JP2870576B2 - 多重化方式 - Google Patents

多重化方式

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JP2870576B2
JP2870576B2 JP7051370A JP5137095A JP2870576B2 JP 2870576 B2 JP2870576 B2 JP 2870576B2 JP 7051370 A JP7051370 A JP 7051370A JP 5137095 A JP5137095 A JP 5137095A JP 2870576 B2 JP2870576 B2 JP 2870576B2
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multiplexing
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茂雄 ▲高▼原
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、独自のディジタル伝送
フレームを形成する入力データを複数の伝送路から受
け、多重化して1つの伝送路に出力する多重化方式に関
し、特に、1つの伝送路または伝送フレームの障害に対
しても方式のシステムダウンが回避できる多重化方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多重化方式では、ディジ
タル同期網内のクロック発生装置から同期クロックを入
力することなく、ディジタル伝送路に転送されるディジ
タル伝送フレームからフレーム同期情報を得て、ディジ
タル同期網に従属した動作を行っている。
【0003】この場合、各伝送路毎にフレーム同期情報
を得るフレーム同期回路を設けることが回路を複雑に
し、かつ、不経済であることから、この問題点を解決す
る技術が、例えば、特開昭63−86630号公報に記
載されている。
【0004】この例では、複数の伝送路の内の1つの伝
送路に対してフレーム同期情報が付与されると共に、他
の伝送路それぞれにフレーム同期情報と同一の周期で予
め定められた並列同期情報が付与され、受信側では、1
つのフレーム同期情報の位置を基準として全ての伝送路
のフレーム同期が確実にされ、かつ、上記問題点が解決
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多重化
方式では、複数の伝送路の1つの伝送路から入力するフ
レームからフレーム同期情報を得ているので、この1つ
の伝送路に障害が発生し、または、何等かの原因でこの
伝送路からフレーム同期情報が得られなかった場合、他
の伝送路のデータが正常であってもデータの伝送ができ
ないという問題点がある。
【0006】本発明の課題は、複数の伝送路のうちの1
つの伝送路の入力データに障害があって、入力するデー
タからフレームの同期情報が得られない場合でも、他の
伝送路の入力データを多重化して出力できる多重化方式
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による多重化方式
は、独自のディジタル伝送フレームを形成する入力デー
タを複数の伝送路から受け、多重化して1つの伝送路に
出力する多重化方式において、前記複数の伝送路それぞ
から入力する入力データから正常な1つの入力データ
を選択し、この選択された1つの入力データからクロッ
クを抽出し、この抽出されたクロックに基いて前記複数
の伝送路から入力する入力データそれぞれのフレームを
同期させて出力する手段を備えている。
【0008】また、本発明による具体的な構成は、前
複数の入力端子の全てから入力データを受けて正常な1
つを選択し出力する選択回路と、該選択回路により選択
された入力データから伝送フレームのクロックを抽出し
て出力するタイミング抽出回路と、出力側の動作クロッ
クを発生する発振器と、該発振器の出力と前記タイミン
グ抽出回路の出力とを入力して位相比較を行い、位相同
期制御信号を発生して前記発振器により出力される動作
クロックの周波数を制御するPLL(位相同期ループ)
回路と、記発振器により出力される動作クロックを受
出力側伝送フレームのオーバヘッドを挿入するタイミ
ングを指示する同期信号を出力するカウンタ回路と、前
記複数の入力端子毎に設けられ、入力する前記入力デー
タを受けて記憶し、前記カウンタ回路から前記同期信号
を受けた際、受けた前記同期信号に基いて所定の前記
送フレームを形成して送出する複数のメモリ回路と、
メモリ回路から送出される複数のデータを受けて多重化
し前記発振器により受けた動作クロックに基いて前記出
力端子に出力する多重化回路とを備えていることであ
る。
【0009】
【作用】上記手段による多重化方式は、複数の伝送路の
全てからデータを入力し、この入力されたデータから任
意の正常な入力データを選択し、この選択された正常な
入力データからフレームの同期情報をクロックとして
イミング抽出回路により抽出しているので、一つの伝送
路に障害があっても、残りの伝送路の入力データに対
てフレームを同期させることが確実にできる。したがっ
て、この同期信号によりフレーム同期されたデータを正
常なデータとして多重化し出することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の一実施例を示す機能ブロッ
ク図である。図1に示された多重化方式では、それぞれ
に伝送路が接続される複数の入力端子1それぞれが、メ
モリ回路7を介して多重化回路8に接続されている。多
重化回路8は、複数のメモリ回路7それぞれからの入力
を、カウンタ回路6により生成されるタイミングに基く
同期信号で多重化された伝送フレームに形成し、1つの
出力端子9を介して伝送路に出力している。また、この
同期信号の生成には、選択回路2、タイミング抽出回路
3、発振器4、PLL回路5、および、カウンタ回路6
が設けられている。
【0012】選択回路2は、複数の入力端子1それぞれ
に対応するメモリ回路7に入力端子1から入力するデー
タの全てを入力し、正常な伝送フレームを有する入力デ
ータの1つを任意に選択してタイミング抽出回路3に出
力する。タイミング抽出回路3は、選択回路2から正常
な一つの入力データを受け、この入力データから所定の
ディジタル同期網に従属するフレームの同期情報を抽出
し、PLL回路5と複数のメモリ回路7とに出力してい
る。
【0013】発振器4は、伝送路上のビットレートに相
当する動作クロックを発生し、PLL回路5とにより位
相同期ループを形成している。PLL回路5は、タイミ
ング抽出回路3から出力されたフレームの同期情報と、
発振器4から出力された動作クロックとを入力して位相
を比較し、発振器4に位相同期制御信号を出力してい
る。この結果、発振器4は、出力する動作クロックの周
波数を、受けた位相同期制御信号により制御している。
この動作クロックは、カウンタ回路6および多重化回路
8に供給されている。
【0014】カウンタ回路6は、発振器4により出力さ
れる動作クロックを受け、予め決められた伝送フレーム
のオーバヘッドを挿入するタイミングを決定する同期信
号を生成して各メモリ回路7および多重化回路8に出力
している。
【0015】メモリ回路7それぞれは、カウンタ回路6
から受けた同期信号により複数の入力端子1それぞれか
ら入力するデータ(ディジタル)の入力位相差を吸収し
て動作クロックに乗せ換えを行ったのち、この位相差を
吸収された入力データに、伝送フレームのオーバヘッド
を挿入する領域を追加して多重化回路8にデータ出力し
ている。多重化回路8は、複数のメモリ回路7それぞれ
から受ける複数のデータを多重化し、この多重化された
データを発振器4から受けた動作クロックに基づいて一
つの出力端子9を介して伝送路に出力している。この
際、出力される伝送路の独自のディジタル伝送フレーム
を形成するため、カウンタ回路7から受けた同期信号に
基づいて伝送フレームのオーバヘッドを挿入している。
【0016】上記説明では、選択回路が正常な伝送フレ
ームを選択するとしたが、選択回路は、内部で正常性を
判断する以外、単に任意な1つを選択したのち、タイミ
ング抽出回路から抽出不可能通知のフィードバックを受
けて、別の入力データを選択する手段によってもよい。
このように、上記説明では、機能ブロックを図示した
が、ブロックにおける機能配備の分離・併合は、上記機
能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定す
るものではない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、選
択回路が複数の伝送路それぞれの入力データから任意の
1つの正常な入力データを選択し、この選択された入力
データから伝送フレームのクロックを抽出し、このクロ
ックと位相同期ループを形成する発振器およびPLL回
路により生成された動作クロックとからカウンタ回路が
同期信号を生成している。この結果、本発明のよる方式
では、複数の伝送路から入力するデータそれぞれのフレ
ームを同期させ多重化して多重化回路から出力させるこ
とができる。
【0018】この構成によって、1つの伝送路の入力デ
ータに障害があっても、他の伝送路の入力データを多重
化して出力できる多重化方式を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 入力端子 2 選択回路 3 タイミング抽出回路 4 発振器 5 PLL(位相同期ループ)回路 6 カウンタ回路 7 メモリ回路 8 多重化回路 9 出力端子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独自のディジタル伝送フレームを形成す
    る入力データを複数の伝送路から受け、多重化して1つ
    の伝送路に出力する多重化方式において、前記複数の伝
    送路それぞれから入力する入力データから正常な1つの
    入力データを選択し、選択された1つの入力データから
    クロックを抽出し、抽出されたクロックに基いて前記複
    数の伝送路から入力する入力データそれぞれのフレーム
    を同期させて出力する手段を備えることを特徴とする多
    重化方式。
  2. 【請求項2】 独自のディジタル伝送フレームを形成す
    る入力データを複数の入力端子から受け多重化して1つ
    の出力端子に出力する多重化方式において、前記複数
    力端子の全てから入力データを受けて正常な1つを選
    択し出力する選択回路と、該選択回路により選択された
    入力データから伝送フレームのクロックを抽出して出力
    するタイミング抽出回路と、出力側の動作クロックを発
    する発振器と、該発振器の出力と前記タイミング抽出
    回路の出力とを入力して位相比較を行い、位相同期制御
    信号を発生して前記発振器により出力される動作クロッ
    クの周波数を制御するPLL(位相同期ループ)回路
    と、記発振器により出力される動作クロックを受け
    力側伝送フレームのオーバヘッドを挿入するタイミング
    を指示する同期信号を出力するカウンタ回路と、前記複
    数の入力端子毎に設けられ、入力する前記入力データを
    受けて記憶し、前記カウンタ回路から前記同期信号を受
    けた際、受けた前記同期信号に基いて所定の前記伝送フ
    レームを形成して送出する複数のメモリ回路と、該メモ
    リ回路から送出される複数のデータを受けて多重化し前
    記発振器により受けた動作クロックに基いて前記出力端
    子に出力する多重化回路とを備えることを特徴とする多
    重化方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6266737A (ja) * 1985-09-18 1987-03-26 Kenwood Corp 時分割多重伝送方式
JPS63248238A (ja) * 1987-04-03 1988-10-14 Nec Corp 中間中継器
JPH02164146A (ja) * 1988-12-16 1990-06-25 Fujitsu Ltd クロック切り分け回路
JPH05292054A (ja) * 1992-04-16 1993-11-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多重装置

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