JP2869947B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2869947B2 JP62053996A JP5399687A JP2869947B2 JP 2869947 B2 JP2869947 B2 JP 2869947B2 JP 62053996 A JP62053996 A JP 62053996A JP 5399687 A JP5399687 A JP 5399687A JP 2869947 B2 JP2869947 B2 JP 2869947B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、電子的に文書の作成や編集、印刷等を行う
ワードプロセッサ等の装置に使用されている画像処理装
置に関する。 「従来の技術」 従来のワードプロセッサ等の多くは、文字間隔を、そ
の行の中で一定に整えるための、均等割り付けの機能を
持っている。しかし、扱える文字は、かな漢字のみなら
ずアルファベットにいたっても、全角、半角、倍角程度
に限られている。そこで、オペレータが均等割り付けの
指示を行う際には、まず、均等割り付けの始まりを示す
指示記号を入れ、次に均等割り付けされる文字列を入
れ、均等割り付けすべき範囲の末端までカーソルを送
り、そこに均等割り付けの終わりを示す指示記号を入れ
るというような方式を採っていた。 「発明が解決しようとする問題点」 さて、このような方式では、例えば第3図に示すよう
に、第5カラムに均等割り付けの始まりを示す記号
「均」が入力され、その後「第三の波」という文字列が
入力され、第14カラムに均等割り付けの終わりを示す記
号が入力されているとした場合、第5カラムから第14カ
ラムまでの全角10文字幅で「第三の波」の均等割り付け
が行われる。しかし、この方式の場合、均等割り付けす
る全幅Wは、全角の整数倍分の幅しかとれず、任意の幅
で自由な均等割り付けを行えないという欠点があった。
さらに上記方法では、表示装置上では均等割り付けの指
示が行われるだけで、均等割り付け後の印字されるとき
の状態を、表示装置上で確認できないという欠点があっ
た(特開昭59−149527号公報)。 本発明は以上の点に着目してなされたもので、表示装
置上で均等割り付けする全幅を、全角の何倍という幅に
こだわらず任意に設定できるようにし、さらに均等割り
付け後の印字されるときの状態を、そのまま表示装置上
に表示できるようにした画像処理装置を提供することを
目的とするものである。 「問題点を解決するための手段」 本発明では、(イ)文字情報を格納した文字情報格納
手段と、(ロ)ビットマップディスプレイと、(ハ)文
字情報格納手段に格納された文字情報をこのビットマッ
プディスプレイに表示する第1の表示制御手段と、
(ニ)ビットマップディスプレイに表示された文字情報
の中から均等割付を行うべき文字列を選択する文字列選
択手段と、(ホ)均等割付を行う領域をビットマップデ
ィスプレイ上で指定する割付領域指定手段と、(へ)こ
の割付領域指定手段により指定された領域に文字列選択
手段により指定された文字列を均等割り付けする際の対
象となる各文字の表示位置を演算し画素単位で各文字の
位置を決定する演算手段と、(ト)第1の表示制御手段
によるビットマップディスプレイの表示において割付範
囲指定手段で指定した割付範囲を表示した後に、この割
付範囲の表示に対応させて演算手段によって演算された
各文字を画素単位で均等割付された状態で位置表示させ
る第2の表示手段とを画像処理装置に具備させる。 すなわち本発明では、割付領域指定手段によって、均
等割付を行うべき選択された文字列について均等割付が
行われた後のビットマップディスプレイ上での表示領域
を指定するので、文字幅等に係わり無く任意の幅に範囲
を指定することができる。演算手段は、この文字列を構
成する文字の表示位置を演算し画素単位でこの位置を決
定する。この結果は、単にプリントアウト時に使用され
るのみならず、第2の表示手段によって、ビットマップ
ディスプレイ上に割付領域指定手段で指定した割付領域
に対応させて表示されるので、文章の体裁を容易に確認
することができる。 「実施例」 以下、図面に従って本発明の一実施例を説明する。 (装置のブロック構成) 第1図は本発明の一実施例における文書作成装置の構
成を表わしたものである。この文書作成装置はCPU(中
央処理装置)1を備え、これは、バス2を通じてRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)3、文書格納装置4、
通信制御装置6、プログラム格納装置7、表示用RAM8、
マウス11、およびキーボード12とつながっている。さら
に通信制御装置6にはプリンタ5がつながっている。こ
の通信制御装置6には、リモートファイルサーバー等を
通信用ネットワークを介してつなげることも可能であ
る。表示用RAM8には、表示制御装置9がつながり、表示
制御装置9には、ビット単位で画像の表示が可能なビッ
トマップディスプレイ10が接続されている。 ここで、本発明において、CPU1を、均等割り付けの演
算を行う制御装置と呼び、RAM3を、この作業中に文字情
報を一時格納する文字情報格納手段と呼ぶ。また、マウ
ス11やキーボード12は、均等割り付け対象や範囲その他
の動作を指定する表示手段と呼ぶことにする。 (メインルーチン) 第2図は、本発明の画像処理装置の動作を示すメイン
ルーチンのフローチャートである。 まず、均等割り付け処理にあたっては、均等割り付け
対象となる文字列を指定し、さらにその割り付け幅(割
り付け場所)を指定する必要がある(ステップ、
)。この両方の指定が終了すると、均等割り付けの実
施開始指示が出される(ステップ)。 その後、均等割り付けが実行され(ステップ)、そ
の結果がディスプレイに表示される(ステップ)。 (均等割り付け作業開始) 第3図には、先に説明したように一般的な均等割り付
け手続きの説明図を示したが、第7図には、本発明の装
置を用いた場合の、均等割り付け手続きの説明図を示し
た。 まず、ディスプレイ10(第1図)上に、「第三の波」
という文字が表示されるが、この両側にある矢印「→」
はこの文字列を均等割り付け対象とする意味の指示記号
である。そして、この実施例の場合、均等割り付け作業
が開始されると、各種のコマンドを表示したキャリッジ
シート14がこの文字列の上方に表示される。キャリッジ
シート14中の定規15は、均等割り付けを行う範囲を定め
るための目やすに使用される。その上の矢印18「→」は
均等割り付けすべき範囲を示す指示記号である。 この矢印18は、定規15に沿って画素単位で移動させる
ことができる。従って、均等割り付け幅は画素単位で指
定することができる。 (均等割り付け対象指示) さて、このような作業の開始前に、この文字列を格納
した文書が文書格納装置4(第1図)からRAM3に読み出
される。そして、CPU1がプログラム格納装置7から表示
用プログラムを読み出して実行を開始する。その後、第
7図に示す画像をディスプレイ10に表示する。 第4図は、均等割り付け作業のルーチンで、第2図の
ステップ、の具体的な内容を示す。 第4図に示すように、均等割り付け対象の指定等の作
業は、マウス11とキーボード12を用いて行われる。第7
図に示した均等割り付け対象文字列「第三の波」の左方
に、マスウ11を用いてカーソルを移動し(ステップ
)、マウス11のボタンを押すと、ここへキャレットが
移動する(ステップ)。このキャレットというのは、
キーボードから入力する文字やコマンドが表示される一
文字分の枠をいい、ここへキャレットはマウスにより自
由に画像中の任意の位置に移動させることができる。 ここでキーボード12上の均等割り付け指示キーを押す
と(ステップ)、均等割り付け指示記号13(第7図)
が挿入される(ステップ)。指示記号等の構造を示す
記号が文字と共に表示されるモードのときは(ステップ
)、均等割り付け指示記号13が表示される(ステップ
)。それ以外のときは、記号は挿入されるが文字のみ
が表示される。第5図(a)には、構造を示す記号が表
示される場合の表示内容を示し、同図(b)には、それ
以外の場合であって均等割り付け済みの文字列が表示さ
れる場合の表示内容を示した。 これで均等割り付け対象文字列の始まり部分に、均等
割り付け指示記号13を設定する作業が終了した(ステッ
プ)。しかし、もう1つの指示記号の入力が必要なの
で、ステップにもどる。こんどは、均等割り付け対象
文字列の終わりに、マウス11を用いてカーソルを移動し
(ステップ)、マウス11のボタンを押すと、キャレッ
トがそこへ移動する(ステップ)。そこで、キーボー
ド12上の均等割り付け指示キーを押す(ステップ)。
これで均等割り付け指示記号13′(第7図)が入れられ
る(ステップ)。指示記号の表示に関しては先に説明
したものと同様である(ステップ、)。このように
文字列の前後を均等割り付けの指示記号13、13′で挟む
ことで、均等割り付け対象指示が終了する(ステップ
)。 この情報によりRAM3(第1図)の情報が書き換えら
れ、オペレータの指示により最終的には文書格納装置4
にある情報も書き換えられる。ここで、均等割り付け対
象指示が行われる前に、均等割り付け幅指示が行われて
いると、指示記号を入れた時点で均等割り付けが開始さ
れる(第2図ステップ)。 なお、均等割り付け対象は、同一行内で2組以上指示
してよい。この場合、各組の前後に均等割り付け指示記
号13、13′が入れられる。このとき、均等割り付け対象
の前と後の指示記号を区別できるよう、例えば後側の指
示記号には、別の矢印やその他の記号を用いるようにし
てよい。 (均等割り付け幅指示) 第6図に、均等割り付け幅指示のルーチンを示す。ま
ず、マウス11を用いて均等割り付け対象文字列(第三の
波の文字が表示されている行)を選ぶ(ステップ)。
すると、その文字列が白黒反転する(ステップ)。こ
こでキーボード12のマージン設定キー(この作業開始の
ためのファンクションキーとして使用)を押すと(ステ
ップ)、キャリッジシート14(第7図)が対象文字列
の上方に表示される(ステップ)。なお、第7図にお
いて、定規15のスケール単位は、キャリッジシート14の
単位項目欄21により指定されるサブルーチンを実行さ
せ、そのメニューを用いて変更することができる。 キャリッジシート14上の均等割り付け指示記号欄16を
マウス11で選ぶ(ステップ)と、キャリッジシート14
上の位置設定欄17に、均等割り付け指示記号18が表示さ
れる(ステップ)。この表示された均等割り付け指示
記号18をマウス11で選び(ステップ)、移動キーを押
して(ステップ)、均等割り付けの始まりを設定す
る。希望の位置でマウス11のボタンを押すと(ステップ
)、指示された位置に均等割り付け指示記号18が移動
される(ステップ)。これで均等割り付けの始まりの
位置の設定は終わり(ステップ)、次に均等割り付け
の終わりの位置の設定に移る。前の場合と全く同じよう
に、キャリッジシート14上の均等割り付け指示記号欄16
をマウス11で選ぶ(ステップ)と、キャリッジシート
14上の位置設定欄17に均等割り付け指示記号18′が表示
される(ステップ)。この表示された均等割り付け指
示記号18′をマウス11で選び(ステップ)、移動キー
を押して(ステップ)均等割り付けの終わりを設定し
たい位置でマウス11のボタンを押す(ステップ)。こ
うして指定された位置に均等割り付け指示記号18′が移
動し表示される(ステップ)。これで均等割り付けの
終わりの位置の設定も終わる(ステップ)。その後キ
ャリッジシート14上の完了欄19をマウス11で選ぶと、キ
ャリッジシート14は消滅し、均等割り付けが実行され
る。また上記キャリッジシート14上の適用欄20をマウス
11で選ぶと、キャリッジシート14の表示は残したまま、
均等割り付けが実行される(ステップ)。なお、この
ときまだ均等割り付け対象指示が行われていないときは
それを使って均等割り付けが開始される。 (文書データの構成) 第8図は、均等割り付け対象指示と均等割り付け幅指
示が終了したときの文書データの構造を示している。文
書データは、コード部22(同図a)と属性部26(同図
b)とからなる。属性部26は、文字列の属性(例えば字
体等)が同一の文字列について、1セット設けられる。
従って、同一属性の文字コードがコード部に配列され、
その後に属性部が連結されることになる。 コード部22には文字コード23と制御コード24が入って
いる。属性部26には、文字、均等割り付けなどの各制御
コードの各属性データが入っている。均等割り付けに関
する部分を見ると、コード部22においては、均等割り付
け対象指示(第2図ステップ)で入力された均等割り
付け指示記号のコード24が、文字列23を挟む形で入力さ
れている。属性部26には、均等割り付け幅指示(第2図
ステップ)で入力された均等割り付け属性27が、均等
割り付けの順番28、始まり位置29、終わり位置30という
形で設定されている。なお均等割り付けの始まり位置2
9、終わり位置30は、ディスプレイ10上の1ドットを1
単位として数値化した情報である。 ここで、第1〜第nとある均等割り付けの順番は、1
行の中でn個所、均等割り付けすべき範囲が設定された
場合、それに順に付した番号である。 (均等割り付けの実行) 均等割り付け対象指示および均等割り付け幅指示で用
意された、この文書データのコード部22と属性部26を用
いて、均等割り付けを実行する手順を第9図に示す。こ
こでは、文書データのコード部22と属性部26のデータを
もとにして均等割り付けの文字位置を決定する。 まずコード部22(第8図)をサーチする(ステップ
)。ここで、均等割り付け指示コードが見つかると
(ステップ)、属性部26の均等割り付け属性27の、均
等割り付けの順番を参照する参照番号nを0にする(ス
テップ)。次にnに1を加算して(ステップ)か
ら、均等割り付け属性の第n番を参照する(ステップ
)。ここで均等割り付けすべき範囲の始まりの位置
が、現在の文字位置以上かどうか判断し(ステップ
)、その位置を均等割り付けの始まりの位置に設定す
る。始まりの位置が現在の文字位置未満のときはステッ
プにもどる。この作業は、第7図に示した指示記号13
が、指示記号18より右方にあると、均等割り付けが不可
能なので、それを除外するために行われる。 なお、ステップとステップで、ステップおよび
ステップにおいて比較するデータを作成する。これ
は、第10図に示すようにして作られる。 まず、コード部の前回参照位置をポインタの初期値に
設定する(第10図ステップ)。このポインタは、第7
図に示した定規15に沿って、右へ1文字ずつ移動してい
く指標とする。次の文字コード参照にあたってはポイン
タを1進める(第10図ステップ)。その位置に文字コ
ードがなければ、その行の右端にきたものとして作業を
終了する(ステップ:N)。これ以外の場合、現在の文
字位置に現文字幅を加える(第10図ステップ)。現文
字幅は(その文字の文字幅×ポインタの値)で得られ
る。この文字位置の値は、ポイント単位で求める。第7
図の定規15の1目盛りは6ポイントに相当する。 再び第9図にもどって、さらにコード部をサーチして
(ステップ)、何らかの制御コードがあるかを判別す
る(ステップ)。制御コードがあるとそれが文字属性
コードであるか判別する(ステップ)。それが文字属
性コードならば、再びコード部のサーチを続ける(ステ
ップ)。文字属性コードでないならば、均等割り付け
指示コードであるかを判定する(ステップ)。制御コ
ードが均等割り付け指示コードでもないときは、ステッ
プにもどる。これら一連の判断は、文字属性コードの
一種である均等割り付け指示コードを探すための作業で
ある。また、そのコードが均等割り付け指示コードのと
き、つまりその均等割り付け指示コードと一つ前の均等
割り付け指示コードの間に文字属性以外の制御コードが
ないとき、現在の文字位置と属性部の均等割り付け属性
の終わりの位置とを比較する(ステップ)。ここで、
現在の文字位置が属性部の均等割り付け属性の終わりの
位置以下ならば、属性部の均等割り付け属性の終わりの
位置を均等割り付けの終わりの位置として設定する。こ
れらの作業は、第7図に示した指示記号13′が指示記号
18′より右方にあると均等割り付けが不可能なので、そ
れを除外するために行われる。 こうして、均等割り付けの始まりの位置と終わりの位
置を求め、終わりの位置と始まりの位置の差から、均等
割り付け内の文字列の合計幅を引いた値を、均等割り付
け残りスペースとする。 なお、この作業の間は第11図に示すように、均等割り
付け属性のポインタの位置(参照位置)を認識し(第11
図ステップ)、そこにデータがあるかという論理チェ
ックを行った後(第11図ステップ)、始まりの位置と
終わりの位置を設定する(第11図ステップ、)。す
なわち、均等割り付え指示コードと一つの前の均等割り
付け指示コードの間に文字属性以外の制御コードがあっ
たときは、本均等割り付け失格として、均等割り付けが
無かったことにする。本均等割り付け指示コードは、再
度割り付けの始まり位置となる。この作業はコード部の
データが無くなるまで続けられる。 第12図にこれらの作業の結果得られたデータを示す。 これは、まず1番目の文字列について、始まり位置が
30、終わり位置が83、残りスペースが17、文字数が3で
あるというようなデータを、均等割り付けの指定された
それぞれの文字列について用意したところを示す。 これを利用して、例えば、1番目の文字列は、3文
字、その文字間は2つ、残りスペースが17だからこれを
2分すればよいとして割り付けを行う。17は2で割れな
いから、17÷2=8余り1とし、1文字目と2文字目の
間はスペースを9とし、2文字目と3文字目の間はスペ
ースを8とする。 また、例えば文字数が1文字のときは、いわゆるセン
タリングを行う。こうして、第14図に示したデータを作
成する。このデータは、文字列の番号と、その文字数
と、各文字の書き始めの位置を示している。“0"はその
文字は無いという意味である。このようなデータを用い
れば表示制御装置9(第1図)がディスプレイに、第15
図に示すような均等割り付け済みの画像をただちに表示
できる。 (均等割り付けの演算) 最後に、第12図に示したデータから第14図に示したデ
ータを得るフローチャートを第13図で説明する。 ここで、このフローチャート中で使用する主なデータ
は次のとおりである。その文字の一部は第7図にも書き
込まれている。 CC:均等割り付け文字列の文字数 P:文字の書き始め位置(各文字の左下端にあわせる) Q:直前の文字との間隔 RS:均等割り付け範囲での文字幅を除いた残りスペース SP:均等割り付け始まり位置 さて、第13図のフローチャートにおいて、まず、均等
割り付け文字数CCをチェックする。均等割り付け文字数
(第13図ではCC)が1のとき(ステップ:N)、次の演
算を行う(ステップ)。 P[1]=SP(均等割り付け始まり位置) +RS(均等割り付け残りスペース)/2 RS/2が割り切れない場合、切り上げるあるいは切り捨
て処理される。 この位置を文字書き始めの位置(第13図では文字列の
第n番目の文字の書き始めの位置をP[n]と表わす)
とする。これにより、1文字の場合のセンタリングを行
う処理が完了する。 文字数が2以上のとき(ステップ:Y)は次の演算を
行う(ステップ)。 Qは、割り切れない場合、切り捨て処理される。 次に、割り切れない場合の余りを演算する(ステップ
)。 R=RS−Q*(CC−1) 以下、この余りを、各文字の字間に割り振りする。こ
の余りは、左方の文字の字間に優先的に割り振りをす
る。 例えば第12図の順序1番目の文字列は、3文字で残り
スペースが17だから、ステップ、の演算結果は、Q
=8、R=1となる。この場合、1文字目と2文字目の
文字間隔を9、2文字目と3文字目の文字間隔を8にす
る。さて、この演算はまず、パラメータnを1とする
(ステップ)。次に1文字目の書き始め位置P1に均等
割り付け始まり位置SPを入れる(ステップ)。これに
より1文字目の書き始め位置を決定する。次に、余りR
から1を差し引く(ステップ)。そして、1文字目の
書き始め位置Pに、1文字目の文字の幅W[1]を加算
する(ステップ)。これで、Pは、1文字目の右下端
をさす値になる。 次に、nを1だけカウントアップする(ステップ
)。ここで、Rが“0"以上か否か判断する(ステップ
)。“0"以上ならば、先に求めた文字間隔Qに1を加
算し、これをPに加算する(ステップ)。Rが“0"に
満たないならば、Pに文字間隔Qのみを加算する(ステ
ップ)。この結果得られたPが、次の第2番目の文字
の書き始め位置P[2]となる(ステップ)。 その後、nが文字数以上かを判断し(ステップ)、
全文字数についての演算が完了するまでステップから
ステップまでの演算が繰り返される。 以上の処理の結果、第14図の均等割り付け文字データ
が得られる。 「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、均等割付けすべ
き領域をビットマップディスプレイ上で文字幅に無関係
に任意に、すなわちビットマップディスプレイの1画素
単位で自由に選択することができ、また割付領域指定手
段により指定された領域に均等割付の対象となる文字列
の各文字の表示位置を演算して画素単位でこの位置を表
示するので、均等割付を行う対象となる文字列を構成す
る文字数がどのようなものであっても、画像処理装置の
オペレータは、印字をされたときの状態と同じ状態を視
覚的に容易かつ迅速に確認することができ、高度な文書
作成作業を行うことができる。 しかも本発明では、割付範囲指定手段で指定した割付
範囲を表示した後に、この割付範囲の表示に対応させて
演算手段によって演算された各文字を画素単位で均等割
付された状態で第2の表示手段によって位置表示させる
ことにした。したがって、たとえば一連の文書中のどの
領域が均等割付されたかを容易に確認することができ、
どの領域の文字列が均等割付されたかとか、均等割付す
べき領域を再調整すべきかといった検討を画面上で領域
と対応させて簡単かつ正確に実行することができる他、
再調整も同様にして実行することができるといる利点も
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の画像処理装置の実施例を示すブロック
図、第2図は本発明の画像処理装置の動作を説明するた
めのメインルーチンのフローチャート、第3図は一般的
な均等割り付け方法の説明図、第4図、第6図、第9
図、第10図、第11図および第13図は、第2図のメインル
ーチン中の各処理の詳細を説明するフローチャート、第
5図は均等割り付けの前後の文字の状態の説明図、第7
図は本発明の装置を使用する場合の均等割り付け手順の
説明図、第8図、第12図および第14図はその中間データ
の説明図、第15図は均等割り付け後のディスプレイの表
示画像を示している。 1……制御装置、3……文字情報格納手段、 9……表示制御装置、 11、12……指定手段。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.文字情報を格納した文字情報格納手段と、 ビットマップディスプレイと、 前記文字情報格納手段に格納された文字情報をこのビッ
    トマップディスプレイに表示する第1の表示制御手段
    と、 前記ビットマップディスプレイに表示された文字情報の
    中から均等割付を行うべき文字列を選択する文字列選択
    手段と、 均等割付を行う領域を前記ビットマップディスプレイ上
    で指定する割付領域指定手段と、 この割付領域指定手段により指定された領域に前記文字
    列選択手段により指定された文字列を均等割り付けする
    際の対象となる各文字の表示位置を演算し画素単位で各
    文字の位置を決定する演算手段と、 前記第1の表示制御手段による前記ビットマップディス
    プレイの表示において前記割付範囲指定手段で指定した
    割付範囲を表示した後に、この割付範囲の表示に対応さ
    せて前記演算手段によって演算された各文字を画素単位
    で均等割付された状態で位置表示させる第2の表示手段 とを具備することを特徴とする画像処理装置。
JP62053996A 1987-03-11 1987-03-11 画像処理装置 Expired - Lifetime JP2869947B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043689A (ja) * 1983-08-19 1985-03-08 松下電器産業株式会社 文字処理装置
JPS6095489A (ja) * 1983-10-31 1985-05-28 株式会社東芝 文章表示装置

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