JPH0754522Y2 - 用心錠 - Google Patents

用心錠

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Publication number
JPH0754522Y2
JPH0754522Y2 JP4571293U JP4571293U JPH0754522Y2 JP H0754522 Y2 JPH0754522 Y2 JP H0754522Y2 JP 4571293 U JP4571293 U JP 4571293U JP 4571293 U JP4571293 U JP 4571293U JP H0754522 Y2 JPH0754522 Y2 JP H0754522Y2
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JP
Japan
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hole
slider
connecting member
fitted
mounting
Prior art date
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Application number
JP4571293U
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JPH0714056U (ja
Inventor
伸 吉川
Original Assignee
▲高▼橋 忠雄
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、用心錠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の用心錠は、ドアの室内面に取付け
てあるレール金具に対し着脱自在に係合するスライダと
出入口の縦框に固着する取付金具とは、屈曲自在な連結
部材の両端が接続してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】連結部材に鎖やカバー
付のチエンやワイヤを用いるので、外部からドアと縦框
との間隙に挿入したボルトクリッパにより容易に切断さ
れる。
【0004】このため、用心錠としての機能を損う問題
があった。
【0005】また、ドアと縦框との間隙から挿入した太
い針金や板状体などによりスライダを押し戻すと、レー
ル金具の透孔からスライダが脱落する問題があった。
【0006】そこで、この考案は、ボルトクリッパによ
る切断を防止すると共に、レール金具の透孔からスライ
ダが脱落しないようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は、出入口の縦框に取付ける取付金具
と、この取付金具に連結部材を介し連結したスライダ
と、ドアに取付けるレール金具とから成り、上記レール
金具の表面透孔に嵌入した上記スライダの外周係合溝
を、上記透孔の縁から連なる長孔の両側縁に嵌入係止す
る用心錠において、中途に中折れ関節部を有し、かつボ
ルトクリッパにより切断されない鋼棒により連結部材を
形成して、上記取付金具に連結部材の末端を回動自在に
取付け、また、上記スライダの表面から内方に向け前記
スライダの周面が開放し、かつ上記長孔に平行する溝を
設けて、この溝に上記連結部材の先端を嵌め込むと共
に、ピンを介し回動自在に連結し、さらに、上記スライ
ダの上記長孔に向うスライドにつれ上記透孔に嵌入する
突片を上記連結部材の先端から突出させた構成を採用す
る。
【0008】
【作用】上記のように構成すると、ドアの完全閉鎖状態
において、透孔にスライダを嵌入する。
【0009】このとき、連結部材は、直線状態に伸長し
ている。
【0010】ドアの開放にともない連結部材が関節部に
より折れ曲がると共に、透孔から長孔内に向けスライダ
をスライドさせる。
【0011】このとき、スライダの係合溝に長孔の平行
する側縁が嵌り込んで係合し、レール金具とスライダと
の係合関係を保つ。
【0012】また、連結部材の屈曲にともない透孔内か
ら長孔に向けスライダがスライドすると、折れ曲がった
連結部材の先端突片が透孔内に嵌入する。
【0013】すると、連結部材の折れ曲がり状態で透孔
内にスライダを押し戻そうとしても、透孔の縁に突片の
先が衝突して、スライダの押し戻し方向のスライドが阻
止される。
【0014】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0015】図1及び図2に示すように、ドアAの室内
面には、横長なレール金具1が取付けてある。
【0016】上記のレール金具1は、図示の場合、横長
な前面板2と、この前面板2の全周縁から連なって前面
板2の裏面方向に突出する周面板3と、この周面板3か
ら連なって外方に突出する取付片4と、前面板2の一端
に設けた透孔5と、この透孔5の縁から連なって前面板
2の他端方向に向く長孔6とで構成され、取付片4の孔
7に挿通したビス8をドアAにねじ込んでレール金具1
を固定する。
【0017】なお、長孔6の幅は、透孔5の直径よりも
小さくしてある。
【0018】9は出入口の縦框Bにビス(図示省略)を
介し取付ける取付金具で、この取付金具9には、中途に
ピン10を介し回動自在に連結した中折れ関節を有する
ボルトクリッパにより切断されない鋼棒製連結部材11
の末端がピン12を介し回動自在に取付けてある。
【0019】なお、連結部材11の鋼棒には、丸棒や角
棒が用いられる。
【0020】13は透孔5に先端部を嵌入するスライダ
で、このスライダ13の先端部外周面には、長孔6の平
行する両側縁嵌入係合溝14が設けられている。
【0021】また、スライダ13には、末端面及び外周
両側面を開放させた溝15が設けられており、この溝1
5に連結部材11の先端を嵌入すると共に、ピン16を
介しスライダ13に連結部材11の先端を回動自在に連
結する。
【0022】さらに、連結部材11の先端には、突片1
7が設けられている。
【0023】上記の突片17は、透孔5から長孔6にス
ライダ13がスライドすると、連結部材11の屈曲(折
れ曲がり)にともない透孔5内に嵌入する。
【0024】勿論、突片17は、長孔6内で移動する。
【0025】上記のように構成すると、ドアAの完全閉
鎖状態において、図2に示すように、透孔5にスライダ
13を嵌入する。
【0026】このとき、連結部材11は、直線状態に伸
長している。
【0027】ドアAを開放すると、連結部材11の折れ
曲がりにともない図3に示すように、透孔5内から長孔
6内に向けスライダ13をスライドさせると共に、係合
溝14と長孔6の側縁との嵌り込み係合によりレール金
具1に対するスライダ13の係合状態が維持され、図4
に示すように、長孔6の端にスライダ13が到達する
と、ドアAの開放が規制(人の出入りができない程度
に)される。
【0028】なお、透孔5から長孔6内にスライダ13
がスライドしたとき、連結部材11が折れ曲がっている
ので、図3に示すように透孔5内に突片17が嵌入す
る。
【0029】この状態において、外部からの操作により
透孔5内に納まるようにスライダ13を押し戻しても、
ドアAのわずかな開放によって連結部材11が折れ曲が
っており、折れ曲がりにともない透孔5内に嵌入してい
る突片17の先端縁が透孔5の縁に衝突する。
【0030】このため、スライダ13のスライドを阻止
して、レール金具1に対するスライド13の係合関係が
維持される。
【0031】
【効果】この考案に係る用心錠は、以上のように構成し
てあるので、外部からの操作により透孔内に向けスライ
ダを押し戻しても、突片の先端縁と透孔の縁との衝突に
より透孔内にスライダが戻るのを阻止する。
【0032】このため、用心錠の機能を損うことがな
い。
【0033】また、連結部材にボルトクリッパによる切
断を阻止する鋼棒を用いているので、ボルトクリッパに
よる切断を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の用心錠の要部を示す斜視図
【図2】使用状態を示す一部切断平面図
【図3】ドアを一部開放した一部切欠平面図
【図4】同一部切欠平面図
【符号の説明】 A ドア B 縦框 1 レール金具 2 前面板 3 周面板 4 取付片 5 透孔 6 長孔 7 孔 8 ビス 9 取付金具 10、12、16 ピン 11 連結部材 13 スライダ 14 係合溝 15 溝 17 突片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入口の縦框に取付ける取付金具と、こ
    の取付金具に連結部材を介し連結したスライダと、ドア
    に取付けるレール金具とから成り、上記レール金具の表
    面透孔に嵌入した上記スライダの外周係合溝を、上記透
    孔の縁から連なる長孔の両側縁に嵌入係止する用心錠に
    おいて、中途に中折れ関節部を有し、かつボルトクリッ
    パにより切断されない鋼棒により連結部材を形成して、
    上記取付金具に連結部材の末端を回動自在に取付け、ま
    た、上記スライダの表面から内方に向け前記スライダの
    周面が開放し、かつ上記長孔に平行する溝を設けて、こ
    の溝に上記連結部材の先端を嵌め込むと共に、ピンを介
    し回動自在に連結し、さらに、上記スライダの上記長孔
    に向うスライドにつれ上記透孔に嵌入する突片を上記連
    結部材の先端から突出させたこと特徴とする用心錠。
JP4571293U 1993-08-23 1993-08-23 用心錠 Expired - Lifetime JPH0754522Y2 (ja)

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JP4571293U JPH0754522Y2 (ja) 1993-08-23 1993-08-23 用心錠

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JP4571293U JPH0754522Y2 (ja) 1993-08-23 1993-08-23 用心錠

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Publication Number Publication Date
JPH0714056U JPH0714056U (ja) 1995-03-10
JPH0754522Y2 true JPH0754522Y2 (ja) 1995-12-18

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