JP2881177B2 - 汚泥乾燥装置 - Google Patents

汚泥乾燥装置

Info

Publication number
JP2881177B2
JP2881177B2 JP13099894A JP13099894A JP2881177B2 JP 2881177 B2 JP2881177 B2 JP 2881177B2 JP 13099894 A JP13099894 A JP 13099894A JP 13099894 A JP13099894 A JP 13099894A JP 2881177 B2 JP2881177 B2 JP 2881177B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
drying
net conveyor
wavy
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13099894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07308698A (ja
Inventor
孝治 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANBETSUKU KK
Original Assignee
SANBETSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANBETSUKU KK filed Critical SANBETSUKU KK
Priority to JP13099894A priority Critical patent/JP2881177B2/ja
Publication of JPH07308698A publication Critical patent/JPH07308698A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2881177B2 publication Critical patent/JP2881177B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/30Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies
    • Y02W10/37Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies using solar energy

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天日を利用した有機性
汚泥の乾燥装置に関するものであり、更に詳しくは、乾
燥効率を高めて、装置のランニングコストを低減させた
汚泥乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場、都市などの排水処理設備から排出
される有機性の汚泥は、そのままでは含水率が高く、高
含水率の状態で廃棄処分することは、法令により禁止さ
れている。このため、高含水率の汚泥は、焼却処理、醗
酵菌を用いた醗酵処理、機械乾燥処理などにより処分さ
れている。焼却炉を使用した焼却処理では、その燃料費
が多大であると共に、汚泥の再利用ができないという欠
点がある。また、醗酵処理では、処理された汚泥を肥料
にして再利用できる利点はあるが、その処理に多くの時
間を要すると共に、冬季においては温度を高めないと醗
酵しないので、そのために暖房費を要するなどの欠点が
ある。更に、機械乾燥装置を利用した乾燥処理において
も、処理された汚泥を肥料などとして利用できる利点は
あるものの、機械乾燥装置の運転に多大のエネルギーを
要するために、そのランニングコストが嵩んで、現実に
実施すると、採算倒れしてしまう欠点がある。
【0003】一方、機械装置を全く使用せずに、脱水さ
れた水を集めるための有孔陶管の上に砂層を設けた乾燥
床を使用し、この砂層の上に汚泥を100〜200mm
の厚さで注入して、専ら天田こより乾燥させる天日乾燥
も実施されている。この天日乾燥は、初期設備を除け
ば、ランニングコストは殆どないという利点がある反
面、乾燥に15〜20日を要し、乾燥能率が極めて悪い
という欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、有機性汚泥
を天日乾燥させるに際して、その乾燥能率を高めると共
に、装置のランニングコストを極力低減せしめ、しかも
装置に対する汚泥の投入、及び汚泥の乾燥物の処理を機
械的に行えるようにすることを課題としてなされたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明に係る汚泥乾燥装置は、透明体で構成されて、
少なくとも天井部が開閉可能になっている乾燥ボックス
と、該乾燥ボックス内に波状となって配設される波状
ットコンベア装置と、該波状ネットコンベア装置の上流
端の上方に配設されて、投入汚泥をペレット状に成型し
て該波状ネットコンベア装置の上に落下させるための成
型装置とを備え、前記波状ネットコンベア装置の波状走
行により、前記成型装置から該波状ネットコンベア装置
上に偏平状となって落下されたペレット状の汚泥を低速
度で移動させつつ天日乾燥させることを特徴としてい
る。
【0006】
【発明の作用】晴天時には、乾燥ボックスの天井部を開
いて、波状ネットコンベア装置を極めて低速度で走行さ
せると、成型装置でペレット状に成型された汚泥は、該
波状ネットコンベア装置の上に落下されて、偏平状とな
ってこれに載せられ、該波状ネットコンベア装置が低速
度で波状走行する間に、ペレット状の汚泥は、天日によ
る乾燥作用と、乾燥ボックス内に流入する風の作用とに
よって、効率よく乾燥される。乾燥を終えた汚泥の乾燥
物は、波状ネットコンベア装置の終端部において剥離さ
せることによって、自動的に回収される。また、強風時
には、汚泥が飛散されるので、乾燥ボックスの天井部は
閉じて、天日乾燥を行う。波状ネットコンベア装置は、
その設置長さよりも、その走行長さの方が長くなるため
に、同一設置長さの通常のネットコンベア装置に比較し
て、総走行長が長くなって、汚泥の乾燥能率が高まる。
波状ネットコンベア装置を複数のコンベア装置単体を直
列に接続した構成にすると、部分乾燥された汚泥が下流
側のコンベア装置単体へ移送される間に、反転などされ
るために、下流側のコンベア装置単体により再度、波状
に搬送される間に、汚泥の未乾燥部の乾燥が行われて、
乾燥能率が高まる。
【0007】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に
説明する。図1は、本発明に係る汚泥乾燥装置の概略側
面図であり、図2は、乾燥ボックスB内に配設された
波状ネットコンベア装置Cの側面図であり、図3は、同
じく平面図であり、図4は、波状ネットコンベア装置C
の全体斜視図であり、図5は、乾燥ボックスBの部分
斜視図であり、図6は、乾燥ボックスB内に波状ネッ
トコンベア装置Cが配設されている状態を示す部分斜視
図である。図1ないし図6において、乾燥ボックスB
は、箱状をしていて、複数本の支柱1を介して地表面G
よりも高い位置に配設され、この乾燥ボックスB内に
波状ネットコンベア装置Cが配設されている。この波状
ネットコンベア装置Cは、ほぼ同一構成の第1及び第2
の2台のコンベア装置単体C,Cが所定の高さの差
をもって直列に接続された構造になっている。
【0008】第1コンベア装置単体Cは、駆動モータ
により駆動される駆動ロール2と、波状となった
ットコンベアNの上方走行部に配設された複数本の従動
ロール3と、同じく下方走行部に配設された複数本の従
動ロール4との間に無端状の該ネットコンベアNが掛装
されて、上方走行部に複数本の押えロール5が配設され
た構成である。このコンベア装置単体Cは、その上方
走行部に特徴を有し、複数本の従動ロール3と複数本の
押えロール5とが交互に高さを異にして配設されている
ために、上方走行部においては、ネットコンベアNは波
状となって走行する。これにより、コンベア装置単体C
の設置長さに対するネットコンベアNの総走行長が長
くなる利点がある。図6に示されるように、箱状の乾燥
ボックスBの幅方向の両端部に支持板6が固設され
て、コンベア装置単体Cの上方走行部の最も高い位置
に配設された2本の従動ロール3と、全ての押えロール
5は、それぞれブラケット7を介して前記支持板6に支
持されており、駆動ロール2及び他の全ての従動ロール
3,4は、各支持板6に直接に支持されている。また、
無端状のネットコンベアNの間には、その走行方向に沿
って複数台の送風ファン8が配設されている。
【0009】第1コンベア装置単体Cの上流端部の直
上には、投入汚泥をペレット状に成型して、ネットコン
ベアNの上に落下せしめるための第1成型装置Aが配
設されている。第1コンベア装置単体Cには、これよ
りも低い位置に配設された第2コンベア装置単体C
直列に接続されて、その接続部には、第2成型装置A
が配設されている。この第2成型装置Aは、第1コン
ベア装置単体CのネットコンベアNに付着している半
乾燥状態のペレット状をした汚泥を剥離させて、再度ペ
レット状に成型して第2コンベア装置単体Cに供給す
るための装置である。なお、第2コンベア装置単体C
の駆動ロール2は、駆動モータMにより駆動される。
【0010】第1成型装置Aは、図7ないし図9に示
されるように、投入ホッパー9の下方に一対の成型ロー
ル11が配設された構成である。一対の成型ロール11
は、その軸心をネットコンベアNの走行方向Pと直交さ
せて、相接触して配設されている。各成型ロール11に
は、多数本の成型溝11aが軸方向に沿って所定の間隔
をおいて円周方向に形成され、図8及び図9に示される
ように、配設状態においては、各成型ロール11に形成
された各成型溝11aは、その軸方向に沿って互いにず
れている。各成型ロール11の軸12は、それぞれ軸受
13で支持され、双方の成型ロール11が互いに逆方向
に駆動回転されて、投入ホッパー9から各成型ロール1
1の間に落下した味噌状をした汚泥D’は、各成型ロー
ル11の成型溝11aの間に入り込んで所定角度だけ連
れ回り回転された後に、各成型溝11aの間に入り込ん
だスクレーパ14により剥離されて、ペレット状の汚泥
Dとなって直下のネットコンベアNの上に落下する。
【0011】第2成型装置Aは、前記第1成型装置A
とほぼ同一構成であって、図10に示されるように、
一対の成型ロール15の直上に切換ホッパー16が配設
されて、該切換ホッパー16内に第1コンベア装置単体
のネットコンベアNに付着している半乾燥状態のペ
レット状の汚泥Dを剥離させるためのスクレーパ17が
配設された構成である。このスクレーパ17によりネッ
トコンベアNから剥離されたペレット状の汚泥Dは、切
換ホッパー16を通って一対の成型ロール15の間に入
り込んで、これに形成されている成型溝15aにより再
度ペレット状に成型された後に、スクレーパ20により
剥離されて、第2コンベア装置単体Cのネットコンベ
アNの上に落下する。
【0012】また、乾燥ボックスBは、図5に示され
るように、その全体形状が箱状であって、その天井部及
び床部は、それぞれ一対の開閉板18a,同18bによ
り開閉可能になっていると共に、その両側面部は、それ
ぞれ開閉板18c,18dにより開閉可能になってお
り、更にその正面部及び背面部は、それぞれ開閉板18
e(背面部の開閉板は図示されていない)により開閉可
能になっている。即ち、箱状をした乾燥ボックスB
は、その全面が開閉可能になっていて、全方向から通
風可能になっていると共に、背面部の開閉板を含めて全
ての開閉板18a〜18eは、いずれもボックス本体1
9にヒンジ結合され、駆動モータなどの適宜の駆動手段
により開閉される。また、天日乾燥を可能にするため
に、各開閉板18a〜18eは、透明アクリル樹脂など
の透明体で構成されている。
【0013】次に、上記した乾燥装置による汚泥の天日
乾燥について説明する。晴天時においては、図5及び図
11に示されるように、乾燥ボックスBの全ての開閉
板18a〜18eを全開にして、通風状態を最良にして
おく。投入ホッパー9には、排水処理設備を構成するス
クリュープレス(図示せず)により所定の含水率まで脱
水された汚泥が供給パイプ21を介して断続的に投入さ
れる。投入ホッパー9内の味噌状の汚泥D’は、その直
下に配設された第1成型装置Aを構成する一対の成型
ロール11の間に供給されて、各成型ロール11の成型
溝11aに入り込み、各成型ロール11の回転により所
定角度だけ連れ回り回転された後に、該成型溝11aに
入り込んでいるスクレーパ14により剥離され、ペレッ
ト状の汚泥Dとなって直下のネットコンベアNの上に落
下する。波状ネットコンベア装置Cを構成する各コンベ
ア装置単体C,Cは、極めて低速度で走行してい
て、そのネットコンベアNの上に落下したペレット状の
汚泥Dを前方に搬送させる。このため、ネットコンベア
Nの上に落下したペレット状の汚泥Dは、偏平状(薄板
状)となっている。
【0014】上記したように、ネットコンベアNの上に
落下した汚泥Dは、ペレット状となっていて、その表面
積が大きくなっているのに加えて、その全体が偏平状
(薄板状)となっているために、太陽熱の吸収が極めて
よい。このように、太陽熱による乾燥作用と、乾燥ボッ
クスBの全方向からの通風作用とが相乗して、ペレッ
ト状の汚泥Dは、極めて低い速度で波状となって搬送さ
れながら、効率よく乾燥される。また、ネットコンベア
Nの間に配設した送風ファン8を作動させると、該ネッ
トコンベアNの下方から上方に向かう気流が生じて、汚
泥Dの全体の乾燥が促進されると共に、太陽熱の及びに
くい汚泥Dの裏面側の乾燥が促進される。
【0015】そして、ネットコンベアNに載せられてい
る汚泥Dが第1コンベア装置単体Cの終端に達する
と、図10に示されるように、この部分に配設されたス
クレーパ17によって、ネットコンベアNに載せられ
て、これに付着している半乾燥状態の汚泥Dが剥離され
て、切換ホッパー16内に収容される。切換ホッパー1
6に収容された半乾燥状態の汚泥Dは、第2成型装置A
によって再度ペレット状に成型されて、第2コンベア
装置単体CのネットコンベアNの上に落下し、このペ
レット状の汚泥Dは、上記第1コンベア装置単体C
よる天日乾燥と全く同様にして、再度天日乾燥される。
スクレーパ17により剥離された半乾燥状態の汚泥Dが
完全なペレット状態を維持していて、剥離時に形状崩れ
しない場合には、該第2成型装置Aは不要であって、
スクレーパ17により剥離されたペレット状の汚泥Dを
そのまま第2コンベア装置単体CのネットコンベアN
の上に落下させればよい。いずれにしても、第1及び第
2の各コンベア装置単体C,Cの接続部において、
ネットコンベアNに対する汚泥Dの配置状態を切り換え
て、第2コンベア装置単体Cにおいて該汚泥Dの未乾
燥部の乾燥を促進させる。
【0016】そして、ネットコンベアNに載せられてい
るペレット状の汚泥Dが第2コンベア装置単体Cの終
端部に達すると、この部分に配設されたスクレーパ(図
示せず)によって剥離されて、自動的に収容される。
【0017】一方、強風時においては、ネットコンベア
Nの上の汚泥Dが飛散されることがあるので、図12及
び図13に示されるように、風向きに対応させて乾燥ボ
ックスBに設けられた各開閉板18a〜18eのいず
れかを閉じて天日乾燥を行う。また、雨天時において
は、図14に示されるように、全ての開閉板18a〜1
8eを閉じて、運転を休止させる。
【0018】また、本発明の乾燥装置を構成する乾燥ボ
ックスとしては、図15ないし図17に示されるような
円筒形の乾燥ボックスBを使用することもできる。こ
の乾燥ボックスBは、一対の半円筒体22が同心に配
設されて、各半円筒体22が円周方向に移動可能になっ
た構成であり、各半円筒体22の位置によって、全開状
態(図15)、半開状態(図16)、全閉状態(図1
7)を実現できる。この円筒状の乾燥ボックスBは、
各半円筒体22が円周方向に移動するために、開閉時に
おける占有空間が最少になると共に、開閉時に周辺の諸
物品と干渉することもない。
【0019】図18及び図19に、箱状の乾燥ボックス
の各開閉板を全て開いた状態にして、汚泥を乾燥さ
せた実験結果が示されている。汚泥をペレット状にした
ものの平均寸法は、直径及び長さがそれぞれ4mm,2
0〜30mmであり、ネットコンベアに載せられたペレ
ット状の汚泥の平均厚さは、20mmであった。図18
に示される実験結果からは、前日の午後8時から当日の
午後5時までの21時間の乾燥によって、汚泥の含水率
は、80%台から30%近くまで低下していることが判
ると同時に、送風ファンの使用により、その含水率が更
に低下したことも判る。また、図19に示される実験結
果からは、午前7時から午後5時までの10時間の乾燥
により、汚泥の含水率は、70%台から10%台に低下
していることが判る。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る汚泥乾燥装置は、少なくと
も天井部が開閉可能になっている乾燥ボックスと、該乾
燥ボックス内に波状となって配設される波状ネットコン
ベア装置と、該波状ネットコンベア装置の上流端の上方
に配設されて、投入汚泥をペレット状に成型して該波状
ネットコンベア装置の上に落下させるための成型装置と
を備え、前記波状ネットコンベア装置の波状走行によ
り、前記成型装置から該波状ネットコンベア装置上に偏
平状となって落下されたペレット状の汚泥を低速度で移
動させつつ天日乾燥させる構成であるので、以下のよう
な諸効果が奏される。 (1)太陽熱と通風との相乗作用による自然のエネルギ
ーのみによって、汚泥の乾燥が行われるために、ランニ
ングコストは、波状ネットコンベア装置の運転費のみで
済み、装置のランニングコストが低減される。 (2)波状ネットコンベア装置は、その設置長さより
も、その走行長さの方が長くなるために、同一設置長さ
の通常のネットコンベア装置に比較して、総走行長さが
長くなって、汚泥の乾燥能率が高まる。 (3)乾燥装置を構成する乾燥ボックスは、風の強さに
応じて天井部を開閉させられるために、天候に対して柔
軟に対応できる。 (4)排水処理設備から生成された汚泥をそのまま本乾
燥装置に投入して、ペレット状にされた汚泥を波状ネッ
トコンベア装置によって極めて低速度で波状走行させつ
つ天日乾燥させ、乾燥処理後においては、汚泥の乾燥物
を自動的に回収処理することができる。この点、従来の
乾燥床を使用した天日乾燥であると、含水率の高い汚泥
の運搬、乾燥処理した汚泥の乾燥物の処理回収が不可欠
となるのと異なる。 (5)上記の結果、工場などに設置されている排水処理
設備に対して本発明に係る汚泥乾燥装置を連動させるこ
とができ、しかも回収処理するのは、含水率の低下した
汚泥の乾燥物であるために、含水率の高い汚泥の運搬が
不要となって、汚泥の運搬費が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る汚泥乾燥装置の概略側面図であ
る。
【図2】乾燥ボックスB内に配設された波状ネットコ
ンベア装置Cの側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】波状ネットコンベア装置Cの全体斜視図であ
る。
【図5】乾燥ボックスBの部分斜視図である。
【図6】乾燥ボックスB内に波状ネットコンベア装置
Cが配設されている状態を示す部分斜視図である。
【図7】第1成型装置Aの部分の断面図である。
【図8】第1成型装置Aを構成する一対の成型ロール
11の平面図である。
【図9】一対の成型ロール11の密着部の部分拡大断面
図である。
【図10】第2成型装置Aの部分の断面図である。
【図11】各開閉板が全て開いた状態の乾燥ボックスB
の模式図である。
【図12】天井部の開閉板のみが閉じた状態の乾燥ボッ
クスBの模式図である。
【図13】床部の開閉板のみが開いた状態の乾燥ボック
スBの模式図である。
【図14】各開閉板が全て閉じた状態の乾燥ボックスB
の模式図である。
【図15】全開状態の乾燥ボックスBの模式図であ
る。
【図16】半開状態の乾燥ボックスBの模式図であ
る。
【図17】全閉状態の乾燥ボックスBの模式図であ
る。
【図18】本発明の乾燥装置による汚泥の乾燥データを
示す図である。
【図19】本発明の乾燥装置による汚泥の異なる乾燥デ
ータを示す図である。
【符号の説明】
:第1成型装置 A:第2成型装置 B,B:乾燥ボックス C:波状ネットコンベア装置 C:第1コンベア装置単体 C:第2コンベア装置単体 D:ペレット状の汚泥 8:送風ファン 11:成型ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 11/00 - 11/20 F26B 1/00 - 25/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明体で構成されて、少なくとも天井部
    が開閉可能になっている乾燥ボックスと、該乾燥ボック
    ス内に波状となって配設される波状ネットコンベア装置
    と、該波状ネットコンベア装置の上流端の上方に配設さ
    れて、投入汚泥をペレット状に成型して該波状ネットコ
    ンベア装置の上に落下させるための成型装置とを備え、前記波状ネットコンベア装置の波状走行により、前記成
    型装置から該波状 ネットコンベア装置上に偏平状となっ
    て落下されたペレット状の汚泥を低速度で移動させつつ
    天日乾燥させることを特徴とする汚泥乾燥装置。
  2. 【請求項2】 乾燥ボックスは箱状をしていて、その
    井部、及び全側部が開閉可能になっていることを特徴と
    する請求項1に記載の汚泥乾燥装置。
  3. 【請求項3】 波状ネットコンベア装置は、複数のコン
    ベア装置単体が直列に接続されて、下流側のコンベア装
    置単体への移送時に汚泥を反転などさせることを特徴と
    する請求項1に記載の汚泥乾燥装置。
  4. 【請求項4】 波状ネットコンベア装置の下方に送風フ
    ァンが配設されていることを特徴とする請求項1に記載
    の汚泥乾燥装置。
JP13099894A 1994-05-19 1994-05-19 汚泥乾燥装置 Expired - Fee Related JP2881177B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13099894A JP2881177B2 (ja) 1994-05-19 1994-05-19 汚泥乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13099894A JP2881177B2 (ja) 1994-05-19 1994-05-19 汚泥乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07308698A JPH07308698A (ja) 1995-11-28
JP2881177B2 true JP2881177B2 (ja) 1999-04-12

Family

ID=15047556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13099894A Expired - Fee Related JP2881177B2 (ja) 1994-05-19 1994-05-19 汚泥乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2881177B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016059123A3 (de) * 2014-10-18 2016-07-07 Haarslev Industries GmbH Aufgabevorrichtung einer bandtrocknungsanlage und verfahren zum steuern einer aufgabevorrichtung
EP3231593A1 (de) * 2016-04-15 2017-10-18 Christian Wenner Vorrichtung und ein verfahren zur behandlung von klärschlamm

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100395119B1 (ko) * 2000-12-29 2003-08-21 한국에너지기술연구원 하.폐수슬러지 건조장치
KR100816268B1 (ko) * 2005-11-01 2008-03-27 (주) 맥센 슬러지 처리 방법 및 그 장치
JP4964734B2 (ja) * 2007-10-22 2012-07-04 メタウォーター株式会社 汚泥乾燥装置及び汚泥乾燥方法
DE102013221160B4 (de) * 2013-10-17 2021-02-25 Haarslev Industries GmbH Aufgabevorrichtung einer Bandtrocknungsanlage
JP6267047B2 (ja) * 2014-04-25 2018-01-24 新日鐵住金株式会社 脱水ケーキの含水率低下装置及び脱水ケーキの含水率低下方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016059123A3 (de) * 2014-10-18 2016-07-07 Haarslev Industries GmbH Aufgabevorrichtung einer bandtrocknungsanlage und verfahren zum steuern einer aufgabevorrichtung
US10024598B2 (en) 2014-10-18 2018-07-17 Haarslev Industries GmbH Feeding device of a belt drying installation and method for controlling a feeding device
EP3231593A1 (de) * 2016-04-15 2017-10-18 Christian Wenner Vorrichtung und ein verfahren zur behandlung von klärschlamm

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07308698A (ja) 1995-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5206173A (en) Air hood
JP2881177B2 (ja) 汚泥乾燥装置
MX2014012340A (es) Secador multiproducto de cinta para productos pastosos y/o pulverulentos, en particular para lodos de estacion de depuracion o biomasa.
CN110108106B (zh) 一种连续式自动烘干装置及方法
KR20100028578A (ko) 물 함유 물질의 건조 장치 및 방법
RU2493512C2 (ru) Способ и система для сушки материала, содержащего воду
JP2002333271A (ja) 乾燥装置
CN106915889A (zh) 一种污泥干化设备及其干化方法
CN113526833B (zh) 一种硼锌肥加工用具有翻面功能的畜禽粪便烘干装置
JP3743766B2 (ja) 家畜の排泄物の乾燥室および乾燥装置
KR102090752B1 (ko) 가축 분뇨 건조장치
CN210399879U (zh) 一种化肥干燥装置
CN111701266A (zh) 一种热敏性物料低温负压烘干系统
CN111397348A (zh) 自动循环式物料干化系统
CN110776241A (zh) 一种余热回收烘干系统及方法
WO2023061662A1 (de) Mobile trocknungsanlage und trocknungssystem
US5537757A (en) Belt dryer
JP2003227684A (ja) 乾燥装置
KR101957718B1 (ko) 저온기류와 마이크로파를 이용한 융합형 건조장치 및 그 건조방법
CN115401055B (zh) 一种倾斜型格栅输送设备
CN219603431U (zh) 一种污泥低温干化装置
RU2111938C1 (ru) Установка для сушки увлажненной биомассы
CN216538803U (zh) 一种带式风干干化系统装置
CN220507601U (zh) 一种物料烘干设备
CN210154272U (zh) 一种智能化金刚线切割硅泥制粒干燥机

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees