JP2886721B2 - ビデオカメラ - Google Patents
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Description
ズーム操作およびフォーカス操作手段の改良に関するも
のである。
ォーカス制御とズーム制御を示すブロック図である。
光電変換され電気信号となり、CDS回路3で低域ノイ
ズ成分が除去され、AGC回路4で信号レベルを一定に
ゲイン制御され、信号処理回路5でγ補正,アパチャ補
償,色分離,ホワイトバランス,色差信号生成等が行な
われ、エンコーダ6においてホワイトクリップ,ブラン
キング処理,同期信号付加,クロマ変調などが行なわ
れ、カメラからの輝度信号およびクロマ信号、または合
成された複合ビデオ信号としてVTR部へ出力される。
1,ズームレンズ22,マスタレンズ23,アイリス2
4等と、後述のこれらを動かすモータやメータ等から構
成されている。ズームレンズ22は、ズームモータ26
によって前後に移動され望遠(テレ)から広角(ワイ
ド)まで変化する。また、ズームモータ26と連動して
動くボリウム25が設けられており、ズーム位置によっ
て電圧の変化を検出することもできる。マスタレンズ2
3は、フォーカスモータ27によって前後に移動されフ
ォーカスを制御する。アイリス24は、入射光量を一様
にするためにアイリスメータ28によって制御される。
変換された信号がCDS回路3を通り、この信号の検波
回路7において信号に応じた直流電圧となり、アイリス
制御回路8によってアイリスメータ28を動かし、光量
を一定に制御している。
方式のオートフォーカスでは、信号処理回路5でγ補正
された信号から、たとえば第1のバンドパスフィルタ
(BPF)9と第2のバンドパスフィルタ(BPF)1
0で図4に示すような2種類の帯域の広域成分を検出す
る。曲線AはBPF9、曲線BはBPF10の特性を示
している。BPFの数は、オートフォーカス処理の都合
で1個でもあるいはそれ以上の複数になってもよい。こ
れをスイッチ11で選択し、A/Dコンバータ12でデ
ジタル信号化しマイコン30の中のオートフォーカス処
理回路31に与える。
路31,オートフォーカス制御信号発生回路32,フォ
ーカスキー判別回路33,マニュアルフォーカス制御信
号発生回路34,スイッチ35,ズームキー判別回路3
6,ズームモータ制御信号発生回路37等により構成さ
れている。これらは周辺の回路と以下のように接続され
てそれらを制御する。
31によって切換えられ、時間的にシリーズの信号とし
て読込まれる。また、オートフォーカス処理回路31に
は、ズームレンズ22の位置のデータとしてボリウム2
5の電圧がズーム位置データとして入力される。さらに
アイリスメータ28に内蔵されているホール素子によ
り、アイリス位置検出回路13で検出されたアイリス位
置に応じた電圧がアイリス位置データとして入力され
る。
にBPF9および13の出力信号が最大となるように、
A/Dコンバータ12からのデータ,ズーム位置データ
およびアイリス位置データなどより判断処理されるプロ
グラムが組込まれ、その出力はオートフォーカス制御信
号発生回路32に送られる。
5に送られ、これがオート側の端子aに切換えられてい
ると、フォーカスモータ駆動回路14によってフォーカ
スモータ27を動作させ、マスタレンズ23を前後させ
てフォーカスの最良点、つまり合焦点に制御している。
操作され、遠または近が指定されると、フォーカスキー
判別回路33で遠または近と判断し、スイッチ35をマ
ニュアル側の端子bに切換え、さらにマニュアルフォー
カス制御信号発生回路34からマニュアルフォーカス制
御信号を出力し、スイッチ35に供給する。
作キー16が操作されたときに、マニュアル側の端子b
に接続され、マニュアルフォーカスキー16が操作され
ないときはオート側の端子aに接続される。この場合、
マニュアルフォーカス操作キー16が操作されている
間、フォーカスモータ27がマスタレンズ23を遠また
は近に動かすことができる。
ド側またはテレ側のキーを操作すると、ズームキー判別
回路36で押されたキーを電圧によって判断する。これ
によりズームモータ制御信号発生回路37でズームモー
タ制御信号を発生し、これをズームモータ駆動回路15
に送り、ズームモータ26を回しワイドまたはテレにズ
ームレンズ22を動かすことができる。
以上のような構造であるから、ズーム操作キー17によ
ってワイドまたはテレに操作しズーミングを行ない、ま
た、マニュアルフォーカスはズーム操作とは別に遠また
は近に切換えるキーを設けていた。最近のビデオカメラ
の小型化に伴い、それぞれに操作キーを設けることは配
置上不便であり、また、ビデオカメラの使用中に2箇所
の操作はやりにくく、微妙な調整が難しいという欠点が
ある。
操作を簡単化し、かつ微妙な調整を可能とすることにあ
る。
から望遠にズーム操作を切換えるズーム操作手段と、マ
ニュアルフォーカスを行なうためのマニュアルフォーカ
ス操作手段と、マニュアルフォーカス操作手段を動作さ
せたときはズーム操作を停止しズーム操作手段により発
生した信号をフォーカスの遠近切換信号として使用しマ
ニュアルフォーカス操作手段を動作させないときはオー
トフォーカスおよびズーム操作を行なうスイッチ手段と
を設けた。
り発生する電圧を変化させこの電圧により制御される手
段のスピードを変化させるスイッチを設けた。
は遠または近の切換キーを設ける必要がなく、マニュア
ルフォーカスとズームの制御が簡単になる。
変化させることにより、その電圧により制御される手段
の速度を変化させることができる。
る。図3の従来例と同一の部分には同一の符号を付して
ある。同一の部分についての説明は省略し、本発明の特
有の部分について以下に説明する。
よってズーム操作とマニュアルフォーカス操作を同じ感
覚で行なえるように、図3のマニュアルフォーカス操作
キー16にかえて、単にマニュアルにするかしないかを
選択するマニュアルフォーカスキー18を設け、これに
よってズーム操作とマニュアルフォーカス操作とに切換
えを選択するようにする。これに伴って、図3のオート
フォーカス判別回路33を省略し、マニュアルフォーカ
ス制御信号発生回路34とズームモータ制御信号発生回
路37との間に第2のスイッチ38を追加し、マニュア
ルフォーカスキー18によりスイッチ35とスイッチ3
8とを制御し、ズームキー判別回路36の出力はマニュ
アルフォーカス制御信号発生回路34とズームモータ制
御信号発生回路37のいずれかに切換えて与えられるよ
うにした。
でマニュアルフォーカスキー18は動作させない。そし
てスイッチ35は、オート側の端子aに接続されてい
る。
どちらかのキーが押されると、ズームキー判別回路36
でワイドまたはテレのどちらのキーが押されたかを判別
し、スイッチ38でズーム側の端子cに接続され、ズー
ムモータ駆動回路15によってズームモータ26が回転
し、ワイドまたはテレにズーミングができる。このと
き、スイッチ35はオート側の端子aに接続されている
から、オートフォーカス制御のモードとなっている。
たときは、スイッチ35はマニュアル側の端子bに、ス
イッチ38はマニュアルフォーカス側の端子dに接続さ
れる。
イドまたはテレの機能を制御するものであったが、マニ
ュアルフォーカスの遠または近の機能を制御するものと
変わる。
と、ズームキー判別回路36は、マニュアルフォーカス
の遠または近のどれに相当するかを判別し、スイッチ3
8でマニュアルフォーカス側の端子dに接続され、マニ
ュアルフォーカス制御信号発生回路34に入り、この信
号がスイッチ35を通ってフォーカスモータ駆動回路1
4によってフォーカスモータ27を回転し、マスタレン
ズ23を前後しフォーカスを遠または近に動かすことが
できる。
側に接続したときをワイド、また、接地GND側に接続
したときをテレと記してあるが、どちらを選択してもよ
い。
17は、2個のスイッチ17−1および17−2をそれ
ぞれ結線してもよい。
ンズのワイドまたはテレを切換える機能により、マニュ
アルフォーカスの遠近を兼用させるには、以下に述べる
ような回路と機構のスイッチを使用して操作スピードを
変化させることができる。
ズーム操作キー17,マニュアルフォーカスキー18,
マニュアルフォーカス制御信号発生回路34,ズームキ
ー判別回路36,ズームモータ制御信号発生回路37お
よびスイッチ38の接続は図1の場合と同様であるが、
図5の場合はスピード判別回路39をズームキー判別回
路36に付加してある。
図である。電源Vcc1と接地GNDとの間は、抵抗R
1およびR2で接続され、中間の接続点Mからズーム操
作電圧が取出される。電源Vcc1と接続点Mとの間に
は広角用の切換スイッチW1およびW2が並列に接続さ
れている。一方のスイッチW1の一方の端子と接続点M
との間には抵抗R4が接続されている。
の切換スイッチT1およびT2が並列に接続されてい
る。一方のスイッチT1の一方の端子と接続点Mとの間
には抵抗R3が接続されている。
4を中心として回動する。その一方は望遠(T)用であ
り、他方は広角(W)用である。双方の下には、厚いス
ペーサAおよびDならびに薄いスペーサBおよびCが、
スイッチT1およびW1ならびにスイッチT2およびW
2との間に設けられている。
たときのズーム操作電圧の変化を示す図である。横座標
のT2,T1,W1,W2はそれぞれのスイッチを動作
させた状態を示し、中点は押ボタン17−3が静止した
状態を示す。
W1またはT1が動作し、深く押すとスイッチW2また
はT2が動作する。そのときのズーム操作電圧は図6
(a)−2のようになるから、このズーム操作電圧はズ
ームキー判別回路36によってワイド(W)かテレ
(T)のいずれであるかが判別され、またスピード判別
回路39により、どのスイッチによる電圧であるかを判
定しズームスピードが判別される。これらの出力はそれ
ぞれスイッチ38でズーム側の端子cに接続され、ズー
ムモータ制御信号発生回路37でワイド側に、またはテ
レ側にズームモータを駆動するとともに、ズームモータ
のスピードを制御する信号を出力し、これらによりスピ
ード可変のズーム操作ができる。
されているときは、ズーム操作キー17は遠と近のそれ
ぞれ2段階のスピードを制御するように動作し、ズーム
キー判別回路とスピード判別回路もズーム操作のときと
全く同じまま、スイッチ38がマニュアルフォーカス側
の端子dに接続され、マニュアルフォーカス制御信号発
生回路34でフォーカスモータが遠または近に、それぞ
れスピードを可変制御する信号が出力され、後は前述の
説明と同じように動作し、ズーム操作キーの押し具合に
応じたスピードでマニュアルフォーカス操作ができる。
圧を変化するためにボリウムVRを使用した回路の一例
であり、図6(b)−2はそのときの電圧の変化を示す
図である。
らに他の例の回路図であって、押ボタン17−3の圧力
によって抵抗値が変化する素子R5およびR6を使用し
ている。図6(c)−2はそのときの電圧の変化を示す
図である。
とマニュアルフォーカス制御信号発生回路34とを各々
設けてある回路について説明したが、これらを共用して
その後にスイッチ38を設けた構成とすることもでき
る。
キーも大きく場所も人指し指と中指で扱いやすいところ
に決められる。一方、マニュアルフォーカスは使用頻度
と配置上のスペースなどから操作性の良い場所を選ぶこ
とが困難となり操作性が犠牲となりがちであったが、本
発明によれば、ズーム操作キーをマニュアルフォーカス
操作の遠近切換えに使うことができるので、マニュアル
フォーカスの操作が容易になる。また、ズーム操作キー
の操作の具合によって、ズームスピードが制御でき、そ
の機能をそのままマニュアルフォーカス操作にも使うこ
とにより、さらに微妙なフォーカス合わせが容易とな
る。
ック図である。
−2、および(c)−1,(c)−2は、それぞれズー
ム操作キーの他の実施例の回路図とその場合の電圧の変
化を示すグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 広角から望遠にズーム操作を切換えるズ
ーム操作手段と、マニュアルフォーカスを行なうための
マニュアルフォーカス操作手段と、マニュアルフォーカ
ス操作手段を動作させたときはズーム操作を停止しズー
ム操作手段により発生した信号をフォーカスの遠近切換
信号として使用しマニュアルフォーカス操作手段を動作
させないときはオートフォーカスおよびズーム操作を行
なうスイッチ手段とを有し、ズーム操作手段はその操作
により発生する電圧を変化させ、この電圧により制御さ
れる手段のスピードを変化させるスイッチを有すること
を特徴とするビデオカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002276A JP2886721B2 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | ビデオカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002276A JP2886721B2 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | ビデオカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05191702A JPH05191702A (ja) | 1993-07-30 |
JP2886721B2 true JP2886721B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=11524848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4002276A Expired - Lifetime JP2886721B2 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | ビデオカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2886721B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008064980A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Canon Inc | 光学装置、光学装置の制御方法 |
-
1992
- 1992-01-09 JP JP4002276A patent/JP2886721B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05191702A (ja) | 1993-07-30 |
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