JP2871018B2 - 複写機の自動ステイプラ - Google Patents

複写機の自動ステイプラ

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JP2871018B2
JP2871018B2 JP2185093A JP18509390A JP2871018B2 JP 2871018 B2 JP2871018 B2 JP 2871018B2 JP 2185093 A JP2185093 A JP 2185093A JP 18509390 A JP18509390 A JP 18509390A JP 2871018 B2 JP2871018 B2 JP 2871018B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の属する技術分野 この発明は、複写機から排紙された用紙をステイプラ
でクリンチする複写機の自動ステイプラに関する。
(ロ)従来の技術 従来、複写機から排紙された用紙をクリンチする自動
ステイプラは存在したが、この従来装置は排紙トレー上
の用紙の有無に関係なくクリンチ動作するように構成し
ていた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 そのために、用紙のない状態でクリンチすると、ステ
イプラのクリンチャ凹部にクリンチされたステイプラが
残留するので、次にクリンチ動作したときのステイプル
がマガジン側に残留して、ステイプル通路が詰り、クリ
ンチ動作が実行できない問題点を有する。
そこでこの発明は、用紙がないときクリンチ動作を禁
止して、クリンチされたステイプルが詰るのを防止する
ことができる複写機の自動ステイプラの提供を目的とす
る。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、複写機から排紙トレー上に排紙された用
紙のクリンチ位置を、待機位置から上記クリンチ位置ま
で移動するステイプラでクリンチする自動ステイプラで
あって、前記排紙トレー上の用紙を検知する位置と待機
位置とに可動可能に枢着し、かつ、待機位置側に付勢さ
れた用紙検知レバーを固定フレームに設けて、該用紙検
知レバーを、上記固定フレームに基端部が枢着された第
1のレバーと、この第1のレバーの遊端側に枢着されて
先願側が用紙と接触したとき所定範囲付勢に抗して可動
する第2のレバーと、この第2のレバーが用紙との接触
で可動することにより操作されるスイッチとで形成し、
前記ステイプラを載置して待機位置とクリンチ位置とに
摺動する摺動フレームに、前記ステイプラがクリンチ位
置に至る前段で前記第1のレバーと接して用紙検知レバ
ーを用紙検知位置に可動させるカムを取付けた複写機の
自動ステイプラであることを特徴とする。
(ホ)作用 この発明の複写機の自動ステイプラは、摺動フレーム
が摺動してステイプラを待機位置からクリンチ位置側に
移動すると、クリンチ位置に至る前段のステイプラのク
リンチ動作以前に、カムが用紙検知レバーを動作して、
該用紙検知レバーで排紙トレー上の用紙の存在を検知す
る。
(ヘ)発明の効果 上述の結果、排紙トレー上の用紙が検知されないとき
は、摺動フレームを駆動しているモータの駆動を停止し
たり、または、検知信号で異常警報を発生することで、
ステイプラの空撃ちを防止する処理が簡単にとれ、空撃
ちによりステイプルがマガジン側に残留して、ステイプ
ル通路を詰めるようなことを確実に防止することができ
る。
さらに、用紙検知レバーは、第1、第2のレバーと、
スイッチとで形成しているので、安価に構成でき、しか
も、用紙に接触して検知する接触タイプであるため、用
紙の地色によって検知不可となることがなく、いかなる
地色の用紙をも確実の検知することができる。
(ト)発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は複写機のソータに自動ステイプラを組込んだ複
写機の自動ステイプラを示し、第1図、第2図に示すソ
ータ10において、該ソータ10は10枚の排紙トレー11…を
上下方向に集積しており、上述の各排紙トレー11…は両
側に取付けているピン12,12が昇降回転体13,13の周面に
刻設した螺旋に係合し、この昇降回転体13,13の1回転
により、1枚ずつ上昇または下降する。
複写機(図示省略)で複写された用紙は、上下のガイ
ド板14,14で形成する排紙通路15に排出された後、上下
の排紙ローラ16,16で排出される用紙を各排紙トレー11
が1枚ずつ受入れて集積する。
なお、上述のソータ10の構成は周知の技術であるの
で、その詳細は省略する。
上述のソータ10に組込まれる自動ステイプラ20は前述
の昇降回転体13で支持されている排紙トレー11aに集積
の用紙21a,21bに対してクリンチ動作を実行する。
そのために、排紙トレー11aの傾斜に対応して、この
自動ステイプラ20も斜設して構成している(第1図参
照)。
上述の自動ステイプラ20は、第2図も示すように、排
紙トレー11の前端側の一側に配設し、排紙に支承のない
位置を待機位置に設定して、クリンチ動作時には用紙21
a,21bのクリンチ位置Aに移動する。
また、上述の自動ステイプラ20と対向する他側には、
用紙21a,21bの片寄せ機構22を有し、この片寄せ機構22
は複数サイズの用紙21a,21bを基準壁23に接触させて、
用紙21a,21bをクリンチ位置A側に整列する。
上述の片寄せ機構22は次のように構成している。
すなわち、上下方向の両端が回動可能に軸支した回動
軸24の上下位置には揺動杆25,25を固定して、この揺動
杆25,25の遊端には片寄せバー26を架設している。
なお、各排紙トレー11…には、上述の片寄せバー26の
回動が可能なように円弧状の嵌通孔17を形成し、また、
前述の片寄せバー26は全排紙トレー11…に作用するよう
に上下方向に充分な長さを有している。
前述の回動軸24の下端部には扇形ギャー27を固定し、
該扇形ギャー27は減速ギャー28を介して正逆転モータ29
に連結し、この正逆転モータ29の正逆制御によって、前
述の片寄せバー26は排紙トレー11の中央側に回動して、
用紙21a,21bを基準壁23側に押し当てて、用紙21a,21bを
整列する。
なお、上述の片寄せ機構22は後述する自動ステイプラ
20と同期を取って可動することが基本的であるが、用紙
21a,21bの排紙中に作動して、排紙しながら整列動作を
実行することもできる。
次に、前述のステイプラ20の構成を説明する。
すなわち、第3図および第4図に示すように、上述の
自動ステイプラ20はクリンチ機構部30と、移動機構部31
とを並設して構成し、ステイプラ32を搭載する摺動フレ
ーム33はこれらの両機構部30,31を跨って形成してい
る。
上述の摺動フレーム33は平面視でクリンチ機構部30側
が短く、移動機構部31側が長く形成しており(第3図参
照)、また、断面はU字状であって(第4図参照)、背
面視でクリンチ機構部30側の辺が低く水平にして、ステ
イプラ32の載置部34を折曲形成し、また、移動機構部31
側の辺は高く、内側に4個のガイドローラ35…を軸支し
ている(第6図参照)。
上述のガイドローラ35…は、ソータ10に架設した固定
フレーム36に固定のC形レール37の上下のレール辺38,3
8に嵌合することで、この摺動フレーム33を待機位置か
らクリンチ位置Aまでの摺動、さらに、クリンチ位置A
から外側のステイプル装填位置までの摺動が可能に支持
し、固定フレーム36と摺動フレーム33とに張架したスプ
リング39で摺動フレーム33をステイプル装填位置側に付
勢している。
そして、上述の待機位置からクリンチ位置Aまでの移
動は前述の移動機構部31により駆動し、さらに、待機位
置からステイプル装填位置への移動は移動機構部31の係
合を解除することで、前述のスプリング39の付勢力で駆
動する。
前述のクリンチ機構部30は次のように構成している。
すなわち、第3図、第4図および第5図において、ソ
ータ10側に固定される逆U字状の固定フレーム40の上部
には、駆動軸41を他方の移動機構部31に延出する状態に
軸受し、該駆動軸41は適宜のモータおよび減速ギャー
(図示省略)を介して1回転制御する。
さらに、上述の駆動軸41の下部にはクリンチレバー42
が位置し、このクリンチレバー42は左右1対を前端側で
逆U字状連結して形成し、基端のそれぞれが支軸43で前
述の固定フレーム40に軸支している。
前述の駆動軸41には偏心形状の1対の回転カム44を前
述のクリンチレバー42に対応して固定し、該回定カム44
の外側面にはカム溝45を刻設し、このカム溝45にはクリ
ンチレバー42に植設したピン46を嵌合させる(第5図参
照)。
そのために回転カム44が1回転すると、カム溝45によ
ってピン46がガイドされるので、クリンチレバー42の遊
端側が1上下動する。
上述のクリンチレバー42の遊端側にはクリンチローラ
47を架設し、該クリンチローラ47の軸部48は長溝49に係
入して上下の変位を可能にすると共に、強い弾力のスプ
リング50により下側に付勢している。
そのために、クリンチレバー42が過剰押圧になったと
き、スプリング50に抗してクリンチローラ47が後退し、
過剰押圧を回避する。
ステイプラ32を載置する載置部34の前端下部には舌片
51を連設し、この舌片51はステイプラ32がクリンチ位置
Aに移動したとき、固定フレーム36に固定されたストッ
パ52と接して、ステイプラ32をクリンチ位置Aに位置規
制する。
前述の移動機構部31は次のように構成している。
すなわち、第3図、第4図および第6図において、前
述の駆動軸41の軸端には略ハート形状の回転カム60を固
定し、この回転カム60に近接して揺動レバー61の上端を
固定フレーム40に支軸62で揺動可能に軸支する。
上述の揺動レバー61には前述の回転カム60と接するロ
ーラ63を軸支し、一端を固定フレーム40に係止したスプ
リング64の他端を揺動レバー61に係止することで、ロー
ラ63が常時回転カム60と圧接するように、揺動レバー61
を回転カム60側に押圧付勢している。
そのために、回転カム60が1回転制御されると、揺動
レバー61は1往復動することになる。
上述の揺動レバー61の下端には押圧片65を支軸66で枢
着し、該押圧片65の前面上部には当り片67を連設して揺
動レバー61の前面に当接させ、バネ68で押圧付勢してい
る。
上述の押圧片65は揺動フレーム33を過剰に押圧摺動し
たとき、バネ68に抗して回動して、回避することができ
る。
前述の揺動フレーム33の底部上面であって、上述の押
圧片65と対向する位置には当接レバー69が位置し、その
当接レバー69の中間部は摺動フレーム33の底部上面に立
設固定した支持部材70に支軸71で軸支し、後端側には前
述の押圧片65と当接するローラ72を軸支すると共に、前
端側の下面は前述の支持部材70に連設したストッパ73に
当接させて、ローラ72が押圧片65と当接する位置を規制
し、スプリング74によって、押圧付勢している。
そのために、前述の揺動レバー61が前方に揺動する
と、押圧片65で当接レバー69が押されて、摺動フレーム
33がクリンチ位置A側に移動し、揺動レバー61が後方に
後退すると、摺動フレーム33を付勢しているスプリング
39によって摺動フレーム33も待機位置に後退することが
できる。
したがって、回転カム60の1回転で揺動レバー61が1
往復動すると、摺動フレーム33も1往復動することにな
る。
前述の当接レバー69はそのローラ72を押圧片65から外
すことにより、摺動フレーム33をステイプル装填位置に
摺動させることができる。この摺動はスプリング39の付
勢力によって行われるが、上述の係合を外すために、当
接レバー69の前端に解除用のローラ75を軸支しており、
このローラ75は解除レバー76によって操作する。
前述の自動ステイプラ20のステイプラ32がクリンチ動
作するのに先駆けて、排紙トレー11上に用紙21a、21bが
存在するかを検知するための用紙検知機構80を構成して
いる。
すなわち、排紙トレー11上の用紙21a,21bを検知する
位置は、第2図に示すクリンチ位置Aの内側の検知位置
Bであって、この検知位置Bは排紙トレー11を凹状に切
欠くことで形成し、後述の検知ローラ92がこの検知位置
Bを通過したとき、用紙21a,21bはなく、上述の検知ロ
ーラ92が用紙21a,21bの存在で通過できないとき、用紙
有りと判定する。
すなわち、第3図、第6図および第7図に示すごと
く、固定フレーム36に取付けた支持部材81にへの字状の
形成した第1レバー82を支軸83で排紙トレー11側に傾倒
すべく枢着して、該第1レバー82を支軸83に巻回したバ
ネ84で起立状態になるべく固定フレーム36側に押圧付勢
し、該第1レバー82の下端部に従動ローラ85を摺動フレ
ーム33の摺動方向と交わる方向のピン86で軸支する。
上述の第1レバー82の上端には排紙トレー11側に向う
円弧状の第2レバー87の基端部をピン88で回動可能に枢
着し、この第2レバー87の基端部にはストッパ89を連設
し、このストッパ89を第1レバー82の側面に取付けたス
イッチ90のアクチュエータに接当することで、その傾倒
を規制すると共に、ピン88に巻回したバネ91で押圧付勢
している。
なお、上述のバネ91の弾力は前述の排紙トレー11の検
知位置Bにある用紙21a,21bの張力より弱い値に設定し
ている。
上述の第2レバー87の遊端には検知ローラ92を軸支し
ており、この検知ローラ92はは第1レバー82が排紙トレ
ー11側に傾倒したとき、排紙トレー11の検知位置Bに至
る。
上述の検知位置Bに用紙21a,21bが存在すると、用紙2
1a,21bの張力によって検知ローラ92の通過が規制される
ので、第2レバー87はバネ91に抗して停止し、ストッパ
89はスイッチ90のアクチュエータから離れ、スイッチ90
は動作される。
そして、スイッチ90の動作信号が生じたときは、用紙
21a,21bの存在を検知したことになり、動作信号が生じ
ないとき、用紙21a,21bが存在しないと判定する。
一方、摺動フレーム33の底部上面には、上述の第1レ
バー82の従動ローラ85を上方に押上げる傾斜状の傾斜カ
ム93を固定しており、この傾斜カム93は前述の摺動フレ
ーム33がクリンチ位置A側に移動して、ステイプラ32が
クリンチ動作する直前で検知ローラ92が検知動作を終了
し得る位置に設定している。
このように構成した自動ステイプラ20のクリンチ動作
を説明する。
複写機が各排紙トレー11…にコピー後の用紙21aまた
は21bを排紙しているときは、この排紙を阻害しない待
機位置に自動ステイプラ20が位置する。
この待機位置でのクリンチ機構部30および移動機構部
31の待機状態は、第3図、第5図および第6図に示す状
態にある。
複写機が所定の量の複写を終了して、自動ステイプラ
モードに指定されると、そのモードの初期に片寄せ機構
22が全排紙トレー11…上の用紙21aまたは21bをクリンチ
位置A側に片寄せする(第2図参照)。
すなわち、正逆転モータ29を所定量正逆回転制御する
ことで、片寄せバー26が1往復摺動を行い、この揺動で
全排紙トレー11…上の用紙21aまたは21bはクリンチ位置
A側の基準壁23に寄せられて、用紙21aまたは21bがクリ
ンチ位置Aに整列される。
続いて、駆動軸41が1回転制御されてクリンチ動作が
実行される。
まず、移動機構部31において、第6図に示す状態か
ら、ハート形状の回転カム60が回転を開始し、この回転
で揺動レバー61が往動を開始して、該揺動レバー61の押
圧片65が当接レバー69を押出し、第8図に示すように、
揺動フレーム33はクリンチ位置A側に移動する。
前述の揺動レバー61の往動は回転カム60の約60度の回
転量で完了するが、この完了の直前、すなわち、回転カ
ム60の約55度前後の回転量に対応する摺動フレーム33の
移動量で、前述の用紙検知機構80が検知動作を開始して
完了する。
すなわち、摺動フレーム33の傾斜カム93が第1レバー
82の従動ローラ85を押上げるので、第1レバー82が傾倒
し、第2レバー87の検知ローラ92が排紙トレー11の検知
位置Bを通過するのに足りる位置まで傾倒する。
上述の傾倒過程で、検知位置Bに用紙21a,21bが存在
しないときは、スイッチ90が動作しないので、この動作
しないことを用紙なしと判定して、駆動軸41の駆動系を
停止制御し、クリンチ動作を中止すると共に、適宜の異
常警報手段を駆動して用紙なしを報知する。
これによって、ステイプラ32の空撃ちが防止される。
前述の検知動作でスイッチ90が動作して、用紙21a,21
bの存在が検知されると、クリンチ動作が継続され、回
転カム60の約60度の回転で揺動レバー61の往動は完了
し、第8図に示すように、摺動フレーム33はクリンチ位
置Aに移動し、フレーム33の載置部34の舌片51はストッ
パ52に当接し(第9図参照)移動位置が位置規制され
る。
この摺動フレーム33の移動で、用紙21aまたは21bのク
リンチ位置Aがステイプラ32のクリンチ位置に差込まれ
る。
そして、この状態は回転カム60の回転初期から約300
度の位置まで保持される。
一方、クリンチ機構部30は、第5図に示す待機位置の
状態から、偏心形状の回転カム44が回転を開始してクリ
ンチレバー42が下動し、回転カム44の約70度の回転で、
クリンチローラ47がステイプラ32の上面に接し、さらに
回動して回動初期から約180度の回転でクリンチレバー4
2の往動(下動)が完了し、この往動でクリンチローラ4
7がステイプラ32の上部を押下し、第9図に示すよう
に、用紙21aまたは21bのクリンチ位置Aをステイプルで
クリンチすることができる。
さらに続いて回転カム44が回転し、クリンチレバー42
が上動してクリンチの解除が行われ、回転初期から約29
0度の位置で、クリンチローラ47がステイプラ32の上面
より離れ、1回転が終了するとことで、第5図に示す待
機位置に復帰することができる。
また、前述の移動機構部31の回転カム60が回転初期か
ら約300度の位置より摺動レバー61の復動が許容され、
1回転が終了することで、第6図に示す待機位置に復帰
することができる。
以上、上述した実施例の自動ステイプラ20によれば、
クリンチ動作時に排紙トレー11上の用紙21a,21bが検知
されないときは、摺動フレーム33を駆動しているモータ
の駆動を停止したり、または、検知信号で異常警報を発
生することで、ステイプラ32の空撃ちを防止する処理が
簡単にとれ、空撃ちによりステイプルがマガジン側に残
留して、ステイプル通路を詰めるようなことを確実に防
止することができる。
また、摺動フレーム33の載置部34にステイプラ32を搭
載することで、このステイプラ32およびステイプルが事
務用として市販されているものを使用することができ、
極めて安価に構成できる。
さらに、回転カム44,60を駆動軸41で駆動し、摺動フ
レーム33やクリンチレバー42を可動することで、構造が
簡素化されて、全体が嵩低くでき、小型コンパクトに構
成できる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、 この発明の用紙検知レバーは、実施例の第1、第2レ
バー82,87および検知ローラ92に対応し、同様に カムは、実施例の傾斜カム93に対応するも、その他の
構成をも含めて、この発明は実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図はソータの断面正面図、 第2図はソータの一部切欠き断面平面図、 第3図は自動ステイプラの一部断面平面図、 第4図は自動ステイプラの一部断面背面図、 第5図はクリンチ機構部の断面側面図、 第6図は移動機構部の一部切欠き断面側面図、 第7図は用紙検知機構部分の断面側面図、 第8図は移動機構部の動作状態を示す説明図、 第9図はクリンチ機構部の動作状態を示す説明図であ
る。 20…自動ステイプラ、30…クリンチ機構部 31…移動機構部、32…ステイプラ 33…摺動フレーム、36…固定フレーム 82…第1レバー、87…第2レバー 92…検知ローラ、93…傾斜カム A…クリンチ位置、B…検知位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写機から排紙トレー上に排紙された用紙
    のクリンチ位置を、待機位置から上記クリンチ位置まで
    移動するステイプラでクリンチする自動ステイプラであ
    って、 前記排紙トレー上の用紙を検知する位置と待機位置とに
    可動可能に枢着し、かつ、待機位置側に付勢された用紙
    検知レバーを固定フレームに設けて、該用紙検知レバー
    を、上記固定フレームに基端部が枢着された第1のレバ
    ーと、この第1のレバーの遊端側に枢着されて先願側が
    用紙と接触したとき所定範囲付勢に抗して可動する第2
    のレバーと、この第2のレバーが用紙との接触で可動す
    ることにより操作されるスイッチとで形成し、 前記ステイプラを載置して待機位置とクリンチ位置とに
    摺動する摺動フレームに、前記ステイプラがクリンチ位
    置に至る前段で前記第1のレバーと接して用紙検知レバ
    ーを用紙検知位置に可動させるカムを取付けた 複写機の自動ステイプラ。
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