JP2887389B2 - 汎用形コンバインの刈取部正逆転駆動装置 - Google Patents

汎用形コンバインの刈取部正逆転駆動装置

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JP2887389B2 JP34209097A JP34209097A JP2887389B2 JP 2887389 B2 JP2887389 B2 JP 2887389B2 JP 34209097 A JP34209097 A JP 34209097A JP 34209097 A JP34209097 A JP 34209097A JP 2887389 B2 JP2887389 B2 JP 2887389B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィーダ室内のフィー
ダを逆転させると刈取部前方の掻込みリールを自動的に
停止させることができる汎用形コンバインの刈取部正逆
転駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、掻込みリール、刈刃、掻込みオ
ーガなどを装備した刈取部を脱穀部の前方にフィーダ室
を介して連設するとともに、該フィーダ室内のフィーダ
を正逆転駆動自在にして構成した汎用形コンバインにお
いて、前記フィーダの正逆転駆動側より駆動される刈取
部の回転軸と前記掻込みリールとの間の伝動チェンに
は、逆転時にテンションロッドを押圧しながらチェンを
弛ませることができるテンションプーリが介装されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなテンション装置では、逆転時に、テンションロッド
が押されるので変形しやすくて破損しやすく、しかも、
チェンがスプロケットから外れやすくて損傷しやすくな
っており、作動不良時には掻込みリールが逆転して取り
込んだ穀稈を機外へ放出してしまうことになったり、ま
た、掻込みリールの伝動部にリールクラッチを介装する
にしても、その操作を正逆転切換え時にいちいち行わな
ければならず面倒であってしかも複雑な構造になってし
まう、といった不具合を呈していた。また、実開昭64
−49029号公報に示されるように、引起しケースの
逆転を防止するために、一方向クラッチを設ける技術が
提案されているが、フィーダハウスの逆転時にどの装置
を連動して逆転させるのか、あるいはどの装置の駆動を
停止させるかのかが問題であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決しフィーダハウスを逆転させたときに、掻込
みオーガを連動して逆転させ、かつ、掻込みリール及び
刈刃の装置の駆動を自動的に確実良好に停止するように
工夫したものであり、そのため、掻込みリール1、刈刃
2、掻込みオーガ3などを装備した刈取部Aを脱穀部B
の前方にフィーダ室Cを介して連設する汎用コンバイン
において、該フィーダ室C内のフィーダ4を正逆転駆動
自在にして構成し、前記刈取部Aの後部フレーム16に
そわせて横方向に軸架した刈取伝動軸22と前記フィー
ダ4とを連動連結し、また、前記刈取伝動軸22と前記
掻込みオーガ3の駆動軸26とを伝動連結し、さらに、
前記刈刃2の駆動軸28と前記掻込みオーガとを中間駆
動軸6を介して、伝動連結し、前記中間駆動軸6と掻込
みリール1の駆動軸30とを中間軸6aを介して伝動連
結して構成するとともに、前記中間駆動軸6に一方向ク
ラッチ8を設けて構成したものである。
【0005】
【作用】したがって、フィーダが正転駆動されると、刈
取部の各部も正転駆動されるとともに、一方向クラッチ
が作動して例えば駆動スプロケット及び中間駆動軸等が
正転しながらチェン伝動部により掻込みリールも正転駆
動されることになり、また、フィーダが逆転駆動される
と、掻込みオーガのみが連動して逆転し、一方向クラッ
チが作動しなくなって例えば中間駆動軸等は停止したま
まとなり、チェン伝動部も安全に停止したままとなって
掻込みリール及び刈刃は自動的に停止する。
【0006】
【実施例】図3及び図4は汎用形コンバイン全体を概略
示したものであり、両クローラ9により支持する機体上
には扱胴10などを装備した脱穀部Bを搭載し、該脱穀
部Bの前方に延設するフィーダ室Cの前部には掻込みリ
ール1、刈刃2、掻込みオーガ3などを装備した刈取部
Aを連設するとともに該刈取部Aを油圧シリンダ11に
より昇降自在にし、前記脱穀部Bの横側方に搭載したグ
レンタンク12の前方には運転室のキャビン13を装備
し、前記グレンタンク12の後方に装備したエンジン部
Dの上方からは排出オーガ筒14を延設して従来形構造
同様に構成する。
【0007】また、前記フィーダ室Cにはチェンコンベ
ア形のフィーダ4を内装するが、フィーダ室Cの後部を
軸支する回転軸部15と、前記刈取部Aの後部フレーム
16に設けた連通口17に接近させて軸架したドラム1
8とに前記フィーダ4を掛装し、前記回転軸部15の一
端側は正逆転モータ19にスプロケットチェン20を介
して伝動連結するとともに、回転軸部15の他端側には
刈取部駆動スプロケット21を嵌着して構成する。
【0008】前記刈取部Aの後部フレーム16にそわせ
て横方向に軸架した刈取伝動軸22には、前記スプロケ
ット21より延出するチェン23を掛装した受動スプロ
ケット24を嵌着し、また、前記刈取部Aの横側方に架
設した伝動ケース25内では、前記刈取伝動軸22と前
記掻込みオーガ3の駆動軸26とをスプロケットチェン
27により伝動連結し、中間駆動軸6と前記刈刃2の駆
動軸28とをスプロケットチェンにより伝動連結し、前
記中間駆動軸6と中間軸6aとをスプロケットチェンの
チェン伝動部5aにより伝動連結するとともに、前記中
間軸6aと前記掻込みリール1の駆動軸30とをスプロ
ケットチェンのチェン伝動部5により伝動連結して構成
するが、前記駆動軸26に固設したスプロケット31よ
り延出するチェン32を掛装した伝動スプロケット7は
前記中間駆動軸6に一方向クラッチ8を介し嵌着して構
成する。
【0009】したがって、モータ19が正転してフィー
ダ4が正転駆動されると、刈取部Aの各部も正転駆動さ
れるとともに、一方向クラッチ8が作動して駆動スプロ
ケット7及び中間駆動軸6が正転しながらチェン伝動部
5a,5を介し掻込みリール1も正転駆動されることに
なり、また、モータ19が逆転してフィーダ4が逆転駆
動されると、駆動スプロケット7も逆転することになる
が、一方向クラッチ8が作動しなくなって中間駆動軸6
は停止したままとなり、チェン伝動部5a,5も安全に
停止したままとなって掻込みリール1は自動的に停止す
る。
【0010】
【発明の効果】このように本発明は、フィーダ4が正転
駆動されると、刈取部Aの各部も正転駆動されるととも
に、一方向クラッチ8が作動して例えば駆動スプロケッ
ト7や中間駆動軸6等が正転しながら掻込みリール1も
確実に正転駆動されることになり、また、倒伏等の作物
条件により、取込み部でつまりが発生したようなときに
は、フィーダ4と掻込みオーガのみを逆転駆動すること
ができ、また、一方向クラッチ8が逆転方向に作動しな
くなって中間駆動軸6は停止したままとなり、掻込みリ
ール1と刈刃は自動的に有効に停止させることができ
る。安全性が向上し、わざわざ刈刃クラッチ、リールク
ラッチを設け、それらを逆転時に切操作する必要もなく
簡単な構造にして好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の伝動要部を概略示した説明図で
ある。
【図2】図1の一部を示した断面図である。
【図3】汎用形コンバインを概略示した側面図である。
【図4】汎用形コンバインの概略示した平面図である。
【図5】フィーダ室を示した側面図である。
【図6】図5の一部を破断して示した正面図である。
【符号の説明】
1 掻込みリール 2 刈刃 3 掻込みオーガ A 刈取部 B 脱穀部 C フィーダ室 4 フィーダ 5 チェン伝動部 6 中間伝動軸 7 伝動スプロケット 8 一方向クラッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掻込みリール1、刈刃2、掻込みオーガ
    3などを装備した刈取部Aを脱穀部Bの前方にフィーダ
    室Cを介して連設する汎用コンバインにおいて、該フィ
    ーダ室C内のフィーダ4を正逆転駆動自在にして構成
    し、前記刈取部Aの後部フレーム16にそわせて横方向
    に軸架した刈取伝動軸22と前記フィーダ4とを連動連
    結し、また、前記刈取伝動軸22と前記掻込みオーガ3
    の駆動軸26とを伝動連結し、さらに、前記刈刃2の駆
    動軸28と前記掻込みオーガとを中間駆動軸6を介し
    て、伝動連結し、前記中間駆動軸6と掻込みリール1の
    駆動軸30とを中間軸6aを介して伝動連結して構成す
    るとともに、前記中間駆動軸6に一方向クラッチ8を設
    けて構成したことを特徴とする刈取部正逆転駆動装置
JP34209097A 1997-11-26 1997-11-26 汎用形コンバインの刈取部正逆転駆動装置 Expired - Fee Related JP2887389B2 (ja)

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