JP2872140B2 - パッケージ検査システム - Google Patents

パッケージ検査システム

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JP2872140B2
JP2872140B2 JP23361896A JP23361896A JP2872140B2 JP 2872140 B2 JP2872140 B2 JP 2872140B2 JP 23361896 A JP23361896 A JP 23361896A JP 23361896 A JP23361896 A JP 23361896A JP 2872140 B2 JP2872140 B2 JP 2872140B2
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康夫 奥山
正 鈴木
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、繊維機械で生産
された糸巻パッケージの不良品を、その不良内容毎に仕
分けするためのパッケージ検査システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、従来、繊維機械で生
産されたパッケージPは、メインコンベアLに設けられ
ている検査ステーション1において検査し、そこで不良
品と判定されると、そのパッケージPは不良内容毎にメ
インコンベアLから分岐する各貯留コンベアC1、C
2、─に分けて貯留していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のパッケージ検査
システムは、メインコンベアLから分岐する不良内容毎
の複数の貯留コンベアC1、C2、─が必要であり、広
い場所を必要とすることが問題となっている。
【0004】この発明は、繊維機械で生産された不良パ
ッケージを小さなスペースで不良内容毎に効率よく仕分
けし得るようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のパッケージ検
査システムは、各不良内容を検査する検査装置及びその
検査結果をトレイの記憶装置に書込む不良内容書込み装
置を備えた検査ステーション1と、トレイの記憶装置に
書込まれた不良内容を読み取る不良内容読取り装置2
備えると共に、全ての不良パッケージPが送り込まれる
仕分けステーションCとよりなるものである。
【0006】不良内容読取り装置2の読取り不良内容を
表示する表示手段3を設ける。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照し、この発明
のパッケージ検査システムの実施の形態について説明す
る。
【0009】このパッケージ検査システムは、メインコ
ンベアLに設けられた検査ステーション1と、その下流
側のメインコンベアLから分岐し、全ての不良パッケー
ジが送られる仕分けステーションCと、仕分けステーシ
ョンCに設けられた不良内容読取り装置2と、不良内容
読取り装置2で読み取られた不良内容を表示する表示装
置(ディスプレー)3とより構成されている。
【0010】メインコンベアL及び仕分けステーション
Cを構成するコンベアは、回動可能の多数のローラーよ
りなるローラーコンベアが用いられるが、ベルトコンベ
アとしてもよい。
【0011】検査ステーション1には、検査装置及び不
良内容書込み装置が存在する。
【0012】検査装置で検査するパッケージの不良内容
の項目は、重量、直径、段巻き、綾落ち(パッケージ端
面で糸が外側へ外れて巻かれるもの)、汚れ、毛羽、バ
ンチ(自動糸換えを確実にするために管の巻き始め等に
棒巻きされた尻糸)の有無、バルジ巻き(パッケージの
両端面に糸が膨らんで巻かれるもの)等である。検査装
置は、重量については秤であり、その他の検査項目につ
いては、それぞれに対応するカメラである。そして、何
れの検査装置から得られるデーターも電気信号に変換さ
れる。その内、カメラによるものは、入射する光線を画
像処理してデータ化し、それが電気信号に変換される。
【0013】検査装置より得られた各データは、不良内
容書込み装置により、パッケージPの挿着されたトレイ
に取り付けられている半導体チップよりなる記憶装置に
書き込まれる。
【0014】仕分けステーションCの上流端入口には、
良パッケージPが素通りし得るように通常は閉じてお
り、検査ステーション1における検査装置及び不良内容
書込み装置が作動してトレイの記憶装置に不良データが
書き込まれたときに開くストッパー4が設けられてい
る。
【0015】不良内容読取り装置2は、検査ステーショ
ン1でトレイの記憶装置に書き込まれた不良データを読
み取るものである。この不良内容読取り装置2は、検査
ステーション1における不良内容書込み装置と共に、繊
維機械分野において既に普及しているものである。な
お、不良内容読取り装置2の直ぐ下流側は、パッケージ
Pをとめるストッパー5が設けられている。
【0016】ディスプレー3においては、不良内容読取
り装置2で読み取ったパッケージPの不良データに基づ
いて不良内容を画像として表示するものである。作業者
は、このディスプレー3の表示画面を見ながら、パッケ
ージPを不良内容毎に台車や箱7に仕分けを行う。こう
して仕分けされた不良パッケージPは、不良内容によっ
ては2級品として充分に商品価値があるものも多いの
で、それに該当するものは出荷される。なお、図1中の
点線で示した円の付近は、仕分作業位置である。また、
図2中の6は、制御装置である。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0018】即ち、様々不良内容の不良パッケージを全
て1つのコンベアよりなる仕分けステーションに送るこ
とができるので、小さなスペースで効率よく不良パッケ
ージを貯留することができる。また、仕分けステーショ
ンでは、読取った不良内容を瞬時に認識することがで
き、効率よく仕分けすることができる。しかも、そこで
は、無駄な良品パッケージの読取りが行われることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のパッケージ検査システムの平面図で
ある。
【図2】この発明のパッケージ検査システムにおけるデ
ータ読取り部及び表示装置付近の正面図である。
【図3】従来のパッケージ検査システムの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 検査ステーション 2 不良内容読取り装置 3 表示装置(ディスプレー) C 仕分けステーション L メインコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 63/00 - 63/08 B65H 67/00 - 67/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各不良内容を検査する検査装置及びその
    検査結果をトレイの記憶装置に書込む不良内容書込み装
    置を備えた検査ステーションと、トレイの記憶装置に書
    込まれた不良内容を読み取る不良内容読取り装置を備え
    ると共に、全ての不良パッケージが送り込まれる仕分け
    ステーションとよりなるパッケージ検査システム。
  2. 【請求項2】 不良内容読取り装置の読取り良内容を表
    示する表示装置を備えた請求項1に記載のパッケージ検
    査システム。
JP23361896A 1996-08-15 1996-08-15 パッケージ検査システム Expired - Fee Related JP2872140B2 (ja)

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