JP2870834B2 - 液晶パネル用スペーサの散布方法 - Google Patents
液晶パネル用スペーサの散布方法Info
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- JP2870834B2 JP2870834B2 JP1210868A JP21086889A JP2870834B2 JP 2870834 B2 JP2870834 B2 JP 2870834B2 JP 1210868 A JP1210868 A JP 1210868A JP 21086889 A JP21086889 A JP 21086889A JP 2870834 B2 JP2870834 B2 JP 2870834B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液晶パネルの基板間ギャップ厚を所定の大き
さで均一につくるためのスペーサを散布する液晶パネル
用スペーサの散布方法に関するものである。
さで均一につくるためのスペーサを散布する液晶パネル
用スペーサの散布方法に関するものである。
従来の技術 従来、液晶表示装置の製造方法としては、二枚のガラ
ス基板に電極パターンを施し、配向膜を印刷硬化させラ
ビング布等でこすって配向処理を行なった後、ギャップ
形成のために樹脂又はガラスのスペーサを散布し、また
ガラス基板周辺部にシール剤を印刷し、二枚の基板を貼
り合わせ、高温下で加圧しながらシール剤を硬化させ、
そして液晶を基板間に封入し、両ガラス基板の外側に偏
光板を貼り付けることにより構成されている。
ス基板に電極パターンを施し、配向膜を印刷硬化させラ
ビング布等でこすって配向処理を行なった後、ギャップ
形成のために樹脂又はガラスのスペーサを散布し、また
ガラス基板周辺部にシール剤を印刷し、二枚の基板を貼
り合わせ、高温下で加圧しながらシール剤を硬化させ、
そして液晶を基板間に封入し、両ガラス基板の外側に偏
光板を貼り付けることにより構成されている。
従来、上記スペーサを散布する装置としては、第3
図,第4図に示すスペーサ散布装置が用いられていた。
図により説明すると、1が円筒状の容器で、中央の天井
部にスペーサ分散のノズル2及びエアーガン3が配置さ
れている。エアーガン3にはあらかじめスペーサが供給
されており、ホース4にN2ガス又はエアーが噴射される
事により、ノズル2からスペーサが噴霧し下部へ落下散
布される。下部の容器には搬送コンベア5が貫通した状
態で配置され、入口,出口にはシャッタ6、6′が設け
られている。搬送コンベア5には固定トレイ7と移動ト
レイ8が載っており、移動トレイ8には配向完了の基板
9が配置される。トレイが円筒形容器1の中央の位置に
きた時点で搬送コンベア5が止まり、ノズル2よりスペ
ーサが散布される。10は排出口であり、N2ガスおよび余
分なスペーサを吸収するためのものである。
図,第4図に示すスペーサ散布装置が用いられていた。
図により説明すると、1が円筒状の容器で、中央の天井
部にスペーサ分散のノズル2及びエアーガン3が配置さ
れている。エアーガン3にはあらかじめスペーサが供給
されており、ホース4にN2ガス又はエアーが噴射される
事により、ノズル2からスペーサが噴霧し下部へ落下散
布される。下部の容器には搬送コンベア5が貫通した状
態で配置され、入口,出口にはシャッタ6、6′が設け
られている。搬送コンベア5には固定トレイ7と移動ト
レイ8が載っており、移動トレイ8には配向完了の基板
9が配置される。トレイが円筒形容器1の中央の位置に
きた時点で搬送コンベア5が止まり、ノズル2よりスペ
ーサが散布される。10は排出口であり、N2ガスおよび余
分なスペーサを吸収するためのものである。
発明が解決しようとする課題 ノズル2の先端より噴射されるスペーサは、容器内で
発生する乱気流で散布密度が均一でないため、又スペー
サの降下時間が異なるため、スペーサの落下点、いわゆ
る基板内でその散布密度がばらつく問題が多かった。ス
ペーサの散布密度とスペーサ粒子径は均一であれば、液
晶パネルの画質の向上となる。
発生する乱気流で散布密度が均一でないため、又スペー
サの降下時間が異なるため、スペーサの落下点、いわゆ
る基板内でその散布密度がばらつく問題が多かった。ス
ペーサの散布密度とスペーサ粒子径は均一であれば、液
晶パネルの画質の向上となる。
本発明はこのような問題点を解決し、基板上にスペー
サを均一に散布させることが出来る液晶パネル用スペー
サの散布方法を提供することを目的とするものである。
サを均一に散布させることが出来る液晶パネル用スペー
サの散布方法を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、トレイを回転さ
せながらスペーサを散布するものである。
せながらスペーサを散布するものである。
作 用 以上の構成による散布装置用いれば、乱気流及び降下
時間によるスペーサ散布密度が平均化させる事が出来
る。
時間によるスペーサ散布密度が平均化させる事が出来
る。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図より説明する。11が円
筒状の容器で、中央の天井部にスペーサ分散のノズル12
及びエアーガン13が配置されている。エアーガン13には
あらかじめスペーサが供給されて英おり、ホース14には
N2ガス又はエアーが噴射される事により、ノズル12から
スペーサが噴射し下部へ落下散布される。下部の容器に
は搬送コンベア15が貫通した状態で配置され、入口,出
口にはシャッタ16,16′が設けられている。搬送コンベ
ア15には固定トレイ17と回転トレイ18が載っており、ま
た固定トレイ17と回転トレイ18の間には、ボールベアリ
ング19が配置されている。この回転トレイ18の中心には
回転軸20が設けられ、固定トレイ17の中心に配置された
軸受21により回転自在に保持されている。また搬送コン
ベア15下部に、回転軸20と結合して配置した歯車22aに
よって、回転軸20が回転するになっている。歯車22aは
別の駆動部23より連動される歯車22bと連結され、回転
トレイ18は回転する。この装置による散布方法について
説明すると、まずスペーサが噴射され、その後回転トレ
イ18上に配向処理済の基板24を載せた搬送コンベア15が
容器11の中央に回転トレイ18が位置するように停止する
と同時に歯車22a,22bが噛合って回転トレイ18が回転
し、そしてスペーサ降下後、回転トレイ18の回転が停止
し、搬送コンベア15が移動し、基板24が容器11内より引
き出される。
筒状の容器で、中央の天井部にスペーサ分散のノズル12
及びエアーガン13が配置されている。エアーガン13には
あらかじめスペーサが供給されて英おり、ホース14には
N2ガス又はエアーが噴射される事により、ノズル12から
スペーサが噴射し下部へ落下散布される。下部の容器に
は搬送コンベア15が貫通した状態で配置され、入口,出
口にはシャッタ16,16′が設けられている。搬送コンベ
ア15には固定トレイ17と回転トレイ18が載っており、ま
た固定トレイ17と回転トレイ18の間には、ボールベアリ
ング19が配置されている。この回転トレイ18の中心には
回転軸20が設けられ、固定トレイ17の中心に配置された
軸受21により回転自在に保持されている。また搬送コン
ベア15下部に、回転軸20と結合して配置した歯車22aに
よって、回転軸20が回転するになっている。歯車22aは
別の駆動部23より連動される歯車22bと連結され、回転
トレイ18は回転する。この装置による散布方法について
説明すると、まずスペーサが噴射され、その後回転トレ
イ18上に配向処理済の基板24を載せた搬送コンベア15が
容器11の中央に回転トレイ18が位置するように停止する
と同時に歯車22a,22bが噛合って回転トレイ18が回転
し、そしてスペーサ降下後、回転トレイ18の回転が停止
し、搬送コンベア15が移動し、基板24が容器11内より引
き出される。
第2図は第3図と同様の回転構造のトレイを使用し、
歯車22aに噛合う回転伝達機構としてラック25を使用し
た場合の方法で、搬送コンベア15の移動と同時に回転ト
レイ18を回転させる事が出来る。
歯車22aに噛合う回転伝達機構としてラック25を使用し
た場合の方法で、搬送コンベア15の移動と同時に回転ト
レイ18を回転させる事が出来る。
発明の効果 以上のように本発明による液晶パネル用スペーサの散
布方法によってトレイ上に並べた基板が回転する事が出
来、スペーサ散布密度が異っても、平均した散布量とな
り、スペーサの均一な散布を行え、これにより液晶表示
パネルの画質を向上させる事が出来る。
布方法によってトレイ上に並べた基板が回転する事が出
来、スペーサ散布密度が異っても、平均した散布量とな
り、スペーサの均一な散布を行え、これにより液晶表示
パネルの画質を向上させる事が出来る。
第1図,第2図はそれぞれ本発明の一実施例を示す断面
図、第3図は従来例の外観図、第4図は同断面図であ
る。 11……容器、12……ノズル、13……エアーガン、15……
搬送コンベア、18……回転トレイ、24……基板。
図、第3図は従来例の外観図、第4図は同断面図であ
る。 11……容器、12……ノズル、13……エアーガン、15……
搬送コンベア、18……回転トレイ、24……基板。
Claims (3)
- 【請求項1】容器の中央部天井にスペーサを散布するノ
ズルを設け、前記容器下部に基板を載せるトレイを備え
た搬送コンベアを配置し、かつ前記トレイを回転させな
がら、スペーサを散布する液晶パネル用スペーサの散布
方法において前記スペーサを噴射した後前記容器内に移
動、停止させ、中央位置でトレイを回転させ、前記スペ
ーサ下降後、搬送コンベアを前記容器より移動させるこ
とを特徴とする液晶パネル用スペーサの散布方法。 - 【請求項2】容器の中央部天井にスペーサを散布するノ
ズルを設け、前記容器下部に基板を載せるトレイを備え
た搬送コンベアを配置し、かつ前記トレイを回転させな
がら、スペーサを散布する液晶パネル用スペーサの散布
方法において前記トレイを回転させながら前記容器内に
入れ、スペーサ噴射後、搬送コンベアを移動させること
を特徴とする液晶パネル用スペーサの散布方法。 - 【請求項3】容器として円筒形容器をもちいることを特
徴とする請求項1又は請求項2記載のパネル用スペーサ
の散布方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1210868A JP2870834B2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 液晶パネル用スペーサの散布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1210868A JP2870834B2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 液晶パネル用スペーサの散布方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0373928A JPH0373928A (ja) | 1991-03-28 |
JP2870834B2 true JP2870834B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=16596434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1210868A Expired - Fee Related JP2870834B2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 液晶パネル用スペーサの散布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2870834B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006051491A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-23 | Nisshin Engineering Co Ltd | 粉体の散布装置 |
-
1989
- 1989-08-16 JP JP1210868A patent/JP2870834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0373928A (ja) | 1991-03-28 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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