JP2871102B2 - 軒天井板の取付け構造 - Google Patents

軒天井板の取付け構造

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JP2871102B2 JP2402117A JP40211790A JP2871102B2 JP 2871102 B2 JP2871102 B2 JP 2871102B2 JP 2402117 A JP2402117 A JP 2402117A JP 40211790 A JP40211790 A JP 40211790A JP 2871102 B2 JP2871102 B2 JP 2871102B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軒天井板を取付けるた
めの技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軒天井板4を取付けるに当たって
は、図6に示すように、鼻板1の後面部の下部にはめ込
み溝部30を形成して、このはめ込み溝部30に軒天井
板4の前端部をはめ込み、軒天井板4の後端部は外壁5
に取付けた見切り縁6aに支持させて取付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例にあっ
ては、木製の鼻板1にはめ込み溝30の加工をする必要
があり、しかもはめ込み溝3の加工をするためこの部
分が薄くなって強度的にも弱くなるという問題があり、
しかも、木製の鼻板1の前面部が外部に直接露出するた
め雨水がかかるとしみ込んで汚れたり、腐食したりする
という問題があった。
【0004】本発明は上記した従来例の問題点に鑑みて
発明したものであって、その目的とするところは、鼻板
を雨水から保護して腐食したり、汚れたりするのを防止
し、また、鼻板が部分的に強度が弱くなるのを防止し、
しかも、鼻板にはめ込み溝を加工することなく軒天井板
を支持することができる軒天井板の取付け構造を提供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、鼻板1の前面
側に鼻板1を覆うように金属製の鼻板水切り板2を取付
け、この鼻板水切り板2の下端部の後面部に設けた軒天
井板前支持部3に軒天井板4の前端部を支持させると共
に外壁5に取付けた見切り縁6に軒天井板4の後端部を
支持させ、鼻板水切り板2の前面に横方向に亙ってリブ
13を設けて成ることを特徴とするものであって、この
ような構成を採用することで、上記した従来例の問題点
を解決して本発明の目的を達成したものである。
【0006】
【作用】しかして、金属製の鼻板水切り板2を鼻板1の
前面側を覆うように取付けることで鼻板1を雨水から保
護するようになっている。そして、この金属製の鼻板水
切り板2の下端部の後面部に設けた軒天井板前支持部3
に軒天井板4の前端部を支持させることで、鼻板1には
め込み溝を形成しなくても金属製の鼻板水切り板2によ
り確実に支持することができるようになった。また鼻板
水切り板2の前面に横方向に亙って設けたリブ13に水
糸を合わせて鼻板水切り板2を簡単且つ正確に取付ける
ことができる。またリブ13を基準として軒樋支持金具
24を取付けることもできる。
【0007】
【実施例】
以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。垂木7の先端部には木製の鼻板1が取付けてあり、
この鼻板1の前面部には鼻板1の前面部を覆うように鼻
板水切り板2が釘8打ち等で取付けてある。鼻板水切り
板2はカラー鋼板や塩化ビニル被覆鋼板等の金属板によ
り形成してあり、縦片9の上端部に斜め前下方に向けて
下り傾斜した上水返し片10を設け、縦片9の下端部に
後方に向けてL状片11を突設し、更に、L状片11の
先端と対向するように上押さえ片12を固着し、このL
状片11とこれに対向する上押さえ片12とで軒天井板
前支持部3を構成し、更に、縦片9に横方向にわたりリ
ブ13が前方に向けて突設しある。
【0008】上記のような構成の鼻板水切り板2は鼻板
1の前面に釘8打ちで取付けた場合、図1に示すように
軒天井板前支持部3が鼻板1の下端部よりも下方に垂下
して位置するようになっている。また、斜め前下方に下
り傾斜した上水返し片10は屋根14の鼻板1の上端よ
りも前方に突出した部分の下面側に沿うように配置して
ある。
【0009】ここで、屋根14は屋根下地15の上に屋
根材16を葺設して構成してある。屋根下地15の前端
部には軒先水切り板17が取付けられ、この軒先水切り
板17の垂下片18の下端のレ字状の折り返し片19が
屋根下地15の先端よりも下方に位置していて、この、
折り返し片19の上方に上水返し片10の先端が位置
し、しかも、上水返し片10の先端は折り返し片19の
上端よりみも前方に位置している。このようにすること
で、軒先水切り板17の前面に沿って流れる雨水が風で
屋根14の前端の下面側や鼻板1の前面側に流れようと
しても、上水返し片10、縦片9により屋根14の前端
の下面や鼻板1の前面に飛散して付着しないようになっ
ている。
【0010】鼻板水切り板2の施工に当たっては、水糸
20をはって鼻板水切り板2の水平度を出して施工する
のであるが、この場合、図2のように縦片9に横方向に
わたり設けたリブ13を利用して水糸20と合わせて施
工することで簡単且つ正確に施工できるものである。と
ころで、このようにして正確に取付けた軒先水切り板1
7を利用して外壁5に軒天井下地材21を取付けるもの
であり、この場合、図3のように水平儀や金尺22によ
り軒天井下地材21の位置を決め、外壁5に墨23打ち
を行い、この墨23にしたがって軒天井下地材21を外
壁5に取付け、更に、この軒天井下地21の下面側にカ
ラー鋼板や塩化ビニル被覆鋼板等の金属板により形成し
た見切り縁6を取付けるものである。鼻板水切り板2の
前面部(すなわち縦片9の前面)には軒樋支持金具24
が取付けられる。この軒樋支持金具24の取付けに当た
っては、図4に示すように縦片9に横方向にわたって設
けたリブ13を利用して、このリブ13を位置決めの基
準として釘打ち等により取付けるものであり、このこと
により軒樋支持金具24を正確に取付けることができる
ものである。このようにして取付けた軒樋支持金具24
には軒樋25が取付けられる。リブ13は前方に突出し
ていることで縦片9の前面に沿って流れる雨水の水切り
を行う役目もしている。軒天井板2は前端部が鼻板水切
り板2の下端部の後面部に設けた軒天井板前支持部3に
支持され、また、後端部が外壁5に取付けた見切り縁6
に支持されるものであるが、この場合、図1、図5に示
すように軒天井板2の前端部を溝状をした軒天井板前支
持部3にはめ込み、また、後端部を溝状をした見切り縁
6にはめ込み(この時、軒天井板2の前後方向の一端部
を上記いずれかの溝状部分に奥まではめ込むと共に他端
を他の溝状部分の開口に位置させ、この状態で軒天井板
2を前後方向に少しずらして他端を溝状部分にはめ込む
ことで軒天井板2の前後両端部をそれぞれ軒天井板支持
部3及び見切り縁6に支持するのである)、軒天井板2
を釘25により軒天井下地材21に固着するものであ
る。そして、軒天井板2の両側端部には図5に示すよう
に係合部26と被係合部27とが形成してあり、隣合う
軒天井板2の係合部26と被係合部27とを係合して接
続するものである。
【0011】図1において28は軒樋45の下部後面部
と鼻板水切り板2の下部前面部との間の隙間29に圧入
して取付けられる隙間隠し部材である。
【0012】
【発明の効果】本発明にあっては、叙述のように、鼻板
の前面側に鼻板を覆うように金属製の鼻板水切り板を取
付け、この鼻板水切り板の下端部の後面部に設けた軒天
井板前支持部に軒天井板の前端部を支持させると共に外
壁に取付けた見切り縁に軒天井板の後端部を支持させた
ので、金属製の鼻板水切り板により鼻板の前面側を覆っ
て鼻板を雨水から保護することができて鼻板の腐食や汚
れを防止できるものであり、また、この金属製の鼻板水
切り板の下端部の後面部に設けた軒天井板前支持部に軒
天井板の前端部を支持させてあるので、鼻板にはめ込み
溝を形成しなくても金属製の鼻板水切り板により確実に
支持することができて鼻板の強度が弱くならないもので
あり、さらに鼻板水切り板の前面に横方向に亙ってリブ
を設けたので、鼻板水切り板を鼻板の前面に取付けると
き水糸とリブを合わせることにより水糸を基準に鼻板水
切り板を簡単且つ正確に取付けることができ、しいては
軒天井板を正確に取付けることができ、またリブを基準
として軒樋支持金具を取付けることで軒樋も正確に取付
けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面図である。
【図2】本発明の鼻板への鼻板水切り板の取付け状態を
示す一部省略した概略斜視図である。
【図3】本発明の鼻板水切り板を基準として軒天井下地
材を取付ける状態を示す一部省略した概略斜視図であ
る。
【図4】本発明の鼻板水切り板を基準として軒樋支持金
具を取付ける状態を示す概略斜視図である。
【図5】本発明の軒天井板を取付ける状態を示す一部省
略概略斜視図である。
【図6】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 鼻板 2 鼻板水切り板 3 軒天井板前支持部 4 軒天井板 5 見切り縁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鼻板の前面側に鼻板を覆うように金属製
    の鼻板水切り板を取付け、この鼻板水切り板の下端部の
    後面部に設けた軒天井板前支持部に軒天井板の前端部を
    支持させると共に外壁に取付けた見切り縁に軒天井板の
    後端部を支持させ、鼻板水切り板の前面に横方向に亙っ
    てリブを設けて成ることを特徴とする軒天井板の取付け
    構造。
JP2402117A 1990-12-14 1990-12-14 軒天井板の取付け構造 Expired - Fee Related JP2871102B2 (ja)

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JPH04216744A JPH04216744A (ja) 1992-08-06
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