JPH08136799A - オートフォーカス装置 - Google Patents

オートフォーカス装置

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JPH08136799A
JPH08136799A JP6300225A JP30022594A JPH08136799A JP H08136799 A JPH08136799 A JP H08136799A JP 6300225 A JP6300225 A JP 6300225A JP 30022594 A JP30022594 A JP 30022594A JP H08136799 A JPH08136799 A JP H08136799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance side
limiter
distance
automatic focusing
short
Prior art date
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Pending
Application number
JP6300225A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Sasaki
正 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP6300225A priority Critical patent/JPH08136799A/ja
Publication of JPH08136799A publication Critical patent/JPH08136799A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影目的に応じてオートフォーカスの作動範
囲を任意に変えることができ、オートフォーカス動作を
短時間かつ的確に行うようにする。 【構成】 フォーカスレンズ12、オートフォーカス制
御を統轄するCPU21、レンズ駆動回路25等を設け
た装置において、フォーカスレンズの作動範囲を制限す
るために、近距離側可変リミッタ30と遠距離側可変リ
ミッタ31をA/D変換器29を介して上記CPU21
に接続する。この近距離側可変リミッタ30及び遠距離
側可変リミッタ31では、制限値を任意に選択すること
ができ、この近距離側の制限距離と遠距離側の制限距離
との間の範囲がオートフォーカス作動範囲となる。ま
た、上記可変リミッタ30,31の代りに、単一の制限
値を切換え選択する近距離側リミッタ用スイッチ及び遠
距離側リミッタ用スイッチを設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真用カメラ、VT
R、テレビカメラ等に適用されるオートフォーカス装置
の制御内容に関する。
【0002】
【従来の技術】オートフォーカス装置は、近距離から遠
距離までの被写体に対し自動的に焦点が合せられ、手動
操作の煩雑さ等を回避することができるものであり、近
年では、写真用カメラ、VTR(Video Tape Recordin
g)だけでなく、テレビカメラに適用することも提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のオートフォーカス装置では、近距離から遠距離まで
の全ての被写体に対し焦点合せをする構成となってお
り、限られた距離範囲で使用する場合には、返って不都
合が生じることがある。例えば、屋外監視用カメラで
は、遠距離(無限遠位置近傍)の被写体の監視が目的
で、近距離の被写体を撮影する必要がない場合がある。
この場合に、オートフォーカス動作によってフォーカス
レンズが至近距離まで駆動されるとすれば、この動作は
時間的又は電気的に全く無駄となり、しかも至近距離に
焦点合せされれば、遠距離側の映像は大きくぼけること
になる。従って、目的とする遠距離の監視が十分にでき
なくなる可能性もある。
【0004】また、テレビ会議用カメラでは、逆に遠距
離の撮影は不要であり、会議出席者を的確に捉えること
が優先される。従って、例えば窓の外、会議室の外等の
遠距離の被写体を捉えることになれば、その際のフォー
カス動作が無駄であり、会議出席者の映像がぼけたり、
出席者の映し出しに時間がかかったりするという不都合
が生じることになる。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、撮影目的に応じてオートフォーカ
スの作動範囲を任意に変えることができ、オートフォー
カス動作を短時間かつ的確に行うことが可能となるオー
トフォーカス装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項記載の発明は、フォーカスレンズの駆動
により、近距離から遠距離までの被写体に自動的に焦点
合せをするオートフォーカス装置において、上記フォー
カスレンズの作動範囲を近距離側又は遠距離側において
制限し制御する制限手段を設けたことを特徴とする。こ
の制限手段は、近距離側又は遠距離側の何れか一方だけ
でなく、両方に設けることができる。第2請求項記載の
発明は、上記制限手段として、制限位置を可変設定する
可変リミッタを設け、この可変リミッタの出力に基づい
てフォーカスレンズの作動範囲を制限することを特徴と
する。
【0007】
【作用】上記第1請求項の構成によれば、フォーカスレ
ンズ作動範囲を近距離側及び遠距離側で制限するため
に、例えばリミッタ用スイッチが操作部に設けられる。
この近距離側リミッタ用スイッチ及び遠距離側リミッタ
用スイッチの動作により、所定の制限距離がそれぞれ設
定される。従って、近距離側リミッタスイッチがオンさ
れると、所定の制限距離から無限遠の距離までがオート
フォーカスの作動範囲となり、遠距離リミッタ用スイッ
チがオンされると、至近距離から所定の制限距離までが
作動範囲となり、更に両スイッチがオンされると、両制
限距離間の距離が作動範囲となる。
【0008】また、第2請求項の構成によれば、可変リ
ミッタが設けられるので、操作ツマミ等によって、近距
離側、遠距離側の制限距離を任意に変えることによっ
て、オートフォーカスの作動範囲が自由に設定できるこ
とになる。
【0009】
【実施例】図1には、実施例に係るテレビカメラのオー
トフォーカス装置の構成が示され、図2には可変リミッ
タの設定範囲及びオートフォーカス作動範囲が示されて
いる。図1において、テレビカメラのレンズ部10内に
フォーカスレンズ12が設けられ、このレンズ部10の
後方にはCCD(Charge Coupled Device)13が配置
される。このCCD13には、所定の信号処理を施して
映像信号を得るための映像回路14が設けられ、この映
像回路14で形成された映像信号はビューファインダ1
5及びモニタへ出力される。
【0010】そして、この映像回路14から出力される
輝度(Y)信号に基づいて、オートフォーカスのための
信号処理が行われるが、この回路として、輝度信号の高
域周波数成分を取り出す高域通過フィルタ(HPF)1
7、デジタル処理のために必要となるA/D変換器1
8、画面上の測定エリア内の信号を抽出するゲート回路
19、測定エリア内の信号を加算する加算器20、オー
トフォーカス制御を統轄するCPU(中央処理演算部)
21が設けられる。従って、実施例では輝度信号の高域
周波数成分により焦点評価値(焦点電圧)を形成し、C
PU21ではフォーカスレンズ12の前後の移動時にお
ける焦点評価値により、合焦位置(最大焦点評価値)を
検出することができる。
【0011】また、上記フォーカスレンズ12には、現
在のレンズ位置を検出する位置検出器23が設けられる
と共に、駆動用のモータ24が配置される。このモータ
24には、フォーカスレンズ駆動回路25が接続され、
このレンズ駆動回路25と上記CPU21との間には、
デジタル演算処理を確保するために、A/D変換器26
及びD/A変換器27が接続されている。上記レンズ駆
動回路25によれば、上述した合焦位置までの距離信号
をCPU21から入力し、位置検出器23の検出値に基
づきモータ24を駆動することによって、フォーカスレ
ンズ12を合焦位置まで移動させることになる。
【0012】そうして、上記CPU21には、A/D変
換器29を介して、近距離側可変リミッタ30及び遠距
離側可変リミッタ31が接続されており、この近距離側
可変リミッタ30及び遠距離側可変リミッタ31はカメ
ラ操作部に配置される。これらの可変リミッタ30,3
1は、ポテンショメータ(可変抵抗器)で構成されてお
り、このポテンショメータの出力電圧により制限距離が
設定される。例えば、近距離側可変リミッタ30では、
図2(A)に示されるように、至近端から5mまでの範
囲Nの制限値が選択でき、一方遠距離側可変リミッタ3
1では、5mから無限遠(∞)までの範囲Dの値が選択
できるようになっている(この範囲N,Dの設定は一例
であり、これに限らない)。
【0013】実施例は以上の構成からなり、その作用を
図2及び図3を参照しながら説明する。まず、上記操作
部の可変リミッタ30,31によれば、ツマミを操作す
ることによって、近距離側では至近距離から5mの範囲
Nの中で任意の制限値を選択し、遠距離では5mから無
限遠の範囲Dの中で任意の制限値を選択することにな
る。図3には、上記CPUの動作が示されており、ステ
ップ101では、上記遠距離側可変リミッタ31で選択
された制限値が読み込まれ、またステップ102では近
距離側可変リミッタ30で選択された制限値が読み込ま
れる。次のステップ103では、読み込んだ近距離側及
び遠距離側の制限値で決定されるオートフォーカスの作
動範囲が設定される。そして、このフォーカス作動範囲
が設定された後に、ステップ104にてオートフォーカ
ス動作が実行される。
【0014】例えば、図2(B)の例は、屋外監視の目
的にテレビカメラを使用する場合であり、近距離側可変
リミッタ30にて制限値N1 (4.5m)が選択され、
遠距離側可変リミッタ31では制限値が設定されなかっ
たとすると、この場合は距離N1 から無限遠の作動範囲
F1 でオートフォーカス動作が行われる。このオートフ
ォーカス動作は、図1で説明したように、映像回路14
で形成された輝度信号の高域周波数成分に基づき、フォ
ーカスレンズ12を前後に移動させたときの焦点評価値
を検出することにより、CPU21では従来の周知の手
法で合焦位置までの距離が演算される。
【0015】その後、この合焦位置までの距離情報はレ
ンズ駆動回路25へ供給され、このレンズ駆動回路25
によりモータ24を駆動することによってフォーカスレ
ンズ12が合焦位置まで移動する。このとき、上記CP
U21は合焦位置が距離N1(5m)以下にならないよ
うに制限することになり、フォーカスレンズ12は距離
N1 以下の合焦位置まで駆動されることはない。このよ
うにして、近距離側のオートフォーカス動作が回避され
るので、目的の被写体を短時間かつ的確に映し出すこと
ができ、遠距離側の映像がぼけることも防止される。
【0016】また、図2(C)の例は、テレビ会議に用
いられた場合であり、遠距離側可変リミッタ31にて制
限値D1 (7m)が選択され、近距離側可変リミッタ3
0では制限値が設定されなかったとすると、この場合は
至近端から7mの作動範囲F2 でオートフォーカス動作
が行われる。従って、この場合は会議の出席者等を的確
かつ短時間に映し出すことができ、遠距離側の無駄なオ
ートフォーカスを回避することができる。更に、図2
(D)の例は、近距離側可変リミッタ30にて制限値N
2 が選択され、遠距離側可変リミッタ31にて制限値D
2 が選択された場合であり、この場合はN2 からD2 ま
での作動範囲F3 でオートフォーカス動作が実行され
る。
【0017】上記実施例では、制限手段を可変リミッタ
とした例を示したが、この制限手段として、一つの制限
値に切換え制御するリミッタ用スイッチを用いることも
できる。例えば、図1において近距離側可変リミッタ3
0及び遠距離側可変リミッタ31の代りに、制限値5m
を選択するための近距離側リミッタ用スイッチと、制限
値10mを選択するための遠距離側リミッタ用スイッチ
を設ける。そうすると、近距離側リミッタ用スイッチを
オンさせることにより、近距離側において5m以下の合
焦位置へのオートフォーカス動作が制限され、遠距離側
リミッタ用スイッチをオンさせることにより、遠距離側
において10m以上の合焦位置への動作が制限される。
従って、これによっても、図2(B),(C),(D)
で示したものと同様のオートフォーカス作動範囲がえら
れることになる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、第1請求項記載の
発明によれば、フォーカスレンズの作動範囲を近距離側
又は遠距離側において制限・制御する制限手段を設けた
ので、撮影目的に応じてフォーカス作動範囲を変えるこ
とができ、短時間かつ的確にオートフォーカス動作が実
行できると共に、目的の被写体を良好に映し出すことが
可能となる。
【0019】また、第2請求項記載の発明によれば、上
記制限手段として制限位置を可変設定する可変リミッタ
を設けるようにしたので、撮影目的に応じてフォーカス
作動範囲を任意に設定でき、自由度が増すという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るテレビカメラのオートフ
ォーカス装置の構成を示す図である。
【図2】実施例における可変リミッタの設定範囲及びオ
ートフォーカス作動範囲を示す図である。
【図3】図1のCPUの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
12 … フォーカスレンズ、 13 … CCD、 21 … CPU、 25 … フォーカスレンズ駆動回路、 30 … 近距離側可変リミッタ、 31 … 遠距離側可変リミッタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーカスレンズの駆動により、近距離
    から遠距離までの被写体に自動的に焦点合せをするオー
    トフォーカス装置において、上記フォーカスレンズの作
    動範囲を近距離側又は遠距離側において制限し制御する
    制限手段を設けたことを特徴とするオートフォーカス装
    置。
  2. 【請求項2】 上記制限手段として、制限位置を可変設
    定する可変リミッタを設け、この可変リミッタの出力に
    基づいてフォーカスレンズの作動範囲を制限することを
    特徴とする上記第1請求項記載のオートフォーカス装
    置。
JP6300225A 1994-11-08 1994-11-08 オートフォーカス装置 Pending JPH08136799A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6300225A JPH08136799A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 オートフォーカス装置

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JP6300225A JPH08136799A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 オートフォーカス装置

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JPH08136799A true JPH08136799A (ja) 1996-05-31

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ID=17882230

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JP6300225A Pending JPH08136799A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 オートフォーカス装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000350191A (ja) * 1999-06-02 2000-12-15 Secom Co Ltd 画像センサ
JP2006171588A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Casio Comput Co Ltd 撮像装置及びプログラム
JP2020085918A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 決定装置、撮像装置、撮像システム、移動体、決定方法、及びプログラム
JP2021005063A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置

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