JP2881558B2 - 一時保護塗膜の剥離方法 - Google Patents
一時保護塗膜の剥離方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S3/00—Vehicle cleaning apparatus not integral with vehicles
- B60S3/04—Vehicle cleaning apparatus not integral with vehicles for exteriors of land vehicles
- B60S3/044—Hand-held cleaning arrangements with liquid or gas distributing means
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B3/00—Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
- B08B3/02—Cleaning by the force of jets or sprays
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装完了後の塗装
面に保護用塗料を塗布することにより形成した一時保護
塗膜を前記塗装面から剥離するための方法に関し、たと
えば完成車両の運搬等に際して塗装面を一時的に保護す
るために該塗装面に形成した一時保護塗膜の剥離方法に
関する。
面に保護用塗料を塗布することにより形成した一時保護
塗膜を前記塗装面から剥離するための方法に関し、たと
えば完成車両の運搬等に際して塗装面を一時的に保護す
るために該塗装面に形成した一時保護塗膜の剥離方法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、たとえば車体の塗装面から一時保
護塗膜を剥離するにあたっては、手作業により一時保護
塗膜の端部を持上げ、上方に引っ張ることにより一時保
護塗膜を塗装面から剥がすようにしている。
護塗膜を剥離するにあたっては、手作業により一時保護
塗膜の端部を持上げ、上方に引っ張ることにより一時保
護塗膜を塗装面から剥がすようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一時保護塗
膜がラテックス型のものである場合には、環境温度によ
って一時保護塗膜の性状が変化するものであり、たとえ
ば４０℃以上の高温では伸び率が過大となるために、一
時保護塗膜を引っ張ると一時保護塗膜が薄くなって切れ
てしまうことにより連続膜として剥離することが困難と
なって剥離作業時間がたとえば５〜１０倍程度かかって
しまい、また、たとえば５℃以下の低温では伸び率が過
少となって柔軟性が不足するために、一時保護塗膜を引
っ張ると該塗膜が割れてしまうことにより連続膜として
剥離することができなくなって剥離作業時間がたとえば
１０〜１５倍程度かかってしまう。
膜がラテックス型のものである場合には、環境温度によ
って一時保護塗膜の性状が変化するものであり、たとえ
ば４０℃以上の高温では伸び率が過大となるために、一
時保護塗膜を引っ張ると一時保護塗膜が薄くなって切れ
てしまうことにより連続膜として剥離することが困難と
なって剥離作業時間がたとえば５〜１０倍程度かかって
しまい、また、たとえば５℃以下の低温では伸び率が過
少となって柔軟性が不足するために、一時保護塗膜を引
っ張ると該塗膜が割れてしまうことにより連続膜として
剥離することができなくなって剥離作業時間がたとえば
１０〜１５倍程度かかってしまう。
【０００４】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、環境温度に影響されることなく一時保護塗膜
を容易に剥離し得るようにして剥離作業時間の短縮化を
可能とした一時保護塗膜の剥離方法を提供することを目
的とする。
のであり、環境温度に影響されることなく一時保護塗膜
を容易に剥離し得るようにして剥離作業時間の短縮化を
可能とした一時保護塗膜の剥離方法を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、塗装完了後の塗装面にラテ
ックス型の保護用塗料を塗布することにより形成した一
時保護塗膜を前記塗装面から剥離するにあたって、吐出
ポンプから３〜６０ｋｇ／ｃｍ 2 の高圧で吐出された２
０〜３０°Ｃの高圧水を一時保護塗膜の端縁および塗装
面間に向けて噴射して前記端縁を塗装面から剥離せし
め、一時保護塗膜の塗装面からの剥離部分および塗装面
間に前記高圧水を順次噴射することにより、一時保護塗
膜の全体を一枚の連続膜として塗装面から剥離すること
を特徴とする。
に、請求項１記載の発明は、塗装完了後の塗装面にラテ
ックス型の保護用塗料を塗布することにより形成した一
時保護塗膜を前記塗装面から剥離するにあたって、吐出
ポンプから３〜６０ｋｇ／ｃｍ 2 の高圧で吐出された２
０〜３０°Ｃの高圧水を一時保護塗膜の端縁および塗装
面間に向けて噴射して前記端縁を塗装面から剥離せし
め、一時保護塗膜の塗装面からの剥離部分および塗装面
間に前記高圧水を順次噴射することにより、一時保護塗
膜の全体を一枚の連続膜として塗装面から剥離すること
を特徴とする。
【０００６】また請求項２記載の発明は、上記請求項１
記載の発明の構成に加えて、車体の塗装面に形成した一
時保護塗膜を車体表面の洗浄時に剥離することを特徴と
する。
記載の発明の構成に加えて、車体の塗装面に形成した一
時保護塗膜を車体表面の洗浄時に剥離することを特徴と
する。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
附図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
附図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【０００８】図１ないし図４は本発明の一実施例を示す
ものであり、図１は一時保護塗膜形成状態での車両の平
面図、図２は一時保護塗膜の剥離過程を順次示す図、図
３はラテックス型塗膜の伸び率特性図、図４は高圧水発
生装置の構成を示す図である。
ものであり、図１は一時保護塗膜形成状態での車両の平
面図、図２は一時保護塗膜の剥離過程を順次示す図、図
３はラテックス型塗膜の伸び率特性図、図４は高圧水発
生装置の構成を示す図である。
【０００９】先ず図１において、車両製造工場で組立て
られた塗装完了後の車体ＶのボンネットＢ、ルーフＲお
よびトランクリッドＴ等の表面には、それぞれ一時保護
塗膜１1 ，１2 ，１3 がそれぞれ形成されており、それ
らの一時保護塗膜１1 ，１2，１3 は、図２（ａ）で示
すように、車体ＶにおけるボンネットＢ、ルーフＲおよ
びトランクリッドＴ等の金属外板２の表面に形成されて
いる塗膜３の表面である塗装面３ａ上に、ラテックス型
の保護用塗料を塗布することにより形成されるものであ
る。而してラテックス型塗料としては、耐衝撃性、耐摩
耗性、耐水性および耐油性に優れるとともに剥離時には
容易に一枚の膜として剥離可能であるものが望ましく、
たとえばストリッパブルペイントである塩化ビニール系
塗料、ビニールエマルジョン系塗料、水性エマルジョン
系塗料あるいは合成ラテックス等が用いられる。
られた塗装完了後の車体ＶのボンネットＢ、ルーフＲお
よびトランクリッドＴ等の表面には、それぞれ一時保護
塗膜１1 ，１2 ，１3 がそれぞれ形成されており、それ
らの一時保護塗膜１1 ，１2，１3 は、図２（ａ）で示
すように、車体ＶにおけるボンネットＢ、ルーフＲおよ
びトランクリッドＴ等の金属外板２の表面に形成されて
いる塗膜３の表面である塗装面３ａ上に、ラテックス型
の保護用塗料を塗布することにより形成されるものであ
る。而してラテックス型塗料としては、耐衝撃性、耐摩
耗性、耐水性および耐油性に優れるとともに剥離時には
容易に一枚の膜として剥離可能であるものが望ましく、
たとえばストリッパブルペイントである塩化ビニール系
塗料、ビニールエマルジョン系塗料、水性エマルジョン
系塗料あるいは合成ラテックス等が用いられる。
【００１０】ところで、ラテックス型塗膜の伸び率は温
度変化に応じて図３で示すように変化するものであり、
塗膜温度が１０〜３０℃のときの伸び率は１００〜３０
０％程度であり、強度も一定値以上あるため、作業員が
手作業で上方に引っ張っても連続膜として容易に剥離作
業を行なうことができる。しかるに塗膜温度が４０℃を
超えると伸び率が１０００％を超えるために作業員が手
作業で上方に引っ張ると塗膜が薄くなって切れ易くな
り、また塗膜温度が５℃以下になったときには伸び率が
２５％以下になって柔軟性がなくなることにより作業員
が手作業で上方に引っ張ると塗膜が割れてしまう。この
ように塗膜温度が４０℃を超える状態、あるいは塗膜温
度が５℃以下となる状態では、作業員が手作業で塗膜を
上方に引っ張って剥離作業を行なうのでは一枚の連続膜
として塗膜を剥離することが困難となり、剥離作業時間
が長大となり、作業能率に劣ることになる。
度変化に応じて図３で示すように変化するものであり、
塗膜温度が１０〜３０℃のときの伸び率は１００〜３０
０％程度であり、強度も一定値以上あるため、作業員が
手作業で上方に引っ張っても連続膜として容易に剥離作
業を行なうことができる。しかるに塗膜温度が４０℃を
超えると伸び率が１０００％を超えるために作業員が手
作業で上方に引っ張ると塗膜が薄くなって切れ易くな
り、また塗膜温度が５℃以下になったときには伸び率が
２５％以下になって柔軟性がなくなることにより作業員
が手作業で上方に引っ張ると塗膜が割れてしまう。この
ように塗膜温度が４０℃を超える状態、あるいは塗膜温
度が５℃以下となる状態では、作業員が手作業で塗膜を
上方に引っ張って剥離作業を行なうのでは一枚の連続膜
として塗膜を剥離することが困難となり、剥離作業時間
が長大となり、作業能率に劣ることになる。
【００１１】そこで環境温度に影響されることなく一時
保護塗膜１1 〜１3 を容易に剥離可能とするために、図
４で示す高圧水発生装置４ならびに高圧水噴射ノズル５
が準備されるものであり、この高圧水発生装置４から高
圧水噴射ノズル５に供給される高圧水を一時保護塗膜１
1 〜１3 および塗装面３ａ間に噴射することにより各一
時保護塗膜１1 〜１3 が塗装面３ａからそれぞれ剥離さ
れる。
保護塗膜１1 〜１3 を容易に剥離可能とするために、図
４で示す高圧水発生装置４ならびに高圧水噴射ノズル５
が準備されるものであり、この高圧水発生装置４から高
圧水噴射ノズル５に供給される高圧水を一時保護塗膜１
1 〜１3 および塗装面３ａ間に噴射することにより各一
時保護塗膜１1 〜１3 が塗装面３ａからそれぞれ剥離さ
れる。
【００１２】高圧水発生装置４は水を貯溜する水槽６を
備え、この水槽６には水供給源７からの水が供給管路８
を介して供給され、供給管路８には、水槽６内の水が常
時所定量となるように水供給量を制御する制御弁９が介
設される。また水槽６には、制御弁１０を介して循環ポ
ンプ１１の吸込口が接続されており、該循環ポンプ１１
の吐出口は蒸気等の熱媒体との熱交換により水を加温し
得る加熱器１２の入口に接続され、加熱器１２の出口は
制御弁１３を介して水槽６に接続される。したがって制
御弁１０，１３の開度を調整して循環ポンプ１１を作動
せしめることにより、水槽６内の水の温度を適宜調整可
能である。
備え、この水槽６には水供給源７からの水が供給管路８
を介して供給され、供給管路８には、水槽６内の水が常
時所定量となるように水供給量を制御する制御弁９が介
設される。また水槽６には、制御弁１０を介して循環ポ
ンプ１１の吸込口が接続されており、該循環ポンプ１１
の吐出口は蒸気等の熱媒体との熱交換により水を加温し
得る加熱器１２の入口に接続され、加熱器１２の出口は
制御弁１３を介して水槽６に接続される。したがって制
御弁１０，１３の開度を調整して循環ポンプ１１を作動
せしめることにより、水槽６内の水の温度を適宜調整可
能である。
【００１３】さらに水槽６にはその底部から水を排出す
るためのドレン弁１４が接続されるとともに、制御弁１
５を介して吐出ポンプ１６が接続されており、３〜６０
ｋｇ／ｃｍ2 好ましくは常温で１５ｋｇ／ｃｍ2 程度の
高圧で吐出ポンプ１６から吐出される高圧水が高圧水噴
射ノズル５に供給される。
るためのドレン弁１４が接続されるとともに、制御弁１
５を介して吐出ポンプ１６が接続されており、３〜６０
ｋｇ／ｃｍ2 好ましくは常温で１５ｋｇ／ｃｍ2 程度の
高圧で吐出ポンプ１６から吐出される高圧水が高圧水噴
射ノズル５に供給される。
【００１４】高圧水噴射ノズル５を用いて一時保護塗膜
１1 〜１3 を剥離するにあたっては、先ず図２（ａ）で
示すように、一時保護塗膜１1 〜１3 の端縁および塗装
面３ａ間に高圧水噴射ノズル５を向けておき、高圧水噴
射ノズル５から高圧水を噴射することにより、図２
（ｂ）で示すように一時保護塗膜１1 〜１3 の端縁を塗
装面３ａから剥離せしめ、さらに、図２（ｃ）で示すよ
うに一時保護塗膜１1 〜１3 の塗装面３ａからの剥離部
分および塗装面３ａ間に高圧水を順次噴射していく。そ
うすると、一時保護塗膜１1 〜１3 全体が塗装面３ａか
ら捲れていき、一時保護塗膜１1 〜１3 の全体を塗装面
３ａから容易に剥離することができる。
１1 〜１3 を剥離するにあたっては、先ず図２（ａ）で
示すように、一時保護塗膜１1 〜１3 の端縁および塗装
面３ａ間に高圧水噴射ノズル５を向けておき、高圧水噴
射ノズル５から高圧水を噴射することにより、図２
（ｂ）で示すように一時保護塗膜１1 〜１3 の端縁を塗
装面３ａから剥離せしめ、さらに、図２（ｃ）で示すよ
うに一時保護塗膜１1 〜１3 の塗装面３ａからの剥離部
分および塗装面３ａ間に高圧水を順次噴射していく。そ
うすると、一時保護塗膜１1 〜１3 全体が塗装面３ａか
ら捲れていき、一時保護塗膜１1 〜１3 の全体を塗装面
３ａから容易に剥離することができる。
【００１５】しかも一時保護塗膜１1 〜１3 が４０℃を
越す高温となっているときには比較的冷たい高圧水を利
用することにより、一時保護塗膜１1 〜１3 を冷却する
ことが可能であり、一時保護塗膜１1 〜１3 の伸び率を
適正値に維持して剥離作業を行なうことができ、また一
時保護塗膜１1 〜１3 が５℃以下の低温となっていると
きには加熱器１２で２０〜３０℃に昇温した高圧水を用
いることによって一時保護塗膜１1 〜１3 を加温するこ
とが可能であり、一時保護塗膜１1 〜１3 の伸び率を適
正値に維持して剥離作業を行なうことが可能となる。
越す高温となっているときには比較的冷たい高圧水を利
用することにより、一時保護塗膜１1 〜１3 を冷却する
ことが可能であり、一時保護塗膜１1 〜１3 の伸び率を
適正値に維持して剥離作業を行なうことができ、また一
時保護塗膜１1 〜１3 が５℃以下の低温となっていると
きには加熱器１２で２０〜３０℃に昇温した高圧水を用
いることによって一時保護塗膜１1 〜１3 を加温するこ
とが可能であり、一時保護塗膜１1 〜１3 の伸び率を適
正値に維持して剥離作業を行なうことが可能となる。
【００１６】さらに上述のような剥離作業を、車体Ｖの
表面の洗浄時に実行すると、一時保護塗膜１1 〜１3 が
形成されていない部分の汚れとともに、剥離された塗膜
１1〜１3 を洗い流すことができ、作業能率がさらに向
上する。
表面の洗浄時に実行すると、一時保護塗膜１1 〜１3 が
形成されていない部分の汚れとともに、剥離された塗膜
１1〜１3 を洗い流すことができ、作業能率がさらに向
上する。
【００１７】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【００１８】
【発明の効果】以上のように請求項１記載の発明によれ
ば、塗装完了後の塗装面にラテックス型の保護用塗料を
塗布することにより形成した一時保護塗膜を前記塗装面
から剥離するにあたって、吐出ポンプから３〜６０ｋｇ
／ｃｍ 2 の高圧で吐出された２０〜３０°Ｃの高圧水を
一時保護塗膜の端縁および塗装面間に向けて噴射して前
記端縁を塗装面から剥離せしめ、一時保護塗膜の塗装面
からの剥離部分および塗装面間に前記高圧水を順次噴射
することにより、一時保護塗膜の全体を一枚の連続膜と
して塗装面から剥離するので、一時保護塗膜の伸び率が
温度によって変化するにもかかわらず、一時保護塗膜の
伸び率を適正値に維持して剥離作業を行なうことがで
き、一時保護塗膜を一枚の連続膜として剥離することが
容易となり、剥離作業能率を向上することができる。
ば、塗装完了後の塗装面にラテックス型の保護用塗料を
塗布することにより形成した一時保護塗膜を前記塗装面
から剥離するにあたって、吐出ポンプから３〜６０ｋｇ
／ｃｍ 2 の高圧で吐出された２０〜３０°Ｃの高圧水を
一時保護塗膜の端縁および塗装面間に向けて噴射して前
記端縁を塗装面から剥離せしめ、一時保護塗膜の塗装面
からの剥離部分および塗装面間に前記高圧水を順次噴射
することにより、一時保護塗膜の全体を一枚の連続膜と
して塗装面から剥離するので、一時保護塗膜の伸び率が
温度によって変化するにもかかわらず、一時保護塗膜の
伸び率を適正値に維持して剥離作業を行なうことがで
き、一時保護塗膜を一枚の連続膜として剥離することが
容易となり、剥離作業能率を向上することができる。
【００１９】さらに請求項２記載の発明は、車体の塗装
面に形成した一時保護塗膜を車体表面の洗浄時に剥離す
るので、一時保護塗膜が形成されていない部分の汚れと
ともに剥離塗膜を洗い流すことができ、作業能率をより
向上することができる。
面に形成した一時保護塗膜を車体表面の洗浄時に剥離す
るので、一時保護塗膜が形成されていない部分の汚れと
ともに剥離塗膜を洗い流すことができ、作業能率をより
向上することができる。
【図１】一時保護塗膜形成状態での車両の平面図であ
る。
る。
【図２】一時保護塗膜の剥離過程を順次示す図である。
【図３】ラテックス型塗膜の伸び率特性図である。
【図４】高圧水発生装置の構成を示す図である。
１1 〜１3 ・・・一時保護塗膜 ３ａ・・・塗装面 Ｖ・・・車体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤坂 健策 埼玉県狭山市新狭山１丁目10番地の１ 本田技研工業株式会社 埼玉製作所内 (72)発明者 小原 英樹 埼玉県狭山市新狭山１丁目10番地の１ 本田技研工業株式会社 埼玉製作所内 (56)参考文献 特開 平７−165843（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−79506（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭55−46431（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65B 69/00,33/04 B05B 13/00
Claims (2)
- 【請求項１】 塗装完了後の塗装面（３ａ）にラテック
ス型の保護用塗料を塗布することにより形成した一時保
護塗膜（１1 〜１3 ）を前記塗装面（３ａ）から剥離す
るにあたって、吐出ポンプ（１６）から３〜６０ｋｇ／
ｃｍ 2 の高圧で吐出された２０〜３０°Ｃの高圧水を一
時保護塗膜（１1 〜１3 ）の端縁および塗装面（３ａ）
間に向けて噴射して前記端縁を塗装面（３ａ）から剥離
せしめ、一時保護塗膜（１1 〜１3 ）の塗装面（３ａ）
からの剥離部分および塗装面（３ａ）間に前記高圧水を
順次噴射することにより、一時保護塗膜（１1 〜１3 ）
の全体を一枚の連続膜として塗装面（３ａ）から剥離す
ることを特徴とする、一時保護塗膜の剥離方法。 - 【請求項２】 車体（Ｖ）の塗装面（３ａ）に形成した
一時保護塗膜（１1〜１3 ）を車体表面の洗浄時に剥離
することを特徴とする請求項１に記載の一時保護塗膜の
剥離方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7176002A JP2881558B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 一時保護塗膜の剥離方法 |
| GB9700470A GB2321005B (en) | 1995-07-12 | 1997-01-10 | Process of peeling off a temporarily protecting coating film |
| US08/783,298 US5738730A (en) | 1995-07-12 | 1997-01-10 | Process for peeling off temporarily protecting coating film |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7176002A JP2881558B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 一時保護塗膜の剥離方法 |
| GB9700470A GB2321005B (en) | 1995-07-12 | 1997-01-10 | Process of peeling off a temporarily protecting coating film |
| US08/783,298 US5738730A (en) | 1995-07-12 | 1997-01-10 | Process for peeling off temporarily protecting coating film |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0924915A JPH0924915A (ja) | 1997-01-28 |
| JP2881558B2 true JP2881558B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=27268665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7176002A Expired - Fee Related JP2881558B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 一時保護塗膜の剥離方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5738730A (ja) |
| JP (1) | JP2881558B2 (ja) |
| GB (1) | GB2321005B (ja) |
Families Citing this family (12)
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