JP2875657B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2875657B2 JP2875657B2 JP3248316A JP24831691A JP2875657B2 JP 2875657 B2 JP2875657 B2 JP 2875657B2 JP 3248316 A JP3248316 A JP 3248316A JP 24831691 A JP24831691 A JP 24831691A JP 2875657 B2 JP2875657 B2 JP 2875657B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- size
- image forming
- sheet
- main body
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シート材を規制する
規制部材を移動させることにより、複数のサイズのシー
ト材を収納することができるシート材供給カセットを有
する画像形成装置に関するものである。
規制部材を移動させることにより、複数のサイズのシー
ト材を収納することができるシート材供給カセットを有
する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等の画像形成装置は、画
像形成装置本体と、この本体に着脱自在に装着されるシ
ート材供給装置としての給紙カセットとを有し、従来給
紙カセットとしては、例えば図5に示すようなものがあ
る。
像形成装置本体と、この本体に着脱自在に装着されるシ
ート材供給装置としての給紙カセットとを有し、従来給
紙カセットとしては、例えば図5に示すようなものがあ
る。
【0003】すなわち、この給紙カセット1は、カセッ
トオケ2にサイド規制部材3,4および後端規制部材5
がスライド自在に設けられ、カセットオケ2内に収納す
るシート材としての用紙のサイズにより、それら規制部
材3,4,5を所定の方向に移動させて用紙の収納位置
を規制するようにしている。
トオケ2にサイド規制部材3,4および後端規制部材5
がスライド自在に設けられ、カセットオケ2内に収納す
るシート材としての用紙のサイズにより、それら規制部
材3,4,5を所定の方向に移動させて用紙の収納位置
を規制するようにしている。
【0004】サイド規制部材3,4の移動は、一方のサ
イド規制部材3に設けられた被押圧部3aを矢印の方向
に押すことにより、この規制部材3側に設けられた図示
省略の鋸歯部と、カセットオケ2側に設けられた鋸歯部
2aとの係合を解除させ、この規制部材3を所定の方向
へスライドさせる。このサイド規制部材3の移動によ
り、これと図示省略のラックおよびピニオンを介して連
結された他方のサイド規制部材4が反対方向に同距離ス
ライドされることとなる。また、後端規制部材5は押圧
部5aを矢印方向に押すことにより、カセットオケ2の
鋸歯部2bとの係合を解除させて単独で移動させるよう
になっている。
イド規制部材3に設けられた被押圧部3aを矢印の方向
に押すことにより、この規制部材3側に設けられた図示
省略の鋸歯部と、カセットオケ2側に設けられた鋸歯部
2aとの係合を解除させ、この規制部材3を所定の方向
へスライドさせる。このサイド規制部材3の移動によ
り、これと図示省略のラックおよびピニオンを介して連
結された他方のサイド規制部材4が反対方向に同距離ス
ライドされることとなる。また、後端規制部材5は押圧
部5aを矢印方向に押すことにより、カセットオケ2の
鋸歯部2bとの係合を解除させて単独で移動させるよう
になっている。
【0005】このように一つの給紙カセット1で複数の
サイズの用紙を自由に選択し、収納できるようになって
いるため、現在収納されている用紙のサイズを画像形成
装置本体(図示省略)に認識させる必要がある。このた
め、給紙カセット1のサイズ表示部材6を矢印方向に用
紙サイズに対応した所定の位置までスライドさせるよう
にしている。
サイズの用紙を自由に選択し、収納できるようになって
いるため、現在収納されている用紙のサイズを画像形成
装置本体(図示省略)に認識させる必要がある。このた
め、給紙カセット1のサイズ表示部材6を矢印方向に用
紙サイズに対応した所定の位置までスライドさせるよう
にしている。
【0006】かかる給紙カセット1を矢印A方向に画像
形成装置本体内に挿入してセットする。これで、この本
体に固定されたサイズ検知装置7の複数のスイッチ7a
〜7dのうち所定のスイッチ7a〜7dがサイズ表示部
材6の位置に応じてONする。これらスイッチ7a〜7
dのON,OFF状態の組合わせにより、画像形成装置
本体は、その給紙カセット1内に収納された用紙のサイ
ズを認識する。
形成装置本体内に挿入してセットする。これで、この本
体に固定されたサイズ検知装置7の複数のスイッチ7a
〜7dのうち所定のスイッチ7a〜7dがサイズ表示部
材6の位置に応じてONする。これらスイッチ7a〜7
dのON,OFF状態の組合わせにより、画像形成装置
本体は、その給紙カセット1内に収納された用紙のサイ
ズを認識する。
【0007】画像形成装置本体では、用紙サイズを認識
することにより、操作部上にその用紙サイズを表示する
と共に、この本体内での用紙の搬送系や画像形成にかか
わる露光や現像の範囲を決定し、そのシーケンスに沿っ
て画像形成プロセスを実行する。
することにより、操作部上にその用紙サイズを表示する
と共に、この本体内での用紙の搬送系や画像形成にかか
わる露光や現像の範囲を決定し、そのシーケンスに沿っ
て画像形成プロセスを実行する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ユーザーが任意のサイズの用紙を選択したと
きには、このサイズに合わせて給紙カセット1のサイズ
表示部材6を移動させる必要があるが、このサイズ表示
部材6の移動動作を忘れることがある。
来例では、ユーザーが任意のサイズの用紙を選択したと
きには、このサイズに合わせて給紙カセット1のサイズ
表示部材6を移動させる必要があるが、このサイズ表示
部材6の移動動作を忘れることがある。
【0009】かかる場合には、給紙カセット1内に収納
された用紙サイズと画像形成装置本体が認識した用紙サ
イズがくい違ってしまう。その結果、画像形成装置本体
の操作部上には実際の用紙とは異なるサイズが表示され
てしまう。また、ユーザーがその表示を認識せずに画像
形成装置本体のスタートスイッチをONしてしまうと、
この本体が認識した用紙サイズと実際の用紙サイズの用
紙搬送方向の長さが異なる場合には、用紙搬送路で遅延
又は滞留してしまう。さらに、その本体が認識した用紙
サイズと実際の用紙サイズの用紙搬送方向の長さが合っ
ていた場合でも、用紙の幅が異なる場合(例えばA4サ
イズ横送りとA5サイズ縦送り)には、画像形成プロセ
ス上での問題が起こる。すなわち、実際の用紙の幅の分
が大きい場合には、その用紙上の一部分、つまり、画像
形成装置本体が認識したサイズの部分にのみ画像を形成
することになる。また、実際の用紙の幅の方が小さい場
合には、ドラム上の用紙が通過する範囲外にも潜像形成
および現像を行ってしまい、トナーを無駄に使ってしま
うばかりか、クリーニング不良やトナーのぼた落ち等の
問題を起こしてしまう。
された用紙サイズと画像形成装置本体が認識した用紙サ
イズがくい違ってしまう。その結果、画像形成装置本体
の操作部上には実際の用紙とは異なるサイズが表示され
てしまう。また、ユーザーがその表示を認識せずに画像
形成装置本体のスタートスイッチをONしてしまうと、
この本体が認識した用紙サイズと実際の用紙サイズの用
紙搬送方向の長さが異なる場合には、用紙搬送路で遅延
又は滞留してしまう。さらに、その本体が認識した用紙
サイズと実際の用紙サイズの用紙搬送方向の長さが合っ
ていた場合でも、用紙の幅が異なる場合(例えばA4サ
イズ横送りとA5サイズ縦送り)には、画像形成プロセ
ス上での問題が起こる。すなわち、実際の用紙の幅の分
が大きい場合には、その用紙上の一部分、つまり、画像
形成装置本体が認識したサイズの部分にのみ画像を形成
することになる。また、実際の用紙の幅の方が小さい場
合には、ドラム上の用紙が通過する範囲外にも潜像形成
および現像を行ってしまい、トナーを無駄に使ってしま
うばかりか、クリーニング不良やトナーのぼた落ち等の
問題を起こしてしまう。
【0010】そこで、この発明は、給紙カセットに収納
する用紙サイズを変更する時に、サイズ表示部材を移動
させることを忘れた場合には、画像形成動作がスタート
するのを防止する画像形成装置を提供することを課題と
している。
する用紙サイズを変更する時に、サイズ表示部材を移動
させることを忘れた場合には、画像形成動作がスタート
するのを防止する画像形成装置を提供することを課題と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
を解決するためになされたもので、シート材に所定の画
像を形成する画像形成装置本体に、シート材を供給する
シート材供給カセットが着脱自在に装着されて構成さ
れ、該シート材供給カセットは、シート材を収納するカ
セットオケと、該カセットオケにスライド自在に設けら
れてシート材の大きさに合わせて移動されてシート材の
周縁を規制する規制部材と、前記カセットオケにスライ
ド自在に設けられてスライド位置によりシート材の大き
さを前記画像形成装置本体に検知させるサイズ表示部材
とを有する画像形成装置において、前記シート材の大き
さに合わせて前記規制部材をスライドさせた時に、前記
サイズ表示部材をホームポジションまで移動させる復帰
手段を設けると共に、該サイズ表示部材がホームポジシ
ョンにあるときは前記画像形成装置本体へのシート材供
給動作が行えなくなるように設定した画像形成装置とし
たことを特徴としている。
を解決するためになされたもので、シート材に所定の画
像を形成する画像形成装置本体に、シート材を供給する
シート材供給カセットが着脱自在に装着されて構成さ
れ、該シート材供給カセットは、シート材を収納するカ
セットオケと、該カセットオケにスライド自在に設けら
れてシート材の大きさに合わせて移動されてシート材の
周縁を規制する規制部材と、前記カセットオケにスライ
ド自在に設けられてスライド位置によりシート材の大き
さを前記画像形成装置本体に検知させるサイズ表示部材
とを有する画像形成装置において、前記シート材の大き
さに合わせて前記規制部材をスライドさせた時に、前記
サイズ表示部材をホームポジションまで移動させる復帰
手段を設けると共に、該サイズ表示部材がホームポジシ
ョンにあるときは前記画像形成装置本体へのシート材供
給動作が行えなくなるように設定した画像形成装置とし
たことを特徴としている。
【0012】
【作用】かかる手段によれば、任意に選択されたサイズ
のシート材をカセットオケ内に収納し、このシート材の
サイズに合わせて規制部材を移動させると、復帰手段に
より、サイズ表示部材がホームポジションまで移動す
る。
のシート材をカセットオケ内に収納し、このシート材の
サイズに合わせて規制部材を移動させると、復帰手段に
より、サイズ表示部材がホームポジションまで移動す
る。
【0013】正規の操作では、ユーザーはホームポジシ
ョン位置にあるサイズ表示部材をシート材のサイズに対
応した位置までスライド操作する必要がある。もし、こ
の操作を忘れた場合でも、サイズ表示部材がホームポジ
ションにあるときは、画像形成装置本体へのシート材の
供給動作が行えなくなるように設定されているため、従
来のように搬送路中でシート材が滞留したりする等の不
具合の発生が未然に防止される。ユーザーは、シート材
の供給が行われないことからサイズ表示部材の設定を忘
れたことを認識し、正規の位置にサイズ表示部材を移動
させることとなる。
ョン位置にあるサイズ表示部材をシート材のサイズに対
応した位置までスライド操作する必要がある。もし、こ
の操作を忘れた場合でも、サイズ表示部材がホームポジ
ションにあるときは、画像形成装置本体へのシート材の
供給動作が行えなくなるように設定されているため、従
来のように搬送路中でシート材が滞留したりする等の不
具合の発生が未然に防止される。ユーザーは、シート材
の供給が行われないことからサイズ表示部材の設定を忘
れたことを認識し、正規の位置にサイズ表示部材を移動
させることとなる。
【0014】
【実施例】以下、この発明を適用した実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0015】図1ないし図3はこの発明の第1実施例を
示す図である。
示す図である。
【0016】まず、構成を説明すると、画像形成装置
は、画像形成装置本体とシート材供給カセットである給
紙カセット11とから構成されている。
は、画像形成装置本体とシート材供給カセットである給
紙カセット11とから構成されている。
【0017】この給紙カセット11は、カセットオケ1
2の底面部にスリット12a,12b,12cが形成さ
れ、このスリット12a,12bにサイド規制部材1
3,14が、スリット12cに後端規制部材15がそれ
ぞれスライド自在に設けられている。また、サイズ表示
部材16も、スリット12dを介してカセットオケ12
にスライド自在に設けられている。
2の底面部にスリット12a,12b,12cが形成さ
れ、このスリット12a,12bにサイド規制部材1
3,14が、スリット12cに後端規制部材15がそれ
ぞれスライド自在に設けられている。また、サイズ表示
部材16も、スリット12dを介してカセットオケ12
にスライド自在に設けられている。
【0018】そのサイド規制部材13は、主に、規制部
材本体13aおよび可動部材13bから構成されてい
る。この規制部材本体13aがスリット12aに対して
スライド自在に支持され、この本体13aには、図2お
よび図3に示すようにスリット12a方向にラック部1
3cが形成されている。また、可動部材13bは、規制
部材本体13aに対してスリット12aと直交する方向
にスライド自在に配設され、図3に示すコイルスプリン
グ13dにより矢印と反対方向に付勢されている。ま
た、この可動部材13bには、ユーザーにより押される
被押圧部13gが形成されると共に、カセットオケ12
のスリット12aに形成された鋸歯部12eに係止する
鋸歯部13eが形成され、更に、L字形レバー17を押
圧する押圧片13tが形成されている。また、他方のサ
イド規制部材14は、上記可動部材13bは設けられて
おらず、上記ラック部13cと同ピッチのラック部14
aが形成されている。そして、このラック部14aとラ
ック部13bとの間にピニオン18が図2に示すように
介在されることにより、一方のサイド規制部材13を所
定方向にスライドさせると他方のサイド規制部材14が
それと反対方向に同じ距離移動することとなる。更に、
後端規制部材15は、規制部材本体15aと可動部材1
5bから構成され、この可動部材15bには被押圧部1
5cおよび鋸歯部15dが形成されている。この鋸歯部
15dがスリット12cに形成された鋸歯部12tに係
脱されるようになっている。
材本体13aおよび可動部材13bから構成されてい
る。この規制部材本体13aがスリット12aに対して
スライド自在に支持され、この本体13aには、図2お
よび図3に示すようにスリット12a方向にラック部1
3cが形成されている。また、可動部材13bは、規制
部材本体13aに対してスリット12aと直交する方向
にスライド自在に配設され、図3に示すコイルスプリン
グ13dにより矢印と反対方向に付勢されている。ま
た、この可動部材13bには、ユーザーにより押される
被押圧部13gが形成されると共に、カセットオケ12
のスリット12aに形成された鋸歯部12eに係止する
鋸歯部13eが形成され、更に、L字形レバー17を押
圧する押圧片13tが形成されている。また、他方のサ
イド規制部材14は、上記可動部材13bは設けられて
おらず、上記ラック部13cと同ピッチのラック部14
aが形成されている。そして、このラック部14aとラ
ック部13bとの間にピニオン18が図2に示すように
介在されることにより、一方のサイド規制部材13を所
定方向にスライドさせると他方のサイド規制部材14が
それと反対方向に同じ距離移動することとなる。更に、
後端規制部材15は、規制部材本体15aと可動部材1
5bから構成され、この可動部材15bには被押圧部1
5cおよび鋸歯部15dが形成されている。この鋸歯部
15dがスリット12cに形成された鋸歯部12tに係
脱されるようになっている。
【0019】一方、サイズ表示部材16には、図2に示
すように爪部16aが形成され、このサイズ表示部材1
6は引張りコイルスプリング19によりホームポジショ
ン(図1中実線に示す位置)まで戻るように付勢されて
いる。
すように爪部16aが形成され、このサイズ表示部材1
6は引張りコイルスプリング19によりホームポジショ
ン(図1中実線に示す位置)まで戻るように付勢されて
いる。
【0020】このサイズ表示部材16の爪部16aに係
脱する鈎爪部17aがL字形レバー17に形成されてい
る。このL字形レバー17は軸20により回転自在に設
けられ、U字状スプリング21により鈎爪部17aが爪
部16aに係止する方向に付勢されている。また、前述
のサイド規制部材13の押圧片13tに押圧されてL字
形レバー17が回動されることにより、鈎爪部17aと
爪部16aとの係止状態が解除されるようになってい
る。この実施例では、引張りスプリング19,L字形レ
バー17および押圧片13t等で、サイズ表示部材16
をホームポジションまで復帰させる復帰手段が構成され
ている。
脱する鈎爪部17aがL字形レバー17に形成されてい
る。このL字形レバー17は軸20により回転自在に設
けられ、U字状スプリング21により鈎爪部17aが爪
部16aに係止する方向に付勢されている。また、前述
のサイド規制部材13の押圧片13tに押圧されてL字
形レバー17が回動されることにより、鈎爪部17aと
爪部16aとの係止状態が解除されるようになってい
る。この実施例では、引張りスプリング19,L字形レ
バー17および押圧片13t等で、サイズ表示部材16
をホームポジションまで復帰させる復帰手段が構成され
ている。
【0021】また、符号22は画像形成装置本体に設け
られたサイズ検知装置で、サイズ表示部材16の位置に
より、各スイッチ22a〜22dがON,OFFするこ
とにより用紙サイズが認識されるようになっている。そ
して、サイズ表示部材16がホームポジションにあると
きには、サイズ検知装置22からの信号により画像形成
装置本体内では「サイズ未設定」の状態として認識し、
この状態では給紙が行えないようにすると共に、操作部
上にサイズ未設定である旨の表示をするように設定され
ている。
られたサイズ検知装置で、サイズ表示部材16の位置に
より、各スイッチ22a〜22dがON,OFFするこ
とにより用紙サイズが認識されるようになっている。そ
して、サイズ表示部材16がホームポジションにあると
きには、サイズ検知装置22からの信号により画像形成
装置本体内では「サイズ未設定」の状態として認識し、
この状態では給紙が行えないようにすると共に、操作部
上にサイズ未設定である旨の表示をするように設定され
ている。
【0022】次に、かかる構成よりなる画像形成装置の
作用について説明する。
作用について説明する。
【0023】用紙サイズを変更する時には、このサイズ
に合わせて各規制部材3,4,5を所定の位置までスラ
イドさせる。すなわち、サイド規制部材13の可動部材
13bの被押圧部13gを矢印方向に押圧する。これで
鋸歯部13eがスリット12aの鋸歯部12eから外
れ、この規制部材13のスライドが可能になると共に、
押圧片13tによりL字形レバー17が押圧されて回動
され鈎爪部17aがサイズ表示部材16の爪部16aか
ら外れ、このサイズ表示部材16は引張りスプリング1
9の付勢力によりホームポジションまでスライドされ
る。
に合わせて各規制部材3,4,5を所定の位置までスラ
イドさせる。すなわち、サイド規制部材13の可動部材
13bの被押圧部13gを矢印方向に押圧する。これで
鋸歯部13eがスリット12aの鋸歯部12eから外
れ、この規制部材13のスライドが可能になると共に、
押圧片13tによりL字形レバー17が押圧されて回動
され鈎爪部17aがサイズ表示部材16の爪部16aか
ら外れ、このサイズ表示部材16は引張りスプリング1
9の付勢力によりホームポジションまでスライドされ
る。
【0024】このサイド規制部材13を可動部材13b
を押した状態で移動させると、ラック部13c,ピニオ
ン18およびラック部14aを介してサイド規制部材1
4が反対方向に同じ距離スライドされる。所定位置まで
移動された状態で可動部材13bの押圧状態を解除する
と再び両鋸歯部13e,12eが係止状態となる。ま
た、後端規制部材15も可動部材15bを押圧して同様
にスライドさせる。
を押した状態で移動させると、ラック部13c,ピニオ
ン18およびラック部14aを介してサイド規制部材1
4が反対方向に同じ距離スライドされる。所定位置まで
移動された状態で可動部材13bの押圧状態を解除する
と再び両鋸歯部13e,12eが係止状態となる。ま
た、後端規制部材15も可動部材15bを押圧して同様
にスライドさせる。
【0025】その後、ホームポジションにあるサイズ表
示部材16を引張りスプリング19の付勢力に抗して用
紙サイズに対応した位置までスライドさせると、この位
置で、鈎爪部17aが爪部16aに係止して係止状態と
なる。
示部材16を引張りスプリング19の付勢力に抗して用
紙サイズに対応した位置までスライドさせると、この位
置で、鈎爪部17aが爪部16aに係止して係止状態と
なる。
【0026】この給紙カセット11を矢印A方向に画像
形成装置本体内に挿入することにより、サイズ検知装置
22の各スイッチ22a〜22dがサイズ表示部材16
の位置に応じてON,OFFされて用紙サイズが認識さ
れる。
形成装置本体内に挿入することにより、サイズ検知装置
22の各スイッチ22a〜22dがサイズ表示部材16
の位置に応じてON,OFFされて用紙サイズが認識さ
れる。
【0027】ところで、サイズ表示部材16を所定の位
置まで移動するのを忘れて給紙カセット11をセットし
た場合には、そのサイズ表示部材16はホームポジショ
ンにあるため、画像形成装置本体側へ給紙が行われない
と共に、この本体の操作部上に「サイズ未設定」である
旨の表示がなされる。
置まで移動するのを忘れて給紙カセット11をセットし
た場合には、そのサイズ表示部材16はホームポジショ
ンにあるため、画像形成装置本体側へ給紙が行われない
と共に、この本体の操作部上に「サイズ未設定」である
旨の表示がなされる。
【0028】これにより、従来のように用紙の滞留等の
不具合が生じることなく、ユーザーはその表示によりサ
イズ設定をうながされてサイズ表示部材16を所定の位
置に移動させる。
不具合が生じることなく、ユーザーはその表示によりサ
イズ設定をうながされてサイズ表示部材16を所定の位
置に移動させる。
【0029】また、図4には、この発明の第2実施例を
示す。
示す。
【0030】この実施例は、サイズ表示部材16がホー
ムポジションにある場合には、画像形成装置本体の側に
設けた突起部23に当ることにより、給紙カセット11
がその本体内に最後まで挿入できないように設定されて
いる。このようにしてもサイズ表示部材16を設定し忘
れた時に給紙動作が行えないようにすることもできる。
ムポジションにある場合には、画像形成装置本体の側に
設けた突起部23に当ることにより、給紙カセット11
がその本体内に最後まで挿入できないように設定されて
いる。このようにしてもサイズ表示部材16を設定し忘
れた時に給紙動作が行えないようにすることもできる。
【0031】他の構成および作用は第1実施例と同様で
あるので説明を省略する。
あるので説明を省略する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、シート材のサイズを変更した時には必ずサイズ表示
部材を所定位置まで移動させなければシート材供給動作
が行われないため、画像形成装置本体のサイズ認識と実
際のシート材のサイズが食い違ったまま画像形成が行わ
れることがない、という効果が得られる。
ば、シート材のサイズを変更した時には必ずサイズ表示
部材を所定位置まで移動させなければシート材供給動作
が行われないため、画像形成装置本体のサイズ認識と実
際のシート材のサイズが食い違ったまま画像形成が行わ
れることがない、という効果が得られる。
【図1】この発明の第1実施例の給紙カセットを斜め上
方から見た斜視図である。
方から見た斜視図である。
【図2】同給紙カセットを斜め下方から見た斜視図であ
る。
る。
【図3】同第1実施例の主にサイド規制部材とL字形レ
バー等を示す斜視図である。
バー等を示す斜視図である。
【図4】この発明の第2実施例を示す図1に相当する斜
視図である。
視図である。
【図5】従来例を示す図1に相当する斜視図である。
11 給紙カセット(シート材給紙カセット) 12 カセットオケ 13 サイド規制部材 14 サイド規制部材 15 後端規制部材 16 サイズ表示部材 13t 押圧片 17 L字形レバー 19 引張りスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 シート材に所定の画像を形成する画像形
成装置本体に、シート材を供給するシート材供給カセッ
トが着脱自在に装着されて構成され、該シート材供給カ
セットは、シート材を収納するカセットオケと、該カセ
ットオケにスライド自在に設けられてシート材の大きさ
に合わせて移動されてシート材の周縁を規制する規制部
材と、前記カセットオケにスライド自在に設けられてス
ライド位置によりシート材の大きさを前記画像形成装置
本体に検知させるサイズ表示部材とを有する画像形成装
置において、 前記シート材の大きさに合わせて前記規制部材をスライ
ドさせた時に、前記サイズ表示部材をホームポジション
まで移動させる復帰手段を設けると共に、該サイズ表示
部材がホームポジションにあるときは前記画像形成装置
本体へのシート材供給動作が行えなくなるように設定し
たことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3248316A JP2875657B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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