JP2875991B2 - 動圧軸受装置及びこれを採用したvcrのヘッドドラム組立体 - Google Patents
動圧軸受装置及びこれを採用したvcrのヘッドドラム組立体Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/103—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant retained in or near the bearing
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/16—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
- H02K5/167—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings
- H02K5/1675—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings radially supporting the rotary shaft at only one end of the rotor
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転ユニットの潤滑
装置に係り、より詳細には動圧軸受に関するものであ
る。
装置に係り、より詳細には動圧軸受に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザービームプリンタ、ビデ
オカセットレコーダ(以下、VCRという)のヘッドド
ラム組立体のような回転ユニットには軸受が用いられ
る。このような軸受はシャフトを回転可能に支持し、潤
滑流体により前記シャフトを潤滑する。
オカセットレコーダ(以下、VCRという)のヘッドド
ラム組立体のような回転ユニットには軸受が用いられ
る。このような軸受はシャフトを回転可能に支持し、潤
滑流体により前記シャフトを潤滑する。
【0003】また、通常のVCRはベース(メインシャ
ーシまたはデッキ)、カートリッジから磁気テープを引
き出して所定の経路に沿って走行させるために前記ベー
スに設けられる走行系、そして前記テープに画像情報を
記録及び再生するヘッドドラム組立体を備える。前記ヘ
ッドドラム組立体は前記テープに画像情報を記録及び再
生するヘッドが取り付けられる上部ドラム、前記上部ド
ラムの下部に位置し、前記上部ドラムを回転させるモー
タが取り付けられる下部ドラムを含む。前記上部ドラム
は前記モータにより回転する間に前記テープから前記画
像情報を記録及び再生する。
ーシまたはデッキ)、カートリッジから磁気テープを引
き出して所定の経路に沿って走行させるために前記ベー
スに設けられる走行系、そして前記テープに画像情報を
記録及び再生するヘッドドラム組立体を備える。前記ヘ
ッドドラム組立体は前記テープに画像情報を記録及び再
生するヘッドが取り付けられる上部ドラム、前記上部ド
ラムの下部に位置し、前記上部ドラムを回転させるモー
タが取り付けられる下部ドラムを含む。前記上部ドラム
は前記モータにより回転する間に前記テープから前記画
像情報を記録及び再生する。
【0004】しかしながら、前記上部ドラムの回転時に
振動及び騒音が生ずると、前記画像情報を前記テープ上
に正確に記録できないだけでなく前記画像情報を再生す
る時に画像の質が低下する。従って、前記上部ドラムの
回転時に振動及び騒音は最大限抑制されなければならな
い。
振動及び騒音が生ずると、前記画像情報を前記テープ上
に正確に記録できないだけでなく前記画像情報を再生す
る時に画像の質が低下する。従って、前記上部ドラムの
回転時に振動及び騒音は最大限抑制されなければならな
い。
【0005】このような問題を解決するために潤滑装置
が提供される。前記潤滑装置は前記上部ドラムを回転さ
せるシャフトを支持及び潤滑することにより、前記上部
ドラムの振動及び騒音を防止する。前記潤滑装置には金
属球を利用するボール軸受と流体の動圧により前記シャ
フトを支持及び潤滑する流体動圧軸受がある。
が提供される。前記潤滑装置は前記上部ドラムを回転さ
せるシャフトを支持及び潤滑することにより、前記上部
ドラムの振動及び騒音を防止する。前記潤滑装置には金
属球を利用するボール軸受と流体の動圧により前記シャ
フトを支持及び潤滑する流体動圧軸受がある。
【0006】図1は潤滑装置であってボール軸受150
が用いられるVCRのヘッドドラム組立体100を示
す。図1に示すように、前記ヘッドドラム組立体100
は下部ドラム110、磁気テープ(図示せず)に画像情
報を記録及び再生する上部ドラム120、前記下部ドラ
ム110に取り付けられ回転力を発生するモータ13
0、前記下部ドラム110に回転可能に挿入され前記モ
ータ130の回転力を前記上部ドラム120に伝達する
シャフト140、前記下部ドラム110と前記シャフト
140との間に介され前記シャフト140を回転可能に
支持及び潤滑する一対のボール軸受150を備える。
が用いられるVCRのヘッドドラム組立体100を示
す。図1に示すように、前記ヘッドドラム組立体100
は下部ドラム110、磁気テープ(図示せず)に画像情
報を記録及び再生する上部ドラム120、前記下部ドラ
ム110に取り付けられ回転力を発生するモータ13
0、前記下部ドラム110に回転可能に挿入され前記モ
ータ130の回転力を前記上部ドラム120に伝達する
シャフト140、前記下部ドラム110と前記シャフト
140との間に介され前記シャフト140を回転可能に
支持及び潤滑する一対のボール軸受150を備える。
【0007】前記モータ130は、前記下部ドラム11
0の底面の一側に固定されるステータ132、そして前
記ステータ132との相互作用により回転するロータ1
34を備える。前記ロータ134は、前記ステータ13
2と半径方向に所定の間隔をおいて位置し、中心には下
部フランジ142により前記シャフト140が取り付け
られ、前記上部ドラム120は、上部フランジ144に
より前記シャフト140の上部に固定される。従って、
前記ロータ134の回転により前記シャフト140そし
て前記上部ドラム120が回転する。
0の底面の一側に固定されるステータ132、そして前
記ステータ132との相互作用により回転するロータ1
34を備える。前記ロータ134は、前記ステータ13
2と半径方向に所定の間隔をおいて位置し、中心には下
部フランジ142により前記シャフト140が取り付け
られ、前記上部ドラム120は、上部フランジ144に
より前記シャフト140の上部に固定される。従って、
前記ロータ134の回転により前記シャフト140そし
て前記上部ドラム120が回転する。
【0008】前記上部ドラム120は、前記テープ上に
情報を記録及び再生する少なくとも2つの磁気ヘッド1
22が取り付けられる。前記ヘッド122は、前記上部
ドラム120の底面及び前記下部ドラム110の上面に
設けられるトランスフォーマ160により電気的に接続
される。従って、ヘッド122は前記上部ドラムが回転
する時にも外部の装置、例えば増幅器などとの電気的接
続関係を保つ。前記下部ドラム110の内側には前記一
対のボール軸受150を収納する軸受ハウジング112
が形成される。
情報を記録及び再生する少なくとも2つの磁気ヘッド1
22が取り付けられる。前記ヘッド122は、前記上部
ドラム120の底面及び前記下部ドラム110の上面に
設けられるトランスフォーマ160により電気的に接続
される。従って、ヘッド122は前記上部ドラムが回転
する時にも外部の装置、例えば増幅器などとの電気的接
続関係を保つ。前記下部ドラム110の内側には前記一
対のボール軸受150を収納する軸受ハウジング112
が形成される。
【0009】前記軸受ハウジング112に収納される前
記一対のボール軸受150は前記軸受ハウジング112
の内側に収納される外輪152、前記シャフト140が
挿入される内輪154、そして前記外輪152と前記内
輪154との間に介され前記シャフト150を回転可能
に支持及び潤滑する多数の金属球156を備える。
記一対のボール軸受150は前記軸受ハウジング112
の内側に収納される外輪152、前記シャフト140が
挿入される内輪154、そして前記外輪152と前記内
輪154との間に介され前記シャフト150を回転可能
に支持及び潤滑する多数の金属球156を備える。
【0010】前記金属球156は鋼などで製作され、前
記外輪152と前記内輪154との間を回転及び摺動し
ながら前記シャフト150を支持及び潤滑する。前記外
輪152と前記内輪154との間には前記金属球156
の前記ボールの前記外輪152及び前記内輪154との
摩擦を減少させるために潤滑油が注入されることがあ
る。
記外輪152と前記内輪154との間を回転及び摺動し
ながら前記シャフト150を支持及び潤滑する。前記外
輪152と前記内輪154との間には前記金属球156
の前記ボールの前記外輪152及び前記内輪154との
摩擦を減少させるために潤滑油が注入されることがあ
る。
【0011】しかしながら、前記ボール軸受150にお
いて、前記金属球156の前記外輪152及び前記内輪
154との摩擦により振動が生じることがあり、前記外
輪152と前記内輪154との間に注入される潤滑油は
前記ボール軸受150に流出されるので、時間が経過す
ると、潤滑効果が低下する。つまり、時間が経過する
と、前記ヘッドドラム組立体100は前記ボール軸受1
50の振動により画質が低下する。
いて、前記金属球156の前記外輪152及び前記内輪
154との摩擦により振動が生じることがあり、前記外
輪152と前記内輪154との間に注入される潤滑油は
前記ボール軸受150に流出されるので、時間が経過す
ると、潤滑効果が低下する。つまり、時間が経過する
と、前記ヘッドドラム組立体100は前記ボール軸受1
50の振動により画質が低下する。
【0012】最近、前記ボール軸受150の問題点を改
善する流体動圧軸受が用いられる。このような流体動圧
軸受を利用した潤滑装置は“VCR用のロータリヘッド
ドラム”という名称としてKimによる米国特許第4,
972,289号(1990年11月20日)に、そし
て“動圧軸受装置”という名称としてKameyama
による米国特許第5,277,499号(1994年1
月11日)に開示される。
善する流体動圧軸受が用いられる。このような流体動圧
軸受を利用した潤滑装置は“VCR用のロータリヘッド
ドラム”という名称としてKimによる米国特許第4,
972,289号(1990年11月20日)に、そし
て“動圧軸受装置”という名称としてKameyama
による米国特許第5,277,499号(1994年1
月11日)に開示される。
【0013】図2はKimによるヘッドドラム組立体2
00を示す。図2に示すように、前記ヘッドドラム組立
体200の潤滑装置210は外周面に多数の潤滑溝22
2と多数の流体案内溝224が形成されるシャフト22
0、そして該シャフト220が回転可能に挿入され、潤
滑油貯蔵溝232と空気流動溝236が形成される軸受
ハウジング230を備える。
00を示す。図2に示すように、前記ヘッドドラム組立
体200の潤滑装置210は外周面に多数の潤滑溝22
2と多数の流体案内溝224が形成されるシャフト22
0、そして該シャフト220が回転可能に挿入され、潤
滑油貯蔵溝232と空気流動溝236が形成される軸受
ハウジング230を備える。
【0014】前記多数の潤滑溝222は、前記シャフト
220の上部及び下部に形成され、前記多数の流体案内
溝224は、前記潤滑油貯蔵溝232内に挿入される前
記シャフト220の下端に形成される。前記潤滑油貯蔵
溝232は、前記軸受ハウジング230の下端の内側に
形成され潤滑油を貯蔵し、前記空気流動溝236は、前
記軸受ハウジング230の内側の中央に形成され、外部
の空気が流入される空気流動穴234と連結される。前
記潤滑油貯蔵溝232内の潤滑油は前記シャフト220
の回転により前記シャフト220の外周面に形成される
流体案内溝224に沿って流動し、前記空気流動穴23
4を通して前記軸受ハウジング230の内部に流入する
空気は前記流体案内溝224に沿って流動する潤滑油と
前記多数の潤滑溝234内で混合される。
220の上部及び下部に形成され、前記多数の流体案内
溝224は、前記潤滑油貯蔵溝232内に挿入される前
記シャフト220の下端に形成される。前記潤滑油貯蔵
溝232は、前記軸受ハウジング230の下端の内側に
形成され潤滑油を貯蔵し、前記空気流動溝236は、前
記軸受ハウジング230の内側の中央に形成され、外部
の空気が流入される空気流動穴234と連結される。前
記潤滑油貯蔵溝232内の潤滑油は前記シャフト220
の回転により前記シャフト220の外周面に形成される
流体案内溝224に沿って流動し、前記空気流動穴23
4を通して前記軸受ハウジング230の内部に流入する
空気は前記流体案内溝224に沿って流動する潤滑油と
前記多数の潤滑溝234内で混合される。
【0015】前記シャフト220がモータ240により
回転すると、前記シャフト220は上昇し、前記潤滑油
貯蔵溝232内の潤滑油は前記流体案内溝224に沿っ
て前記シャフト220の外周面に流動する。また、前記
軸受ハウジング230の空気流動穴234を通して前記
空気流動溝236の内部に空気が流入する。前記流体案
内溝224に沿って流動した前記潤滑油と前記空気流動
穴234に沿って前記軸受ハウジング230の内部に流
入する前記空気は前記シャフト220と前記軸受ハウジ
ング230との間で混合される。前記混合された流体は
前記シャフト220の前記多数の潤滑溝224に沿って
流動する。その結果、前記多数の潤滑溝224での流体
圧力は前記多数の潤滑溝224の形成されていない前記
シャフト220の外周面の流体圧力より大きくなる。従
って、前記シャフト220の半径方向の負荷が支持され
る。
回転すると、前記シャフト220は上昇し、前記潤滑油
貯蔵溝232内の潤滑油は前記流体案内溝224に沿っ
て前記シャフト220の外周面に流動する。また、前記
軸受ハウジング230の空気流動穴234を通して前記
空気流動溝236の内部に空気が流入する。前記流体案
内溝224に沿って流動した前記潤滑油と前記空気流動
穴234に沿って前記軸受ハウジング230の内部に流
入する前記空気は前記シャフト220と前記軸受ハウジ
ング230との間で混合される。前記混合された流体は
前記シャフト220の前記多数の潤滑溝224に沿って
流動する。その結果、前記多数の潤滑溝224での流体
圧力は前記多数の潤滑溝224の形成されていない前記
シャフト220の外周面の流体圧力より大きくなる。従
って、前記シャフト220の半径方向の負荷が支持され
る。
【0016】しかしながら、前記Kimによる前記潤滑
装置210は前記シャフト220の外周面に多数の潤滑
溝222と多数の流体案内溝224を形成することが容
易でなく、時間が経過すると、潤滑油が消耗されて潤滑
効果が低下することにより、上部ドラムの回転時に振動
が生じることがある。
装置210は前記シャフト220の外周面に多数の潤滑
溝222と多数の流体案内溝224を形成することが容
易でなく、時間が経過すると、潤滑油が消耗されて潤滑
効果が低下することにより、上部ドラムの回転時に振動
が生じることがある。
【0017】前記の問題を解決するために、Kamey
amaによる潤滑装置が提示される。Kameyama
による潤滑装置は、シャフト、該シャフトが回転可能に
収納され前記シャフトの端部面と対向するスラスト受容
器を備えるスリーブを含む。前記スリーブの開口近所の
内周面には環形溝が形成され、前記シャフトの外周面に
は多数の浅い溝が形成される。前記シャフトが回転する
と、前記シャフトの多数の浅い溝により流体が前記スリ
ーブの内周面と前記シャフトの外周面との間を流動す
る。この時、前記シャフトは接触していたスリーブの中
心部から上昇し、前記流動流体(空気)により前記シャ
フトの前記スリーブとの摩擦は減少する。
amaによる潤滑装置が提示される。Kameyama
による潤滑装置は、シャフト、該シャフトが回転可能に
収納され前記シャフトの端部面と対向するスラスト受容
器を備えるスリーブを含む。前記スリーブの開口近所の
内周面には環形溝が形成され、前記シャフトの外周面に
は多数の浅い溝が形成される。前記シャフトが回転する
と、前記シャフトの多数の浅い溝により流体が前記スリ
ーブの内周面と前記シャフトの外周面との間を流動す
る。この時、前記シャフトは接触していたスリーブの中
心部から上昇し、前記流動流体(空気)により前記シャ
フトの前記スリーブとの摩擦は減少する。
【0018】しかしながら、前記Kameyamaによ
る潤滑装置は、前記シャフトが前記スリーブの中心部か
ら浮上された状態で回転するために、前記シャフトの上
部と下部がねじれる現象が発生することがある。このよ
うなシャフトのねじれは上部ドラムの振動を誘発し、つ
まり画質が低下する。
る潤滑装置は、前記シャフトが前記スリーブの中心部か
ら浮上された状態で回転するために、前記シャフトの上
部と下部がねじれる現象が発生することがある。このよ
うなシャフトのねじれは上部ドラムの振動を誘発し、つ
まり画質が低下する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来技術の問題点を解決するためのものであり、本発明
の第1目的は、振動を防止し、加工が容易であり、長期
間潤滑可能な動圧軸受を提供することにある。
従来技術の問題点を解決するためのものであり、本発明
の第1目的は、振動を防止し、加工が容易であり、長期
間潤滑可能な動圧軸受を提供することにある。
【0020】本発明の第2目的は、振動を防止し、加工
が容易であり、長期間潤滑可能な動圧軸受を利用するこ
とにより、良質の画質を記録及び再生できるビデオカセ
ットレコーダ用のヘッドドラム組立体を提供することに
ある。
が容易であり、長期間潤滑可能な動圧軸受を利用するこ
とにより、良質の画質を記録及び再生できるビデオカセ
ットレコーダ用のヘッドドラム組立体を提供することに
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記本発明の第1目的を
達成するために、本発明による潤滑装置は、内周面にシ
ャフトが回転可能に挿入されるジャーナル軸受と、前記
ジャーナル軸受が挿入され、内側に互いに対向して一対
の潤滑油貯蔵溝が形成される軸受ハウジングと、前記一
対の潤滑油貯蔵溝に挿入され潤滑油を含む一対の潤滑パ
ッドとを含む。
達成するために、本発明による潤滑装置は、内周面にシ
ャフトが回転可能に挿入されるジャーナル軸受と、前記
ジャーナル軸受が挿入され、内側に互いに対向して一対
の潤滑油貯蔵溝が形成される軸受ハウジングと、前記一
対の潤滑油貯蔵溝に挿入され潤滑油を含む一対の潤滑パ
ッドとを含む。
【0022】本発明によると、前記ジャーナル軸受は外
周面と内周面とを連結する潤滑油流路が形成され、内周
面には前記潤滑パッド内部の潤滑油が流動する潤滑溝が
形成される。潤滑パッド内部の潤滑油は前記潤滑油流路
と前記潤滑溝に沿って前記ジャーナル軸受内部に流動し
て前記シャフトと前記ジャーナル軸受との間に油膜を形
成することにより、前記シャフトの半径方向負荷を支持
する。一方、前記ジャーナル軸受の上面には多数の支持
突起が形成され、前記支持突起により前記シャフトの軸
方向負荷が支持される。
周面と内周面とを連結する潤滑油流路が形成され、内周
面には前記潤滑パッド内部の潤滑油が流動する潤滑溝が
形成される。潤滑パッド内部の潤滑油は前記潤滑油流路
と前記潤滑溝に沿って前記ジャーナル軸受内部に流動し
て前記シャフトと前記ジャーナル軸受との間に油膜を形
成することにより、前記シャフトの半径方向負荷を支持
する。一方、前記ジャーナル軸受の上面には多数の支持
突起が形成され、前記支持突起により前記シャフトの軸
方向負荷が支持される。
【0023】前記ジャーナル軸受はその内部に潤滑油を
含有できる焼結金属で製作されたり、比較的に軟質のホ
ワイトメタル、高分子合成樹脂のテフロンなどで製作さ
れる。また、前記潤滑パッドは潤滑油を多く含有できる
吸収性に優れる材質、例えば綿やスポンジなどで製作さ
れる。
含有できる焼結金属で製作されたり、比較的に軟質のホ
ワイトメタル、高分子合成樹脂のテフロンなどで製作さ
れる。また、前記潤滑パッドは潤滑油を多く含有できる
吸収性に優れる材質、例えば綿やスポンジなどで製作さ
れる。
【0024】本発明の第2目的を達成するために、本発
明のビデオカセットレコーダ用のヘッドドラム組立体
は、下部ドラムと、前記下部ドラム内に取り付けられ駆
動力を発生するモータと、磁気テープに/から画像情報
を記録及び再生し前記下部ドラム上に位置する上部ドラ
ムと、前記上部ドラムの底面及び前記下部ドラムの上面
に設けられ、前記上部ドラムが回転する間に前記磁気ヘ
ッドを外部装置と電気的に接続するトランスフォーマ
と、前記モータに取り付けられ前記モータの回転力を前
記上部ドラムに伝達するシャフトと、内側に互いに対向
して長さ方向に円筒状を有する一対の潤滑油貯蔵溝が形
成され、前記下部ドラムの内側に位置する軸受ハウジン
グと、前記潤滑油貯蔵溝と連結され、前記ジャーナル軸
受の長さ方向に外周面に形成される第1流路、長さ方向
に前記内周面に形成される第2流路、前記第1及び第2
流路の上端を連結し上面に形成される第3流路、そして
前記第1及び第2流路の下端を連結し底面に形成される
第4流路を備え、前記軸受ハウジングの上部及び下部に
それぞれ挿入及び固定され、そして前記内周面にシャフ
トが回転可能に挿入及び支持されるジャーナル軸受と、
前記一対の潤滑油貯蔵溝に挿入され前記ジャーナル軸受
と前記シャフトとの間に供給される潤滑油を含む一対の
潤滑パッドとを含む。
明のビデオカセットレコーダ用のヘッドドラム組立体
は、下部ドラムと、前記下部ドラム内に取り付けられ駆
動力を発生するモータと、磁気テープに/から画像情報
を記録及び再生し前記下部ドラム上に位置する上部ドラ
ムと、前記上部ドラムの底面及び前記下部ドラムの上面
に設けられ、前記上部ドラムが回転する間に前記磁気ヘ
ッドを外部装置と電気的に接続するトランスフォーマ
と、前記モータに取り付けられ前記モータの回転力を前
記上部ドラムに伝達するシャフトと、内側に互いに対向
して長さ方向に円筒状を有する一対の潤滑油貯蔵溝が形
成され、前記下部ドラムの内側に位置する軸受ハウジン
グと、前記潤滑油貯蔵溝と連結され、前記ジャーナル軸
受の長さ方向に外周面に形成される第1流路、長さ方向
に前記内周面に形成される第2流路、前記第1及び第2
流路の上端を連結し上面に形成される第3流路、そして
前記第1及び第2流路の下端を連結し底面に形成される
第4流路を備え、前記軸受ハウジングの上部及び下部に
それぞれ挿入及び固定され、そして前記内周面にシャフ
トが回転可能に挿入及び支持されるジャーナル軸受と、
前記一対の潤滑油貯蔵溝に挿入され前記ジャーナル軸受
と前記シャフトとの間に供給される潤滑油を含む一対の
潤滑パッドとを含む。
【0025】本発明によると、前記シャフトの軸方向の
負荷を支持するために前記下部ドラムに取り付けられる
蓋をさらに含む。
負荷を支持するために前記下部ドラムに取り付けられる
蓋をさらに含む。
【0026】また、前記ジャーナル軸受の内周面には前
記潤滑パッド内部の潤滑油が流動する潤滑溝が形成され
る。従って、潤滑パッド内部の潤滑油は前記流路と前記
潤滑溝に沿って前記ジャーナル軸受の内部に流動して前
記シャフトと前記ジャーナル軸受との間に油膜を形成す
ることにより、前記シャフトの半径方向負荷を支持す
る。一方、前記ジャーナル軸受の上面には多数の支持突
起が形成され、前記支持突起により前記シャフトの軸方
向負荷が支持される。
記潤滑パッド内部の潤滑油が流動する潤滑溝が形成され
る。従って、潤滑パッド内部の潤滑油は前記流路と前記
潤滑溝に沿って前記ジャーナル軸受の内部に流動して前
記シャフトと前記ジャーナル軸受との間に油膜を形成す
ることにより、前記シャフトの半径方向負荷を支持す
る。一方、前記ジャーナル軸受の上面には多数の支持突
起が形成され、前記支持突起により前記シャフトの軸方
向負荷が支持される。
【0027】本発明の潤滑装置によると、シャフトの摩
擦を防止する潤滑油を追加で供給でき、構造が簡単であ
って製作が容易である。
擦を防止する潤滑油を追加で供給でき、構造が簡単であ
って製作が容易である。
【0028】また、本発明のビデオカセットレコーダ用
のヘッドドラム組立体によると、シャフトの半径方向負
荷と軸方向負荷を効果的に支持及び潤滑することにより
ジッタリング及びワウ・フラッタを効果的に防止でき
る。
のヘッドドラム組立体によると、シャフトの半径方向負
荷と軸方向負荷を効果的に支持及び潤滑することにより
ジッタリング及びワウ・フラッタを効果的に防止でき
る。
【0029】以上のような本発明の目的と別の特徴及び
長所などは次ぎに参照する本発明のいくつかの好適な実
施例に対する以下の説明から明確になるであろう。
長所などは次ぎに参照する本発明のいくつかの好適な実
施例に対する以下の説明から明確になるであろう。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て本発明の望ましい実施例をより詳細に説明する。図面
において同一の要素に対しては同一符号を使用する。 [実施例1]図3は本発明の第1実施例による潤滑装置
300を示す斜視図である。図3において、本発明の第
1実施例による潤滑装置300は内周面にシャフト31
0が回転可能に挿入されるジャーナル軸受320、該ジ
ャーナル軸受320が挿入され内側に互いに対向して一
対の潤滑油貯蔵溝332が形成される軸受ハウジング3
30を含む。
て本発明の望ましい実施例をより詳細に説明する。図面
において同一の要素に対しては同一符号を使用する。 [実施例1]図3は本発明の第1実施例による潤滑装置
300を示す斜視図である。図3において、本発明の第
1実施例による潤滑装置300は内周面にシャフト31
0が回転可能に挿入されるジャーナル軸受320、該ジ
ャーナル軸受320が挿入され内側に互いに対向して一
対の潤滑油貯蔵溝332が形成される軸受ハウジング3
30を含む。
【0031】前記ジャーナル軸受320は内周面に前記
シャフト310が回転可能に挿入され、外周面は前記軸
受ハウジング330の内周面と接触される。前記ジャー
ナル軸受320は前記軸受ハウジング330の内周面に
挿入及び固定される。前記ジャーナル軸受320はその
内部に潤滑油を含有できるように合金粒子、たとえば、
銅合金を利用して焼結して制作される。前記ジャーナル
軸受320は潤滑油に浸されて前記潤滑油が吸収された
状態で前記軸受ハウジング330に挿入及び固定され
る。
シャフト310が回転可能に挿入され、外周面は前記軸
受ハウジング330の内周面と接触される。前記ジャー
ナル軸受320は前記軸受ハウジング330の内周面に
挿入及び固定される。前記ジャーナル軸受320はその
内部に潤滑油を含有できるように合金粒子、たとえば、
銅合金を利用して焼結して制作される。前記ジャーナル
軸受320は潤滑油に浸されて前記潤滑油が吸収された
状態で前記軸受ハウジング330に挿入及び固定され
る。
【0032】前記軸受ハウジング330の前記一対の潤
滑油貯蔵溝332は望ましくは前記軸受ハウジング33
0の長さ方向に円筒形に形成される。前記一対の潤滑油
貯蔵溝332は前記軸受ハウジング330の中心に対し
て互いに対向するように形成される。
滑油貯蔵溝332は望ましくは前記軸受ハウジング33
0の長さ方向に円筒形に形成される。前記一対の潤滑油
貯蔵溝332は前記軸受ハウジング330の中心に対し
て互いに対向するように形成される。
【0033】前記一対の潤滑油貯蔵溝332には一対の
潤滑パッド340が挿入される。前記一対の潤滑パッド
340は潤滑油吸収性が強い材質、たとえば、綿、スポ
ンジを利用して円柱状で制作される。前記一対の潤滑パ
ッド340は多量の潤滑油を吸収して前記ジャーナル軸
受320に前記潤滑油を供給する。
潤滑パッド340が挿入される。前記一対の潤滑パッド
340は潤滑油吸収性が強い材質、たとえば、綿、スポ
ンジを利用して円柱状で制作される。前記一対の潤滑パ
ッド340は多量の潤滑油を吸収して前記ジャーナル軸
受320に前記潤滑油を供給する。
【0034】前記本発明の第1実施例による潤滑装置3
00の作用に対して説明する。まず、軸受ハウジング3
30の前記潤滑油貯蔵溝332内に前記一対の潤滑パッ
ド340を挿入し、前記軸受ハウジング320を前記軸
受ハウジング330内に挿入する。前記ジャーナル軸受
320の内周面には前記シャフト310が回転可能に挿
入される。
00の作用に対して説明する。まず、軸受ハウジング3
30の前記潤滑油貯蔵溝332内に前記一対の潤滑パッ
ド340を挿入し、前記軸受ハウジング320を前記軸
受ハウジング330内に挿入する。前記ジャーナル軸受
320の内周面には前記シャフト310が回転可能に挿
入される。
【0035】前記シャフト310がモータ740(図9
参照)などにより回転すると、前記ジャーナル軸受32
0内に含有される潤滑油が前記ジャーナル軸受320の
内周面及び前記シャフト310の外周面との間に流出さ
れる。前記流出された潤滑油は前記ジャーナル軸受32
0と前記310との間に油膜を形成して前記シャフト3
10の半径方向の負荷を支持する。前記シャフト310
が停止すると、前記シャフト310と前記ジャーナル軸
受320との間の潤滑油は再び前記ジャーナル軸受32
0の内部に染み込む。また、前記ジャーナル軸受320
の内部の潤滑油が消耗されると、前記潤滑パッド340
内の潤滑油は前記ジャーナル軸受320の内部に染み込
み、使用者は前記潤滑パッド340の内部に潤滑油を追
加で供給し続けることができる。従って、前記ジャーナ
ル軸受320は時間が経過しても続けて前記シャフト3
10を支持する。
参照)などにより回転すると、前記ジャーナル軸受32
0内に含有される潤滑油が前記ジャーナル軸受320の
内周面及び前記シャフト310の外周面との間に流出さ
れる。前記流出された潤滑油は前記ジャーナル軸受32
0と前記310との間に油膜を形成して前記シャフト3
10の半径方向の負荷を支持する。前記シャフト310
が停止すると、前記シャフト310と前記ジャーナル軸
受320との間の潤滑油は再び前記ジャーナル軸受32
0の内部に染み込む。また、前記ジャーナル軸受320
の内部の潤滑油が消耗されると、前記潤滑パッド340
内の潤滑油は前記ジャーナル軸受320の内部に染み込
み、使用者は前記潤滑パッド340の内部に潤滑油を追
加で供給し続けることができる。従って、前記ジャーナ
ル軸受320は時間が経過しても続けて前記シャフト3
10を支持する。
【0036】[実施例2]図4は本発明の第2実施例に
よる潤滑装置400を示す斜視図である。図4におい
て、本発明の第2実施例による潤滑装置400は内周面
にシャフト310が回転可能に挿入されるジャーナル軸
受420、該ジャーナル軸受420が挿入され内側に互
いに対向して一対の潤滑油貯蔵溝332が形成される軸
受ハウジング330を含む。
よる潤滑装置400を示す斜視図である。図4におい
て、本発明の第2実施例による潤滑装置400は内周面
にシャフト310が回転可能に挿入されるジャーナル軸
受420、該ジャーナル軸受420が挿入され内側に互
いに対向して一対の潤滑油貯蔵溝332が形成される軸
受ハウジング330を含む。
【0037】本発明の第2実施例による潤滑装置400
の軸受ハウジング330と一対の潤滑パッド340は本
発明の第1実施例による潤滑装置300の軸受ハウジン
グ330と一対の潤滑パッド340と同一であるために
本実施例においてはその説明を略する。
の軸受ハウジング330と一対の潤滑パッド340は本
発明の第1実施例による潤滑装置300の軸受ハウジン
グ330と一対の潤滑パッド340と同一であるために
本実施例においてはその説明を略する。
【0038】前記ジャーナル軸受420には内周面と外
周面とを連結し、前記潤滑パッド340内の潤滑油が流
動する通路を提供する潤滑油流路430が形成される。
前記潤滑油流路430は前記ジャーナル軸受420の長
さ方向に前記外周面に形成され前記潤滑油貯蔵溝332
と連結される第1流路432、前記ジャーナル軸受42
0の長さ方向に前記内周面に形成される第2流路43
4、前記第1及び第2流路432,434の上端を連結
し前記ジャーナル軸受430の上面に形成される第3流
路436、そして前記第1及び第2流路432,434
の下端を連結し前記ジャーナル軸受430の底面に形成
される第4流路438を具備する。従って、前記一対の
潤滑パッド340内の潤滑油は前記第1流路432、第
3及び第4流路436,438、そして前記第2流路4
34を経由して前記ジャーナル軸受320の内周面に流
動する。
周面とを連結し、前記潤滑パッド340内の潤滑油が流
動する通路を提供する潤滑油流路430が形成される。
前記潤滑油流路430は前記ジャーナル軸受420の長
さ方向に前記外周面に形成され前記潤滑油貯蔵溝332
と連結される第1流路432、前記ジャーナル軸受42
0の長さ方向に前記内周面に形成される第2流路43
4、前記第1及び第2流路432,434の上端を連結
し前記ジャーナル軸受430の上面に形成される第3流
路436、そして前記第1及び第2流路432,434
の下端を連結し前記ジャーナル軸受430の底面に形成
される第4流路438を具備する。従って、前記一対の
潤滑パッド340内の潤滑油は前記第1流路432、第
3及び第4流路436,438、そして前記第2流路4
34を経由して前記ジャーナル軸受320の内周面に流
動する。
【0039】前記ジャーナル軸受420は内周面に前記
シャフト310が回転可能に挿入され、外周面は前記軸
受ハウジング330の内周面と接触される。前記ジャー
ナル軸受420は前記軸受ハウジング330の内周面に
挿入及び固定される。前記ジャーナル軸受420はその
内部に潤滑油を含有できるように合金粒子、たとえば、
銅合金を利用して焼結して制作されたり、軟質の金属、
たとえばホワイトメタルで制作される。前記ジャーナル
軸受420が焼結され制作される場合、前記ジャーナル
軸受420は潤滑油に浸されて前記潤滑油が吸収された
状態で前記軸受ハウジング330に挿入及び固定され、
前記シャフト310が回転する際に前記ジャーナル軸受
420の内部の潤滑油が前記ジャーナル軸受420と前
記シャフト310との間に流出され前記シャフト310
の半径負荷が支持される。反面、軟質の金属で制作され
る場合、前記一対の潤滑パッド340の内部の潤滑油が
前記潤滑油流路430を経由して前記ジャーナル軸受4
20の内周面に流動及び供給されることにより、前記シ
ャフト310の半径負荷が支持される。
シャフト310が回転可能に挿入され、外周面は前記軸
受ハウジング330の内周面と接触される。前記ジャー
ナル軸受420は前記軸受ハウジング330の内周面に
挿入及び固定される。前記ジャーナル軸受420はその
内部に潤滑油を含有できるように合金粒子、たとえば、
銅合金を利用して焼結して制作されたり、軟質の金属、
たとえばホワイトメタルで制作される。前記ジャーナル
軸受420が焼結され制作される場合、前記ジャーナル
軸受420は潤滑油に浸されて前記潤滑油が吸収された
状態で前記軸受ハウジング330に挿入及び固定され、
前記シャフト310が回転する際に前記ジャーナル軸受
420の内部の潤滑油が前記ジャーナル軸受420と前
記シャフト310との間に流出され前記シャフト310
の半径負荷が支持される。反面、軟質の金属で制作され
る場合、前記一対の潤滑パッド340の内部の潤滑油が
前記潤滑油流路430を経由して前記ジャーナル軸受4
20の内周面に流動及び供給されることにより、前記シ
ャフト310の半径負荷が支持される。
【0040】以下、本発明の第2実施例による潤滑装置
400の作用に対して説明する。まず、軸受ハウジング
330の前記潤滑油貯蔵溝332内に前記一対の潤滑パ
ッド340を挿入し、前記軸受ハウジング420を前記
軸受ハウジング330内に挿入する。前記ジャーナル軸
受420の内周面には前記シャフト310が回転可能に
挿入される。
400の作用に対して説明する。まず、軸受ハウジング
330の前記潤滑油貯蔵溝332内に前記一対の潤滑パ
ッド340を挿入し、前記軸受ハウジング420を前記
軸受ハウジング330内に挿入する。前記ジャーナル軸
受420の内周面には前記シャフト310が回転可能に
挿入される。
【0041】前記シャフト310がモータ750(図9
参照)などにより回転すると、前記ジャーナル軸受42
0内に含有される潤滑油は前記ジャーナル軸受320の
内周面及び前記シャフト310の外周面との間に流出さ
れる。前記流出された潤滑油は前記ジャーナル軸受42
0と前記310との間に油膜を形成して前記シャフト3
10の半径負荷を支持する。また、前記一対の潤滑パッ
ド340の内部の潤滑油は前記潤滑油流路430を経由
して前記ジャーナル軸受420の内周面に流動して前記
ジャーナル軸受420と前記310との間に油膜を形成
することにより、前記シャフト310の半径方向の負荷
を支持する。前記シャフト310が停止すると、前記シ
ャフト310と前記ジャーナル軸受320との間の潤滑
油は再び前記ジャーナル軸受320と前記一対の潤滑パ
ッド340との内部に染み込む。また、前記ジャーナル
軸受320の内部の潤滑油が消耗されると、前記潤滑パ
ッド340内の潤滑油は前記ジャーナル軸受320の内
部に染み込み、使用者は前記潤滑パッド340の内部に
潤滑油を追加で供給し続けられる。
参照)などにより回転すると、前記ジャーナル軸受42
0内に含有される潤滑油は前記ジャーナル軸受320の
内周面及び前記シャフト310の外周面との間に流出さ
れる。前記流出された潤滑油は前記ジャーナル軸受42
0と前記310との間に油膜を形成して前記シャフト3
10の半径負荷を支持する。また、前記一対の潤滑パッ
ド340の内部の潤滑油は前記潤滑油流路430を経由
して前記ジャーナル軸受420の内周面に流動して前記
ジャーナル軸受420と前記310との間に油膜を形成
することにより、前記シャフト310の半径方向の負荷
を支持する。前記シャフト310が停止すると、前記シ
ャフト310と前記ジャーナル軸受320との間の潤滑
油は再び前記ジャーナル軸受320と前記一対の潤滑パ
ッド340との内部に染み込む。また、前記ジャーナル
軸受320の内部の潤滑油が消耗されると、前記潤滑パ
ッド340内の潤滑油は前記ジャーナル軸受320の内
部に染み込み、使用者は前記潤滑パッド340の内部に
潤滑油を追加で供給し続けられる。
【0042】[実施例3]図5及び図6は本発明の第3
実施例による潤滑装置500を示す斜視図である。図5
において、本発明の第3実施例による潤滑装置500は
内周面にシャフト310が回転可能に挿入されるジャー
ナル軸受520、該ジャーナル軸受520が挿入され内
側に互いに対向して一対の潤滑油貯蔵溝332が形成さ
れる軸受ハウジング330を含む。
実施例による潤滑装置500を示す斜視図である。図5
において、本発明の第3実施例による潤滑装置500は
内周面にシャフト310が回転可能に挿入されるジャー
ナル軸受520、該ジャーナル軸受520が挿入され内
側に互いに対向して一対の潤滑油貯蔵溝332が形成さ
れる軸受ハウジング330を含む。
【0043】本発明の第3実施例による潤滑装置500
の軸受ハウジング330と一対の潤滑パッド340は、
本発明の第1及び第2実施例による潤滑装置300、4
00の軸受ハウジング330と一対の潤滑パッド340
と同一であり、本発明の第3実施例による潤滑装置50
0の潤滑油流路430は、第2実施例の潤滑油流路43
0と同一であるために、本実施例においてはその説明を
略する。
の軸受ハウジング330と一対の潤滑パッド340は、
本発明の第1及び第2実施例による潤滑装置300、4
00の軸受ハウジング330と一対の潤滑パッド340
と同一であり、本発明の第3実施例による潤滑装置50
0の潤滑油流路430は、第2実施例の潤滑油流路43
0と同一であるために、本実施例においてはその説明を
略する。
【0044】前記ジャーナル軸受520の内周面には前
記第2流路434を連結する少なくとも2つの潤滑溝5
22が形成される。該潤滑溝522は望ましくは前記ジ
ャーナル軸受520の内周面の上部と下部に形成され
る。前記潤滑油流路430を経由して前記第2流路43
4に供給される潤滑油は前記潤滑溝522に沿って流動
して前記ジャーナル軸受520の内周面と前記シャフト
310との間に油膜を形成する。
記第2流路434を連結する少なくとも2つの潤滑溝5
22が形成される。該潤滑溝522は望ましくは前記ジ
ャーナル軸受520の内周面の上部と下部に形成され
る。前記潤滑油流路430を経由して前記第2流路43
4に供給される潤滑油は前記潤滑溝522に沿って流動
して前記ジャーナル軸受520の内周面と前記シャフト
310との間に油膜を形成する。
【0045】図6に示すように、前記潤滑溝522は前
記ジャーナル軸受520の上端(または下端)から所定
の距離(D1)離隔され形成する。前記ジャーナル軸受
522の潤滑面積は前記距離(D1)が次の不等式
(1)を満足する際に最大となる。 L/100≦D1≦L/10......(1) ここで、D1は前記潤滑溝522の中心から前記ジャー
ナル軸受520の上端(または下端)までの距離、そし
てLは前記ジャーナル軸受520の長さを示す。
記ジャーナル軸受520の上端(または下端)から所定
の距離(D1)離隔され形成する。前記ジャーナル軸受
522の潤滑面積は前記距離(D1)が次の不等式
(1)を満足する際に最大となる。 L/100≦D1≦L/10......(1) ここで、D1は前記潤滑溝522の中心から前記ジャー
ナル軸受520の上端(または下端)までの距離、そし
てLは前記ジャーナル軸受520の長さを示す。
【0046】前記ジャーナル軸受520は内周面に前記
シャフト310が回転可能に挿入され、外周面は前記軸
受ハウジング330の内周面と接触される。前記ジャー
ナル軸受520は前記軸受ハウジング330の内周面に
挿入及び固定される。前記ジャーナル軸受520は軟質
の金属、たとえばホワイトメタルまたは高分子合成樹
脂、たとえばテフロンで制作される。前記シャフト31
0が回転する際に、前記一対の潤滑パッド340の内部
の潤滑油が前記潤滑油流路430を経由して前記ジャー
ナル軸受520の内周面に流動及び供給されることによ
り、前記シャフト310の半径負荷が支持される。
シャフト310が回転可能に挿入され、外周面は前記軸
受ハウジング330の内周面と接触される。前記ジャー
ナル軸受520は前記軸受ハウジング330の内周面に
挿入及び固定される。前記ジャーナル軸受520は軟質
の金属、たとえばホワイトメタルまたは高分子合成樹
脂、たとえばテフロンで制作される。前記シャフト31
0が回転する際に、前記一対の潤滑パッド340の内部
の潤滑油が前記潤滑油流路430を経由して前記ジャー
ナル軸受520の内周面に流動及び供給されることによ
り、前記シャフト310の半径負荷が支持される。
【0047】以下、本発明の第3実施例による潤滑装置
500の作用に対して説明する。まず、軸受ハウジング
330の前記潤滑油貯蔵溝332内に前記一対の潤滑パ
ッド340を挿入し、前記軸受ハウジング520を前記
軸受ハウジング330内に挿入する。前記ジャーナル軸
受520の内周面には前記シャフト310が回転可能に
挿入される。
500の作用に対して説明する。まず、軸受ハウジング
330の前記潤滑油貯蔵溝332内に前記一対の潤滑パ
ッド340を挿入し、前記軸受ハウジング520を前記
軸受ハウジング330内に挿入する。前記ジャーナル軸
受520の内周面には前記シャフト310が回転可能に
挿入される。
【0048】前記シャフト310がモータ740(図9
参照)などにより回転すると、前記一対の潤滑パッド3
40内に含有される潤滑油は前記ジャーナル軸受520
の前記潤滑油流路430及び前記潤滑溝522を経由し
て前記ジャーナル軸受520の内周面及び前記シャフト
310の外周面との間に流動される。前記流動された潤
滑油は前記ジャーナル軸受520と前記シャフト310
との間に油膜を形成して前記シャフト310の半径負荷
を支持する。前記シャフト310が停止すると、前記シ
ャフト310と前記ジャーナル軸受320との間の潤滑
油は再び前記一対の潤滑パッド340の内部に染み込
む。また、前記一対の潤滑パッド340の内部の潤滑油
が消耗されると、使用者は前記潤滑パッド340の内部
に潤滑油を追加で供給し続けられる。
参照)などにより回転すると、前記一対の潤滑パッド3
40内に含有される潤滑油は前記ジャーナル軸受520
の前記潤滑油流路430及び前記潤滑溝522を経由し
て前記ジャーナル軸受520の内周面及び前記シャフト
310の外周面との間に流動される。前記流動された潤
滑油は前記ジャーナル軸受520と前記シャフト310
との間に油膜を形成して前記シャフト310の半径負荷
を支持する。前記シャフト310が停止すると、前記シ
ャフト310と前記ジャーナル軸受320との間の潤滑
油は再び前記一対の潤滑パッド340の内部に染み込
む。また、前記一対の潤滑パッド340の内部の潤滑油
が消耗されると、使用者は前記潤滑パッド340の内部
に潤滑油を追加で供給し続けられる。
【0049】[実施例4]図7及び図8は本発明の第4
実施例による潤滑装置600を示す斜視図である。図7
及び図8において、本発明の第4実施例による潤滑装置
600は内周面にシャフト310が回転可能に挿入され
前記シャフト310の軸方向負荷を支持する多数の支持
突起622が上面に形成されるジャーナル軸受620、
該ジャーナル軸受620が挿入され内側に互いに対向し
て一対の潤滑油貯蔵溝332が形成される軸受ハウジン
グ330を含む。
実施例による潤滑装置600を示す斜視図である。図7
及び図8において、本発明の第4実施例による潤滑装置
600は内周面にシャフト310が回転可能に挿入され
前記シャフト310の軸方向負荷を支持する多数の支持
突起622が上面に形成されるジャーナル軸受620、
該ジャーナル軸受620が挿入され内側に互いに対向し
て一対の潤滑油貯蔵溝332が形成される軸受ハウジン
グ330を含む。
【0050】本発明の第4実施例による潤滑装置500
の軸受ハウジング330と一対の潤滑パッド340は、
本発明の第1及び第2実施例による潤滑装置300、4
00の軸受ハウジング330と一対の潤滑パッド340
と同一であり、本発明の第4実施例による潤滑装置50
0の潤滑油流路430は第2及び第3実施例の潤滑油流
路430と同一であるために、本実施例においてはその
説明を略する。
の軸受ハウジング330と一対の潤滑パッド340は、
本発明の第1及び第2実施例による潤滑装置300、4
00の軸受ハウジング330と一対の潤滑パッド340
と同一であり、本発明の第4実施例による潤滑装置50
0の潤滑油流路430は第2及び第3実施例の潤滑油流
路430と同一であるために、本実施例においてはその
説明を略する。
【0051】前記ジャーナル軸受520の上面には多数
の支持突起622が形成される。該多数の支持突起62
2は支持面624、側壁626そして前記支持面624
と前記側壁626とを連結する傾斜面628によって定
義される。前記傾斜面628には前記側壁626の下端
に近接して前記第3流路436が形成される。前記潤滑
パッド340内の潤滑油は前記ジャーナル軸受420の
外周面に形成される第1流路432、そして前記傾斜面
628を経由して前記支持面624に流動し、第1流路
432、第3及び第4流路436,438そして前記第
2流路を経由して前記ジャーナル軸受320の内周面に
流動して前記シャフト310と前記ジャーナル軸受62
0との間に油膜を形成する。
の支持突起622が形成される。該多数の支持突起62
2は支持面624、側壁626そして前記支持面624
と前記側壁626とを連結する傾斜面628によって定
義される。前記傾斜面628には前記側壁626の下端
に近接して前記第3流路436が形成される。前記潤滑
パッド340内の潤滑油は前記ジャーナル軸受420の
外周面に形成される第1流路432、そして前記傾斜面
628を経由して前記支持面624に流動し、第1流路
432、第3及び第4流路436,438そして前記第
2流路を経由して前記ジャーナル軸受320の内周面に
流動して前記シャフト310と前記ジャーナル軸受62
0との間に油膜を形成する。
【0052】前記ジャーナル軸受620は内周面に前記
シャフト310が回転可能に挿入され、外周面は前記軸
受ハウジング330の内周面と接触される。前記シャフ
ト310の一端には回転体、たとえばVCRの上部ドラ
ム(図9参照)を取り付けるフランジ754が挿入及び
固定される。前記ジャーナル軸受620は前記軸受ハウ
ジング330の内周面に挿入及び固定される。前記ジャ
ーナル軸受620は軟質の金属、たとえばホワイトメタ
ル、または高分子合成樹脂、たとえばテフロンで制作さ
れる。前記シャフト310が回転する際に、前記一対の
潤滑パッド340の内部の潤滑油が前記潤滑油430を
経由して前記ジャーナル軸受620の内周面に流動及び
供給されることにより、前記シャフト310の半径負荷
が支持される。
シャフト310が回転可能に挿入され、外周面は前記軸
受ハウジング330の内周面と接触される。前記シャフ
ト310の一端には回転体、たとえばVCRの上部ドラ
ム(図9参照)を取り付けるフランジ754が挿入及び
固定される。前記ジャーナル軸受620は前記軸受ハウ
ジング330の内周面に挿入及び固定される。前記ジャ
ーナル軸受620は軟質の金属、たとえばホワイトメタ
ル、または高分子合成樹脂、たとえばテフロンで制作さ
れる。前記シャフト310が回転する際に、前記一対の
潤滑パッド340の内部の潤滑油が前記潤滑油430を
経由して前記ジャーナル軸受620の内周面に流動及び
供給されることにより、前記シャフト310の半径負荷
が支持される。
【0053】また、図8に示すように、前記第1流路4
32と前記傾斜面628を経由し前記支持面624に流
動して前記支持突起622の前記支持面624と前記フ
ランジ754との間に油膜を形成することにより、前記
シャフト310の軸方向負荷を支持する。
32と前記傾斜面628を経由し前記支持面624に流
動して前記支持突起622の前記支持面624と前記フ
ランジ754との間に油膜を形成することにより、前記
シャフト310の軸方向負荷を支持する。
【0054】以下、本発明の第4実施例による潤滑装置
600の作用に対して説明する。まず、軸受ハウジング
330の前記潤滑油貯蔵溝332内に前記一対の潤滑パ
ッド340を挿入し、前記軸受ハウジング520を前記
軸受ハウジング330内に挿入する。前記ジャーナル軸
受520の内周面には前記シャフト310が回転可能に
挿入される。
600の作用に対して説明する。まず、軸受ハウジング
330の前記潤滑油貯蔵溝332内に前記一対の潤滑パ
ッド340を挿入し、前記軸受ハウジング520を前記
軸受ハウジング330内に挿入する。前記ジャーナル軸
受520の内周面には前記シャフト310が回転可能に
挿入される。
【0055】前記シャフト310がモータ740(図9
参照)などにより回転すると、前記一対の潤滑パッド3
40内に含有される潤滑油は前記ジャーナル軸受620
の前記潤滑油流路430を経由して前記ジャーナル軸受
620の内周面と前記シャフト310の外周面との間に
流動される。前記流動された潤滑油は前記ジャーナル軸
受620と前記シャフト310との間に油膜を形成して
前記シャフト310の半径負荷を支持する。一方、前記
潤滑パッド340内の前記潤滑油は前記第1流路342
と前記傾斜面628を経由して前記支持面624に流動
する。前記流動された潤滑油は前記支持面624と前記
フランジ754との間に油膜を形成することにより、前
記シャフト310の軸方向負荷を支持する。前記シャフ
ト310が停止すると、前記シャフト310と前記ジャ
ーナル軸受320との間の潤滑油は再び前記一対の潤滑
パッド340との内部に染み込む。また、前記一対の潤
滑パッド340の内部の潤滑油が消耗されると、使用者
は前記潤滑パッド340の内部に潤滑油を追加で供給し
続けられる。
参照)などにより回転すると、前記一対の潤滑パッド3
40内に含有される潤滑油は前記ジャーナル軸受620
の前記潤滑油流路430を経由して前記ジャーナル軸受
620の内周面と前記シャフト310の外周面との間に
流動される。前記流動された潤滑油は前記ジャーナル軸
受620と前記シャフト310との間に油膜を形成して
前記シャフト310の半径負荷を支持する。一方、前記
潤滑パッド340内の前記潤滑油は前記第1流路342
と前記傾斜面628を経由して前記支持面624に流動
する。前記流動された潤滑油は前記支持面624と前記
フランジ754との間に油膜を形成することにより、前
記シャフト310の軸方向負荷を支持する。前記シャフ
ト310が停止すると、前記シャフト310と前記ジャ
ーナル軸受320との間の潤滑油は再び前記一対の潤滑
パッド340との内部に染み込む。また、前記一対の潤
滑パッド340の内部の潤滑油が消耗されると、使用者
は前記潤滑パッド340の内部に潤滑油を追加で供給し
続けられる。
【0056】[実施例5]図9は本発明の第1ないし第
3実施例による潤滑装置300,400,500を採用
した本発明の第5実施例によるVCR用のヘッドドラム
組立体700を示す断面図である。図9に示すように、
本発明の第5実施例によるヘッドドラム組立体700は
下部ドラム710、磁気テープ(図示せず)に/から画
像情報を記録及び再生する上部ドラム720、前記下部
ドラム710内に取り付けられ駆動力を発生するモータ
740、前記モータ740の回転力を前記上部ドラム7
20に伝達するシャフト750、そして前記シャフト7
50に外挿され前記シャフト750を支持し潤滑する軸
受300,400,500を備える。
3実施例による潤滑装置300,400,500を採用
した本発明の第5実施例によるVCR用のヘッドドラム
組立体700を示す断面図である。図9に示すように、
本発明の第5実施例によるヘッドドラム組立体700は
下部ドラム710、磁気テープ(図示せず)に/から画
像情報を記録及び再生する上部ドラム720、前記下部
ドラム710内に取り付けられ駆動力を発生するモータ
740、前記モータ740の回転力を前記上部ドラム7
20に伝達するシャフト750、そして前記シャフト7
50に外挿され前記シャフト750を支持し潤滑する軸
受300,400,500を備える。
【0057】前記下部ドラム710はVCRのベースに
固定する。前記モータ740は前記下部ドラム710の
底面の一側に取り付けられるステータ742、そして前
記ステータ742と半径方向に所定の間隔をおいて位置
し、前記ステータ742との作用により回転するロータ
744、そして前記ロータ744が取り付けられ前記シ
ャフト750に挿入される回転プレート746を備え
る。前記シャフト750は前記回転プレート746によ
り前記ロータ744と連結され前記ロータ744と共に
回転する。前記シャフト750の上部には前記上部ドラ
ム720が挿入され前記シャフト750と共に回転す
る。
固定する。前記モータ740は前記下部ドラム710の
底面の一側に取り付けられるステータ742、そして前
記ステータ742と半径方向に所定の間隔をおいて位置
し、前記ステータ742との作用により回転するロータ
744、そして前記ロータ744が取り付けられ前記シ
ャフト750に挿入される回転プレート746を備え
る。前記シャフト750は前記回転プレート746によ
り前記ロータ744と連結され前記ロータ744と共に
回転する。前記シャフト750の上部には前記上部ドラ
ム720が挿入され前記シャフト750と共に回転す
る。
【0058】前記下部ドラム710の内側には前記シャ
フト750を回転可能に支持する前記軸受300,40
0,500が位置する。前記軸受300,400,50
0の前記軸受ハウジング330,430,530は前記
下部ドラム710と一体に形成される。前記軸受ハウジ
ング330,430,530の上部及び下部には前記ジ
ャーナル軸受320,420,520がそれぞれ挿入さ
れる。
フト750を回転可能に支持する前記軸受300,40
0,500が位置する。前記軸受300,400,50
0の前記軸受ハウジング330,430,530は前記
下部ドラム710と一体に形成される。前記軸受ハウジ
ング330,430,530の上部及び下部には前記ジ
ャーナル軸受320,420,520がそれぞれ挿入さ
れる。
【0059】前記シャフト750に挿入される前記上部
ドラム720は前記シャフト750により回転する間に
テープに/から情報を記録及び再生する少なくとも2つ
の磁気ヘッド722が取り付けられる。前記ヘッド72
2は前記上部ドラム720の底面及び前記下部ドラムの
上面に設けられるトランスフォーマ730により電気的
に接続される。従って、ヘッド722は前記上部ドラム
720が回転する時にも電源装置(図示せず)などとの
電気的接続関係を保つ。
ドラム720は前記シャフト750により回転する間に
テープに/から情報を記録及び再生する少なくとも2つ
の磁気ヘッド722が取り付けられる。前記ヘッド72
2は前記上部ドラム720の底面及び前記下部ドラムの
上面に設けられるトランスフォーマ730により電気的
に接続される。従って、ヘッド722は前記上部ドラム
720が回転する時にも電源装置(図示せず)などとの
電気的接続関係を保つ。
【0060】また、前記シャフト750の軸方向負荷を
支持する蓋760は前記下部ドラム710に取り付けら
れる。前記蓋760はその中央に支持溝762が形成さ
れ前記シャフト750の下端を収納及び支持する。前記
支持溝762には潤滑油が供給され前記シャフト750
と前記蓋760との摩擦を減少させる。
支持する蓋760は前記下部ドラム710に取り付けら
れる。前記蓋760はその中央に支持溝762が形成さ
れ前記シャフト750の下端を収納及び支持する。前記
支持溝762には潤滑油が供給され前記シャフト750
と前記蓋760との摩擦を減少させる。
【0061】以下、本発明の第5実施例によるヘッドド
ラム組立体700の作用について説明する。前記モータ
740の前記ステータ742に電源が印加されると、前
記シャフト750と結合される前記ロータ744は前記
ステータ742との作用により回転する。すなわち、前
記シャフト750により前記上部ドラム720が回転す
る間、前記上部ドラム720に取り付けられる多数の前
記ヘッド722は前記テープ上の情報を記録及び再生す
る。前記ヘッド722により記録及び再生される前記情
報は前記ロータリトランスフォーマ730により他の装
置に伝送される。
ラム組立体700の作用について説明する。前記モータ
740の前記ステータ742に電源が印加されると、前
記シャフト750と結合される前記ロータ744は前記
ステータ742との作用により回転する。すなわち、前
記シャフト750により前記上部ドラム720が回転す
る間、前記上部ドラム720に取り付けられる多数の前
記ヘッド722は前記テープ上の情報を記録及び再生す
る。前記ヘッド722により記録及び再生される前記情
報は前記ロータリトランスフォーマ730により他の装
置に伝送される。
【0062】これと同時に、前記上部ドラム720が回
転する時に、すなわち前記シャフト750が回転する
と、前記ジャーナル軸受320,420,520内部の
潤滑油が前記ジャーナル軸受320,420,520と
前記シャフト750との間に流出され油膜を形成する。
前記ジャーナル軸受320,420,520は前記油膜
により前記シャフト750の半径方向負荷を支持する。
また、前記ジャーナル軸受320,420,520内部
の潤滑油が消耗されると、前記潤滑パッド340の内部
の潤滑油が前記ジャーナル軸受320,420,520
の内部に吸収され、前記ジャーナル軸受320,42
0,520と前記シャフト750との間に流出され油膜
を形成する。従って、前記ジャーナル軸受320,42
0,520の半径方向の負荷は長期間前記シャフト75
0を効果的に支持できる。一方、前記シャフト750の
軸方向負荷は前記蓋760の支持溝762により支持さ
れる。
転する時に、すなわち前記シャフト750が回転する
と、前記ジャーナル軸受320,420,520内部の
潤滑油が前記ジャーナル軸受320,420,520と
前記シャフト750との間に流出され油膜を形成する。
前記ジャーナル軸受320,420,520は前記油膜
により前記シャフト750の半径方向負荷を支持する。
また、前記ジャーナル軸受320,420,520内部
の潤滑油が消耗されると、前記潤滑パッド340の内部
の潤滑油が前記ジャーナル軸受320,420,520
の内部に吸収され、前記ジャーナル軸受320,42
0,520と前記シャフト750との間に流出され油膜
を形成する。従って、前記ジャーナル軸受320,42
0,520の半径方向の負荷は長期間前記シャフト75
0を効果的に支持できる。一方、前記シャフト750の
軸方向負荷は前記蓋760の支持溝762により支持さ
れる。
【0063】つまり、前記軸受300,400,500
により前記シャフト750の半径方向負荷及び軸方向負
荷が効果的に支持されることにより、前記上部ドラム7
20の振動及び騒音が防止され、これによりヘッドドラ
ム組立体700の前記ヘッド722を通して前記テープ
上の情報を的確に記録及び再生でき、且つ画質が向上す
る。
により前記シャフト750の半径方向負荷及び軸方向負
荷が効果的に支持されることにより、前記上部ドラム7
20の振動及び騒音が防止され、これによりヘッドドラ
ム組立体700の前記ヘッド722を通して前記テープ
上の情報を的確に記録及び再生でき、且つ画質が向上す
る。
【0064】[実施例6]図10は本発明の第4実施例
による潤滑装置600を採用した本発明の第6実施例に
よるVCR用のヘッドドラム組立体800を示す断面図
である。図10に示すように、本発明の第6実施例によ
るヘッドドラム組立体800のジャーナル軸受620、
そして蓋760を取り除いた全ての要素が同様なので、
本実施例はこれに対する説明は略する。
による潤滑装置600を採用した本発明の第6実施例に
よるVCR用のヘッドドラム組立体800を示す断面図
である。図10に示すように、本発明の第6実施例によ
るヘッドドラム組立体800のジャーナル軸受620、
そして蓋760を取り除いた全ての要素が同様なので、
本実施例はこれに対する説明は略する。
【0065】前記モータ740の前記回転プレート74
6は第1フランジ752により前記シャフト750に取
り付けられ、前記シャフト750は前記ロータ742と
共に回転する。前記シャフト750の上部には第2フラ
ンジ754が外挿される。前記上部ドラム720はネジ
により前記第2フランジ754に固定され前記シャフト
750と共に回転し、前記第2フランジ754は前記ジ
ャーナル軸受600の前記多数の支持突起622と接触
する。前記シャフト750の軸方向負荷は前記多数の支
持突起622により支持され、そして前記シャフト75
0の半径方向負荷は前記ジャーナル軸受600の内周面
により支持される。
6は第1フランジ752により前記シャフト750に取
り付けられ、前記シャフト750は前記ロータ742と
共に回転する。前記シャフト750の上部には第2フラ
ンジ754が外挿される。前記上部ドラム720はネジ
により前記第2フランジ754に固定され前記シャフト
750と共に回転し、前記第2フランジ754は前記ジ
ャーナル軸受600の前記多数の支持突起622と接触
する。前記シャフト750の軸方向負荷は前記多数の支
持突起622により支持され、そして前記シャフト75
0の半径方向負荷は前記ジャーナル軸受600の内周面
により支持される。
【0066】以下、本発明の第6実施例によるヘッドド
ラム組立体800の作用について説明する。前記シャフ
ト750がモータ740などにより回転すると、前記一
対の潤滑パッド340内に含まれる潤滑油は前記ジャー
ナル軸受620の前記潤滑油流路430を経由して前記
ジャーナル軸受620の内周面と前記シャフト310の
外周面との間に流動される。前記流動された潤滑油は前
記ジャーナル軸受620と前記シャフト310との間に
油膜を形成して前記シャフト750の半径負荷を支持す
る。一方、前記潤滑パッド340内の前記潤滑油は前記
第1流路342、そして前記傾斜面628を経由して前
記支持面624に流動する。前記流動された潤滑油は前
記支持面624と前記第2フランジ754との間に油膜
を形成することにより、前記シャフト750の軸方向負
荷を支持する。
ラム組立体800の作用について説明する。前記シャフ
ト750がモータ740などにより回転すると、前記一
対の潤滑パッド340内に含まれる潤滑油は前記ジャー
ナル軸受620の前記潤滑油流路430を経由して前記
ジャーナル軸受620の内周面と前記シャフト310の
外周面との間に流動される。前記流動された潤滑油は前
記ジャーナル軸受620と前記シャフト310との間に
油膜を形成して前記シャフト750の半径負荷を支持す
る。一方、前記潤滑パッド340内の前記潤滑油は前記
第1流路342、そして前記傾斜面628を経由して前
記支持面624に流動する。前記流動された潤滑油は前
記支持面624と前記第2フランジ754との間に油膜
を形成することにより、前記シャフト750の軸方向負
荷を支持する。
【0067】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明による潤
滑装置は、シャフトの半径方向負荷と軸方向負荷を効果
的に支持することができ、潤滑油を追加で供給できるた
めに、長時間使用しても潤滑効果は低下しない。また、
構造が簡単なので製作が容易であってコストを減らすこ
とができる。
滑装置は、シャフトの半径方向負荷と軸方向負荷を効果
的に支持することができ、潤滑油を追加で供給できるた
めに、長時間使用しても潤滑効果は低下しない。また、
構造が簡単なので製作が容易であってコストを減らすこ
とができる。
【0068】さらに、前記潤滑装置を利用するVCR用
のヘッドドラム組立体は回転時に振動及び騒音が防止さ
れる。また、前記VCR用のヘッドドラム組立体は上部
ドラムを回転させるシャフトを長期間効率的に支持及び
潤滑することにより、テープ上の情報を的確に記録及び
再生でき、画質が向上する。
のヘッドドラム組立体は回転時に振動及び騒音が防止さ
れる。また、前記VCR用のヘッドドラム組立体は上部
ドラムを回転させるシャフトを長期間効率的に支持及び
潤滑することにより、テープ上の情報を的確に記録及び
再生でき、画質が向上する。
【0069】本発明を実施例によって詳細に説明した
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有するものであれば本
発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正また
は変更できるであろう。
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有するものであれば本
発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正また
は変更できるであろう。
【図1】ボール軸受を使用する従来のヘッドドラム組立
体を示す断面図である。
体を示す断面図である。
【図2】従来の流体動圧軸受を使用するヘッドドラム組
立体を示す断面図である。
立体を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施例による潤滑装置を示す斜視
図である。
図である。
【図4】本発明の第2実施例による潤滑装置を示す斜視
図である。
図である。
【図5】本発明の第3実施例による潤滑装置を示す斜視
図である。
図である。
【図6】図5のA−A線によるジャーナル軸受の断面図
である。
である。
【図7】本発明の第4実施例による潤滑装置を示す斜視
図である。
図である。
【図8】図7のジャーナル軸受による軸方向負荷の支持
を説明する。
を説明する。
【図9】本発明の第1ないし第3実施例による潤滑装置
を採用したVCR用のヘッドドラム組立体を示す断面図
である。
を採用したVCR用のヘッドドラム組立体を示す断面図
である。
【図10】本発明の第4実施例による潤滑装置を採用し
たVCR用のヘッドドラム組立体を示す断面図である。
たVCR用のヘッドドラム組立体を示す断面図である。
310 シャフト 330 軸受ハウジング 332 潤滑油貯蔵溝 340 潤滑パッド 350 モータ 430 潤滑油流路 434 第2流路 500 潤滑装置 520 ジャーナル軸受 522 潤滑溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 1995U30841 (32)優先日 1995年10月28日 (33)優先権主張国 韓国(KR)
Claims (16)
- 【請求項1】 内側に互いに対向して長さ方向に円筒状
を有する一対の潤滑油貯蔵溝が形成される軸受ハウジン
グと、 前記潤滑油貯蔵溝に連結され、前記ジャーナル軸受の長
さ方向に外周面に形成される第1流路、長さ方向に前記
内周面に形成される第2流路、前記第1及び第2流路の
上端を連結し上面に形成される第3流路、そして前記第
1及び第2流路の下端を連結し底面に形成される第4流
路を具備し、前記内周面にシャフトが回転可能に挿入さ
れるジャーナル軸受と、 前記一対の潤滑油貯蔵溝挿入され潤滑油を含む一対の潤
滑パッドとを含み、 該一対の潤滑パッド内の前記潤滑油は前記第1流路、前
記第3及び第4流路そして前記第2流路を経由して前記
ジャーナル軸受の内周面に流動することを特徴とする潤
滑装置。 - 【請求項2】 前記ジャーナル軸受の材質は焼結金属で
あることを特徴とする請求項1に記載の潤滑装置。 - 【請求項3】 前記ジャーナル軸受の材質はテフロンで
あることを特徴とする請求項1に記載の潤滑装置。 - 【請求項4】 前記潤滑パッドは吸水性がよい材質で制
作されることを特徴とする請求項1に記載の潤滑装置。 - 【請求項5】 前記ジャーナル軸受は内周面に形成さ
れ、前記第2流路を連結する少なくとも2つの潤滑油が
さらに形成されることを特徴とする請求項1に記載の潤
滑装置。 - 【請求項6】 前記潤滑溝の前記ジャーナル軸受の端部
からの距離は次の式を満足することを特徴とする請求項
5に記載の潤滑装置。 L/100≦D1≦L/10 (ここで、D1は前記潤滑溝の中心から前記ジャーナル
軸受の端部までの距離、そしてLは前記ジャーナル軸受
の長さを示す。) - 【請求項7】 前記ジャーナル軸受は、前記シャフトの
軸方向の負荷を支持する多数の支持突起が上面にさらに
形成されることを特徴とする請求項1に記載の潤滑装
置。 - 【請求項8】 前記多数の支持突起は、前記シャフトの
軸方向の負荷を支持する支持面、側壁そして前記支持面
と前記側壁とを連結する傾斜面により定義され、前記第
3流路は前記傾斜面に形成されることを特徴とする請求
項7に記載の潤滑装置。 - 【請求項9】 下部ドラムと、 該下部ドラム内に取り付けられ駆動力を発生するモータ
と、 磁気テープに/から画像情報を記録及び再生し前記下部
ドラム上に位置する上部ドラムと、 該上部ドラムの底面及び前記下部ドラムの上面に設けら
れ、前記上部ドラムが回転する間に前記磁気ヘッドを外
部装置と電気的に接続するトランスフォーマと、 前記モータに取り付けられ前記モータの回転力を前記上
部ドラムに伝達するシャフトと、 内側に互いに対向して長さ方向に円筒状を有する一対の
潤滑油貯蔵溝が形成され、前記下部ドラムの内側に位置
する軸受ハウジングと、 前記潤滑油貯蔵溝と連結され、前記ジャーナル軸受の長
さ方向に外周面に形成される第1流路、長さ方向に前記
内周面に形成される第2流路、前記第1及び第2流路の
上端を連結し上面に形成される第3流路、そして前記第
1及び第2流路の下端を連結し底面に形成される第4流
路を備え、前記軸受ハウジングの上部及び下部にそれぞ
れ挿入及び固定され、そして前記内周面にシャフトが回
転可能に挿入及び支持されるジャーナル軸受と、 前記一対の潤滑油貯蔵溝に挿入され前記ジャーナル軸受
と前記シャフトとの間に供給される潤滑油を含む一対の
潤滑パッドとを含むことを特徴とするビデオカセットレ
コーダ用のヘッドドラム組立体。 - 【請求項10】 前記下部ドラムに取り付けられ中央に
支持溝が形成され前記シャフトを回転可能に支持する蓋
をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のビデオ
カセットレコーダ用のヘッドドラム組立体。 - 【請求項11】 前記ジャーナル軸受の材質は焼結金属
であることを特徴とする請求項9に記載のビデオカセッ
トレコーダ用のヘッドドラム組立体。 - 【請求項12】 前記ジャーナル軸受の材質はテフロン
であることを特徴とする請求項9に記載のビデオカセッ
トレコーダ用のヘッドドラム組立体。 - 【請求項13】 前記潤滑パッドは吸水性がよい材質で
制作されることを特徴とする請求項9に記載のビデオカ
セットレコーダ用のヘッドドラム組立体。 - 【請求項14】 前記ジャーナル軸受は内周面に形成さ
れ、前記第2流路を連結する少なくとも2つの潤滑溝が
さらに形成され、前記潤滑溝の前記ジャーナル軸受の端
部からの距離は次の式を満足することを特徴とする請求
項9に記載のビデオカセットレコーダ用のヘッドドラム
組立体。 L/100≦D1≦L/10 (ここで、D1は前記潤滑溝の中心から前記ジャーナル
軸受の端部までの距離、そしてLは前記ジャーナル軸受
の長さを示す。) - 【請求項15】 前記シャフトの下端に挿入及び固定さ
れる第1フランジと、 前記シャフトの上端に挿入及び固定される第2フランジ
とをさらに含み、 前記モータは前記第1フランジに結合され、前記上部ド
ラムは前記第2フランジに結合されることを特徴とする
請求項9に記載のビデオカセットレコーダ用のヘッドド
ラム組立体。 - 【請求項16】 前記ジャーナル軸受は、前記シャフト
の軸方向負荷を支持する支持面、側壁そして前記支持面
と前記側壁とを連結する傾斜面により定義され、前記シ
ャフトの軸方向負荷を支持する多数の支持突起が上面に
さらに形成される多数の支持突起をさらに備え、前記第
3流路は前記傾斜面に形成されることを特徴とする請求
項15に記載のビデオカセットレコーダ用のヘッドドラ
ム組立体。
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-
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