JP2874020B2 - ウエハセンサ - Google Patents

ウエハセンサ

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JP2874020B2
JP2874020B2 JP3552391A JP3552391A JP2874020B2 JP 2874020 B2 JP2874020 B2 JP 2874020B2 JP 3552391 A JP3552391 A JP 3552391A JP 3552391 A JP3552391 A JP 3552391A JP 2874020 B2 JP2874020 B2 JP 2874020B2
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守 島田
一義 浜田
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Takenaka Electronic Industrial Co Ltd
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Takenaka Electronic Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光電センサを用いて複
数枚並べられた半導体のシリコンウエハのそれぞれの有
無を検出するためのウエハセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体の製造に用いられるウエハは、量
産に資するために複数枚(現在の国際的な規格では25
枚)を1ブロックとしてローダで搬送されることが決め
られており、また各ウエハの間隔もたとえば5インチウ
エハでは16分の3インチに設定されている。そして、
この1ブロック毎に洗浄工程に移動したり、半導体の成
長工程に搬出するのが一般的である。
【0003】ところで、半導体の製造においては塵埃を
極度に嫌うことから、各工程では無人化が進んでおり、
ウエハの搬送工程においても例外ではない。従って、従
来から図6および図7に示すように、1ブロックに25
枚のウエハが確実に存在するか否かを無人検出すること
ができるセンサが採用されている。ここで、30…30
は25の間隔を形成するように1列に並べられた26個
の検出ヘッド、31はこれらの検出ヘッドを固定するた
めの金属ケース、32は電源線とそれぞれの検出ヘッド
30…30からの検出信号線をひとまとめに束ねたコー
ドである。そして、各検出ヘッド30…30のハウジン
グ33…33の内部にはプリント基板34…34を収納
し、この表裏面にそれぞれ投光素子35…35と受光素
子36…36、および必要な電気回路が設けられてい
る。また、ハウジング33の投光素子35、および受光
素子36に対向する部分には光の投受光用の窓37a、
37bが形成されている。このように構成されたウエハ
センサの検出ヘッド30…30間に1ブロックのウエハ
を通過させることによって25枚のウエハが全てそろっ
ているかどうか検出するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにローダに収納されたウエハの間隔は国際的に決めら
れていることから、各検出ヘッド1…1の間隔もこれと
一致して16分の3インチ±公差内に設定しなければな
らない。従って、ウエハが通過する間隙は16分の3イ
ンチから検出ヘッドの厚さを減じた幅になる。しかし、
従来の検出ヘッドではプリント基板5の表裏に投光素子
6、受光素子7が設けられていること、さらにハウジン
グ4自体の物理的な厚みを考慮に入れると、それぞれを
極限まで薄くした場合でもウエハが通過する間隙は非常
に狭いものとなる。従って、ローダの横ブレ精度を相当
高くしなければウエハが検出ヘッド1に衝突してクラッ
クが生じたり、接触して傷が生じることとなり、高価な
ウエハを無駄にしてしまうという欠陥があった。
【0005】本発明ではこれら従来の課題を解決しよう
とするもので、規格内においてウエハが通過する間隙を
広くとることができる信頼性の高いウエハセンサを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明では一定厚のハウジングの幅方向に2本
の光ファイバを並設し、それぞれの先端側入出射面を上
記ハウジングの厚さ方向に対して表裏対称に臨ませた複
数の検出ヘッドを、一定間隔で本体ケースに立設し、隣
合う検出ヘッドの入出射面を対向させることとした。ま
た、検出ヘッドに見合った数の投光素子および受光素子
を上記本体ケースに設けられたプリント基板に設け、上
記2本の光ファイバの基端面に対向させるようにし、さ
らに、隣合う検出ヘッドの投光素子と受光素子とを交互
に対向させるという手段を用いている。
【0007】
【作用】検出ヘッドは光ファイバのみを収納しており、
薄い幅にしながらプリント基板に設けた各投光素子と受
光素子間を光結合するという作用を行う。また、各検出
ヘッドは表裏にそれぞれ投光と受光の機能を有してお
り、隣合う検出ヘッド間において的確にウエハを検知す
るという機能を有するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付した図面に従
って詳述すると、図1および図2において1は本体ケー
ス、2…2は26枚隣接して規格幅である約4.765
mm毎に等間隔に設けられた検出ヘッドであって、その間
にシリコンウエハWが通過する25の間隙Sを構成して
いる。それぞれの検出ヘッド2…2は、2種類の構造の
検出ヘッド2A、2Bが交互に隣接している。そしてこ
れらの検出ヘッド2A・2Bの表面には受光窓3a、裏
面には投光窓3bが千鳥状に開口しており、相互に逆配
置の関係になっている。また、両端の検出ヘッド2A、
2Bはそれぞれ内側に投光窓、あるいは受光窓の何れか
一方のみが設けられ、外側には窓を設けない構造のもの
を用いることもあるが、他の検出ヘッドと同様の構造
で、それぞれ外側の窓を閉塞して用いることもある。ま
た、検出ヘッド2…2のハウジング4の内部は一方を受
光用、他方を投光用とした光ファイバ5a、5bが並設
され、それぞれの光ファイバ5a、5bの先端側は約4
5度にカットされてプリズム面を形成して光学的に入射
面を受光窓3aに、あるいは投射面を投光窓3bに臨ま
せる一方、基端面をハウジング4から外部に突出させて
いる。なお、光ファイバ5a、5bはそれぞれ固定用の
チューブ6でハウジング4に固定される。次に、7は本
体ケース1に固定されたプリント基板で、受光用の光フ
ァイバ5aの基端面に対向して受光素子8aが、また投
光用の光ファイバ5bの基端面に対向して投光素子8b
がそれぞれの検出ヘッド2…2に見合った数だけ設けら
れている。即ち、25個づつの投光素子と受光素子がプ
リント基板7の上に千鳥状に配設されているのである。
【0009】なお、9は検出ヘッド2…2のベース、1
0・10は検出ヘッド2…2を固定するためのレール、
11はプリント基板7とベース9間のスペーサを兼ね、
かつファイバを正確に両素子に対向させると共に他の投
受光素子との干渉を避けるためにおのおの小部屋を形成
した位置決めピースで、それぞれが2個の検出ヘッドを
マウントする。12・12は26個の検出ヘッドの両側
を固定するためのストッパである。また、13…13は
本体ケース1の側面に列設された表示灯であって、各検
出ヘッドが正常に動作しているいかどうかを示すもので
あり、14は電源ラインと各検出ヘッドからの信号線を
束ねたコードである。図3において主要部の組み立て斜
視図を示す。
【0010】次に、検出ヘッド2Aの詳細を図4に示す
と、21は両端にレール12の形状に見合った切欠き2
2・22を有する薄厚方形の基部であり、その上側にや
はり薄肉状に形成されたハウジング4が一体に構成され
ている。そしてハウジング4に角部には万一ウエハが当
たったときでも欠けや傷を防止するために隅切り23が
施されている。受光窓3a、投光窓3bや、受光用光フ
ァイバ5a、投光用光ファイバ5bなどの構成は既述し
たと同様であるが、検出ヘッドだけを見た場合には光フ
ァイバには投光用と受光用の構造上の識別はない。投光
用として機能するか、あるいは受光用として機能するか
の区別は、各光ファイバが対向する素子によって決まる
ものである。即ち、投光素子に対向している光ファイバ
が投光用として機能するのであり、受光素子に対向して
いる光ファイバが受光用として機能するのである。この
ような構成であるから、検出ヘッド2Aのハウジング4
の厚みは2本の光ファイバを並列に収納することができ
るだけの幅で充分であり、光ファイバに細い径のものを
利用することによって極薄状の検出ヘッドとすることが
できる。一方、検出ヘッド2Bの構造は受光窓3aと投
光窓3bが中心線Cに対して反対側に位置するのみで、
他は検出ヘッド2Aと同一である。
【0011】次に、図5は検出ヘッド2A・2Bの並び
方を模式的に示したもので、検出ヘッド2Aと2Bが交
互に並んでいる。そして中心線Cの両側にはそれぞれ受
光窓3aと投光窓3bが対向しつつ千鳥状に設けられて
いるが、両者の間隔は図面におけるように広くしてもよ
いし、より中心線Cに近づけて間隔を狭くすることもあ
る。
【0012】このように構成されたウエハセンサを動作
させる場合には、先ず電源を投入すれば各検出ヘッド2
A・2Bのそれぞれの投光窓3bから次の隣合った検出
ヘッドの受光窓3aに対して検出光が投射され、受光窓
3aから光ファイバ5aで光結合された受光素子8a
その光を検出し、待機状態になる。次にローダによって
25枚のウエハを移動させて各間隙Sを通過させれば投
射光が遮断され、ウエハが存在したことを確認し、それ
ぞれの信号を検出ラインから出力するのである。そし
て、もしウエハの欠落があった場合には該当する受光素
子は出力を行わず、これによって何番目のウエハが欠落
しているのかを指示するのである。なお投射光としては
赤外光を用いることもあるが、赤外光を透過するウエハ
もあることから、赤色光を利用するほうが適用範囲は広
い。
【0013】ウエハセンサの各部の素材としては、精度
を高めるために本体ケース1やレール12としてアルミ
ニウムダイカストを利用するのが好ましいが、シリコン
ウエハの洗浄液であるフロン溶液による腐食を防止する
ために、表面には防食加工を施している。また、検出ヘ
ッドのハウジングとしては熱や応力による変形が少ない
合成樹脂を用いて精度を維持すると共に、加工性を高め
ている。
【0014】
【発明の効果】本発明のウエハセンサでは、検出ヘッド
の内部には2本の光ファイバを並列に収納しただけの構
成であるから、従来のように幅方向にプリント基板と投
受光素子を設けなければならなかった構造と比較すれば
その厚みは極めて薄くなった。従って、検出ヘッドの間
隔が固定値であるような本装置では有効にウエハの通過
間隙を確保することができ、設置に際して楽になったと
共に、ウエハを移動させるためのローダの制御について
も許容範囲が広くなったもので、使い勝手のよいウエハ
センサとすることができた。
【0015】また、検出ヘッドには光ファイバのみを設
け、投光素子と受光素子は本体ケースに固定したプリン
ト基板に一括して設け、これらを光結合することとした
ので、電気的な配線が非常に容易になったばかりか、個
々の検出ヘッドに故障があったとできも配線作業なしで
検出ヘッドのみを差し換え交換するだけでよく、日常の
保守点検も簡単になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエハセンサの一実施例を示す斜視
図、
【図2】本発明のウエハセンサの一実施例を示す一部拡
大断面図、
【図3】本発明のウエハセンサの一実施例を示す一部分
解斜視図、
【図4】本発明のウエハセンサの検出ヘッドを示す斜視
図、
【図5】本発明のウエハセンサの検出ヘッドの並びを示
す模式図、
【図6】従来例のウエハセンサを示す斜視図、
【図7】従来例のウエハセンサを示す一部断面図である
【符号の説明】
1 本体ケース 2 検出ヘッド 3a 受光窓 3b 投光窓 4 ハウジング 5a 受光用光ファイバ 5b 投光用光ファイバ 6 固定用のチューブ 7 プリント基板 8a 受光素子 8b 投光素子 9 ベース 10・10 レール 11 ピース 12 ストッパ 13 表示灯 14 コード
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定厚のハウジングの幅方向に2本の光フ
    ァイバを並設し、それぞれの先端側入出射面を上記ハウ
    ジングの厚さ方向に対して表裏対称に臨ませた複数の検
    出ヘッドを、一定間隔で本体ケースに立設し、隣合う検
    出ヘッドの入出射面を対向させる一方、上記検出ヘッド
    に見合った数の投光素子および受光素子を上記本体ケー
    スに設けられたプリント基板に設けて上記2本の光ファ
    イバの基端面に対向し、かつ隣合う検出ヘッドの投光素
    子と受光素子とが交互に対向するようにしたことを特徴
    とするウエハセンサ。
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