JP2871922B2 - 昇降機の遠隔監視装置 - Google Patents
昇降機の遠隔監視装置Info
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- JP2871922B2 JP2871922B2 JP34986191A JP34986191A JP2871922B2 JP 2871922 B2 JP2871922 B2 JP 2871922B2 JP 34986191 A JP34986191 A JP 34986191A JP 34986191 A JP34986191 A JP 34986191A JP 2871922 B2 JP2871922 B2 JP 2871922B2
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- Japan
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- failure
- terminal device
- data
- monitoring
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多数の昇降機を遠隔の監
視センタで集中して監視する昇降機の遠隔監視装置に関
する。
視センタで集中して監視する昇降機の遠隔監視装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の昇降機の遠隔監視装置では、昇降
機の監視プログラムは一定のアルゴリズムでプログラム
を常時処理することにより昇降機を監視し、この監視中
に異常が発生した場合には、当該異常を電話回線を介し
て監視センタへ発報していた。この種の関連技術につい
ては、例えば特開昭60−15380号公報に示されて
いる。
機の監視プログラムは一定のアルゴリズムでプログラム
を常時処理することにより昇降機を監視し、この監視中
に異常が発生した場合には、当該異常を電話回線を介し
て監視センタへ発報していた。この種の関連技術につい
ては、例えば特開昭60−15380号公報に示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】昇降機に、例えば、昇
降機がその中に乗客を乗せたまま停止してしまう故障が
発生した場合、端末装置からはその故障の名称のみが発
報され、これを受信した監視センタでは作業員を故障現
場に派遣して復旧作業を行なわせると同時に、故障原因
を知るため、端末装置から故障発生前後の詳しいデータ
を採取する。しかし、作業員派遣前に当該データを把握
できれば、作業員は携行すべき機器の選択ができ、か
つ、迅速に復旧処理を行なうことができる。ところで、
端末装置は常に一定のアルゴリズムでプログラムの処理
を実施しているため、異常が発報された場合、監視セン
タでその異常について、より詳しい内容を把握するため
には、端末装置の詳しいデータが必要となり、このため
端末装置に多くのアルゴリズムを追加し処理を行なわせ
る必要があり、これは端末装置の処理負荷を増大させる
こととなる。また、アルゴリズムが複雑になり常時処理
するプログラムが増大するため処理時間が増大し、端末
装置の品質低下となる。
降機がその中に乗客を乗せたまま停止してしまう故障が
発生した場合、端末装置からはその故障の名称のみが発
報され、これを受信した監視センタでは作業員を故障現
場に派遣して復旧作業を行なわせると同時に、故障原因
を知るため、端末装置から故障発生前後の詳しいデータ
を採取する。しかし、作業員派遣前に当該データを把握
できれば、作業員は携行すべき機器の選択ができ、か
つ、迅速に復旧処理を行なうことができる。ところで、
端末装置は常に一定のアルゴリズムでプログラムの処理
を実施しているため、異常が発報された場合、監視セン
タでその異常について、より詳しい内容を把握するため
には、端末装置の詳しいデータが必要となり、このため
端末装置に多くのアルゴリズムを追加し処理を行なわせ
る必要があり、これは端末装置の処理負荷を増大させる
こととなる。また、アルゴリズムが複雑になり常時処理
するプログラムが増大するため処理時間が増大し、端末
装置の品質低下となる。
【0004】本発明は、上記従来技術の課題を解決し、
端末装置に複雑なアルゴリズムを処理させなくても監視
センタでより詳しい異常内容を把握することができ、ひ
いては端末装置の処理負荷を低減し、端末装置の品質向
上を図ることができる昇降機の遠隔監視装置を提供する
ことにある。
端末装置に複雑なアルゴリズムを処理させなくても監視
センタでより詳しい異常内容を把握することができ、ひ
いては端末装置の処理負荷を低減し、端末装置の品質向
上を図ることができる昇降機の遠隔監視装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、昇降機の運行データを記憶する記憶手
段およびこの運行データに基づいて故障の有無を判断す
る処理手段を備えた端末装置と、この端末装置からの故
障信号を入力して所要の処理を行う監視センタとで構成
される昇降機の遠隔監視装置において、前記監視センタ
に、前記記憶手段に記憶された前記運行データを取出す
ための信号を発生する信号発生手段および入手した前記
運行データに基づいて故障状態を分析する故障状態分析
手段を設けるともに、前記端末装置に、前記信号発生手
段からの信号が入力されたときこの信号に従って前記記
憶手段から前記運行データを取出すデータ取出手段を設
けたことを特徴とする。
めに、本発明は、昇降機の運行データを記憶する記憶手
段およびこの運行データに基づいて故障の有無を判断す
る処理手段を備えた端末装置と、この端末装置からの故
障信号を入力して所要の処理を行う監視センタとで構成
される昇降機の遠隔監視装置において、前記監視センタ
に、前記記憶手段に記憶された前記運行データを取出す
ための信号を発生する信号発生手段および入手した前記
運行データに基づいて故障状態を分析する故障状態分析
手段を設けるともに、前記端末装置に、前記信号発生手
段からの信号が入力されたときこの信号に従って前記記
憶手段から前記運行データを取出すデータ取出手段を設
けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】端末装置から監視センタに故障信号の発報があ
つたとき、監視センタの信号発生手段からは手動又は自
動的に故障のより詳しい内容(故障原因)を知るのに必
要なデータ、例えば端末装置の記憶手段のアドレスデー
タが出力される。このデータは端末装置の処理手段に入
力され、処理手段は当該入力されたデータに従つて記憶
手段からデータを取出し、監視センタへ送出する。監視
センタでは送信されたデータをみて故障原因を調べ、こ
れを故障現場にでかける作業員に報せる。
つたとき、監視センタの信号発生手段からは手動又は自
動的に故障のより詳しい内容(故障原因)を知るのに必
要なデータ、例えば端末装置の記憶手段のアドレスデー
タが出力される。このデータは端末装置の処理手段に入
力され、処理手段は当該入力されたデータに従つて記憶
手段からデータを取出し、監視センタへ送出する。監視
センタでは送信されたデータをみて故障原因を調べ、こ
れを故障現場にでかける作業員に報せる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は、本発明の実施例に係る昇降機の遠隔監視
装置のブロツク図である。図で、1は監視センタ、2は
電話回線、3は多数の端末装置のうちの1つの端末装
置、4は昇降機である。5は監視センタの技術者を示
し、端末装置からの信号に対して適切な処理を行なう。
監視センタ1は各端末装置との信号の授受を行なう送受
信装置10、入力されたデータに基づいて故障を分析す
る故障状態分析装置11、故障状態表示装置12、故障
監視切替え入力装置13、故障監視切替え記憶装置14
より構成されている。端末装置3は、監視センタ1との
間で信号の授受を行なう送受信装置30、故障監視切替
え装置31、故障か否かの判断を行なう故障監視処理装
置32、昇降機4からデータを収集する故障監視装置3
3より構成されている。監視センタ1の送受信装置10
と端末装置3の送受信装置30は電話回線2と接続され
ている。端末装置3は故障監視装置33を介し、常時昇
降機4の故障を監視している。
する。図1は、本発明の実施例に係る昇降機の遠隔監視
装置のブロツク図である。図で、1は監視センタ、2は
電話回線、3は多数の端末装置のうちの1つの端末装
置、4は昇降機である。5は監視センタの技術者を示
し、端末装置からの信号に対して適切な処理を行なう。
監視センタ1は各端末装置との信号の授受を行なう送受
信装置10、入力されたデータに基づいて故障を分析す
る故障状態分析装置11、故障状態表示装置12、故障
監視切替え入力装置13、故障監視切替え記憶装置14
より構成されている。端末装置3は、監視センタ1との
間で信号の授受を行なう送受信装置30、故障監視切替
え装置31、故障か否かの判断を行なう故障監視処理装
置32、昇降機4からデータを収集する故障監視装置3
3より構成されている。監視センタ1の送受信装置10
と端末装置3の送受信装置30は電話回線2と接続され
ている。端末装置3は故障監視装置33を介し、常時昇
降機4の故障を監視している。
【0008】今、昇降機4に故障が発生した場合、端末
装置3の故障監視装置33からのデータにより故障監視
処理装置32で故障が判断される。これにより、故障監
視処理装置32は送受信装置30と電話回線2を介して
監視センタ1へ故障状態を出力する。監視センタ1で
は、端末装置3よりの故障状態を、送受信装置10を介
し受信し、ただちに故障状態分析装置11により分析
し、故障状態表示装置12に故障を表示する。表示され
た故障状態に対してより詳しい内容を把握したい場合、
技術者5は故障監視切替え入力装置13を用いてデータ
を入力する。このデータは故障監視切替え記憶装置14
に記憶された後端末装置3へ送信される。端末装置3で
は、このデータを電話回線2−送受信装置30−故障監
視切替え装置31にて受信し、故障監視処理装置32は
このデータに従つて故障監視装置33から詳細なデータ
を取出し、送受信装置30、電話回線2を介して監視セ
ンタ1へ送信する。
装置3の故障監視装置33からのデータにより故障監視
処理装置32で故障が判断される。これにより、故障監
視処理装置32は送受信装置30と電話回線2を介して
監視センタ1へ故障状態を出力する。監視センタ1で
は、端末装置3よりの故障状態を、送受信装置10を介
し受信し、ただちに故障状態分析装置11により分析
し、故障状態表示装置12に故障を表示する。表示され
た故障状態に対してより詳しい内容を把握したい場合、
技術者5は故障監視切替え入力装置13を用いてデータ
を入力する。このデータは故障監視切替え記憶装置14
に記憶された後端末装置3へ送信される。端末装置3で
は、このデータを電話回線2−送受信装置30−故障監
視切替え装置31にて受信し、故障監視処理装置32は
このデータに従つて故障監視装置33から詳細なデータ
を取出し、送受信装置30、電話回線2を介して監視セ
ンタ1へ送信する。
【0009】以上の処理の具体例を以下に述べる。監視
センタ1の故障状態表示装置12に例えば昇降機が乗客
を乗せたまま停止してしまつた場合の故障が表示された
とき、技術者5はその故障原因を知るため、当該故障に
関連のある項目について故障発生前後のデータを採取す
るべく、故障監視切替え入力装置13に所要のデータを
入力する。このデータは、端末装置の故障監視装置33
の記憶手段における上記故障に関連のある項目のアドレ
スである。このアドレスが端末装置3の故障監視処理装
置32へ送信されると、故障監視処理装置32は当該ア
ドレスデータに従つて、当該故障監視装置33から該当
項目のデータを取出し、これを監視センタ1に送出す
る。
センタ1の故障状態表示装置12に例えば昇降機が乗客
を乗せたまま停止してしまつた場合の故障が表示された
とき、技術者5はその故障原因を知るため、当該故障に
関連のある項目について故障発生前後のデータを採取す
るべく、故障監視切替え入力装置13に所要のデータを
入力する。このデータは、端末装置の故障監視装置33
の記憶手段における上記故障に関連のある項目のアドレ
スである。このアドレスが端末装置3の故障監視処理装
置32へ送信されると、故障監視処理装置32は当該ア
ドレスデータに従つて、当該故障監視装置33から該当
項目のデータを取出し、これを監視センタ1に送出す
る。
【0010】このように、本実施例では、端末装置3に
複雑なアルゴリズムを処理させることなく、より詳しい
故障原因を探すことができるので、端末装置3の処理負
荷を低減し、端末装置3の品質向上を図ることができ
る。また、より詳しい故障原因を探すことができるの
で、故障に対する対応を迅速かつ正確に行なうことがで
きる。
複雑なアルゴリズムを処理させることなく、より詳しい
故障原因を探すことができるので、端末装置3の処理負
荷を低減し、端末装置3の品質向上を図ることができ
る。また、より詳しい故障原因を探すことができるの
で、故障に対する対応を迅速かつ正確に行なうことがで
きる。
【0011】図2は本発明の他の実施例に係る昇降機の
遠隔監視装置のブロック図である。図で、図1に示す部
分と同一部分には同一符号が付してある。15は故障解
析入力装置である。さきの実施例ではより詳細な故障原
因を知るため、技術者5は所要のデータを故障監視切換
え入力装置へ手動で入力する構成とされていた。これに
対して本実施例では、故障状態分析装置11で故障分析
が行われると、その結果が故障状態表示装置12に出力
されるとともに、故障解析装置15へも入力される。故
障解析装置15には、分析された各故障毎に予め所要の
データ、例えばアドレスデータが記憶されている。そし
て、故障状態分析装置11の分析結果の入力に応じて、
これに対応したデータを自動的に出力する。以後の処理
はさきの実施例と同様になされる。本実施例はさきの実
施例と同じ効果を有するとともに、技術者のデータ入力
の手間を省くことができるという効果も有する。
遠隔監視装置のブロック図である。図で、図1に示す部
分と同一部分には同一符号が付してある。15は故障解
析入力装置である。さきの実施例ではより詳細な故障原
因を知るため、技術者5は所要のデータを故障監視切換
え入力装置へ手動で入力する構成とされていた。これに
対して本実施例では、故障状態分析装置11で故障分析
が行われると、その結果が故障状態表示装置12に出力
されるとともに、故障解析装置15へも入力される。故
障解析装置15には、分析された各故障毎に予め所要の
データ、例えばアドレスデータが記憶されている。そし
て、故障状態分析装置11の分析結果の入力に応じて、
これに対応したデータを自動的に出力する。以後の処理
はさきの実施例と同様になされる。本実施例はさきの実
施例と同じ効果を有するとともに、技術者のデータ入力
の手間を省くことができるという効果も有する。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、監視セ
ンタから所要のデータを送信することにより端末装置に
当該データに従つた処理を行なわせるようにしたので、
端末装置に複雑なアルゴリズムを処理させることなく、
より詳しい故障原因を探すことができ、端末装置の処理
負荷を低減し、端末装置の品質向上を図ることができ
る。又、より詳しい故障原因を探すことができるので、
故障に対する対応を迅速かつ正確に行なうことができ
る。
ンタから所要のデータを送信することにより端末装置に
当該データに従つた処理を行なわせるようにしたので、
端末装置に複雑なアルゴリズムを処理させることなく、
より詳しい故障原因を探すことができ、端末装置の処理
負荷を低減し、端末装置の品質向上を図ることができ
る。又、より詳しい故障原因を探すことができるので、
故障に対する対応を迅速かつ正確に行なうことができ
る。
【図1】本発明の実施例に係る昇降機の遠隔監視装置の
ブロツク図である。
ブロツク図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る昇降機の遠隔監視装
置のブロツク図である。
置のブロツク図である。
1 監視センタ 3 端末装置 4 昇降機 10 送受信装置 11 故障状態分析装置 12 故障状態表示装置 13 故障監視切替え入力装置 14 故障監視切替え記憶装置 15 故障解析入力装置 30 送受信装置 31 故障監視装置 32 故障監視処理装置 33 故障監視装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−138081(JP,A) 特開 平3−201095(JP,A) 特開 平3−13473(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66B 5/00 B66B 3/00
Claims (1)
- 【請求項1】 昇降機の運行データを記憶する記憶手段
およびこの運行データに基づいて故障の有無を判断する
処理手段を備えた端末装置と、この端末装置からの故障
信号を入力して所要の処理を行う監視センタとで構成さ
れる昇降機の遠隔監視装置において、前記監視センタ
に、前記記憶手段に記憶された前記運行データを取出す
ための信号を発生する信号発生手段および入手した前記
運行データに基づいて故障状態を分析する故障状態分析
手段を設けるともに、前記端末装置に、前記信号発生手
段からの信号が入力されたときこの信号に従って前記記
憶手段から前記運行データを取出すデータ取出手段を設
けたことを特徴とする昇降機の遠隔監視装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-236879 | 1991-08-26 | ||
JP23687991 | 1991-08-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05116855A JPH05116855A (ja) | 1993-05-14 |
JP2871922B2 true JP2871922B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=17007143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34986191A Expired - Fee Related JP2871922B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-12-10 | 昇降機の遠隔監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2871922B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6445631B1 (ja) * | 2017-08-08 | 2018-12-26 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの遠隔診断運転方法、遠隔監視装置、及びエレベータの遠隔診断運転用プログラム |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP34986191A patent/JP2871922B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05116855A (ja) | 1993-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |