換
し、切換スイッチ(44)の第2の固定接点(44b)に供
給する。そして、この切換スイッチ(44)の可動接点
(44c)の切換は、画像処理コントローラ(34)の制御
により上述した如き副画像Sの表示位置を示す垂直パル
ス信号Vと水平パルス信号Hの双方がハイレベルVa,Ha
になる期間だけ第2の固定接点(44b)側に接続させ、
他の期間は第1の固定接点(44a)側に接続させる。こ
のように切換えることで、この可動接点(44c)には第
3図に示す如く主画像Mとこの主画像Mの1/3の大きさ
(面積1/9)の副画像Sとが合成された映像信号か得ら
れ、この合成映像信号を映像信号出力端子(22c)から
出力する。 また、画像処理コントローラ(34)が制御するメモリ
(55),(56),(62)からの読出しタイミング及びス
イッチ(44)の切換タイミングを変えることで、主画像
M上の副画像Sの表示位置を自由に変えることができ
る。 G4切換装置の動作 次に、本例の切換装置による音声信号と映像信号の入
力切換を行う際の動作について説明する。本例の切換装
置の各入力端子に得られる音声信号及び映像信号の切換
は、主マイクロコンピュータ(31)に接続された操作キ
ー(32)の操作により行う。即ち、左右の音声信号入力
端子(1a)〜(1h)及び(2a)〜(2h)と映像信号入力
端子(20a)〜(20f)に、上述した如く設定したチュー
ナー,VTR等の音響機器及び映像機器を接続し、音声信号
出力端子(13L),(13R)に左右のスピーカを接続し、
映像信号出力端子(28a)にモニタテレビジョン受像機
を接続し、音声信号出力端子(17a)〜(17d),(18
a)〜(18d)と映像信号出力端子(28b)〜(28d)とに
上述した如く設定したテープデッキ及びVTRを接続す
る。そして、夫々の音声信号入力端子(1a)〜(1h)及
び(2a)〜(2h)に得られる音声信号を出力端子(13
L),(13R)に接続したスピーカに選択的に供給して再
生させる際には、操作キー(32)の操作により得られる
音声のファンクション選択信号を、主マイクロコンピュ
ータ(31)を介してファンクションコントローラ(33)
に供給する。例えば、チューナーが受信したFM放送の音
声信号をスピーカから出力させたいときには、操作キー
(32)の操作により、ファンクションコントローラ(3
3)から左右の音声信号用の主ファンクション切換スイ
ッチ(4L)及び(4R)に選択信号を供給し、チューナー
が接続された入力端子(1b)及び(2b)からの音声信号
をこの主ファンクション切換スイッチ(4L),(4R)が
出力するように切換えさせる。そして、アダプタ接続用
端子(7a),(7b),(7c),(7d)に音声信号用のア
ダプタ(グラフィックイコライザー等)を接続しない場
合には、左右のアダプタ切換スイッチ(6L),(6R)の
可動接点(6c),(6f)を第1の固定接点(6a),(6
d)側に接続し、主ファンクション切換スイッチ(4
L),(4R)が出力する音声信号を、直接増幅器(8
L),(8R)とトーンコントロール回路(9L),(9R)
と可変抵抗器(10L),(10R)及び(11L),(11R)と
出力増幅回路(12L),(12R)との直列回路に供給す
る。そして、夫々の回路で音声信号を所定の状態に調整
し、出力増幅回路(12L),(12R)が出力する音声信号
を出力端子(13L),(13R)を介して左右のスピーカに
供給する。このようにすることで、スピーカからチュー
ナーが受信したFM放送の音声が再生される。 そして、このとき同時にモニタテレビジョン受像機で
ビデオディスクプレーヤから再生した映像を受像させた
ときには、操作キー(32)の操作により、ファンクショ
ンコントローラ(33)から映像信号用の主ファンクショ
ン切換スイッチ(4V)に選択信号を供給し、ビデオディ
スクプレーヤが接続された入力端子(20b)からの映像
信号をこの主ファンクション切換スイッチ(4V)が出力
するように切換えさせる。そして、画像処理回路(22)
により画像処理を行わない場合には、特殊画像切換スイ
ッチ(23)の可動接点(23c)を第1の固定接点(23a)
側に接続させ、またアダプタ接続用端子(24a),(24
b)に映像信号用のアダプタ(各種編集装置等)を接続
しない場合には、アダプタ切換スイッチ(26)の可動接
点(26c)を第1の固定接点(26a)側に接続させる。こ
の状態でこの主ファンクション切換スイッチ(4V)が出
力する映像信号を、増幅器(21),(27a)を介して出
力端子(28a)に供給し、出力端子(28a)からモニタテ
レビジョン受像機にこの映像信号を供給する。このよう
にすることで、モニタテレビジョン受像機でビデオディ
スクプレーヤから再生した映像が受像される。 このようにして、主ファンクション切換スイッチ(4
L),(4R),(4V)をファンクションコントローラ(3
3)の制御により切換えることで、所望の音声信号入力
端子に得られる音声信号をスピーカで再生できると共に
所望の映像信号入力端子に得られる映像信号をモニタテ
レビジョン受像機で受像できる。 そして、本例の場合通常時には、ファンクションコン
トローラ(33)の制御により各ダビング用切換スイッチ
(16L),(16R),(30)の可動接点(16c),(16
f),(30c)を第1の固定接点(16a),(16d),(30
a)側に接続させておき、音声信号出力端子(17a)〜
(17d),(18a)〜(18d)にスピーカで再生中の音声
信号を供給するようにしてあると共に、映像信号出力端
子(28b)〜(28d)にモニタテレビジョン受像機で受像
中の映像信号を供給するようにしてある。このため、こ
の各音声信号出力端子に接続したテープデッキ及び第1
〜第3のVTRにスピーカで再生中の音声信号を記録でき
ると共に、各映像信号出力端子に接続した第1〜第3の
VTRにモニタテレビジョン受像機で受像中の映像信号を
記録できる。このときには主ファンクション切換スイッ
チ(4L),(4R),(4V)の切換操作だけで、全ての出
力端子に供給される音声信号及び映像信号が切換わる。 そして、本例においては操作キー(32)の操作により
この切換装置の動作モードをダビングモードとしたと
き、ファンクションコントローラ(33)の制御により各
ダビング用切換スイッチ(16L),(16R),(30)の可
動接点(16c),(16f),(30c)を第2の固定接点(1
6b),(16e),(30b)側に接続させる。そしてさら
に、このダビングモードとしたときには、各副ファンク
ション切換スイッチ(5L),(5R),(5V)の接続状態
を、ダビングモードとしたときの各主ファンクション切
換スイッチ(4L),(4R),(4V)の接続状態と同じに
させ、このダビングモードを解除するまでこの副ファン
クション切換スイッチ(5L),(5R),(5V)の接続状
態を維持させる。例えば、上述した如くスピーカからFM
放送を再生させモニタテレビジョン受像機でビデオディ
スクから再生した映像を受像させている最中にダビング
モードとしたときには、音声信号用の左右の副ファンク
ション切換スイッチ(5L),(5R)はチューナーと接続
される端子(1b),(2b)を選択し、映像信号用の副フ
ァンクション切換スイッチ(5V)はビデオディスクプレ
ーヤと接続される端子(20b)を選択する。そして、上
述した如くダビング用切換スイッチ(16L),(16R),
(30)の切換わりにより、この各副ファンクション切換
スイッチ(5L),(5R),(5V)の出力側に得られる音
声信号及び映像信号が左右の音声信号出力端子(17a)
〜(17d),(18a)〜(18d)及び映像信号出力端子(2
8b)〜(28d)に供給されるようになる。そし、之等の
端子に接続されたテープデッキ及びVTRには副ファンク
ション切換スイッチを介して得られる音声信号及び映像
信号が供給され記録されるようになる。 そして、このダビングモード時でも主ファンクション
切換スイッチ(4L),(4R),(4V)による切換は自由
に行えるようにしてあり、操作キー(32)の操作により
この主ファンクション切換スイッチ(4L),(4R),
(4V)の切換が行え、出力端子(13L),(13R)を介し
てスピーカに供給される音声信号の供給源が切換わり、
また出力端子(28a)を介してモニタテレビジョン受像
機に供給される映像信号の供給源が切換わる。例えば、
端子(17b),(18b),(28b)に接続した第1のVTRに
チューナーからのFM放送の音声信号とビデオディスクか
らの映像信号を記録している最中でも、この記録状態は
維持したままスピーカから出力させる音声をテープデッ
キで再生した音声等他の音声に自由に切換えることがで
き、またモニタテレビジョン受像機で受像させる映像を
第2のVTRで再生した映像等他の映像に自由に切換える
ことができる。 そして、本例おいてはこのダビングモード時には、モ
ニタテレビジョン受像機で所望の入力端子(20a)〜(2
0f)に得られる映像信号による映像を見ながら、第1の
VTR等で記録中の映像信号による映像を確認することが
できる。 即ち、出力端子(28a)を介してモニタテレビジョン
受像機に供給される主ファンクション切換スイッチ(4
V)が出力する映像信号は、画像処理回路(22)の主映
像信号入力端子(22a)に供給され、出力端子(28b)〜
(28d)に供給される副ファンクション切換スイッチ(5
V)が出力する記録中の映像信号は、画像処理回路(2
2)の副映像信号入力端子(22b)に供給される。そし
て、この画像処理回路(22)は上述した如く画像処理コ
ントローラ(34)の制御により主映像信号入力端子(22
a)に得られる映像信号と副映像信号入力端子(22b)に
得られる映像信号とを第3図に示す如く合成する。この
ため、操作キー(32)の操作により、主マイクロコンピ
ュータ(31)を介して画像処理コントローラ(34)にこ
の合成を行うように制御信号を供給し、主ファンクショ
ン切換スイッチ(4V)で選択した任意の映像信号による
画像を主画像Mとし、副ファンクション切換スイッチ
(5V)が出力する記録中の映像信号による映像を副画像
Sとして合成する。そして、この画像処理コントローラ
(34)からの制御により特殊画像切換スイッチ(23)の
可動接点(23c)を第2の固定接点(23b)側に接続さ
せ、画像処理回路(22)の出力端子(22c)が出力する
合成映像信号を、出力端子(28a)を介してモニタテレ
ビジョン受像機に供給する。 このようにして合成映像信号をモニタテレビジョン受
像機に供給することで、操作者が自由に選択した入力端
子(20a)〜(20f)のいずれかからの映像信号による画
像中に、出力端子(28b)〜(28d)から出力中の記録中
の映像信号による画像が縮小されて表示されるようにな
る。このため、この記録中に自由に受像画像を選択でき
ると共に、記録中の画像を縮小画像として確認すること
ができる。なお、この縮小画像による確認が必要でない
ときには、操作キー(32)を操作して、画像処理コント
ローラ(34)により切換スイッチ(23)の可動接点(23
c)を第1の固定接点(23a)側に切換えさせることで、
縮小画像の表示がなくなる。 そして、出力端子(28b)〜(28d)に接続したVTRに
よる記録が終了したときには、この切換装置のダビング
モードを解除すれば、ダビング切換スイッチ(30)の可
動接点(30c)が第1の固定接点(30a)側に戻り、音声
信号,映像信号共に主ファンクション切換スイッチ(4
L),(4R),(4V)で選択した音声信号及び映像信号
が各音声信号出力端子(17a)〜(17d),(18a)〜(1
8d)及び各映像信号出力端子(28a)〜(28d)に供給さ
れるようになる。 このように本例による切換装置によると、ダビングモ
ードとすることで出力端子に接続したテープデッキ,VTR
等の音声信号及び映像信号記録装置に確実に選択した音
声信号及び映像信号が副ファンクション切換スイッチ
(5L),(5R),(5V)を介して供給され、誤って操作
キー(32)でファンクションの切換操作を行ってもこの
記録装置に供給される音声信号及び映像信号が切換わる
ことはなく、確実に選択した入力端子に得られる信号の
記録ができる。そしてこのときには、スピーカ及びモニ
タテレビジョン受像機にて再生される音声及び受像され
る画像については主ファンクション切換スイッチ(4
L),(4R),(4V)の切換わりにより自由に選択でき
る。さらに、この主ファンクション切換スイッチ(4V)
により副ファンクション切換スイッチ(5V)とは別の入
力映像信号を選択したときには、画像処理回路(22)に
よる合成で、記録中の映像信号による画像が縮小されて
表示され、記録画像の確認が所望の入力端子に得られる
映像信号による画像の表示と同時に行える。さらに、通
常時には主ファンクション切換スイッチ(4L),(4
R),(4V)だけを切換えるだけで全ての出力端子(13
L),(13R),(17a)〜(17d),(18a)〜(18d),
(28a)〜(28d)から出力される音声信号及び映像信号
が切換わり、操作が簡単である。 なお、本発明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を
逸脱することなく、その他種々の構成が取り得ることは
勿論である。 H 発明の効果 本発明の映像信号切換装置によると、ダビング時に一
方の出力端子に接続したビデオ機器に確実に設定した映
像信号が供給されると共に、他方の出力端子にモニタテ
レビジョン受像機を接続することで、このダビング中に
モニタテレビジョン受像機で複数の入力端子の映像信号
を自由に切換えて見ることができ、また必要に応じて一
方の出力端子からビデオ機器に供給している映像信号に
よる映像を確認することができる利益がある。特に本発
明によると、切り換え手段の切換により、合成映像によ
る認識と、その認識が必要ない場合の表示が選択でき、
さらに第2の出力端子に接続された外部機器の動作が終
了してダビングモードが解除したときには、第1の選択
スイッチで選択した映像信号のみが第2の出力端子から
出力され、第1の選択スイッチの操作だけで簡単に切換
操作ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の映像信号切換装置の一実施例を示す構
成図、第2図は第1図例の要部の構成図、第3図は第1
図例の説明に供する線図である。 (4V)は主ファンクション切換スイッチ、(5V)は副フ
ァンクション切換スイッチ、(20a),(20b),(20
c),(20d),(20e)及び(20f)は夫々映像信号入力
端子、(22)は画像処理回路、(28a),(28b),(28
c)及び(28d)は夫々映像信号出力端子、(31)は主マ
イクロコンピュータ、(32)は操作キー、(33)はファ
ンクションコントローラ、(34)は画像処理コントロー
ラである。
成図、第2図は第1図例の要部の構成図、第3図は第1
図例の説明に供する線図である。 (4V)は主ファンクション切換スイッチ、(5V)は副フ
ァンクション切換スイッチ、(20a),(20b),(20
c),(20d),(20e)及び(20f)は夫々映像信号入力
端子、(22)は画像処理回路、(28a),(28b),(28
c)及び(28d)は夫々映像信号出力端子、(31)は主マ
イクロコンピュータ、(32)は操作キー、(33)はファ
ンクションコントローラ、(34)は画像処理コントロー
ラである。
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭48−76425(JP,A)
特開 昭59−23682(JP,A)
実開 昭61−163482(JP,U)
実開 昭62−106386(JP,U)
実開 昭57−49789(JP,U)
実開 昭61−166673(JP,U)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.複数の入力端子から供給される映像信号を第1の選
択スイッチを介して映像信号処理回路に供給して第1の
出力端子より出力し、上記複数の入力端子から供給され
る映像信号を第2の選択スイッチを介して上記映像信号
処理回路に供給し、上記映像信号処理回路が出力する映
像信号と上記第2の選択スイッチで選択された映像信号
を第3の選択スイッチで選択し、上記第3の選択スイッ
チで選択された映像信号を第2の出力端子を介して外部
機器に出力し、 上記第1の選択スイッチの切り換えにより上記複数の入
力端子の中から所望とする入力端子からの映像信号を上
記第1の出力端子から継続的に出力されるとともに、上
記第2の選択スイッチにより選択された映像信号を選択
的に上記第1の選択スイッチで選択された映像信号と上
記映像信号処理回路により合成して出力するようにした
映像信号切換装置において、 上記第1の選択スイッチで選択した映像信号に上記第2
の選択スイッチで選択した映像信号を上記映像信号処理
回路で合成して上記第1の出力端子から出力する状態
と、上記第1の選択スイッチで選択した映像信号のみを
第1の出力端子から出力させる状態とを選択的に切り換
え操作される切り換え手段と、 当該切り換え手段によって上記第1の選択スイッチで選
択した映像信号に上記第2の選択スイッチで選択した映
像信号を上記映像信号処理回路で合成して上記第1の出
力端子から出力する状態に切り換えられたときに上記第
2の選択スイッチで選択した映像信号を上記第1の選択
スイッチで選択した映像信号に合成するための制御信号
を生成して上記映像信号処理回路から合成した信号を出
力させ、上記外部機器の動作終了に伴うモード設定で、
上記切り換え手段を上記第1の選択スイッチで選択した
映像信号のみを出力させるように切り換える画像処理制
御回路とを備えていることを特徴とする映像信号切換装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62225642A JP2889238B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 映像信号切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62225642A JP2889238B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 映像信号切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6468182A JPS6468182A (en) | 1989-03-14 |
JP2889238B2 true JP2889238B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=16832499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62225642A Expired - Fee Related JP2889238B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 映像信号切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2889238B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0404393A3 (en) * | 1989-06-19 | 1992-03-04 | International Business Machines Corporation | Video digitising/display adapter |
JPH0472778U (ja) * | 1990-11-07 | 1992-06-26 | ||
US5157494A (en) * | 1991-03-29 | 1992-10-20 | The Grass Valley Group, Inc. | Apparatus and method for combining video signals to provide an output signal with full field coverage |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6125101Y2 (ja) * | 1980-08-29 | 1986-07-28 | ||
JPS61166673U (ja) * | 1985-04-04 | 1986-10-16 | ||
JPS62106386U (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-07 | ||
JPS633267Y2 (ja) * | 1986-02-13 | 1988-01-27 |
-
1987
- 1987-09-09 JP JP62225642A patent/JP2889238B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6468182A (en) | 1989-03-14 |
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