JP2886679B2 - スクロールコンプレッサ及びその組立方法 - Google Patents
スクロールコンプレッサ及びその組立方法Info
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- JP2886679B2 JP2886679B2 JP2341228A JP34122890A JP2886679B2 JP 2886679 B2 JP2886679 B2 JP 2886679B2 JP 2341228 A JP2341228 A JP 2341228A JP 34122890 A JP34122890 A JP 34122890A JP 2886679 B2 JP2886679 B2 JP 2886679B2
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- bearing
- stator
- shell
- scroll compressor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/008—Hermetic pumps
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49229—Prime mover or fluid pump making
- Y10T29/49236—Fluid pump or compressor making
- Y10T29/4924—Scroll or peristaltic type
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばロータリコンプレッサ等の回転機に
係り、特に冷凍や空調システム用のスクロールコンプレ
ッサに関する。そのコンプレッサでは、モータが管状シ
ェル内のロータ及びステータから形成されている。その
ロータは、スクロール圧縮機構を駆動するように配置さ
れている。本発明は、また、軸受とステータの正確な整
合を容易にするタイプのコンプレッサの構成に関するも
のでもある。従って、本発明ではロータ装置が、ステー
タに関して、及びクランクシャフトが取り付けられる下
部軸受に関して、正確に整合されて容易に組み込まれ得
る。
係り、特に冷凍や空調システム用のスクロールコンプレ
ッサに関する。そのコンプレッサでは、モータが管状シ
ェル内のロータ及びステータから形成されている。その
ロータは、スクロール圧縮機構を駆動するように配置さ
れている。本発明は、また、軸受とステータの正確な整
合を容易にするタイプのコンプレッサの構成に関するも
のでもある。従って、本発明ではロータ装置が、ステー
タに関して、及びクランクシャフトが取り付けられる下
部軸受に関して、正確に整合されて容易に組み込まれ得
る。
スクロール型の回転機は、気体を圧縮し、またはポン
ピングするために使用されている。これらの装置は、代
表的には2個のスクロール部材を有する。各部材は、一
般に円形の端板と、スパイラルすなわちインボリュート
ラップから形成されている。それらのスクロール部材
は、互いに固定方位角を維持しているが、一方が他方を
旋回するように径方向にオフセットされている。両ラッ
プは相互に作用し、例えば、一対のスクロールの中心方
向に移動しかつ一方のスクロール部材が他方を旋回する
ときに小さくなる三ヶ月形状の容積を形成するように、
他方の部材の表面との接触を維持する。このような相対
旋回運動は、シェル内に固定された一方のスクロール部
材を保持し、他方を旋回させることによって得られる。
その他方の旋回は、偏心クランクシャフトを回転させか
つ旋回スクロール部材を例えばオルダムリング等の回転
防止装置で保持することによってなされる。
ピングするために使用されている。これらの装置は、代
表的には2個のスクロール部材を有する。各部材は、一
般に円形の端板と、スパイラルすなわちインボリュート
ラップから形成されている。それらのスクロール部材
は、互いに固定方位角を維持しているが、一方が他方を
旋回するように径方向にオフセットされている。両ラッ
プは相互に作用し、例えば、一対のスクロールの中心方
向に移動しかつ一方のスクロール部材が他方を旋回する
ときに小さくなる三ヶ月形状の容積を形成するように、
他方の部材の表面との接触を維持する。このような相対
旋回運動は、シェル内に固定された一方のスクロール部
材を保持し、他方を旋回させることによって得られる。
その他方の旋回は、偏心クランクシャフトを回転させか
つ旋回スクロール部材を例えばオルダムリング等の回転
防止装置で保持することによってなされる。
クランクシャフトの軸からオフセットされている被駆
動旋回スクロール部材は、アンバランスのねじり荷重を
受ける。例えこれが偏心カウンタウエイトによって補償
されるとしても、コンプレッサが運転速度にある時にク
ランクシャフトに作用する幾つかの力が存在する。
動旋回スクロール部材は、アンバランスのねじり荷重を
受ける。例えこれが偏心カウンタウエイトによって補償
されるとしても、コンプレッサが運転速度にある時にク
ランクシャフトに作用する幾つかの力が存在する。
コンプレッサ用駆動モータは、そのコンプレッサの管
状シェル内に配置されている環状ステータの電機子と、
ステータの環状通路中に挿入される一般に円筒形のロー
タを有している。
状シェル内に配置されている環状ステータの電機子と、
ステータの環状通路中に挿入される一般に円筒形のロー
タを有している。
最高の運転効率を得るためには、ロータ及びステータ
の通路壁間の間隙は、できるだけ対称であるべきであ
る。ロータは、この間隙が適切に整合されるようにステ
ータと厳格な整合が取られるように保持されねばならな
い。また、クランクシャフトとそれと関連する偏駆動装
置が、旋回スクロール部材を固定スクロール部材に関し
て正確に旋回運動させるように、クランクシャフトは、
軸受システムによってかなり正確に支持されなければな
らない。さらに、クランクシャフトにかかる幾つかの力
を低減させるために、クランクシャフトの上端を支持す
る軸受はクランクシャフトのあまり下方に延びるできで
はない、従って、ロータカウンタウエイトは、できるだ
けクランクシャフトの高い位置心に置かれる。
の通路壁間の間隙は、できるだけ対称であるべきであ
る。ロータは、この間隙が適切に整合されるようにステ
ータと厳格な整合が取られるように保持されねばならな
い。また、クランクシャフトとそれと関連する偏駆動装
置が、旋回スクロール部材を固定スクロール部材に関し
て正確に旋回運動させるように、クランクシャフトは、
軸受システムによってかなり正確に支持されなければな
らない。さらに、クランクシャフトにかかる幾つかの力
を低減させるために、クランクシャフトの上端を支持す
る軸受はクランクシャフトのあまり下方に延びるできで
はない、従って、ロータカウンタウエイトは、できるだ
けクランクシャフトの高い位置心に置かれる。
しかも、軸受手段でクランクシャフトの上下端とも支
持するということは、これら軸受の1つは、ロータが組
み込まれるまでは、シェル内に組み込み得ないことを意
味している。従って、下部軸受をステータ及び上部軸受
に関して正確に整合させることは困難または不可能であ
る。
持するということは、これら軸受の1つは、ロータが組
み込まれるまでは、シェル内に組み込み得ないことを意
味している。従って、下部軸受をステータ及び上部軸受
に関して正確に整合させることは困難または不可能であ
る。
本発明の観点によれば、スクロールコンプレッサは、
電機子ステータを含んでいる管状シェルを有している。
そのステータには、それを通る所定半径を持つ円筒状軸
通路が形成されている。ロータ装置は、それぞれ上部軸
受及び下部軸受内において、ステータ上下に回転可能に
軸止めされているクランクシャフトを有する。この下部
軸受はクランクシャフトに固定されている。円筒ロータ
は、ステータ内の通路に挿入されており、上記シャフト
に同心的に取り付けられている。固定スクロール、旋回
スクロール、及び旋回スクロール用の回転防止装置から
成るスクロールコンプレッサ機構は、上部軸受の上方に
配置されている。その機構は、クランクケースによって
支持され、気体または他の流体を圧縮またはポンピング
するためにクランクシャフトによって駆動される。上下
端キャップが管状シェルの上下端を閉じている。クラン
クシャフトの上端は、クランクケース内の上部軸受に受
け入れられる一般に円筒状のジャーナルすなわちクラン
ク部材を支持している。下部軸受は二分割装置、すなわ
ちシェルの壁面に取り付けられる外部リング部分、及び
クランクシャフトの下端に軸止めする内部軸受板から成
っている。その外部部分は、ステータの通路とほぼ同じ
大きさかそれよりも大きな中央開口を有する。従って、
ステータ装置は、外部リング部分を介して下側から組み
込まれ得る。その後、上部軸受とステータが正確に整合
された状態で、軸受板が、例えばボルトで堅く締結され
る。
電機子ステータを含んでいる管状シェルを有している。
そのステータには、それを通る所定半径を持つ円筒状軸
通路が形成されている。ロータ装置は、それぞれ上部軸
受及び下部軸受内において、ステータ上下に回転可能に
軸止めされているクランクシャフトを有する。この下部
軸受はクランクシャフトに固定されている。円筒ロータ
は、ステータ内の通路に挿入されており、上記シャフト
に同心的に取り付けられている。固定スクロール、旋回
スクロール、及び旋回スクロール用の回転防止装置から
成るスクロールコンプレッサ機構は、上部軸受の上方に
配置されている。その機構は、クランクケースによって
支持され、気体または他の流体を圧縮またはポンピング
するためにクランクシャフトによって駆動される。上下
端キャップが管状シェルの上下端を閉じている。クラン
クシャフトの上端は、クランクケース内の上部軸受に受
け入れられる一般に円筒状のジャーナルすなわちクラン
ク部材を支持している。下部軸受は二分割装置、すなわ
ちシェルの壁面に取り付けられる外部リング部分、及び
クランクシャフトの下端に軸止めする内部軸受板から成
っている。その外部部分は、ステータの通路とほぼ同じ
大きさかそれよりも大きな中央開口を有する。従って、
ステータ装置は、外部リング部分を介して下側から組み
込まれ得る。その後、上部軸受とステータが正確に整合
された状態で、軸受板が、例えばボルトで堅く締結され
る。
本発明に係るコンプレッサの組立は、焼ばめでステー
タをシェル中に設置することを含んでいる。その後、上
部軸受、クランクケース、及び下部軸受外部リング部分
が、管状シェル内に配置され、整合アーバを用いて、シ
ェル内で正確に整合される。そのアーバは、管状シェル
内に上部軸受、クランクケース、及び下部軸受外部リン
グ部分を配置する伸縮可能な円筒状部分すなわち領域を
有するスピンドルの形状をなしている。整合アーバによ
って保持されている間に、これらの部材がハウジング内
に溶接または他の方法で固定される。その後、整合アー
バが引き抜かれる。ロータ装置は下部軸受外側リング部
分内の開口を介して、下側から組み込まれる。その後、
ロータ装置クランクシャフトの下端を軸止めするため
に、軸受が外部リング部分に組み込まれる。これは、ロ
ータをステータに対して正確な整合状態に維持する。従
ってロータとステータとの間の間隙は、可能な限り対称
になり得る。残りの部材が、シェル内に組み込まれ、そ
の後、そのシェルは、上下端キャップで閉じられる。
タをシェル中に設置することを含んでいる。その後、上
部軸受、クランクケース、及び下部軸受外部リング部分
が、管状シェル内に配置され、整合アーバを用いて、シ
ェル内で正確に整合される。そのアーバは、管状シェル
内に上部軸受、クランクケース、及び下部軸受外部リン
グ部分を配置する伸縮可能な円筒状部分すなわち領域を
有するスピンドルの形状をなしている。整合アーバによ
って保持されている間に、これらの部材がハウジング内
に溶接または他の方法で固定される。その後、整合アー
バが引き抜かれる。ロータ装置は下部軸受外側リング部
分内の開口を介して、下側から組み込まれる。その後、
ロータ装置クランクシャフトの下端を軸止めするため
に、軸受が外部リング部分に組み込まれる。これは、ロ
ータをステータに対して正確な整合状態に維持する。従
ってロータとステータとの間の間隙は、可能な限り対称
になり得る。残りの部材が、シェル内に組み込まれ、そ
の後、そのシェルは、上下端キャップで閉じられる。
第1図を参照する。第1図は、垂直方向に向いた管状
円筒シェル11を有するスクロールコンプレッサ10を示し
ている。底部キャップの形状をなすベース12が、シェル
11の下端を閉じ、上部キャップの形状をなすトップ13
が、シール11の頂端を閉じている。高圧ドーム14は、上
部キャップ13内に形成されている。また、それは高圧出
口15を有し、圧縮された気体がコンプレッサスクロール
装置16の中央出口からその高圧出口を介して導かれるよ
うになっている。
円筒シェル11を有するスクロールコンプレッサ10を示し
ている。底部キャップの形状をなすベース12が、シェル
11の下端を閉じ、上部キャップの形状をなすトップ13
が、シール11の頂端を閉じている。高圧ドーム14は、上
部キャップ13内に形成されている。また、それは高圧出
口15を有し、圧縮された気体がコンプレッサスクロール
装置16の中央出口からその高圧出口を介して導かれるよ
うになっている。
周知の如く、スクロール装置16は、スパイラル状のイ
ンボリュートラップ18を有する固定スクロール17、及び
固定スクロールのラップ18で挟まれるインボリュートラ
ップ20を有し、固定スクロールと対面している旋回スク
ロール19を含んでいる。この実施例では、雄スタブ21が
旋回スクロール19の軸から下方に延びており、固定スク
ロール17の軸回りに旋回するように回転する被駆動部材
を構成している。例えばオルダムリング等の回転防止機
構22は、スクロール19を回転しないように保持し、それ
を回転すなわち旋回させている間、固定方位角方向を維
持している。例えば、低圧ガスが周囲面が対抗するスク
ロールラップ18及び20の間に入り、その後、圧縮が行わ
れ、対抗したスクロールの中心から放出される。
ンボリュートラップ18を有する固定スクロール17、及び
固定スクロールのラップ18で挟まれるインボリュートラ
ップ20を有し、固定スクロールと対面している旋回スク
ロール19を含んでいる。この実施例では、雄スタブ21が
旋回スクロール19の軸から下方に延びており、固定スク
ロール17の軸回りに旋回するように回転する被駆動部材
を構成している。例えばオルダムリング等の回転防止機
構22は、スクロール19を回転しないように保持し、それ
を回転すなわち旋回させている間、固定方位角方向を維
持している。例えば、低圧ガスが周囲面が対抗するスク
ロールラップ18及び20の間に入り、その後、圧縮が行わ
れ、対抗したスクロールの中心から放出される。
上部軸受23は、スクロールコンプレッサ装置16の真下
で、シェル11内に固定支持されている。軸受23は、固定
スクロールスクロールの中心と同軸の、一般に円筒形の
上部ジャーナル24すなわちクランクケースに回転支持さ
れている。
で、シェル11内に固定支持されている。軸受23は、固定
スクロールスクロールの中心と同軸の、一般に円筒形の
上部ジャーナル24すなわちクランクケースに回転支持さ
れている。
スクロールコンプレッサ10用のモータの電機子を構成
するステータ25もまた、管状シェル11内に固定して設置
されている。そのシェル11の側部に設けられている電気
コネクタ26は、ステータ25上の巻線に電流を供給するた
めのものである。また、ステータ25は、円筒状でかつ所
定すなわち一定の半径を有する中央軸通路27を備えてい
る。
するステータ25もまた、管状シェル11内に固定して設置
されている。そのシェル11の側部に設けられている電気
コネクタ26は、ステータ25上の巻線に電流を供給するた
めのものである。また、ステータ25は、円筒状でかつ所
定すなわち一定の半径を有する中央軸通路27を備えてい
る。
第2図に一層詳細に示された下部軸受装置28は、2つ
の主要部品から構成されている。スパイダの形状をなす
外部リング部分(外側リング部分)29は、ステータ通路
27の半径よりも大きいか、それと同等の大きさの半径を
有する開口31を持つリング30を備えている。多数の脚32
がリング30から放射状に延びている。また、それらの脚
は、管状シェル11の内側面に溶接され得る面を備えてい
る。多数のせん孔33が、開口31の外側で、リング30中を
軸方向に延びている。
の主要部品から構成されている。スパイダの形状をなす
外部リング部分(外側リング部分)29は、ステータ通路
27の半径よりも大きいか、それと同等の大きさの半径を
有する開口31を持つリング30を備えている。多数の脚32
がリング30から放射状に延びている。また、それらの脚
は、管状シェル11の内側面に溶接され得る面を備えてい
る。多数のせん孔33が、開口31の外側で、リング30中を
軸方向に延びている。
内部軸受板(中央軸受板部材)34は、中央ジャーナル
35、及び外部リング部分29のせん孔33と関連している多
数の軸せん孔36を有する。内部軸受板34は、外部リング
部分29上に正確に配置される。また、それは、せん孔33
及び36の整合を取った上でボルト37で外部リング部分29
に締結される。
35、及び外部リング部分29のせん孔33と関連している多
数の軸せん孔36を有する。内部軸受板34は、外部リング
部分29上に正確に配置される。また、それは、せん孔33
及び36の整合を取った上でボルト37で外部リング部分29
に締結される。
次に第3図を参照する。ロータ装置38は、ステータの
円筒状通路27の半径よりもわずかに小さい半径を有する
一般に円筒形のロータ39を有する。そのロータ39は、そ
のロータと上記ステータとの間に小さな環状ギャップを
持つようにして、通路27内に配置されている。ロータ装
置用のクランクシャフト40は、通路39を介して軸方向に
延びている。また、そのシャフトの上端部には、一般に
円筒形クランク即ち円筒形ジャーナル41が配置されてい
る。その円筒形ジャーナル41は、偏心せん受を有し、被
駆動旋回スクロール19の雄スタブ21を受け入れるように
なっている。その円筒形ジャーナル41は、上部ジャーナ
ル24の軸受23内に受け入れられる。円筒形ジャーナル41
の真下には、クランクシャフト40の一部として一体に形
成されているカウンタウエイト43が、旋回スクロールの
オフセットに直径方向に対抗するようにして置かれてい
る。この実施例では、カウンタウエイト43は、ステータ
通路27の所定の半径よりも小さい半径を持つ円筒の一部
分の形状をなしている。すなわち、カウンタウエイト43
の径方向の長さは、ステータ装置38が下側から組み込ま
れる時に、通路27を通過するに充分なだけ小さくなって
いる。シャフト40の下端44は、ロータ39の下端から突き
出ていて、内部軸受板34の中央ジャーナル35に軸止めさ
れている。コンプレッサ装置のこの構成は、同心性の観
点からも、また同じように垂直性の観点からも、スクロ
ールコンプレッサ10内に軸受システムを正確に整合され
る。このコンプレッサの構成における好ましい整合ステ
ップについて、第4図及び第5図を参照して、以下に簡
単に説明する。
円筒状通路27の半径よりもわずかに小さい半径を有する
一般に円筒形のロータ39を有する。そのロータ39は、そ
のロータと上記ステータとの間に小さな環状ギャップを
持つようにして、通路27内に配置されている。ロータ装
置用のクランクシャフト40は、通路39を介して軸方向に
延びている。また、そのシャフトの上端部には、一般に
円筒形クランク即ち円筒形ジャーナル41が配置されてい
る。その円筒形ジャーナル41は、偏心せん受を有し、被
駆動旋回スクロール19の雄スタブ21を受け入れるように
なっている。その円筒形ジャーナル41は、上部ジャーナ
ル24の軸受23内に受け入れられる。円筒形ジャーナル41
の真下には、クランクシャフト40の一部として一体に形
成されているカウンタウエイト43が、旋回スクロールの
オフセットに直径方向に対抗するようにして置かれてい
る。この実施例では、カウンタウエイト43は、ステータ
通路27の所定の半径よりも小さい半径を持つ円筒の一部
分の形状をなしている。すなわち、カウンタウエイト43
の径方向の長さは、ステータ装置38が下側から組み込ま
れる時に、通路27を通過するに充分なだけ小さくなって
いる。シャフト40の下端44は、ロータ39の下端から突き
出ていて、内部軸受板34の中央ジャーナル35に軸止めさ
れている。コンプレッサ装置のこの構成は、同心性の観
点からも、また同じように垂直性の観点からも、スクロ
ールコンプレッサ10内に軸受システムを正確に整合され
る。このコンプレッサの構成における好ましい整合ステ
ップについて、第4図及び第5図を参照して、以下に簡
単に説明する。
第4図に示される如き整合アーバ50が、スクロールコ
ンプレッサ10を構成するために採用される。アーバ50
は、一般にスピンドルの形をした整合工具である。
ンプレッサ10を構成するために採用される。アーバ50
は、一般にスピンドルの形をした整合工具である。
コンプレッサ10の組立において、第1のステップは、
焼ばめすなわちプレスばめによって、ステータ25を管状
シェル11内にしっかり固定することである。これは、加
熱されたシェル内でシェル11及びそこに設置されている
ステータを加熱し、そしてそのシェルを冷却することに
よって適切に行われる。アーバ50は、3つの選択的高圧
密封領域51,52,53を有する。そして、それらと関連し
て、部品を軸方向に配置するため、それぞれショルダ51
a,52a及び54がある。下部軸受リング29は、リング29が
フランジ54上に置かれるように、アーバ50上に置かれ
る。ショルダ52aがステータ25と係合するように、軸リ
ング29と共にアーバ50がシェル11中に挿入される。軸受
53がショルダ51aと係合するように、軸受23を支えてい
るクランクケース24が、シェル11内でかつアーバ50上に
置かれる。これにより、部材が軸方向に適切に配置され
る。伸縮領域51は軸受23内にある。領域52はせん孔27内
にある。また、領域53は、軸受リング29内にある。ショ
ルダ52aをステータ25と係合させることによって、アー
バ50が軸方向に適切に配置れ、領域52が加圧される。こ
れは、アーバ50を径方向に適切に配置すると共に、ステ
ータ25に関してアーバ50を固定して配置する。領域51
は、その後適切に加圧され、クランクケース24がシェル
11に溶接され、そして領域51が減圧され得るように、軸
受23及びクランクケース24を径方向に適切に配置する。
その後、領域53が加圧され、シェル11に溶接される下部
軸受リング29を径方向に適切に配置する。領域52及び53
は、その後減圧され、ステータ25及びシェル11に対して
アーバ50が引き抜かれる。組立がシェル11ではなくステ
ータ25をキーオフされているので、前述の手順の間中、
領域52が加圧された状態になければならない。3つの領
域51,52及び53は、上部軸受をロックするために整合ア
ーバ50を径方向に伸縮させる個々の径方向伸縮可能部分
と、ステータ25に関して所定の正確に整合された位置に
ある軸受外側リング部分とを有する。径方向フランジ54
は、下部軸受外側リング部分29が軸受の軸と垂直になる
ことを確実にしている。
焼ばめすなわちプレスばめによって、ステータ25を管状
シェル11内にしっかり固定することである。これは、加
熱されたシェル内でシェル11及びそこに設置されている
ステータを加熱し、そしてそのシェルを冷却することに
よって適切に行われる。アーバ50は、3つの選択的高圧
密封領域51,52,53を有する。そして、それらと関連し
て、部品を軸方向に配置するため、それぞれショルダ51
a,52a及び54がある。下部軸受リング29は、リング29が
フランジ54上に置かれるように、アーバ50上に置かれ
る。ショルダ52aがステータ25と係合するように、軸リ
ング29と共にアーバ50がシェル11中に挿入される。軸受
53がショルダ51aと係合するように、軸受23を支えてい
るクランクケース24が、シェル11内でかつアーバ50上に
置かれる。これにより、部材が軸方向に適切に配置され
る。伸縮領域51は軸受23内にある。領域52はせん孔27内
にある。また、領域53は、軸受リング29内にある。ショ
ルダ52aをステータ25と係合させることによって、アー
バ50が軸方向に適切に配置れ、領域52が加圧される。こ
れは、アーバ50を径方向に適切に配置すると共に、ステ
ータ25に関してアーバ50を固定して配置する。領域51
は、その後適切に加圧され、クランクケース24がシェル
11に溶接され、そして領域51が減圧され得るように、軸
受23及びクランクケース24を径方向に適切に配置する。
その後、領域53が加圧され、シェル11に溶接される下部
軸受リング29を径方向に適切に配置する。領域52及び53
は、その後減圧され、ステータ25及びシェル11に対して
アーバ50が引き抜かれる。組立がシェル11ではなくステ
ータ25をキーオフされているので、前述の手順の間中、
領域52が加圧された状態になければならない。3つの領
域51,52及び53は、上部軸受をロックするために整合ア
ーバ50を径方向に伸縮させる個々の径方向伸縮可能部分
と、ステータ25に関して所定の正確に整合された位置に
ある軸受外側リング部分とを有する。径方向フランジ54
は、下部軸受外側リング部分29が軸受の軸と垂直になる
ことを確実にしている。
整合アーバ上の取付台55は、アーバを組立ステーショ
ン、ワークベンチ等に取り付けるためのものである。
ン、ワークベンチ等に取り付けるためのものである。
ハウジング24及び下部軸受外側リング部分29が置か
れ、整合アーバ50によって所定箇所に保持される。ハウ
ジング24及び外側リング部分29は、シェル11上の所定箇
所に溶接または他の方法で取り付けられる。その後、整
合アーバが引き抜かれる。この段階で、ロータ装置が、
下部軸受外側リング部分29内の開口31を介して組み込ま
れる。従って、シャフト40の上端にある円筒形ジャーナ
ル41は、軸受23内に正確に配置される。また、ロータ39
は、ステータ25の円筒通路27内に正確に配置される。そ
の後、内部軸受板34が下部分軸受外部リング部分29上に
組み込まれる。従って、ジャーナル35は、シャフトの下
端14を、ハウジング24及びステータ25に関して正確に整
合して支持する。その時点で、スクロールコンプレッサ
装置16などの残りの部材が組み込まれ、ハウジングが上
下端キャップ12及び13で閉じられる。
れ、整合アーバ50によって所定箇所に保持される。ハウ
ジング24及び外側リング部分29は、シェル11上の所定箇
所に溶接または他の方法で取り付けられる。その後、整
合アーバが引き抜かれる。この段階で、ロータ装置が、
下部軸受外側リング部分29内の開口31を介して組み込ま
れる。従って、シャフト40の上端にある円筒形ジャーナ
ル41は、軸受23内に正確に配置される。また、ロータ39
は、ステータ25の円筒通路27内に正確に配置される。そ
の後、内部軸受板34が下部分軸受外部リング部分29上に
組み込まれる。従って、ジャーナル35は、シャフトの下
端14を、ハウジング24及びステータ25に関して正確に整
合して支持する。その時点で、スクロールコンプレッサ
装置16などの残りの部材が組み込まれ、ハウジングが上
下端キャップ12及び13で閉じられる。
上述のように構成されたスクロールコンプレッサ装置
10では、ステータ25に関すると同様に主軸受23と下方軸
受28との間に正確な整合性がある。これは、ステータ25
とロータ39の間の間隙を正確な対称形にさせる。これ
は、また、長期の信頼性、良好な始動性、及び最適効率
を確証させる。
10では、ステータ25に関すると同様に主軸受23と下方軸
受28との間に正確な整合性がある。これは、ステータ25
とロータ39の間の間隙を正確な対称形にさせる。これ
は、また、長期の信頼性、良好な始動性、及び最適効率
を確証させる。
従来技術を用いた場合には、コンプレッサの最終組立
中に注意深さが必要であり、かつオフラインのサブアセ
ンブリとして簡単に行えないので、特に、本発明のよう
な正確な整合を行うことは困難である。
中に注意深さが必要であり、かつオフラインのサブアセ
ンブリとして簡単に行えないので、特に、本発明のよう
な正確な整合を行うことは困難である。
二分割下部軸受が採用されるので、ロータ装置38の正
確な組み込みが容易に実行され、所望する場合には、自
動組立ができる。
確な組み込みが容易に実行され、所望する場合には、自
動組立ができる。
第1図は、本発明の一実施例に係るスクロールコンプレ
ッサの断面を示す立面図である。 第2図は、第1図のスクロールコンプレッサ用の二分割
下部軸受の部分切欠き透視図である。 第3図及び第4図は、それぞれ、第1図のスクロールコ
ンプレッサ用のロータ装置、及びステータ、クランクシ
ャフト及び軸受を有する部分的に構成されたハウジング
の断面を示す立面図である。 第5図は、本発明の好適な実施例のスクロールコンプレ
ッサで採用される整合アーバを示す図である。 〔符号の説明〕 10……スクロールコンプレッサ 11……管状円筒シェル、12……ベース 13……上部キャップ、14……圧力ドーム 15……高圧出口、16……スクロール装置 17……固定スクロール、18,20……ラップ 19……旋回スクロール、21……雄スタブ 22……回転防止機構 40……クランクシャフト 50……整合アーバ
ッサの断面を示す立面図である。 第2図は、第1図のスクロールコンプレッサ用の二分割
下部軸受の部分切欠き透視図である。 第3図及び第4図は、それぞれ、第1図のスクロールコ
ンプレッサ用のロータ装置、及びステータ、クランクシ
ャフト及び軸受を有する部分的に構成されたハウジング
の断面を示す立面図である。 第5図は、本発明の好適な実施例のスクロールコンプレ
ッサで採用される整合アーバを示す図である。 〔符号の説明〕 10……スクロールコンプレッサ 11……管状円筒シェル、12……ベース 13……上部キャップ、14……圧力ドーム 15……高圧出口、16……スクロール装置 17……固定スクロール、18,20……ラップ 19……旋回スクロール、21……雄スタブ 22……回転防止機構 40……クランクシャフト 50……整合アーバ
Claims (10)
- 【請求項1】スクロールコンプレッサの組立方法であっ
て、 前記スクロールコンプレッサは、所定の半径の円筒状通
路を有する電機子ステータを含む管状シェルと、上記ス
テータの上方及び下方においてそれぞれ上記管状シェル
に固定設置された上部軸受及び下部軸受に回転可能に軸
止めされているシャフトを有するロータ装置と、上記ス
テータの通路内に挿入された状態で上記シャフトに同心
状に取り付けられている円筒状のロータと、上記上部軸
受の上方に設けられて気体を圧縮するために上記シャフ
トによって駆動されるコンプレッサ手段と、上記管状シ
ェルの上下端をとじる上下端キャップ手段と、をそれぞ
れ有しており、 上記ステータ(25)を上記シェル内に組み込み、固定す
るステップと、 整合アーバが上記ステータを通過するようにして、外側
リング部分(29)を整合アーバ(50)上に置き、それを
シェル内に挿入することによって上記下部軸受(28)の
上記外側リング部分を上記ステータよりも下方の上記シ
ェル中に組み込むステップであって、上記外側リング部
分は、その内部に中央開口(31)を有し、かつ上記ステ
ータ通路の半径と少なくとも同じ大きさの半径を有し、 上記上部軸受(23)を上記ステータより上方で上記整合
アーバ上に置くステップと、 上記整合アーバを径方向に伸縮させ、上記上部軸受、上
記下部軸受外側リング部分を、上記シェル内の所定の正
確に整合された位置にロックするステップと、 上記正確に整合された上部軸受及び下部軸受外側リング
部分を上記シェルの内壁に取り付けるステップと、 上記整合アーバを引き抜くステップと、 シャフトの上端が上記上部軸受に軸止めされ、かつ上記
ロータが上記ステータの円筒状通路内に配置されるよう
に、上記ロータ装置を上記下部軸受外側リング部分の開
口を介して組み込むステップと、 中央軸受板部材(34)を上記下部軸受外側リング部分に
取り付け、上記上部軸受及び上記ステータに関して正確
に整合させた状態で、上記シャフトの下端を軸止めする
ステップと、 上記コンプレッサ手段及び上記上下端キャップ手段を組
み込むステップとから成ることを特徴とするスクロール
コンプレッサの組立方法。 - 【請求項2】上記正確に整合された上部軸受及び下部軸
受外側リング部分を上記シェルの内壁に取り付けるステ
ップでは、 前記上部ベアリングを支持するクランクケースの径方向
外側の部位と、前記下部軸受の外側リングの径方向外側
部位と、のそれぞれを前記シェルに溶接することを特徴
とする請求項1記載のスクロールコンプレッサの組立方
法。 - 【請求項3】前記下部軸受の外側リング部位(29)は、
前記中央開口の径方向外側に、該外側リング部位を貫通
するせん孔(33)を有し、前記軸受板部材(34)は、前
記外側リング部位を貫通する前記せん孔(33)に対応し
て設けられて該軸受板部材を貫通する複数のせん孔(3
6)を有し、 前記軸受板部材を前記下部軸受外側リング部材に取り付
けるステップでは、前記軸受板部材のせん孔(36)を前
記外側リング部材のせん孔(33)に整列させて、溝付き
留め具(37)によって互いに固定させることを特徴とす
る請求項1記載のスクロールコンプレッサの組立方法。 - 【請求項4】前記整合アーバ(50)は、略スピンドル形
状であるとともに、前記上部軸受と整合して伸縮可能で
略円筒形の上部部位と、ステータに対向して位置する伸
縮可能で略円筒状の中央部(52)と、前記下部軸受外側
リング部材と整合し伸縮可能で略円筒状の下部(53))
と、を有することを特徴とする請求項1記載のスクロー
ルコンプレッサの組立方法。 - 【請求項5】前記整合アーバ(50)は、前記伸縮可能な
下部の下方のエッジに、径方向フランジを更に有するこ
とを特徴とする請求項4記載のスクロールコンプレッサ
の組立方法。 - 【請求項6】管状シェル、上記シェル内に取り付けられ
た電機子ステータ、上部軸受(23)、シャフト及び円筒
状ロータを含んでいるロータ装置、及び下部軸受を有す
るスクロールコンプレッサにおいて、 上記電機子ステータは、そこを通る所定の半径の円筒状
通路(27)を有し、 上記上部軸受が上記ステータよりも上方で上記管状シェ
ルの内壁に固定され、 上記ロータ装置の上記シャフトの上部には、円筒形ジャ
ーナル(41)が設けられており、この円筒形ジャーナル
は、上部軸受内に回転可能に設けられ、 上記円筒状ロータは、上記シャフトに同心状に固定さ
れ、かつ上記ステータの円筒状通路内に挿入され、上記
シャフトの下端が、上記ロータより下方に突出してお
り、 上記コンプレッサ手段は、上記上部軸受よりも上方に設
けられ、かつ気体を圧縮するために上記ロータシャフト
によって駆動され、 上記下部軸受は、上記シェル内で上記ステータよりも下
方に組み込まれ、上記シャフトの下端は、回転可能に軸
止めされており、 また、上記下部軸受は、上記管状シェルの内壁に固定さ
れた外側リング部分(29)を有し、この外側リング部分
は、上記ステータの円筒状通路の半径と少なくとも同じ
大きさの半径を有しかつそこを通過する開口(31)を備
えており、 更に、上記下部軸受は、上記上部軸受及び上記ステータ
に関して実質的に正確な整合状態で上記外側リング部分
に設けられている中央軸受板部材(34)を有することを
特徴とするスクロールコンプレッサ。 - 【請求項7】前記外側リング部分(29)は、リング(3
0)とアーム(32)とを有し、前記アームは、前記リン
グから前記管状のシェルの内壁へと放射状にのびること
を特徴とする請求項6記載のスクロールコンプレッサ。 - 【請求項8】前記下部軸受外側リング部分は、前記中央
開口の径方向外側に、該外側リング部位を貫通するせん
孔(33)を有し、前記軸受板部材(34)は、前記外側リ
ング部位を貫通する前記せん孔(33)に対応して設けら
れた複数のせん孔(36)を有し、 更に、前記外側リング部材のせん孔と、前記対応して設
けられた前記軸受板部材のせん孔と、をそれぞれ貫通し
て、前記軸受板部材を前記外側リング部分に固定する、
溝付き留め具(37)を有することを特徴とする請求項6
記載のスクロールコンプレッサ。 - 【請求項9】前記管状シェルの各端部を閉じるための上
部端キャップ及び下部端キャップ(12、13)を更に有す
ることを特徴とする請求項6記載のスクロールコンプレ
ッサ。 - 【請求項10】前記ロータ装置は、前記シャフトに一体
に設けられた偏心カウンタウェイト(43)を有し、この
カウンタシャフトの半径は、前記ステータ通路の半径を
超えないように定められていることを特徴とする請求項
6記載のスクロールコンプレッサ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/445,780 US5042150A (en) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | Method of assembling a scroll compressor |
US445,780 | 1989-12-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03182691A JPH03182691A (ja) | 1991-08-08 |
JP2886679B2 true JP2886679B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=23770163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2341228A Expired - Fee Related JP2886679B2 (ja) | 1989-12-04 | 1990-11-30 | スクロールコンプレッサ及びその組立方法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5042150A (ja) |
EP (1) | EP0432083B1 (ja) |
JP (1) | JP2886679B2 (ja) |
KR (1) | KR0143405B1 (ja) |
AR (1) | AR245981A1 (ja) |
BR (1) | BR9006093A (ja) |
DE (1) | DE69002595T2 (ja) |
DK (1) | DK0432083T3 (ja) |
ES (1) | ES2043338T3 (ja) |
MX (1) | MX171384B (ja) |
MY (1) | MY104552A (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2712777B2 (ja) * | 1990-07-13 | 1998-02-16 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機 |
KR950004541B1 (ko) * | 1990-10-04 | 1995-05-02 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 스크롤압축기 및 그 제조방법 |
US5142762A (en) * | 1990-10-22 | 1992-09-01 | United Technologies Corporation | Air cycle machine alignment |
JP3078369B2 (ja) * | 1991-10-24 | 2000-08-21 | サンデン株式会社 | 圧縮機 |
US5379516A (en) * | 1993-04-06 | 1995-01-10 | Carrier Corporation | Scroll compressor pump cartridge assembly |
US5832604A (en) * | 1995-09-08 | 1998-11-10 | Hydro-Drill, Inc. | Method of manufacturing segmented stators for helical gear pumps and motors |
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FR2792718B1 (fr) * | 1999-04-20 | 2001-05-25 | Danfoss Maneurop S A | Procede de montage et d'alignement des paliers du vilebrequin d'un compresseur scroll, et dispositif pour la mise en oeuvre de ce procede |
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US20060159579A1 (en) * | 2005-01-20 | 2006-07-20 | Skinner Robin G | Motor-compressor unit mounting arrangement for compressors |
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DE102013200597B4 (de) * | 2012-01-19 | 2021-08-19 | Danfoss (Tianjin) Ltd. | Verdichter und Verfahren zum Zusammenbau eines solchen Verdichters |
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CN105649979B (zh) * | 2016-03-29 | 2024-06-11 | 丁波 | 空压机动盘与静盘平面间隙精准的装配方法以及改良结构 |
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JPS60243301A (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-03 | Mitsubishi Electric Corp | スクロール流体機械及びその流体機械の組立て方法 |
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-
1989
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-
1990
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