JP2877632B2 - 混流生産ラインにおける滞留システム - Google Patents

混流生産ラインにおける滞留システム

Info

Publication number
JP2877632B2
JP2877632B2 JP4291213A JP29121392A JP2877632B2 JP 2877632 B2 JP2877632 B2 JP 2877632B2 JP 4291213 A JP4291213 A JP 4291213A JP 29121392 A JP29121392 A JP 29121392A JP 2877632 B2 JP2877632 B2 JP 2877632B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
production line
pallet
product
line
mixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4291213A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06135540A (ja
Inventor
英一 寺林
一実 宮坂
克直 佐々木
博義 寺嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PII EFU YUU KK
Original Assignee
PII EFU YUU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PII EFU YUU KK filed Critical PII EFU YUU KK
Priority to JP4291213A priority Critical patent/JP2877632B2/ja
Priority to FI930875A priority patent/FI930875A/fi
Priority to US08/026,064 priority patent/US5355579A/en
Priority to ES93103560T priority patent/ES2111087T3/es
Priority to EP97100894A priority patent/EP0790097A1/en
Priority to EP97100893A priority patent/EP0785048A3/en
Priority to DE69316550T priority patent/DE69316550T2/de
Priority to EP93103560A priority patent/EP0598978B1/en
Publication of JPH06135540A publication Critical patent/JPH06135540A/ja
Priority to US08/263,735 priority patent/US6105242A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2877632B2 publication Critical patent/JP2877632B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多品種の製品を1本のラ
インで生産する混流生産ラインにおける滞留システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に製品の生産ラインは、製品を組
み立てるのに必要な部品を供給し、組み立て製造し、組
み立て完了後の製品の性能を試験検査し、試験検査合格
品を梱包場へ流すまでの一連の作業工程からなる。製品
の種類毎に生産ラインを設けて生産を行うと、大量生産
の場合は好適であるが、多品種少量生産の場合は工場内
のスペースおよび生産設備が増大し、少量生産の場合に
作業者のアイドリング時間が多くなるという問題があ
り、複数種類の製品を同一ラインで流して生産する混流
生産システムが考えられ実用化されている。
【0003】この様な混流生産システムにおいて製品の
試験工程で良品と不良品を判別し、不良品を生産ライン
から外して修理作業場へ送り修理完了後生産ラインへ戻
して生産を行っていた。一方、コンピュータ等のディス
クを有する製品においては試験工程においてディスクに
テストプログラム(TP)を書き込む製品と書き込まな
い製品があり、TP書き込みに時間を要するので、TP
の書き込みを生産ラインから外して別の作業場へ送りT
P書き込み後生産ラインに戻して生産を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに生産ラインを離れて製品の修理やTP書き込みを行
い、製品の修理完了後またはTP書き込み終了後製品を
生産ラインに再投入する場合運搬に時間を要し、再投入
箇所を間違えるという問題がある。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、生産ラインの
本流から分流し本流へ再合流するバイパスラインを設け
そのバイパスラインで製品の修理またはTPの書き込み
を行う混流生産システムにおける滞留システムを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の混流生産ラインにおける滞留システムは、複数種類
の製品をパレットに載せて搬送し単一生産ライン上で組
み立て試験検査し梱包場へ搬送する混流生産ラインの途
中で該混流生産ラインを外れ、不良品修理または製品の
記憶装置へのローディング等の処理後、該処理済の製品
を前記混流生産ラインへ再投入する混流生産ラインにお
ける滞留システムにおいて、該混流生産ラインにおける
滞留システムは、前記混流生産ラインから分流し前記処
理後合流し、良品またはローディング不要のときに製品
を流す本流ライン3と、不良品またはローディング要の
ときに製品を流す少なくとも1つのバイパスライン2
と、パレットの側面に固定されパレットと共に移動する
トロリー、混流生産ライン上に配設され、トロリーを介
してパレット上の製品に給電する第1給電レール、混流
生産ラインと、製品を乗せたパレットを一時保管する保
管棚と、の間でパレットを搬送する搬送手段、保管棚に
保管され、搬送手段または保管棚から供給される電源を
受電する端子を有するパレット治具、を有する給電シス
テムであって、トロリーが、第1給電レールとパレット
治具に配設された第2給電レールとを股がって移動する
ことにより、生産ラインから分流して製品を乗せたパレ
ットを保棚へ搬送して収納し、保管棚に収容した製品
を乗せたパレットを保管棚から生産ラインへ搬送して合
流するまで間、連続的に製品に電源が供給される給電シ
ステムと、から構成される。
【0007】前記混流生産ラインにおける滞留システム
は、前記生産ラインの本流から分流するとき本流ライン
から本流ライン3と少なくとも1つのバイパスライン2
へ搬送を切り替える前段搬送切替手段1と、該前段搬送
切替手段1により切り替えられた本流ライン3と少なく
とも1つのバイパスライン2へ製品を搬送する複数の並
列搬送装置と、該並列搬送装置から搬送された製品を生
産ラインの本流へ合流する直前に設けられ前記並列搬送
装置の何れか1つの搬送装置から製品を本流ラインへ送
出する後段搬送切替装置4と、前記前段搬送切替手段
1、前記並列搬送装置および後段搬送切替装置4を制御
する制御装置と、から構成される。
【0008】前記混流生産ラインにおける滞留システム
は、前記生産ラインの本流から分流し製品を保管するか
らキープ棚50と、生産ラインから搬送された製品を分
流して前記キープ棚に収納するため搬送し、かつ前記キ
ープ棚50に収納した製品を生産ラインの本流に合流す
るため搬送する搬送装置と、前記搬送装置を制御する制
御装置と、から構成される。
【0009】前記キープ棚50は、一段以上、一列以上
の収容部からなり、前記搬送装置は前記キープ棚の段数
または列数に応じて二軸または三軸の軸駆動部を備えた
ことを特徴とする。
【0010】
【0011】
【作用】本発明の混流生産システムにおける滞留システ
ムは、生産ラインから搬送されてくる製品の流れをその
まま次工程へ流す本流ライン3と修理またはディスクへ
のテストプログラムの書き込み等の試験のため一時滞留
させるバイパスライン2に分流し、生産ラインから離れ
たところでの作業を無くすことができる。またバイパス
ラインとして複数の水平および/または垂直の搬送装置
を設けることにより工場レイアウトまたは作業性に応じ
た構成とすることができる。生産ラインから分流した製
品をキープ棚へ収納し生産ラインへ再び合流するまでの
間に連続的に給電できるので試験工程に有利である。
【0012】
【実施例】図1は本発明の滞留システムの第一実施例を
示す図である。図は右から左へ製品が搬送される混流生
産ラインの途中に設けられた本発明の混流生産ラインに
おける滞留システムを示す。第一実施例の滞留システム
は、前段搬送切替手段1、上段のバイパスライン2、下
段の本流ライン3および後段搬送切替手段4からなる。
前段搬送切替手段1は良品を下段の本流ライン3に不良
品を上段のバイパスラインにそれぞれ搬送するため上昇
下降するリフターを有する。上段のバイパスライン2は
不良品が搬送され次の後段搬送切替手段4に製品が到達
するまで徐行するコンベアを有し作業者はこのコンベア
上で製品を修理する。また修理作業し易くするためバイ
パスライン2は上段としてある。下段の本流ライン3は
前段搬送切替手段1から搬入された良品を搬送し後段搬
送切替手段4に送出する。後段搬送手段4は良品を下段
の本流ライン3から不良品を上段のバイパスライン2か
らそれぞれ搬入された製品を上昇下降するリフターを有
する。
【0013】図1の滞留システムの動作を以下に説明す
る。図中、LS1からLS12はリミットスイッチを示
し、符号11から19はコンベアを示し、符号20は通
信手段すなわちIDターミナルを示し、符号21から2
6はストッパーを示す。各コンベアはモータで駆動さ
れ、各ストッパーはエアシリンダーで上昇下降し、リミ
ットスイッチのオンオフ信号はプログラマブルコントロ
ーラへ入力され、IDターミナル20はプログラマブル
コントローラおよびフロアーコントローラと通信しパレ
ット上に搭載される通信記憶手段すなわちIDユニット
との通信データをプログラマブルコントローラへ送受信
する。コンベアモータの回転停止の制御はプログラマブ
ルコントローラによって行われる。
【0014】右方から流れて来る製品を載せたパレット
はLS1をオンとしコンベア1を回転し、次にLS2を
オンとしコンベア1を停止し、IDターミナルによりパ
レット上のIDユニットに書かれたデータを読み取りパ
レット上の製品が障害品か否かを判別し、障害品のとき
は、エアシリンダで上昇下降するストッパー21、22
を共に下降しコンベア11、12を回転しパレットを前
段搬送切替手段1へ搬入しLS4のオンを確認後コンベ
ア11、12共に停止し、ストッパー21、22を上昇
し、ストッパー23を下降し、コンベア12、16を回
転してパレットを上段2に送出し、LS9のオンを確認
後コンベア2を停止しストッパー23を上昇する。次
に、LS10オンの確認後コンベア17を回転しLS1
1の確認後コンベア18を回転し、LS8のオンを確認
後コンベア17、18を停止しストッパー25を上昇
し、ストッパー26を下降しコンベア18、19を回転
しパレットを送出しLS12のオン確認後コンベア18
を停止しストッパー26を上昇する。
【0015】一方障害品でないときは、ストッパー2
1、22を下降しコンベア11、12を回転し、パレッ
トを前段搬送切替手段1へ搬入しLS4のオンを確認後
コンベア11、12共に停止し、ストッパー21、22
を上昇し、前段搬送切替手段1のリフターを下降し、ス
トッパー23を下降しコンベア12、13を回転しパレ
ットをバイパスライン3へ送出し、LS5のオンを確認
しストッパー23を下降し前段搬送切替手段1のリフタ
ーを上昇しコンベア14を回転する。コンベア14から
コンベア15間の図示しないコンベアを順次回転し次に
コンベア15を回転しLS6のオンを確認後、後段搬送
切替手段4のリフターを下降しストッパー25を下降し
コンベア15、18を回転してパレットを後段搬送手段
4に搬入し、LS8のオンを確認後ストッパー25を上
昇し後段搬送手段4のリフターを上昇しストッパー26
を下降しコンベア18、19を回転しパレットを送出
し、LS12オンの確認後ストッパー26を上昇しコン
ベア18を停止する。また修理不能の場合については、
修理不能の製品を分岐しオフラインコンベアへ流す修理
不能品分岐部(図示せず)を有し、修理不能品を所定の
場所へ集める。
【0016】図2は本発明の滞留システムの他の実施例
を示し、(A)は第二実施例、(B)は第三実施例をそ
れぞれ示す図である。図2の(A)に示す第二実施例は
第一実施例において本流ライン33のバイパスラインを
32、32a、32bの三段とした実施例であり、前段
搬送切替手段31および後段搬送切替手段34は共に本
流ライン33と、バイパスライン32、32a、32b
の合計四段の上昇下降位置で停止するリフターを有す
る。この実施例によればバイパスラインを三段にするこ
とにより、不良品を滞留させる時間を長くすることがで
きる。また第二実施例の動作についてはリフターが4箇
所で停止することを除いて第一実施例と同様なのでその
説明は省略する。
【0017】図2の(B)は第一実施例のバイパスライ
ンと本流ラインとを上下二段とする代わりに左右に平行
に流れる二つの搬送装置、良品を流す本流ライン43
と、不良品を修理するバイパスライン42を設けた点が
異なり、従って前方搬送切替手段41および後方搬送切
替手段44も同様に左右に平行に搬送切替を行うことが
できる構造となっている。また第三実施例の動作につい
ては上下二段が左右二つの搬送装置に切替ることを除い
て第一実施例と同様なので説明は省略する。また修理不
能の場合修理不能の製品を分岐しオフラインコンベアへ
流す修理不能品分岐部45を有し、修理不能品を所定の
場所へ集める。
【0018】図3は本発明の滞留システムの第四実施例
を示す図である。この実施例は三段四列、計12の収容
部からなるキープ棚50が前述のバイパスラインとして
使用される滞留システムであり、本流ラインから三軸搬
送手段53へ搬入されるパレット51上の製品は三軸搬
送手段53によりキープ棚50内の何れかの収容部にパ
レットと共に搬送され、一時キープされる。キープ棚5
0は例えばディスクを有するコンピュータ製品のディス
クへのテストプログラム(TP)の書き込み等を行うた
めに使用される。本実施例において重要なことは、TP
書き込み等の試験の場合に、生産ラインから製品をキー
プ棚50へ搬入しTP書き込みしTP書き込み終了後生
産ラインへ戻すとき、パレット51上の製品に絶えず電
源を供給する必要があることであり、そのために本実施
例は後述する給電システムを備えている。
【0019】最初、パレット51は生産ラインからキー
プ棚50に搬入される間給電レール54上を走るパレッ
ト51と一体となった給電トロリー55から給電され
る。三軸搬送手段53はコンベアモータにより左右
(X)方向に、エアシリンダにより前後(Y)方向に、
サーボモータにより上下(Z)方向にそれぞれリニアに
移動する。また収納部1か所のみ示す符号56はディス
クへの書き込みが終了したことを連絡するスイッチであ
る。キープ棚50における収容部には空の収容部から順
に製品を載せたパレットが収容され、ディスク書き込み
が終了した順に生産ラインに返却される。このときキー
プ棚のX方向およびY方向の位置は光電スイッチによる
センサで検出され、Z方向の位置はサーボモータの軸に
結合されるエンコーダのパルス入力により検出される。
また第四実施例の動作について、三段四列の各収容部へ
三軸搬送手段により各軸を移動して製品を載せたパレッ
トを移動する制御は第一実施例と同様にプログラマブル
コントローラにより行われるので説明は省略する。第四
実施例の滞留システムは三段四列でパレットを滞留で
き、必要に応じてキープ棚の段数および列数は決定され
る。次に、キープ棚50の給電システムについて詳細説
明する。
【0020】図4は生産ラインから三軸搬送手段へパレ
ットが搬送される過程を示す図である。トロリー60は
パレットの側面に固定され、パレットが生産ライン上を
コンベアにより搬送されるとパレットと共に移動する。
生産ライン側から三軸搬送手段へパレットが搬送され、
キープ棚に製品を載せたパレットを収容する必要が生じ
たとき、キープ棚に通常保管されるパレット治具を、生
産ラインから三軸搬送手段へパレットが搬入される位置
へ搬送しておく。このときトロリー60は生産ラインの
レール61から、生産ラインのレール61とパレット治
具のレール62と図の様に一度股がってパレット治具の
レール62に移る。
【0021】図5はキープ棚で使用されるパレット治具
の斜視図である。パレット治具は銅板71に三軸搬送手
段からの4つの供給電源用A接点、銅板72にキープ棚
からの4つの供給電源用B接点をそれぞれ下面に設け、
これらの接点により連続給電を行う。
【0022】図6は給電トロリーの断面図である。パレ
ット82はトロリー80とクランプ83で固定され、ト
ロリー80は生産ラインまたはパレット治具からしゅう
電レール81を介して電源供給される。電源供給された
トロリー80はその供給された電源に接続されたケーブ
ル85を外部に出しコネクタ86に接続し、そのコネク
タ86はパレット82上の製品87から出たコネクタ8
6’と結合される。またコロ84はパレット82の下面
に接触しパレット82のローラコンベアによる搬送を円
滑にしている。
【0023】図7は三軸搬送手段からキープ棚へパレッ
トを収容する過程を示す図である。三軸搬送手段90は
キープ棚からパレット治具91を搬出し、生産ラインか
ら搬送されたパレットをそのパレット治具91に載せて
キープ棚へ搬送しキープ棚へ収容して戻る。図はキープ
棚へ三軸搬送手段90のアーム部が入った状態を示す。
図示するように接点Aと接点Bがパレット治具に設けら
れる。この過程において製品92は三軸搬送手段90の
接点A’(図8参照)からパレット治具93の接点Aを
介しトローリー94を介し給電される。
【0024】図8は三軸搬送手段におけるパレット治具
へ接触する接点A’を示す図である。図に示す接点A’
は三軸搬送手段から電源供給される接点である。その接
点への接続はスパイラルケーブルで上から吊らして上方
から供給される。
【0025】図9は三軸搬送手段がキープ棚へパレット
を収容し戻る過程を示す図である。矢印95は製品を載
せパレットを載せたパレット治具を三軸搬送装置のアー
ム部が下降しパレット治具の接点Bとキープ棚の接点
B’が接触するところを示し、矢印96は三軸搬送手段
のアーム部のみが下降して戻るところを示す。キープ棚
からの給電は、キープ棚の接点B’を介しパレット治具
の接点Bを介しトロリーを介し製品に給電される。
【0026】図10はキープ棚から三軸搬送手段へパレ
ットを戻す過程を示す図である。矢印97は製品を載せ
パレットを載せたパレット治具を三軸搬送装置のアーム
部が上昇しパレット治具の接点Aと三軸搬送手段の接点
A’が接触するところを示し、矢印98は三軸搬送手段
のアーム部がパレットを戻すところを示す。
【0027】図11は給電過程を示し、(A)は三軸搬
送手段がキープ棚へパレットを収容する過程、(B)は
キープ棚から三軸搬送手段へパレットを戻す過程をそれ
ぞれ示す図である。パレット治具101の上にパレット
102が置かれ、その上に製品103が置かれている。
パレット治具101はツメ105でパレットガイド10
6に支えられる。図11の(A)は三軸搬送手段のアー
ム部106が下降してから戻るところを示し、図11の
(B)は三軸搬送手段のアーム部106が上昇して製品
を載せたパレットを返却するところを示す。図示するよ
うにパレットのツメがパレットガイドをから抜けるとこ
ろまでパレットを持ち上げてから三軸搬送手段のアーム
部106は戻る。三軸搬送手段からの給電は三軸搬送手
段から三軸搬送手段の接点A’を介しパレット治具のA
を介しトロリーを介し製品へ給電される。
【0028】図12はトロリーにおけるしゅう電ユニッ
トを示す図であり、(A)は第1と第2端子間、(B)
は第2と第3端子間、(C)は第1と第3端子間でそれ
ぞれ電源供給されるしゅう電ユニットを示す図である。
電源の供給は単相3線式であり、(A)、(B)はAC
100V、(C)はAC200Vが供給される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の混流生産ラ
インにおける滞留システムによれば、生産ラインから搬
送されてくる製品の流れをそのまま次工程へ流す本流ラ
イン3と修理またはディスクへのテストプログラムの書
き込み等の試験のため一時滞留させるバイパスライン2
に分流し、生産ラインから離れたところでの作業を無く
すことができ、生産ラインから分流した製品をキープ棚
へ収納し生産ラインへ再び合流するまでの間に製品へ連
続的に電源供給できるシステムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の滞留システムの第一実施例を示す図で
ある。
【図2】本発明の滞留システムの他の実施例を示し、
(A)は第二実施例、(B)は第三実施例をそれぞれ示
す図である。
【図3】本発明の滞留システムの第四実施例を示す図で
ある。
【図4】生産ラインから三軸搬送手段へパレットが搬送
される過程を示す図である。
【図5】キープ棚で使用されるパレット治具の斜視図で
ある。
【図6】給電トロリーの断面図である。
【図7】三軸搬送手段からキープ棚へパレットを収容す
る過程を示す図である。
【図8】三軸搬送手段におけるパレット治具へ接触する
接点A’を示す図である。
【図9】三軸搬送手段がキープ棚へパレットを収容し戻
る過程を示す図である。
【図10】キープ棚から三軸搬送手段へパレットを戻す
過程を示す図である。
【図11】給電過程を示し、(A)は三軸搬送手段がキ
ープ棚へパレットを収容する過程、(B)はキープ棚か
ら三軸搬送手段へパレットを戻す過程をそれぞれ示す図
である。
【図12】トロリーにおけるしゅう電ユニットを示す図
であり、(A)は第1と第2端子間、(B)は第2と第
3端子間、(C)は第1と第3端子間でそれぞれ電源供
給されるしゅう電ユニットを示す図である。
【符号の説明】
1…前段搬送切替手段 2…バイパスライン 3…本流ライン 4…後段搬送切替手段 50…キープ棚 51…パレット 53…三軸搬送手段 54…給電レール 55…トロリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺嶋 博義 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地 の2 株式会社ピーエフユー内 (56)参考文献 特開 昭64−53922(JP,A) 実開 昭56−79843(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 47/68 H01L 21/68 G01R 31/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の製品をパレットに載せて搬送
    し単一生産ライン上で組み立て試験検査し梱包場へ搬送
    する混流生産ラインの途中で該混流生産ラインから外
    れ、不良品修理または製品の記憶装置へのローディング
    等の処理後、該処理済の製品を前記混流生産ラインへ再
    投入する混流生産ラインにおける滞留システムにおい
    て、 該混流生産ラインにおける滞留システムは、 前記混流生産ラインから分流し前記処理後合流し、 良品またはローディング不要のときに製品を流す本流ラ
    イン(3)と、 不良品またはローディング要のときに製品を流す少なく
    とも1つのバイパスライン(2)と、前記パレットの側面に固定され前記パレットと共に移動
    するトロリー、 前記混流生産ライン上に配設され、前記トロリーを介し
    て前記パレット上の製品に給電する第1給電レール、 前記混流生産ラインと、前記製品を乗せた前記パレット
    を一時保管する保管棚と、の間でパレットを搬送する搬
    送手段、 前記保管棚に保管され、前記搬送手段または前記保管棚
    から供給される電源を受電する端子を有するパレット治
    具、 を有する給電システムであって、 前記トロリーが、前記第1給電レールと前記パレット治
    具に配設された第2給電レールとを股がって移動するこ
    とにより、前記生産ラインから分流して前記製品を乗せ
    た前記パレットを前記保管棚へ搬送して収納し、前記保
    管棚に収容した製品を乗せたパレットを前記保管棚から
    前記生産ラインへ搬送して合流するまでの間、連続的に
    前記製品に電源が供給される給電システムと、 を備えた ことを特徴とする混流生産ラインにおける滞留
    システム。
  2. 【請求項2】 前記混流生産ラインにおける滞留システ
    ムは、 前記混流生産ラインの本流から分流するとき本流ライン
    から本流ライン(3)と少なくとも1つのバイパスライ
    ン(2)へ搬送を切り替える前段搬送切替手段(1)
    と、 該前段搬送切替手段(1)により切り替えられた本流ラ
    イン(3)と少なくとも1つのバイパスライン(2)へ
    製品を乗せたパレットを搬送する複数の並列搬送装置
    と、 該並列搬送装置から搬送された製品を乗せたパレット
    を、前記混流生産ラインの本流へ合流する直前に設けら
    れ前記並列搬送装置の何れか1つの搬送装置から本流ラ
    インへ送出する後段搬送切替装置(4)と、 前記前段搬送切替手段(1)、前記並列搬送装置および
    後段搬送切替装置(4)を制御する制御装置と、 からなること特徴とする請求項1に記載の混流生産ライ
    における滞留システム。
  3. 【請求項3】 前記混流生産ラインにおける滞留システ
    ムは、 前記混流生産ラインの本流から分流し製品を保管するキ
    ープ棚(50)と、前記混流 生産ラインから搬送された製品を乗せたパレッ
    トを分流して前記キープ棚に収納するため搬送し、かつ
    前記キープ棚(50)に収納した製品を乗せたパレット
    を前記混流生産ラインの本流に合流するため搬送する搬
    送装置と、 前記搬送装置を制御する制御装置と、 からなることを特徴とする請求項1に記載の混流生産
    インにおける滞留システム。
  4. 【請求項4】 前記キープ棚(50)は、一段以上、一
    列以上の収容部からなり、 前記搬送装置は前記キープ棚の段数または列数に応じて
    二軸または三軸の軸駆動部を備えたことを特徴とする請
    求項3に記載の混流生産ラインにおける滞留システム。
JP4291213A 1992-10-29 1992-10-29 混流生産ラインにおける滞留システム Expired - Fee Related JP2877632B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4291213A JP2877632B2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 混流生産ラインにおける滞留システム
FI930875A FI930875A (fi) 1992-10-29 1993-02-26 Maongsidigt produktionssystem
US08/026,064 US5355579A (en) 1992-10-29 1993-03-04 Versatile production system with bypass structure which is responsive to the condition of a product
EP97100894A EP0790097A1 (en) 1992-10-29 1993-03-05 A collective packing system for a versatile production system
ES93103560T ES2111087T3 (es) 1992-10-29 1993-03-05 Un sistema de produccion versatil.
EP97100893A EP0785048A3 (en) 1992-10-29 1993-03-05 Pallet feeder
DE69316550T DE69316550T2 (de) 1992-10-29 1993-03-05 Mehrzweckfertigungssystem
EP93103560A EP0598978B1 (en) 1992-10-29 1993-03-05 A versatile production system
US08/263,735 US6105242A (en) 1992-10-29 1994-06-22 Pallet routing system for a versatile production system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4291213A JP2877632B2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 混流生産ラインにおける滞留システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06135540A JPH06135540A (ja) 1994-05-17
JP2877632B2 true JP2877632B2 (ja) 1999-03-31

Family

ID=17765933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4291213A Expired - Fee Related JP2877632B2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 混流生産ラインにおける滞留システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2877632B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2772914B2 (ja) * 1994-05-27 1998-07-09 株式会社藤商事 弾球遊技機用遊技盤

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5679843U (ja) * 1979-11-22 1981-06-29
JPS6453922A (en) * 1987-08-21 1989-03-01 Material Eng Tech Lab Inc Accumulating system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06135540A (ja) 1994-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0598978B1 (en) A versatile production system
JP3068546B2 (ja) ロボットの制御方法及びその装置
CN111359896A (zh) 一种自动搬运测试系统
JP2877632B2 (ja) 混流生産ラインにおける滞留システム
JP2616218B2 (ja) 搬送装置を有する調整検査装置
JPH05343497A (ja) ウエハ検査装置
GB2194077A (en) Process and apparatus for checking, or adjusting or assembling e.g. valves
KR100880777B1 (ko) 기판 반송 방법 및 그 장치
JPH1059533A (ja) 搬送システム
JP2000095304A (ja) 物品保管設備
CN111232639A (zh) 装运一体式物料自动装车装置
JP2001031219A (ja) タイヤの中間保管方法及び中間保管システム
JPS62136402A (ja) 物品搬送および保管装置
JPH01247305A (ja) 自動化動的倉庫
SE520556C2 (sv) Förfarande och anordning för tillverkning av optiska fiberenheter
JP2001130709A (ja) 自動倉庫システム
CN211768829U (zh) 装运一体式物料自动装车装置
JP3017045B2 (ja) 原子燃料処理・検査設備
JPH0857725A (ja) 生産ラインにおけるライン構造
JP2893008B2 (ja) 弾球遊技機用遊技盤の検査装置
CN210557745U (zh) 传输装置
JPH0222837A (ja) ウエハプロービング装置
JP2001274215A (ja) 自動化処理装置
JP2996547B2 (ja) 自動化ゾーンのトライアルシステム
JP2007246259A (ja) スタッカクレーンにおけるカセットの受け渡し方法

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees