JP2870740B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド

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JP2870740B2
JP2870740B2 JP7241846A JP24184695A JP2870740B2 JP 2870740 B2 JP2870740 B2 JP 2870740B2 JP 7241846 A JP7241846 A JP 7241846A JP 24184695 A JP24184695 A JP 24184695A JP 2870740 B2 JP2870740 B2 JP 2870740B2
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均 武田
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Endo Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイアン形等のゴ
ルフクラブヘッドに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のものと
して特開平5−337222号公報の図2等には、ヘッ
ド本体のフェ−ス相当部に貫通部を形成し、この貫通部
に前記ヘッド本体より比重の小さいフェ−ス部材を設け
て、ヘッドの重心を後方に位置させてスイ−トエリヤの
拡大を図るゴルフクラブヘッド(以下ヘッドと称する)
が公知である。
【0003】このようなヘッドにおいては、ヘッドの重
心を後方に位置させることにより、スイ−トエリヤの拡
大を図るものであるが、ヘッドには重量制約があり、ス
イ−トエリヤの拡大には限界があった。
【0004】本発明は前記問題を解決して、スイ−トエ
リヤの一層の拡大を図ることができるヘッドを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ー側にシャフ
ト連結用のホ−ゼルを設けフェ−ス相当部に貫通部を形
成したヘッド本体と、前記ヘッド本体の背面に固着され
比重が前記ヘッド本体より大きい背面部材と、前記貫通
部に設けられ前記背面部材より比重が小さいフェ−ス部
材と、前記ヘッド本体の背面に後方に突出して設けられ
前記貫通部の下端よりやや上方に横向きに架設される補
強杆部と、前記背面部材の前面に設けられ前記補強杆部
が嵌合する凹条と、前記背面部材の前面に設けられ前記
貫通部の上縁及び両側縁の内側に夫々嵌合すると共に前
記フェ−ス相当部にあらわれる上部突条及び両側突条
と、前記背面部材の前面に設けられ前記補強杆部の下部
に嵌合して前記フェ−ス相当部にあらわれると共にソ−
ルを形成する下部突条とを具備し、前記上部突条、両側
突条及び下部突条をフェ−ス部材の回りに配設すること
によりヘッドのフェ−スにおける重量分布を分散してス
イ−トエリヤの拡大を図り、さらに補強杆部によりヘッ
ド本体の貫通部の下部を補強することにより、強度を大
きくすることができるゴルフクラブヘッドである。
【0006】
【発明の実施態様】以下、本発明の−実施例を図を参照
して説明する。ヘッド本体1は略平板状であってチタン
或いはチタン合金のような比重の小さい金属材料からな
り、鍛造等により製作される。このヘッド本体1のー側
にはシャフト2を接続するためのホ−ゼル3が設けら
れ、またヘッド本体1のフェ−ス相当部4には下側を下
端たる開口部5とした切欠きにより貫通部6が形成され
ている。そしてヘッド本体1における背面1Aの開口部
5よりやや上方側には前記貫通部6の左右を架設する補
強杆部7が後方に突設して横向きに設けられている。こ
のヘッド本体1と一体に設けられる補強杆部7は開口部
5の下縁よりやや上方側で後方へ突設するようにブリッ
ジ状に設けられており、その両端7A,7Bは貫通部6
の両側縁5A,5Bの後部に連結している。
【0007】前記ヘッド本体1の背面1Aに固着する背
面部材8は、前記ヘッド本体1の材質より比重の大き
い、例えばベリリウム銅合金やステンレス鋼等からなり
鍛造等により製作される。この背面部材8はヘッドHが
キャビティバックとなるようにキャビティたる貫通孔9
が前記貫通部6と連通するように形成されている。そし
て、前記背面部材8の前面10の下部に前記補強杆部7が
嵌合する凹条11が横向きに形成されている。さらに、前
記前面10には前記貫通孔6に嵌合する突条12,13,14が
設けられている。前記上部突条12は前記貫通孔6の上縁
5C内側に嵌合し、前記一側突条13はー側縁5A内側に
嵌合し、他側突条14は他側縁5B内側に嵌合するもので
あって、その前面12A,13A,14AはヘッドHのフェ−
スFにあらわれるようになっている。尚、前記凹条11の
両端11A,11Bは前記一側及び他側突条13,14の下端よ
り外側に延設している。また前記凹条11の下部には下部
突条15が設けられている。この下部突条15はその前面15
Aが前記フェ−スFにあらわれるようになっており、ま
たその下面15BによりヘッドHのソ−ルSが形成され
る。
【0008】前記フェ−ス相当部4に配設されるフェ−
ス部材16は、薄い略平板状であって前記背面部材8の比
重より小さい、例えばチタン或いはチタン合金のような
比重の小さい金属材料からなり、鍛造等により製作され
る。そして、前記フェ−ス部材16の上縁16A,両側縁16
B,16Cは前記上部及び両側突条12,13,14の内側に嵌
合される。さらに前記フェ−ス部材16の両側縁16B,16
Cの下端に両側に突設した突部17は、前記一側及び他側
突条13,14と下部突条15の間より外側に突出するように
フェ−スF側にあらわれる。尚、18はフェ−ス部材16の
前面に形成されたスコアラインと称せられる溝である。
【0009】尚、図1の一点鎖線で示すように前記ヘッ
ド本体1、背面部材8及びフェ−ス部材16は、プレス装
置(図示せず)の下型19の凹所20に下方より背面部材
8、ヘッド本体1、フェ−ス部材16を順次セットした
後、プレス装置の上型21を押圧することにより前記ヘッ
ド本体1、背面部材8及びフェ−ス部材16を圧着するも
のである。
【0010】次に前記構成についてその作用を説明す
る。前記実施例のヘッドにおいては、比重の小さい材質
からなるヘッド本体1及びフェ−ス部材16と、比重の大
きい材質からなる背面部材8を組合わせたことにより、
ヘッドHの重心位置Gを後方に配置でき、これに伴いス
イ−トエリヤの拡大を図ることができる。
【0011】さらに、図3に示すように比重の大きい材
質からなる背面部材8の上部突条12の前面15A、一側突
条13の前面13A、他側突条14の前面14A及び下部突条15
の前面15Aが、比重の小さい材質からなるフェ−ス部材
16を環状に囲むようにヘッドHのフェ−スFにあらわれ
ているので、フェ−スFにおける重量分布が周囲に分散
される。このために、フェ−スFにおける重量分布が集
中せず、スイ−トエリヤの拡大を図ることができる。
【0012】しかも、ヘッド本体1の貫通部6の下部側
には凹条11に嵌合するようにした補強杆部7を設けたこ
とにより、ヘッド本体1の下部、すなわち貫通部6の開
口部5側が補強される。このために、ヘッド本体1、ひ
いてはヘッドH自体の強度も向上できる。
【0013】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えばアイアンに限らず、サンドウェッジ等
のアイアン形のヘッドにも使用できる等種々の変形が可
能である。さらに前記各嵌合を蟻溝状態として固着力を
一層向上するようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は、ー側にシャフト連結用のホ−
ゼルを設けフェ−ス相当部に貫通部を形成したヘッド本
体と、前記ヘッド本体の背面に固着され比重が前記ヘッ
ド本体より大きい背面部材と、前記貫通部に設けられ前
記背面部材より比重が小さいフェ−ス部材と、前記ヘッ
ド本体の背面に後方に突出して設けられ前記貫通部の下
端よりやや上方に横向きに架設される補強杆部と、前記
背面部材の前面に設けられ前記補強杆部が嵌合する凹条
と、前記背面部材の前面に設けられ前記貫通部の上縁及
び両側縁の内側に夫々嵌合すると共に前記フェ−ス相当
部にあらわれる上部突条及び両側突条と、前記背面部材
の前面に設けられ前記補強杆部の下部に嵌合して前記フ
ェ−ス相当部にあらわれると共にソ−ルを形成する下部
突条とを具備することを特徴とするゴルフクラブヘッド
であり、フェ−スに前記上部突条、両側突条及び下部突
条を配置することにより、前記フェ−スにおける重量分
布を分散してヘッドのスイ−トエリヤを拡大できると共
に、補強杆部を設けたことにより強度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の−実施例を示すフェ−ス側からの分解
斜視図である。
【図2】本発明の−実施例を示す背面側からの分解斜視
図である。
【図3】本発明の−実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の−実施例を示す背面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】図4のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッド本体 1A 背面 2 シャフト 3 ホ−ゼル 4 フェ−ス相当部 5 開口部(下端) 5A 上縁 5B 一側縁 5C 他側縁 6 貫通部 7 補強杆部 8 背面部材 10 前面 11 凹条 12 上部突条 12A 13A 14A 15A 前面 13 一側突条 14 他側突条 15 下部突条 16 フェ−ス部材 S ソ−ル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ー側にシャフト連結用のホ−ゼルを設け
    フェ−ス相当部に貫通部を形成したヘッド本体と、前記
    ヘッド本体の背面に固着され比重が前記ヘッド本体より
    大きい背面部材と、前記貫通部に設けられ前記背面部材
    より比重が小さいフェ−ス部材と、前記ヘッド本体の背
    面に後方に突出して設けられ前記貫通部の下端よりやや
    上方に横向きに架設される補強杆部と、前記背面部材の
    前面に設けられ前記補強杆部が嵌合する凹条と、前記背
    面部材の前面に設けられ前記貫通部の上縁及び両側縁の
    内側に夫々嵌合すると共に前記フェ−ス相当部にあらわ
    れる上部突条及び両側突条と、前記背面部材の前面に設
    けられ前記補強杆部の下部に嵌合して前記フェ−ス相当
    部にあらわれると共にソ−ルを形成する下部突条とを具
    備することを特徴とするゴルフクラブヘッド。
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