JP2882278B2 - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JP2882278B2 JP6070430A JP7043094A JP2882278B2 JP 2882278 B2 JP2882278 B2 JP 2882278B2 JP 6070430 A JP6070430 A JP 6070430A JP 7043094 A JP7043094 A JP 7043094A JP 2882278 B2 JP2882278 B2 JP 2882278B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、インク紙等の帯状媒体
を内蔵するカセットを有するプリンタ等の記録装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】インクを塗布した紙を用いて印字もしく
は印画を行なうプリンタ装置へのインク紙の装着方法は
従来より数多くのプリンタ、タイプライタ等で実用化さ
れている。特に幅の広いインク紙をプリンタ装置に簡便
に装着する方法として、特開昭56−67278号公報
に示すようにインク紙を供給する供給軸と、インク紙を
巻き取る巻取軸を同一のカセットに装着し、プリント時
に印画紙とインク紙を重ねる加圧ローラと、カセット内
の供給軸及び巻取軸を回転伝達手段で連結し、プリント
動作に応じてインク紙の送り出しを行なう方法が公開さ
れている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、プリンタの用
途は多種に及び記録紙は普通紙、OHP用紙あるいはタ
ックシール用紙等を用いる場合があり、印画条件も高速
用/低速用、カラー/白黒等様々である。インク紙は上
記した各条件に適合した多種の特性を持つばかりでな
く、印画サイズによりその幅も様々である。上記従来技
術は、複数個あるいは複数種のインクカセットをユーザ
が差し換えながら併列使用する際に、インク紙の使用状
況をその残量の検出も含めて把握できなくなるという問
題点があった。本発明の目的は、従来のプリンタ用イン
ク紙カセットとの互換性を保ちつつ、インクの特性の
違いを表示あるいはこれを検出し、インク紙の幅の違
うインクカセットを装着でき、インク紙の残量を目視
できる機能を持つインク紙カセットを提供することにあ
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、薄い帯
状フィルムまたは紙にインクを塗布したインク紙を巻装
したインク紙供給軸と、前記インク紙を巻き取るインク
紙巻取軸を対としてカセットケース内に併設したインク
紙カセットを用い、前記インク紙を記録媒体に重ねてサ
ーマルヘッドを用いて前記インク紙を加熱することによ
り熱転写記録を行う熱転写記録装置において、前記イン
ク紙は印加エネルギーに対して漸次転写濃度が大きくな
る感度特性を有しており、前記インク紙カセットはイン
ク紙の特性を符号化するための複数の特性表示部をカセ
ットケース上に設けてなり、前記特性表示部は紙質に応
じてインク紙特性を符号化する少なくとも2ビットを含
んでなり、前記印加エネルギーに対して漸次転写濃度が
大きくなる感度特性を少なくとも前記2ビットに対応す
る数で記憶する記憶手段を有し、前記複数の特性表示部
によって符号化された組合せを読取り手段により読み取
り、前記読み取りに基づいて前記記憶手段から感度特性
を読み出して熱転写記録を行うことを特徴とする熱転写
記録装置にある。 【0005】 【作用】インクカセットをプリンタ装置に挿入すること
により、プリンタ装置の検出手段はカセット上のインク
特性の表示手段を検出し、さらに制御手段により上記検
出したインク特性に応じた印画を行なえる。インクカセ
ットを交換する毎に上記したインク特性の検出を行ない
印画条件を制御する。 【0006】 【実施例】以下、本発明による実施例を図を用いて説明
する。 【0007】図1は、本発明によるインク紙カセットの
構成を示す一例である。カセット1は、2つの中空ドラ
ム状の供給軸収納部5及び、巻取軸収納部6を持ち、そ
の間を2本の接合部材73によって連結している。供給
軸収納部5の中には、未使用のインク紙2を巻いた供給
軸3が、巻取軸収納部6の中には、使用済みのインク紙
2を巻き取った巻取軸4が回動自在に収納されている。
使用するインク紙2は、その一方の面にYe,Mg,C
yの3色のインクがそれぞれ印画結果の一画面分の大き
さで順次塗布されており、その使用に応じて供給軸3か
ら供給され、巻取軸4に巻き取られる。また、図中矢印
で示した挿入方向A側の接合部材73に複数個の特性表
示穴9を設けるとともに挿入方向Aと反対側のカセット
1の巻取軸収納部6及び供給軸収納部5の側面に位置決
め穴7、7′を、さらに挿入方向Aにずらして位置決め
穴8を設けている。また巻取軸収納部6及び供給軸収納
部5の挿入方向Aと反対側の側面にそれぞれ透明な部材
あるいは穴を開けた窓40を設けたことを特徴とする。
上記カセット1を装着するプリンタの機構部10は、巻
取軸4、供給軸3に嵌合するトルク伝達軸11、11′
をドラム12の奥に設け、その間に挿入方向Aに有効な
特性読取部15を構成し、ドラム12の挿入方向Aと反
対側の壁面上に位置決めピン14、14′を設けた。 【0008】カセット1を機構部10に挿入方向Aに挿
入すると供給軸3と巻取軸4(以下総称してインク軸4
7)の挿入方向Aの側面とトルク伝達軸11、11′、
位置決め穴7、7′と位置決めピン14、14′がそれ
ぞれ係合し、カセット1は機構部10に対して位置決め
され、トルク伝達軸11によりインク軸47は図中矢印
で示したDなる方向にトルクを受けインク紙2を搬送す
る。さらにカセット1を挿入することにより複数の特性
読取部15とある特性表示穴9が相対し、各々の特性読
取部15が特性表示穴9の有無によりそれぞれ1bit
の情報を読み取る。さらに上記情報を図示しない印画制
御手段74により判断し、インク紙2の種類及び感度特
性に応じて印画を行う。また、機構部10はカセット1
を挿入する場合に位置決め穴8が触れないように設計さ
れており挿入が円滑に行える。上記カセット1で印画を
行うと、供給軸3に巻かれていたインク紙2が巻取軸4
に巻き取られるため、供給軸3のインク紙2の巻き径は
減少し、巻取軸4のインク紙2の巻径は増大する。イン
ク紙2の巻径の変化は窓40を通して目視することが出
来るのでユーザはインク紙2の使用量及び残量の把握が
可能となり使い勝手の向上が図れる。 【0009】図2にプリンタ19のプリント機構部の一
例の側面図を示す。プリント開始時には、給排紙切換コ
マ17は実線で示した状態にあり、印画紙22はドラム
12に巻きつく。ドラム12上の印画紙22は、ドラム
12の回転に従ってインク紙2が重ねられ、その上から
サーマルヘッド16により押しつけられる。サーマルヘ
ッド16の下部には、図示しない発熱体がドラム12の
軸と平行な方向に512ドット並んでおり、それぞれが
外部信号に応じて独立に発熱する。この時、各発熱体の
発熱する熱量に応じてインク紙2のインクが印画紙22
に転写される。この動作をドラム12を回転させなが
ら、一定の間隔で640回行うことにより、印画紙22
上に512×640画素の絵が印画される。その後、印
画紙22は、給排紙切換コマ17により再びドラム12
と共に回転し、インク紙2と再び重ねられる。インク紙
2には、Ye,Mg,Cyの3色のインクが一画面単位
の大きさで塗布してあり、最初に1色目のYeを、次に
2色目のMgを、最後に3色目のCyを上記の方法で熱
転写する。その後、給排紙切換コマ17は破線の示す1
7′の位置に移動し、印画紙22は、ドラム12に巻き
つかずに排紙される。以上の動作により印画紙22には
512×640画素のインクが3色重ねられ、カラー画
像の記録が行われる。インク紙2は、供給軸3に未使用
のインク紙2が巻かれており、インク紙2の使用に伴っ
て供給軸3より図中矢印D方向に引き出され、発熱体の
下を通過し、印画紙22にインクを転写した後、使用済
みインクとして巻取軸4に巻かれる。インク紙2の使用
に応じて供給軸3は回転し、インク紙2の巻径も減少す
る。また巻取軸4ではインク紙2の巻径が増加するので
両者あるいは一方を視認することにより、インク紙2の
残量を確認することが出来る。 【0010】図3に、本発明によるインク紙カセットを
用いたプリンタ19の一構成例を示す。給紙トレイ23
の上には、印画紙22が重ねられており、プリント時
に、最上部の一枚が引き出され、ドラム12に巻きつけ
られる。ドラム12上の印画紙22の上に、カセット1
から巻き出されるインク紙2を重ね、上からサーマルヘ
ッド16により押え付ける。ドラム12の回転に伴って
プリントを行い、プリント後、印画紙22は排紙口24
より排紙される。カセット1は、プリンタ19内のドラ
ム12の上部に装着されカセットフタ25を閉じること
により、カセットフタ25に取付けられた図示しないカ
セット押さえバネによりプリンタ19内に固定される。
カセット1にはインク紙2の使用枚数を目視出来る窓4
0が設けられており、カセット1をプリンタ19に装着
した状態でも、残り使用枚数を確認することが出来る。
カセット1をプリンタ19に装着した状態では、カセッ
トフタ25を透明にするか、開口部を設ける。もしくは
残り使用枚数をプリンタ19に伝え、プリンタ19が表
示することにより確認を行う。 【0011】図4はプリンタ19の印画時の斜視図であ
り(a)に横位置標準画71、(b)に縦位置標準画7
0を印画する場合について示した。印画面が縦幅より横
幅の方が大きい場合には、(a)に示すように横位置標
準画71を印画することによりサーマルヘッド16及び
ドラム12は印画面の縦幅以上の幅を確保できれば良い
のに対して、(b)に示すように縦位置標準画70を印
画するとサーマルヘッド16及びドラム12は印画面の
横幅以上の幅が必要になる。従って、横位置標準画71
を印画するように設計したプリンタ19ではサーマルヘ
ッド16及びドラム12の幅を小さく作ることが出来プ
リンタ19の小型化が図れるとともに製造コストを安く
できる長所がある。また、縦位置標準画70と横位置標
準画71の大きさが同じ場合に両者で必要なインク紙2
の幅は横位置標準画71を印画する場合の方が小さくて
済むが、ユーザの立場では、両者に対してそれぞれに異
なるインク紙2を用いるよりも同じインク紙2が使用出
来る方が混乱なく、使い勝手が良いとともに、製造側に
とっても、インク紙2及びカセット1の量産効果により
安価に提供できる長所がある。同一のインク紙2を用い
た場合に、横位置標準画71を印画するように設計した
プリンタ19では、インク紙余分幅26が出てくるとと
もにカセット1の幅が大きくなるが、図3に示したカセ
ットフタ25とドラム12で仕切られるカセット1の収
納空間内に納めれば実用上の問題はない。縦位置標準画
70を印画するように設計したプリンタ19において
は、印画面の縦幅を縦位置標準画70の横幅と同じにし
てさらに大きな横位置の拡大画72を同一の幅のインク
紙2を用いて印画することが出来る。また、縦長の画像
をプリントする場合、即ち画面の縦幅が横幅よりも大き
い場合には、上記した関係を逆転すれば良く有効であ
る。 【0012】図5に同一の印画紙22上に横位置標準画
71、縦位置標準画70、拡大画72を印画した図とそ
のプリント機構部10の側面図を示した。ドラム12に
印画紙22を巻き付けサーマルヘッド16でインク紙2
をドラム12に圧着しながら印画を行うとインク紙2は
ドラム12の外周と同量だけ搬送され供給軸3から巻取
軸4へと巻き取られる。印画紙22がロール状の連続紙
で1色のインクで印画する場合には印画紙22をドラム
12に巻きつけることなくインク紙2と共に搬送するこ
とによりインク紙2あるいは印画紙22の長さ分だけ印
画しつづけることが出来る。また、インク紙2を複数色
に色分けして多色塗りの印画(例えば黄、マゼンタ、シ
アンの3色)を行いカラー画を得る場合には、インク紙
2の各色の長さ及び印画紙長さ27はドラム12の周長
と同じあるいは短くする必要があり、印画面の長さは、
さらに短くする必要がある。横位置標準画71を印画す
るために必要な印画紙長さ27は縦位置標準画70を印
画するために必要な印画紙長さ27′よりも大きく、拡
大画72を印画するために必要なインク紙2の長さにつ
いても同様である。また、サーマルヘッド16とドラム
12によりインク紙2を印画中圧着しつづける場合に
は、インク紙2の各色の塗りピッチはドラム12の周長
と同じにすることによりドラム12の回転に伴ってイン
ク紙2の色が変わるが、印画する間だけサーマルヘッド
16をドラム12に圧着し、印画しない時にはサーマル
ヘッド16を上昇させるとインク紙2は搬送されないた
め、余分なインク紙2の搬送がなく、必要なインク紙2
の長さはより少なくなり、インク紙2のコスト低減に効
果がある。 【0013】図6にインク紙2とプリント機構部10の
側面図を示した。印画開始前に図示しない検出器により
頭出しマーク33を検出し、インク紙2の初期位置を検
出するが、インク紙2や印画紙22の搬送の誤差を吸収
するためにインク紙2の印画開始は余白32を残す必要
がある。また、インク塗りピッチ31、31′、31″
とインク紙送り長30、30′とをドラム周長28と同
じにすることにより、各インク塗りピッチ31、3
1′、31″内におけるインク画の余裕を余白32と同
じにできて各色毎のマージンを確保出来る。但し、イン
ク塗りピッチ31は余白32と印画長さ34とを合わせ
た長さよりも小さくする必要がある。 【0014】図7に、インク塗りピッチ31がインク紙
送り長30よりも長い場合の実施例を示した。ドラム径
29を図6に示したドラ径29よりも大きくした場合に
はドラム周長28が増すためにインク紙送り長30が増
大するが、インク塗りピッチ31が図6に示したインク
塗りピッチ31と同じ場合でも (インク塗りピッチ31)×3 ≧余白32+(インク紙送り長30)×2 +印画長さ34 なる関係があれば使用することが可能であり、インク紙
2の共有化を図れる。 【0015】図8にインク塗りピッチ31がインク紙送
り長30より短い場合の一実施例を示した。ドラム径2
9を図6に示した実施例のドラム径29よりも小さくし
た場合にはドラム周長28が小さくなるためインク紙2
送り長30が減少するが、インク塗りピッチ31と同じ
にした場合でも (インク塗りピッチ31)×2 ≧余白32+(インク紙送り長30)×2 なる関係があれば使用することが可能であり、インク紙
2の共有化を図れる。 【0016】図9に本発明におけるカセット1の実施例
を示した。(a)はインク紙幅35が小さい場合のカセ
ット1、(b)はインク紙幅39が大きい場合のカセッ
ト1、(c)はインク紙幅39は大きいが、(a),
(b)に示したカセット1を使用するプリンタ19両方
に装着可能なカセット1を示した。カセット1のカセッ
ト全幅37に対して小さなインク紙幅35のインク紙2
を装着する場合には、インク紙幅35より大きな幅の位
置決め穴位置36を挿入方向A側の端面より確保して位
置決め穴7、7′をもうけ、図示しないドラム12の幅
を位置決め穴位置36よりも小さく構成することにより
ドラム12上に巻かれた印画紙22に印画することが出
来る。また、さらにインク紙幅39を大きくした場合に
は同様にしてより大きな位置決め穴位置38と位置決め
穴8、8′を設ける。ここでカセット全幅37を同一に
構成すれば上記した2種類のカセット1は同じプリンタ
19に装着出来る可能性があるが、位置決め穴7あるい
は位置決め穴8の取り付け位置が異なるため位置精度が
確保できない。そこで(c)に示すように大きなインク
紙幅39のインク紙2を用い、位置決め穴位置36に位
置決め穴7を、位置決め穴位置38に位置決め穴8を、
即ち2種類の位置決め穴を設け、カセット全幅37を
(a),(b)に示したカセット1と等しくすることに
より2種類のプリンタ19に装着することが出来る。上
記カセット1によりカセット1の共通化が図れ、量産に
よるコスト低減が出来るとともに、ユーザがカセット1
の選択を誤ることを防止出来る。 【0017】図10は図9(c)に示したカセット1を
図9(b)に示した、カセット1を使用するプリンタ1
9の機構部10に装着した場合の斜視図である。機構部
10に逃げ部75を設けたことを特徴としており、カセ
ット1を挿入した場合に位置決め穴7は逃げ部75内に
収まり挿入の妨げにはならず、位置決めピン14と位置
決め穴8が嵌合してカセット1の位置決めが行われる。 【0018】図11は図9(c)に示したカセット1を
図9(a)に示した、カセット1を使用するプリンタ1
9の機構部10に接着した場合の斜視図である。カセッ
ト1を機構部10に挿入すると位置決めピン14と位置
決め穴7が嵌合してカセット1の位置決めが行われる。 【0019】図12にカセット1にインク紙2の残量を
確認するための窓40を設けた例を示す。インク紙2は
その使用に応じて新品インク43を巻装した供給軸3か
ら巻き出され、矢印D方向に搬送され使用済インク44
を巻いた巻取軸4に巻き取られる。インク紙2をあまり
使用していない新しいカセット1では、供給軸3に巻か
れた新品インク43の巻径は太く、巻取軸4に巻かれた
使用済インク44の巻径は細い。インク紙2の使用に伴
って新品インク43の巻径は細くなり、使用済インク4
4の巻径は太くなっていく。従って使用途中のカセット
1のインク紙2の使用量または残量は供給軸3と巻取軸
4の巻径を目視で見比べることにより確認することが出
来る。本実施例ではカセット1の両端、カセット上ケー
ス41とカセット下ケース42の接触部に切れ込みを入
れることにより窓40を形成し、インク紙2の軸上巻径
の視認を可能にした。また、窓40をカセット1の両端
に設けることによりカセット1を裏返しにして置いても
カセット1内へのほこりの侵入を防ぎ、インク紙2への
ほこりの付着による印画品質の劣化を防止する。ここ
で、プリンタ19のトルクを供給する側は図示しない駆
動手段を構成するためにカセット1をプリンタ19に装
着した場合には上記駆動手段がインク軸47の巻径の視
認の妨げになる。しかし、反対側に窓40を設けること
により視認を妨害する構成物を排除でき、インク紙2の
使用状況の視認を容易に出来るが、必要に応じて窓40
を駆動手段側に設けてもよい。 【0020】図13にカセット1にインク紙2の巻径を
視認するための窓40を設けた他の実施例を示す。本実
施例ではカセット下ケース42の下部斜め位置に切れ込
みをいれることにより窓40を形成する。窓40より見
えるインク紙2の巻径は、供給軸3上の新品インク43
の巻径が巻取軸4上の使用済インク44の巻径に比べて
はるかに太く、このカセット1がまだあまり使われてい
ない、即ちインク紙2の残量がかなりあることを示す。
カセット1の下部斜めに窓40を設けることによりカセ
ット1の置かれる向きを同図のように特定した場合、ほ
こりの侵入をさらに防ぐことが出来、またカセット1の
最下部はふさいであるために、床面からのほこりの舞い
上がりの影響も防ぐことが出来る。 【0021】図14に、カセット1上インク紙2の巻径
を視認する窓40にほこりよけ45、46を設けた例を
示す。窓40の位置、機能は図12と同じであるため、
その説明は省略する。窓40を形成するカセット1上ケ
ース41側にひさし状のほこりよけ45を設け、ほこり
の侵入における開口部の面積を減らしほこりの侵入量を
へらす。また、カセット下ケース2側に角に当たったほ
こりが外側へ逃げるようにした。ほこりよけ45、46
の存在により窓40からのほこりの侵入を減らし、イン
ク紙2をきれいな状態に保ち、高品質な印画を可能にす
る。 【0022】図15に、カセット1にインク紙2の特性
を符号化し記録、プリンタ19に伝達するための特性表
示穴9を設けた例を示す。同図(a),(b)は異なる
特性のインク紙2を納めたカセット1の例であって、カ
セット1全体の外観、形状は同じだが特性表示穴9の位
置が異なり、この特性表示穴9の位置をプリンタ19に
読み取らせることにより(a)と(b)のそれぞれのカ
セット1特有のインク紙2に関する情報を伝達する。特
性表示穴9はカセット上ケース41とカセット下ケース
42の接触部で、かつ供給軸収納部5と巻取軸収納部6
の間の接合部材73上に設け、カセット1の成型時に各
種インク紙特性に対応して用意された金型を用いて形成
する。この場合、カセット上下ケースの接触部に特性表
示穴9を設けることにより、離型作業を金型上下分割の
一動作で行い成型の工程を減らす。また、特性表示穴9
は、本実施例のようにカセット上下ケースの接触部に設
けずに、カセット上ケース41のみ、又はカセット下ケ
ース42のみに穴をあけることにより設けてもよい。こ
の場合、例えば特性表示穴9をカセット上ケース41上
に穴をあけることにより設けた場合、カセット上ケース
41の金型は、インク紙2の種類と同数種必要になる
が、カセット下ケース42の金型は一種類でよい。 【0023】図16に、カセット1上の特性表示穴9を
用いて記載するインク紙2の種類の例を示す。(a)は
3色インク48を用いたインク紙2の構成例であって、
同図において矢印D方向に搬送されるインク紙2の上
に、頭出しマーク33に続いて黄色(Ye),マゼンタ
(Mg),シアン(Cy)の減色混合における3原色が
塗布される。印画時には、この3色インク48をそれぞ
れ適当な濃度比率で重ね印画し混色することにより指定
の色を再現する。(b)はYe,Mg,Cyの3色に黒
インクを加えた4色インク49を用いた例、(c)は白
黒印画を行うために黒インク50のみを用いた例であ
る。インク紙2の種類が上記した3種類の場合その種別
表記に必要な情報量は2bitとなりカセット1上の2
つの特性表示穴9の開閉により情報を記載する。プリン
タ19は情報を読み取った後、インク紙2の種類に合わ
せて印画モードを変更、それぞれのインク紙2の種類に
応じた印画動作を行う。 【0024】図17に、カセット1上の特性表示穴9を
用いて記載するインク紙2の種類を示す他の例を示す。
同図はインク紙2の感度特性を示すグラフであってプリ
ンタ19上サーマルヘッド16によるインク紙2への印
加エネルギーと印画結果の濃度の関係を示したものであ
る。インク紙2への印加エネルギーを大きくすると、イ
ンク紙2のインクの印画紙22への転写量が増え、印画
紙22上の印画濃度は大きくなるが、その関係は各種イ
ンク紙2の特有の特性を持つ。プリント時に、プリンタ
19は、各インク紙2の特性に応じた印加エネルギーを
印加し指定の印画濃度を得るため、使用するインク紙2
の感度特性が必要になる。プリンタ19は各種インク紙
2の感度特性51,51′をプリンタ19内のメモリに
記憶してあり、カセット1に記載されたインク紙2の種
類に応じた感度特性を選び出して使用する。例えばイン
ク紙2の種類が8種類ある場合は、3bitの情報で表
現する。 【0025】図18に、カセット1上へのインク紙2に
関する情報を記載する他の実施例を示す。カセット1を
構成するカセット上ケース41とカセット下ケース42
の接触部で、かつ供給軸収納部5と巻取収納部6の間の
接合部材73上に特性表示穴9を6個(最大表示bit
数分、本実施例では6bit)設ける。さらにカセット
1の接合部材73上に該特性表示穴9をふさぐシール5
2を貼り付け、シール52の上には先述したカセット上
の特性表示穴9を選択して表示する特性指定穴69を設
ける。特性指定穴69の穴径54は特性表示穴9の穴径
55より大きく、プリンタ19が特性表示穴9を読み出
す時、シール52の位置ずれによる読み取りミスが起こ
らないようにする。また、カセット1上には位置決め部
材53を設け、シール52の貼付けの際、これを用い、
その角に合わせて貼付けることにより、シール52の位
置決めを正確に行うことが出来る。本実施例によれば、
カセット1の製造工程においてシール52の貼付け作業
が増えるが、シール52はカセット1内のインク紙2の
種類を表記するラベルを兼ねることが出来、また、シー
ル52を貼り替えることにより、カセット1は異種類の
インク紙2を装填できるため、カセット1の種類に応じ
て多種類必要としたカセット1の金型を一種類のみにす
ることが出来る。 【0026】図19に、カセット1上の特性表示穴9の
読み取り方法の例を示す。カセット1上に貼付けたシー
ル52はアルミはく等の導電部材で構成されており、プ
リンタ19へのカセット1の装着時には(a)に示すよ
うに電極56から電極61の6本の電極がシール52に
押し付けられる。(b)に、本実施例による電極56か
ら電極61の動作説明図を示す。電極56はプリンタ1
9内で接地されており、カセット1上のシール52も接
地状態になる。電極57、58、61は、シール52に
穴があいているため接地せずその電位はHになる。電極
59、60はシール52に接触し、接地状態になるた
め、その電位はLになり、結果として電極57から電極
61までの5bitの出力信号をカセット1記載の情報
として読み取ることが出来る。本実施例は、カセット1
上に5つの特性表示穴9を設けて、その上をシール52
でふさぐことにより特性の表記を行ったが、この穴は必
ずしもあける必要はなく、この場合従来使用されている
カセット1に対してシール52を貼付けるだけで、その
まま特性表示を行うことが出来る。 【0027】図20に、カセット1上の特性表示穴9の
読み取りの他の実施例を示す。(a)に示すようにカセ
ット1がプリンタ19に装着された状態では電極57か
ら電極61がカセット1に押しつけられている。(b)
に電極57から電極61によるカセット1上に記載され
た情報の読み取りの説明図を示す。各電極は図示しない
バネ等の弾性部材によりシール52に押し付けられシー
ル52に穴があいた部分では電極は穴の中に入る。各電
極はすべて接地状態にあり、電極に接触したSW板はや
はり接地状態になる。しかし、シール52に穴があいて
いる部分、即ち電極57、58、61では電極はカセッ
ト1の特性表示穴9に入っているためSW板62、6
3、66には接触せず、各SW板の電位はHとなる。ま
た電極59、60はシール52に押され、そけぞれSW
板64、65と接触する。このためSW板64、65は
接地状態となりその電位はLとなり、結果として電極5
7から電極61までの5bitの出力信号をカセット1
記載の情報として読み取ることが出来る。本実施例の場
合、シール52を電極として使用しないため、シール5
2は、図19に示した実施例のように導電体に限定する
必要がなく、従って指等のシール52への接触による腐
食の問題がない。またシール52による特性表示穴9の
選択方法だけでなく図15に示したカセット1の金型に
よる特性表示穴9の選択的形成に対しても読み取りが行
える。 【0028】図21にカセット1上へのシール52の貼
り付けミスを防ぐ方法の一例を示す。カセット1へのシ
ール52の貼り付けは、カセット1上の特性表示穴9と
シール52の上の特性指定穴69の位置を合わせて行う
必要があるが、手作業等によるシール52の貼り付け作
業では位置がずれる可能性があり、位置決め部材53に
よりその位置を合わせる。しかし、シール52の上下を
逆に貼付ける可能性もあるため、本実施例ではシール5
2上にシール位置決め穴68を設け、カセット1にはシ
ール位置決め穴68に入るようにシール位置決め部材6
7を設ける。この位置はシール52上で上下、左右非対
象となる位置に形成し、シール52の貼り付けの際、正
しい位置にシール52を位置させない限りシール52の
貼り付けが出来ないようにする。これにより、シール5
2の貼り付けミスによる情報の読み取りミスをなくし、
またシール52の貼り付け作業を容易にし、作業効率を
上げることが出来る。 【0029】図22にカセット1上へのシール52の貼
り付けミスを防ぐ方法の他の例を示す。概略は図21と
同じためその説明は省略するが、シール52の上下を間
違えないようにシール52の片方の角を斜めに切り落
し、取り落した形に合わせてカセット1上にシール位置
決め部材67を設ける。これによりシール52を逆向き
に貼り付けようとした場合も、シール52の他方の角が
シール位置決め部材67に当たり貼り付けることが出来
ないため、シール52の貼り付けミスを防止することが
出来る。 【0030】図23にカセット1上に特性表示穴9を形
成する他の実施例を示す。特性表示穴9はカセット上ケ
ース41とカセット下ケース42の接触面に設けず、カ
セット下ケース42の下部に切り込みを入れて形成す
る。シール52も同様にその特性指定穴69をその下部
に切れ込みを入れて設ける。この方法によりカセットケ
ース41の金型は一種類でよく、従来のカセット1を作
成した時の金型をそのまま使用することが出来る。ま
た、特性表示穴9と特性指定穴69の組合せによる穴の
選択は、図15に示すようにカセット1の金型を複数用
意しても良い。また、特性表示穴9の位置もカセット上
ケース41の上側や、カセット上ケース41とカセット
下ケース42の接触部のどちらか一方に設けてもよい。 【0031】図24に、カセット1上の特性表示穴9の
持つ情報の一例を示す。各々の特性表示穴9に対して例
えば白黒/カラーの判別を1bit目に、普通紙/OH
P用紙/タックシール用紙/葉書用紙の判別を2bit
目と3bit目に、高速印画/低速印画の判別を4bi
t目に、インクの色順がYe,Mg,Cy順の判別を5
bit目に割り当てると、例えば白黒、普通紙、Ye,
Mg,Cy順のインク紙の色順、高速印画用のインク紙
2を収納したカセット1には00000なる5bitの
データを示す特性表示穴9を設け、例えばカラー、タッ
クシール用紙、Cy,Mg,Ye順のインクの色順、低
速印画用のインク紙2を収納したカセット1には110
10なる5bitのデータを示す特性表示穴9を設ける
ことによりインク紙2の特性を表示することが出来る。
上記以外のインク紙2の特性としてインクの種類が昇華
性染料/ワックス染料の判別、インク紙2の幅の大小、
インク紙2を搬送する際の供給軸3と巻取軸4の回転方
向が同一方向か逆方向かなどの情報があるが、これらに
ついて識別したい場合にはさらに必要な特性表示穴9を
必要なbit数分だけ増設すればよく、有効である。 【0032】 【発明の効果】以上の通り、本発明によるインク紙カセ
ットによれば、インク紙の種類,特性を記録した特性表
示部を設けて符号化することにより、インク紙の種類,
特性に関する情報をプリンタに伝達することを可能にし
た。 【0033】 【0034】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるインク紙カセットの一例の構成図
である。 【図2】プリンタの動作説明図である。 【図3】プリンタの構成の一例の斜視図である。 【図4】同一インクによる2種類の幅のプリントを行う
場合の説明図である。 【図5】同一の印画紙上への2種類の大きさの印画を行
う場合のレイアウトの例を示す説明図である。 【図6】同一のインクを用いて複数種の径のドラムを用
いてプリントを行う場合の説明図である。 【図7】同一のインクを用いて複数種の径のドラムを用
いてプリントを行う場合の説明図である。 【図8】同一のインクを用いて複数種の径のドラムを用
いてプリントを行う場合の説明図である。 【図9】幅の広いインクを用いて従来の幅の狭いインク
を用いたプリンタにも対応するようにカセットに複数の
位置決め穴を設けたカセットの構成の一例を示す説明図
である。 【図10】幅の広い印画を行うプリンタへカセットを装
着した例を示す説明図である。 【図11】従来の幅の狭い印画を行うプリンタへカセッ
トを装着した例を示す説明図である。 【図12】カセットにインクの巻径を目視するための窓
をカセットに設けた例を示す説明図である。 【図13】カセットにインクの巻径を目視するための窓
をカセットに設けた例を示す説明図である。 【図14】カセットにインクの巻径を目視するための窓
をカセットに設けた例を示す説明図である。 【図15】カセットにインクの種類、特性を記載するた
めの特性表示穴を設けた例を示す説明図である。 【図16】カセット上の特性表示穴に記載するインクの
種類、特性の例を示す説明図である。 【図17】カセット上の特性表示穴に記載するインクの
種類、特性の例を示す説明図である。 【図18】カセット上に特性表示を行う他の実施例を示
す説明図である。 【図19】カセット上に記載された特性表示穴を読み取
る方法の実施例を示す説明図である。 【図20】カセット上に記載された特性表示穴を読み取
る方法の実施例を示す説明図である。 【図21】カセットに特性表示を行う他の実施例を示す
説明図である。 【図22】カセットに特性表示を行う他の実施例を示す
説明図である。 【図23】カセットに特性表示を行う他の実施例を示す
説明図である。 【図24】カセットに記載するインク紙に関する情報の
符号化の例を示す説明図である。 【符号の説明】 1…カセット、 2…インク紙、 3…供給軸、 4…巻取軸、 7…位置決め穴、 8…位置決め穴、 9…特性表示穴、 12…ドラム、 14…位置決めピン、 15…特性読み取り部、 19…プリンタ、 40…窓、 52…シール、 53…位置決め部材、 69…特性指定穴、 73…接合部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半間 謙太郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−274971(JP,A) 特開 昭60−21279(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 17/36 B41J 2/36 B41J 17/32

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.薄い帯状フィルムまたは紙にインクを塗布したイン
    ク紙を巻装したインク紙供給軸と、前記インク紙を巻き
    取るインク紙巻取軸を対としてカセットケース内に併設
    したインク紙カセットを用い、前記インク紙を記録媒体
    に重ねてサーマルヘッドを用いて前記インク紙を加熱す
    ることにより熱転写記録を行う熱転写記録装置におい
    て、前記インク紙は印加エネルギーに対して漸次転写濃度が
    大きくなる感度特性を有しており、 前記インク紙カセッ
    トはインク紙の特性を符号化するための複数の特性表示
    部をカセットケース上に設けてなり、前記特性表示部は
    紙質に応じてインク紙特性を符号化する少なくとも2ビ
    ットを含んでなり、前記印加エネルギーに対して漸次転
    写濃度が大きくなる感度特性を少なくとも前記2ビット
    に対応する数で記憶する記憶手段を有し、前記複数の特
    性表示部によって符号化された組合せを読取り手段によ
    り読み取り、前記読み取りに基づいて前記記憶手段から
    感度特性を読み出して熱転写記録を行うことを特徴とす
    る熱転写記録装置。
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