JP2871158B2 - ダイアフラムポンプの保護装置 - Google Patents

ダイアフラムポンプの保護装置

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JP2871158B2
JP2871158B2 JP11625891A JP11625891A JP2871158B2 JP 2871158 B2 JP2871158 B2 JP 2871158B2 JP 11625891 A JP11625891 A JP 11625891A JP 11625891 A JP11625891 A JP 11625891A JP 2871158 B2 JP2871158 B2 JP 2871158B2
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thermal protector
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coil
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俊夫 丸山
士郎 水越
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異常発生時にダイアフ
ラムポンプ8を保護するダイアフラムポンプの保護装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダイアフラムポンプ8においては、異常
が発生した場合送風量が低下し、電磁石のコイル1の温
度が上昇するものである。そこで、第5図に示すよう
に、コイル1にサーマルプロテクター2を取り付けてな
るダイアフラムポンプの保護装置が知られている。な
お、サーマルプロテクター2としては、温度ヒューズ
式、バイメタル式のものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、異常が発生しコイル1の温度が上昇すると電気回
路を切断し、ダイアフラムポンプ8を停止させることが
できるものである。
【0004】しかしながら、このダイアフラムポンプの
保護装置においては、温度ヒューズ式またはバイメタル
式のサーマルプロテクター2により電気回路を切断する
ものである。また、異常を知らせる警報手段4を有しな
いものである。
【0005】このため、このダイアフラムポンプの保護
装置においては、温度ヒューズ式のサーマルプロテクタ
ー2の場合、損傷した部品とともにサーマルプロテクタ
ー2も交換する必要があり、また、バイメタル式のサー
マルプロテクター2の場合、損傷した部品を交換する前
であってもコイル1の温度が下がると再びダイアフラム
ポンプ8が作動し、他の部品を損傷する恐れがある。ま
た、異常の発見が遅れる恐れがある。
【0006】そこで本発明は、上記従来の技術における
問題を解決するために発明されたものであり、すなわち
その課題は、部品の交換および損傷を最小限にすること
ができ、また、異常を直ちに発見することができるダイ
アフラムポンプの保護装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1)のダ
イヤフラムポンプの保護装置においては、コイル1に
度変化と対応して回路を開閉するサーマルプロテクター
2を取り付けるとともに、異常発生時のサーマルプロテ
クター2の状態を保持するリレー手段3を設けてなり、
サーマルプロテクター2に対し直列に設けられる接点1
0と、該接点10及びサーマルプロテクター2に対し並
列に設けられる励磁コイル11と、でリレー手段3を構
成してなるものであり、異常発生時、サーマルプロテク
ター2とともにリレー手段3も作動するものである。
【0008】また、本発明の請求項2)のダイヤフラム
ポンプの保護装置は、前記請求項1)記載のダイヤフラ
ムポンプの保護装置において、警報手段4をリレー手段
の接点10及び励磁コイル11に対し並列に設けてな
るものであり、異常発生時、警報手段4に通電されるも
のである。
【0009】また、本発明の請求項3)のダイアフラム
ポンプの保護装置は、前記請求項2)記載のダイアフラ
ムポンプの保護装置において、両面に接着剤5を塗布し
てなる緩衝材6を介して、警報手段4をケース7に取り
付けてなるものであり、警報手段4とケース7との間に
緩衝材6を有するものである。
【0010】また、サーマルプロテクター2としては、
バイメタル式のものが用いられる。また、警報手段4と
しては、ブザー、ランプ等が用いられる。また、両面に
接着剤5を塗布してなる緩衝材6としては、軟質ゴム、
スポンジ等の両面に接着剤5を塗布したものが用いられ
る。
【0011】
【作用】本発明の請求項1)のダイヤフラムポンプの保
護装置においては、コイル1に温度変化と対応して回路
を開閉するサーマルプロテクター2を取り付けるととも
に、異常発生時のサーマルプロテクター2の状態を保持
するリレー手段3を設けてなり、サーマルプロテクター
2に対し直列に設けられる接点10と、該接点10及び
サーマルプロテクター2に対し並列に設けられる励磁コ
イル11と、でリレー手段3を構成してなるものであ
り、異常発生時、サーマルプロテクター2とともにリレ
ー手段3も作動するため、異常発生後、電気回路が切断
した状態に保つことができるとともに、一旦電源を切断
し、再び電源を入れることによりダイヤフラムポンプ8
を作動させることができるものである。
【0012】また、本発明の請求項2)のダイヤフラム
ポンプの保護装置においては、警報手段4をリレー手段
の接点10及び励磁コイル11に対し並列に設けてな
るものであり、異常発生時、警報手段4に通電されるた
め、音、光等により異常を知らせることができるもので
ある。
【0013】また、本発明の請求項3)のダイアフラム
ポンプの保護装置においては、両面に接着剤5を塗布し
てなる緩衝材6を介して、警報手段4をケース7に取り
付けてなるものであり、警報手段4とケース7との間に
緩衝材6を有するため、お互いに振動等が伝わらないも
のである。
【0014】
【実施例】以下、本発明を、図面に示した実施例に基づ
いて詳細に説明する。
【0015】第1図のダイアフラムポンプの保護装置
は、本発明の請求項1)の一実施例で、電磁石のコイル
1にバイメタル式のサーマルプロテクター2を取り付け
るとともに、ダイアフラム9が破れる等の異常が発生し
た場合のサーマルプロテクター2の状態を保持すること
のできる、接点10と励磁コイル11とからなるリレー
手段3を設けてなるものである。リレー手段3において
は、接点10を電源とサーマルプロテクター2との間に
直列に設け、励磁コイル11を接点10とサーマルプロ
テクター2とに並列に設けてなるものである。
【0016】次に第2図a)〜e)に示す動作を説明す
る。a)ダイアフラム9が破れる等の異常が発生し、送
風量が低下して電磁石のコイル1の温度が上昇し、バイ
メタル式のサーマルプロテクター2が動作して電気回路
を開き、ダイアフラムポンプ8が停止する。b)リレー
手段3の励磁コイル11に励磁電流が流れ、接点10が
開く。c)電磁石のコイル1の温度が下がり、サーマル
プロテクター2は閉じるが、励磁コイル11には引続き
励磁電流が流れ接点10は開いた状態にあり、ダイアフ
ラムポンプ8は停止している。d)損傷した部品を交換
するために電源を切断することにより、励磁コイル11
に励磁電流が流れなくなり、接点10が閉じる。e)損
傷した部品の交換が完了した後、再び電源を入れるとダ
イアフラムポンプ8が作動する。
【0017】第3図のダイヤフラムポンプの保護装置
は、本発明の請求項2)の一実施例で、電磁石のコイル
1にバイメタル式のサーマルプロテクター2を取り付け
るとともに、ダイヤフラム9が破れる等の異常が発生し
た場合のサーマルプロテクター2の状態を保持すること
のできる、接点10と励磁コイル11とからなるリレー
手段3を設け、警報手段4をリレー手段3の接点10及
び励磁コイル11に対し並列に設けてなるものである。
リレー手段3においては、接点10を電源とサーマルプ
ロテクター2との間に直列に設け、励磁コイル11を接
点10とサーマルプロテクター2とに並列に設けてなる
ものである。警報手段4としては、ランプが使用されて
おり、異常発生時に電流が流れ点灯するものである。
【0018】第4図は本発明の請求項3)の一実施例
で、ダイアフラムポンプの保護装置の要部を示すもので
あり、両面に接着剤5を塗布してなる緩衝材6を介し
て、警報手段4をダイアフラムポンプ8のケース7に取
り付けてなるものである。警報手段4としては、ブザー
が使用されており、異常発生時に電流が流れ音を発する
ものである。緩衝材6としては、軟質ゴムが使用されて
おり、ダイアフラムポンプ8およびブザーの振動、熱等
がお互いに伝わらないものである。
【0019】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1)のダイ
ヤフラムポンプの保護装置においては、異常発生時、サ
ーマルプロテクター2とともにリレー手段3も作動し、
異常発生後、サーマルプロテクター2が閉じてもリレー
手段3が電気回路の切断された状態を保持するため、他
部品の損傷を防止することができ、しかも、一旦電源を
切断し、再び電源を入れることによりダイヤフラムポン
プ8を作動させることができるため、部品交換後の復旧
を容易に行うことができるものである。
【0020】また、本発明の請求項2)のダイアフラム
ポンプの保護装置においては、異常発生時、警報手段4
に通電され、音、光等により異常を知らせることができ
るため、直ちに異常を発見し部品交換等の復旧作業を行
うことができるものである。
【0021】また、本発明の請求項3)のダイアフラム
ポンプの保護装置においては、警報手段4とケース7と
の間に緩衝材6を有し、お互いに振動等が伝わらないた
め、ダイアフラムポンプ8および警報手段4の寿命低下
を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1)の一実施例であるダイアフ
ラムポンプの保護装置を示す概略断面図である。
【図2】本発明の請求項1)の一実施例であるダイアフ
ラムポンプの保護装置の動作状態を示す電気回路図であ
る。
【図3】本発明の請求項2)の実施例であるダイアフラ
ムポンプの保護装置を示す概略断面図である。
【図4】本発明の請求項3)の実施例であるダイアフラ
ムポンプの保護装置の要部を示す断面図である。
【図5】本発明の従来例であるダイアフラムポンプの保
護装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 コイル 2 サーマルプロテクター 3 リレー手段 4 警報手段 5 接着剤 6 緩衝材 7 ケース 8 ダイアフラムポンプ 9 ダイアフラム 10 接点 11 励磁コイル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 43/02 F04B 45/04 F04B 49/10 311

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル1に温度変化と対応して回路を開
    閉するサーマルプロテクター2を取り付けるとともに、
    異常発生時のサーマルプロテクター2の状態を保持する
    リレー手段3を設けてなり、サーマルプロテクター2に
    対し直列に設けられる接点10と、該接点10及びサー
    マルプロテクター2に対し並列に設けられる励磁コイル
    11と、でリレー手段3を構成してなるダイヤフラムポ
    ンプの保護装置。
  2. 【請求項2】 警報手段4をリレー手段3の接点10及
    び励磁コイル11に対し並列に設けてなる請求項1)記
    載のダイヤフラムポンプの保護装置。
  3. 【請求項3】 両面に接着剤5を塗布してなる緩衝材6
    を介して、警報手段4をケース7に取り付けてなる請求
    項2)記載のダイアフラムポンプの保護装置。
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