JP2878037B2 - プロセッサの停止方式 - Google Patents

プロセッサの停止方式

Info

Publication number
JP2878037B2
JP2878037B2 JP4214830A JP21483092A JP2878037B2 JP 2878037 B2 JP2878037 B2 JP 2878037B2 JP 4214830 A JP4214830 A JP 4214830A JP 21483092 A JP21483092 A JP 21483092A JP 2878037 B2 JP2878037 B2 JP 2878037B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processor
mode
flag
guest
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4214830A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0659918A (ja
Inventor
隆浩 谷岡
晋二 谷本
真一 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP4214830A priority Critical patent/JP2878037B2/ja
Publication of JPH0659918A publication Critical patent/JPH0659918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2878037B2 publication Critical patent/JP2878037B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセッサの停止方
式、特にホストプログラムが動作可能なホストモード
と、ゲストプログラムが動作可能なゲストモードで動作
する仮想計算機をサポートするプロセッサの停止方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプロセッサ停止方式は、
保守盤から指示された分岐命令の分岐成功、命令アドレ
ス一致、オペランドストアアドレス一致等のプロセッサ
停止要因が発生すると、プロセッサ停止割り込み要因フ
ラグ(以下STOPPフラグと記す)がセットされ、ハ
ードウェアはこれを無条件にイベントとして検出し、S
TOPPフラグのセット時に、プロセッサの動作モード
がゲストモードであってもホストモードであっても、そ
の動作モード配下で実行中のソフトウェア命令が終了す
るとき、イベント処理マイクロプログラムが起動され、
STOPPフラグがセットされたときの動作モードのま
ま、プロセッサを停止させていた。また、ホストモード
とゲストモード間でモード遷移が生じた際にプロセッサ
を停止させる機能はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のプロセッサ
の停止方式では、STOPPフラグセット時のプロセッ
サの動作モードのままプロセッサが停止していたので、
ホストOSを実現するソフトウェアのデバッグのため
に、ホストモードでプロセッサを停止させてデバッグに
必要な情報を採取しようとしても、プロセッサ停止要因
発生によるSTOPPフラグセット時のプロセッサの動
作モードがホストモードであるとは限らないため、ホス
トモードで動作するソフトウェアやマイクロプログラム
のデバッグが困難であった。
【0004】また、プロセッサの動作モードが遷移した
ときに、停止させる事が不可能であったため、ホストモ
ード、ゲストモード間でのモード遷移時の情報の採取が
困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の方式は、ホスト
プログラムが動作可能なホストモードと、ゲストプログ
ラムが動作可能なゲストモードで動作する仮想計算機を
サポートするプロセッサの停止方式において、該プロセ
ッサが保守盤であらかじめ指定した条件を満足したと
き、再スタート可能な状態でプロセッサを停止させるプ
ロセッサ停止割り込み要因フラグと、保守盤からセット
/リセットされるゲストストップ有効フラグと、前記プ
ロセッサ停止割り込み要因フラグがセットされたとき、
プロセッサが前記ホストモードであれば、ホストモード
のままプロセッサを停止させ、またプロセッサが前記ゲ
ストモードでかつ前記ゲストストップ有効フラグが
“0”であれば、ゲストモードからホストモードへ遷移
した際にプロセッサを停止させ、前記またプロセッサが
前記ゲストモードでかつ前記ゲストストップ有効フラグ
が“1”であれば、ゲストモードのままプロセッサを停
止させる事を特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0007】図1は本発明の第1の実施例のブロック図
である。
【0008】図1において、STOPPフラグ102
は、プロセッサ立ち上げ直後は“0”であり、保守盤1
01から指示されたプロセッサ停止要因が発生したと
き、ハードウェアにより“1”にセットされ、プロセッ
サを再スタート可能な状態で停止さてたとき、マイクロ
プログラムのリセットコマンドによりリセットされる。
【0009】VMMフラグ103は、ゲストモードであ
ることを示すフラグであり、ホストモード時は“0”で
あり、VM遷移命令によってホストモードからゲストモ
ードに遷移時にマイクロプログラムにより“1”にセッ
トされ、ゲストモードからホストモードへの割り込み要
因、またはホストモードへの遷移命令によってホストモ
ードへ遷移時にマイクロプログラムによって“0”にさ
れる。
【0010】GPNLフラグ104は、保守盤101か
らセット/リセット可能なフラグである。GPNLフラ
グ104が“1”の時は、STOPPフラグ102が点
灯したときの動作モードでプロセッサを停止させ、
“0”の時は、STOPPフラグ102が点灯時に、ゲ
ストモードであれば、ホストモード遷移命令またはホス
トモードへの割り込み要因発生によるホストモードへの
遷移後にプロセッサを停止させる。
【0011】GPNLフラグ104=“0”で、かつプ
ロセッサ停止要因発生によるSTOPPフラグ102点
灯時に、プロセッサの動作モードがホストモードであれ
ば、VMMフラグ103は“0”なのでORゲート11
2の出力は“1”となり、その結果、ANDゲート11
1の出力が“1”となり、この出力がイベント検出回路
105へ送出され、実行中のソフトウェア命令終了時
に、イベント処理マイクロプログラム106を起動し
て、プロセッサを停止させる。
【0012】GPNLフラグ104=“0”で、プロセ
ッサ停止要因発生によるSTOPPフラグ102点灯時
に、ゲストモードであれば、VMMフラグ103=
“1”であるのでORゲート112の出力は“0”とな
り、その結果ANDゲート111からイベント検出回路
105には“0”が送出され、イベント処理マイクロプ
ログラム106は起動されず、プロセッサの停止は行わ
れない。
【0013】しかし、STOPPフラグ102は保持さ
れるので、ホスト割り込み要因発生またはホストモード
遷移命令によってゲストモードからホストモードへ遷移
すると、VMMフラグ103が“0”となり、ORゲー
ト112の出力が“1”となり、ANDゲート111か
ら“1”がイベント検出回路105に送出されるのでホ
ストモードへ遷移後の最初の命令終了時に、イベント処
理マイクロプログラム106が起動され、プロセッサを
停止させる。したがってGPNLフラグ104が“0”
の時には、プロセッサ停止要因が発生するとプロセッサ
は常に、ホストモードで停止することとなる。
【0014】GPNLフラグ104=“1”の時、プロ
セッサ停止要因の発生によるSTOPPフラグ102点
灯時ホストモードであったとき、ORゲート112の出
力が“1”となり、ANDゲート111から“1”がイ
ベント検出回路105に送出され、実行中のソフトウェ
ア命令終了時にイベント処理マイクロプログラム106
が起動され、プロセッサを停止させる。
【0015】GPNLフラグ104=“1”の時、プロ
セッサ停止要因の発生によるSTOPP点灯時、ゲスト
モードであったとき、ORゲート112の出力が“1”
であるので、実行中のソフトウェア命令終了時にイベン
ト処理マイクロプログラム106が起動されプロセッサ
をゲストモードのまま停止させる。したがってGPNL
フラグ104=“1”のときには、プロセッサ停止要因
の発生によるSTOPPフラグ102の点灯時の、プロ
セッサの動作モードのまま停止状態となる。このGPN
Lフラグ104のセット/リセットは、保守盤101か
ら行われ、デバッグの状況に応じ、2つのプロセッサ停
止機能を選択できる。
【0016】図2は図1に示した実施例の動作を示した
フローチャートである。
【0017】図3は本発明の第2の実施例のブロック図
であり、図4はそのタイムチャートである。
【0018】図3において、DVMMフラグ107は、
VMMフラグ103の出力を入力として、VMMフラグ
103のセット/リセットから1クロック遅れてセット
/リセットされる。MCSPフラグ108は、プロセッ
サ立ち上げ直後は“0”であり保守盤101かセット/
リセット可能である。
【0019】MCSPフラグ108=“1”の時、プロ
セッサの動作モードがホストモードからゲストモードへ
遷移した場合、図4におけるタイミングT1の時ゲスト
モードとなり、VMMフラグ103=“1”となりDV
MMフラグ107=“0”であるのでANDゲート10
9の出力は“0”となりANDゲート110の出力は
“1”となるのでSTOPPフラグ102は“1”にセ
ットされる。STOPPフラグ102以降の制御は第1
の実施例におけるのと同様な動作を行う。またゲストモ
ードからホストモードへ遷移した場合はタイミングT6
においてANDゲート109の出力が“1”となりST
OPPフラグ102をセットする。
【0020】本実施例においては、プロセッサの動作モ
ードが遷移した瞬間に、プロセッサを停止する事によ
り、ソフトウェア及びマイクロプログラムのデバッグが
効率よく行える。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、計算機の
停止するモードをホストモードに限定するか、ゲストモ
ードかホストモードどちらかの動作のモードとするかを
保守盤から選択できることにより、ソフトウェアのデバ
ッグはもとより、マイクロプログラムのデバッグを効率
よく行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】図1に示した実施例におけるプロセッサの停止
処理に関する動作を示したフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図4】図3に示した実施例のタイムチャートである。
【符号の説明】
101 保守盤 102 プロセッサ停止割り込み要因フラグ(STO
PPフラグ) 103 ゲストモードフラグ(VMMフラグ) 104 ゲストストップ有効フラグ(GPNLフラ
グ) 105 イベント検出回路 106 イベント処理マイクロプログラム 107 DVMMフラグ 108 モード遷移時停止フラグ(MCSPフラグ) 109 ANDゲート 110 ANDゲート 111 ANDゲート 112 ORゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷本 晋二 東京都港区高輪二丁目17番11号日本電気 ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 嶋田 真一 山梨県甲府市大津町1088−3甲府日本電 気株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−83747(JP,A) 特開 平3−228145(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 9/46 G06F 11/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストプログラムが動作可能なホストモ
    ードと、ゲストプログラムが動作可能なゲストモードで
    動作する仮想計算機をサポートするプロセッサの停止方
    式において、 該プロセッサが保守盤であらかじめ指定した条件を満足
    したとき、再スタート可能な状態でプロセッサを停止さ
    せるプロセッサ停止割り込み要因フラグと、 保守盤からセット/リセットされるゲストストップ有効
    フラグと、 前記プロセッサ停止割り込み要因フラグがセットされた
    とき、プロセッサが前記ホストモードであれば、ホスト
    モードのままプロセッサを停止させ、またプロセッサが
    前記ゲストモードでかつ前記ゲストストップ有効フラグ
    が“0”であれば、ゲストモードからホストモードへ遷
    移した際にプロセッサを停止させ、前記またプロセッサ
    が前記ゲストモードでかつ前記ゲストストップ有効フラ
    グが“1”であれば、ゲストモードのままプロセッサを
    停止させる事を特徴とするプロセッサの停止方式。
  2. 【請求項2】 保守盤からセット/リセットするモード
    遷移時停止フラグと、 該モード遷移時停止フラグが“1”であれば、前記ホス
    トモードと前記ゲストモード間で遷移が生じた際に前記
    プロセッサ停止割り込み要因フラグをセットする事を特
    徴とする請求項1記載のプロセッサの停止方式。
JP4214830A 1992-08-12 1992-08-12 プロセッサの停止方式 Expired - Fee Related JP2878037B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4214830A JP2878037B2 (ja) 1992-08-12 1992-08-12 プロセッサの停止方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4214830A JP2878037B2 (ja) 1992-08-12 1992-08-12 プロセッサの停止方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0659918A JPH0659918A (ja) 1994-03-04
JP2878037B2 true JP2878037B2 (ja) 1999-04-05

Family

ID=16662250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4214830A Expired - Fee Related JP2878037B2 (ja) 1992-08-12 1992-08-12 プロセッサの停止方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2878037B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0659918A (ja) 1994-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2765411B2 (ja) 仮想計算機方式
US5187802A (en) Virtual machine system with vitual machine resetting store indicating that virtual machine processed interrupt without virtual machine control program intervention
US9465617B1 (en) Implementing upcall from secure to non-secure mode by injecting exception into non-secure mode
JPH0430053B2 (ja)
JPS60171552A (ja) アドレス変換処理方法
JPH06242987A (ja) コンピュータ装置においてマイクロプロセッサの正常な処理の引継ぎをホストプロセッサが実行する方法および装置
US5003468A (en) Guest machine execution control system for virutal machine system
JP2005122334A (ja) メモリダンプ方法、メモリダンプ用プログラム及び仮想計算機システム
JP2878037B2 (ja) プロセッサの停止方式
CN111158863A (zh) 中断控制器的处理方法、装置及电子设备
JP2708647B2 (ja) コプロセサによる補助機能のサポート方法
JPH05165663A (ja) データ処理装置
JP2503210B2 (ja) マイクロプログラム制御装置
JPH02135545A (ja) デバッガの実行制御処理方式
JP2998299B2 (ja) プロセッサ制御装置
JPH0638238B2 (ja) 仮想計算機システム
JPS6116338A (ja) 仮想計算機システムにおける割込み処理方式
JPH04123235A (ja) マイクロプログラムのデバッグ方式及び方法
JPS59202548A (ja) デバツグ装置
JPH0754472B2 (ja) 割込み処理制御方式
JPH0772874B2 (ja) 割込み受取り装置
JPH05313916A (ja) 電子計算機における割込み処理方法及び電子計算機
JPS6139135A (ja) 仮想計算機システムにおけるインタバル・タイマ割り込み制御装置
JPS6222154A (ja) デバツグ装置
JPH0695926A (ja) ホルトアドレス保持機能を有する情報処理装置及び情報処理装置のホルトアドレス保持方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981222

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080122

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees