JP2870410B2 - 真空処理装置 - Google Patents
真空処理装置Info
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- JP2870410B2 JP2870410B2 JP13012394A JP13012394A JP2870410B2 JP 2870410 B2 JP2870410 B2 JP 2870410B2 JP 13012394 A JP13012394 A JP 13012394A JP 13012394 A JP13012394 A JP 13012394A JP 2870410 B2 JP2870410 B2 JP 2870410B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum processing
- processing chamber
- gate valve
- sample
- vacuum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Drying Of Semiconductors (AREA)
Description
にガス流れ改善による均一性向上、真空処理装置内面の
清掃の容易化によるプロセス再現性向上を行うのに好適
な真空処理装置に関するものである。
図2に示すように真空処理室の側壁に平坦面を設けて、
仕切弁を当接するようになっており、このため真空処理
室の側壁に突出した平面部分を必要としていた。ここ
で、1は真空処理室、2はガス配管、3はバルブ、4は
排気ポンプ、5は試料、6は試料台、7aはOリング、
8aは仕切弁、9a,9bはエアーシリンダである。ま
た、図3に示すような円形のベローズ10を用いて真空
処理室1内で上下動させて真空処理室内空間を開閉する
ようになっており、このため仕切弁にベローズが必要で
あった。ここで、7bはOリング、8bは仕切弁、9c
はエアーシリンダ、10はベローズである。
切弁の場合、図2(a)に示すように仕切弁8a部が真
空処理室1に対して突出しており、真空処理室形状は試
料5の垂直中心軸に対し対称とはならず、ガス流れの均
一性が真空処理室形状により悪化し、プロセス性能が悪
くなるという問題があった。また、後者に示した従来の
仕切弁の場合、試料5の垂直中心軸に対しての対称性は
確保できるが、プラズマ処理によって発生した異物がベ
ローズ10の凹凸面に付着し、洗浄しても取り去ること
が困難なため、該異物が試料表面に付着し問題を生じる
恐れがある。
れの均一性を確保しプロセス性能を向上させるととも
に、試料表面異物量を低減しうる真空処理装置を提供す
るにある。
内に処理ガスを導入する手段と、処理ガスを真空処理室
外に排気する排気手段と、真空処理室と外部とを仕切る
仕切弁を有し、処理室内に設置した試料を処理する真空
処理装置において、仕切弁が中空円筒状で真空処理室の
円筒壁の一部を構成するものとし、円筒真空処理室全周
に渡り真空処理室軸方向に移動可能にして、真空処理室
を開閉可能に構成することにより、達成される。
の一部を構成させることによって、真空処理室が試料垂
直軸に対し対称となるので、ガス流れの均一性が悪化せ
ず、プロセス性能つまり均一性が向上する。また、ベロ
ーズを使用しないので、洗浄において真空処理室内の洗
浄と同様な洗浄が可能となり、試料表面上の異物量が低
減される。
る。図1の構成は円筒形状の真空処理室1の底面の中心
に円柱形状の試料台6があり、その上に試料5が置かれ
ている。真空処理室1の円筒壁には試料5を出入させる
開口11があり、開口11の上下2ヶ所に径の異なるシ
ート面があり、このシート面に対しOリング7を持つ仕
切弁8がある。前記仕切弁8は真空処理室1の内径と同
じ内径で、仕切弁8の中心軸に対称に配置し2つのエア
ーシリンダ9により上下方向にに駆動される。バルブ3
はガス配管2に接続され、ガス配管2は真空処理室1上
方の軸心に接続される。
切弁8と真空処理室1との開口部11より図示を省略し
た公知の搬送手段により試料5が導入され、試料台6の
上に配置される。次にエアーシリンダ9によりOリング
7が真空処理室1に接触するまで仕切弁8が上昇し、真
空処理室1は外部雰囲気から遮断される。さらに排気ポ
ンプ4により真空排気され、バルブ3を開くことにより
ガス配管2を通り処理ガスが導入される。仕切弁8は試
料5の垂直中心軸に対し対称で、ガス流れに対し真空処
理室1と同断面形状であるので、ガスの流れの均一性に
対し悪影響は与えない。また、仕切弁8表面に付着物が
付いた場合でも、真空処理室1と同一材料で仕切弁8を
構成し、かつ、真空処理室1表面と同一形状に形成して
あるので清掃は容易であり、試料5表面に付着する異物
のうち仕切弁8からの異物量は従来の仕切弁方式に比べ
より低減できる。もちろん、仕切弁8内側にカバーを付
ければカバーの交換により、より一層試料5表面に付着
する異物量を低減できる。
おいては、試料表面処理の均一性向上、試料表面の異物
低減が重要であり、さらにドライエッチング装置、CV
D装置においては均一性向上、異物低減、スパッタ装置
においては異物低減が特に重要であるので、本実施例を
これらに適用することにより、これに装置の課題を解決
することができる。
筒にすることが可能となり、ガスの流れの均一性を確保
することができるのでプロセス性能を向上させることが
できる。また、ベローズを使用せずに円筒状の仕切弁を
構成できるので、清掃が容易で試料表面の異物を低減す
ることができるという効果がある。
断面図である。
ある。
排気ポンプ、5・・・試料、6・・・試料台、7・・・Oリン
グ、8・・・仕切弁、9・・・エアーシリンダ、11・・・開口
部。
Claims (3)
- 【請求項1】真空処理室内に処理ガスを導入する手段
と、前記処理ガスを前記真空処理室外に排気する排気手
段と、前記真空処理室と外部とを仕切る仕切弁を有し、
前記処理室内に設置した試料を処理する真空処理装置に
おいて、前記仕切弁構造が中空円筒状で前記真空処理室
の円筒壁の一部を構成し、円筒真空処理室全周に渡り前
記真空処理室軸方向に移動することにより、前記真空処
理室を開閉可能に構成したことを特徴とする真空処理装
置。 - 【請求項2】請求項1記載において、前記仕切弁は前記
真空処理室軸方向の上下に径の異なるシール部を2ヶ所
有する真空処理装置。 - 【請求項3】請求項1記載において、前記真空処理室は
プラズマを用いた処理室である真空処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13012394A JP2870410B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 真空処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13012394A JP2870410B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 真空処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07335514A JPH07335514A (ja) | 1995-12-22 |
JP2870410B2 true JP2870410B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=15026502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13012394A Expired - Lifetime JP2870410B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 真空処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2870410B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP13012394A patent/JP2870410B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07335514A (ja) | 1995-12-22 |
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Legal Events
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