JP2020085918A - 決定装置、撮像装置、撮像システム、移動体、決定方法、及びプログラム - Google Patents

決定装置、撮像装置、撮像システム、移動体、決定方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが歩きながら撮像装置で撮像する場合など、撮像装置が特定の動きをする場合に、撮像装置のオートフォーカスが適切に行われない場合がある。【解決手段】決定装置は、撮像装置の動きを示す情報を取得する取得部を備えてよい。決定装置は、情報に基づいて、撮像装置によるオートフォーカスの対象とする被写体と撮像装置との距離の範囲である合焦可能範囲を決定する決定部を備えてよい。決定部は、情報が予め定められた動きを示さない場合、第1の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。決定部は、情報が予め定められた動きを示す場合、第1の範囲より狭い第2の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。【選択図】図4

Description

本発明は、決定装置、撮像装置、撮像システム、移動体、決定方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、歩数のカウントが所定の歩数単位に達するごとに、撮像装置による撮影を促す報知を行うことが開示されている。
特許文献1 特開2006−5737号公報
ユーザが歩きながら撮像装置で撮像する場合など、撮像装置が特定の動きをする場合に、撮像装置のオートフォーカスが適切に行われない場合がある。
本発明の一態様に係る決定装置は、撮像装置の動きを示す情報を取得する取得部を備えてよい。決定装置は、情報に基づいて、撮像装置によるオートフォーカスの対象とする被写体と撮像装置との距離の範囲である合焦可能範囲を決定する決定部を備えてよい。
決定部は、情報が予め定められた動きを示さない場合、第1の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。決定部は、情報が予め定められた動きを示す場合、第1の範囲より狭い第2の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。
決定部は、情報が、予め定められた動きとして、撮像装置を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きを示す場合、第2の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。
決定部は、情報が、撮像装置が静止していることを示す場合、第1の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。
決定部は、情報が、予め定められた動きとして、撮像装置を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きを示し、かつ撮像装置の撮像方向と撮像装置の移動方向との関係が予め定められた条件を満たす動きを示す場合、第2の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。
決定部は、情報が、予め定められた動きとして、撮像装置を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きを示し、かつ撮像装置の撮像方向と撮像装置の移動方向との成す角度が0度から180度より小さい角度である第1角度の範囲を満たす動きを示す場合、第2の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。
決定部は、撮像装置と接続される表示部が表示する方向を含む第2角度の範囲を満たす方向に撮像装置の撮像方向が向いている場合、第1の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。
決定部は、情報が、予め定められた動きとして、撮像装置の撮像方向と撮像装置の移動方向との関係がパンニングの条件を満たす動きを示す場合、第1の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。
取得部は、撮像装置の振動を検知するセンサから情報を取得してよい。
第1の範囲は、第2の範囲を含んでよい。
第1の範囲は、被写体と撮像装置との距離が第1距離から無限遠までの範囲でよい。第2の範囲は、被写体と撮像装置との距離が第1距離より長い第2距離から無限遠までの範囲でよい。
第2の範囲は、撮像装置が第1の速度で移動する場合よりも、撮像装置が第1の速度より速い第2の速度で移動する場合のほうがより狭くてよい。
本発明の一態様に係る撮像装置は、上記決定装置を備えてよい。撮像装置は、合焦可能範囲に基づいてオートフォーカスを実行する制御部を備えてよい。
本発明の一態様に係る撮像システムは、上記撮像装置を備えてよい。撮像システムは、撮像装置を回転可能に支持する支持機構を備えてよい。
本発明の一態様に係る移動体は、上記撮像システムを備えて移動する移動体でよい。
本発明の一態様に係る決定方法は、撮像装置の動きを示す情報を取得する段階を備えてよい。決定方法は、情報に基づいて、撮像装置によるオートフォーカスの対象とする被写体と撮像装置との距離の範囲である合焦可能範囲を決定する段階を備えてよい。
本発明の一態様に係るプログラムは、上記決定装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムでよい。
本発明の一態様によれば、撮像装置が特定の動きをする場合に、撮像装置のオートフォーカスが適切に行われなくなることを抑制できる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
スタビライザの一例を示す外観斜視図である。 スタビライザの機能ブロックの一例を示す図である。 撮像装置によるオートフォーカスの対象とする被写体と撮像装置との距離と、撮像装置のデフォーカス量との関係の一例を示す図である。 撮像装置がオートフォーカスを実行する場合の手順の一例を示すフローチャートである。 無人航空機及び遠隔操作装置の外観の一例を示す図である。 ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。以下の実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、図面、及び要約書には、著作権による保護の対象となる事項が含まれる。著作権者は、これらの書類の何人による複製に対しても、特許庁のファイルまたはレコードに表示される通りであれば異議を唱えない。ただし、それ以外の場合、一切の著作権を留保する。
本発明の様々な実施形態は、フローチャート及びブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置の「部」を表わしてよい。特定の段階及び「部」が、プログラマブル回路、及び/またはプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/またはアナログハードウェア回路を含んでよい。集積回路(IC)及び/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。再構成可能なハードウェア回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、及び他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよい。その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードの何れかを含んでよい。ソースコードまたはオブジェクトコードは、従来の手続型プログラミング言語を含む。従来の手続型プログラミング言語は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語でよい。コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供されてよい。プロセッサまたはプログラマブル回路は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図1は、スタビライザ500の一例を示す外観斜視図である。スタビライザ500は、撮像装置100、ジンバル50、及び持ち手部503を備える。スタビライザ500は、撮像システムの一例である。ジンバル50は、撮像装置100を回転可能に支持する。ジンバル50は、ヨー軸回転機構509、ピッチ軸回転機構510、及びロール軸回転機構511を有する。ジンバル50は、ヨー軸、ピッチ軸、及びロール軸を中心に、撮像装置100を回転可能に支持する。ジンバル50は、支持機構の位置である。撮像装置100は、メモリを挿入するためのスロット101を有する。ジンバル50は、ホルダ507を介して持ち手部503に固定される。
持ち手部503は、ジンバル50、及び撮像装置100を操作するための各種ボタンを有する。持ち手部503は、シャッターボタン504、録画ボタン505、及び操作ボタン506を含む。シャッターボタン504が押下されることで、撮像装置100により静止画を記録することができる。録画ボタン505が押下されることで、撮像装置100により動画を記録することができる。
スタビライザ500は、デバイスホルダ501をさらに備える。デバイスホルダ501が持ち手部503に固定されている。デバイスホルダ501は、スマートフォンなどのモバイルデバイス502を保持する。モバイルデバイス502は、WiFiなどの無線ネットワークを介してスタビライザ500と通信可能に接続されてよい。これにより、撮像装置100により撮像された画像をモバイルデバイス502の画面に表示させることができる。なお、スタビライザ500は、デバイスホルダ501を備えなくてもよい。
図2は、スタビライザ500の機能ブロックの一例を示す。スタビライザ500は、撮像装置100、及びジンバル50を備える。
撮像装置100は、撮像部102及びレンズ部200を備える。撮像装置100は、決定装置の一例である。レンズ部200は、レンズ装置の一例である。撮像部102は、イメージセンサ120、撮像制御部110、メモリ130、加速度センサ140、及びGPS受信機150を有する。イメージセンサ120は、CCDまたはCMOSにより構成されてよい。イメージセンサ120は、複数のレンズ210を介して結像された光学像を撮像し、撮像された画像を撮像制御部110に出力する。撮像制御部110は、CPUまたはMPUなどのマイクロプロセッサ、MCUなどのマイクロコントローラなどにより構成されてよい。メモリ130は、コンピュータ可読可能な記録媒体でよく、SRAM、DRAM、EPROM、EEPROM、USBメモリ、及びソリッドステートドライブ(SSD)などのフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。メモリ130は、撮像制御部110がイメージセンサ120などを制御するのに必要なプログラム等を格納する。メモリ130は、撮像装置100の筐体の内部に設けられてよい。メモリ130は、撮像装置100の筐体から取り外し可能に設けられてよい。
加速度センサ140は、3軸方向(パン軸(ヨー軸)、チルト軸(ピッチ軸)、及びロール軸)の加速度を検出する。GPS受信機150は、複数のGPS衛星から発信された時刻を示す複数の信号を受信する。GPS受信機150は、受信された複数の信号に基づいてGPS受信機150の位置(緯度及び経度)、つまり撮像装置100の位置(緯度及び経度)を算出する。
レンズ部200は、複数のレンズ210、複数のレンズ駆動部212、及びレンズ制御部220を有する。複数のレンズ210は、ズームレンズ、バリフォーカルレンズ、及びフォーカスレンズとして機能してよい。複数のレンズ210の少なくとも一部または全部は、光軸に沿って移動可能に配置される。レンズ部200は、撮像部102に対して着脱可能に設けられる交換レンズでよい。レンズ駆動部212は、カム環などの機構部材を介して、複数のレンズ210の少なくとも一部または全部を光軸に沿って移動させる。レンズ駆動部212は、アクチュエータを含んでよい。アクチュエータは、ステッピングモータを含んでよい。レンズ制御部220は、撮像部102からのレンズ制御命令に従って、レンズ駆動部212を駆動して、機構部材を介して1または複数のレンズ210を光軸方向に沿って移動させる。レンズ制御命令は、例えば、ズーム制御命令、及びフォーカス制御命令である。
レンズ部200は、メモリ222、位置センサ214をさらに有する。レンズ制御部220は、撮像部102からのレンズ動作命令に応じてレンズ駆動部212を介して、レンズ210の光軸方向への移動を制御する。レンズ制御部220は、撮像部102からのレンズ動作命令に応じてレンズ駆動部212を介して、レンズ210の光軸方向への移動を制御する。レンズ210の一部または全部は、光軸に沿って移動する。レンズ制御部220は、レンズ210の少なくとも1つを光軸に沿って移動させることで、ズーム動作及びフォーカス動作の少なくとも一方を実行する。位置センサ214は、レンズ210の位置を検出する。位置センサ214は、現在のズーム位置またはフォーカス位置を検出してよい。
メモリ222は、レンズ駆動部212を介して移動する複数のレンズ210の制御値を記憶する。メモリ222は、SRAM、DRAM、EPROM、EEPROM、及びUSBメモリなどのフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。
ジンバル50は、ヨー軸回転機構509、ピッチ軸回転機構510、ロール軸回転機構511、ジンバル制御部520、メモリ530、及び慣性計測装置540を備える。ヨー軸回転機構509は、撮像装置100をヨー軸を中心に回転させる。ピッチ軸回転機構510は、撮像装置100をピッチ軸を中心に回転させる。ロール軸回転機構511は、撮像装置100をロール軸を中心に回転させる。ジンバル制御部520は、ヨー軸回転機構509、ピッチ軸回転機構510、及びロール軸回転機構511の駆動を制御する。ジンバル制御部520は、CPUまたはMPUなどのマイクロプロセッサ、MCUなどのマイクロコントローラなどにより構成されてよい。メモリ530は、コンピュータ可読可能な記録媒体でよく、SRAM、DRAM、EPROM、EEPROM、USBメモリ、及びソリッドステートドライブ(SSD)などのフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。メモリ530は、ジンバル制御部520がヨー軸回転機構509、ピッチ軸回転機構510、及びロール軸回転機構511などを制御するのに必要なプログラム等を格納する。メモリ530は、ジンバル50の筐体の内部に設けられてよい。メモリ530は、ジンバル50の筐体から取り外し可能に設けられてよい。
慣性計測装置540は、撮像装置100の姿勢を検出する。慣性計測装置540は、撮像装置100の姿勢として、撮像装置100の前後、左右、及び上下の3軸方向の加速度と、ピッチ、ロール、及びヨーの3軸方向の角速度とを検出してよい。
以上のように構成されたスタビライザ500において、撮像装置100の動きによっては、撮像装置100のオートフォーカスが適切に行われない場合がある。例えば、ユーザが夜間にスタビライザ500を保持して歩行しながらユーザの進行方向の動画を撮影する。この場合に、撮像装置100の画角内に街灯などの光源が入ってくると、撮像装置100により撮像される画像のコントラストの変化が大きくなり、撮像装置100がオートフォーカス(AF)を実行する。例えば、撮像装置100がコントラスAFを実行する場合、無限遠から至近端までフォーカスレンズを移動させて、コントラスト値がピークとなるフォーカスレンズの位置を探索する。すなわち、オートフォーカスが実行されることで、無限遠から至近端までフォーカスレンズが移動するので、撮像装置100により撮像される画像がぼけてしまう。
ここで、ユーザが歩行しながら撮像装置100で撮像する場合、撮像装置100からの距離が比較的近い被写体に焦点を合わせて撮影する可能性は高くない。すなわち、撮像装置100が、至近端までフォーカスレンズを移動させなくても、所望の被写体に対して合焦状態が得られるフォーカスレンズの位置を探索できる可能性が高い。
そこで、本実施形態に係る撮像装置100は、撮像装置100の動きに応じて、オートフォーカスの対象とする被写体と撮像装置100との距離の範囲である合焦可能範囲を調整する。
撮像制御部110は、取得部112、決定部114、及び合焦制御部116を有する。取得部112は、撮像装置100の動きを示す情報を取得する。取得部112は、加速度センサ140から、撮像装置100に生じる3軸方向の加速度を示す情報を、撮像装置100の動きを示す情報として取得してよい。取得部112は、慣性計測装置540から、撮像装置100に生じる3軸方向の加速度を示す情報を、撮像装置100の動きを示す情報として取得してよい。加速度センサ140または慣性計測装置540で検出された撮像装置100に生じる加速度から導出される撮像装置100の振動を示す情報を、撮像装置100の動きを示す情報として取得してよい。
決定部114は、撮像装置の動きを示す情報に基づいて、撮像装置100によるオートフォーカスの対象とする被写体と撮像装置100との距離の範囲である合焦可能範囲を決定する。合焦制御部116は、合焦可能範囲に基づいてオートフォーカスを実行する。合焦制御部116は、合焦可能範囲に対応する駆動範囲でフォーカスレンズを移動させて、オートフォーカスの対象とする被写体に対して合焦状態が得られるフォーカスレンズの位置を探索する。合焦制御部116は、合焦可能範囲に対応する駆動範囲に亘ってフォーカスレンズを移動させて、その間に撮像装置100に複数の画像を撮像させ、複数の画像に基づいてコントラスト値がピークとなるフォーカスレンズの位置を特定してよい。
決定部114は、撮像装置100の動きを示す情報が予め定められた動きを示さない場合、第1の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。決定部114は、撮像装置100の動きを示す情報が予め定められた動きを示す場合、第1の範囲より狭い第2の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。決定部114は、撮像装置100の動きを示す情報が、予め定められた動きとして、撮像装置100を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きを示す場合、第2の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。決定部114は、加速度センサ140または慣性計測装置540で検出された撮像装置100に生じる加速度の変化のパターンが、予め定められた変化のパターンに該当する場合、撮像装置100の動きを示す情報が予め定められた動きを示すと判断してよい。決定部114は、撮像装置100に生じる加速度の変化のパターンが、ユーザが歩行しているときの動きを示す予め定められた変化のパターンに該当する場合、撮像装置100の動きを示す情報が予め定められた動きを示すと判断してよい。決定部114は、撮像装置100の動きを示す情報が、撮像装置100が静止していることを示す場合、第1の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。第1の範囲は、被写体と撮像装置100との距離が第1距離から無限遠までの範囲でよい。第2の範囲は、被写体と撮像装置100との距離が第1距離より長い第2距離から無限遠までの範囲でよい。第1の範囲は、第2の範囲を含んでよい。歩行している状態は、例えば、鉛直方向において一定の振動が生じている場合及び撮像装置の位置が移動している場合の少なくとも1つの状態である。この振動は、加速度センサ140及び慣性計測装置540の少なくとも1つで検出できる。この位置の移動は、加速度センサ140、慣性計測装置540、及びGPS受信機150の少なくとも1つで検出できる。歩行している状態は、例えば、単位時間当たりの歩数である。歩数は、歩数計によって計測できる。
撮像装置100を保持するユーザが歩行しているときなど、撮像装置100が移動している場合には、撮像装置100が至近の被写体に合焦させて撮影する可能性は高くない。そこで、撮像装置100が予め定められた動きをしている場合には、オートフォーカスを実行するときの合焦可能範囲を制限する。
ここで、ユーザは、撮像装置100で自身を撮影しながら、歩行する場合がある。すなわち、ユーザは、撮像装置100で自撮りしながら、歩行する場合がある。このような場合には、撮像装置100は、至近側の被写体に合焦させるべくフォーカスレンズの位置を調整する必要がある。自撮りの状態とは、例えば、撮像装置100と接続されるディスプレイ(表示部)の表示方向を含む角度(第2角度)に撮像装置100の撮影方向が存在する場合である。表示部の表示方向を含む角度とは、例えば、撮像装置100を操作するユーザから表示部が視認できる範囲である。表示部の表示方向とは、例えば、表示部の表示する面に対して交わる方向である。持ち手部503または持ち手部503のシャッターボタン504、録画ボタン505、もしくは操作ボタン506が配置される位置に表示部(図示せず)を設けてもよい。このような場合には、モバイルデバイス502にもモバイルデバイスの画面が設けられたのと同じ面に別途撮像装置(図示せず)を設けることができる。この別途設けられた撮像装置で自撮りを行って、持ち手部503に設けられた表示部に撮影した画像を表示することができる。
そこで、決定部114は、撮像装置100の動きを示す情報が、予め定められた動きとして、撮像装置100を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きを示し、かつ撮像装置100の撮像方向と撮像装置100の移動方向との関係が予め定められた条件を満たす動きを示す場合、第2の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。
決定部114は、撮像装置100の動きを示す情報が、予め定められた動きとして、撮像装置100を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きを示し、かつ撮像装置100の撮像方向と撮像装置100の移動方向との成す角度が0度から180度より小さい角度である第1角度の範囲を満たす動きを示す場合、第2の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。決定部114は、撮像装置100の動きを示す情報が、予め定められた動きとして、撮像装置100を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きを示し、かつ撮像装置100の撮像方向と撮像装置の移動方向との成す角度が第1角度から180度の範囲を満たす動きを示す場合、第1の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。
例えば、決定部114は、撮像装置100の動きを示す情報が、予め定められた動きとして、撮像装置100を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きを示し、かつ撮像装置100の撮像方向と撮像装置100の移動方向との成す角度が0度から45度の範囲を満たす動きを示す場合、第2の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。決定部114は、撮像装置100の動きを示す情報が、予め定められた動きとして、撮像装置100を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きを示し、かつ撮像装置100の撮像方向と撮像装置の移動方向との成す角度が45度から180度の範囲を満たす動きを示す場合、第1の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。決定部114は、撮像装置100と接続される表示部が表示する方向を含む第2角度の範囲を満たす方向に撮像装置100の撮像方向が向いている場合、第1の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。
また、ユーザは、その場に留まって撮像装置100を左右に旋回させながら撮影する場合がある。すなわち、ユーザは、撮像装置100をパンニングさせながら撮影する場合がある。このような場合、撮像装置100は、至近側の被写体に合焦させるべくフォーカスレンズの位置を調整すべき場合がある。そこで、決定部114は、撮像装置100の動きを示す情報が、予め定められた動きとして、撮像装置100の撮像方向と撮像装置100の移動方向との関係がパンニングの条件を満たす動きを示す場合、第1の範囲を合焦可能範囲に決定してよい。パンニングの条件は、例えば、撮像装置100の撮像方向と撮像装置100の移動方向との成す角度が45度を満たす場合でよい。パンニングの条件は、例えば、撮像装置100の撮像方向と撮像装置100の移動方向との成す角度が40度〜50度の範囲を満たす場合でよい。決定部114は、撮像装置100の撮影モードがパノラマ撮影モードに設定されている場合、撮像装置100の撮像方向と撮像装置100の移動方向との関係がパンニングの条件を満たす動きを示すと判断してよい。パンニングとは、例えば、所定の時間内において一方向に撮像装置100が動作している状態である。一方向に撮像装置100が動作している状態は、加速度センサ140、慣性計測装置540、GPS受信機150の少なくとも1つで検出できる。
第2の範囲は、撮像装置100が第1の速度で移動する場合よりも、撮像装置100が第1の速度より速い第2の速度で移動する場合のほうがより狭くてよい。すなわち、第2の範囲は、撮像装置100の速度が速いほど狭くてもよい。
図3は、撮像装置100によるオートフォーカスの対象とする被写体と撮像装置100との距離(cm)と、撮像装置100のデフォーカス量(Fδ)との関係を示す。Fは、撮像装置100のFナンバー、δは、許容錯乱円径を示す。また、図3において、無限遠でのデフォーカス量は、0を示す。デフォーカス量とは、フォーカスがどのくらい外れているかを示す指標である。
例えば、制限しない場合の合焦可能範囲は、被写体と撮像装置100との距離が無限遠から20cmまでの範囲W1である。このとき、デフォーカス量の中間値を示す距離は、40cmである。そして、例えば、40cmの倍の80cmのときのデフォーカス量を中間値とした場合の合焦可能範囲は、被写体と撮像装置100との距離が無限遠から50cmまでの範囲W2である。本実施形態では、決定部114は、撮像装置100が予め定められた動きを示す場合の合焦可能範囲を範囲W2に決定する。合焦可能範囲を範囲W1から範囲W2に変更すると、デフォーカス量を、半分以下に抑えることができる。
デフォーカス量は、撮像装置100の光学特性によって異なる。したがって、撮像装置100が予め定められた動きを示す場合の合焦可能範囲は、撮像装置100のデフォーカス量の変化量に基づいて、撮像装置100の光学特性に応じて、適宜設定してよい。
図4は、撮像装置100がオートフォーカスを実行する場合の手順の一例を示すフローチャートである。撮像装置100がオートフォーカスを開始すると、取得部112は、加速度センサ140、GPS受信機150、または慣性計測装置540などの各種センサから、撮像装置100の動きを示す情報を取得する(S100)。決定部114は、撮像装置100の動きが予め定められた動きか否かを判断する(S102)。決定部114は、例えば、撮像装置100の動きが、撮像装置100を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きで、かつ撮像装置100の撮影方向と撮像装置100の移動方向とが同一方向である場合、撮像装置100の動きが予め定められた動きであると判断してよい。
決定部114は、撮像装置100の動きが予め定められた動きを示さないと判断した場合、オートフォーカスの合焦可能範囲を第1の範囲、例えば、無限遠から20cmの範囲に決定する(S104)。一方、決定部114は、撮像装置100の動きが予め定められた動きを示すと判断した場合、オートフォーカスの合焦可能範囲を第1の範囲より狭い第2の範囲、例えば、無限遠から50cmの範囲に決定する(S106)。
撮像装置100は、オートフォーカスを終了するかどうか判断して(S108)、オートフォーカスを継続する場合には、ステップS100以降の処理を継続する。
以上の通り、撮像装置100が、至近側の被写体に合焦させる可能性が低い予め定められた動きを示す場合、オートフォーカスの合焦可能範囲が制限される。これにより、合焦状態が得られるフォーカスレンズの位置を探索するときに、フォーカスレンズを無駄に至近側に移動させる必要がなくなる。これにより、オートフォーカスによるデフォーカス量を抑制することができる。例えば、ユーザが歩行しながら撮像装置100で動画を撮像しているときに、コントラストの大きな変化があり、オートフォーカスが開始されても、動画がぼけることを抑制できる。
上記のような撮像装置100は、移動体に搭載されてもよい。撮像装置100は、図5に示すような、無人航空機(UAV)に搭載されてもよい。UAV10は、UAV本体20、ジンバル50、複数の撮像装置60、及び撮像装置100を備えてよい。ジンバル50、及び撮像装置100は、撮像システムの一例である。UAV10は、推進部により推進される移動体の一例である。移動体とは、UAVの他、空中を移動する他の航空機などの飛行体、地上を移動する車両、水上を移動する船舶等を含む概念である。移動体に撮像装置100が搭載された場合、ユーザの歩行状態の代わりに、移動体の移動情報を用いることになる。移動状態は、UAV10に搭載された、GPS、加速度センサ、及び高度センサの少なくとも1つを用いて検知する。移動状態が、予め定められたパターンである場合に、撮像装置100の合焦可能範囲を制御する。例えば、決定部114は、UAV10の移動状態が予め定められたパターンを示すと判断した場合、オートフォーカスの合焦可能範囲を第1の範囲より狭い第2の範囲に決定してよい。
UAV本体20は、複数の回転翼を備える。複数の回転翼は、推進部の一例である。UAV本体20は、複数の回転翼の回転を制御することでUAV10を飛行させる。UAV本体20は、例えば、4つの回転翼を用いてUAV10を飛行させる。回転翼の数は、4つには限定されない。また、UAV10は、回転翼を有さない固定翼機でもよい。
撮像装置100は、所望の撮像範囲に含まれる被写体を撮像する撮像用のカメラである。ジンバル50は、撮像装置100を回転可能に支持する。ジンバル50は、支持機構の一例である。例えば、ジンバル50は、撮像装置100を、アクチュエータを用いてピッチ軸で回転可能に支持する。ジンバル50は、撮像装置100を、アクチュエータを用いて更にロール軸及びヨー軸のそれぞれを中心に回転可能に支持する。ジンバル50は、ヨー軸、ピッチ軸、及びロール軸の少なくとも1つを中心に撮像装置100を回転させることで、撮像装置100の姿勢を変更してよい。
複数の撮像装置60は、UAV10の飛行を制御するためにUAV10の周囲を撮像するセンシング用のカメラである。2つの撮像装置60が、UAV10の機首である正面に設けられてよい。更に他の2つの撮像装置60が、UAV10の底面に設けられてよい。正面側の2つの撮像装置60はペアとなり、いわゆるステレオカメラとして機能してよい。底面側の2つの撮像装置60もペアとなり、ステレオカメラとして機能してよい。複数の撮像装置60により撮像された画像に基づいて、UAV10の周囲の3次元空間データが生成されてよい。UAV10が備える撮像装置60の数は4つには限定されない。UAV10は、少なくとも1つの撮像装置60を備えていればよい。UAV10は、UAV10の機首、機尾、側面、底面、及び天井面のそれぞれに少なくとも1つの撮像装置60を備えてもよい。撮像装置60で設定できる画角は、撮像装置100で設定できる画角より広くてよい。撮像装置60は、単焦点レンズまたは魚眼レンズを有してもよい。
遠隔操作装置300は、UAV10と通信して、UAV10を遠隔操作する。遠隔操作装置300は、UAV10と無線で通信してよい。遠隔操作装置300は、UAV10に上昇、下降、加速、減速、前進、後進、回転などのUAV10の移動に関する各種命令を示す指示情報を送信する。指示情報は、例えば、UAV10の高度を上昇させる指示情報を含む。指示情報は、UAV10が位置すべき高度を示してよい。UAV10は、遠隔操作装置300から受信した指示情報により示される高度に位置するように移動する。指示情報は、UAV10を上昇させる上昇命令を含んでよい。UAV10は、上昇命令を受け付けている間、上昇する。UAV10は、上昇命令を受け付けても、UAV10の高度が上限高度に達している場合には、上昇を制限してよい。
図6は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ1200の一例を示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーションまたは当該装置の1または複数の「部」として機能させることができる。または、当該プログラムは、コンピュータ1200に当該オペレーションまたは当該1または複数の「部」を実行させることができる。当該プログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、及びRAM1214を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、入力/出力ユニットを含み、それらは入力/出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。コンピュータ1200はまた、ROM1230を含む。CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブが、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納してよい。ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/またはコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。プログラムが、CR−ROM、USBメモリまたはICカードのようなコンピュータ可読記録媒体またはネットワークを介して提供される。プログラムは、コンピュータ可読記録媒体の例でもあるRAM1214、またはROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーションまたは処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、またはUSBメモリのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、USBメモリ等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上またはコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 UAV
20 UAV本体
50 ジンバル
60 撮像装置
100 撮像装置
101 スロット
102 撮像部
110 撮像制御部
112 取得部
114 決定部
116 合焦制御部
120 イメージセンサ
130 メモリ
140 加速度センサ
150 GPS受信機
200 レンズ部
210 レンズ
212 レンズ駆動部
214 位置センサ
220 レンズ制御部
222 メモリ
300 遠隔操作装置
500 スタビライザ
501 デバイスホルダ
502 モバイルデバイス
503 持ち手部
504 シャッターボタン
505 録画ボタン
506 操作ボタン
507 ホルダ
509 ヨー軸回転機構
510 ピッチ軸回転機構
511 ロール軸回転機構
520 ジンバル制御部
530 メモリ
540 慣性計測装置
1200 コンピュータ
1210 ホストコントローラ
1212 CPU
1214 RAM
1220 入力/出力コントローラ
1222 通信インタフェース
1230 ROM

Claims (17)

  1. 撮像装置の動きを示す情報を取得する取得部と、
    前記情報に基づいて、前記撮像装置によるオートフォーカスの対象とする被写体と前記撮像装置との距離の範囲である合焦可能範囲を決定する決定部と
    を備える決定装置。
  2. 前記決定部は、前記情報が予め定められた動きを示さない場合、第1の範囲を前記合焦可能範囲に決定し、前記情報が予め定められた動きを示す場合、前記第1の範囲より狭い第2の範囲を前記合焦可能範囲に決定する、請求項1に記載の決定装置。
  3. 前記決定部は、前記情報が、前記予め定められた動きとして、前記撮像装置を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きを示す場合、前記第2の範囲を前記合焦可能範囲に決定する、請求項2に記載の決定装置。
  4. 前記決定部は、前記情報が、前記予め定められた動きとして、前記撮像装置が静止していることを示す場合、前記第1の範囲を前記合焦可能範囲に決定する、請求項2に記載の決定装置。
  5. 前記決定部は、前記情報が、前記予め定められた動きとして、前記撮像装置を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きを示し、かつ前記撮像装置の撮像方向と前記撮像装置の移動方向との関係が予め定められた条件を満たす動きを示す場合、前記第2の範囲を前記合焦可能範囲に決定する、請求項2に記載の決定装置。
  6. 前記決定部は、前記情報が、前記予め定められた動きとして、前記撮像装置を保持するユーザが歩行している状態に相当する動きを示し、かつ前記撮像装置の撮像方向と前記撮像装置の移動方向との成す角度が0度から180度より小さい角度である第1角度の範囲を満たす動きを示す場合、前記第2の範囲を前記合焦可能範囲に決定する、請求項2に記載の決定装置。
  7. 前記決定部は、前記撮像装置と接続される表示部が表示する方向を含む第2角度の範囲を満たす方向に前記撮像装置の撮像方向が向いている場合、前記第1の範囲を前記合焦可能範囲に決定する、請求項6に記載の決定装置。
  8. 前記決定部は、前記情報が、前記予め定められた動きとして、前記撮像装置の撮像方向と前記撮像装置の移動方向との関係がパンニングの条件を満たす動きを示す場合、前記第1の範囲を前記合焦可能範囲に決定する、請求項2に記載の決定装置。
  9. 前記取得部は、前記撮像装置の振動を検知するセンサから前記情報を取得する、請求項1に記載の決定装置。
  10. 前記第1の範囲は、前記第2の範囲を含む、請求項2に記載の決定装置。
  11. 前記第1の範囲は、被写体と前記撮像装置との距離が第1距離から無限遠までの範囲であり、
    前記第2の範囲は、被写体と前記撮像装置との距離が前記第1距離より長い第2距離から無限遠までの範囲である、請求項2に記載の決定装置。
  12. 前記第2の範囲は、前記撮像装置が第1の速度で移動する場合よりも、前記撮像装置が前記第1の速度より速い第2の速度で移動する場合のほうがより狭い、請求項2に記載の決定装置。
  13. 請求項1から12の何れか1つに記載の決定装置と、
    前記合焦可能範囲に基づいてオートフォーカスを実行する制御部と
    を備える撮像装置。
  14. 請求項13に記載の撮像装置と、
    前記撮像装置を回転可能に支持する支持機構と
    を備える撮像システム。
  15. 請求項14に記載の撮像システムを備えて移動する移動体。
  16. 撮像装置の動きを示す情報を取得する段階と、
    前記情報に基づいて、前記撮像装置によるオートフォーカスの対象とする被写体と前記撮像装置との距離の範囲である合焦可能範囲を決定する段階と
    を備える決定方法。
  17. 請求項1から12の何れか1つに記載の決定装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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