JP2877920B2 - 卵殻等食品余剰物の収集装置 - Google Patents

卵殻等食品余剰物の収集装置

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JP2877920B2 JP2227091A JP22709190A JP2877920B2 JP 2877920 B2 JP2877920 B2 JP 2877920B2 JP 2227091 A JP2227091 A JP 2227091A JP 22709190 A JP22709190 A JP 22709190A JP 2877920 B2 JP2877920 B2 JP 2877920B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は卵殻等食品余剰物の収集装置に関する。
(従来の技術) 例えば、卵を自動的に割卵して卵黄と卵白とを分離す
る自動割卵機では、卵黄,卵白の分離後卵殻を回収して
他の用途に供するようになされている。
この卵殻の回収は、割卵機から排出される卵殻をベル
トコンベアやスパイラルコンベアにより搬出し、残存卵
液を洗い落したのち破砕機にかけて用途に応じ所定の大
きさに破砕処理される。
(発明が解決しようとする課題) しかるに従来の回収手段では、ベルトコンベアやスパ
イラルコンベアに卵液が付着するので悪臭発生の原因と
なり、したがってこれらコンベアを頻繁に洗浄しなけれ
ばならず、メンテナンスが容易でない。またベルトやス
パイラルのコンベアを設備することは、その構造上大掛
りとなるばかりではく設置のためのスペースも大きく確
保しなければならず、設備費も嵩むものとなるという問
題がある。これは割卵機における卵殻の回収のみなら
ず、他の魚介類、例えば魚の骨や甲殻類の付属余剰物の
回収においても同様である。
本発明はこれに鑑み、余剰物搬送機構の構造を簡素化
し、メンテナンスを容易とするとともに悪臭の出ない卵
殻等食品余剰物の収集装置を提供することを目的として
なされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記従来の技術が有する問題点を解決するため、本発
明は、食品解体機等から排出される余剰物を受入れて水
と共に流動させる排出路と、この排出路から水と共に流
出する余剰物を受入れて両者を分離させるセパレータ
と、このセパレータで分離された水を前記排出路の上流
側への還流させその一部がパイプからなる還流手段とを
備え、前記セパレータは、前記排出路から導かれる水と
ともに余剰物を受入れる第1分離室と、この第1分離室
内に設置されたふるい板と、このふるい板にそって落下
する余剰物を受け入れ多数の小孔を有するシュートが内
設された第2分離室とで構成され、分離された水は前記
還流手段の水タンクへ、余剰物は前記シュートの下端か
ら回収するようにしたことを特徴とする。
(作 用) 食品解体機等から排出される余剰物は排出路内へ落下
供給され、この排出路を流れる水流に乗ってセパレータ
へ送り込まれ、こゝで水と余剰物とが分離される。分離
された水は還流手段により前記排出路の上流側へ戻さ
れ、再び排出路を流れて余剰物の搬送に供される。セパ
レータで分離された余剰物は破砕機等へ供給され、所要
の処理がなされる。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説明す
る。
第1図は本発明の基本回路構成を示すもので、符号1
は割卵機等の食品解体機を示し、この解体機1から卵殻
等の余剰物を排出する排出口2,2…の下部に位置して樋
状あるいはパイプからなる排出路3が傾斜して配設さ
れ、その末端がセパレータ4に接続されている。このセ
パレータ4で水と余剰物とが分離され、水は還流手段5
を通じ前記排出路3の上流側3aに還流させるようになっ
ている。
第2図は本発明を割卵機の卵殻収集用として構成した
場合の具体的実施例を示している。
この実施例では、4基の割卵機71〜74の卵殻排出口21
〜24の直下に排出路3が配置され、その末端に集合タン
ク8が置かれており、この集合タンク8内に還流手段5
の一部を構成する水中ポンプ61が設置され、この水中ポ
ンプ61の吐出口9に還流手段5の一部を構成するパイプ
10が接続されてセパレータ4に接続されている。
このセパレータ4で分離された水を貯溜する水タンク
11内に還流手段5の一部を構成する水中ポンプ62が設置
され、このポンプ62の吐出口12に還流手段5の一部を構
成するパイプ13が接続され、このパイプ13の末端は前記
排出路3の上流側3aに接続または臨ませてある。
前記集合タンク8は余剰な水をオーバーフローさせて
オーバーフロー管14により側溝15に流し、卵殻と水との
配合量を適当としてセパレータ4へ送るようにしてい
る。
セパレータ4は、第3図にその一側の断面を示すよう
に、前記集合タンク8からのパイプ10が接続される第1
分離室16と、この第1分離室16から落下する卵殻17を受
け底面に多数の小孔を有するシュート18(ベルトでもよ
い)を有する第2分離室19と、このシュート18の直下に
位置し分離された水を回収して貯溜する前述の水タンク
11とを備え、前記第1分離室16には傾斜したすの子状の
ふるい板20が設けられ、このふるい板20で卵殻17が補捉
されてシュート18上へ落されるようになっている。この
シュート18は、加振機構21により振動が与えられ、卵殻
17のみがその下端から破砕機22のホッパ23内に落ち込む
ように形成されており、この破砕機22で卵殻が所定の大
きさに破砕処理されてコンベア24により搬出されるよう
になっている。
前記水タンク11にはオーバーフロー管25が接続されて
おり、余分な水をオーバーフローさせて側溝26へ排出さ
せるようになされている。またこの水タンク11および前
記集合タンク8には、水量の不足をきたしたとき新水を
補給する補給管27,28が設けられている。
なお前記割卵機71〜74の排出口21〜24には、卵殻の排
出を円滑にするためパイプ13から分岐された分岐管29を
通じて水を供給するようにすることができる。
使用する水中ポンプ61,62は、例えば、第4図および
第5図に示すような堅形のものが用いられる。この水中
ポンプは、モータフレーム30に回転軸31が上下の軸受3
2,33により支承され、この回転軸31の中間部に回転子34
が、モータフレーム30の内面に固定子35があってモータ
を構成し、回転軸31の下端に羽根車36が固着されていて
ポンプケーシング37内に位置され、モータフレーム30と
ポンプケーシング37とは軸封装置38により水密に遮断さ
れている。したがって羽根車36が回転することによりポ
ンプケーシング37の吸込口39から水を吸引し、側部の吐
出口40から吐出される。第2図中41は制御器を示す。
次に第2図に示した実施例の作用を説明する。
割卵機71〜74により割卵されて卵黄,卵白が分離して
取出された卵殻は排出口21〜24を通じて水と共に排出路
3内に連続的に排出される。この排出路3に落入した卵
殻は、この排出路3を流れる水流に乗って下流へ流さ
れ、集合タンク8へ流入する。
この集合タンク8へ入った卵殻と水は、水中ポンプ61
により汲上げられてパイプ10を通じセパレータ4へ送ら
れ、また集合タンク8でオーバーフローした水はオーバ
ーフロー管14から側溝15へ排出される。
セパレータ4へ送り込まれた卵殻は、第3図のように
第1分離室16内に入り、この第1分離室16内のふるい板
20により卵殻17が補捉され、水はふるい板20を通過して
下方へ排出され、水タンク11に入る。
ふるい板20により補捉された卵殻17は、ふるい板20の
傾斜により下方へ滑落し、第2分離室19内のシュート18
上に落入する。このシュート18は加振機構21により微振
動が与えられているので、このシュート18の下流側へ卵
殻17が移動し、その間に卵殻17に付着していた水が完全
に落され、卵殻17のみがシュート18の末端から破砕機22
のホッパ23に入り、この破砕機22により所定の大きさに
破砕され、コンベア24により運び出されて適宜保管ある
いは次工程へ送られる。
水タンク11に回収された水は、水中ポンプ62より汲上
げられ、パイプ13を通じて排出路3の上流側3aに供給さ
れ、割卵機71〜74から排出される卵殻の搬送に再び供さ
れる。また水タンク11の余剰の水はオーバーフロー管25
を通じて側溝26へ排出される。
なお第2図示の実施例では、回路中に集合タンク8を
設け、一旦この集合タンク8にプールしたのちセパレー
タ4へ供給するようにした場合について示したが、排出
路3から直接セパレータ4へ送るようにしてもよく、こ
の場合にはポンプは1基ですむ。また上記実施例では、
食品余剰物として割卵機71〜74から出る卵殻の場合につ
いて説明したが、これに限らず人手により解体された魚
介類の骨の収集等に適用することができることはもちろ
んである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、一部がパイプか
らなる還流手段と、食品余剰物の排出路から導かれる水
とともに余剰物を受入れるセパレータとを有し、このセ
パレータ内の第1分離室内にふるい板が配設されている
ことにより、余剰物は水流にのってパイプ内を搬送され
るのでパイプ内では常に撹拌洗浄されている状態におか
れ、また余剰物はセパレータ内のふるい板を通過したの
ちふるい板の目を通過した水により前記撹拌洗滌とは物
理的作用の異なるシャワー洗浄がなされるので、余剰物
が卵殻などの場合では卵白等の付着物が完全に除去さ
れ、したがって運搬中の腐敗臭が出ず、作業環境を大巾
に改善することができる。またセパレータにおいて分離
された水を閉回路により循環して使用するので経済的で
あり、しかも食品余剰物は水で洗われた状態で破砕機の
後処理工程に供給されるので、破砕処理等の前工程での
予備洗浄が不要となり、後処理の手数が掛らない利点が
ある。さらに食品余剰物の搬送手段は樋やパイプ類です
むので、従来のベルトコンベアやスパイラルコンベアな
どに較べて設備費が安価であり、スペースもとらず、メ
ンテナンスも容易であるなどの種々優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示す回路図、第2図は本発
明を割卵機から出る卵殻を収集する収集装置とした場合
の一例を示す構成図、第3図は第2図におけるセパレー
タの断面図、第4図は水中ポンプの一例を示す一部を断
面とした斜視図、第5図は羽根車部分の断面図である。 1……食品解体機、2(21〜24)……排出口、3……排
出路、4……セパレータ、5……還流手段、61,62……
水中ポンプ、71〜74……食品解体機の一例としての割卵
機、8……集合タンク、11……水タンク、16……第1分
離室、18……シュート、19……第2分離室、20……ふる
い板、22……破砕機。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品解体機等から排出される余剰物を受入
    れて水と共に流動させる排出路と、この排出路から水と
    共に流出する余剰物を受入れて両者を分離させるセパレ
    ータと、このセパレータで分解された水を前記排出路の
    上流側へ還流させその一部がパイプからなる還流手段と
    を備え、前記セパレータは、前記排出路から導かれる水
    とともに余剰物を受入れる第1分離室と、この第1分離
    室内に設置されたふるい板と、このふるい板にそって落
    下する余剰物を受け入れ多数の小孔を有するシュートが
    内設された第2分離室とで構成され、分離された水は前
    記還流手段の水タンクへ、余剰物は前記シュートの下端
    から回収するようにしたことを特徴とする卵殻等食品余
    剰物の収集装置。
  2. 【請求項2】前記食品解体機等が割卵機であり、かつ前
    記余剰物が卵殻である請求項1記載の卵殻等食品余剰物
    の収集装置。
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