JP2885328B2 - 空気圧駆動調節弁の軸封部清掃方法及び軸封部清掃式空気圧駆動調節弁 - Google Patents

空気圧駆動調節弁の軸封部清掃方法及び軸封部清掃式空気圧駆動調節弁

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JP2885328B2 JP3013815A JP1381591A JP2885328B2 JP 2885328 B2 JP2885328 B2 JP 2885328B2 JP 3013815 A JP3013815 A JP 3013815A JP 1381591 A JP1381591 A JP 1381591A JP 2885328 B2 JP2885328 B2 JP 2885328B2
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善男 斉藤
忠夫 梅山
隆之 玄間
康秀 新井
豊 荘司
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Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気圧駆動調節弁の軸封
部清掃方法及び軸封部清掃式調節弁に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、空気圧駆動調節弁では、軸封部に
塵挨が付着して弁軸やパッキンが傷つけられるのを防止
するために、軸封部の外気側を防塵カバーで覆ってい
る.例えば図3に示すようなダイヤフラム式空気圧駆動
調節弁に於いては、ダイヤフラム室6の外気側b壁と軸
封部10の外気側間に防塵カバー25を設置して軸封部
10を外気に対して遮蔽している。また図4に示すよう
なシリンダ式空気圧駆動調節弁に於いては、シリンダ1
9の一側と軸封部10の外気側間に防塵カバー25を設
置して軸封部10を外気に対して遮蔽している.尚、図
3及び図4の構成要素中、本発明の実施例を表した図1
及び図2の構成要素と同様なものには同一の符号を付し
ている。従ってそれらの動作は図1及び図2に関する説
明を参照のこと。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】流体流路2内の流体が
軸封部10から漏洩すると、この漏洩流体は防塵カバー
25内に滞留する。従って、この漏洩した流体が例えば
燃料ガス等のように可燃性であると局所的に爆発を起す
濃度に達する危険性がある。このため防塵カバー25は
可然性流体用の空気圧駆動調節弁には適用することがで
きず、このような空気圧駆動調節弁の軸封部を保護する
適当な方法が従来はなかった.本発明は以上の点に鑑み
て創案されたもので、即ち可燃性流体用の空気圧駆動調
節弁に於いて軸封部を効果的に保護することのできる軸
封部清掃方法及びこれを適用した軸封部清掃式調節弁を
提供することを目的とするものである.
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段を実施例に対応する図面を参照して説明する
と、まず本発明はダイヤフラム式空気圧駆動調節弁のポ
ジショナー12の排気とダイヤフラム室6の外気側bの
排気とを軸封部10の外気側近傍に導いて噴出させる空
気圧駆動調節弁の軸封部清掃方法を提供するものであ
る。
【0005】また本発明では、ダイヤフラム式空気圧駆
動調節弁のポジショナー12の排気口に排気管15を接
続すると共に、ダイヤフラム室6の外気側b壁に設けた
排気孔17に第二の排気管18を接続し、これらの排気
管15,18の夫々の噴出側端部を軸封部10の外気側
近傍に位置させて設置した軸封部清掃式空気圧駆動調
弁を提供するものである。
【0006】また本発明は、他の構成として、シリンダ
式空気圧駆動調節弁のシリンダ19の排気口の夫々に排
気管22a,22bを接続し、これらの排気管22a,
22bの夫々の噴出側端部を軸封部10の外気側近傍に
位置させて設置した軸封部清掃式空気圧駆動調節弁を提
供するものである。 そしてこの構成に於いては、夫々の
排気管22a,22bは合流させて共通の噴出側端部2
4を構成し、かかる共通の噴出側端部24を軸封部10
の外気側近傍に位置させることができる。
【0007】
【作用】空気圧駆動調節弁では、その動作時に断続的に
排気が発生する.従来は、この排気は図3、図4中の排
気口26あるいは排気孔27等から単に外気に排出して
いたのであるが、本発明では、この排気を軸封部10の
外気側近傍に導いて噴出させる。従って外気中の塵挨が
弁軸5や軸封部10のパッキン9等に付着しても、この
断続的な排気の噴出により吹き飛ばして清掃することが
できる。このように噴出させる排気は、空気圧駆動調節
弁の形式に応じて適宜の排気を利用することができる
し、また軸封部10の外気側近傍に於ける噴出は1ケ所
から行う他、複数個所から噴出することもできる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図について説明する。
図1はダイヤフラム式空気圧駆動調節弁の一例を模式的
に示すもので、符号1はケーシング、2は流体流路、3
はこの流体流路2に設けた弁座、4は弁軸5の端部に設
けた弁栓である。また符号6はダイヤフラム7を装置し
たダイヤフラム室であり、このダイヤフラム室6はダイ
ヤフラム7により駆動側aと外気側bに区画されてい
る。そして上記弁軸5はグランド8にパッキン9を収容
した構成の軸封部10により移動自在に支持しており、
その端部はダイヤフラム室6の外気側bを通してダイヤ
フラム7に固定している。そしてダイヤフラム7はダイ
ヤフラム室6の外気側b壁との間に設置したばね11に
より駆動側a方向に付勢している。符号12はポジショ
ナーであり、このポジショナー12の供給空気口には供
給空気管13、出力口には出力空気管14、そして排気
口に排気管15が接続されている。この出力空気管14
は上記ダイヤフラム室6の駆動側aに接続され、また排
気管15はその噴出側端部16を上記軸封部10の外気
側近傍に位置させるように設置している。更に、ダイヤ
フラム室6の外気側b壁には排気孔17を設けており、
この排気孔17に第二の排気管18を接続している。こ
の第二の排気管18は上記排気管15に合流接続してい
る.
【0009】以上の構成に於いては、供給空気管13を
介してポジショナー12に駆動用空気を供給すると、所
定の操作入力信号(またはこの操作入力信号に加えて弁
軸4の位置に対応するフイードバック信号)に応じた空
気圧が出力空気管14を介してダイヤフラム室6の駆動
側aに加わり、この空気圧と上記ばね11の付勢力が釣
り合う位置にダイヤフラム7が調節され、従って弁軸5
を介して弁栓4が弁座3に対して所望の位置にもたらさ
れる。このような調節動作に際してポジショナー12に
は断続的に排気が発生し、この排気は排気口から排気管
15を流れて、その噴出側端部16から軸封部10に向
かって噴出する。従って軸封部10のパッキン9や弁軸
5等に塵埃が付着している場合には、これを吹き飛ばし
て清掃することができる。一方、上述したダイヤフラム
7の調節動作に際しては、ダイヤフラム室6の外気側b
にも排気が断続的に発生し、この排気は排気孔17から
第二の排気管18を経て、上述の噴出側端部16から軸
封部10に向かって噴出し、やはり上述した清掃作用が
行われる。
【0010】図1の実施例に於いては第二の排気管18
は排気管15に合流接続した構成としていて、ダイヤフ
ラム室6の外気側に発生する排気を共通の噴出側端部1
6から噴出する構成としているが、第二の排気管18自
体に噴出側端部を設けて、上記噴出側端部16とは別の
位置で排気を噴出する構成とすることもできる。
【0011】次に図2はシリンダ式空気圧駆動調節弁
一例の要部を模式的に示すもので、弁軸5の端部は、上
記ダイヤフラム7に代えてシリンダ19に移動自在に支
持したピストン20に接続している。そしてシリンダ1
9にはピストン20の移動方向の両側に夫々空気供給管
21a,21bと排気管22a,22bを接続してお
り、排気管22a,22bには開閉弁23a,23bを
設けると共に、その下流側で合流させ、その噴出側端部
24を軸封部10の外気側近傍に位置させるように設置
している。
【0012】以上の構成に於いては、開閉弁23a,2
3bの開閉操作と空気供給管21a,21bからの駆動
用空気の供給操作によりピストン20の位置を調節する
ことができ、従って弁軸5を介して図1の構成と同様に
弁栓4が弁座3に対して所望の位置にもたらされる。こ
のような調節動作に於いて、排気管22a,22bには
開閉弁23a,23bを介して断続的に、そして交互に
排気が流れ、この排気は噴出側端部24から軸封部10
に向かって噴出して、やはり上述した清掃作用が行われ
る。
【0013】図2の実施例に於いては夫々の排気管22
a,22bは合流接続した溝成としていて、夫々を通る
排気を共通の噴出側端部24から噴出する構成としてい
るが、噴出側端部24を夫々独立的に設けて、別の位置
で排気を噴出する構成とすることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の通り、従来は単に外気に
排出していた排気を有効に利用して軸封部の清掃を行う
ので、軸封部に塵挨が付着して弁軸やパッキンが傷つけ
られるのを防塵カバーを設置せずに防止することができ
る他、以下に示すような効果がある。即ち本発明では防
塵カバーを設置する必要がないので、燃料ガス等の可燃
性の流体が軸封部を介して弁内から漏洩しても外気に放
散するので爆発を起す濃度に達する危険性がなく、使用
流体が可燃性、非可燃性の何れの空気圧駆動調節弁にも
適用することができる。また上述の排気による清掃は断
続的に行われるので、継続的に行う場合に起り得るパッ
キン等の劣化は起りにくいし、可燃性の流体用の場合に
於いて軸封部からの流体の漏洩を可燃性流体検知器で監
視する場合にも、その監視機能を妨げない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をダイヤフラム式空気圧駆動調節弁に適
用した構成の実施例を表した模式的説明図である。
【図2】本発明をシリンダ式空気圧駆動調節弁に適用し
た構成の実施例を表した要部の模式的説明図である。
【図3】従来のダイヤフラム式空気圧駆動調節弁の構成
の一例を表した模式的説明図である。
【図4】従来のシリンダ式空気圧駆動調節弁の構成の一
例を表した要部の模式的説明図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 流体流路 3 弁座 4 弁栓 5 弁軸 6 ダイヤフラム室 7 ダイヤフラム 8 グランド 9 パッキン 10 軸封部 11 ばね 12 ポジショナー 13 供給空気管 14 出力空気管 15 排気管 16 噴出側端部 17 排気孔 18 第二の排気管 19 シリンダ 20 ピストン 21a 空気供給管 21b 空気供給管 22a 排気管 22b 排気管 23a 開閉弁 23b 開閉弁 24 噴出側端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 康秀 神奈川県川崎市中原区小杉町2−220 (72)発明者 荘司 豊 神奈川県川崎市中原区小杉町2−220 (56)参考文献 実開 昭62−183103(JP,U) 実開 昭55−73546(JP,U) 特公 昭47−3939(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 51/00 F16K 31/126

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤフラム式の空気圧駆動調節弁のポ
    ジショナーの排気とダイヤフラム室の外気側の排気とを
    軸封部の外気側近傍に導いて噴出させることを特徴とす
    る空気圧駆動調節弁の軸封部清掃方法
  2. 【請求項2】 ダイヤフラム式空気圧駆動調節弁のポジ
    ショナーの排気口に排気管を接続すると共に、ダイヤフ
    ラム室の外気側壁に設けた排気孔に第二の排気管を接続
    し、これらの排気管の夫々の噴出側端部を軸封部の外気
    側近傍に位置させて設置したことを特徴とする軸封部清
    掃式空気圧駆動調節弁
  3. 【請求項3】 夫々の排気管は合流させて共通の噴出側
    端部を構成し、この共通の噴出側端部を軸封部の外気側
    近傍に位置させて設置したことを特徴とする請求項2記
    載の軸封部清掃式空気圧駆動調節弁
  4. 【請求項4】 シリンダ式空気圧駆動調節弁のシリンダ
    の排気口の夫々に排気管を接続し、これらの排気管の夫
    々の噴出側端部を軸封部の外気側近傍に位置させて設置
    したことを特徴とする軸封部清掃式空気圧駆動調節弁
  5. 【請求項5】 夫々の排気管は合流させて共通の噴出側
    端部を構成し、この共通の噴出側端部を軸封部の外気側
    近傍に位置させて設置したことを特徴とする請求項4記
    載の軸封部清掃式空気圧駆動調節弁
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