JPH0942162A - ポンプの保護回路 - Google Patents

ポンプの保護回路

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Publication number
JPH0942162A
JPH0942162A JP7190788A JP19078895A JPH0942162A JP H0942162 A JPH0942162 A JP H0942162A JP 7190788 A JP7190788 A JP 7190788A JP 19078895 A JP19078895 A JP 19078895A JP H0942162 A JPH0942162 A JP H0942162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
relay
power supply
switch
thermal protector
Prior art date
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Pending
Application number
JP7190788A
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English (en)
Inventor
Kenji Sato
賢志 佐藤
Toshio Maruyama
俊夫 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7190788A priority Critical patent/JPH0942162A/ja
Publication of JPH0942162A publication Critical patent/JPH0942162A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路保護手段によるポンプへの通電電流の遮断
後、通電電流の遮断状態を簡単な回路構成で保持でき、
その上ポンプ以外の要因よって誘発される欠点も無いポ
ンプの保護回路を提供するにある。 【解決手段】ポンプ1の電源路には常閉のリレー接点r
1 と、サーマルプロテクタ2のスイッチ3とを挿入する
とともに、リレー接点r1 と、サーマルプロテクタ2の
スイッチ3との直列回路にリレーRyの励磁コイルCL
を並列に接続してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプの保護回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ダイヤフラム式のエアーポンプ等に
は、ダイヤフラムの破れ等の異常に起因するポンプの温
度上昇時にポンプへの通電を遮断してポンプのコイル保
護を図るためにサーマルプロテクタ等の回路保護手段を
設けるのが通常である。ところで、サーマルプロテクタ
に自動復帰型を用いた場合、通電遮断後にポンプの温度
が下降するとオン状態に復帰してポンプの通電を再開す
る。そのためポンプは再び温度上昇し、この温度上昇に
より再度サーマルプロテクタがオフ動作する。このよう
にしてサーマルプロテクタはオフ動作と、オン動作とを
繰り返し、ポンプへの通電を断続する。従ってポンプは
図4に示すように運転と停止とを繰り返し、完全な停止
状態に入らないという問題があった。しかも最悪の場
合、ポンプへの通電を断続により、ポンプ内部で部品の
相互破壊が発生するという恐れもあった。
【0003】これを防ぐために、様々な方法が用いられ
ており、この代表例とし、ポンプ内部の振動部品に突起
部を設けてダイヤフラムの破れによる異常振動が発生し
た場合に、その突起部が回路の一部を切断する方法があ
る。つまり異常を検知する検知部と、回路を切断した状
態を保持する保持部が同体になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記の異常振
動を検知する従来例によれば、ポンプ自身に異常が無く
ても、例えば図5に示すようにポンプ10とエア排出口
11との間に設けたバルブ12を誤って閉止させたり、
ごみによる目詰まり等のエア配管のトラブルによって起
きる異常振動にも応動して回路を切断する場合もあり、
この場合には回路切断を修理する必要性が生じるという
問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは回路保護手段によるポ
ンプへの通電電流の遮断後、通電電流の遮断状態を簡単
な回路構成で保持でき、その上ポンプ以外の要因よって
誘発される欠点も無いポンプの保護回路を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、ポンプの電源路に挿入され、ポ
ンプの異常温度を検知したときに電源路の通電電流を遮
断する回路保護手段と、回路保護手段の通電路に並列に
励磁コイルを接続したリレーとを備え、リレーの常閉の
リレー接点を上記電源路に挿入したことを特徴とし、回
路保護手段が通電電流の遮断を行なったときに、リレー
の励磁コイルに電流を流してリレーを動作させてポンプ
への電源路をリレー接点により遮断し、それ以後ポンプ
の温度低下に伴う回路保護手段による電流遮断が無くな
ってもポンプへの通電電流の遮断を継続して、ポンプの
停止状態を保持することができる。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、ポンプと、リレーと、回路保護手段とを二重構造
のケース内に収納し、リレーの励磁コイルの通電路に挿
入されたリセット用スイッチをケース外部に設けたの
で、ポンプの騒音発生を防ぎつつ、ポンプの保護を図る
ことができ、しかもリセット操作もケースを開けること
なくできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、9発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施形態の回路を
示しており、ポンプ1の電源路には常閉のリレー接点r
1 と、回路保護手段たるサーマルプロテクタ2のスイッ
チ3とを挿入するとともに、リレー接点r1 と、サーマ
ルプロテクタ2のスイッチ3との直列回路にリレーRy
の励磁コイルCLを並列に接続してある。
【0009】サーマルプロテクタ2は図2に示すような
自動復帰型のものが本実施形態では用いられ、周囲温度
が所定温度以上に上昇すると、異常温度検知手段である
反転バイメタル20が反転動作して、可動ばね板21を
駆動し、可動ばね板21の先端に設けた可動接点22を
固定接点23より開離し、端子24、25間の通電を遮
断し、周囲温度が所定温度以下になると反転バイメタル
20が元の状態に復帰して可動ばね板21を元の状態に
戻し、可動接点22と固定接点23とを接触させるよう
になっている。つまり反転バイメタル20の温度検知に
基づく反転動作により、可動接点22と、固定接点23
とからなるスイッチ3をオン、オフする一般的なサーマ
ルプロテクを構成している。反転バイメタル20は周囲
温度は勿論のこと過負荷時の過大電流でも発熱して反転
動作を行なう。
【0010】尚図2中26は樹脂製ケース、27は基
台、28はシール剤を示す。而して図1において、通常
においてはリレーRyの励磁コイルCLはリレー接点r
1 とサーマルプロテクタ2のスイッチ3で短絡された形
となっており、ポンプ1への通電時にも励磁コイルCL
には殆ど電流が流れず、リレーRyは動作しない。
【0011】次にポンプ1に異常が生じてポンプ1が異
常温度上昇すると、サーマルプロテク2の反転バイメタ
ル20が反転動作してスイッチ3をオフする。このオフ
により電源からのポンプ1への通電電流が遮断され、同
時に電源からリレーRyの励磁コイルCLを通じてポン
プ1への通電路が形成されてリレーRyは動作し、その
リレー接点r1 をオフし、ポンプ1への通電電流遮断状
態を保持する。ここでリレーRyの励磁コイルCLの巻
線抵抗によりポンプ1のコイルに流れる電流は少なくポ
ンプ1は動作しない。
【0012】電源遮断によりポンプ1の運転が停止する
とポンプ1の温度が次第に下降し、サーマルプロテクタ
2の反転バイメタル20は元の状態に戻ってスイッチ3
をオンするが、リレーRyの励磁コイルCLを短絡する
リレー接点r1 とスイッチ3の直列回路は形成されない
ため、リレーRyの動作状態が保持される。従って従来
のようなサーマルプロテクタ2のスイッチ3の断続によ
るポンプ3の運転と停止の繰り返し動作は起きない。
【0013】尚リレーRyの動作状態をリセットする場
合には、電源プラグをコンセントから抜く等して電源を
一旦遮断してリレーRyの励磁コイルCLへの通電を止
めれば良い。図3は、ポンプ1の騒音を考慮して、ポン
プ1、サーマルプロテクタ2、リレーRyを二重構造の
ケース4に収納した実施形態を示しており、本実施形態
ではリレーRyの励磁コイルCLの通電路にリセット用
スイッチ5を挿入し、このリセット用スイッチ5をケー
ス4の外に配置している。従って本実施形態ではリセッ
ト用スイッチ5をオフさせれば、リレーRyの励磁コイ
ルCLの通電を遮断することができるため、リセットの
ために電源を一々切る必要もない。またリセット用スイ
ッチ5をケース4外に配置しているため、リセット時に
ケース4を開ける必要もない。尚サーマルプロテクタ2
を用いて異常検知を行なうため、振動を検出して異常を
検知する手段のように取り付けスペースを特に考慮しな
くても良いためケース4内への配置が容易である。
【0014】尚自動復帰型のサーマルプロテクタ以外に
保持型のサーマルプロテクタを用いることも可能であ
る。またサーマルプロテクタ2の異常温度検知手段とし
て負特性サーミスタを用いて温度検知を行い、その抵抗
値が所定値以下に低下したときにスイッチ3を遮断させ
るような構造のサーマルプロテクタを用いてもよい。ま
た正特性サーミスタをポンプ1と電源との間に挿入し、
異常温度検知時の正特性サーミスタの抵抗増大によりポ
ンプ1への通電電流を実質的に遮断するようにしても良
い。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明は、ポンプの電源路に挿
入され、ポンプの異常温度を検知したときに電源路の通
電電流を遮断する回路保護手段と、回路保護手段の通電
路に並列に励磁コイルを接続したリレーとを備え、リレ
ーの常閉のリレー接点を上記電源路に挿入したことを特
徴とし、回路保護手段が通電電流の遮断を行なったとき
に、リレーの励磁コイルに電流を流してリレーを動作さ
せてポンプへの電源路をリレー接点により遮断し、それ
以後ポンプの温度低下に伴う回路保護手段による電流遮
断が無くなってもポンプへの通電電流の遮断を継続し
て、ポンプの停止状態を保持することができるものであ
って、また異常温度上昇原因がポンプ以外である場合に
も電源をオフするだけで復帰させることができるという
効果があり、しかも回路保護手段と、リレーの組み合わ
せだけの簡単な回路構成で実現できるという効果があ
る。
【0016】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ポンプと、リレーと、回路保護手段とを二重構造の
ケース内に収納し、リレーの励磁コイルの通電路に挿入
されたリセット用スイッチをケース外部に設けたので、
ポンプの騒音発生を防ぎつつ、ポンプの保護を図ること
ができ、しかもリセット操作もケースを開けることなく
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回路構成図である。
【図2】(a)は同上に使用するサーマルプロテクタの
平面断面図である。(b)は(a)のA−A断面図であ
る。(c)は(a)のB−B断面図である。
【図3】本発明の別の実施形態の概略構成図である。
【図4】従来例の動作説明図である。
【図5】別の従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 ポンプ 2 サーマルプロテクタ 3 スイッチ Ry リレー CL 励磁コイル r1 リレー接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02H 7/00 H02H 7/00 G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプの電源路に挿入され、ポンプの異常
    温度を検知したときに電源路の通電電流を遮断する回路
    保護手段と、回路保護手段の通電路に並列に励磁コイル
    を接続したリレーとを備え、リレーの常閉のリレー接点
    を上記電源路に挿入したことを特徴とするポンプの保護
    回路。
  2. 【請求項2】ポンプと、リレーと、回路保護手段とを二
    重構造のケース内に収納し、リレーの励磁コイルの通電
    路に挿入されたリセット用スイッチをケース外部に設け
    たことを特徴とする請求項1のポンプの保護回路。
JP7190788A 1995-07-26 1995-07-26 ポンプの保護回路 Pending JPH0942162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7190788A JPH0942162A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 ポンプの保護回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP7190788A JPH0942162A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 ポンプの保護回路

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JPH0942162A true JPH0942162A (ja) 1997-02-10

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ID=16263755

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JP7190788A Pending JPH0942162A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 ポンプの保護回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021210