JP2876995B2 - ブレーキペダルおよびステアリングポストの支持構造 - Google Patents

ブレーキペダルおよびステアリングポストの支持構造

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JP2876995B2 JP19348394A JP19348394A JP2876995B2 JP 2876995 B2 JP2876995 B2 JP 2876995B2 JP 19348394 A JP19348394 A JP 19348394A JP 19348394 A JP19348394 A JP 19348394A JP 2876995 B2 JP2876995 B2 JP 2876995B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブレーキペダルおよびス
テアリングポストの支持構造に関し、特に、簡易にその
構造の強化を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の支持構造の一例を示す。図
において、運転席のブレーキペダル5はその基端がペダ
ルブラケット1に回動自在に支持されており、このペダ
ルブラケット1は車両のダッシュパネル4に固定されて
いる。一方、ステアリングポスト7はこれの上面に沿っ
て設けたステアリングブラケット8に長手方向の二箇所
で結合され、該ブラケット8は車幅方向へ配設したイン
ストルメントリーンホースメント2(以下、単にリーン
ホースメントという)に固定されている。
【0003】ところで、ブレーキペダル5には図のF2
で示す方向へ踏み力が作用し、この踏み力に対して十分
な剛性を確保するために、ペダルブラケット1の先端と
ダッシュアッパパネル9を連結する強化ステー91を設
けている。また、ステアリングポスト7にも図のF1で
示す方向の荷重が印加するため、ステアリングブラケッ
ト8を同様に上記ダッシユアッパパネル9に結合する強
化ステー92を設けている。なお、上記ペダルブラケッ
ト1には先端にペダルストッパ3が設けられ、踏み込み
が解消されて戻り回動する際のブレーキペダル5をスト
ッパ片32に当接せしめて、これを位置決めしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の支
持構造では、別体の強化ステーを設ける必要があるた
め、その製作組付けに手間を要するとともに、重量増の
原因となり、また設置スペースの確保にも苦慮してい
た。
【0005】そこで、本発明はかかる課題を解決するも
ので、別体の強化ステーを設けることなく、簡易に支持
剛性の向上を実現したブレーキペダルおよびステアリン
グポストの支持構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の構成では、ダ
ッシュパネル4より車内へ突出してブレーキペダル5の
基端を回動自在に支持するブレーキペダルブラケット1
と、インストルメントパネル6に沿って車幅方向へ配設
されてステアリングポスト7を支持するリーンホースメ
ント2とを具備し、かつ上記ブレーキペダルブラケット
1に、ブレーキペダル5の戻り回動時にこれを当接せし
めて位置決めするペダルストッパ部材3を設けたブレー
キペダルおよびステアリングポストの支持構造におい
て、上記ペダルストッパ部材3の一部を上記リーンホー
スメント2方向へ延出せしめて、延出端31をリーンホ
ースメント2に結合する。
【0007】請求項2の構成では、上記ペダルストッパ
部材3の延出端31を、リーンホースメント2に一体に
固定されたステアリングブラケット81に結合する。
【0008】
【作用】請求項1の構成においては、ブレーキペダルブ
ラケットとリーンホースメントとを、ペダルストッパ部
材により互いに結合しているから、一方が他方により強
化されて相互にその剛性が向上し、踏み力やハンドル荷
重に対して十分対抗することができる。本発明では従来
設置されていたペダルストッパ部材を利用してブレーキ
ペダルブラケットとリーンホースメントを結合している
から、別体の強化ステーを使用する必要はなく、これら
強化ステーの製造組付けに手間を要するという問題は生
じない。また、ブレーキペダルブラケットからこれに比
較的近接して位置するリーンホースメントへ上記ペダル
ストッパ部材の一部を延出せしめて結合しているから、
従来の如き設置スペースに苦慮するという問題もない。
【0009】請求項2の構成においては、ステアリング
ブラケットに延出端を結合しているから、ペダルストッ
パ部材の延出量を小さくすることが可能であり、強化構
造のさらなるコンパクト化が図られる。
【0010】
【実施例】図1、図2において、ダッシュアッパパネル
9の下方に位置するダッシュパネル4には車両内方へ向
けてブレーキペダルブラケット1が固定してあり、該ブ
ラケット1は側面視で略三角形(図1)のフレーム材よ
りなる左右の脚部11,12(図2)を有している。そ
して、これら脚部11,12の先端間に架設した支軸
に、下方へ延びるブレーキペダル5の基端が回動可能に
連結されている。上記ブレーキペダルブラケット1の両
脚部11,12先端には、平面視で略コ字形(図2)の
ペダルストッパ部材3がその両脚をそれぞれ接合してあ
り、該ストッパ部材3は上記ブラケット1の突出方向へ
延びて、その延出端31の左右位置に取付孔33,34
が設けてある。このペダルストッパ部材3の先端部は一
部を下方へ折り曲げて、プレーキペダル5を当接位置決
めするストッパ片32としてある。
【0011】インストルメントパネル6の下方にこれに
沿って車幅方向へ円筒状のリーンホースメント2(図
2)が配設してあり、その中間部には二箇所にステアリ
ングブラケット81,82が固定してある。両ステアリ
ングブラケット81,82は中間部が半円形に湾曲せし
められて、上記リーンホースメント2の下側周面に沿っ
てこれに接合されており、上記ブラケット81には前端
部下面の左右位置と後端部下面にそれぞれスタッドボル
ト83,84,85が立設されている。また、上記ブラ
ケット82には前端部下面と後端部下面にそれぞれスタ
ッドボルト86,87が立設してある。
【0012】しかして、ステアリングブラケット81の
スタッドボルト84は、ペダルストッパ部材3の取付孔
34を経て、ステアリングポスト7の上面に設けた取付
座72の取付孔75に挿通されて共締めされ、また、ス
タッドボルト83は上記ペダルストッパ部材3の取付孔
33に挿通されてこれと締結されている。なお、ステア
リングブラケット81のスタッドポルト85はステアリ
ングポスト7の上面に設けた取付座71の取付孔73に
挿通され、ステアリングブラケット82のスタッドポル
ト86,87はそれぞれ上記各取付座71,72の取付
孔74,76に挿通されてこれらと締結されている。
【0013】かかる構造により、ブレーキペダルブラケ
ット1とステアリングブラケット81とがペタルストッ
パ部材3により互いに結合される。この結果、両者が互
いに他方を補強し合うこととなって支持剛性が向上し、
ステアリングポスト7に入力するハンドルからの荷重F
1(図1)やブレーキペダル5に印加する踏み力F2に
抗して十分な強度を発揮する。
【0014】本実施例の構造によれば、従来より設けら
れているペダルストッパ部材をリーンホースメント方向
へやや延出せしめる形状変更を行うのみで、ブレーキペ
ダルブラケットとステアリングブラケットの支持剛性を
向上せしめることができ、ブレーキペダルとステアリン
グポストを十分な強度で支持することができる。
【0015】なお、上記実施例において、ペダルストッ
パ部材の延出端をリーンホースメントに直接溶接固定す
る構造としても良い。
【0016】
【発明の効果】以上の如く、本発明のブレーキペダルお
よびステアリングポストの支持構造によれば、別体の強
化ステーを設けることなく、簡易に支持剛性を向上せし
めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の支持構造を示す全体側面図である。
【図2】本発明の支持構造を示す全体分解斜視図であ
る。
【図3】従来の支持構造を示す全体概略側面図である。
【符号の説明】
1 ブレーキペダルブラケット 2 インストルメントリーンホースメント 3 ペダルストッパ部材 31 延出端 4 ダッシュパネル 5 ブレーキペダル 6 インストルメントパネル 7 ステアリングポスト 81 ステアリングブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60T 7/04 B62D 25/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダッシュパネルより車内へ突出してブレ
    ーキペダルの基端を回動自在に支持するブレーキペダル
    ブラケットと、インストルメントパネル内に車幅方向へ
    配設されてステアリングポストを支持するインストルメ
    ントリーンホースメントとを具備し、かつ上記ブレーキ
    ペダルブラケットに、ブレーキペダルの戻り回動時にこ
    れを当接せしめて位置決めするペダルストッパ部材を設
    けたブレーキペダルおよびステアリングポストの支持構
    造において、上記ペダルストッパ部材の一部を上記リー
    ンホースメント方向へ延出せしめて、延出端をインスト
    ルメントリーンホースメントに結合したことを特徴とす
    るブレーキペダルおよびステアリングポストの支持構
    造。
  2. 【請求項2】 上記ペダルストッパ部材の延出端を、イ
    ンストルメントリーンホスメントに一体に固定されたス
    テアリングブラケットに結合した請求項1記載のブレー
    キペダルおよびステアリングポストの支持構造。
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JP4621458B2 (ja) * 2004-09-02 2011-01-26 日産ライトトラック株式会社 ステアリングコラムの支持構造
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