JP2872371B2 - ガスジャンパー装置 - Google Patents

ガスジャンパー装置

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JP2872371B2
JP2872371B2 JP2232285A JP23228590A JP2872371B2 JP 2872371 B2 JP2872371 B2 JP 2872371B2 JP 2232285 A JP2232285 A JP 2232285A JP 23228590 A JP23228590 A JP 23228590A JP 2872371 B2 JP2872371 B2 JP 2872371B2
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B27/00Arrangements for withdrawal of the distillation gases
    • C10B27/04Arrangements for withdrawal of the distillation gases during the charging operation of the oven

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  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各々ガス開口部を有する複数のコークス炉
チャンバーを隣り合って配置した(以下、「並設」と言
う。)コークス炉用の据え置き型ガスジャンパー装置に
関する。該装置では、2つの並設したコークス炉チャン
バーのガス開口部は、各々1つの各リッドチャンバーに
より覆われ、かかる2つのリッドチャンバーは、ジャン
パーパイプによりダクト様方法で連結され、コークス炉
チャンバーの充填の間にガス開口部を覆うためのリッド
は、作動手段により、開口部位置から閉口位置に移動す
ることができ、かつリッドチャンバー内を回転移動させ
ることができる。
(従来の技術) このタイプのガスジャンパー装置は、DE−C−320499
1号に開示されている。これは、所定のコークス炉チャ
ンバーの充填の間に形成される充満ガスを並設したコー
クス炉チャンバーに移送するのに、使用されている。ガ
ス開口部を該開口部のリム(ふち)に対し密封するの
に、水充填環状浸漬トレイを設け、この中に、リッド突
起上で外方に配置された環状リッドエプロンがある。リ
ッドは、ガス開口部に達する円筒状ストッパー部分から
なる。
ガス開口部において形成したケーキ(これは、リッド
の円筒状ストッパー部分の挿入を阻止しうる)の除去が
可能なように、スクレーパーを、該ストッパー部分の外
方円周上に配置している。これは、リッド上に置いて、
該リッドの回転によりガス開口部を清浄化し、これによ
り、当該ストッパー部分がガス開口部内に挿入可能にな
る。
しかし実際には、高圧の吸引や充填操作により圧力が
変動し、これにより、浸漬トレイが吸引されて空になる
ため、リッド密封が設定された要求に適合しないことが
証明されている。同様に、浸漬トレイは、過圧時に圧縮
されて空になる。この場合、水は、コークス炉の天井ま
たは該炉のチャンバーのいずれかに達し、炭じんと混合
して、多量の石炭およびコースス沈積物をガスジャンパ
ー装置のガス開口部や内側に形成する。また、コークス
炉チャンバーの耐火性れんがのライニングを望ましくな
いほどに湿潤させ、不利益をもたらす。
西ドイツ特許第1105380号には、炉内において移動可
能なガスジャンパー装置が開示されており、これは、ガ
ス移送の間にのみ連結されるコークス炉チャンバーのリ
ッド上方に位置する。蒸気ノズルは、ガスジャンパー装
置内を伸張しており、ここを通って、充填ガスは吸引、
放出される。コークス炉チャンバーの充填または該チャ
ンバーからの排出ののち、ガスジャンパー装置を、第1
連結コークス炉チャンバーのリッドが上方から自由に接
近しうるような方法で、移動させる。
米国特許第4207145号は、固定ガスジャンパー装置を
開示し、これはフラップを備え、このフラップは、コー
クス化工程の間に開口し、チャンバーが空のときのみ閉
じ、この場合、不活性ガスがガスジャンパー装置内に入
る。
(発明の目的) 本発明の目的は、公知のガスジャンパー装置を改良す
ること、石炭およびコークス沈積物の形成を大幅に抑制
すること、および大きな圧力変動の場合でもガス開口部
の密封性を保証することである。とくに、ガスジャンパ
ー装置の不活化は、リッドを閉じたままで、ガス開口部
に対するリッドの密封性に影響を与えることなく、実施
することができる。
(発明の概要) 上記目的は、本発明の装置により達成される。該装置
によれば、各ガス開口部のリッドおよびリムの両方が、
バルブ・フェース(弁フェースとも言う。)・タイプの
表面を有し、これらは、相互にマッチングし、リッドを
閉じた位置で相互に押しつけられる。また、該装置によ
れば、窒素のような不活性ガスの供給ラインを当該装置
内に設けており、リッドを閉じた当該装置内の不活性ガ
スの圧力は、コークス炉チャンバーの圧力よりも大き
い。
(発明の詳説) マッチング・シール表面のため、密封性は、機械的作
用シール手段によって保証される。
リッドの配置の間に、シール表面を相互に回転移動さ
せることにより、シール表面相互の特に良好な密封性が
達成され、優れた密封性が保証される。ガスジャンパー
装置は、不活性ガスで加圧され、過圧は、コークス炉チ
ャンバー内の圧力よりも高く調節し、これにより炉ガス
のもれを防ぐことができる。これは、付加的な安全ファ
クターを構成する。不活化の付加的な利点は、リッド開
口時の爆発を防止できることである。加えて、ガスジャ
ンパー装置の内部で生じる凝縮物による腐食に対する効
率的な保護が、当該不活性ガスにより得られる。
本発明の装置の特に有利な点は、機械的にシールした
リッドにより、ガスジャンパー装置全体の寸法を非常に
小さく、すなわちリッドの直径よりもわずかだけ大きな
ものとすることができ、これにより、コークス炉の天井
下に存在する空間が、ごく限られた点で、著しい改善が
得られる。
有利な具体例は、シール表面を円錐切頭体・エンベロ
ープ状に設計した点を特徴とし、ガス開口部におけるリ
ッドおよびリムのシール表面は、各々環状シール突起か
らなり、特に緊密なシールが保証される。
ガスジャンパー装置をコークス炉から取り脱すことな
く(これは、ガスジャンパー装置の炉との緊密な連結を
もたらす)、当該固定装置を容易に洗浄するには、リッ
ドチャンバー各々に、着脱自在なリッドチャンバー・リ
ッドをその上部側に設け、かつ、リフト手段をコークス
炉に、いずれのコークス炉チャンバーにも移動自在であ
ってリッドを当該リッドチャンバー・リッドと同時にリ
フト可能なように、配置する。
好ましくは、リフト手段はコークス炉に水平に配置さ
れたレイルに沿って移動でき、ピボット自在で昇降自在
でかつリッドに結合可能な片持ちばりビームからなる。
安全のためには、ガスジャンパー装置は、ガス抜きバ
ルブを備えることが好ましい。
ガスジャンパー装置を備えたコークス炉のコークス炉
チャンバーを充填する方法は、以下の点で特徴付けられ
る:2つの並設コークス炉チャンバー(これらは、相互に
ガスジャンパー装置によりダクト様方式で連結され、こ
れらの1つは充填されている)を減圧状態にさせ、充填
ガスを、充填コークス炉チャンバーから直接吸引すると
共に、ガスジャンパー装置を介し並設コークス炉チャン
バーから吸引すること;およびガスジャンパー装置の付
近に設けた開口部を介し、空気をアスピレーションする
こと。
空気のアスピレーションにより、そこに含まれる酸素
を充填ガスの一部と燃焼させ、これによりタール縮合物
や石炭やグラファイトなどの沈積物を、ガスジャンパー
装置の内部に形成させない。このガスジャンパー装置で
の燃焼により、リッドおよびガス開口部での高純度のシ
ール表面が得られ、これによりこれらシール表面の完全
なマッチングをもたらし、したがってリッドの閉口後の
確実なシールが保証される。
ガスジャンパー装置の付近に設けた開口部は、有利に
は、レベラー開口部であって、ここを介して、レベラー
・バーをコークス炉チャンバー内に導入して、円錐形の
堆積コークスの頂部をレベルリングし、これにより、コ
ークス炉チャンバー内のガス流の乱れを防止することが
できる。
(具体例の説明) 次に、添付の図面に示した具体例により、本発明をさ
らに詳しく説明する。
第1A図は、作動手段を示す説明図、第1B図は、載置さ
れたガスジャンパー装置を備えるコークス炉の天井部分
に沿った断面図、第2図は、第1B図の矢印IIから見た部
分的側断面図、および第3図は、第2図のラインIII−I
IIに沿った断面図である。
並設したコークス炉チャンバー2,2′…を備えるコー
クス炉の天井1において、各コークス炉チャンバーに対
し、充填開口部3,3′…(ここに、コークス化石炭を積
載したコークス炉チャンバー用の充填カー4を連結す
る)、並びにガス開口部5,5′…(ここを介し、充填の
間にコークス炉チャンバーから、強制的に炉ガスを排出
させる)が設けられている。炉ガスの並設コークス炉チ
ャンバー2′への輸送を可能にすべく、ガスジャンパー
装置6を、2つの並設コークス炉チャンバー2,2′のガ
ス開口部5,5′に設けているが、これは、炉天井1によ
り支持され、かつ、コークス炉チャンバー2のガス開口
部5を並設コークス炉チャンバー2′のガス開口部5′
と、ダクト様方式で連結している。
ガスジャンパー装置6は、円筒状で垂直方向に向い
た、2つのリッドチャンバー7,7′を備え、これらの内
径は、ガス開口部5,5′上方を移動可能なコークス炉チ
ャンバー・リッド8,8′の外径よりもわずかに大きく、
これにより、リッド8,8′は、リッドチャンバー7,7′内
において開口位置から閉口位置に、垂直方向に移動する
ことができる。
リッドチャンバー7,7′の底部は、コークス炉の天井
に気密的に強固に載置される。2つの並設コークス炉チ
ャンバー2,2′に定位したリッドチャンバー7,7′は、当
該リッドチャンバー7,7′を横断して伸張するジャンパ
ーパイプ9と連通する。不活性ガス用のダクト10は、ジ
ャンパーパイプ9と連通し、バルブ11により調節、閉口
可能である。
作動手段12(第1A図参照)は、リッド8,8′をリフト
し、配置させるのに用いられる。図示した具体例によれ
ば、手段12は、充填カー4に載置され、これを、コーク
ス炉に沿って充填開口部3から充填開口部3′に移動さ
せることができる。この作動手段12は、フレーム15を備
え、これは、充填カー4のクロスビーム13に沿って水平
方向に、圧力媒介シリンダー14により移動し、その下端
の支持体16を運ぶことができる。これは、一方ではフレ
ーム15により他方では支持体16により取り付けられた、
付加的な圧力媒介シリンダー17により昇降できる。
クロスビーム13は、2つの電磁石19,19′を備え、こ
れらは、並設ガス開口部2,2′から間隔18を開けて配置
され、かつ、電動モーター20,20′の各々により回転状
態にすることができる。昇降自在なリッド8,8′は、各
々リフティング・ロッド21,21′に、回転駆動タイプの
固定具22,22′により固定され、リフティング・ロッド2
1,21′は、リッドチャンバー7,7′の内部に、上方から
突出する。リフティン・ロッド21,21′の各々の外方側
部端面に対し、スチール・プレート23,23′を固定し、
ここに、電磁石19,19′を配置することができる。
リッド8,8′をガス開口部5,5′のリムに適合させる形
態が、特に適切である。緊密な密封を得るべく、リッド
8,8′およびガス開口部5,5′のリムの両方は、シール表
面24,24′,25および25′を有し、これらは、バルブ面の
ような円錐切頭体エンベロープを有するように、設計さ
れており、リッド8,8′のシール表面25,25′は、環状シ
ール突起36を有する。リッド8,8′を降下させると同時
に回転させることにより、環状シール突起がシール表面
24,24′を押しつけ、これにより完全に緊密な密封が得
られる。回転駆動タイプの連結22,22′は、各々、リフ
ティング・ロッド21,21′に載置された横断ウェブ26に
より、回転固定方式で形成され、かつ横断ウェブ26の自
由端部を覆うU字形掛け金27によりリッド8,8′を保持
する。したがって、リッド8,8′は、リフティング・ロ
ッド21,21′と、回転固定方式で連結されるが、それ
は、シール表面24,25および24′,25′の安全なセンタリ
ングが可能な、横方向のある程度の動きの遊びを有し、
各々、相互に接触状態になる。
ガス開口部のリッド8,8′による密封を、長期間にわ
たり安全に保持するには、シール表面24,25,24′,25′
を所定の期間清浄にせねばならない。汚染の程度が比較
的低い場合、これは、最も簡単には手動で行なわれる。
しかし、このためには、リッド8,8′をガスジャンパー
装置6から取りはずさねばならない。リフティング手段
29(第2図参照)は、この目的に使用されるもので、コ
ークス炉全長にわたり水平方向に伸張するレール28に沿
って、ガスジャンパー装置の全てを置換することができ
る。
リフティング手段29は、垂直スタンド30を備え、これ
に沿って、垂直軸に対しピボット可能な水平方向に向い
た片持ちばりビーム31が設けられ、ビーム31はクランク
・ハンドル32により高さを調節することができる。した
がって、リフティング・ロッド21,21′、およびリッド
8,8′は、この片持ちばりビーム31に、当該リッド8,8′
が第2図にラインで示した位置にリフティング・ロッド
21,21′と共にリフト可能なように、結合することがで
きる。リッドチャンバー・リッド33および33′は、各リ
ッドチャンバー7,7′に、クランプ34により着脱自在に
固定される。コークス炉チャンバー・リッド8,8′をリ
ッドチャンバー7,7′から上昇させれば、同様にジャン
パー・パイプ9は容易に接近して洗浄することができ
る。
予期せぬ爆発による損害を防止すべく、ブリーダー・
バルブ35をジャンパー・パイプ9に設ける。
各コークス炉チャンバー2,2′の狭い側壁において、
レベラー開口部36として設計されドアー37により閉口可
能な開口部を設ける。第2図に模式的に示したレベリン
グ・パーサー38は、側方からこのレベラー開口部36を介
しコークス炉チャンバー2,2′内に挿入して、充填の間
に充填開口部3,3′以下に円錐形堆積コークス40の頂部3
9をレベリングする。したがって、コークス炉チャンバ
ー2,2′内のガスの流れがこれら円錐形コークス40によ
り損なわれることを防止することができる。
コークス炉チャンバー2,2′の1つの充填の間に、充
填したチャンバー、およびガスジャンパー装置により上
記充填チャンバーと連通する並設コークス炉チャンバー
2,2′に対し、高圧吸引手段(図示せず)により発生し
た陰圧を適用し、これにより、充填ガスを、充填された
チャンバーおよび並設チャンバーから、ガスジャンパー
地を介して排出させる。この陰圧により、空気をレベラ
ー開口部36を介し付加的にアスピレーションし、これに
より、充填ガスを、ガスジャンパー装置を介し流動させ
る際に、アスピレーション空気の酸素と部分的に燃焼さ
せることができる。
かくして、形成しうるケーキ(タール縮合物、石炭、
グラファイトなど)を焼却して、ガス開口部5,5′周囲
のシール表面24,24′に対するリッド8,8′の緊密な密封
が保証される。
生成物の全てを充填操作の間に吸引しうる事実に加
え、リッド8,8′およびこれに関連するガス開口部5,5′
のシール表面25,25′,24,24′は、実質的にメイテナン
ス−フリーである。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、作動手段を示す説明図、第1B図は、載置され
たガスジャンパー装置を備えるコークス炉の天井部分に
沿った断面図、第2図は、第1B図の矢印IIから見た部分
的側断面図、および第3図は、第2図のラインIII−III
に沿った断面図である。 図面中、主な符号はつぎのものを意味する。 1:天井、2,2′:コークス炉チャンバー、3,3′:充填開
口部、4:充填カー、5,5′:ガス開口部、6:ガスジャン
パー装置、7,7′:リッドチャンバー、8,8′:コークス
炉チャンバー・リッド(リッド)、9:ジャンパーパイ
プ、10:不活性ガス用のダクト、11:バルブ、12:作動手
段、13:クロスビーム、14:圧力媒介シリンダー、15:フ
レーム、16:支持体、17:圧力媒介シリンダー、18:間
隔、19,19′:電磁石、20,20′:電動モーター、21,2
1′:リフティング・ロッド、、22,22′:回転駆動タイ
プの固定具、24,24′,25および25′:シール表面、26:
横断ウェブ、27:U字形掛け金、29:リフティング手段、3
0:垂直スタンド、31:片持ちばりビーム、33および3
3′:リッドチャンバー・リッド、34:クランプ、35:ブ
リーダー・バルブ、36:レベラー開口部、36:環状シール
突起、37:ドアー、38:レベリング・パーサー、39:頂
部、40:円錐形堆積コークス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト・パンザー オーストリア国アー‐4040 リンツ、シ ュタインハウザーベーク 12番 (72)発明者 カール・ブークスベルガー オーストリア国アー‐4020 リンツ、ハ ットシェックストラッセ 12番 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C10B 25/24 C10B 45/00 C10B 27/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス開口部を形成するガス開口部リムを有
    する2つの並設コークス炉チャンバーを備えるコークス
    炉に設けた、据え置型ガスジャンパー装置であって、 コースス炉チャンバーのガス開口部を覆うリッドチャン
    バーであって、一方のコークス炉チャンバーの充填の間
    にガス開口部を覆うのに適したコークス炉チャンバー・
    リッドを有する2つのリッドチャンバーと、 2つのリッドチャンバーをダクトによって接続するのに
    適したジャンパーパイプと、 コークス炉チャンバー・リッドをリッドチャンバー内に
    おいて開口位置から閉口位置に回転運動させる作動手段
    とを備えること、 さらに、シール表面を、コークス炉チャンバー・リッド
    およびガス開口部リム上に設け、かつ各シール表面は、
    弁フェイス方式で設計されると共に、相互にマッチング
    して、コークス炉チャンバー・リッドの閉口位置におい
    て相互に押し付けられること、および 不活性ガスをガスジャンパー装置に供給するためガスジ
    ャンパー装置内に入るガス供給ダクトを設けると共に、
    不活性ガスの圧力がコークス炉チャンバー内の圧力より
    も過剰になるようにコークス炉チャンバー・リッドを閉
    鎖することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】不活性ガスが窒素である請求項1記載の装
    置。
  3. 【請求項3】シール表面を、円錐切頭体エンベロープの
    形態に設計すると共に、上記リッドのシール表面または
    ガス開口部リムのシール表面上に、環状シール突起を備
    える請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】さらに、着脱自在なリッドチャンバー・リ
    ッドを各リッドチャンバーの頂部に備え、また、コーク
    ス炉チャンバー・リッドおよびリッドチャンバー・リッ
    ドをはずして上昇させるためのリフト手段を備え、 当該リフト手段を、コークス炉チャンバーの全てに対し
    コークス炉上を移動可能なように、配置する請求項1記
    載の装置。
  5. 【請求項5】さらに、コークス炉上に水平に配置したリ
    フト手段用のレイル、およびコークス炉チャンバー・リ
    ッドへの接続に適しピボット運動可能で昇降自在な片持
    ちばりビームを備える請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】さらに、ブリーダー・バルブを備える請求
    項1記載の装置。
  7. 【請求項7】ガス開口部を有する並設コークス炉チャン
    バーを備えるコークス炉において、このコークス炉チャ
    ンバーを充填するにあたり、 ガス開口部を形成するガス開口部リムを有する2つの並
    設コークス炉チャンバーを備えるコークス炉に設けた、
    据え置型ガスジャンパー装置であって、コークス炉チャ
    ンバーのガス開口部を覆うリッドチャンバーであって一
    方のコークス炉チャンバーの充填の間にガス開口部を覆
    うのに適したコークス炉チャンバー・リッドを有する2
    つのリッドチャンバーと、2つのリッドチャンバーをダ
    クトによって接続するのに適したジャンパーパイプと、
    コークス炉チャンバー・リッドをリッドチャンバー内に
    おいて開口位置から閉口位置に回転運動させる作動手段
    とを備えること、さらに、シール表面を、コークス炉チ
    ャンバー・リッドおよびガス開口部リム上に設け、かつ
    各シール表面は、弁フェイス方式で設計されると共に、
    相互にマッチングして、コークス炉チャンバー・リッド
    の閉口位置において相互に押し付けられること、および
    不活性ガスをガスジャンパー装置に供給するためガスジ
    ャンパー装置内に入るガス供給ダクトを設けると共に、
    不活性ガスの圧力がコークス炉チャンバー内の圧力より
    も過剰になるようにコークス炉チャンバー・リッドを閉
    鎖することからなる装置を使用し、 2つの並設コークス炉チャンバーのうちの第1チャンバ
    ーを充填し、 かかる2つの並設コークス炉チャンバーを減圧状態に
    し、 上記第1チャンバーからガスを、直接吸引し、 2つの並設コークス炉チャンバーのうちの第2チャンバ
    ーから、上記ガスチャンバー装置を介して、ガスを吸引
    し、 ガスジャンパー装置の付近に設けた空気開口部を介して
    空気をアスピレーションする ことを特徴とする方法。
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