JP3480679B2 - 音響映像装置 - Google Patents
音響映像装置Info
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- JP3480679B2 JP3480679B2 JP19735098A JP19735098A JP3480679B2 JP 3480679 B2 JP3480679 B2 JP 3480679B2 JP 19735098 A JP19735098 A JP 19735098A JP 19735098 A JP19735098 A JP 19735098A JP 3480679 B2 JP3480679 B2 JP 3480679B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ受像機、ビ
デオテープレコーダ、オーディオコンポ等の音響映像装
置に係り、より詳細には、これらAV機器の外部入出力
端子に信号伝送線を接続し相互の間で信号を送受する場
合に好適な音響映像装置に関する。
デオテープレコーダ、オーディオコンポ等の音響映像装
置に係り、より詳細には、これらAV機器の外部入出力
端子に信号伝送線を接続し相互の間で信号を送受する場
合に好適な音響映像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】AV機器間で信号を送受信する場合、そ
れぞれに備えられた外部入出力端子に専用のケーブルを
接続するようになっている。例えば、ビデオテープレコ
ーダ(VTR)やテレビ受像機(TV)は、音声信号を
送受信するために、図3に示す如くそれぞれ1対の外部
入出力端子41a,41bと42a,42bを備えてい
る。この外部入出力端子の一方41a,42aは、オー
ディオ端子で、他方が制御信号端子41b,42bとな
っている。
れぞれに備えられた外部入出力端子に専用のケーブルを
接続するようになっている。例えば、ビデオテープレコ
ーダ(VTR)やテレビ受像機(TV)は、音声信号を
送受信するために、図3に示す如くそれぞれ1対の外部
入出力端子41a,41bと42a,42bを備えてい
る。この外部入出力端子の一方41a,42aは、オー
ディオ端子で、他方が制御信号端子41b,42bとな
っている。
【0003】このVTR41とTV42とは、装置全体
を制御するマイコンからなる制御部48と54とを内蔵
しており、VTR41側の制御部48に制御信号端子4
1bが接続されている。また、この制御部48の出力
は、音声信号再生部44に接続され、この音声信号再生
部44の出力が音声信号送信部45に接続されている。
さらに、この音声信号送信部45の出力は、ローパスフ
ィルタ(LPF)46を介してオーディオ端子41aに
接続されている。一方、TV42側の制御部54にも、
制御信号端子42bが接続されている。また、このTV
42側のオーディオ端子42aは、ローパスフィルタ
(LPF)50を介して音声信号受信部51に接続され
ている。この音声信号受信部51は、スピーカ駆動部5
2を介してスピーカ53に接続されるとともに、前記制
御部54に接続されている。このVTR41とTV42
とで音響・映像信号を送受信する際は、予め専用ケーブ
ルによって両者を接続する。これにより、両者41,T
V42のオーディオ端子41a,42aおよび制御信号
端子42a,42bが相互にその信号伝送線43a,4
3bbで接続され、VTR41側で再生される音響信号
をTV42側に送出することができる。この際、音響信
号の送受信に関する制御信号は、制御信号端子42a,
42bを介してVTR41側の制御部48からTV42
側の制御部54に送出される。
を制御するマイコンからなる制御部48と54とを内蔵
しており、VTR41側の制御部48に制御信号端子4
1bが接続されている。また、この制御部48の出力
は、音声信号再生部44に接続され、この音声信号再生
部44の出力が音声信号送信部45に接続されている。
さらに、この音声信号送信部45の出力は、ローパスフ
ィルタ(LPF)46を介してオーディオ端子41aに
接続されている。一方、TV42側の制御部54にも、
制御信号端子42bが接続されている。また、このTV
42側のオーディオ端子42aは、ローパスフィルタ
(LPF)50を介して音声信号受信部51に接続され
ている。この音声信号受信部51は、スピーカ駆動部5
2を介してスピーカ53に接続されるとともに、前記制
御部54に接続されている。このVTR41とTV42
とで音響・映像信号を送受信する際は、予め専用ケーブ
ルによって両者を接続する。これにより、両者41,T
V42のオーディオ端子41a,42aおよび制御信号
端子42a,42bが相互にその信号伝送線43a,4
3bbで接続され、VTR41側で再生される音響信号
をTV42側に送出することができる。この際、音響信
号の送受信に関する制御信号は、制御信号端子42a,
42bを介してVTR41側の制御部48からTV42
側の制御部54に送出される。
【0004】ところで、外部入出力端子は、前述のよう
に主としてAV機器間を相互に接続する端子として用い
られるが、その他にAV機器自体の計測や調整時に利用
されることもある。この一例として、発明者等は、組立
製造時の調整にも用いる音響映像機器を先に提案した
(特願平09−359119号参照)。この音響映像機
器は、通常時に所定の音響・映像信号等を入出力する外
部入出力端子と、調整作業を選択する調整作業選択手段
と、この調整作業選択手段にて選択した調整作業に応じ
た計測ポイントが外部入出力端子と接続されるように接
続切替する計測ポイント切替手段とを備えている。この
音響映像機器が、TVであると外部に露出した外部入出
力端子を用いて調整計測作業を実現できるため、計測ポ
イントを間違えることもないし、修理時にキャビネット
を開けたりする必要もなくなって、作業性を向上させる
ことが可能となるものである。
に主としてAV機器間を相互に接続する端子として用い
られるが、その他にAV機器自体の計測や調整時に利用
されることもある。この一例として、発明者等は、組立
製造時の調整にも用いる音響映像機器を先に提案した
(特願平09−359119号参照)。この音響映像機
器は、通常時に所定の音響・映像信号等を入出力する外
部入出力端子と、調整作業を選択する調整作業選択手段
と、この調整作業選択手段にて選択した調整作業に応じ
た計測ポイントが外部入出力端子と接続されるように接
続切替する計測ポイント切替手段とを備えている。この
音響映像機器が、TVであると外部に露出した外部入出
力端子を用いて調整計測作業を実現できるため、計測ポ
イントを間違えることもないし、修理時にキャビネット
を開けたりする必要もなくなって、作業性を向上させる
ことが可能となるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合は、VTR41とTV42とで音響・映像信号を送
受信するために相互の接続線としてオーディオ端子用4
3aと制御信号端子用43bとの2本が必要である。ま
た、TV等に適用される後者の音響映像機器も、外部入
出力端子であるオーディオ端子用および制御信号端子用
の1対を利用している。このように、VTR41側から
TV42側あるいは調整用機器からTV側に信号を伝送
する際には、何れもまず制御部より制御信号を相手側機
器に送出し、続いて、音響・映像信号もしくは調整用信
号が送られる。つまり、機器間での信号の伝送に制御信
号が時差を伴う場合でも、2本の信号伝送線を使用して
おり、制御信号用の1本は省略可能であるため、無駄な
ものであった。
場合は、VTR41とTV42とで音響・映像信号を送
受信するために相互の接続線としてオーディオ端子用4
3aと制御信号端子用43bとの2本が必要である。ま
た、TV等に適用される後者の音響映像機器も、外部入
出力端子であるオーディオ端子用および制御信号端子用
の1対を利用している。このように、VTR41側から
TV42側あるいは調整用機器からTV側に信号を伝送
する際には、何れもまず制御部より制御信号を相手側機
器に送出し、続いて、音響・映像信号もしくは調整用信
号が送られる。つまり、機器間での信号の伝送に制御信
号が時差を伴う場合でも、2本の信号伝送線を使用して
おり、制御信号用の1本は省略可能であるため、無駄な
ものであった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、簡単な構成により信号伝送線の1本を省略して無
駄がなく、接続作業も一層容易になる音響映像装置を提
供することを目的としている。
ので、簡単な構成により信号伝送線の1本を省略して無
駄がなく、接続作業も一層容易になる音響映像装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、信号伝送線
を介して外部機器に接続される外部入出力端子と、前記
外部入出力端子を介して前記外部機器に対する音響・映
像信号の送受信を行う送受信手段と、前記送受信手段で
受信した音響・映像信号を信号処理し、且つ自体で信号
処理した音響・映像信号を前記送受信手段を介して送信
する信号処理部と、前記外部入出力端子に択一的に切換
接続される常開接点と常閉接点を有し、前記常開接点に
前記送受信手段が接続された信号切換手段と、前記送受
信手段、前記信号処理部および前記信号切換手段をそれ
ぞれ制御する制御手段と、を備え、前記制御手段が、前
記常閉接点に接続されて、この常閉接点を介し前記外部
機器から制御信号を受けたときに、前記信号切換手段を
前記常開接点に前記外部入出力端子を接続する状態に切
り換え制御し、且つ前記信号処理部を駆動制御し、一
方、前記外部機器に音響・映像信号を送信するときに、
前記常閉接点から前記外部入出力端子を介して制御信号
を前記外部機器に送信したのち、前記信号切換手段を前
記常開接点に前記外部入出力端子を接続する状態に切り
換え制御し、且つ前記信号処理部を駆動制御し、前記外
部機器に対する音響・映像信号の受信または送信が終了
したときに、前記信号切換手段を前記常閉接点に前記部
入出力端子を接続する状態に切り換え制御する構成を有
していることを特徴とするものである。また、請求項2
に記載の発明は、信号伝送線を介して外部機器に接続さ
れる外部入出力端子と、前記外部入出力端子に同一の結
合部を介してそれぞれ接続されたローパスフイルタおよ
びハイパスフイルタと、信号処理部からの音響・映像信
号を前記ローパスフイルタを介して送信する送信手段ま
たは/および前記外部機器からの音響・映像信号を前記
ローパスフイルタを介し受信して前記信号処理部に供給
する受信手段と、前記ハイパスフイルタにそれぞれ接続
された変調回路および復調回路と、前記変調回路および
前記復調回路がそれぞれ接続されて、前記信号処理部を
駆動制御する制御部と、を備え、前記制御手段は、前記
信号処理部から前記送信手段を介して音響・映像信号が
出力されたときに制御信号を出力し、この制御信号が前
記変調回路およびハイパスフイルタを介して前記結合部
で前記音響・映像信号に重 畳され、一方、前記外部機器
から音響・映像信号を受信したときに、前記音響・映像
信号に重畳されている制御信号が前記ハイパスフイルタ
で抽出され、前記制御手段は、抽出された前記制御信号
が前記復調回路を介して入力したときに、前記信号処理
部に対し前記受信手段で受信した音響・映像信号の信号
処理を指令する制御を行う構成を有していることを特徴
とするものである。
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、信号伝送線
を介して外部機器に接続される外部入出力端子と、前記
外部入出力端子を介して前記外部機器に対する音響・映
像信号の送受信を行う送受信手段と、前記送受信手段で
受信した音響・映像信号を信号処理し、且つ自体で信号
処理した音響・映像信号を前記送受信手段を介して送信
する信号処理部と、前記外部入出力端子に択一的に切換
接続される常開接点と常閉接点を有し、前記常開接点に
前記送受信手段が接続された信号切換手段と、前記送受
信手段、前記信号処理部および前記信号切換手段をそれ
ぞれ制御する制御手段と、を備え、前記制御手段が、前
記常閉接点に接続されて、この常閉接点を介し前記外部
機器から制御信号を受けたときに、前記信号切換手段を
前記常開接点に前記外部入出力端子を接続する状態に切
り換え制御し、且つ前記信号処理部を駆動制御し、一
方、前記外部機器に音響・映像信号を送信するときに、
前記常閉接点から前記外部入出力端子を介して制御信号
を前記外部機器に送信したのち、前記信号切換手段を前
記常開接点に前記外部入出力端子を接続する状態に切り
換え制御し、且つ前記信号処理部を駆動制御し、前記外
部機器に対する音響・映像信号の受信または送信が終了
したときに、前記信号切換手段を前記常閉接点に前記部
入出力端子を接続する状態に切り換え制御する構成を有
していることを特徴とするものである。また、請求項2
に記載の発明は、信号伝送線を介して外部機器に接続さ
れる外部入出力端子と、前記外部入出力端子に同一の結
合部を介してそれぞれ接続されたローパスフイルタおよ
びハイパスフイルタと、信号処理部からの音響・映像信
号を前記ローパスフイルタを介して送信する送信手段ま
たは/および前記外部機器からの音響・映像信号を前記
ローパスフイルタを介し受信して前記信号処理部に供給
する受信手段と、前記ハイパスフイルタにそれぞれ接続
された変調回路および復調回路と、前記変調回路および
前記復調回路がそれぞれ接続されて、前記信号処理部を
駆動制御する制御部と、を備え、前記制御手段は、前記
信号処理部から前記送信手段を介して音響・映像信号が
出力されたときに制御信号を出力し、この制御信号が前
記変調回路およびハイパスフイルタを介して前記結合部
で前記音響・映像信号に重 畳され、一方、前記外部機器
から音響・映像信号を受信したときに、前記音響・映像
信号に重畳されている制御信号が前記ハイパスフイルタ
で抽出され、前記制御手段は、抽出された前記制御信号
が前記復調回路を介して入力したときに、前記信号処理
部に対し前記受信手段で受信した音響・映像信号の信号
処理を指令する制御を行う構成を有していることを特徴
とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る音響映像装置を示す電気的ブロック線図である。こ
の音響映像装置は、VTR1とTV2とが別体のもので
あり、各外部入出力端子1a,2a間に接続する1本の
信号伝送線3で、異種の音響・映像信号や制御信号を送
受信可能な構成となっている。VTR1は、一般普及型
が備える入力操作部4、メカ機構部5、録再処理部6、
送受信部7およびビデオ制御部9等を備えており、外部
入出力端子1aを介しTV2との間で信号を切り換えて
送受信するために切換スイッチ8を設けている。このV
TR1は、本体から露出させた外部入出力端子1aに1
本の信号伝送線3が接続されるようになっている。
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る音響映像装置を示す電気的ブロック線図である。こ
の音響映像装置は、VTR1とTV2とが別体のもので
あり、各外部入出力端子1a,2a間に接続する1本の
信号伝送線3で、異種の音響・映像信号や制御信号を送
受信可能な構成となっている。VTR1は、一般普及型
が備える入力操作部4、メカ機構部5、録再処理部6、
送受信部7およびビデオ制御部9等を備えており、外部
入出力端子1aを介しTV2との間で信号を切り換えて
送受信するために切換スイッチ8を設けている。このV
TR1は、本体から露出させた外部入出力端子1aに1
本の信号伝送線3が接続されるようになっている。
【0009】入力操作部4は、再生、停止、早送りおよ
び巻き戻し等の基本機能を動作させるための操作キーを
備えている。また、この入力操作部4には、VTR1と
ともにTV2をも動作制御できるリモコンからの操作信
号を受信する受信部が接続されており、各種の操作信号
をビデオ制御部9に伝送するようになっている。メカ機
構部5は、ビデオテープの走行、ローディングおよび記
録・再生等に関する各機構やサーボ回路を備えている。
このメカ機構部5は、ビデオ制御部9と録再処理部6と
に接続されており、ビデオ制御部9からの指令信号を受
けて動作し、録再処理部6に信号を送出するようになっ
ている。この録再処理部6は、図示省略した録再ヘッド
を備えており、ビデオ制御部9と送受信部7とに接続さ
れていて、ビデオ制御部9からの指令信号を受けてビデ
オテープの情報を再生し送受信部7を介して出力する一
方、TV2側からの情報をビデオテープに記録させる処
理を行う。
び巻き戻し等の基本機能を動作させるための操作キーを
備えている。また、この入力操作部4には、VTR1と
ともにTV2をも動作制御できるリモコンからの操作信
号を受信する受信部が接続されており、各種の操作信号
をビデオ制御部9に伝送するようになっている。メカ機
構部5は、ビデオテープの走行、ローディングおよび記
録・再生等に関する各機構やサーボ回路を備えている。
このメカ機構部5は、ビデオ制御部9と録再処理部6と
に接続されており、ビデオ制御部9からの指令信号を受
けて動作し、録再処理部6に信号を送出するようになっ
ている。この録再処理部6は、図示省略した録再ヘッド
を備えており、ビデオ制御部9と送受信部7とに接続さ
れていて、ビデオ制御部9からの指令信号を受けてビデ
オテープの情報を再生し送受信部7を介して出力する一
方、TV2側からの情報をビデオテープに記録させる処
理を行う。
【0010】送受信部7は、ビデオ制御部9と切換スイ
ッチ8の他方の切換接点8bとに接続されており、録再
処理部6から音響・映像信号が出力されたとき、切換ス
イッチ8側に伝送する。また、切換スイッチ8側から音
響・映像信号が送出されてきたとき、録再処理部6側に
伝送する。切換スイッチ8は、1対の切換接点8a,8
bと可動接点8cとからなり、他方の切換接点8bに前
記送受信部7が、一方の切換接点8aにビデオ制御部9
が接続されている。また、可動接点8cは、外部入出力
端子1aに接続されており、ビデオ制御部9からの切換
信号を受けて他方の切換接点8bまたは一方の切換接点
8aの何れかに切換接続されるようになっている。
ッチ8の他方の切換接点8bとに接続されており、録再
処理部6から音響・映像信号が出力されたとき、切換ス
イッチ8側に伝送する。また、切換スイッチ8側から音
響・映像信号が送出されてきたとき、録再処理部6側に
伝送する。切換スイッチ8は、1対の切換接点8a,8
bと可動接点8cとからなり、他方の切換接点8bに前
記送受信部7が、一方の切換接点8aにビデオ制御部9
が接続されている。また、可動接点8cは、外部入出力
端子1aに接続されており、ビデオ制御部9からの切換
信号を受けて他方の切換接点8bまたは一方の切換接点
8aの何れかに切換接続されるようになっている。
【0011】ビデオ制御部9は、VTR1全体を制御す
るマイクロコンピュータ(マイコン)であって、前記各
部および図示しない各種回路部と機能に応じて一方向あ
るいは双方向性に接続されている。このビデオ制御部9
は、記録、再生、早送り、巻戻し等の各種動作モードの
制御を行う他に、VTR1側から送出する音響・映像信
号をTV2側で再生させるために切換スイッチ8を切り
換えて制御信号を外部入出力端子1aに送出する。ま
た、TV2側から送出されてくる制御信号を受けて切換
スイッチ8を切り換えることにより、音響・映像信号を
VTR1側で記録させる制御を行う構成になっている。
るマイクロコンピュータ(マイコン)であって、前記各
部および図示しない各種回路部と機能に応じて一方向あ
るいは双方向性に接続されている。このビデオ制御部9
は、記録、再生、早送り、巻戻し等の各種動作モードの
制御を行う他に、VTR1側から送出する音響・映像信
号をTV2側で再生させるために切換スイッチ8を切り
換えて制御信号を外部入出力端子1aに送出する。ま
た、TV2側から送出されてくる制御信号を受けて切換
スイッチ8を切り換えることにより、音響・映像信号を
VTR1側で記録させる制御を行う構成になっている。
【0012】前記TV2は、入力操作部や表示部等を図
示省略しているが、チューナ10、受信回路部11、映
像信号処理部12、音声信号処理部13、送受信部15
およびテレビ制御部17等を備えており、外部入出力端
子2aを介しVTR1との間で信号を切り換えて送受信
するために切換スイッチ16を設けている。このTV2
も、本体から露出させた外部入出力端子2aに前記信号
伝送線3が接続されるようになっている。前記チューナ
10は、受信回路部11とテレビ制御部17とに接続さ
れており、このテレビ制御部17からの選局信号に基づ
いて特定の放送局を選局し、そのチャンネルの信号を受
信回路部11に送出する。
示省略しているが、チューナ10、受信回路部11、映
像信号処理部12、音声信号処理部13、送受信部15
およびテレビ制御部17等を備えており、外部入出力端
子2aを介しVTR1との間で信号を切り換えて送受信
するために切換スイッチ16を設けている。このTV2
も、本体から露出させた外部入出力端子2aに前記信号
伝送線3が接続されるようになっている。前記チューナ
10は、受信回路部11とテレビ制御部17とに接続さ
れており、このテレビ制御部17からの選局信号に基づ
いて特定の放送局を選局し、そのチャンネルの信号を受
信回路部11に送出する。
【0013】この受信回路部11は、Y/C/A分離回
路を備えたもので、映像信号処理部12、音声信号処理
部13および送受信部15に接続されており、入力信号
を分離して映像信号を映像信号処理部12に、音声信号
を音声信号処理部13それぞれ送出する。また、テレビ
制御部17からの指令信号を受けて音響・映像信号を送
受信部7に供給するようになっている。映像信号処理部
12は、クロマICからなり、送受信部15と図示省略
した画像処理回路を介してブラウン管に接続されてい
る。また、音声信号処理部13は、ステレオICであっ
て、スピーカと送受信部15とに接続されている。
路を備えたもので、映像信号処理部12、音声信号処理
部13および送受信部15に接続されており、入力信号
を分離して映像信号を映像信号処理部12に、音声信号
を音声信号処理部13それぞれ送出する。また、テレビ
制御部17からの指令信号を受けて音響・映像信号を送
受信部7に供給するようになっている。映像信号処理部
12は、クロマICからなり、送受信部15と図示省略
した画像処理回路を介してブラウン管に接続されてい
る。また、音声信号処理部13は、ステレオICであっ
て、スピーカと送受信部15とに接続されている。
【0014】この送受信部15は、テレビ制御部17と
切換スイッチ16の他方の切換接点16bとに接続され
ており、受信回路部11から音響・映像信号が出力され
たとき、切換スイッチ16側に伝送する。また、切換ス
イッチ16側から音響・映像信号が送出されてきたと
き、映像信号を映像信号処理部12に、音響信号を音声
信号処理部13にそれぞれ送出するようになっている。
切換スイッチ16も、1対の切換接点16a,16bと
可動接点16cとからなり、他方の切換接点16bに前
記送受信部15が、一方の切換接点16aにテレビ制御
部17が接続されている。また、可動接点16cは、外
部入出力端子2aに接続されており、テレビ制御部17
からの切換信号を受けて他方の切換接点16bまたは一
方の切換接点16aの何れかに切換接続されるようにな
っている。なお、このTV2側および前記VTR1側の
切換スイッチ8,16は、各可動接点8c,16cが一
方の切換接点8a,16a側に接した状態が定位置であ
る。
切換スイッチ16の他方の切換接点16bとに接続され
ており、受信回路部11から音響・映像信号が出力され
たとき、切換スイッチ16側に伝送する。また、切換ス
イッチ16側から音響・映像信号が送出されてきたと
き、映像信号を映像信号処理部12に、音響信号を音声
信号処理部13にそれぞれ送出するようになっている。
切換スイッチ16も、1対の切換接点16a,16bと
可動接点16cとからなり、他方の切換接点16bに前
記送受信部15が、一方の切換接点16aにテレビ制御
部17が接続されている。また、可動接点16cは、外
部入出力端子2aに接続されており、テレビ制御部17
からの切換信号を受けて他方の切換接点16bまたは一
方の切換接点16aの何れかに切換接続されるようにな
っている。なお、このTV2側および前記VTR1側の
切換スイッチ8,16は、各可動接点8c,16cが一
方の切換接点8a,16a側に接した状態が定位置であ
る。
【0015】テレビ制御部17は、TV2全体を制御す
るマイコンであって、前記各部および図示しない各種回
路部と機能に応じて一方向あるいは双方向性に接続され
ている。このテレビ制御部17は、TV2側から送出す
る音響・映像信号をVTR1側で記録させるために切換
スイッチ16を切り換えて制御信号を外部入出力端子2
aに送出する。また、VTR1側から送出されてくる制
御信号を受けて切換スイッチ16を切り換えることによ
り、音響・映像信号を送受信部15に伝送しTV2側で
再生させる制御を行う構成になっている。
るマイコンであって、前記各部および図示しない各種回
路部と機能に応じて一方向あるいは双方向性に接続され
ている。このテレビ制御部17は、TV2側から送出す
る音響・映像信号をVTR1側で記録させるために切換
スイッチ16を切り換えて制御信号を外部入出力端子2
aに送出する。また、VTR1側から送出されてくる制
御信号を受けて切換スイッチ16を切り換えることによ
り、音響・映像信号を送受信部15に伝送しTV2側で
再生させる制御を行う構成になっている。
【0016】次に、上記音響映像装置の動作について説
明する。まず、VTR1側からTV2側に音響・映像信
号を送出する場合、リモコンのキー操作により再生操作
を行うと、切換スイッチ8の可動接点8cが図1のよう
に一方の切換接点8a側に接している状態で、ビデオ制
御部9が制御信号を出力した後、切換スイッチ8に切換
信号を送出して可動接点8cを他方の切換接点8b側に
切換える。ビデオ制御部9からの制御信号は、切換スイ
ッチ8、VTR1側の外部入出力端子1a、信号伝送線
3およびTV2側の外部入出力端子2aを介して切換ス
イッチ16に送出される。この切換スイッチ16は、可
動接点16cが一方の切換接点16a側に接しているの
で、制御信号がテレビ制御部17に伝送される。このテ
レビ制御部17は、制御信号に基づいて切換スイッチ1
6に切換信号を送出して可動接点16cを他方の切換接
点16b側に切換える。
明する。まず、VTR1側からTV2側に音響・映像信
号を送出する場合、リモコンのキー操作により再生操作
を行うと、切換スイッチ8の可動接点8cが図1のよう
に一方の切換接点8a側に接している状態で、ビデオ制
御部9が制御信号を出力した後、切換スイッチ8に切換
信号を送出して可動接点8cを他方の切換接点8b側に
切換える。ビデオ制御部9からの制御信号は、切換スイ
ッチ8、VTR1側の外部入出力端子1a、信号伝送線
3およびTV2側の外部入出力端子2aを介して切換ス
イッチ16に送出される。この切換スイッチ16は、可
動接点16cが一方の切換接点16a側に接しているの
で、制御信号がテレビ制御部17に伝送される。このテ
レビ制御部17は、制御信号に基づいて切換スイッチ1
6に切換信号を送出して可動接点16cを他方の切換接
点16b側に切換える。
【0017】この時点で、ビデオ制御部9から録再処理
部6に再生指令信号が出力され、ビデオテープより再生
された音響・映像信号が送受信部7、切換スイッチ8、
信号伝送線3およびTV2側の切換スイッチ16を介し
て送受信部15に送出される。そして、この送受信部1
5が映像信号を映像信号処理部12に、音響信号を音声
信号処理部13にそれぞれ送出するので、TV2の画面
で映像が、スピーカ14で音声が再生される。この再生
が終了すると、ビデオ制御部9から切換制御信号が出力
されてVTR1側およびTV2側の各切換スイッチ8,
16の可動接点8c,16cを一方の切換接点8a,1
6a側にそれぞれ切換える。
部6に再生指令信号が出力され、ビデオテープより再生
された音響・映像信号が送受信部7、切換スイッチ8、
信号伝送線3およびTV2側の切換スイッチ16を介し
て送受信部15に送出される。そして、この送受信部1
5が映像信号を映像信号処理部12に、音響信号を音声
信号処理部13にそれぞれ送出するので、TV2の画面
で映像が、スピーカ14で音声が再生される。この再生
が終了すると、ビデオ制御部9から切換制御信号が出力
されてVTR1側およびTV2側の各切換スイッチ8,
16の可動接点8c,16cを一方の切換接点8a,1
6a側にそれぞれ切換える。
【0018】つぎに、TV2側からVTR1側に音響・
映像信号を送出する場合、リモコンのキー操作により録
画操作を行うと、切換スイッチ8の可動接点8cが一方
の切換接点8a側に接している状態で、ビデオ制御部9
が制御信号を出力した後、切換スイッチ8に切換信号を
送出して可動接点8cを他方の切換接点8b側に切換え
る。ビデオ制御部9からの制御信号がテレビ制御部17
に伝送されると、このテレビ制御部17は制御信号に基
づいて切換スイッチ16の可動接点16cを他方の切換
接点16b側に切換える。
映像信号を送出する場合、リモコンのキー操作により録
画操作を行うと、切換スイッチ8の可動接点8cが一方
の切換接点8a側に接している状態で、ビデオ制御部9
が制御信号を出力した後、切換スイッチ8に切換信号を
送出して可動接点8cを他方の切換接点8b側に切換え
る。ビデオ制御部9からの制御信号がテレビ制御部17
に伝送されると、このテレビ制御部17は制御信号に基
づいて切換スイッチ16の可動接点16cを他方の切換
接点16b側に切換える。
【0019】この時点で、ビデオ制御部9から録再処理
部6に録画指令信号が、メカ機構部5に駆動信号がそれ
ぞれ出力される。これに伴い、TV2で予め選択された
チャンネルの音響・映像信号がTV2側の送受信部1
5、切換スイッチ16、信号伝送線3およびVTR1側
の切換スイッチ8を介して送受信部7に送出される。そ
して、この送受信部7が音響・映像信号を録再処理部6
に伝送すると、ビデオテープに記録される。この録画が
終了すると、ビデオ制御部9から切換制御信号が出力さ
れてVTR1側およびTV2側の各切換スイッチ8,1
6の可動接点8c,16cを一方の切換接点8a,16
a側にそれぞれ切換える。このように、VTR1および
TV2の各送受信部7,15間で音響・映像信号が送受
信されるときや、両制御部9,17間で制御信号が送受
信されるときも、外部入出力端子1a,2a相互間に接
続された1本の信号伝送線3を介してなされるものであ
る。
部6に録画指令信号が、メカ機構部5に駆動信号がそれ
ぞれ出力される。これに伴い、TV2で予め選択された
チャンネルの音響・映像信号がTV2側の送受信部1
5、切換スイッチ16、信号伝送線3およびVTR1側
の切換スイッチ8を介して送受信部7に送出される。そ
して、この送受信部7が音響・映像信号を録再処理部6
に伝送すると、ビデオテープに記録される。この録画が
終了すると、ビデオ制御部9から切換制御信号が出力さ
れてVTR1側およびTV2側の各切換スイッチ8,1
6の可動接点8c,16cを一方の切換接点8a,16
a側にそれぞれ切換える。このように、VTR1および
TV2の各送受信部7,15間で音響・映像信号が送受
信されるときや、両制御部9,17間で制御信号が送受
信されるときも、外部入出力端子1a,2a相互間に接
続された1本の信号伝送線3を介してなされるものであ
る。
【0020】図2は、他の実施の形態に係る音響映像装
置を示す電気的ブロック線図である。この音響映像装置
も、前述と同様のVTR21およびTV22に適用した
ものであり、各外部入出力端子1a,2a間に接続する
1本の信号伝送線3で、音響信号と制御信号とを送受信
する場合について説明する。なお、本例では、VTR1
側を送信側機器とし、TV2側を受信側機器とするが、
両者の基本的構成は上記実施の形態と略同一であり、異
なる部分のみ符号を付して詳説するものとする。VTR
21は、内蔵のビデオ制御部31に音声信号再生部2
4、音声信号送信部25、変調回路28、復調回路29
およびその他の回路部等が各機能に応じて接続されてい
る。このVTR21も、露出させた外部入出力端子1a
に1本の信号伝送線3が接続される。音声信号再生部2
4は、出力が音声信号送信部25に接続されており、ビ
デオ制御部31の再生指令によってビデオテープから再
生された音響信号が音声信号送信部25に送出される。
この音声信号送信部25は、出力がローパスフィルタ2
6および結合部30を介して外部入出力端子1aに接続
されており、音響信号がローパスフィルタ26に供給さ
れると、所定範囲の周波数信号で前記外部入出力端子1
a側に送出される。
置を示す電気的ブロック線図である。この音響映像装置
も、前述と同様のVTR21およびTV22に適用した
ものであり、各外部入出力端子1a,2a間に接続する
1本の信号伝送線3で、音響信号と制御信号とを送受信
する場合について説明する。なお、本例では、VTR1
側を送信側機器とし、TV2側を受信側機器とするが、
両者の基本的構成は上記実施の形態と略同一であり、異
なる部分のみ符号を付して詳説するものとする。VTR
21は、内蔵のビデオ制御部31に音声信号再生部2
4、音声信号送信部25、変調回路28、復調回路29
およびその他の回路部等が各機能に応じて接続されてい
る。このVTR21も、露出させた外部入出力端子1a
に1本の信号伝送線3が接続される。音声信号再生部2
4は、出力が音声信号送信部25に接続されており、ビ
デオ制御部31の再生指令によってビデオテープから再
生された音響信号が音声信号送信部25に送出される。
この音声信号送信部25は、出力がローパスフィルタ2
6および結合部30を介して外部入出力端子1aに接続
されており、音響信号がローパスフィルタ26に供給さ
れると、所定範囲の周波数信号で前記外部入出力端子1
a側に送出される。
【0021】変調回路28は、図示省略したD/A変換
器を介してビデオ制御部31に接続されており、このビ
デオ制御部31から出力されアナログ信号で入力する制
御信号を可聴範囲以上または可聴範囲以下の周波数信号
(本例では、約20KHz)に変換してハイパスフィル
タ27側に送出する。このハイパスフィルタ27は、結
合部30を介して外部入出力端子1aに接続されてお
り、前記制御信号が送出されてくると、結合部30で音
響信号に重畳されて外部入出力端子1a側に伝送され
る。なお、復調回路29は、図示省略したA/D変換器
を介してビデオ制御部31に接続されており、信号伝送
線3側から入力しハイパスフィルタ27を通過した可聴
範囲以上もしくは可聴範囲以下の周波数信号をディジタ
ルの制御信号として、前記ビデオ制御部31に伝送する
ようになっている。
器を介してビデオ制御部31に接続されており、このビ
デオ制御部31から出力されアナログ信号で入力する制
御信号を可聴範囲以上または可聴範囲以下の周波数信号
(本例では、約20KHz)に変換してハイパスフィル
タ27側に送出する。このハイパスフィルタ27は、結
合部30を介して外部入出力端子1aに接続されてお
り、前記制御信号が送出されてくると、結合部30で音
響信号に重畳されて外部入出力端子1a側に伝送され
る。なお、復調回路29は、図示省略したA/D変換器
を介してビデオ制御部31に接続されており、信号伝送
線3側から入力しハイパスフィルタ27を通過した可聴
範囲以上もしくは可聴範囲以下の周波数信号をディジタ
ルの制御信号として、前記ビデオ制御部31に伝送する
ようになっている。
【0022】TV22は、内蔵のテレビ制御部17に音
声信号受信部35、変調回路38、復調回路39、スピ
ーカ駆動部36およびその他の回路部等が各機能に応じ
て接続されている。このTV22は、露出した外部入出
力端子1a,2aに前記信号伝送線3が接続されてい
る。この外部入出力端子22aには、結合部32を介し
てローパスフィルタ33とハイパスフィルタ34とに接
続されている。ローパスフィルタ33は、音声信号受信
部35に接続されており、可聴範囲の周波数信号のみ音
声信号受信部35側に伝送する。この音声信号受信部3
5は、スピーカ駆動部36を介してスピーカ37に音響
信号を供給する。なお、ハイパスフィルタ34は、変調
回路38の出力が接続される一方、復調回路39に出力
を接続している。
声信号受信部35、変調回路38、復調回路39、スピ
ーカ駆動部36およびその他の回路部等が各機能に応じ
て接続されている。このTV22は、露出した外部入出
力端子1a,2aに前記信号伝送線3が接続されてい
る。この外部入出力端子22aには、結合部32を介し
てローパスフィルタ33とハイパスフィルタ34とに接
続されている。ローパスフィルタ33は、音声信号受信
部35に接続されており、可聴範囲の周波数信号のみ音
声信号受信部35側に伝送する。この音声信号受信部3
5は、スピーカ駆動部36を介してスピーカ37に音響
信号を供給する。なお、ハイパスフィルタ34は、変調
回路38の出力が接続される一方、復調回路39に出力
を接続している。
【0023】TV22側の変調回路38も、D/A変換
器を介してテレビ制御部40に接続されており、このテ
レビ制御部40から出力されアナログ信号で入力する制
御信号を可聴範囲以上または可聴範囲以下の周波数信号
に変換してハイパスフィルタ34側に送出する。また、
復調回路39も、A/D変換器を介してテレビ制御部4
0に接続されており、信号伝送線3側から入力しハイパ
スフィルタ34を通過した可聴範囲以上もしくは可聴範
囲以下の周波数信号をディジタルの制御信号として、テ
レビ制御部40に伝送するようになっている。
器を介してテレビ制御部40に接続されており、このテ
レビ制御部40から出力されアナログ信号で入力する制
御信号を可聴範囲以上または可聴範囲以下の周波数信号
に変換してハイパスフィルタ34側に送出する。また、
復調回路39も、A/D変換器を介してテレビ制御部4
0に接続されており、信号伝送線3側から入力しハイパ
スフィルタ34を通過した可聴範囲以上もしくは可聴範
囲以下の周波数信号をディジタルの制御信号として、テ
レビ制御部40に伝送するようになっている。
【0024】次に、上記音響映像装置の動作について説
明する。VTR21側からTV22側に音響信号を送出
する場合においては、ビデオ制御部31が音声信号再生
部24を再生動作させるとともに、制御信号を変調回路
28に送出する。音声信号再生部24で再生された音響
信号が音声信号送信部25からローパスフィルタ26を
介して結合部30に与えられた後、ハイパスフィルタ2
7を介して入力する制御信号が前記音響信号に重畳され
て外部入出力端子1aより信号伝送線3側に送出され
る。この信号伝送線3を介して送信信号がTV22側の
外部入出力端子2aに入力すると、結合部32を介して
ローパスフィルタ33とハイパスフィルタ34とに伝送
される。ローパスフィルタ33は可聴範囲の周波数信号
のみ音声信号受信部35側に伝送する一方、ハイパスフ
ィルタ34は可聴範囲外の周波数信号を復調回路39に
伝送する。この復調回路39は、周波数信号を復調し制
御信号としてテレビ制御部40に送出する。このテレビ
制御部40は、制御信号を受けてスピーカ駆動部36を
動作させる。これにより、音声信号受信部35からスピ
ーカ駆動部36に入力する音響信号がスピーカ37に供
給されて音声が放音される。
明する。VTR21側からTV22側に音響信号を送出
する場合においては、ビデオ制御部31が音声信号再生
部24を再生動作させるとともに、制御信号を変調回路
28に送出する。音声信号再生部24で再生された音響
信号が音声信号送信部25からローパスフィルタ26を
介して結合部30に与えられた後、ハイパスフィルタ2
7を介して入力する制御信号が前記音響信号に重畳され
て外部入出力端子1aより信号伝送線3側に送出され
る。この信号伝送線3を介して送信信号がTV22側の
外部入出力端子2aに入力すると、結合部32を介して
ローパスフィルタ33とハイパスフィルタ34とに伝送
される。ローパスフィルタ33は可聴範囲の周波数信号
のみ音声信号受信部35側に伝送する一方、ハイパスフ
ィルタ34は可聴範囲外の周波数信号を復調回路39に
伝送する。この復調回路39は、周波数信号を復調し制
御信号としてテレビ制御部40に送出する。このテレビ
制御部40は、制御信号を受けてスピーカ駆動部36を
動作させる。これにより、音声信号受信部35からスピ
ーカ駆動部36に入力する音響信号がスピーカ37に供
給されて音声が放音される。
【0025】このように、VTR21からTV22側に
音響信号を送信するときや、逆に、TV22よりVTR
21側に音響信号を送信するとき、さらに、両者21,
22間で映像・音響信号を送受信するような場合も、そ
の信号に制御信号が重畳されるので、外部入出力端子1
a,2a相互間に1本の信号伝送線3を接続するだけで
済むものである。なお、上記各実施の形態では、VTR
とTVとに適用する場合について説明したが、オーディ
オ装置等のようなAV機器にも広く採用し得ることは勿
論である。
音響信号を送信するときや、逆に、TV22よりVTR
21側に音響信号を送信するとき、さらに、両者21,
22間で映像・音響信号を送受信するような場合も、そ
の信号に制御信号が重畳されるので、外部入出力端子1
a,2a相互間に1本の信号伝送線3を接続するだけで
済むものである。なお、上記各実施の形態では、VTR
とTVとに適用する場合について説明したが、オーディ
オ装置等のようなAV機器にも広く採用し得ることは勿
論である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、一般に、音響映像装置において制
御信号を送出したのちに音響・映像信号が送出されるこ
とに着目して、通常時において外部入出力端子を制御手
段に接続しておき、この制御手段が制御信号の入力を受
けた後または制御信号を出力したのちに、外部入出力端
子を信号切換手段によって送受信手段に切換接続するよ
うにしたので、機器間で音響・映像信号および制御信号
を送受信するために従来の如く2本の信号伝送線か不要
であり、外部入出力端子相互に接続される1本の信号伝
送線で済むから、信号伝送線が省略されて無駄がなくな
るうえ、接続作業も簡略化されるといった効果がある。
また、請求項2に記載の発明は、送信側機器と受信側機
器との間で音響・映像信号を送受信するときは外部入出
力端子に接続された各ローパスフイルタを介して信号が
伝送される一方、前記機器間で制御信号を送受信すると
きは、制御信号が変調回路で変調たのちハイパスフイル
タを介して音響・映像信号に重畳して送信されるととも
に、制御信号がハイパスフイルタを介して抽出されたの
ち復調回路で復調されて制御手段に入力されるので、外
部入出力端子相互に接続される1本の信号伝送線で音響
・映像信号と制御信号とを送受信でき、信号伝送線が省
略されて無駄がなくなるうえ、接続作業も簡略化される
といった利点がある。
項1に記載の発明は、一般に、音響映像装置において制
御信号を送出したのちに音響・映像信号が送出されるこ
とに着目して、通常時において外部入出力端子を制御手
段に接続しておき、この制御手段が制御信号の入力を受
けた後または制御信号を出力したのちに、外部入出力端
子を信号切換手段によって送受信手段に切換接続するよ
うにしたので、機器間で音響・映像信号および制御信号
を送受信するために従来の如く2本の信号伝送線か不要
であり、外部入出力端子相互に接続される1本の信号伝
送線で済むから、信号伝送線が省略されて無駄がなくな
るうえ、接続作業も簡略化されるといった効果がある。
また、請求項2に記載の発明は、送信側機器と受信側機
器との間で音響・映像信号を送受信するときは外部入出
力端子に接続された各ローパスフイルタを介して信号が
伝送される一方、前記機器間で制御信号を送受信すると
きは、制御信号が変調回路で変調たのちハイパスフイル
タを介して音響・映像信号に重畳して送信されるととも
に、制御信号がハイパスフイルタを介して抽出されたの
ち復調回路で復調されて制御手段に入力されるので、外
部入出力端子相互に接続される1本の信号伝送線で音響
・映像信号と制御信号とを送受信でき、信号伝送線が省
略されて無駄がなくなるうえ、接続作業も簡略化される
といった利点がある。
【図1】本発明の実施の形態に係る音響映像装置を示す
電気的ブロック線図である。
電気的ブロック線図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係る音響映像装置を
示す電気的ブロック線図である。
示す電気的ブロック線図である。
【図3】従来の音響映像装置を示す電気的ブロック線図
である。
である。
1a 外部入力端子
2 外部機器
3 信号伝送線6 信号処理部
7 送受信手段
8 信号切換手段8a 常閉接点 8b 常開接点
9 制御手段24 信号処理部 25 送信手段 26 ローパスフイルタ 27 ハイパスフイルタ 28 変調回路 29 復調回路 30 結合部 31 制御手段 32 結合部 33 ローパスフイルタ 34 ハイパスフイルタ 35 受信手段 36 信号処理部 38 変調回路 39 復調回路 40 制御手段
Claims (2)
- 【請求項1】 信号伝送線を介して外部機器に接続され
る外部入出力端子と、前記外部入出力端子を介して前記外部機器に対す る音響
・映像信号の送受信を行う送受信手段と、前記送受信手段で受信した音響・映像信号を信号処理
し、且つ自体で信号処理した音響・映像信号を前記送受
信手段を介して送信する信号処理部と、 前記外部入出力端子に択一的に切換接続される常開接点
と常閉接点を有し、前記常開接点に前記送受信手段が接
続された信号切換手段と、 前記送受信手段、前記信号処理部および前記信号切換手
段をそれぞれ制御する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、 前記常閉接点に接続されて、この常閉接点を介し前記外
部機器から制御信号を受けたときに、前記信号切換手段
を前記常開接点に前記外部入出力端子を接続する状態に
切り換え制御し、且つ前記信号処理部を駆動制御し、 一方、前記外部機器に音響・映像信号を送信するとき
に、前記常閉接点から前記外部入出力端子を介して制御
信号を前記外部機器に送信したのち、前記信号切換手段
を前記常開接点に前記外部入出力端子を接続する状態に
切り換え制御し、且つ前記信号処理部を駆動制御し、 前記外部機器に対する音響・映像信号の受信または送信
が終了したときに、前記信号切換手段を前記常閉接点に
前記部入出力端子を接続する状態に切り換え制御する構
成を有している 音響映像装置。 - 【請求項2】 信号伝送線を介して外部機器に接続され
る外部入出力端子と、 前記外部入出力端子に同一の結合部を介してそれぞれ接
続されたローパスフイルタおよびハイパスフイルタと、 信号処理部からの音響・映像信号を前記ローパスフイル
タを介して送信する送信手段または/および前記外部機
器からの音響・映像信号を前記ローパスフイルタを介し
受信して前記信号処理部に供給する受信手段と、 前記ハイパスフイルタにそれぞれ接続された変調回路お
よび復調回路と、 前記変調回路および前記復調回路がそれぞれ接続され
て、前記信号処理部を駆動制御する制御部と、を備え、 前記制御手段は、前記信号処理部から前記送信手段を介
して音響・映像信号が出力されたときに制御信号を出力
し、この制御信号が前記変調回路およびハイパスフイル
タを介して前記結合部で前記音響・映像信号に重畳さ
れ、 一方、前記外部機器から音響・映像信号を受信したとき
に、前記音響・映像信号に重畳されている制御信号が前
記ハイパスフイルタで抽出され、前記制御手段は、抽出
された前記制御信号が前記復調回路を介して入力したと
きに、前記信号処理部に対し前記受信手段で受信した音
響・映像信号の信号処理を指令する制御を行う構成を有
している 音響映像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19735098A JP3480679B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 音響映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19735098A JP3480679B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 音響映像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000032359A JP2000032359A (ja) | 2000-01-28 |
JP3480679B2 true JP3480679B2 (ja) | 2003-12-22 |
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ID=16373031
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19735098A Expired - Fee Related JP3480679B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 音響映像装置 |
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---|---|---|---|---|
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AU2007238129A1 (en) | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Synthes Gmbh | Minimally invasive fixation system |
US8585741B2 (en) * | 2007-07-19 | 2013-11-19 | DePuy Synthes Products, LLC | Clamps used for interconnecting a bone anchor to a rod |
BRPI1010924A2 (pt) | 2009-05-20 | 2019-01-08 | Synthes Gmbh | retração montada em pacientes |
US8535318B2 (en) | 2010-04-23 | 2013-09-17 | DePuy Synthes Products, LLC | Minimally invasive instrument set, devices and related methods |
JP5685858B2 (ja) * | 2010-08-27 | 2015-03-18 | ソニー株式会社 | カメラ装置、カメラシステム及びカメラ制御方法 |
JP6072012B2 (ja) | 2011-05-27 | 2017-02-01 | シンセス・ゲーエムベーハーSynthes GmbH | 椎骨整列特徴を含む低侵襲的脊椎固定システム |
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