JP2877083B2 - 回路設計の最適化装置 - Google Patents

回路設計の最適化装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路やプリン
ト基板の回路設計において、初期レイアウト設計完了後
の回路設計の最適化を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路やプリント基板の回路設
計において、初期レイアウトツールにより配置、配線さ
れた回路に対して、回路最適化装置により局所的な回路
変更により、回路の性能を上げたり、回路規模を削減す
るなどの手法が行われている。この場合、レイアウト結
果からセルの配置位置、配線形状、配線長、配線容量、
配線抵抗などのパラメータを回路最適化装置に入力し、
回路最適化装置はこれらの情報をもとに正確な遅延や消
費電力などを計算しながら、回路の最適化を行う事がで
きる。
【0003】図5および図6は局所的な回路変更により
回路の遅延を削減するためによく用いられる2種類の手
法を示している。図5(a)は小さなセル501がセル
502、503、504、505を駆動している様子を
示している。セル501の駆動能力が小さい場合は大き
な負荷を駆動すると大きな遅延を生じる。そのため図5
(b)で示すように元のセルと論理的に等価でありより
駆動能力が大きなセル506に置き換えることが行われ
る。こうする事により回路の遅延を減少させる事ができ
る。逆に、遅延に余裕があるセルの駆動能力を下げる事
により、回路規模を削減する事が出来る。回路規模の削
減は消費電力の削減にもなる。このような手法をセルリ
サイジングとよぶ。
【0004】セルリサイジングはセルの置き換えだけで
あるので元の回路の形状をまったく変更しない。レイア
ウトされた回路にこの手法を用いても多くの場合新しい
セルを元のセルの位置に配置し、配線形状もほとんど同
じにする事が可能である。従って元の回路の配置配線に
ほとんど影響を与える事なく回路最適化を行う事が可能
である。
【0005】図6は図5(a)の回路に対して配線途中
にバッファ601を挿入している。挿入されたバッファ
601はセル501の駆動していた負荷をセル502、
503のグループおよびセル504、505のグループ
に分散するとともに長い配線510を分割している。こ
のような手法をバッファ挿入とよぶ。
【0006】このバッファ挿入は、追加されたバッファ
を元の配線の位置に近い位置に配置する事ができれば期
待された遅延の改善を得る事が可能となる。またたとえ
元の配線と離れた位置にしか配置できずに総配線長が元
の回路よりも長くなっても、負荷分散および配線の分割
の効果が配線長の増加をうわまることができれば遅延を
改善することができる。
【0007】図7は従来の技術の一例を示すフロー図で
ある。(“31st ACM/IEEE Design
Automation Conference”,
〈1994〉pp327−332参照)。初期合成部7
01では回路の初期論理合成を行い、セル初期配置部7
02では初期合成された回路に対してセルの初期配置を
行う。最適化部703ではセルの初期配置結果をもと
に、回路の制約を満足させるような回路最適化を行う。
セル再配置部704では変更のあった部分に対してのみ
セルの再配置処理を行う。ここで制約が満足されていな
い場合は再び最適化部703の処理に戻る。すべての制
約が満足された場合は配線部705の処理でセル間の配
線を行う。レイアウト情報710はセルの配置位置、配
線形状、配線長、配線容量、配線抵抗などのレイアウト
情報であり702、703、704、705で参照され
る。回路変更情報711は最適化処理で変更された回路
の接続変更情報であり、最適化部703で作成されてセ
ル再配置部704で参照される。セル配置制約情報71
2は最適化処理から与えられるセルの配置制約情報であ
り最適化部703で作成されてセル再配置部704で参
照される。
【0008】次に処理703、704について詳しく述
べる。ここでは回路の遅延制約などを満足させるために
バッファ挿入や、セルリサイジングなどの局所的な回路
の変更処理が行われる。
【0009】バッファ挿入においては、この時点では回
路の配線が行われていない為に、セルの配置位置をもと
に最小被覆木を作成し、その分岐点または葉の近くにバ
ッファを配置している。最小被覆木とはすべての端子を
接続する木のうちで木全体の長さが最小になるような木
である。配線遅延はこの最小被覆木を実際の配線とみな
して計算している。図8に配置済みのセルに対する最小
被覆木を示す。セル801からセル805までが最小被
覆木の葉で、810、811は最小被覆木の分岐点であ
る。バッファを挿入する位置は最小被覆木の分岐点また
は葉のみに限定されており、挿入されたバッファの位置
はセル再配置部704に対して制約として与えられ、セ
ル再配置部704では挿入バッファを可能な限り制約と
して与えられた位置に配置しようとする。
【0010】図9は別の従来技術を示すフロー図である
(特開平5−114006号公報参照)。初期合成部9
01では回路の初期論理合成を行い、初期レイアウト部
902では初期合成された回路に対してレイアウト処理
を行い、最適化部903ではレイアウト処理結果の配置
配線情報を元に回路の最適化処理を行い、再レイアウト
部904では最適化処理によって変更された回路の再レ
イアウト処理を行う。さらに最適化部903および再レ
イアウト部904の処理を繰り返す事により回路を最適
化する。
【0011】次に、処理部903、904について詳し
く述べる。最適化部903では、回路の動作を変更しな
い範囲で回路中に新たなネットを追加し、その結果冗長
となったネットを削除する事を繰り返す。その際、追加
するネットの数よりも削除するネットの数が多くなるよ
うな変換のみを行う。このとき、初期レイアウト部90
2のレイアウト結果のセルの配置情報を用いて、後の再
レイアウト部904での再配置・配線の妨げになるよう
なネットの追加を禁止している。例えば、ネットが接続
するセルの距離が一定長以上の場合はそのネットの接続
変更を禁止するなどの手法がとられている。
【0012】再レイアウト部904では最適化部903
で発生した配線やセルの削除による空き領域を用いてレ
イアウトの変更処理を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の回路設
計の最適化において、前者の例では、最適化処理703
を行う時には実際の配線を行っておらず配線遅延を計算
する場合は前述の最小被覆木を実際の配線とみなしてい
た。実際の配線は最小被覆木による配線とは異なるため
最適化時の遅延の見積もり結果と配線後の遅延の値が大
きく異なり、期待された結果が得られない事がある。
【0014】また、後者の従来技術では、最適化処理に
おける回路の変更はネットの削除および追加であるが、
最適化処理におけるレイアウト情報の利用はネットの追
加を制限するために用いられるだけであり、遅延の計算
などには用いられていない。また、最適化処理から再レ
イアウト処理へ渡される情報は回路の接続変更情報だけ
である。このため最適化処理における遅延計算が不正確
となり、再レイアウト処理の結果、期待された結果が得
られない場合がある。
【0015】また、以上の結果、与えられた制約を満た
す回路を得るための最適化処理とレイアウト処理のくり
返し処理回数が増大し短期間で設計を完了できない場合
がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の回路設計の最適
化装置は、集積回路やプリント基板の回路設計におい
て、初期レイアウト済み回路の最適化の際に、回路の初
期レイアウト結果から、レイアウト後の回路接続情報
と、セルの位置や、配線の形状・配線の容量・抵抗など
のレイアウト情報を入力する手段と、セルの配置および
配線の形状を可能な限り保存する事を考慮しながらセル
の置き換えおよびバッファ挿入などの局所的な回路変更
により、遅延、消費電力、回路規模などを削減させる回
路最適化処理を行う手段と、回路変更により変化するレ
イアウト情報を、元のレイアウト情報から正確に再計算
する手段と、変更された回路接続情報および新たに計算
されたレイアウト情報を再レイアウト処理を行うレイア
ウト装置へ制約条件として伝達する手段を有する。
【0017】また、再計算手段は、回路変更により変化
する回路接続情報及びレイアウト情報を、回路変更がセ
ルの置き換えによる場合には、セルの置き換えが行われ
たセルに対して初期レイアウト情報の値を一定の割合
で変化させた値を用いるようにし、あるいは、回路変更
がバッファの挿入による場合には、バッファを挿入した
ことにより分断された配線の容量値と抵抗値は元の配線
の容量値と抵抗値を分割された配線の配線長に応じて
比例分配して算出した値、または、前述の方法で算出
一定の割合で変化させた値を用いるようにした
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図面によって本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明の回路設計の最
適化装置の構成を示すブロック図である。
【0019】初期合成部101では与えられた回路仕様
に対して初期合成を行う。
【0020】次に初期レイアウト部102で初期回路に
対して初期レイアウト処理を行い、以降の最適化部10
3、再レイアウト部104で利用する為のレイアウト情
報110を作成する。レイアウト情報には、セルの配置
位置、配線形状、配線長、配線容量、配線抵抗などが含
まれている。
【0021】最適化部103ではレイアウトされた回路
が与えられた遅延や消費電力、回路規模などの制約を満
たしていない場合に回路設計の最適化を行う。このとき
レイアウト情報110から得られるセルの配置情報や配
線の形状、位置情報などのレイアウト情報を用いて、回
路の変更がレイアウトにどのように影響するかを考慮し
ながら制約を満足させるように最適化を行い回路変更情
報111を出力する。さらに最適化処理で行った変更が
再レイアウト処理104で再び悪化しないように再レイ
アウト処理に対するレイアウト制約情報112を出力す
る。
【0022】再レイアウト部104では変更された回路
に対して再レイアウト処理を行う。ここで行われるレイ
アウト処理は、初期レイアウト部102の結果をベース
に最適化処理で変更が行われた部分のみに対して行われ
る。さらにレイアウト制約情報112よりレイアウト上
の制約が指定されている場合にはその制約を満たすよう
にレイアウトを行う。
【0023】次に最適化部103と再レイアウト部10
4について詳細に述べる。
【0024】図2は、図1で最適化対象となる初期レイ
アウト後の回路のレイアウト図を示す。ここでは最適化
処理103においてセル201の駆動する負荷が大きい
為にこのセル201をゲートリサイジングする事により
遅延を改善する事を考える。ゲートリサイジングの候補
となるセルは、そのセルが回路のクリティカルパス上に
存在し、そのセル自身の遅延が大きい場合、そのセルの
出力側配線の配線容量、配線抵抗、配線遅延が大きい場
合に一定の判定基準を設けて遅延改善の効果が大きいと
予想されるものから順に選択する。
【0025】図3(a)はセル201を、等価な論理を
持ちより駆動能力の大きいセル301に置き換えたもの
である。ここでセルを置き換えた場合新しいセルは再レ
イアウト処理において元のセルの位置にそのまま配置で
きる可能性が高いと考えられるので、このセルに接続す
る配線の形状、位置もほとんど変わらないとみなす。そ
こでセル201をセル301に置き換えた場合の遅延計
算は元の回路の配線210と211の配線容量や配線抵
抗などのレイアウト情報を置き換えたセルに合わせて一
定割合で変化させた値を、そのまま用いて行う。また、
再レイアウト処理においてセル301の実際の配置位置
がセル201の位置と異なる場合、また配線210、2
11の配線形状が元の形状と異なる場合を見越して、元
のレイアウト情報に対して一定割合で値を変化させるこ
ともできる。このようにして得られた配線のレイアウト
情報を基にして遅延を再計算した結果、遅延が改善され
ていれば実際にセル201からセル301へのセルの置
き換えを採用することができる。
【0026】セル201と等価なセルが複数存在する場
合は、それらの全てのセルに対して置き換えを試みて、
遅延改善の大きさや面積の増減などから最適な置き換え
であるものを選択する。適切なセルの置き換え候補が見
つからなかった場合、およびセル置き換え後も回路にク
リティカルパスが残っている場合は引き続き別のセルに
対してセルリサイジングを試みる。
【0027】最適化処理103では再レイアウト処理1
04への制約条件として、置き換えたセルの配置位置、
置き換えたセル自身の遅延値およびセル接続され
配線の、初期レイアウト設計完了時の配線長、容量
値、抵抗値、遅延値を、置き換えたセルのサイズに対応
するように一定の割合で変化させたそれぞれの値をレイ
アウト制約112として出力する。
【0028】再レイアウト処理104では初期レイアウ
ト処理102の結果をベースに最適化処理で変更が行わ
れた部分のみに対して、レイアウト制約212を可能な
限り満たすように再レイアウト処理を行う。例えば、図
3(a)の変更に対して、セル301を従来のレイアウ
ト制約の配置位置指定に従って元のセル201の位置に
配置しようとする。このとき、セル201の位置に配置
が出来ないならば、セル301に接続する配線の配線
長、容量、抵抗、遅延値などの制約を満たすような位置
にセル302を配置する。この場合セル201に接続し
ていた配線210、211は図3(b)の配線310、
311のように形状などが異なるものとなる。
【0029】図4は図2(a)の回路に対して、回路最
適化処理としてバッファ・セルの挿入を用いた場合の処
理について示している。この例ではセル201からセル
205までの遅延を改善する為に配線211の途中に
ッファ・セル401を挿入することを考える。バッファ
挿入する配線は、クリティカルパス中に存在し、配線
長、配線容量、配線抵抗、配線遅延などの大きさから一
定の基準のもとで最も効果が大きいと見込まれるものか
ら選択する。
【0030】最適化処理103では既存の配線211の
途中に挿入セルを配置できるものとして処理をおこな
う。セル401挿入後の配線は配線211がセル401
の部分で配線410と411に分割された以外はセル2
01の形状を引き継ぐものと考える。分割された配線4
10の配線容量、配線抵抗は、セル201と配線410
の配線長の比率で、セル201の配線容量、配線抵抗が
比例分配されるものとして再計算を行う。配線411の
場合も、同様にして再計算をおこなう。また、挿入され
たセルが所定の位置に配置できない場合を考慮して、上
記方法で得られる値に一定の割合で上乗せした値を用い
ることもできる。このようにして得られた値を用いて遅
延を計算してセルの挿入位置を決定し、元の回路よりも
遅延が改善されていればその変更を採用する。
【0031】挿入可能なバッファが複数存在する場合
は、それらの全てのセルに対して置き換えを試みて、遅
延改善の大きさや面積の増減などから最適な置き換えで
あるものを選択する。また、一度に挿入するバッファは
複数にしても構わない。適切な挿入バッファが見つから
なかった場合、およびバッファ挿入後も回路にクリティ
カルパスが残っている場合は別の配線に対してバッファ
挿入を試みる。
【0032】最適化部103はレイアウト制約112と
して挿入したバッファ・セル401の位置、分割され
た配線410、411の形状、容量値、抵抗値、遅延値
などを、分断した配線の初期レイアウト設計完了時の容
量値、抵抗値、遅延値を分断された配線長に比例して、
一定割合で変化させた値から算出して、出力する。再レ
イアウト処理では、図3に示した場合と同様に与えら
れたレイアウト制約を可能な限り満たすようにレイアウ
トを行う。
【0033】最適化部103において、セルリサイジン
グは回路形状の変更が無いのでセルリサイジングで必要
な効果が得られればセルリサイジングを用いることが好
ましい。一方、配線長が極端に長い配線を駆動するセル
に対してはバッファを挿入して配線を分断した方が効果
が大きい。実際には個々の適用箇所に応じて、効果とペ
ナルティを考慮して最適な手法を適用する。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の初期レイ
アウト設計完了後の回路設計の最適化装置では、初期レ
イアウト情報を援用することにより初期レイアウトを
考慮した回路設計の最適化を行、遅延値や消費電力を
改めて最初から計算するのに比較して、容易に短時間で
計算する事が出来る。さらに、再レイアウト処理に対し
てレイアウト制約を与える事により、回路設計の最適化
を行った時に想定した初期レイアウト情報に近くなるよ
うに再レイアウト処理を行い、最適化時の見積り結果
と、再レイアウト後の結果の誤差を最小限に押え、回路
設計の最適化処理の繰り返し処理の回数を低減し、短期
間で回路設計を終える事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するブロック図。
【図2】本発明の実施の形態の動作を説明する第1の回
路設計のレイアウト図。
【図3】(a),(b)本発明の実施の形態の動作を説
明する第2の回路設計のレイアウト図。
【図4】本発明の別の実施の形態の動作を説明する第3
の回路設計のレイアウト図。
【図5】(a),(b)従来の回路設計の最適化の動作
を説明する第1の回路設計のレイアウト図。
【図6】従来の回路設計の最適化の動作を説明する第2
の回路設計のレイアウト図。
【図7】従来の回路設計の最適化装置の構成を説明する
第1のブロック図。
【図8】従来の回路設計の最適化の動作を説明する第3
の回路設計のレイアウト図。
【図9】従来の回路設計の最適化装置の構成を説明する
第2のブロック図。
【符号の説明】
101 初期論理合成処理 102 初期レイアウト処理 103 レイアウト後の回路最適化処理 104 再レイアウト処理 110 レイアウト情報 111 回路変更情報 112 再レイアウト処理へ渡されるレイアウト制約

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路やプリント基板の回路設計にお
    いて、初期レイアウト設計完了後の回路設計の最適化に
    際して、初期レイアウト設計完了後の回路接続情報及
    び、セルの配置や配線の形状・配置、配線の容量値・抵
    抗値等のレイアウト情報とを入力する手段と、セルの配
    置及び配線の形状・配置を可能な限り保存しながら、セ
    ルの置き換えやバッファーの挿入などの局所的な回路変
    更により、回路の遅延時間や消費電力・回路規模などを
    削減するなどの回路設計の最適化処理を行う手段と、前
    記最適化のために行った回路変更により変化する回路接
    続情報及びレイアウト情報を、初期の回路接続情報及び
    レイアウト情報から再計算する手段と、この再計算され
    た回路接続情報及びレイアウト情報を、再レイアウト処
    理を行う装置に制約条件として伝達する手段とを有し、
    前記の局所的な回路変更がセルの置き換えによる場合
    に、前記の回路接続情報及びレイアウト情報を再計算す
    る手段が、該当の置き換えたセルに対して、初期レイア
    ウト情報の値を一定の割合で変化させた値を用いるよう
    にした、初期レイアウト設計完了後の回路設計の最適化
    装置。
  2. 【請求項2】 集積回路やプリント基板の回路設計にお
    いて、初期レイアウト設計完了後の回路設計の最適化に
    際して、初期レイアウト設計完了後の回路接続情報及
    び、セルの配置や配線の形状・配置、配線の容量値・抵
    抗値等のレイアウト情報とを入力する手段と、セルの配
    置及び配線の形状・配置を可能な限り保存しながら、セ
    ルの置き換えやバッファーの挿入などの局所的な回路変
    更により、回路の遅延時間や消費電力・回路規模などを
    削減するなどの回路設計の最適化処理を行う手段と、前
    記最適化のために行った回路変更により変化する回路接
    続情報及びレイアウト情報を、初期の回路接続情報及び
    レイアウト情報から再計算する手段と、この再計算され
    た回路接続情報及びレイアウト情報を、再レイアウト処
    理を行う装置に制約条件として伝達する手段とを有し、
    前記の局所的な回路変更がバッファの挿入による場合
    に、前記の回路接続情報及びレイアウト情報再計算
    手段が、バッファーの挿入により分断された配線の各
    々の容量値及び抵抗値は、分断前の容量値及び抵抗値を
    分断された配線長の比に比例分配するように再計算した
    値、あるいは、前記の方法で再計算された値を一定の割
    合で変化 させた値とするようにした、初期レイアウト設
    計完了後の回路設計の最適化装置。
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