JP2877842B2 - 画像読取装置及び画像読取システム - Google Patents

画像読取装置及び画像読取システム

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JP2877842B2
JP2877842B2 JP1152124A JP15212489A JP2877842B2 JP 2877842 B2 JP2877842 B2 JP 2877842B2 JP 1152124 A JP1152124 A JP 1152124A JP 15212489 A JP15212489 A JP 15212489A JP 2877842 B2 JP2877842 B2 JP 2877842B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像読取装置及び画像読取システムに関
し、特に画像読取りにおける原稿送り制御に関する。
[従来の技術] 従来、フィルム画像読取装置では、一般に35mm写真フ
ィルムを6画像を1枚としたスリーブの状態や、1画像
毎に切り離してマウントに入れた状態で、位置決め用の
複数の溝が縁部に形成された専用のキャリア(フィルム
収納枠体)に挿入・収納し、そのキャリアを装置の原稿
送り台にセットしていた。そして、このフィルムの画像
と画像読取位置とを一致させる位置決めは、従来では上
記の位置決め用の溝に噛合する弾性をもった凸部等の物
理的なその溝への押しつけにより伝わる使用者のクリッ
ク感(手に伝わるカチッあるいはカチャという感じ)と
視覚とにより画像読取位置にフィルムの読取対象の画像
があることを確認するように構成されていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような従来例では、使用者の手
と目で確認を行う手動送り機構を用いていたので、位置
決めが不正確となり、なおかつ原稿フィルムの画像が画
像読取位置にきたことを示す上述のクリック感を作るた
めに、専用のフィルムキャリアへの押しつけを行うよう
にしているので、装置にそのキャリアをセットするため
に大きな力が必要となる等の障害も起こっている。特に
最も障害になるのは、その専用キャリアには複数の画像
が挿入可能であるが、使用者は1画像の読取毎に、この
キャリアを動かしてやる必要があり、その場を離れられ
ず、使い勝手が非常に悪いということであった。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、原稿キャリアに保
持された複数の画像を読取る場合に、各画像を正確な読
取位置で自動的に読取ることができる画像読取装置及び
画像読取システムを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、請求項1の発明は、複数の
画像を収納可能な原稿キャリアに収納された画像を撮像
素子を用いて読取る画像読取装置において、前記原稿キ
ャリアを所定方向に搬送する搬送手段と、前記原稿キャ
リアに設けられた各画像の収納位置を示す指標を検知す
る検知手段と、前記原稿キャリアに収納された画像のな
かで読取る画像を指定する指定手段と、前記検知手段の
検知信号に基いて前記搬送手段を駆動制御することによ
り、前記指定手段により指定された画像を読取位置に位
置決めし、前記撮像素子を用いて読取るように制御する
制御手段と、を具備したことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、請求項6の発明は、
複数の画像を収納可能な原稿キャリアに収納された画像
を撮像素子を用いて読取る画像読取システムにおいて、
前記原稿キャリアを所定方向に搬送する搬送手段と、前
記原稿キャリアに設けられた各画像の収納位置を示す指
標を検知する検知手段と、前記原稿キャリアに収納され
た画像のなかで読取る画像を指定する指定手段と、前記
検知手段の検知信号に基いて前記搬送手段を駆動制御す
ることにより、前記指定手段により指定された画像を読
取位置に位置決めし、前記撮像素子を用いて読取るよう
に制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
ここで、好ましくは、前記指定手段は、さらに読取り
を指定した画像枚の読取回数を指定可能であり、前記制
御手段は、前記指定手段により指定された画像を指定さ
れた回数だけ、前記撮像素子を用いて読取るように制御
する。
また、好ましくは、前記制御手段は、前記指定手段に
より指定された全ての画像の読取りが終了した場合に、
前記原稿キャリアをあらかじめ定めた所定の位置に移動
させるように前記搬送手段を駆動制御する。
さらに、好ましくは、前記原稿は、透過原稿であると
することができる。
さらに、好ましくは、前記指標は、前記原稿キャリア
に設けられた窪み又は穴であるとすることができる。
[作 用] 本発明では、上記構成のように、フィルムキャリアの
ような原稿キャリア上にあらかじめ設けた各画像の収納
位置を示す指標(例えば、窪,溝,凹部,穴,凸部,マ
ーカー等)をマイクロスイッチやフォトセンサのような
検知手段で検知し、この検知手段から得られる検知信号
の位置情報に基いて制御手段により原稿キャリアを搬送
するための搬送手段を駆動制御して、指定手段により指
定された読取対象の画像を読取位置に位置決めし、撮像
素子を用いて読取るようにしているので、原稿キャリア
に保持された複数の画像を読取る場合に、使用者の手を
介さずに、各画像を正確な読取位置で自動的に読取るこ
とができ、煩わしい手作業を不要にして使い勝手等が向
上する。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図(A),(B)は本発明の実施例の要部の構成
を示す。まず第1図(A)の構成例から説明する。同図
において、101は35mm写真フィルムを6画像つづりのス
リーブ状で、または1画像毎に切り離してマウントに収
納した状態で格納できるフィルムキャリアである。フィ
ルムキャリア101の全体形状を第2図の上側に示す。102
はフィルムキャリア101に収められた写真フィルムのフ
ィルム画像面、103,104はそれぞれフィルムキャリア101
を支えるローラである。位置決め時にはマイクロモータ
105からの動力をそのローラ104に伝えて、ローラ104の
回転によりフィルムキャリア101の搬送を行う。また、1
06はフィルムキャリア101の縁部に形成された位置情報
を示すための窪み201を検知するためのマイクロスイッ
チであり、このマイクロスイッチ106の接触子が窪み201
と接触したときに発生するマイクロスイッチ106の検知
信号は、フィルムキャリア101内の原稿フィルム画像が
装置の読取領域内に入ったことを示す。
コントローラ3039は、そのマイクロスイッチ106の検
知信号を受け取ると、モータ105を駆動するキャリア搬
送モータドライバ3048に停止信号(STOP)を送り、モー
タ105の回転を止めるので、原稿フィルム画像は装置の
読取領域の位置に正確に、かつ自動的に位置決めされ
る。
第1図(B)は他の構成例を示すもので、第2図の下
側に図示したように、このフィルムキャリア107には位
置情報の貫通穴202が開口しており、この穴202を透過す
るLED(発光ダイオード)108の出射光をフォトセンサ10
9が検知する。このフォトセンサ109の検知信号の発生に
より、コントローラ3039は原稿フィルムの画像が読取領
域内に入ったと判断する。その後は上記と同様の手順で
動作して、モータ105を止め、画像を装置の読取領域に
正確に位置決めする。
第3図は本発明の実施例の具体的な全体の回路構成を
示す。
本図において、3001は透過原稿照明用の光源(ラン
プ)、3002は光源3001からの光線から熱線を除去する熱
線吸収フィルタ、3003はフィルタ3002を通った照明光を
平行光束にする照明光学系である。3004は透過原稿を副
走査方向に移動する副走査駆動台、3005は透過原稿を回
転する回転台である。3006は透過原稿を収納するフィル
ムキャリア(フィルムホルダ)であり、第1図(A),
(B)の101または107に該当する。3007は35mm写真フィ
ルムのような透過原稿であり、第1図(A),(B)の
102に該当する。3008は透過原稿3007を透過した光束
(原稿像)の光路を切換る可動ミラー、3009は原稿像の
光路を偏向するミラー、3010はミラー3009を通った原稿
像を結像する撮像レンズである。
3011は可動ミラー3008で反射された原稿像を投影する
ための投影レンズ、3012は光路を偏向するミラー、3013
は同じ光路を偏向するミラー、3014はミラー3013を通っ
た原稿像を投影するモニタとしてのスクリーンである。
3015はスクリーン3014と一体のトリミング枠表示器、30
16はスクリーン3014と一体のトリミング領域を入力する
タッチパネルである。
3017は光源3001を支持するランプ保持部材である。30
61,3062,3063は、それぞれ撮像レンズ3010により結像し
た透過原稿像を電気信号に変換するセンサであって、R,
G,Bのそれぞれの色分解フィルタを有するCCD(電荷結合
素子)アレイを用いたCCDラインセンサである。3060は
このCCDラインセンサ3061,3062,3063が一体に同一基板
上に設けられた撮像素子、3064はCCDラインセンサ3061,
3062,3063の読取位置の位置合わせを行うCCD位置合わせ
機構である。
3025はCCDラインセンサ3061,3062,3063のアナログ出
力を増幅し、A/D(アナログ・デジタル)変換を行うア
ナログ回路、3026はアナログ回路3025に対して調整用の
標準信号を発生する調整用信号発生源、3027はアナログ
回路部3025から得られるR,G,Bのデジタル画像信号に対
してダーク補正を施すダーク補正回路、3028はダーク補
正回路3027の出力信号にシェーディング補正を施すシェ
ーディング補正回路、3029はシェーディング補正回路30
28の出力信号に対して主走査方向の画素ずれを補正する
画素ずれ補正回路、3030は画素ずれ補正回路3029を通っ
たR,G,B信号を出力機器に応じた例えばY(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色信号に変換
したりする色変換回路である。また、3031は信号のLCG
変換やγ変換を行うルックアップテーブル(LUT)であ
る。
3032はルックアップテーブル3031の出力信号の最小値
を検出する最小値検出回路、3033は最小値検出回路3032
の検出値に応じて下色除去(UCR)のための制御量を得
るルックアップテーブル(LUT)、3034はルックアップ
テーブル3031の出力信号に対してマスキング処理を行う
マスキング回路、3035はマスキング回路3034の出力信号
に対してルックアップテーブル3033の出力値を基に下色
除去処理を行うUCR回路(下色除去回路)である。3036
はUCR回路3035の出力信号に対して記録濃度を指定濃度
に変換する濃度変換回路、3037は濃度変換回路3036の出
力信号に対し指定された変倍率に変換処理する変倍処理
回路である。
3038は図示しないプリンタや入出力端末と本装置との
間の信号の伝送を行うインタフェース回路(I/F)、303
9は装置全体の制御を司どるコントローラであり、コン
トローラ3039の内部にはマイクロコンピュータ等のCPU
(中央演算処理装置)、第4図に示すような処理手順が
プログラム形態で格納されたROM(リードオンメモ
リ)、データの格納や作業領域として用いられるRAM
(ランダムアクセスメモリ)等を有する。
3040は変倍処理回路3037からインタフェース回路303
8、コントローラ3039を介して入力する出力値のピーク
値を検出するピーク検出回路、3041はコントローラ3039
への指示を行う操作部、3042はコントローラ3039の制御
状態等を表示する表示部である。
3043は上述の撮像レンズ3010の絞り制御を行うレンズ
絞り制御部、3044は撮像レンズ3010の焦点調整を行うレ
ンズ距離環制御部、3045は可動ミラー3008を駆動するミ
ラー駆動部である。3046はトリミング枠表示器3015を制
御するトリミング枠制御部、3047はタッチパネル3016を
制御するタッチパネル制御部である。3048はフィルムキ
ャリア3006(101,107)を搬送するモータ105(第1図参
照)を駆動制御するキャリア搬送モータドライバ、3049
は副走査駆動台3004の走査を制御する副走査制御部、30
50は光源(ランプ)3001の光量を制御するランプ光量制
御回路、3051はランプ保持部材3017を介して光源3001の
位置を調節するランプ位置駆動源である。
3052はコントローラ3039の制御を基にタイミング信号
(クロック)を発生するタイミングジェネレータ、3053
は上述の各制御部や処理回路とコントローラ3039とを連
結するバス、3054は出力機器に対するデータ線、3055は
出力機器に対する同期信号線、および3056は通信線であ
る。
次に、各部の動作を説明する。
光源3001は例えばハロゲンランプのような光源であ
り、光源3001からの出射光は熱線吸収フィルタ3002およ
び照明光学系3003を通ってフィルムキャリア3006に載せ
た35mm写真フィルムのような透過原稿を照明する。透過
原稿の像は、可動ミラー3008により光路が切り換えられ
ることにより、 投影レンズ3011とミラー3012,3013を通ってスクリ
ーン3014上、または ミラー3009および撮像レンズ3010を通ってCCDライ
ンセンサ3061〜3063上 に投影される。
上述ののモードの場合において、CCDラインセンサ3
061〜3063はタイミングジェネレータ3052のクロックに
より同期をとって駆動され、各CCDラインセンサの出力
信号はアナログ回路3025に入力される。アナログ回路30
25は、増幅器とA/D変換器とから構成され、増幅器で増
幅された信号をタイミングジェネレータ3052から出力さ
れるA/D変換のためのタイミングクロックに同期してA/D
変換器でA/D変換する。
次に、アナログ回路3025から出力されるR,G,Bの各デ
ィジタル信号に対してダーク処理回路3027により暗信号
のレベル補正をかけ、続いてシェーディング補正回路30
28で主走査方向のシェーディング補正を行ない、さらに
画素ずれ補正回路3029で主走査方向の画素ずれを、例え
ばFIFO(ファーストイン・ファーストアウト)バッファ
の書き込みタイミングをずらすことにより補正する。
次に、色変換回路3030では、色分解光学系3021の色補
正をしたり、出力機器に応じて、R,G,B信号をY,M,Cの色
信号に変換したり、Y,I,Qの色信号に変換したりする。
次のルックアップテーブル3031では、テーブル参照によ
り、輝度リニアな信号をLOGに変換したり、任意のγに
変換したりする。
3032〜3037は、主にカラーレーザー複写機のようなプ
リンタで用いるY,M,C,BK(ブラック)の4色により画像
を出力するための画像処理回路を構成する。ここで、最
小値検出回路3032、マスキング回路3034、ルックアップ
テーブル3033、およびUCR回路3035の組み合わせで、プ
リンタのマスキングとUCR(下色除去)を行なう。
次に、濃度変換回路3036により各濃度信号のテーブル
変換を行ない、さらに変倍処理回路3037により主走査方
向の変倍処理を行ない、その変倍処理後のY′,M′,
C′,BK′信号をインターフェース回路3038を介して出力
機器のプリンタへ送る。インターフェース回路3038に
は、出力機器に対するデータ線3054と同期信号線3055、
例えばRS232Cなどの制御コマンド通信線とが接続されて
おり、また通信線3056を介して一般のコンピュータ(例
えば、パーソナルコンピュータとも通信可能となってい
る。
一方、ランプ位置駆動源3051は光源のランプ3001を変
換する際にランプ位置を調整するためのものであり、操
作部3041でのキー入力操作に応じて、マニュアル又は自
動でランプ3001の位置決めをする。ランプ光量制御部30
50およびレンズ絞り制御部3043はCCDラインセンサ3061
〜3063上に投影される像の受光量を調整する。また、ミ
ラー駆動部3045は可動ミラー3008を制御して、透過原稿
3007の像をスクリーン3014に導くか、CCDラインセンサ3
061〜3063に導くかを切り換えるための光路変換を行な
う。
スクリーン3014上に透過原稿3007の像を投影するモー
ドの場合では、スクリーン3014に表示した画面に対し
てトリミングを指示するために、トリミング枠表示制御
部3046によりトリミング領域を表示するトリミング枠表
示器3015を制御し、タッチパネル制御部3047によりトリ
ミング領域を入力するタッチパネル3016を制御する。
また、レンズ距離環制御部3044により撮像レンズ3010
の距離環を制御して、CCDラインセンサ3061〜3063やス
クリーン3014に投影される像のピントを合わせる。調整
用信号発生源3026はアナログ回路3025の調整を行なう時
に標準信号として入力する信号を発生する。
次に、第4図のフローチャートを参照して、本発明実
施例装置の全体の制御動作についてさらに詳細に説明す
る。
なお、このフローチャートの制御手順はコントローラ
3039の内部のROMに格納されているものとする。また、3
01〜325は処理ステップ数を示す。
まず、準備動作(イニシャル動作)301では、コント
ローラ3039は第1図(A),(B)で述べた要領で原稿
フィルムキャリア101(または107)を第2図に示す矢印
の方向から第3図の読取装置にセットし、0番(No.0)
の画像サンプルが装置の画像読取位置に来るように合わ
せる。この位置合わせされた位置をこのキャリア101
(または107)のホームポジションとする。
次の302で操作部3041を用いて読取りたいサンプル番
号を使用者が設定すると、コントローラ3039はその番号
を内部レジストにセットする。さらに、303に進んでい
くつまでサンプルを読取るのかの数をレジスタにセット
するために、サンプル数のインクリメントをサンプル設
定毎に実行する。
次の304では上述の302で設定したサンプル番号毎の必
要読取枚数を使用者が設定すると、コントローラ3039は
その必要読取枚数を内部レジスタにセットする。他のサ
ンプルについても同様に設定し、操作部3041上の終了キ
ー(図示しない)が使用者により押されるまで、この行
程を繰り返す(305)。
その後、装置内部の状態が画像読取の許可状態になっ
た時に、画像読取行程に移り、第5図の波形図に示すよ
うにステータス0の状態になる(306)。
いま、設定サンプルに0番(No.0)が含まれている場
合には、そのホームポジションの位置のままで読取るた
め、この0番が含まれているか否かで分岐する(30
7)。0番のサンプルが設定されている場合にはまずそ
の0番の画像を304で設定された必要枚数回だけ繰り返
し読取後、次に移る(308)。
その後、キャリア搬送モータドライバ3048へモータ駆
動を指示するモータCW信号をONにしてDCモータ105を回
転させることによりフィルムキャリア101(または107)
を前進させ(309,ステータス1)、キャリア位置情報を
示す検知信号を第1図(A)のマイクロスイッチ106ま
たは第1図(B)のフォトセンサ109から受取り、その
検知信号(キャリア位置信号)の立ち下がりで次の画像
が装置の読取位置に来たことを判別する(310)。その
立ち下がり状態の発生毎にコントローラ3039の内部のバ
ッファ内に設けたキャリア位置を示すレジスタ(キャリ
ア位置レジスタ)の内容をインクリメントし(311,ステ
ータス2)、このレジスタの内容が上記の302で設定さ
れたサンプル番号になったか否かを確かめ(312)、そ
のサンプル番号に至らない場合には再び310に戻ってキ
ャリア位置信号を見に行く。その後、設定サンプル番号
にキャリア位置レジスタの内容がなった場合には、モー
タ105を逆転させるためのモータCCW信号をONすることに
より、キャリア搬送モータドライバ3048を介してモータ
105にブレーキをかけ(313,ステータス3)、500msほど
ソフト的に待機した後(314)、モータCW信号およびモ
ータCCW信号をともにOFFにしてモータ105を止める(31
5,ステータス4)。
このときに画像読取位置にある画像に対しても上記の
304で設定された必要枚数回繰り返し読取走査を行い(3
16)、上記の303でコントローラ3039の内部バッファ内
に設定した読取予定サンプルの残数を示す数字をデクリ
メントする(317)。この残数の数字が0であるときは
全ての画像読取を終了したことを示すので(318)、こ
の数字が0にならない場合には再び309に戻ってモータC
W信号のONにより、キャリア101(または107)を前進さ
せる。一方、読取終了の場合には、次に移ってモータCC
W信号のONによりキャリア101(または107)を後進させ
(319)、上記と同様にホームポジションにフィルムキ
ャリア101(または107)が戻るまで、キャリアを後進さ
せ、そのホームポジション位置でモータブレーキ,待
機,モータストップで終了させる(320〜325)。
第5図は上述の初期設定でサンプルのNo.2とNo.5を選
択した場合の主な出力信号と、キャリア101(または10
7)の位置を示すレジスタ内のデータと、第4図に対応
されるステータスを示す。キャリアに収納された単一の
サンプル画像を1回のみ画像読み取りする設定をした場
合には、画像の試し取り等の場合も多いので、その度毎
にホームポジションに戻るシーケンスは不要となる。そ
のため、そのように単サンプル1回のみと設定された時
には、第4図の301から316までは上述と同様に動作し、
その後は302の前へ飛んで、その301〜316のルーチンを
繰り返すというシーケンス処理を行う。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、原稿キャリア
に保持された複数の画像を読取る場合に、各画像を正確
な読取位置で自動的に読取ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B)はそれぞれ本発明実施例の要部構
成を示す基本構成図、 第2図は第1図(A),(B)のフィルムキャリアの全
体の外観形状を示す平面図、 第3図は本発明実施例の全体の構成を示すブロック図、 第4図は本発明実施例の制御動作の一例を示すフローチ
ャート、 第5図は本発明実施例における出力信号のタイミングを
示すタイミングチャートである。 101,107……専用フィルムキャリア、 103,104……キャリア支持ローラ、 104……キャリア搬送用ローラ、 105……キャリア搬送用モータ、 106……キャリア位置合せ用マイクロスイッチ、 109……キャリア位置合せ用フォトセンサ、 108……LED、 3039……コントローラ(CPU)、 3041……操作部、 3048……キャリア搬送モータドライバ、 3060……撮像素子、 3061〜3063……CCDラインセンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 歌川 勉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−115918(JP,A) 実開 昭58−114653(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00 H04N 1/04 G03G 15/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画像を収納可能な原稿キャリアに収
    納された画像を撮像素子を用いて読取る画像読取装置に
    おいて、 前記原稿キャリアを所定方向に搬送する搬送手段と、 前記原稿キャリアに設けられた各画像の収納位置を示す
    指標を検知する検知手段と、 前配原稿キャリアに収納された画像のなかで読取る画像
    を指定する指定手段と、 前記検知手段の検知信号に基いて前記搬送手段を駆動制
    御することにより、前記指定手段により指定された画像
    を読取位置に位置決めし、前記撮像素子を用いて読取る
    ように制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記指定手段は、さらに読取りを指定した
    画像毎の読取回数を指定可能であり、前記制御手段は、
    前記指定手段により指定された画像を指定された回数だ
    け、前記撮像素子を用いて読取るように制御することを
    特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記指定手段により指定
    された全ての画像の読取りが終了した場合に、前記原稿
    キャリアをあらかじめ定めた所定の位置に移動させるよ
    うに前記搬送手段を駆動制御することを特徴とする請求
    項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記原稿は、透過原稿であることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】前記指標は、前記原稿キャリアに設けられ
    た窪み又は穴であることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】複数の画像を収納可能な原稿キャリアに収
    納された画像を撮像素子を用いて読取る画像読取システ
    ムにおいて、 前記原稿キャリアを所定方向に搬送する搬送手段と、 前記原稿キャリアに設けられた各画像の収納位置を示す
    指標を検知する検知手段と、 前記原稿キャリアに収納された画像のなかで読取る画像
    を指定する指定手段と、 前記検知手段の検知信号に基いて前記搬送手段を駆動制
    御することにより、前記指定手段により指定された画像
    を読取位置に位置決めし、前記撮像素子を用いて読取る
    ように制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取システム。
  7. 【請求項7】前記指定手段は、さらに読取りを指定した
    画像毎の読取回数を指定可能であり、前記制御手段は、
    前記指定手段により指定された画像を指定された回数だ
    け、前記撮像素子を用いて読取るように制御することを
    特徴とする請求項6に記載の画像読取システム。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、前記指定手段により指定
    された全ての画像の読取りが終了した場合に、前記原稿
    キャリアをあらかじめ定めた所定の位置に移動させるよ
    うに前記搬送手段を駆動制御することを特徴とする請求
    項6または7に記載の画像読取システム。
  9. 【請求項9】前記原稿は、透過原稿であることを特徴と
    する請求項6乃至8のいずれかに記載の画像読取システ
    ム。
  10. 【請求項10】前記指標は、前記原稿キャリアに設けら
    れた窪み又は穴であることを特徴とする請求項6乃至9
    のいずれかに記載の画像読取システム。
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