JP2884278B2 - 一時係止部品の検知装置 - Google Patents

一時係止部品の検知装置

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JP2884278B2 JP4127865A JP12786592A JP2884278B2 JP 2884278 B2 JP2884278 B2 JP 2884278B2 JP 4127865 A JP4127865 A JP 4127865A JP 12786592 A JP12786592 A JP 12786592A JP 2884278 B2 JP2884278 B2 JP 2884278B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一時係止部品の検知
装置に関し、部品の保持装置を作動させてから供給ロッ
ドの先端に部品を係合させて目的箇所へ供給する形式の
分野で利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】部品を一時係止して、次の供給ロッドに
保持させる形式のものが数多く知られている。これらの
ものには、部品が所定の位置に正しく保持されているか
どうかあるいは所定の位置に部品が来ているかどうか等
を確認する手段が設置されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】したがって、部品の
位置異常、部品の不存在などにより供給ロッドへの正常
な係合や部品欠落が生じて、装置としての作動が得られ
ないという問題点がある。さらに、部品を正常な姿勢で
一時係止を行わなければ、部品の確認が正常に成され
ず、しかも供給ロッドへの供給にも不都合が生じる。
【0004】
【問題を解決する手段とその作用】本発明は、以上に述
べた問題点を解決するために発案されたもので、供給ロ
ッドの先端に部品を係合させて目的箇所へ供給する形式
のものにおいて、保持装置は部品を一時係止のために収
容する凹部を有しており、保持装置が部品保持のときに
は凹部を閉塞し保持装置が後退するときには凹部を開放
する閉塞部材を保持装置に設け、凹部の真上に部品供給
通路が開口させてあり、少なくとも供給ロッドがその先
端に部品を係合させた状態で進出するときに保持装置を
後退させるための移動手段が設けられており、この移動
手段は保持装置を部品供給通路の下側の筒所から供給ロ
ッドの箇所へ移動させることができるように構成されて
おり、しかも保持装置に部品が一時係止されているかど
うかを確認する検知部材が設けられていることをことを
特徴としており、部品が保持装置の凹部に常に均一な姿
勢で一時係止がなされ、検知部材の移動により部品の位
置ずれや部品不存在を検出して、異常作動を未然に防止
し、部品供給通路の下側で部品を保持装置で受領し、そ
の後、移動手段の作動で部品が供給ロッドに対応した箇
所へ移動させられる。
【0005】
【実施例】図1および図2の実施例について説明をする
と、ここでは軸部1と頭部2からなるボルト3を回転式
のボックスレンチ4に保持させる場合を例示している。
ボックスレンチ4の先端には頭部2を受け入れる係合孔
5が明けられている。係合孔5は、6角形の頭部2(図
2参照)に合致するように6角形、12角形あるいは1
8角形とされている。係合孔5の奥部にはマグネット
(永久磁石)6が埋設され、係合孔5に入ったボルト3
を吸引保持している。ボックスレンチ4が供給ロッドに
相当している。ボックスレンチ4は、ガイド筒7内に回
転と進退摺動が可能な状態で収容されており、ボックス
レンチ4は回転モータで駆動され、別のエアシリンダで
進退ストロークが付与される。回転モータは電動式や空
気駆動式のものを採用する。そして、ガイド筒7は静止
部材8に固定された結合板9に溶接されている。
【0006】保持装置10は図示のごとく直方体の外観
形状で、その保持部材11にはボルト3を受入れる凹部
12が形成され、この凹部12には広幅部13と狭幅部
14が設けられ、両幅部13と14は滑らかに連続して
いて、広幅部13には頭部2が、狭幅部14には軸部1
が収容される。片側に開放している凹部12を開閉する
閉塞部材15について説明すると、板状の部材からなる
閉塞部材15が進退作動をして凹部12を開放したり閉
鎖したりするもので、保持部材11にL字型のブラケッ
ト16を溶接し、これに取り付けたエアシリンダ17の
ピストンロッド18に結合されている。保持装置10は
移動手段であるエアシリンダ19で進退ができる構成と
されている。
【0007】部品供給通路20は部品供給管21によっ
て形成されており結合板9に溶接されている。部品供給
管21の端部は凹部12の真上に開口しており、合成樹
脂製の部品供給ホース22が部品供給管21に接続さ
れ、パーツフィーダ(図示していない)から伸びてきて
いる。
【0008】凹部12内にボルト3が一時係止されてい
るかどうか、あるいは凹部内の正常な位置に存在してい
るかどうかを確認するために、検知部材が設置されてい
る。それは、符号23で示されている。検知部材を実現
する方法としては、色々な形状の部材を採用することが
できるが、ここでは細長い棒材で実施している。部品供
給管21にL字型のブラケット24を溶接し、そこにエ
アシリンダ25が固定され、そのピストンロッドが検知
部材23とされている。検知部材23はボルト3と同軸
になるようにエアシリンダ25の取付け姿勢が設定され
ている。エアシリンダ25内のピストンの位置を検出し
てボルト3の有無などを確認するためにエアシリンダ2
5の外側面に近接スイッチ26、27が固定してある。
図1のようにボルト3が正常な位置にあるときには、検
知部材23の先端は頭部2の上面に突き当たるので、そ
の位置を近接スイッチ26が正常なものとして検出し、
その信号により次の作動が行われる。もし、ボルト3が
何等かの原因で凹部12内に到達していなかった場合に
は、検知部材23はフルストロークをするので、その位
置は他方の近接スイッチ27で異常なものとして検出さ
れ、その信号により次への作動が中止される。
【0009】以下の実施例も含めてエアシリンダへの空
気ホースや近接スイッチへの配線は図示を省略してあ
る。さらに、本発明の作動を実現するための作動シーケ
ンスは通常の電気制御回路や電動式の空気制御弁などを
使用することにより容易に実施することが可能である。
また、マグネット6の吸引力をより強く作用させるため
に、ボックスレンチ4、ガイド筒7などは非磁性体であ
るステンレス鋼で製作するのが適当である。
【0010】この実施例の作動を説明する。図1の状態
は、閉塞部材15が凹部12を閉鎖しており、前述のよ
うにボルト3が正常に一時係止されている所で、頭部2
に突き当たった検知部材23は後退させられ、次いでエ
アシリンダ19により保持装置10は右方に移動し、ボ
ルト3がボックスレンチ4と同軸になつた位置で停止す
る。その後ボックスレンチ4が回転しながら進出してき
て頭部2が係合孔5内に嵌まり込む。それと同時にエア
シリンダ17が作動して閉塞部材15が開き、これによ
って凹部12が開放され、それに引き続いて保持装置1
0が左方へ後退すると、ボルト3だけがボックスレンチ
4の先端に残り、再びボックスレンチ4が回転しながら
進出して、目的箇所であるねじ孔にボルトを捩じ込み、
一連の作動が完了する。すなわち、保持装置10の後退
時期は、部品が供給ロッドの先端に係合させられた状態
になってからということになる。
【0011】図3および図4の実施例は、保持装置10
がボックスレンチ4と同軸の位置に待機している場合の
もので、先の実施例と相違している所だけを説明し、同
じ機能の部材には同一符号を表示して詳細な説明は省略
した。ここでは、部品供給通路20がガイド筒7内に連
通していて図示のごとく部品供給管21が斜め上から接
続されている。したがって、ガイド筒7の下部が実質的
に部品供給通路を形成し、それが凹部12の真上に開口
している。保持部材11に貫通孔28を明けここに挿入
した検知部材23が軸部1に押し付けられるようになっ
ており、保持部材11に固定したエアシリンダ29のピ
ストンロッドが検知部材23を構成している。エアシリ
ンダ29には、先の実施例と同じ機能を果たす近接スイ
ッチ26、27が取り付けられている。
【0012】凹部12内に正しく部品が存在するときに
は、検知部材23が軸部1に突き当たっているので、部
品存在の信号を発しており、もしも何等かの原因でボル
ト3が存在していないときには、検知部材23がさらに
進出するので、近接スイッチ27がその状態を検知し部
品不存在の信号を発する。ボックスレンチ4が進出する
際の空間を確保するために、保持装置10が退避させら
れる作動は先の実施例と同様になされる。先の実施例に
おいては、保持装置が供給ロッドに対して部品の供給と
供給ロッド進出時の後退という形式であったが、この実
施例では供給ロッド進出時に保持装置を後退させるだけ
であるから、両実施例を包括して見ると少なくとも供給
ロッドが進出するときの保持装置の後退ということにな
る。
【0013】図5および図6は保持装置の変形例を示し
たもので、本体30から突き出た一対の挟持部材31、
31が矢印のように開閉するもので、そこには図6から
明らかなように広幅部13と狭幅部14が形成され、両
挟持部材31、31はガイド溝32、32に沿って開閉
する。本体30内には挟持部材31、31を開閉するた
めのメカニズムが内蔵されており、たとえばラックとピ
ニオンを利用したものとか、カムによる変位を挟持部材
の開閉に転換するという方式で実現することができる。
【0014】以上の実施例では保持装置10が直線的に
進退する形式であるが、これを円弧運動に変えることも
本発明の実施態様に含まれる。すなわち、保持装置10
の円弧軌跡上にボックスレンチ4が配置されているので
ある。
【0015】
【効果】本発明によれば、保持装置に閉塞部材を有する
凹部が設けられているから、部品が供給されてきたとき
には必ず一定の姿勢で凹部内に部品の一時係止がなさ
れ、そのような状態におかれた部品の有無を検知部材で
確認するものである。したがって、単に部品の有無を検
知するだけではなく部品の正常な位置を検知前に確定さ
せ、その後から部品が不存在であったり、または部品の
保持位置が異常であったりすると、その状態を直ちに信
号として取り出し、次の作動を続行させるか否かを判別
することができ、部品の異常保持に対して適確に処置を
講ずることができるのである。そして、凹部は閉塞部材
で開閉されるものであるから、すなわち保持装置が部品
保持のときには凹部を閉鎖し保持装置が後退するときに
は凹部を開放するものであるから、閉塞部材で凹部が閉
鎖されているときには、部品が異常な姿勢になったりす
ることを確実に防止していると共に保持装置の後退時に
は供給ロッド先端の部品係合を正しく成立させるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断側面図である。
【図2】図1における保持装置の部分を示す平面図であ
る。
【図3】他の実施例を示す縦断側面図である。
【図4】図3における保持装置の部分を示す平面図であ
る。
【図5】保持装置の変形例を示す平面図である。
【図6】図5の(6)−(6)断面図である。
【符号の説明】
4 供給ロッド 3 部品 10 保持装置 12 凹部 15 閉塞部材 20 部品供給通路 19 移動手段 23 検知部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給ロッドの先端に部品を係合させて目
    的箇所へ供給する形式のものにおいて、保持装置は部品
    を一時係止のために収容する凹部を有しており、保持装
    置が部品保持のときには凹部を閉鎖し保持装置が後退す
    るときには凹部を開放する閉塞部材を保持装置に設け、
    凹部の真上に部品供給通路が開口させてあり、少なくと
    も供給ロッドがその先端に部品を係合させた状態で進出
    するときに保持装置を後退させるための移動手段が設け
    られており、この移動手段は保持装置を部品供給通路の
    下側の箇所から供給ロッドの箇所へ移動させることがで
    きるように構成されており、しかも保持装置に部品が一
    時係止されているかどうかを確認する検知部材が設けら
    れていることを特徴とする一時係止部品の検知装置。
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