JP2887537B2 - スクータ型車両の給油室 - Google Patents

スクータ型車両の給油室

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JP2887537B2
JP2887537B2 JP3136845A JP13684591A JP2887537B2 JP 2887537 B2 JP2887537 B2 JP 2887537B2 JP 3136845 A JP3136845 A JP 3136845A JP 13684591 A JP13684591 A JP 13684591A JP 2887537 B2 JP2887537 B2 JP 2887537B2
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雅史 横山
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクータ型車両のフロ
ア下部に設ける燃料タンクの給油口の防塵と、点火栓の
点検を容易化することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】縦型のエンジンを有するパワーユニット
を備えたスクータ型車両において、燃料タンクをフロア
の下部に設け、その給油口をセンタカバーの内側に設け
た給油室内に配置したものは実開平1−106384号
公報によって知られている。この従来技術においては、
点火栓が上向きになり、シート下部の収納ボックスの底
部に対向して設けられているため、該点火栓の点検が容
易に行なえない難点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の給油
室を密閉して防塵性を高めると共に、該給油室を利用し
てエンジンの点火栓を点検可能にすることを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明における前記課題
の解決手段は、請求項1に記載したとおり、フロアの後
方に収納ボックスとパワーユニットを上下に備え、フロ
アの下方に燃料タンクを取付けてその給油口とキャップ
をフロア後部上面に臨ませ、収納ボックスとパワーユニ
ットと給油口の前方にセンターカバーをフロア面から
立ち上げたスクータ型車両において、前記パワーユニッ
トをシリンダヘッドと点火栓が前方斜め上方を向く形式
のものとし、前記センタカバー部と、該センタカバー部
に近接した後方位置に臨ませた給油口と、該給油口に近
接して立設した内壁とによって給油室を形成し、センタ
ーカバー部に前方を向く外部開口を設けて開閉自在の外
蓋を設け、内壁における点火栓前方位置に、前記外部開
口に沿って近接して前方を向く内部開口を設け、該内部
開口に開閉自在の内蓋を取付けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】以上の構成を備えるから、外蓋を開けて給油が
でき、更に内蓋を開けると点火栓を点検することができ
る。外蓋と内蓋を閉めると給油室は密閉されてほこり等
の侵入は防止される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1、図2において、Aはスクータ型車両、1はそ
のフレームでヘッドパイプ2、ダウンチューブ3、サイ
ドフレーム4を備え、該サイドフレーム4はダウンチュ
ーブ3の下部から左右後方に伸び、途中から大きい角度
で上向きに傾斜し、後端は結合部材5で左右一体に結合
されている。6は前端のクロスメンバで左右のサイドフ
レーム4、4とダウンチューブ3の下端が接続され、7
は中間クロスメンバで浅いU字形をなしており、サイド
フレーム4との溶接部は、該サイドフレーム4に予め設
けた図3、図4に示す開口8で管内部が互いに連通状態
になっている。
【0007】更に、ダウンチューブ3の上部に空気入口
9が設けられ、中間クロスメンバ7の後面から空気出口
10が突設され、チューブ11でパワーユニット12内
に冷却用空気を送るようになっている。
【0008】パワーユニット12は、前部にエンジンカ
バー13aで覆われたエンジン13、後部に変速機14
を有し後輪15を駆動するもので、シリンダヘッド16
及び点火栓17を前方斜め上方を向く形式のものとして
略水平にフレーム1に連結される形式のものである。パ
ワーユニット12からのびるブラケット19が、ピボッ
ト20を介してフレーム1に設けたリンク21に連結さ
れ、パワーユニット12の後部とクロスメンバ22の間
には緩衝器23が介設されている。
【0009】また、サイドフレーム4におけるフロアを
設ける位置の下方には燃料タンク25が固定され、キャ
ップ26で密閉される。そして、該サイドフレーム4に
おけるパワーユニット12の上方位置には収納ボックス
27を固定するためのブラケット28、29が突設さ
れ、前方のブラケット28の前面にはポンプステー30
がねじ31で固定され、該ステー30から突出する取付
け座32に燃料ポンプ33がねじ34で固定される。燃
料タンク25内の燃料は、燃料管35及びストレーナ3
6を経て燃料ポンプ33に吸入され、エンジン13の気
化器に供給される。
【0010】燃料ポンプ33の取付位置は、図4に示す
ように車体中心より一方に偏位させることが好ましく、
これにより該ポンプ33をパワーユニット12の中心の
揺動範囲から遠ざけることができる。また左側のサイド
フレーム4における該燃料ポンプ33と略反対側の位置
には、上面が平坦で内向きに開口するステップ用ブラケ
ット37が固定され、その内部を利用して点火コイル3
8が収容され、ケーブル39で点火栓17に接続されて
いる。
【0011】そして燃料タンク25の上部をフロアパネ
ル40で覆ってフロア41を形成し、エンジン13、燃
料ポンプ33、収納ボックス27等の前面から側面にか
けてセンタカバー42で覆っており、センタカバー42
に給油室43を設けて給油口25a、キャップ26を囲
むと共に点火栓17を操作又は点検可能にしてある。図
中44はエアクリーナ、45は気化器、46はシート兼
用の蓋である。
【0012】前記給油室43につき更に詳述するに、図
5、図6に示すようにフロアパネル40が該室43内に
伸びて給油口25aを突出させるための穴47が設けら
れ、センタカバー42には前方を向く外部開口50が設
けられ、その内側にタンク25の給油口25a及びキャ
ップ26の奥まで伸びる内壁51で給油室43が形成さ
れ、該内壁51の上部点火栓17の前方位置に、前方
の外部開口50を向く内部開口52が開けられている。
【0013】該内部開口52を開閉する内蓋53には、
下部に止め栓54と突条55が突設され、内壁51に設
けた受穴54aと溝55aに夫々弾力的に係合できるよ
うにされている。56は開蓋初期に用いる摘みである。
また、外部開口50を開閉する外蓋57がヒンジ58で
連結され、ロック部材59が止め穴60に係脱するよう
になっている。したがって給油口25a及びキャップ2
6は、その周囲を内壁51、内蓋53、外蓋57とフロ
アパネル40で囲まれており、路面からのほこり等で汚
されることが防止される。燃料を補給するときは外蓋5
7を開放すればよく、外部開口50と外蓋57、及び内
部開口52と内蓋53は、キャップ26に近接した位置
に設けられているから、外蓋57を開放したときキャッ
プ26と内蓋53の視認、操作が容易にでき、また両蓋
57,53を開放すればフロア41の上部の空間から両
開口50,52を通る直線上で点火栓17を容易に目視
でき、その着脱が容易にできる。
【0014】次に図7に示す実施例は、給油時に洩れた
燃料を給油室53から自動的に排出する手段を備えるも
ので、フロアパネル40における給油口25aを囲む穴
47に、プラスチック製又はゴム製のトレイ61の底部
に設けた開口61aに連設したフランジ62を嵌着する
と共に該開口61aを給油口25aに密嵌し、該トレイ
61の前側にドレンチューブ63を接続し、該チューブ
63をフロアパネル40の下面に沿わせて漏洩燃料を誘
導し、地面に滴下させるようにしている。図8、図9に
示すようにフロアパネル40の表面から裏面のリブ64
にかけて切抜き穴65を設け、該切抜き穴65中にドレ
ンチューブ63を挿通して保持させている。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、給油室の内壁の
内部開口が内蓋で密閉され、センターカバーの外部開口
が外蓋で密閉されるから、給油室の防塵性が高く、給油
口及びキャップの汚れが防止される。そして、給油口の
キャップが外蓋の内側に近接して設けられているから、
該キャップの視認、開閉が容易にでき、更に、内蓋も外
部開口に沿って近接して設けられているので、その視
認、開閉も容易にできる。また点火栓が斜め上向きで
部開口と内部開口を向いているから、外蓋と共に内蓋を
開ければ該点火栓をフロアの上部の空間から目視する
こと及び着脱することが容易にでき、該点火栓の点検を
直ちに行なうことができる利点を有する。また、給油口
をセンターカバーの後方に設けたので、燃料タンクを該
後方まで伸ばして容量を大にすることができ、更に、点
火栓とシリンダヘッドが斜め上向きであるため、これら
の部分を燃料タンクと収納ボックスの間のデッドスペー
スに配置でき、車体を小型化できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の側面図
【図2】 同上平面図
【図3】 要部の側面図
【図4】 同上平面図
【図5】 給油室の縦断面図
【図6】 同上斜面図
【図7】 他の実施例の給油室の縦断面図
【図8】 同上平面図
【図9】 フロアの部分断面図
【符号の説明】
12 パワーユニット 13 エンジン 17 点火栓 25 燃料タンク 25a 給油口 26 キャップ 27 収納ボックス 41 フロア 42 センタカバー 43 給油室 51 内壁 52 内部開口 53 内蓋 57 外蓋

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアの後方に収納ボックスとパワーユ
    ニットを上下に備え、フロアの下方に燃料タンクを取付
    けてその給油口とキャップをフロア後部上面に臨ませ、
    収納ボックスとパワーユニットと給油口の前方にセンタ
    ーカバーをフロア面から立ち上げたスクータ型車両に
    おいて、前記パワーユニットをシリンダヘッドと点火栓
    が前方斜め上方を向く形式のものとし、前記センタカバ
    ー部と、該センタカバー部に近接した後方位置に臨ませ
    た給油口と、該給油口に近接して立設した内壁とによっ
    て給油室を形成し、センターカバー部に前方を向く外部
    開口を設けて開閉自在の外蓋を設け、内壁における点火
    栓前方位置に、前記外部開口に沿って近接して前方を向
    く内部開口を設け、該内部開口に開閉自在の内蓋を取付
    けたことを特徴とするスクータ型車両の給油室。
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