JP2884759B2 - 浴室ユニット内に設けた気泡発生浴槽の配管支持構造 - Google Patents

浴室ユニット内に設けた気泡発生浴槽の配管支持構造

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JP2884759B2 JP27410990A JP27410990A JP2884759B2 JP 2884759 B2 JP2884759 B2 JP 2884759B2 JP 27410990 A JP27410990 A JP 27410990A JP 27410990 A JP27410990 A JP 27410990A JP 2884759 B2 JP2884759 B2 JP 2884759B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、浴室ユニット内に設けた気泡発生浴槽の配
管支持構造に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、浴室ユニット内に設けた気泡発生浴槽の一実施
例として、浴槽本体と循環ポンプとの間に、吸水配管と
送水配管を介設して浴湯循環流路を形成し、同浴湯循環
流路に空気取入部を設けて、上記浴槽本体内へ気泡混じ
りの浴湯を噴出可能としたものがある。
そして、上記吸水配管と送水配管は、浴室ユニットの
一側側壁に沿わせて配置し、両配管の直上方にカウンタ
ーを設けると共に、同カウンターに前垂れ部を垂設し
て、同カウンターと前垂れ部とにより両配管を覆ってい
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところが、上記気泡発生浴槽の場合、前垂れ部にシャ
ワーホースやカラン等を取付けると、同カラン等に接続
する配管をカウンターの下方に配置しなければならず、
同配管と循環ポンプとが接触しないように、浴槽本体と
循環ポンプとを可及的に離隔させて配置させる必要があ
る。
そのために、吸水配管と送水配管を長尺に形成する必
要が生じるが、両配管を長尺にすると、両配管中を通し
て浴湯を循環させた際に、両配管が大きく振動し、両配
管の各接続部に緩みが生じ、水濡れ等が生じて適正な気
泡発生浴槽の運転が行なえないという問題がある。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本発明では、浴槽本体と循環ポンプとの間
に、吸水配管と送水配管を介設して浴湯循環流路を形成
し、同浴湯循環流路に空気取入部を設けて、上記浴槽本
体内へ気泡混じりの浴湯を噴出可能とした浴室ユニット
内に設けた気泡発生浴槽において、浴槽本体と循環ポン
プとを一定間隔を開けて配置し、同浴槽本体と循環ポン
プとの間に介設した吸水配管及び送水配管の中途部を吊
下げ支持具により支持したことを特徴とする浴室ユニッ
ト内に設けた気泡発生浴槽の配管支持構造を提供せんと
するものである。
また、吊下げ支持具に防振材を取付け、同防振材を介
して吊下げ支持具により吸水配管及び送水配管を支持し
たこと、また、浴槽本体と、同浴槽本体と循環ポンプと
の間に設けて、吸水配管及び送水配管を覆うカウンター
とを、平面視L字状に配置し、同カウンターに垂設した
前垂れ部の中途部にカランを取付け、同カランにカウン
ターの下部空間内に配置したカラン接続用配管を接続し
たことにも特徴を有する。
(ホ)作用・効果 本発明によれば、以下のような作用効果が生起され
る。
すなわち、本発明では、循環ポンプを作動させて、浴
槽本体内の浴湯を吸水配管と送水配管とを介して強制循
環させ、その際、空気取入部より取入れた空気をエジェ
クタ効果により浴湯中に混入して、浴槽本体内に気泡混
じりの浴湯を噴出させることができる。
この際、浴槽本体と循環ポンプとを一定の間隔を開け
て配置し、同浴槽本体と循環ポンプとの間に介設した吸
水配管及び送水配管の直上方にカウンターを設け、同カ
ウンターに吊下げ支持具を垂設し、同吊下げ支持具によ
り両配管の中途部を支持しているために、両配管中を通
して浴湯を循環させた際にも、両配管が大きく振動する
のを防止することができる。
従って、両配管の各接続部に緩みが生じるのを防止で
き、水濡れ等の発生を防止して適正な気泡発生浴槽の運
転を行なうことができ、入浴者に快適な入浴を提供する
ことができる。
また、吊下げ支持具に防振材を取付け、同防振材を介
して吊下げ支持具により吸水配管と送水配管を支持する
ことにより、両配管の振動防止を確実に図ることがで
き、上記した水濡れ等の発生防止を確保できる。
また、浴槽本体と、同浴槽本体と循環ポンプとの間に
設けたカウンターとを、平面視L字状に配置し、同カウ
ンターに垂設した前垂れ部の中途部にカランを取付け、
同カランにカウンターの下部空間内に配置したカラン接
続用配管を接続した場合にも、カウンターの直下方にお
いて吸水配管と送水配管をカラン接続用配管と干渉させ
ることなく配置することができると共に、両配管の中途
部を吊下げ支持具により支持しているために、両配管の
振動を防止して、適正な気泡発生浴槽の運転を確保でき
る。
(ヘ)実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は、本発明に係る配管支持構造を具備する浴室
ユニット(A)の断面平面図、第2図〜第5図は、それ
ぞれ浴室ユニット(A)の断面側面図である。
まず、浴室ユニット(A)について、第1図〜第5図
を参照しながら説明し、続いて、同浴室ユニット(A)
内に設けた気泡発生浴槽(B)について、第6図〜第12
図を参照しながら説明し、最後に、本発明に係る配管支
持構造について、第8図及び第13図を参照しながら説明
する。
〔1〕浴室ユニットの説明 浴室ユニット(A)は、第1図〜第5図に示すよう
に、前後左右側壁(1)(2)(3)(4)と天井壁
(5)と床パン(6)とにより内部にバスルーム(7)
を形成し、同バスルーム(7)内に気泡発生浴槽(B)
や洗場(9)等を設置している。
また、側壁を構成する部材は、あらかじめ工場等で製
造されて、浴室ユニット(A)の仮設現場で組立て施工
されるものであり、例えば、前後左右側壁(1)(2)
(3)(4)は、所要大きさの方形パネルボードの内面
に陶磁器タイル(10)を接着すると共に、各側壁(1)
(2)(3)(4)を金属製のフレーム枠体(図示せ
ず)により連結しながら床パン(6)の立上り部(6a)
上に立設し、しかも、天井壁(5)にて上方を隠蔽して
バスルーム(7)を形成するように構成している。
また、前側壁(1)には、第4図に示すように、扉フ
レーム(14)を取付けており、同扉フレーム(14)に扉
(15)を開閉自在に取付けている。
また、床パン(6)の下面には、第2図に示すよう
に、支持脚体(16)を垂設し、同支持脚体(16)により
建築床板(F)上に一定の空間(17)を開けて浴室ユニ
ット(A)を支持している。
そして、上記支持脚体(16)には、本発明に係る防振
部(11)を取付けている。
また、第1図に示すように、前後左右側壁(1)
(2)(3)(4)の外側面には、さらに、建物の間仕
切り壁(18)、或は、建物の側壁(W)が一定の空間
(12)を開けて位置するように、浴室ユニット(A)を
設置している。(18a)は間仕切り壁支持材である。
上記のように構成した浴室ユニット(A)の内部に
は、第1図に示すように、扉(15)から入って床パン
(6)の左側半部の位置に気泡発生浴槽(B)の浴槽本
体(8)を設置すると共に、床パン(6)の右側半部の
位置を洗場(9)とし、第3図に示すように、同洗場
(9)の正面に位置する後側壁(2)の内面に、鏡(1
9)を設けた化粧棚(20)を張設している。
そして、化粧棚(20)は、第5図に示すように、合成
樹脂により浴室ユニット(A)の後側壁(2)の一部と
して一体成形している。
また、第2図及び第3図に示すように、後側壁(2)
の鏡(19)の直上方位置には照明灯(13)を取付けてい
る。
また、第3図に示すように、鏡(19)の直下方には、
後側壁(2)に沿って細長手状のカウンター(22)を設
置しており、同カウンター(22)は、第1図に示すよう
に、一端を後述する気泡発生浴槽(B)の浴槽本体
(8)の縁部(8a)に連続させて、同カウンター(22)
と浴槽本体(8)とを、平面視略L字状に配置し、第2
図及び第3図に示すように、同カウンター(22)の天板
部(22a)の上面と浴槽本体(8)の縁部(8a)の上面
とを略面一にしている。
また、第3図に示すように、カウンター(22)の前垂
れ部(22b)には、カラン(23)とシャワーホース(2
4)と給湯調節ハンドル(25)と給水調節ハンドル(2
6)を取付けている。
また、カウンター(22)の前垂れ部(22b)の下端縁
と洗場(9)の床面との間には一定幅の間隙(27)を形
成して、カウンター(22)内に浸入する水は間隙(27)
より洗場(9)に設けた排水口(28)(第1図参照)を
通して排水管(29)より外部へ排水可能としている。
また、第1図〜第3図に示すように、後側壁(2)の
浴槽本体(8)の直上方位置には、浴槽用の給湯・給水
金具(30)を設けており、同金具(30)は、別途設ける
給湯機(図示せず)に連通連結して、お湯張り等に利用
可能としている。
また、第2図及び第3図中、(31)は換気口、(32)
はシャワーヘッド、(33)(34)はシャワーヘッド係止
具、第3図及び第5図中、(35)はタオル掛け具であ
る。
また、第2図〜第4図中、(36)は浴槽エプロンであ
り、同浴槽エプロン(36)とカウンター(22)により、
後述する気泡発生浴槽(A)の吸水配管(49)と送水配
管(50)を隠蔽している。
次に、浴室ユニット(A)内に設けた気泡発生浴槽
(B)について、第6図〜第12図を参照しながら説明す
る。
〔2〕気泡発生浴槽の説明 気泡発生浴槽(B)は、第6図の機能ブロック図に示
すように、浴槽機能部(39)と混合機能部(40)と循環
機能部(41)と吸気機能部(42)と制御機能部(43)と
から構成している。
以下、各機能部について説明する。
(浴槽機能部) 浴槽機能部(39)は、第7図に示すように、浴槽本体
(8)を上面開口の箱型に形成すると共に、周縁に一定
幅を有する鍔状の縁部(8a)を形成し、同浴槽本体
(8)の洗場(9)側に位置する右側壁の底部に近い位
置に浴湯吸入口(44)を設け、同浴槽本体(8)の底部
に浴湯排水孔(45)の(第1図参照)を設けている。
(混合機能部) 混合機能部(40)は、第7図に示すように、浴槽本体
(8)の前壁と後壁に、それぞれ二個づつ背側用の噴出
ノズル(46)(46)と足側用の噴出ノズル(47)(47)
を取付けて構成しており、各ノズル(46)(46)(47)
(47)に、後述する循環機能部(41)の送水配管(50)
を連通連結すると共に、後述する吸気機能部(42)の送
気配管(52)を連通連結している。
そして、各ノズル(46)(46)(47)(47)内におい
て、送水配管(50)を通して送出される浴湯中に送気配
管(52)を通して送出される空気をエジェクタ効果を利
用して吸入、さらには混合して、各ノズル(46)(46)
(47)(47)より気泡混じりの浴湯を浴槽本体(8)内
へ噴出可能としている。
(循環機能部) 循環機能部(41)は、第7図及び第8図に示すよう
に、循環ポンプ(P)と浴槽本体(8)との間に、吸水
配管(49)と送水配管(50)とを連通状態に介設して構
成しており、吸水配管(49)の一端は、浴槽本体(8)
の浴湯吸入口(44)に連通連結し、また、送水配管(5
0)の一端は、浴槽本体(8)に取付けた各ノズル(4
6)(46)(47)(47)に連通連結している。
また、循環ポンプ(P)は、第8図に示すように、モ
ーター(M)により駆動可能とし、カウンター(22)の
天板部(22a)の右側部下方において、右側壁(3)の
下部に片持ち支持したポンプ支持台(69)上に載置し
て、洗場(9)の床面との間に一定の間隔を開けてい
る。
また、第8図中、(63)(64)はカウンター取付ブラ
ケット、(65)(66)は前垂れ部取付ブラケットであ
る。
また、吸水配管(49)は、第7図及び第8図に示すよ
うに、吸水口接続管(49a)と吸水管(49b)とを接続し
て構成している。(49e)は接続部である。
そして、吸水口接続管(49a)は、第8図に示すよう
に、一端を浴湯吸入口(44)に接続し、浴槽本体(8)
の右側壁に沿って後側壁(2)側へ伸延すると共に、中
途部よりカウンター(22)の下方側へ屈曲させている。
また、吸水管(49b)は、第8図に示すように、カウ
ンター(22)の直下方において、吸水口接続管(49a)
の他端と循環ポンプ(P)の吸込口とを連通連結してい
る。
また、送水配管(50)は、第7図〜第12図に示すよう
に、背側用ノズル接続分岐管(50a)と足側用ノズル接
続分岐管(50b)と送水接続管(50c)と送水管(50d)
とを接続して構成している。(50j)は接続部である。
そして、背側用ノズル接続分岐管(50a)は、第11図
に示すように、分岐端を背側用の各ノズル(46)(46)
に接続している。
また、足側用ノズル接続分岐管(50b)は、第12図に
示すように、分岐端を足側用の各ノズル(47)(47)に
接続している。
また、送水接続管(50c)は、第7図及び第9図に示
すように、浴槽本体(8)の前後側壁及び右側壁の三側
壁にわたって配置し、両端をそれぞれ背側用ノズル接続
分岐管(50a)と足側用ノズル接続分岐管(50b)の各他
端に接続している。
また、送水管(50d)は、第8図に示すように、カウ
ンター(22)の直下方において、送水接続管(50c)の
中途部で、浴室ユニット(A)の後側壁(2)とカウン
ター(22)とに近接する部分と、循環ポンプ(P)の吐
出口とを連通連結している。
このようにして、浴槽本体(8)内の浴湯を、循環ポ
ンプ(P)の駆動により浴湯吸入口(44)→吸水口接続
管(49a)→吸水管(49b)→循環ポンプ(P)の吸込口
→循環ポンプ(P)の吐出口→送水管(50d)→送水接
続管(50c)→背側用及び足側用ノズル接続分岐管(50
a)(50b)→背側用及び足側用の各ノズル(46)(46)
(47)(47)→浴槽本体(8)内に噴出させる浴湯循環
流路(R)を形成している。
また、第8図及び第9図中、(49c)(50f)(50h)
は、それぞれ蛇腹状の伸縮・屈曲自在部である。
また、吸水管(49b)と送水管(50d)の中途部は、カ
ウンター取付ブラケット(63)に垂設した吊下げ支持具
(67)(68)により支持しており、かかる配管支持構造
は、本発明の要旨をなすもので、後で説明する。
(吸気機能部) 吸気機能部(42)は、第7図に示すように、浴室ユニ
ット(A)の左側壁(4)で浴槽本体(8)の近傍に取
付けた空気取入部(51)と送気配管(52)とから構成し
ている。
また、空気取入部(51)は、第10図に示すように、空
気量調節部(53)と空気取入管(54)とから構成してい
る。
そして、空気量調節部(53)は、第9図に示すよう
に、左側壁(4)に調節部本体(53a)を貫通させて取
付け、調節部本体(53a)のバスルーム(7)の内方に
位置する側に空気量調節ハンドル(53b)を取付ける一
方、同調節部本体(53a)のバスルーム(7)の外方に
位置する側に空気取入管(54)の中途部を連通連結して
いる。
また、空気取入管(54)は、第10図に示すように、吸
気管(54a)と送気管(54b)とから形成し、吸気管(54
a)を通して吸入した空気を、送気管(54b)に送出可能
とすると共に、同送気管(54b)への送出量を空気量調
節部(53)により調節可能としている。
また、吸気管(54a)は、第10図及び第11図に示すよ
うに、他端を直下方へ伸延させて左側壁(4)の下部に
貫通させ、バスルーム(7)内における浴槽本体(8)
の縁部(8a)の下方に開口させて、同開口端(54c)よ
り空気を吸入可能としている。
また、送気管(54b)は、第10図及び第11図に示すよ
うに、他端を前方下方へ伸延させて左側壁(4)の下部
に貫通させ、前記した送気配管(52)の中途部に送気連
結管(52d)を介して接続している。
また、送気配管(52)は、第9図に示すように、背側
用ノズル接続分岐管(52a)と足側用ノズル接続分岐管
(52b)と送気接続管(52c)と送気連結管(52d)とを
接続して構成している。
そして、背側用ノズル接続分岐管(52a)は、第11図
に示すように、分岐端を背側用の各ノズル(46)(46)
の各基部に接続している。
また、足側用ノズル接続分岐管(52b)は、第11図に
示すように、分岐端を足側用の各ノズル(47)(47)の
各基部に接続している。
また、送気接続管(52c)は、第8図及び第9図に示
すように、浴槽本体(8)の前後側壁及び右側壁の三側
壁にわたって配置し、両端をそれぞれ背側用ノズル接続
分岐管(52a)と足側用ノズル接続分岐管(52b)の各他
端に接続している。
また、送気連結管(52d)は、同送気接続管(52c)の
中途部で前側壁(1)の近傍に位置する個所に一端を連
結する一方、送気管(54b)に他端を接続している。
このようにして、バスルーム(7)内の空気を、吸気
管(54a)の開口端(54c)→吸気管(54a)→空気量調
節部(53)→送気管(55)→送気連結管(52d)→送気
接続管(52c)→背側用及び足側用ノズル接続分岐管(5
2a)(52b)→背側用及び足側用の各ノズル(46)(4
6)(47)(47)に送出することができるようにしてい
る。
(制御機能部) 制御機能部(43)は、第6図に示すように、電源(5
6)に制御部(57)を絶縁トランス等を具備する安全装
置(58)を介して接続し、同制御部(57)の入力側に、
操作パネル部(59)と、循環ポンプ(P)に取付けて浴
槽本体(8)内の水位を検出する水位センサ(60)と、
循環ポンプ(P)に取付けて浴湯の温度を検出する浴湯
温度センサ(61)を接続する一方、制御部(57)の出力
側に循環ポンプ(P)を駆動するモーター(M)を接続
している。
また、制御部(57)と安全装置(58)は、第1図及び
第2図に示すように、コントロールボックス(C)内に
収容して、同コントロールボックス(C)を、浴室ユニ
ット(A)の前側壁(1)の外側面上部に支持フレーム
(62)を介して取付けている。
また、操作パネル部(59)は、第2図に示すように、
左側壁(4)に、空気取入部(51)の空気量調節ハンド
ル(53b)の近傍に位置させて取付けて、気泡発生浴槽
(B)の操作を行なえるようにしている。
次に、本発明に係る配管支持構造について、第8図及
び第13図を参照しながら説明する。
〔3〕本発明に係る配管支持構造の説明 吸水管(49b)と送水管(50d)の中途部を支持する吊
下げ支持具(67)(68)は、第8図に示すように、カウ
ンター取付ブラケット(63)に垂設しており、同ブラケ
ット(63)を上・下側板部(63a)(63b)と前側板部
(63c)とにより側面視コ字状に形成して、下側板部(6
3b)に、吸水管(49b)を支持する吊下げ支持具(67)
の支持ロッド(67a)の上端を取付け、同ロッド(67a)
の下端を下方へ伸延すると共に、吸水管(49b)の下周
面に沿って略U字状に屈曲形成した支持具本体(67b)
により、吸水管(49b)を支持している。
(67c)は取付用雄ネジ部、(67d)は取付用ナットで
ある。
また、吊下げ支持具(68)は、第13図に示すように、
支持ロッド(67a)の中途部に一端を取付けると共に、
送水管(50d)の下周面に沿って略U字状に屈曲形成し
て、送水管(50d)を支持している。
また、第8図及び第13図に示すように、吊下げ支持具
(67)の支持具本体(67b)と、吊下げ支持具(68)に
は防振ゴム等の防振材(81)を取付け、同防振材(81)
を介して吊下げ支持具(67)(68)により吸水管(49)
と送水管(50)をそれぞれ支持している。
また、第8図及び第13図中、(82)(83)は、それぞ
れカウンター受部、(84)(85)は前垂れ部上部係止受
体、(86)(87)は前垂れ部取付ブラケット受体、(86
a)(87a)は取付ボルト、(88)(89)は前垂れ部下部
係止受体、(90)(91)は前垂れ部上下部係止片、(9
2)は前垂れ部取付ブラケットである。
本発明の実施例は、上記のように構成しているもので
あり、本実施例によれば、以下のような作用効果が生起
される。
すなわち、本実施例では、循環ポンプ(P)を作動さ
せて、浴槽本体(8)内の浴湯を吸水配管(49)と送水
配管(50)とを介して強制循環させ、その際、空気取入
部(51)より取入れた空気をエジェクタ効果により浴湯
中に混入して、噴出ノズル(46)(46)(47)(47)よ
り浴槽本体(8)内に気泡混じりの浴湯を噴出させるこ
とができる。
この際、浴槽本体(8)と循環ポンプ(P)とを一定
の間隔を開けて配置し、同浴槽本体(8)と循環ポンプ
(P)との間に介設した吸水管(49b)及び送水管(50
d)の直上方にカウンター(22)をカウンター取付ブラ
ケット(63)(64)を介して取付け、一方のブラケット
(63)に吊下げ支持具(67)(68)を垂設し、同吊下げ
支持具(67)(68)により両水管(49b)(50d)の中途
部を支持しているために、両水管(49b)(50d)中を通
して浴湯を循環させた際にも、両水管(49b)(50d)が
大きく振動するのを防止することができる。
従って、両水管(49b)(50d)の各接続部に緩みが生
じるのを防止でき、水濡れ等の発生を防止して適正な気
泡発生浴槽の運転を行なうことができ、入浴者に快適な
入浴を提供することができる。
また、吊下げ支持具(67)(68)に防振材(81)(8
1)を取付け、同防振材(81)(81)を介して吊下げ支
持具(67)(68)により吸水管(49b)と送水管(50d)
を支持することにより、両水管(49b)(50d)の振動防
止を確実に図ることができ、上記した水濡れ等の発生防
止を確保できる。
また、浴槽本体(8)と、同浴槽本体(8)と循環ポ
ンプ(P)との間に設けたカウンター(22)とを、平面
視L字状に配置し、同カウンター(22)に垂設した前垂
れ部(22b)の中途部にカラン(23)を取付け、同カラ
ン(23)にカウンター(22)の下部空間内に配置したカ
ラン接続用配管(93)を接続した場合にも、カウンター
(22)の直下方において吸水管(49b)と送水管(50d)
をカラン接続用配管(93)と干渉させることなく配置す
ることができると共に、両水管(49b)(50d)の中途部
を吊下げ支持具により支持しているために、両水管(49
b)(50d)の振動を防止して、適正な気泡発生浴槽の運
転を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る配管支持構造を具備する浴室ユ
ニットの断面平面図。 第2図は、同浴室ユニットの断面右側面図。 第3図は、同浴室ユニットの断面正面図。 第4図は、同浴室ユニットの断面背面図。 第5図は、同浴室ユニットの断面左側面図。 第6図は、同浴室ユニットの機能ブロック図。 第7図は、気泡発生浴槽の配管説明図。 第8図は、浴槽本体と循環ポンプとの間に介設した配管
の斜視説明図。 第9図は、浴槽本体の周囲に設けた配管の平面説明図。 第10図は、同側面説明図。 第11図は、同正面説明図。 第12図は、同背面説明図。 第13図は、配管支持構造を示す断面側面図。 (A):浴室ユニット (B):気泡発生浴槽 (P):循環ポンプ (R):浴湯循環流路 (6):床パン (8):浴槽本体 (22):カウンター (23):カラン (49):吸水配管 (50):送水配管 (51):空気取入部 (67)(68):吊下げ支持具 (81):防振材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋 章郎 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 実開 昭62−193048(JP,U) 実開 平2−61284(JP,U) 実開 平2−139632(JP,U) 実開 平1−120835(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 23/00 539

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽本体(8)と循環ポンプ(P)との間
    に、吸水配管(49)と送水配管(50)を介設して浴湯循
    環流路(R)を形成し、同浴湯循環流路(R)に空気取
    入部(51)を設けて、上記浴槽本体(8)内へ気泡混じ
    りの浴湯を噴出可能とした浴室ユニット内に設けた気泡
    発生浴槽において、 浴槽本体(8)と循環ポンプ(P)とを一定間隔を開け
    て配置し、同浴槽本体(8)と循環ポンプ(P)との間
    に介設した吸水配管(49)及び送水配管(50)の中途部
    を吊下げ支持具(67)(68)により支持したことを特徴
    とする浴室ユニット内に設けた気泡発生浴槽の配管支持
    構造。
  2. 【請求項2】吊下げ支持具(67)(68)に防振材(81)
    を取付け、同防振材(81)を介して吊下げ支持具(67)
    (68)により吸水配管(49)及び送水配管(50)を支持
    したことを特徴とする請求項1記載の浴室ユニット内に
    設けた気泡発生浴槽の配管支持構造。
  3. 【請求項3】浴槽本体(8)と、同浴槽本体(8)と循
    環ポンプ(P)との間に設けて、吸水配管(49)及び送
    水配管(50)を覆うカウンター(22)とを、平面視L字
    状に配置し、同カウンター(22)に垂設した前垂れ部
    (22b)の中途部にカラン(23)を取付け、同カラン(2
    3)にカウンター(22)の下部空間内に配置したカラン
    接続用配管を接続したことを特徴とする請求項1又は2
    記載の浴室ユニット内に設けた気泡発生浴槽の配管支持
    構造。
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