JP2883401B2 - 錠装置 - Google Patents

錠装置

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JP2883401B2
JP2883401B2 JP11923990A JP11923990A JP2883401B2 JP 2883401 B2 JP2883401 B2 JP 2883401B2 JP 11923990 A JP11923990 A JP 11923990A JP 11923990 A JP11923990 A JP 11923990A JP 2883401 B2 JP2883401 B2 JP 2883401B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、外筒と該外筒内に回転可能に収納された
鍵差込み穴を有する内筒とを備え、前記内筒に差込まれ
る専用鍵に応じた設定変更が可能な錠装置に関する。
[従来の技術] 従来、外筒の内部に鍵差込み穴を有する内筒が回転可
能に収納され、その内筒にはその鍵差込穴側から外側に
通ずるロックピン挿通穴が、前記外筒には前記ロックピ
ン挿通穴と対応するロックピン収納穴が、それぞれ軸線
方向に並んで複数設けられ、前記ロックピン挿通穴と前
記ロックピン収納穴とが連通した穴内に、それぞれに複
数の分割要素からなるロックピンが前記内筒内の鍵差込
穴方向へ移動力を付与された状態で収納され、前記鍵差
込穴中に複数の特定溝部を有する専用鍵が差し込まれた
とき、その複数の特定溝部の深さにより、対応するロッ
クピン収納穴と前記ロックピン挿通穴とが連通した穴内
のロックピンが移動して当該ロックピンの分割用要素の
分割部が所定位置に移動することに基づき、外筒に対す
る内筒のロック状態が解除されて前記内筒が回転可能と
なる錠装置が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の鍵装置はロックピンの分割要素の組換
えができないようになっていた。
従って、錠装置固有の専用鍵の1つが紛失又は盗難に
遭ったときなどには、その専用鍵の悪用を避けるために
その錠装置自体を交換しなければならず、錠装置が無駄
になったり、その錠装置の交換作業に手間取るなどの問
題があった。
店内に配設されているパチンコ遊技機などの遊技機で
同じ錠装置が沢山使われている遊技店においては、たっ
た1つの鍵の紛失や盗難のためにそれが使われている遊
技機の全ての錠装置を交換しなければならなくなってそ
の経済的損失が多大となることが少なくなかった。
一方、その錠装置を製造するメーカーにおいては、合
鍵による不正を防ぐため、沢山の種類の錠装置を作らな
ければならず、その製造が面倒であった。
この発明はこれらの不都合を解消するためになされた
もので、錠装置固有の専用鍵が紛失又は盗難等に遭って
もその錠装置自体は交換しないで解錠用の専用鍵を自由
に変更し得る錠装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る錠装置は、上記課題を解決するため、 外筒(320)内に、内筒(330)が回転可能に収納さ
れ、前記内周に、鍵を抜き差し可能な鍵差込穴(331)
が軸線方向に設けられ、前記内筒には前記鍵差込穴側か
ら前記内筒の外側に通ずるロックピン挿通穴(333〜33
7)が、前記外筒には前記ロックピン挿通穴と対応する
ロックピン収納穴(323a〜327a)が、それぞれ軸線方向
に並んで複数設けられ、前記ロックピン挿通穴と前記ロ
ックピン収納穴とが連通した穴内に、それぞれ複数の分
割要素(351a〜351c、352a〜352c、353a〜353c、354a〜
354c、355a〜355c)からなるロックピン(351〜355)が
前記内筒内の鍵差込穴方向へ移動を付与された状態で収
納され、 前記鍵差込穴中に複数の特定溝部(411a〜411e)を有
する専用鍵(例えば、410)が差し込まれたとき、その
複数の特定溝部(411a〜411e)の深さにより、対応する
前記ロックピン収納穴とロックピン収納穴とが連通した
穴内のロックピンが移動して、当該ロックピンの分割要
素の分割部が所定位置に移動することに基づき、外筒に
対する内筒のロック状態が解除され、前記内筒が回動可
能となる錠装置(300)であって、 当該錠装置は、 前記外筒のロックピン収納穴から位相をずらせた位置
に前記内筒のロックピン挿通穴と連通し得る組換用ロッ
クピン収納穴(323b〜327b)が設けられて、該組換用ロ
ックピン収納穴に前記内筒側へ移動力を付与された状態
で組換用分割要素(例えば、351c,351d、352b、352d、3
53c,353d、354c,354d、355c,355d)が収納され、前記内
筒の鍵差込穴に専用鍵を差し込んで前記内筒を回転させ
て前記ロックピン挿通穴を前記組換用ロックピン収納穴
に対向させた状態において、前記鍵差込穴に差し込まれ
た専用鍵の溝部に対応して前記組換用分割要素が前記内
筒のロックピン挿通穴内へ移動することによる前記ロッ
クピンの分割要素の組換えに基づいて当該ロックピンの
分割部の一を変更可能に構成し、かつ、前記ロックピン
の分割要素の組換え以外の当該鍵の使用時に、前記内筒
のロックピン挿通穴と前記外筒の組換用ロックピン収納
穴とが出会わない範囲に前記外筒に対する前記内筒の回
転可能な範囲を規制し得る回転範囲規制手段(例えば、
回動範囲規制溝330c、回動範囲規制装置360)を備えた
構成とした。
[作用] この鍵装置によれば、ロックピンの分割要素の組換え
以外の当該鍵の使用時には、回転範囲規制手段により、
内筒のロックピン挿通穴と外筒の組換え用ロックピン収
納穴とが出会わない範囲に外筒に対する内筒の回転範囲
を規制させておけば、誤ってロックピンの組換えを行っ
てしまうことがなくなる。
そして、鍵装置の専用鍵を変更したいときには、回転
範囲規制手段による外筒に対する内筒の回転範囲の規制
を解除させた後、現在セットされている専用鍵を鍵差込
穴に差し込んで、内筒を回転させて、その内筒のロック
ピン挿通穴を外筒の組換え用ロックピン収納穴の位置に
一致させてから、その専用鍵を引き抜き、しかる後、溝
部の異なる、別の専用鍵をその内筒に差し込んで、その
内筒のロックピン挿通穴を外筒のロックピン収納穴の位
置に一致させたところまで回転させ、その専用鍵を引き
抜く操作を行うことによって、解錠用の専用鍵の変更を
自由に行うことができる。
[実施例] 第1図〜第3図には、それぞれ、この発明の実施例に
係る錠装置が適用されたパチンコ遊技機100の正面図、
該パチンコ遊技機100の前枠120の右側に設置された飾板
140の正面図、保持枠110に対してパチンコ遊技機100の
前枠120が開放された状態の全体斜視図を示す。
このパチンコ遊技機100は、第1図および第3図に示
すように、前枠120と該前枠120の表側に開放可能に取り
付けられた金枠130を備えている。
前記前枠120はパチンコ遊技機100の本体部分の枠を構
成するもので、その基部側の上端と下端が保持枠110の
一側部の上下端部に軸支されることによって、パチンコ
遊技機100が保持枠110に対して片開き形式に開放可能に
設けられている。
また、前記金枠130は前記前枠120の前面側を覆うもの
で、その基部側が前枠120の基部側前面部に軸支される
ことによって開閉(回動)可能に取り付けられている。
そして、前記前枠120の自由端側の裏側部には、前枠1
20を前記保持枠110に対して閉じた状態に、また、前記
金枠130を前枠120にそれぞれ閉じた状態に、それぞれロ
ックするロック装置200が取り付けられている。
一方、前記金枠130および保持枠110の、ロック装置20
0と対応する位置には、それぞれ係止片131(第23図)お
よび112(第3図)が取り付けられている。
また、この前枠120の自由端側には、前記ロック装置2
00を作動させる錠装置300がその前面部を前枠120の前面
に臨まされた状態で設置されている。
この錠装置300が設置された前枠120の前面部には同錠
装置300の前面部を露出させた状態でその周りを装飾す
る飾板140が取り付けられている。そして、その飾板140
の、前記錠装置300の上方に位置する部分には、リセッ
トキー挿入口141が設けられている。
この実施例に係るパチンコ遊技機120の前枠120および
金枠130のロック系統は概略上記のように構成されてい
て、次のようにしてそれら前枠120および金枠130の解錠
およびロックが行われるようになっている。
通常時は、前枠120および金枠130が閉められてそれら
がロック装置200によりロックされた状態となってい
て、錠装置300前面の位置表示312が飾板140の基準位置
表示142の位置と一致した状態となっている。
この状態で、複数用意されている専用鍵410,420,430
(例えば、“No1",“No2",“No3"と表示されている専用
鍵)のうちの特定の専用鍵、例えば410を錠装置300の鍵
差込穴331中に差し込んで右に回せば、内部のロック装
置200が解錠動作されて前枠120が開放され、逆に、左に
回せば、金枠130が開放されるようになっている。
が、その特定の専用鍵410を無くすか、或いは盗難さ
れてしまったような場合には、それと同じ鍵山411(溝
部411a〜411e)の予備の専用鍵410(“No1"と表示され
ている専用鍵)を錠装置300の鍵差し込み穴311中に差し
込むとともにリセットキー480をリセットキー挿入口141
中に差し込んだ状態にしてから、その専用鍵410を右又
は左に180°回転させた状態にしてその専用鍵410を引き
抜く。
その後、別に用意されている、前記専用鍵410と異な
る鍵山を有する複数の専用鍵420,430(例えば、“No2",
“No3"と表示された専用鍵)のうちの1つ、例えば専用
鍵420をその180°回転させた状態となっている鍵差し込
み穴331中に差し込んで、右又は左に180°回転させて錠
装置300前面の位置表示312を飾板140の基準位置表示142
の位置と一致させてその専用鍵420およびリセットキー4
80を引き抜く操作を行なう。
この操作によって、その後、その錠装置300その特定
の専用鍵420と同じ鍵山421(溝部411a〜411e)を有する
鍵(“No2"と表示されている鍵)しか使えないようにな
って、他の専用鍵(例えば、“No1"および“No3"と表示
された専用鍵410,430)は使えなくなる。つまり、新た
にセットした専用鍵420のみが特定の専用鍵となる。
そして、それ以後はその特定の専用鍵420によっての
み前枠120や金枠130の解錠操作が行なえるようになる。
その後、またその特定の専用鍵420を無くしたり或い
は盗難されてしまったりしたときには、上記と同様の操
作によって錠装置300をそれら鍵山411,421(溝部411a〜
411e、421a〜421e)と異なる鍵山431((溝部431a〜431
e)を有する別の専用鍵430専用のものに変更させて、そ
れと同じ専用鍵430しか使えないようにする。
このように、特定の専用鍵410(420,430)が無くなっ
たり盗難されてしまったりしても錠装置300自体は交換
しないで、上記操作によって、その錠装置300を前もっ
て用意されている別の鍵専用のものに変えることができ
て経済的である。
次に、第4図以下の図面に基づいて、前記錠装置30
0、該錠装置300の操作によって前記前枠120と金枠130の
ロックおよび解錠の動作を行なうロック系統とその動作
を具体的に説明する。
第4図には錠装置300の縦断側面図を、第5図にはそ
の内部の破断斜視図を、それぞれ示す。
この錠装置300は、同図に示すように、前記前枠120に
取り付けられる外筒(固定筒)320と該外筒320中に回転
自在に収納された内筒(鍵差込筒)330とを備えてい
る。
前記外筒320は錠装置300の外筒としての本体部を構成
するもので、その後端側の上下には該外筒320を前枠120
に取り付けるための取付部321,321が設けられている。
この外筒320の芯線上に沿って前記内筒330を回転自在
に収納する収納穴322が設けられている。この収納穴322
の上下には上下一対ずつ相互に対向するロックピン収納
穴(上側の収納穴)および組換用ロックピン収納穴(下
側の収納穴)323a,323b,324a,324b,325a,325b,326a,326
b,327a,327bがその収納穴322の芯線方向に等間隔に並べ
て複数対(例えば、5対)に設けられている。
そして、それらロックピン収納穴および組換用ロック
ピン収納穴323a,323b,324a,324b,325a,325b,326a,326b,
327a,327b中にはそれぞれロックピン351〜355が付勢用
スプリング341,342により収納穴322の中心線方向に向か
う移動復帰力を与えられた状態で収納されている。
前記ロックピン351〜355はそれぞれ複数の分割要素35
1a〜351d,352a〜352d,353a〜353d,354a〜354d,355a〜35
5dによって構成されていて、それらのうちの分割要素35
1a〜355aの先端部が専用鍵400,410,420,430,・・・・の
鍵山401,411,421,431,・・・・の溝部401a〜401e等と接
触し得るようになっている。
また、この外筒320の上側外周部には前記内筒330の回
転角度範囲を規制する回動範囲規制装置360が設置され
ている。この回動範囲規制装置360は後述の回転範囲規
制溝330cとともに回転範囲規制手段を構成する。
この回転範囲規制装置360は、前記外筒320の上側外周
部に立設された支軸361の上端にピン362を介してその後
端側が昇降する方向に回動自在に取り付けられた操作レ
バー363と、該操作レバー363の後端部(第4図中左部)
にピン364を介して回動自在に吊設された回転範囲規制
ピン365とを備えている。
前記操作レバー363は前記飾板140のリセットキー挿入
口141から挿入される前記リセットキー480によって回動
操作されるレバーで、該操作レバー363を支持する前記
支軸361の上端部に装設された復帰用スプリング(図示
省略)によって常時その後端側(第4図中左側)が下が
る方向への回動復帰力が与えられている。この操作レバ
ー363の前端部(第4図中右端部)には「へ」の字状に
折曲されたリセットキー接触部363aが設けられている。
このリセットキー接触部363aに前記リセットキー挿入口
141から挿入された前記リセットキー480先端のカム面48
1(第19図)が接触することによって、操作レバー363の
前端側(第4図中右端側)が押し下げられて、その後端
側(第4図中左端部)が上昇されるようになっている。
この操作レバー363の後端部(第4図中左端部)に取
り付けられた前記回転範囲規制ピン365は前記外筒320の
収納穴322中に回転自在に収納された内筒330の回転角度
範囲を規制するもので、外筒320に設けられた挿通穴323
中に通されてその下端が外筒320の収納穴322中に至って
いる。
一方、前記内筒330はその内部に専用鍵410等が差し込
まれて回動操作されるもので、前記外筒320内の収納穴3
22中に略摺接した状態で回転自在に収納されている。そ
して、その前端側(第4図中右端側)外周部に設けられ
たフランジ部330aと後端側(第4図中右端側)外周部に
取り付けられた係止リング330bとによって芯線方向への
移動が規制されている。
この内筒330には、その芯線方向に沿って後端開口の
鍵差込穴331が設けられるとともに、それと直交させた
状態でロックピン挿通穴333〜337が設けられている。そ
して、それらロックピン挿通穴333〜337はそれぞれ前記
外筒320のロックピン収納穴323a〜327aおよび組換用ロ
ックピン収納穴323b〜327bに対応させて設けられてい
る。
また、この内筒330の後端(第4図中左端)寄り外周
部には前記回転範囲規制ピン365の下端が入り込む回転
範囲規制溝330cおよび回転規制穴330dが設けられてい
る。
前記回転範囲規制溝330cは前記ロックピン挿通穴333
〜337の位置を基準として、内筒330の外周に沿って、両
方向に略90°ずつ合計約180°の範囲にわたって設けら
れている。この回転範囲規制溝330c中に、常時は前記回
転範囲規制ピン365の下端が入り込んでいて、内筒330の
回転範囲を、そのロックピン挿通穴333〜337が前記外筒
320の上側のロックピン収納穴323a〜327aと出合った位
置を基準として時計方向と反時計方向とに約90°ずつ、
合計約180°の範囲に規制している。が、前記回転範囲
規制装置360の操作レバー363が操作されて回転範囲規制
ピン365が上昇されると、その下端部が回転範囲規制溝3
30c中から脱して内筒330の回動範囲の規制は解除され
る。
一方、前記回転規制穴330dは前記ロックピン挿通穴33
3〜337の位置から180°位相をずらせた角度位置に設け
られていて、前記回転範囲規制装置360による回転範囲
の規制を解除されて前記内筒330が第4図に示す定位置
から180°回転されてそのロックピン挿通穴333〜337が
下向きになって外筒320の組換用ロックピン収納穴323b
〜327bと出合うと、その回転範囲規制装置360の回転範
囲規制ピン365の下端がその回転規制穴330d中に入り込
んで、その内筒330をその角度位置に固定し得るように
なっている。その固定は回転範囲規制装置360の操作レ
バー363の操作によって解除される。
また、この内筒330の後端部(第4図中左端部)には
前記ロック装置200を動作させる作動カム板380が取り付
けられている。
第6図(A)〜(D)には、それぞれ、前記錠装置30
0の専用鍵400(No.0),410(NO.1),420(No.2),430
(No.3)の側面図を示す。
“No.0"〜“No.3"の専用鍵400,410,420,430の鍵山40
1,411,421,431は、それぞれ第6図(A)〜(D)に示
すように、前記錠装置300の各ロックピン351〜355の分
割要素351a〜355aの先端と接触する第1〜第5の溝部40
1a〜401e,411a〜411e,421a〜421e,431a〜431eを具えて
いる。そして、その先端側背部には切欠部402,412,422,
432が形成されている。
前記“No.0"〜“No.3"の専用鍵400,410,420,430の各
鍵山401,411,421,431の第1〜第5の溝部401a〜401e,41
1a〜411e,421a〜421e,431a〜431eの深さと前記錠装置30
0内のロックピン351〜355の分割要素351a〜351d,352a〜
352d,353a〜353d,354a〜354d,355a〜355dとの関係は、
後に、第7図〜第18図を用いて専用鍵400,410,420,430
による錠装置300の作用動作の説明に含ませて説明す
る。
第7図〜第9図には、製造された錠装置300を“No.0"
の専用鍵400を用いてリセットさせる過程の順序を示
す。
錠装置300が製造された当初においては、第4図に示
したように、内筒330はそのロックピン挿通穴333〜337
がそれぞれ外筒320のロックピン収納穴323a〜327aと相
互に連通した角度状態となっている。
そして、同図に示したように、第1〜第5のロックピ
ン351〜355のうちの一部の分割要素(351a),(352a,3
52b),(353a),(354a),(355a)がそれぞれ内筒3
30のロックピン挿通穴333〜337中に完全に入っている一
方、他の一部の分割要素(351c,351d),(352d),(3
53c,353d),(354c,354d),(355c,355d)が外筒320
内の下側の組換用ロックピン収納穴323b〜327b中に入り
込んでいる。また、他の一部の分割要素(351b),(35
2c),(353b),(354b),(355b)が外筒320内周面
と鍵差込筒330の外周面との間を横切って外筒320のロッ
クピン収納穴323a〜327aと内筒330のロックピン挿通穴3
33〜337の双方に入り込んだ状態になっている。
この状態において、この錠装置300がパチンコ遊技機1
00に取り付けられる。
そして、パチンコ遊技機100がメーカーから遊技店に
出荷される際には、メーカーが保持している“No.0"の
専用鍵400を用いて、そのパチンコ遊技機100に取り付け
られている錠装置300が次のようにしてリセットされる
ようになっている。
錠装置300が第4図には示す状態になっているときに
おいて、その鍵差込穴331中に第7図に示す如く“No.0"
の専用鍵400が差し込まれると、該専用鍵400固有の鍵山
401の1〜第5の溝部401a〜401eの深さと第1〜第5の
ロックピン351〜355の分割要素(351a),(352a,352
b),(353a),(354a),(355a)の長さとの関係
で、それら分割要素(351a),(352a,352b),(353
a),(354a),(355a)が同図に示すように内筒330の
ロックピン挿通穴333〜337中に丁度収納されて、第1〜
第5のロックピン351〜355の分割要素351aと351b,352b
と352c,353aと353b,354aと354b,355aと355bのすべての
境界部分が外筒320の内周面と内筒330の外周面との境界
部分と一致して内筒330が外筒320に対して回転可能な状
態となる。
この状態で、回転範囲規制装置360の操作レバー363を
後述のようにリセットキー480で操作してその後端側
(第7図中左端側)が上昇する方向に回転させることに
より、回転範囲規制ピン365による内筒330の回転範囲規
制を解除してから、その専用鍵400を180°回転させて操
作レバー363を開放する。
すると、第8図に示すように、回転範囲規制装置360
の回転範囲規制ピン365の下端部が内筒330の回転範囲規
制溝330d中に入り込んで内筒330がその180°回転した状
態で係止されるとともに、その内筒330の第1〜第5の
ロックピン挿通穴333〜337が外筒320の下側のロックピ
ン収納穴323b〜327bと連通した状態となる。そして、こ
の状態で、その専用鍵400を内筒330の鍵差込穴331中か
ら引き抜いて第9図に示すリセット状態るすれば、錠装
置300に対して、“No.0"の専用鍵400は言うまでもな
く、この後に第10図〜第18図を用いて説明する如く、
“No.1"〜“No.3"のいずれの専用鍵410,420,430でも特
定の専用錠に設定できる状態となる。
このリセット状態で、パチンコ遊技機100が“No.1"〜
“No.3"の専用鍵410,420,430と一緒に、メーカーから遊
技店に納入されることとなる。
第10図〜第12図には“No.1"の専用鍵410を特定の専用
鍵に設定する過程を錠装置300の縦断側面図として示
す。
錠装置300のリセット状態(第9図)において、その
鍵差込穴331中に、第10図に示すように、“No.1"の専用
鍵410を差し込むと、該専用鍵410固有の鍵山411の第1
〜第5の溝部411a〜411eの深さと第1〜第5のロックピ
ン351〜355の分割要素(351a,351c,351d),(352a,352
b,352d),(353a,353c,353d),(354a,354c,354d),
(355a,355c,355d)の長さとの関係で、それら第1〜第
5のロックピン351〜355の分割要素(351a,351c),(3
52a,352b),(353a),(354a),(355a)が第10図に
示すように内筒330のロックピン挿通穴333〜337中に丁
度収納されて、第1〜第5のロックピン351〜355の分割
要素351cと351d,352bと352d、353aと353c、354aと354
c、355aと355c相互のすべての境界部分が外筒320内周面
と内筒330の外周面との境界部分と一致して内筒330が外
筒320に対して回転可能な状態となる。
この状態で、回転範囲規制装置360の操作レバー363を
後述のようにリセットキー480で操作してその後端側
(第10図中左端側)が上昇する方向に回転させることに
より、回転範囲規制ピン365による内筒330の回転規制を
解除してから、その専用鍵400を180°回転させる。そし
て、その後、リセットキー480をリセットキー挿入口141
から引き抜いて操作レバー363に加わっていたリセット
キー480による回動操作力を解除する。
すると、その内筒330の第1〜第5のロックピン挿通
穴333〜337が外筒320の上側のロックピン収納穴323a〜3
27aと連通した状態となるとともに回転範囲規制ピン365
の下端部が内筒330の回転範囲規制溝330c中に入り込ん
だ状態となる。
この状態で、その“No.1"の専用鍵400を第12図に示す
ように内筒330の鍵差込穴331中から引き抜けば、その錠
装置300に対して“No.1"の専用鍵410が特定の専用鍵と
なってそれ以外の専用鍵400,420,430は使えない状態と
なる。
第13図〜第15図には“No.2"の専用鍵420を特定の専用
鍵に設定する過程を錠装置300の縦断側面図として示
す。
遊技店において、上記のごとく“No.1"の専用鍵410を
特定の専用鍵にセットして使っているときに、その“N
o.1"の専用鍵410が紛失するか又は盗難されてしまった
ようなときには、その悪用を避けるため、次のようにし
て“No.1"の専用鍵410を特定の専用鍵から解除してそれ
以外の専用鍵420(又は430)を特定の専用鍵とするよう
に設定し直す。
即ち、第12図の状態になっている錠装置300における
回転範囲規制装置360の操作レバー363を後述のようにリ
セットキー480で操作して回転範囲規制ピン365による内
筒330の回転範囲規制を解除しながら、その鍵差込穴331
中に“No.1"の予備の特定の専用鍵410を差し込んで、そ
の特定の専用鍵410を180°回転させて操作レバー363を
開放してからその専用鍵410を引き抜くことによって錠
装置300を第9図に示すリセット状態に戻す。
そのリセット状態において、今度は“No.1"以外の専
用鍵420(又は430)、例えば、“No.2"の専用鍵420を差
し込めば、該専用鍵420固有の鍵山421の第1〜第5の溝
部421a〜421eの深さと第1〜第5のロックピン351〜355
の分割要素(351a,351c,351d),(352a,352b,352d),
(353a,353c,353d),(354a,354c,354d),(355a,355
c,355d)の長さとの関係で、それら第1〜第5のロック
ピン351〜355の分割要素(351a,351c),(352a),(3
53a),(354a),(355a,355c)が第13図に示すように
内筒330のロックピン挿通穴333〜337中に丁度収納され
て、第1〜第5のロックピン351〜355の分割要素351cと
351d,352aと352b、353aと353c、354aと354c、355cと355
d相互のすべての境界部分が外筒320の内周面と内筒330
の外周面との境界部と一致して内筒330が外筒320に対し
て回転可能な状態となる。
この状態で、回転範囲規制装置360の操作レバー363を
後述のようにリセットキー480で操作してその後端側が
上昇する方向に回動させることにより、回転範囲規制ピ
ン365による内筒330の回転規制を解除してから、その専
用鍵420を180°回転させる。そして、その後、リセット
キー480をリセットキー挿入口141から引き抜いて操作レ
バー363に加わっていたリセットキー480による回動操作
力を解除する。
すると、その内筒330の第1〜第5のロックピン挿通
穴333〜337が外筒320の上側のロックピン収納穴323a〜3
27aと連通した状態となるとともに回転範囲規制ピン365
の下端部が内筒330の回転範囲規制溝330c中に入り込ん
だ状態となる。
この状態で、その“No.2"の専用鍵420を第15図に示す
ように鍵差込筒330の鍵差込穴331中から引き抜けば、そ
の鍵装置300に対して“No.2"の専用鍵420が専用鍵とな
ってそれ以外の専用鍵400,410,430は使えない状態とな
る。
このように、“No.2"の専用鍵420を特定の専用鍵とし
て使えるようにする一方で、紛失又は盗難された“No.
1"の専用鍵420を使えなくすることができる。
第16図〜第18図には“No.3"の専用鍵430を特定の専用
鍵に設定する過程を錠装置300の縦断側面図として示
す。
遊技店において、上記のごとく“No.2"の専用鍵420を
特定の専用鍵にセットして使っているときに、さらにま
たその“No.2"の専用鍵420が紛失するか又は盗難されて
しまったようなときには、その悪用を避けるため、次の
ようにして“No.2"以外の専用鍵、例えば専用鍵430を特
定の専用鍵となるように設定し直す。
即ち、第15図の状態になっている錠装置300における
回転範囲規制装置360の操作レバー363を後述のようにリ
セットキー480で操作して回転範囲規制ピン365による鍵
差込筒330の回転範囲規制を解除しながら、その鍵差込
穴331中に“No.2"の予備の専用鍵420を差し込んで、そ
の専用鍵420を180°回転させて操作レバー363を開放し
てからその専用鍵420を引き抜くことによって錠装置300
を第9図に示すリセット状態に戻す。
そのリセット状態において、今度は“No.3"の専用鍵4
30を差し込めば、該専用鍵430固有の鍵山431の第1〜第
5の溝部431a〜431eの深さと第1〜第5のロックピン35
1〜355の分割要素(351a,351c,351d),(352a,352b,35
2d),(353a,353c,353d),(354a,354c,354d),(35
5a,355c,355d)の長さとの関係で、それら第1〜第5の
ロックピン351〜355の分割要素(351a,351c),(352
a),(353a,353c),(354a,354c),(355a)が第16
図に示すように鍵差込筒330のロックピン挿通穴333〜33
7中に丁度収納されて、第1〜第5のロックピン351〜35
5の分割要素351cと351d、352aと352b、353cと353d、354
cと354d、355aと355c相互の全ての境界部分が固定筒320
の内周面と鍵差込筒330の外周面との境界部と一致して
鍵差込筒330が固定筒320に対して回転可能な状態とな
る。
この状態で、回転範囲規制装置360の操作レバー363を
後述のようにリセットキー480で操作してその後端側が
上昇する方向に回動させることにより、回転範囲規制ピ
ン365による鍵差込筒330の回転規制を解除してから、そ
の専用鍵430を180°回転させて操作レバー363を開放す
る。
すると、その鍵差込筒330の第1〜第5のロックピン
挿通穴333〜337が固定筒320の上側のロックピン収納穴3
33a〜337aと連通した状態となるとともに回転範囲規制
ピン365の下端部が鍵差込筒330の回動範囲規制溝330c中
に入り込んだ状態となる。
この状態で、その“No.3"の専用鍵430を第18図に示す
ように鍵差込筒330の鍵差込穴331中から引き抜けば、そ
の鍵装置300に対して“No.3"の専用鍵430が特定の専用
鍵となってそれ以外の専用鍵400,410,420は使えない状
態となる。
このように、“No.3"の専用鍵430を特定の専用鍵とし
て使えるようにする一方で、紛失又は盗難された“No.
2"などの鍵420を使えなくすることができる。
第19図には、上記のように構成された錠装置300が前
枠120に取り付けられた状態を前枠120および錠装置300
の縦断側面図として示す。
前枠120の自由端側部分には、同図に示すように、錠
装置設置用の開口部121が前枠120を前後方向に貫通した
状態で設けられている。
この開口部121中に錠装置300が設置され、その前側部
が前枠120の前面側(同図中、右面側)に至る一方、そ
の後側部が前枠120の裏側に至っている。
そして、その錠装置300が設置された前枠120の前面部
分に装飾用の飾板140が取り付けられている。
この飾板140には、リセットキー480を差し込ませて回
転範囲規制装置360の操作レバー363を操作させるための
リセットキー挿入口141と、内筒330の前面部を露出させ
るための開口部142aが設けられている。
そして、その開口部142aを介して錠装置300に専用鍵4
10等を差し込んで回動操作させて前枠120や金枠130を開
放操作できるようになっている。
また、特定の専用鍵410等を他の専用鍵に変更させた
いときには、リセットキー挿入口141中にリセットキー4
80を差し込んでその先端の斜めにカットされたカム面48
1を回転範囲規制装置360の操作レバー363のリセットキ
ー接触部363aに接触させる。そして、その接触力によっ
てその操作レバー363の前側(同図中、右側)を押し下
げる方向に回動させ、もってその後端側(同図中、左端
側)で回転範囲規制ピン365を引上げさせて内筒330の回
転範囲の規制を解除させる。そして、その後、上述した
専用鍵の変更操作を行なわせればよい。
第20図には前記前枠120の自由端部に設置された前記
錠装置300およびロック装置200を前枠120の自由端部の
裏側の部分分解斜視図として示す。
錠装置300はロック装置200に施錠および解錠の動作を
行なわせるもので、前枠120の自由端部の上側寄り位置
に前後方向に貫通して設けられた開口部121中に収納さ
れ、その後部側のブラケット390の位置決め孔391,392を
前枠120裏側の位置決め止着部122,122に外嵌させて位置
決めされた状態で取り付けられている。その取り付けら
れた状態で、錠装置300の前側部が前枠120の前面側に至
る一方、その後ろ側の作動カム板380が前枠120の裏側に
至っている。この作動カム板380の後ろ側面(同図中、
見える側の面)の偏心した位置にはロック装置200に前
枠120の解錠動作を行なわせる第1の作動ピン381が、ま
た、その前側面(同図中、隠れている側の面)の偏心し
た位置でその第1の作動ピン381から離れた位置にはロ
ック装置200に金枠130に解錠動作を行なわせる第2の作
動ピン382がそれぞれ設けられている。そして、その作
動カム板380の後側が後述の案内レール210に取り付けら
れた覆枠395によって覆われている。
ロック装置200(施錠機構と解錠機構の両者を含
む。)は前記保持枠110に対する前枠120の施錠や前枠12
0に対する金枠130の施錠を行なうとともに前記錠装置30
0の作動カム板380の第1および第2の作動ピン381,382
により作動されてそれらの解錠を行なうもので、前枠12
0の自由端部の裏側に取付けられている。
このロック装置200は前枠120の自由端部の裏側部分に
縦に取付けられた案内レール210と、該案内レール210中
に昇降自在に収容されたフック部材220とを具えてい
る。
前記案内レール210は、横断面がコ字型をしていてフ
ック部材220を昇降自在に案内するもので、前枠120の自
由端部の裏側部分に縦に取り付けられている。
前記フック部材220は前記保持枠110に対して前枠120
を閉じた状態に係止させるもので、前記案内レール210
中に昇降自在に収容されている。
このフック部材220の上端部と下端部には、保持枠110
内の上部と下部の対応する箇所に設けられた係止片112,
112(第3図)に引っ掛り得るフック221が設けられてい
る。
そして、このフック部材220はその自重と復帰ばね22
2,222の作用とによって常時は下降復帰されている。
パチンコ遊技機100の前枠120が保持枠110に対して閉
められる際には、それらフック221の先端下側の傾斜部2
21aが保持枠110の係止片112(第3図)の上端部と出合
って、フック部材220が上昇する方向に逃される。そし
て、その前枠120が完全に閉まる位置に至ったときに、
それら傾斜部221aがそれら係止片112の上端部を乗り越
え、その乗り越えた時点で、フック部材220が下降して
それらフック221がそれら係止片112と係合するようにな
っている。
また、前記案内レール210の中段位置の内部には、前
記金枠130を閉じた状態に係止する後述の金枠係止部材5
30(第23図)を動作させる作動部材260が昇降自在に案
内された状態で収容されている。
この作動部材260はその上部横側に後述の金枠係止部
材530(第23図)を動作させるための係止解除用接片267
を具える一方、上端部後側に前記作動カム板380の第2
の作動ピン382と接触し得る接触片265が設けられてい
る。
そして、この作動部材260はその下端側部に設けられ
た吊り支片266を介して復帰用スプリング269により上昇
復帰力を与えられている。
そして、上記専用鍵410等による錠装置300の操作によ
って作動カム板380が回転され、それに伴い、その作動
カム板380の第1および第2の作動ピン381,382により前
記フック部材220および作動部材260が昇降動作され、そ
れによって前枠120および金枠130の解錠および施錠が行
なわれるようになっている。
第21図には前記錠装置300によるフック部材220の昇降
動作(解錠動作および施錠動作)を示す。
通常時においては、錠装置300の内筒330はそれに取り
付けられたカム板380の第1の作動ピン381が下降した状
態に回動復帰していて、フック部材220がその自重およ
び復帰用ばね222,222の張力によって下降し、そのフッ
ク部材220の下降に伴う接触片223の下降力により作動カ
ム板380の第1の作動ピン381側が第21図(A)に示すよ
うに下降された状態となっている。
そして、その下降されたフック部材220の上下のフッ
ク221,221が保持枠110内の上下の係止片112,112に係合
し、それによって保持枠110に対するパチンコ遊技機100
の前枠120の施錠がなされた状態となっている。
その状態から錠装置300の鍵差込穴331中に特定の専用
鍵410を差し込んでその前側から見て時計方向に略90°
回転させると、その後側の作動カム板380がその後側か
ら見て反時計方向に略90°回転されて、その第1の作動
ピン381によりフック部材220が上昇される。そして、そ
の上昇に伴って、係止片112,112に対するフック221,221
の係合が第21図(B)に示すように解かれ、それによ
り、保持枠110に対するパチンコ遊技機100の前枠120の
解錠が行われる。
その後、その特定の専用鍵410を定角度位置まで反転
させて戻すと、第1の作動ピン381が下降して逃げるの
で、フック部材220がその自重および復帰用スプリング2
22,222の張力によって再び第21図(A)に示す如く下降
復帰されて施錠可能な状態となる。
第22図には前記錠装置300の操作による作動部材260の
昇降動作(解錠動作および施錠動作)を示す。
通常時においては内筒330の回転角度が定角度位置に
復帰していて、作動部材260が復帰用スプリング269の力
によって第22図(A)に示すように上昇し、その作動部
材260の上昇に伴うその上端の接触片265の折曲部の押上
げ力により作動カム板380の第2の作動ピン382側が同図
に示すように上昇された状態となっている。
このように作動部材260が上昇することにより、その
上部の係止解除用接片267が上昇復帰されていて後述の
金枠係止部材530(第23図)を係止状態に復帰させたま
まの状態にある。
その状態から錠装置300の鍵差込穴331中に特定の専用
鍵410を差し込んでその前側から見て反時計方向に略90
°回転させると、その後側の作動カム板380がその後側
から見て時計方向に略90°回転されて、その第2の作動
ピン382により作動部材260が第22図(B)に示すように
下降され、その作動部材260の下降に伴う係止解除用接
片267の下降力によって後述の金枠係止部材530(第23
図)を下降させて係止解除状態にさせる。
その後、その特定の専用鍵410を定角度位置まで反転
させて戻すと、第2の作動ピン382が上昇して逃げるの
で、作動部材260が復帰用スプリング269の力で第22図
(A)に示す如く上昇復帰され、それに伴って後述の金
枠係止部材530(第23図)が係止状態に上昇復帰されて
施錠可能な状態となる。
第23図には金枠130の開閉機構(解錠機構と施錠機構
を含む)を示す。
金枠130の開閉機構500は、前枠120の前面側の内側縁
部に沿って配設された補強枠510の内側の金枠130の自由
端部と対接し得る部分に設けられている。
その補強枠510の内側部は前枠120の内側面に沿うよう
に奥方向に向けて折り曲げられ(第25図)、その折り曲
げられた奥端側がコ字状に折り返されて前方に向かって
いる(第25図)。そして、その奥方に後側切欠き部511
が設けられる一方、その折返し部512の前側の前記後側
切欠き部511を挟んだ上下位置に施錠用切欠き部513,513
が設けられている。そして、その前側の施錠用切欠き部
513,513の上下の縁部にはそれぞれ傾斜案内部514が設け
られている。
この折返し部512の内側部に、第23図(および第25
図)に示すように、金枠係止部材530が昇降自在に取り
付けられている。
金枠係止部材530の上部と下部には、それぞれ、金枠1
30を係止する係止部531,531および金枠係止部材530を昇
降自在に案内する案内傾斜孔536,536が設けられてい
る。
前記係止部531,531はそれぞれ金枠係止部材530の前側
が入江状に切り欠かれて形成されている。それら係止部
531,531の内側上部には前側が高くなるように傾斜した
傾斜案内部532が設けられ、下部の前側寄り位置には、
係止爪533が上向きに設けられている。そして、それら
係止爪533の外側部は円弧状案内部534となる一方、内側
部は係止溝部535となっている。
一方、前記案内傾斜孔536,536は前下がりに大きく傾
斜する長孔となっていて、これら案内傾斜孔536,536が
前記折返し部512の内側側面に突設された案内ピン515,5
15に移動自在に案内されることにより、金枠係止部材53
0が昇降自在に設置されている。
この金枠係止部材530は、該係止部材530と前記折返し
部512との間に張設された復帰用スプリング540の引上げ
力によって常時は上昇復帰された状態にある。その状態
においては、金枠係止部材530が後退していて、その各
係止部531,531の係止爪533,533が折返し部512の各施錠
用切欠き部513,513の下端縁部より上方に突出して金枠1
30を係止し得る状態となっている。
また、金枠係止部材530の後側寄り側部で前記折返し
部512の後側切欠き部511内に位置する部分には、係止解
除用レバー550が金枠係止部材530の側部に突設されたピ
ン551に支持されることによって回動自在に取り付けら
れている。
この係止解除用レバー550の自由端側が下がる方向へ
の回動限は、金枠係止部材530と一体に設けられた回動
規制片537によって、水平位置に規制されている。
この係止解除用レバー550の上縁部に前記作動部材260
の係止解除用接片267の下降力が作用することにより、
金枠係止部材530が押し下げられてその係止部531,531の
係止爪533,533の上端が折返し部512の各施錠用切欠き部
513,513の下端縁部分より下方に至ることによって金枠1
30の係止を解除し得る状態となる。
一方、金枠130の自由端側側部の前記折返し部512の施
錠用切欠き部513,513と対応する位置には、前記金枠係
止部材530の係止部531,531によって係止される係止片13
1,131が取り付けられている。
第24図には、上記のように構成された開閉機構500に
よる金枠130の開閉動作を示す。
金枠130が開いていて、これを閉めるときの係止動作
から順を追って説明する。
金枠130が開いているときには、金枠係止部材530が復
帰用スプリング540(第23図)の復帰力によって、第24
図(A)に示すように、上昇復帰した状態にある。そし
て、その金枠係止部材530が後退した状態となっている
とともに、その係止部531の係止爪533が各施錠用切欠き
部513,513の下端縁部分より上方に突出した状態となっ
ている。
この状態で、金枠130を閉める方向へ回動させると、
その自由端側上下の係止片131,131が施錠用切欠き部51
3,513中に入り込もうとする。が、その入り込む過程で
それら係止片131,131の下端が係止爪533,533の円弧状案
内部534と接触して金枠係止部材530を押し下げる一方、
その反作用で金枠130の自由端側が若干押し上げられな
がら進む。そして、それら係止片131,131の下端が係止
爪533,533の頂点を乗り超えた時点で、金枠係止部材530
が復帰用スプリング540の力で再び上昇復帰した状態で
戻される。その上昇復帰によって、係止爪533,533の後
側の係止溝部535,535で金枠130の係止片131,131が係止
されることとなる。
このように係止された状態において、金枠係止部材53
0が前記作動部材260(第22図)による押し下げ作用によ
って下降されると、係止爪533,533が各施錠用切欠き部5
13,513の下端縁部より下方に至ってその係止が解除され
るとともに、それら係止爪533,533の上方に設けられた
送り出し傾斜案内部532,532の下降に伴うそれら傾斜案
内部532,532の接触圧により係止片131,131が施錠用切欠
き部513,513中から外方へ送り出され、それによって金
枠130が開かれる。
第25図には、金枠130が開いているか否かを検出する
金枠開閉検出機構を前枠120の補強枠510および金枠130
の部分斜視図として示す。
同図に示すように、金枠130の自由端部の裏側のガラ
ス支持金具135の端には前記係止片131,131が取り付けら
れている。
そして、前記金枠130が閉められたときに、それら係
止片131,131が前記金枠係止部材530の係止部531,531に
係止されることによってその閉められた状態に維持され
るようになっている。
この発明の実施例に係る錠装置300は、上記のように
構成されているので、解錠用の専用鍵(400,410,420,43
0)を変更したいときには、現在セットされている専用
鍵(400,410,420,430)を錠装置300の鍵差し込み穴331
中に差し込んでその鍵差込筒(内筒)330を回転させる
ことにより,その鍵差込筒(内筒)330のロックピン挿
通穴333〜337を外筒の組換用ロックピン収納穴323b〜33
7bの位置に一致させてから、その専用鍵(400,410,420,
430)を引き抜き、しかる後、別の専用鍵(400,410,42
0,430)をその鍵差し込み穴中331に差し込んでその鍵差
込筒(内筒)330のロックピン挿通333〜337穴を固定筒
(外筒)のロックピン収納穴323a〜327aの位置に一致さ
せたところで、その専用鍵(400,410,420,430)を引き
抜く操作を行なうことによって、解錠用の専用鍵(400,
410,420,430)の変更を自由に行なうことができること
となり、その結果、解錠用の専用鍵(400,410,420,43
0)が紛失又は盗難等に遭ってもその錠装置300自体は交
換しないで解錠用の専用鍵を自由に変更できて、錠装置
300が無駄になったりその交換の手間がかかったりする
という不都合がなくなる。
特に、パチンコ遊技店などで同じ錠装置300を沢山用
いている場合であってもたった1の専用鍵の紛失や盗難
のために多大な損害を蒙ることがなくなる。
また、錠装置のメーカーにおいては一種類の錠装置を
作るだけで、後に必要に応じて複数種類の錠装置に設定
操作ができるので、複数種類の錠装置を製造しなければ
ならないという煩雑さを回避できる。
なお、上記実施例では錠装置300をパチンコ遊技機100
に適用した例を示したが、建物の扉や机の引出しなど、
ロックとその解除を必要とするものであれば、どんな物
に適用してもよい。
また、特定の専用鍵として設定し得る専用鍵の数を4
つ(400,410,420,430)としたが、ロックピン(351〜35
5)の設置本数やその分割要素の数、長さ等および専用
鍵の鍵山の形状等を変えることによっていくつに増やし
てもよい。
また、錠装置300の内筒330は特定の専用鍵を用いてそ
の基準位置から左右いずれの方向にも回動できるように
したが、一方向にのみ回動できるようにしてもよい。
また、組換用ロックピン収納穴をロックピン収納穴か
ら位相をずらせた一位置にのみ設けたが、二以上の位置
に設けてもよい。
また、回転範囲規制装置360の操作レバー363の操作を
リセットキー480を用いて行なうようにしたが、指で行
なうようにしてもよい。その場合は、リセットキー挿入
口141の代わりに指差し込み穴にすればよい。
[発明の効果] この鍵装置は上記のように構成されているので、ロッ
クピンの分割要素の組換え以外の当該鍵の使用時には、
回転範囲規制手段により、内筒のロックピン挿通穴と外
筒の組換え用ロックピン収納穴とが出合わない範囲に外
筒に対する内筒の回転範囲を規制させておけば、過って
ロックピンの組換えを行って元の専用鍵が使用不可能に
なるのを回避することができる。
そして、鍵装置の専用鍵を変更したいときには、回転
範囲規制手段による外筒に対する内筒の回転範囲の規制
を解除させた後、現在セットされている専用鍵を鍵差込
穴に差し込んで、内筒を回転させて、その内筒のロック
ピン挿通穴を外筒の組換用ロックピン収納穴の位置に一
致させてから、その専用鍵を引き抜き、しかる後、溝部
の異なる、別の専用鍵をその内筒に差し込んで、その内
筒のロックピン挿通品を外筒のロックピン収納穴の位置
に一致させたところまで回転させ、その専用鍵を引き抜
く操作を行うことによって、解錠用の専用鍵の変更を自
由に行うことができる。従って、解錠用の専用鍵が紛失
又は盗難等に遭ってもその錠装置自体は交換しないで解
錠用の専用鍵を自由に変更できて、錠装置が無駄になっ
たりその交換の手間がかかったりするという不都合がな
くなる。特に、パチンコ遊技店などで同じ錠装置を沢山
用いている場合であってもたった一つの鍵の紛失や盗難
のために多大を損害を蒙るという不都合がなくなる。ま
た、錠装置のメーカーにおいては一種類の錠装置を作る
だけで、後に必要に応じて複数種類の錠装置に設定でき
るので、複数種類の錠装置を製造しなければならないと
いう煩雑さを回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第25図はこの発明の実施例を示すもので、それ
らのうち、 第1図はパチンコ遊技機の正面図、 第2図は飾板の正面図、 第3図は保持枠に対して前枠が開放された状態のパチン
コ遊技機の斜視図、 第4図は錠装置の縦断面図、 第5図は錠装置内部の破断斜視図、 第6図(A),(B),(C),(D)はそれぞれNo.0
〜No.3の専用鍵の側面図、 第7図は基準状態においてNo.0の鍵を差し込んだときの
錠装置の縦断側面図、 第8図はNo.0の鍵によってリセット状態にされたときの
錠装置の縦断側面図、 第9図は錠装置がリセット状態に変換されたときにおけ
るその縦断側面図、 第10図はリセット状態においてNo.1の鍵が差し込まれた
ときにおける錠装置の縦断側面図、 第11図はそのNo.1の専用鍵のよって基準状態に戻された
ときにおける錠装置の縦断側面図、 第12図はNo.1の専用鍵を特定の専用鍵にセットするセッ
ト操作が終わったときにはおける錠装置の縦断側面図、 第13図はリセット状態においてNo.2の専用鍵が差し込ま
れたときにおける錠装置の縦断側面図、 第14図はそのNo.2の専用鍵によって基準状態に戻された
ときにおける錠装置の縦断側面図、 第15図はNo.2の専用鍵を特定の専用鍵にセットするセッ
ト操作が終わったときにおける錠装置の縦断側面図、 第16図はリセット状態においてNo.3の鍵が差し込まれた
ときにおける錠装置の縦断側面図、 第17図はそのNo.3の専用鍵によって基準状態に戻された
ときにおける錠装置の縦断側面図、 第18図はNo.3の専用鍵を特定の専用鍵にセットするセッ
ト操作が終わったときにおける錠装置の縦断側面図、 第19図は錠装置が前枠に取り付けられた状態を示す前枠
および錠装置の縦断側面図、 第20図は前枠の自由端部に設置された錠装置およびロッ
ク装置を示す前枠裏側の部分分解斜視図、 第21図(A)および(B)は錠装置によるフック部材の
昇降動作を示す錠装置およびフック部材の斜視図、 第22図(A)および(B)は錠装置による作動部材の昇
降動作を示す錠装置、作動部材およびフック部材の斜視
図、 第23図は金枠の開閉機構を構成する補強枠および金枠係
止部材の部分側面図、 第24図(A)および(B)は金枠の開閉機構による金枠
の開閉動作を示す補強枠、金枠係止部材および金枠の係
止片の部分側面図、 第25図は金枠開閉検出機構を構成する補強枠および金枠
の部分斜視図である。 300……錠装置、320……固定筒(外筒)、322……収納
穴、323a〜327a……ロックピン収納穴、323b〜327b……
組換用ロックピン収納穴、330……鍵差込筒(内筒)、3
31……鍵差込穴、333〜337……ロックピン挿通穴、341
〜342……付勢用スプリング、351〜355……ロックピ
ン、351a〜351d,352a〜352d,353a〜353d,354a〜354d,35
5a〜355d……分割要素。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒内に、内筒が回転可能に収納され、前
    記内筒に、鍵を抜き差し可能な鍵差込穴が軸線方向に設
    けられ、前記内筒には前記鍵差込穴側から前記内筒の外
    側に通ずるロックピン挿通穴が、前記外筒には前記ロッ
    クピン挿通穴と対応するロックピン収納穴が、それぞれ
    軸線方向に並んで複数設けられ、前記ロックピン挿通穴
    と前記ロックピン収納穴とが連通した穴内に、それぞれ
    複数の分割要素からなるロックピンが前記内筒内の鍵差
    込穴方向へ移動力を付与された状態で収納され、 前記鍵差込穴中に複数の特定溝部を有する専用鍵が差し
    込まれたとき、その複数の特定溝部の深さにより、対応
    する前記ロックピン収納穴とロックピン挿通穴とが連通
    した穴内のロックピンが移動して、当該ロックピンの分
    割要素の分割部が所定位置に移動することに基づき、外
    筒に対する内筒のロック状態が解除され、前記内筒が回
    動可能となる錠装置であって、 当該錠装置は、 前記外筒のロックピン収納穴から位相をずらせた位置に
    前記内筒のロックピン挿通穴と連通し得る組換用ロック
    ピン収納穴が設けられて、該組換用ロックピン収納穴に
    前記内筒側へ移動力を付与された状態で組換用分割要素
    が収納され、前記内筒の鍵差込穴に専用鍵を差し込んで
    前記内筒を回転させて前記ロックピン挿通穴を前記組換
    用ロックピン収納穴に対向させた状態において、前記鍵
    差込穴に差し込まれた専用鍵の溝部に対応して前記組換
    用分割要素が前記内筒のロックピン挿通穴内へ移動する
    ことによる前記ロックピンの分割要素の組換えに基づい
    て当該ロックピンの分割部の一を変更可能に構成し、か
    つ、前記ロックピンの分割要素の組換え以外の当該鍵の
    使用時に、前記内筒のロックピン挿通穴と前記外筒の組
    換用ロックピン収納穴とが出会わない範囲に前記外筒に
    対する前記内筒の回転可能な範囲を規制し得る回転範囲
    規制手段を備えていることを特徴とする錠装置。
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