JP2881132B2 - 扉の構造 - Google Patents

扉の構造

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JP2881132B2
JP2881132B2 JP13307496A JP13307496A JP2881132B2 JP 2881132 B2 JP2881132 B2 JP 2881132B2 JP 13307496 A JP13307496 A JP 13307496A JP 13307496 A JP13307496 A JP 13307496A JP 2881132 B2 JP2881132 B2 JP 2881132B2
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圭子 大沢
岩市 奥平
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、扉の構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図15(a)に示すように、
折戸3Aをレール(図示せず)に沿って移動自在に取り
付けた場合において、折戸3Aを構成する2枚の扉部材
14,14の裏面3bに戸当り部材50を取付け、扉部
材14,14を折り畳んだ時に、戸当り部材50によっ
て扉部材14,14間に隙間を確保して、指詰めを防止
すると共に、図15(c)のように扉部材14,14間
に指を入れて開き操作ができるようにしたものが知られ
ている。尚図中の70は蝶番である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、施工後の経
時変化で扉部材14には凹状或いは凸状の反り、ねじれ
等が発生し易く、この場合、隣り合う扉側部3a,3a
の端面3c同志を突き合わせることができなくなるが、
従来のような戸当り部材50には反りを矯正する機能は
なく、このため、扉部材14,14を閉じた時にガタツ
キが発生するなどの不具合があった。
【0004】本発明は、上記点に鑑みてなされたもの
で、施工後の経時変化で発生する扉の凹状或いは凸状の
反り、ねじれ等を矯正して、隣り合う扉側部の端面同志
を確実に突き合わせることができる扉の構造を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、レール1,2に沿って複数の扉3が移動
自在に取り付けられ、隣り合う扉3を閉じたときに互い
に突き合わせられる扉側部3aの少なくとも一方に、扉
3の反りを矯正する矯正部材5が取り付けられ、矯正部
材5は一方の扉側部3aの端面3cよりも他方の扉側部
3aの裏面3b側に向けて突出しており、矯正部材5の
扉側の取付け面4aには、扉の対向面間の隙間を規制す
る隙間規制用凸部43が突設されていることを特徴とし
ており、このような構成とすることで、隣り合う扉側部
3aの端面3c同志を矯正部材5によって互いに突き合
わせることができ、従って、施工後の経時変化で発生す
る扉3の凹状或いは凸状の反り、ねじれ等を矯正するこ
とができると共に、隙間規制用凸部43によって扉間の
隙間を統一できる。
【0006】また上記矯正部材5の扉側への取付け面4
aに、扉側に設けた凹部に嵌合する嵌合凸部46と、扉
側にネジ止めされるネジ止め部47とが並設されている
のが好ましく、この場合、嵌合凸部46を扉側凹部に挿
入した状態で矯正部材5を扉側に仮保持でき、しかも1
つのネジ止め部47をネジ止めするだけで矯正部材5を
回り止め状態で確実に固定できる。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】本実施形態では、扉として上レー
ル1と下レール2間の開口部を開閉する複数枚の折戸3
Aを例示する。各折戸3Aは、図1に示すように、2枚
の扉部材14,14の一方の側部が複数の蝶番70を介
して回動自在に連結してあり、また他方の側部の上端部
が上ランナー60を介して上レール1に走行支持され、
下端部が下ランナー61を介して下レール2に走行支持
されている。
【0011】また、隣り合う折戸3Aを閉じた時に互い
に突き合わせられる扉部材14,14の一側部(以下、
「扉側部3a」と略称する。)の裏面3bの中央側に
は、夫々、扉部材14の反りを矯正するための矯正部材
5が上下に位置ずれして取付けられている。各矯正部材
5は左右対称構造を有しており、以下、一方の折戸3A
の扉側部3aに取付けられる矯正部材5について説明す
る。
【0012】この矯正部材5は、扉部材14の裏面3b
に対向する面がその反対側の面よりも面積が小さくなっ
た断面略台形状に形成されており、一方の折戸3Aの扉
側部3aの裏面3bに取付けられる突起部5bと、該扉
側部3aの端面3cよりも他方の折戸3Bの扉側部3a
の裏面3b側に向けて突出する突出部分5aとを備え
る。
【0013】矯正部材5の突起部5bの片面には、一方
の折戸3Aの扉側部3aの裏面3bに取り付けられる取
付け面4aと、該扉側部3aの端面3cに当接する位置
決め用凸部4bとが形成されていると共に、突起部5b
の厚み方向に貫通するビス孔4cが形成されている。ビ
ス孔4cの一端は上記取付け面4aに開口しており、ビ
ス4dをビス孔4cを介して扉側部3aの裏面3bに締
め込むことによって矯正部材5の取付けが行なわれる。
ここで図2(a)〜(c)に示すように、突起部5bの
他の片面側の角部5c,5dは夫々面取りによって丸み
が付けられており、扉部材14,14を折り畳んで突起
部5bが扉面に当接したときに突起部5bの角部によっ
て扉面を傷つけるのを防止できるようになっている。
【0014】また、矯正部材5の突出部分5aの片面に
は、他方の折戸3Aの扉側部3aの裏面3bが当接する
矯正面7と、該扉側部3aを矯正面7に導くための傾斜
面6とが夫々形成されている。矯正面7は、上記取付け
面4aと面一に形成されており、隣り合う折戸3Aを閉
じた時に他方の折戸3Aの扉側部3aの裏面3bが当接
して、両折戸3A,3Bの反りを矯正する役割を果た
す。また、矯正面7に隣接して設けられる傾斜面6は、
先端になる程他方の扉側部3aの裏面3bから離反する
方向Bに傾斜しており、他方の折戸3Aの扉側部3aを
上記矯正面7に導くガイドとしての役割を果たす。
【0015】しかして、隣り合う折戸3Aを閉じた時に
は、図1(b)のように一方の折戸3Aの扉側部3aに
取付けた矯正部材5の矯正面7に他方の折戸3Aの扉側
部3aの裏面3bが当接すると同時に、他方の折戸3A
の扉側部3aに取付けた矯正部材5の矯正面7に一方の
折戸3Aの扉側部3aの裏面3bが当接することによっ
て、施工後の経時変化で発生した扉部材14の凹状或い
は凸状の反り、ねじれ等を矯正部材5によって矯正する
ことができ、隣り合う折戸3A,3Aの端面3c,3c
同志を確実に突き合わせることができる。またこのと
き、他方の扉部材14の扉側部3aが矯正面7ではな
く、傾斜面6に当たった場合でも、この傾斜面6に沿っ
て扉側部3aが矯正面7に導かれることによって、反り
の矯正が確実になされる。また、両方の扉側部3aに夫
々矯正部材5を上下に位置ずれして取り付けてあるの
で、折戸3Aを閉じた時の矯正部材5同志の衝突を避け
ながら、各折戸3Aの反りの矯正効果を増すことができ
る。
【0016】一方、折戸3Aを開く場合には、図1
(c)の矢印方向Cに2枚の扉部材14,14を折り畳
むことによって、矯正部材5が妨げとならずに折戸3A
の開き操作ができる。このとき矯正部材5が取付けられ
た一方の折戸3Aを閉じたままで、これと隣り合う他方
の折戸3Aのみを開く場合(逆に一方の折戸3Aのみを
開く場合も同様)において、矯正部材5の傾斜面6は先
端になる程他方の折戸3Aの扉側部3aの裏面3bから
離反する方向Bに傾斜しているので、傾斜面6と他方の
折戸3Aの扉側部3aの移動軌跡とが略一致するように
なり、従って、他方の折戸3Aの扉側部3aを傾斜面6
に沿って逃がすことができ、他方の折戸3Aのみを矯正
部材5で邪魔されることなく開閉することができ、使い
勝手が良好となる。
【0017】またこのとき、図3(a)に示すように、
矯正部材5の突起部5bは、扉部材14,14を折り畳
んだ時に、その対向面間に挿入されるので、扉部材1
4,14同志を互いに密着させずに、所定の角度で保持
できるようになる。従って、扉部材14,14間での指
詰めを防止できると共に、2枚の扉部材14の上下両端
に取付けた上ランナー60,60の間隔、及び下ランナ
ー61,61の間隔が夫々広がることによって、折り畳
み状態にある折戸3Aがレール1,2の長手方向に沿っ
て倒れる心配がなくなり、安全が確保される。そのう
え、突起部5bの角部5c,5dは夫々面取りによって
丸みが付けられているので、扉部材14,14を折り畳
んだ時に突起部5bが扉面に当接しても扉面を傷つける
心配がなく、扉面の保護が十分に図られる。
【0018】また、矯正部材5の突出部分5aは、扉側
部3aの端面3cよりも突出しているので、図3(b)
のように突出部分5aに指を掛けたり、或いは突出部分
5aをつまんで扉部材14を開くことができ、従って、
従来のような戸当り部材がなくても、扉部材14の開き
操作をスムーズに行なうことができる。さらに、矯正部
材5を扉側部3aに取付けるにあたって、矯正部材5に
は扉側部3aの端面3cに当接する位置決め用凸部4b
を設けてあるので、この位置決め用凸部4bによって扉
部材14に対する矯正部材5の回転を防止できる。従っ
て、1個のビス4dを扉側部3aの裏面3bにねじ込む
だけで、凸部4bで矯正部材5を回り止めしながら1個
のビス4dで矯正部材5を確実に取付け固定でき、取付
け作業がきわめて簡単になる。なお、位置決め用凸部4
bは、扉の対向面間の隙間を規制する隙間規制用として
も機能するものである。
【0019】なお上記実施形態では、折戸3Aに矯正部
材5を取付ける場合を説明したが、図4に示すように、
引戸3Bに上記矯正部材5を取付けることも可能であ
る。矯正部材5の構造及びその取付け方法は図1〜3の
実施形態と同様である。しかして、この実施形態におい
ては、引戸3Bを構成する扉部材14′,14′を閉じ
ると、図4(b)のように矯正部材5の矯正面7に扉部
材14′の扉側部3aの裏面3bが当接することによっ
て、各扉部材14′の反り、ねじれ等を矯正できると共
に、扉側部3aを矯正面7に導くための傾斜面6によっ
て反りの矯正が確実になされるなど、上記実施形態と同
様な作用効果が得られ、そのうえ折戸3Aに用いた矯正
部材5をそのまま引戸3Bにも適用できるので、矯正部
材5の汎用性が広がるという利点もある。
【0020】なお、上記各実施形態では、位置決め用凸
部4bを扉側部3aの端面3cに当接させたが、これに
限定されず、図5に示すように、扉側部3aの端面3c
に凹所80を形成し、この凹所80内に凸部4bを埋設
してもよく、この場合、扉側部3a,3a間の隙間から
位置決め用凸部4bを見えなくすることができる。また
矯正部材5を隣り合う両方の折戸3A、及び引戸3Bに
夫々取付けたが、一方のみに矯正部材5を取り付けるよ
うにしてもよいのは勿論のことである。
【0021】次に、本発明の矯正部材5に隙間規制用凸
部43を突設させた実施形態を図6〜図10に示す。こ
の実施形態では、矯正部材5は、隣り合う折戸3A,3
Aの扉側部3aの両方に夫々対向して取付けられてお
り、折戸3A,3Aを閉じた時に各矯正部材5,5同志
の接触により扉の反りを矯正する構造となっている。即
ち、図7及び図8に示すように、矯正部材5は、一方の
扉側部3aに取付けられる突起部5bの前端部から突出
部分5aが突出し、且つ、突起部5bの一側部から当接
部40が突出している。そして、図6(a)に示すよう
に、一方の矯正部材5の突出部分5aが他方の矯正部材
5の当接部40に対向し且つ一方の矯正部材5の当接部
40が他方の矯正部材5の突出部分5aに対向するよう
にして、両矯正部材5が隣り合う扉側部3aに夫々取付
けられている。
【0022】ここで、突出部分5aの裏面には突出方向
に沿って略円弧状に傾斜した矯正用の傾斜面6が形成さ
れており、突出部分5aに対向する当接部40は上記傾
斜面6と略同じ曲率で曲成されており、これにより突出
部分5aと当接部40とが滑らかに噛み合って、矯正部
材5,5同志の当たりを緩和できるようにしてある。従
って、突出部分5aの傾斜面6は、前記実施形態のよう
に対向する扉側部3aに直接当接して折戸3A,3Aの
反り矯正を行なうのではなく、対向する扉側部3aに取
付けた矯正部材5の当接部40との当接によって折戸3
A,3Aの反り矯正を行なうものであり、これにより扉
面の傷付け防止が図られている。
【0023】また、上記突出部分5aには、指を掛ける
指掛け部41が設けられている。この実施形態では、突
出部分5aを貫通する指を入れる形状の貫通穴によって
指掛け部41が構成されており、これにより突出部分5
aは図10(a)(b)のように折戸3A,3Aを開閉
する時の引手部となり得るものである。また、矯正部材
5の扉側の取付け面4aには、図9に示すように、突起
部5bの厚み方向に貫通する一対のビス孔42が形成さ
れており、各ビス孔42から挿通されるビスを扉面に締
め付けることによって矯正部材5が扉側に取付けられ
る。また各ビス孔42は突起部5bの取付け面4a側に
近づく程孔径が小さくなるようなテーパ面状に形成され
ており、このテーパ面42aはビスが垂直に保たれるよ
うにビスをガイドすものである。
【0024】さらに、上記取付け面4aの前端には、突
出部分5aの傾斜面6の下端と略面一となった隙間規制
用凸部43が突設されている。この隙間規制用凸部43
は、扉側部3aの端面に当接して対向する扉側部3aの
端面間の隙間を規制するためのものであり、本実施形態
では隙間規制用凸部43の厚みは約1mm程度に設定さ
れており、対向する扉側部3aの端面間の衝突を防止し
つつ端面間の隙間を統一する役割を果たす。
【0025】従って、隣り合う折戸3A,3Aを閉じる
時には、図6(c)のように矯正部材5の突出部分5a
に設けた指掛け部41に指を入れて突出部分5aを引き
寄せることによって、折戸3Aの把手となり得るので、
折戸3A自体に専用の把手を設ける必要がない。そし
て、隣り合う折戸3A,3Aを閉じた時には、一方の扉
側部3aに設けた一方の矯正部材5の突出部分5aの傾
斜面6が他方の扉側部3aに設けた他方の矯正部材5の
当接部40に当接し、これと同時に、他方の矯正部材5
の突出部分5aの傾斜面6が一方の矯正部材5の当接部
40に当接することによって、施工後の経時変化で発生
した折戸3A,3Aの凹状或いは凸状の反り、ねじれ等
を両方の矯正部材5によって矯正することができると共
に、隣り合う折戸3A,3Aの端面3c,3c同志を確
実に突き合わせることができる。またこのとき、折戸3
A,3Aの反り等が原因で突出部分5aの傾斜面6の先
端部分が当接部40に点接触した場合でも、突出部分5
aの傾斜面6は略円弧状に曲成しており、当接部40も
また同じ曲率で略円弧状に曲成しているので、傾斜面6
が当接部40にスムーズに面接触できて、反り等の矯正
が確実になされる。そのうえ、矯正部材5には扉側部3
aの端面に当接する隙間規制用凸部43が突設している
ので、この隙間規制用凸部43によって隣り合う折戸3
A,3A同志の衝突を避けることができ、且つ、隙間規
制用凸部43によって折戸3A,3Aの端面間の隙間が
統一されることによって、隣り合う折戸3A,3Aを見
栄え良く閉じることができるという利点がある。なお、
両方の矯正部材5のいずれか一方の当接部40は省略可
能である。この場合においても、1つ当接部40とこれ
に対向する突出部分5aとによって同様な反り矯正効果
が得られるものである。
【0026】図11〜図13は更に他の実施形態を示し
ている。この実施形態では、矯正部材5の突出部分5a
に指掛け部41を設ける代わりに、突出部分5aの前面
に凹み44を付けてつまみとして利用できるようにして
ある。さらに、突出部分5aの裏面は、矯正部材5の取
付け面4aに対して段差状に形成されていると共に、突
出部分5a、先端側にいく程先細状に形成されてい
る。この突出部分5aの一側方には当接部40が設けら
れている。この当接部40にはその厚み方向に貫通する
ビス孔47が穿孔されていると共に、扉側に設けた凹部
(図示せず)に嵌合する嵌合凸部46とが設けられてお
り、この凹凸嵌合とビス止めとで矯正部材5が扉側に取
付けられるようになっている。そして、当接部40は突
出部分5aの裏面と略面一に形成されており、この当接
部40の上面に対向する矯正部材5の突出部分5aの裏
面の傾斜面6が当接することによって、隣り合う折戸3
Aの反り等を矯正できるものである。
【0027】ここで、嵌合凸部46は扉側凹部に回動自
在に装入可能な円柱状に形成されており、嵌合凸部46
を扉側凹部に挿入した状態で矯正部材5は凹凸部を中心
に回動することによって、矯正部材5を扉側に仮保持し
ながら、矯正部材5の取付け角度の調節が可能となって
いる。一方、ビス孔47内には突起部5bの取付け面4
a側に近づく程孔径dが小さくなるようなテーパ面47
aが形成されており、このテーパ面47bによってビス
が垂直に保たれるようにガイドされるものである。この
ように凹凸嵌合とビス止めの組み合わせで矯正部材5を
扉側に取付けるため、1つのビスの締結作業のみでよ
く、取付け作業が容易となり、しかも1つのビスを用い
て矯正部材5を取付ける構造でありながら、矯正部材5
を回り止めする効果も得られる。
【0028】尚上記各実施形態では、2つの矯正部材5
を扉側部3aの上下方向の中間位置に取付けるようにし
たが、これに限定されるものではなく、例えば図14に
示すように、下レールを設けない吊下式折戸3Aの場合
は、矯正部材5を扉側部3aの下端に対向して取付ける
ようにしてもよい。この場合、矯正部材5によって折戸
3Aの反り矯正効果が得られるだけでなく、矯正部材5
は下レールを設けない吊下式折戸3Aの振れ止め機能部
材ともなり得るという利点がある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、レールに沿って複数の扉が移動自在
に取り付けられ、隣り合う扉を閉じたときに互いに突き
合わせられる扉側部の少なくとも一方に、扉の反りを矯
正する矯正部材が取り付けられ、矯正部材は一方の扉側
部の端面よりも他方の扉側部の裏面側に向けて突出して
いるから、扉を閉じる際に矯正部材によって隣り合う扉
側部の端面同志を矯正部材によって互いに突き合わせる
ことができる。従って、施工後の経時変化で発生する扉
の凹状或いは凸状の反り、ねじれ等を矯正することがで
きる。また矯正部材の扉側の取付け面には、扉の対向面
間の隙間を規制する隙間規制用凸部が突設されているか
ら、この隙間規制用凸部によって扉間の隙間を統一で
き、外観向上を図ることができる。
【0030】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
矯正部材の扉側への取付け面に、扉側に設けた凹部に
嵌合する嵌合凸部と、扉側にネジ止めされるネジ止め部
とが並設されているから、請求項1記載の効果に加え
て、嵌合凸部を扉側の凹部に挿入した状態で矯正部材を
扉側に仮保持でき、しかも1つのネジを取付けるだけで
矯正部材を回り止め状態で確実に固定できるので、矯正
部材の取付け作業が容易となる。
【0031】
【0032】
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示し、(a)は折戸
を閉じた場合の正面図、(b)は要部平面図、(c)は
折戸を開く場合の動作説明図である。
【図2】同上の矯正部材を示し、(a)は側面図、
(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は底面図、
(e)は(d)のA−A線断面図である。
【図3】(a)は同上の折戸を折り畳んだ状態の説明
図、(b)は折り畳んだ折戸を開き操作する場合の説明
図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示し、(a)は引戸を
閉じた場合の正面図、(b)は要部平面図、(c)は引
戸を開く場合の動作説明図である。
【図5】更に他の実施形態の要部平面図である。
【図6】(a)は更に他の実施形態を示す斜視図、
(b)は折戸を折り畳んだ状態の説明図、(c)は指掛
け部に指を掛けた状態の説明図である。
【図7】図6の実施形態に用いる矯正部材の斜視図であ
る。
【図8】図7の矯正部材を示し、(a)は下面図、
(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は平面図、
(e)は背面図である。
【図9】図7の矯正部材の断面図である。
【図10】(a)(b)は同上の折戸の開閉状態を説明
する概略図である。
【図11】更に他の実施形態に用いる矯正部材の斜視図
である。
【図12】図11の矯正部材を示し、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は背面図であ
る。
【図13】(a)は図12(b)のB−B線断面図、
(b)は図12(d)のC−C線断面図である。
【図14】(a)(b)は同上の矯正部材を扉側部の下
端に取付けた状態を示す斜視図及び拡大斜視図である。
【図15】(a)は従来の折戸を閉じた場合の正面図、
(b)は戸当り部材の説明図、(c)は折り畳んだ折戸
を開き操作する場合の説明図である。
【符号の説明】
1,2 レール 3 扉 3A 折戸 3B 引戸 3a 扉側部 3b 裏面 3c 端面 5 矯正部材 5a 突出部分 6 傾斜面 40 当接部 41 指掛け部 43 隙間規制用凸部 46 嵌合凸部 47 ネジ止め部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 3/70 E05D 15/26 E06B 3/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールに沿って複数の扉が移動自在に取
    り付けられ、隣り合う扉を閉じたときに互いに突き合わ
    せられる扉側部の少なくとも一方に、扉の反りを矯正す
    る矯正部材が取り付けられ、矯正部材は一方の扉側部の
    端面よりも他方の扉側部の裏面側に向けて突出してお
    り、矯正部材の扉側の取付け面には、扉の対向面間の隙
    間を規制する隙間規制用凸部が突設されていることを特
    徴とする扉の構造。
  2. 【請求項2】 矯正部材の扉側への取付け面に、扉側に
    設けた凹部に嵌合する嵌合凸部と、扉側にネジ止めされ
    るネジ止め部とが並設されていることを特徴とする請求
    項1記載の扉の構造。
JP13307496A 1996-04-15 1996-05-28 扉の構造 Expired - Fee Related JP2881132B2 (ja)

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