JP2879296B2 - アスファルトプラントにおける合材製造原価算出方法 - Google Patents

アスファルトプラントにおける合材製造原価算出方法

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JP2879296B2 JP27632893A JP27632893A JP2879296B2 JP 2879296 B2 JP2879296 B2 JP 2879296B2 JP 27632893 A JP27632893 A JP 27632893A JP 27632893 A JP27632893 A JP 27632893A JP 2879296 B2 JP2879296 B2 JP 2879296B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルトプラント
によって製造されるアスファルト合材の製造原価を算出
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アスファルトプラントでは各種材料を所
定の割合で混合して各種配合のアスファルト合材を製造
している。そしてその合材製造原価の算出方法は、一月
の各種材料の使用量、燃料消費量、電力量、固定費、及
び製品の出来高等を机上で集計して手計算で算出した
り、またその手計算を単にコンピュータに置き換えて算
出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように手計算や別のコンピュータにデータを打ち込んで
算出する方法では集計に手間がかかり、ましてや日々出
荷されている製品毎(配合毎)に製造原価を正確に求め
るなどの時間的余裕もなく、きめ細かい原価管理が行わ
れていなかった。
【0004】本発明は上記の点に鑑み、日々出荷される
製品毎の製造原価も算出できるようにしてよりきめ細か
い原価管理を行うことができるようにしたアスファルト
プラントにおける合材製造原価算出方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、アスファルトプラントの計量器、燃料流
量計、電力計をデータ収集用インターフェースを介して
プラント管理用コンピュータに接続し、プラント運転時
に前記計量器、燃料流量計、電力計によって検出される
各種材料の使用量、燃料消費量、及び電力使用量のデー
タをデータ収集用インターフェースに逐次取り込んで出
荷製品毎に記憶蓄積しておき、前記蓄積したデータをプ
ラント管理用コンピュータにより読み出し、そのデータ
と予め入力した各種材料単価、燃料単価、電気料金を参
照してアスファルト合材の製造原価を算出できるように
したことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、アスファルトプラントの計量
器、燃料流量計、電力計によって検出される各種材料の
使用量、燃料消費量、及び電力使用量のデータをデータ
収集用インターフェースに逐次取り込んで出荷製品毎に
記憶蓄積しておく。そして、必要に応じて前記蓄積した
データをプラント管理用コンピュータにより読み出し、
そのデータと予め登録した各種材料単価、燃料単価、電
気料金、更には固定費等も参照して出荷製品毎の製造原
価も算出できるようにしており、このように全てコンピ
ュータ処理によって合材製造原価をいつでも、迅速に、
かつ的確に把握でき、よりきめ細かい原価管理を行うこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0008】図1は本発明の合材製造原価算出方法を採
用したアスファルトプラントの構成の一部を示した説明
図である。
【0009】1はアスファルト合材を製造するアスファ
ルトプラントを示しており、該アスファルトプラントに
はその稼動状況を把握するために各種センサが取り付け
られており、それらセンサによって検出された各部の信
号はプラント操作盤2に取り込まれている。そして各種
材料の計量値情報もプラント操作盤2に取り込まれ、内
蔵する計量器3によって制御用として出力されたり、或
は操作盤2の表示部に計量値情報として出力表示され
る。またバーナ燃焼に使用される燃料の消費量を検出す
る燃料用流量計4が設けられており、更にはプラントの
各装置を駆動する動力制御盤5には電力使用量を検出す
る電力計6も設けられている。
【0010】7は各種データを収集するデータ収集用イ
ンターフェースであって、プラント操作盤2や動力制御
盤5内の計量器3、燃料流量計4、電力計6等に接続さ
れており、計量器3からの各種材料の使用量、燃料流量
計4からバーナの燃料消費量、電力計6からの電力使用
量等のデータを逐次取り込み、そのデータを記憶部8に
蓄積できるようになっている。
【0011】前記データ収集用インターフェース7には
合材製造原価を算出して管理資料として出力するプラン
ト管理用コンピュータ9が接続してあり、該プラント管
理用コンピュータ9は制御部10を中心にデータの入出
力制御を行なうI/O部11、データを入力する入力部
12、各種データを記憶する記憶部13、各種データを
表示する表示部14を備え、更に各種データを印字出力
するプリンタ15を備えている。そしてプラント管理用
コンピュータ9には後述する製造原価算出用の基礎デー
タを登録する初期設定の手順や、データ収集用インター
フェース7に蓄積したデータを取り出してアスファルト
合材の製造原価を求める手順を実行するためのプログラ
ムが内蔵されている。
【0012】次に、上記構成より成る装置を使用してア
スファルト合材の製造原価を算出する手順を図2〜図3
のフローチャートと、図4〜図7の操作画面とに基づい
て説明する。
【0013】先ず、図2に基づきプラント管理用コンピ
ュータ9に製造原価算出用の基礎データを登録する初期
設定の作業手順について説明する。
【0014】始めに使用材量の単価を登録するために、
図4に示すような製品登録画面を表示させ、製品コード
欄に配合番号を入力し、更にその製品に使用される材
料、また配合量などの必要事項を入力すると共に、各材
料の単価も入力する。入力が完了すれば記憶部13に記
憶させて登録しておく(S1)。この製品登録は出荷す
る全ての製品(配合)について行われる。なお、製品出
荷に際しては前記製品コード番号が操作盤2の出荷指示
欄に設定されるようになっている。
【0015】次に固定費の登録を行うために、図5に示
す固定費登録画面を表示させ、人件費や各種経費等の固
定費の費目コードを入力し、更に金額を入力して登録
し、記憶部13に記憶させて登録しておく(S2)。こ
こでは月単位に予算額と実績額を入力できるようにして
おり、合材製造原価算出時に実績額が入力されていれば
実績額を採用し、実績額が入力されていなければ予算額
を採用するなど適宜用途によって使い分けるようにして
いる。この固定費登録も全ての固定費につい順次登録作
業を行う。
【0016】次に図6に示す電力基準料金登録画面を表
示させ、空欄に必要事項を入力すると共に、電気料金を
入力して登録しておく(S3)。電力料は固定的な基本
料金と従量制の電力量料金から成っていたり、夏季料金
等が設定されていたりするので図6に示すような入力画
面にしたがって必要なデータを入力しておく。この電力
基準料金登録画面には燃料の単価の入力欄も設けている
のでその金額を入力して登録しておく(S4)。上記登
録作業が完了すればデータの入力を終了するか否か判断
し(S5)、修正等の入力があって初期設定を継続する
場合はステップS1に戻り上記操作を繰り返す。また終
了するときはENDに進んで初期設定が終了する。
【0017】初期設定が完了して運転開始となると、出
荷要請のあるアスファルト合材の製品コード番号を操作
盤2の出荷指示欄に設定し、アスファルト合材の製造を
開始する。操作盤2には前記製品登録画面で設定したの
と同様に製品コード番号毎に各材料の計量値(配合値)
が記憶されており、指定された製品の計量値に基づいて
計量が行われて所定の製品が製造される。この製品製造
中に計量器3、燃料流量計4、電力計6によって検出さ
れる各種材料の使用量、燃料消費量、及び電力使用量の
データはデータ収集用インターフェース7に逐次取り込
まれ、操作盤2に設定された製品コードと共に記憶部8
に記憶蓄積されていく。
【0018】次に、上記データ収集用インターフェース
7に蓄積したデータを取り出してアスファルト合材の製
造原価を求める手順を図3に基づき説明する。
【0019】先ず、プラント管理用コンピュータ9の入
力部12を操作して図7に示すコスト計算用の画面を読
み出す(S6)。そしてこの画面の入力ガイダンスにし
たがって先ずコスト表の選択を行う(S7)。コスト表
は当月コスト表又は月別コスト表があり、当月コスト表
というのは指定された一月の製品毎の合材製造原価を表
わすコスト表であり、また月別コスト表とは指定された
全ての月に渡って出力した合材製造原価のコスト表であ
る。
【0020】また、この他に、運転状況の目安とするた
めに、一日の製品毎(配合毎)のコスト表を出力した
り、出荷順位毎の製品のコスト表を出力することもでき
るが、この場合には固定費が月単位で入力されているの
で固定費を日単位に置き換えるのか、また固定費を除い
た形で算出するのかは適宜考慮する。このようにコスト
表は種々の出力形式が考えられので用途に応じて適宜の
出力形式を用意しておくと良い。
【0021】次に画面表示かプリンタ出力か選択する
(S8)。そして計算期間、配合範囲(製品コード番
号)を入力して出力指示すると(S9)、データ収集用
インターフェース9より指定した製品(配合名)に関す
る各種材料使用量、燃料消費量、及び電力使用量のデー
タを読み込む(S10)と共に、プラント管理用コンピ
ュータ11に予め登録している各種材料単価、燃料単
価、電気料金、更には固定費のデータを読み込む(S1
1)。そしてこれらのデータを参照して製品毎の製造原
価を算出し(S12)、その算出結果を画面又はプリン
タに所定の様式で出力する(S13)。
【0022】このように出力されたコスト表からは月々
の製品毎の合材製造原価を知ることができ、更には月毎
の変動も知ることもでき、管理資料として大いに役立つ
ものとなる。また必要であればその日の製品毎の合材製
造原価や出荷順位毎の合材製造原価も出力が可能であ
り、その日の運転状況の参考にもなる。
【0023】所望のコスト表の出力が完了するとコスト
表の出力を終了するか否か判断し(S14)、継続する
場合にはステップS7に進み上記手順を繰り返し、終了
する場合にはENDに進み終了する。
【0024】なお、本実施例ではデータ収集用インター
フェース9に稼動データを蓄積する例を示して説明した
が、月毎に集計するようなデータではデータ収集用イン
ターフェース9で一日毎に集計させるようにし、そのデ
ータをプラント管理用コンピュータ11の記憶部15に
取り込んで蓄積すると良い。また、データ収集用インタ
ーフェース9やプラント管理用コンピュータ11は操作
盤2内に格納しても良い。更には、材料の使用量は計量
器3によって実際に計量される量を取り込むのが好まし
いが、操作盤2或はプラント管理用コンピュータ11に
設定された計量値(配合値)を採用しても良い等、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、アスフ
ァルトプラント1の計量器3、燃料流量計4、電力計6
をデータ収集用インターフェース7を介してプラント管
理用コンピュータ9に接続し、プラント運転時に前記計
量器3、燃料流量計4、電力計6によって検出される各
種材料の使用量、燃料消費量、及び電力使用量のデータ
をデータ収集用インターフェース7に逐次取り込んで記
憶蓄積しておき、前記蓄積したデータをプラント管理用
コンピュータ9により読み出し、そのデータと予め入力
した各種材料単価、燃料単価、電気料金等を参照してア
スファルト合材の製造原価を算出するようにしたので、
これによってアスファルト合材の製造原価をいつでも、
迅速に、かつ的確に把握でき、きめ細かい原価管理を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合材製造原価算出方法を採用したアス
ファルトプラントの概要構成図である。
【図2】プラント管理用コンピュータの操作手順を示す
フローチャートである。
【図3】データ収集用インターフェースの操作手順を示
すフローチャートである。
【図4】プラント管理用コンピュータの製品登録画面例
である。
【図5】プラント管理用コンピュータの固定費登録画面
例である。
【図6】プラント管理用コンピュータの電力基準料金登
録画面例である。
【図7】プラント管理用コンピュータのコスト計算画面
例である。
【符合の説明】
1…プラント 2…操作盤 3…計量器 4…流量計 5…動力制御盤 6…電力計 7…データ収集用インターフェース 9…プラント管理
用コンピュータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アスファルトプラントの計量器、燃料流量
    計、電力計をデータ収集用インターフェースを介してプ
    ラント管理用コンピュータに接続し、プラント運転時に
    前記計量器、燃料流量計、電力計によって検出される各
    種材料の使用量、燃料消費量、及び電力使用量のデータ
    をデータ収集用インターフェースに逐次取り込んで出荷
    製品毎に記憶蓄積しておき、前記蓄積したデータをプラ
    ント管理用コンピュータにより読み出し、そのデータと
    予め入力した各種材料単価、燃料単価、電気料金を参照
    してアスファルト合材の製造原価を算出できるようにし
    たことを特徴とするアスファルトプラントにおける合材
    製造原価算出方法。
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