JP2868827B2 - 光メモリ用ドライブ装置 - Google Patents

光メモリ用ドライブ装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光ビームを用いて情報の記録および/ま
たは再生を行う光メモリ装置におけるドライブ装置に関
する。
〔従来の技術〕
光メモリ装置として、例えば特開昭64−43888号公報
には、ドライブ装置のカセットケース挿入口を有する前
面に通気口を設け、カセットケースのドライブ装置への
装着下において冷却ファンにより挿入口からカセットケ
ース背面を経て通気口に至る空気流を発生させて、装置
内の温度上昇を防止するようにしたものが提案されてい
る。
しかしながら、上述した従来のドライブ装置にあって
は、カセットケース背面を通気路の一部としているた
め、外部から侵入した塵埃がカセットケース内のディス
クや、光学ヘッドを構成する各種光学部品に付着し、こ
れがため光量低下等が生じて、情報を正確かつ安定して
記録/再生することができないという問題がある。
このため本出願人は、記録媒体や光学ヘッドを構成す
る各種光学部品への塵埃の付着を防止するため、ドライ
ブ機構部を防塵カバーでほぼ完全に密閉したものを提案
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、本発明者による検討によると、ドライ
ブ機構部を防塵カバーで密閉してしまうと、ドライブ機
構部には光学ヘッドを駆動する駆動機構に発熱部がある
ため、この発熱部によって防塵カバー内が温度上昇し
て、記録媒体の寿命を縮めたり、各駆動部の適正な動作
を妨げて、情報の適正な記録/再生ができなくなる不都
合が生じる場合があることが判明した。
本発明は、上記不都合を解決すべく提案されるもの
で、密閉カバー内の温度上昇をできるだけ抑え、正確か
つ安定した情報の記録/再生することのできる光メモリ
用ドライブ装置を提供することを目的としたものであ
る。
〔課題を解決するための手段および作用〕
上記目的を達成するため、この発明は、前面に通気口
とディスク状記録媒体を収納するカセットケースを挿入
する挿入口とを具え、内部に前記ディスク状記録媒体を
回転させるモータと、前記ディスク状記録媒体に対して
情報の記録および/または再生を行うための光学ヘッド
と、該光学ヘッドの駆動機構と、前記ディスク状記録媒
体のローディング機構とを有するドライブ機構部と、こ
のドライブ機構部を駆動制御する回路基板とを具える光
メモリ用ドライブ装置において、前記光学ヘッドの駆動
機構の発熱部を、略密閉カバー外に配設したことを特徴
とするものである。
このように、光学ヘッドの駆動機構の発熱部を、密閉
カバー外に配設すれば、密閉カバー内の温度上昇を抑え
ることができる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の第1実施例を示す光メモリ用ドラ
イブ装置の外観斜視図、第2図はその内部の概要図を示
すものである。ドライブ装置1の前面2には、ディスク
状記録媒体を収容するカセットケース3を挿脱するため
の挿入口4が設けられているとともに、その下側にはド
ライブ装置1内の通気を可能とするための格子状の貫通
孔からなる通気口5および、ドライブ装置1に装着され
たカセットケース3をドライブ装置1からイジェクトす
るためのイジェクトスイッチ6が設けられている。
また、内部には装着されたカセットケース3内のディ
スク18を回転させるモータ17と、ディスク18に対して情
報の記録および/または再生を行うための光学ヘッド9
と該光学ヘッド9をディスク18径方向に駆動する駆動機
構と、カセットケース3を装着させるためのローディン
グ機構と、さらにディスク18が光磁気ディスクの場合に
あっては外部磁界を与えるためのバイアス磁界機構とを
具えるドライブ機構部が設けられているとともに、光学
ヘッド内の半導体レーザのパワー制御、ディスク18から
の情報読み取り処理回路、光学ヘッド9をディスク18径
方向に駆動する駆動機構の制御回路等を有するドライブ
用基板7および、ホストの指令に基づいてドライブ装置
1を制御する主回路、コマンドの解読やエラー訂正を行
う回路等を有するコントローラ用基板8が設けられてい
る。
かかるドライブ装置1において、カセットケース3は
挿入口4から挿入された後、ローディング機構によりド
ライブ機構部内に装着されてモータ17によりディスク18
が回転される。また、カセットケース3がドライブ機構
部内に装着された状態でイジェクトスイッチ6を押す
と、カセットケース3はその一部が前面2の挿入口4か
ら飛び出した状態で保持され、この状態から手動で取り
出すことができるようになっている。
本実施例における光学ヘッド9の駆動機構の概要を説
明すると、平面対向型VCM(ボイスコイルモータ)を用
いており、マグネット10、11とコイル12を対向させて成
るもので該コイル12は、非磁性材のコイルプレート13に
固定してある。なお8は、コントローラ基板である。
ドライブ装置1は、防塵カバー14で被覆されている
が、コイルプレート13の上方部分はほぼ密閉部分となっ
ており、ここに駆動機構のうち発熱することのないマグ
ネット10、11を配設し、コイルプレート13の下方部分は
通気口5から取り入れた空気を流動させる通風路となっ
ており、ここに発熱するコイル12を配設している。
第3図は、駆動機構の詳細を説明するための斜視図で
ある。光学ヘッド9の下側に磁気回路を形勢するための
ヨーク15を接着等によって固定してあり、該ヨーク15に
は上下方向に磁極を異ならしめたマグネット10、11を並
設している。コイル12の上面は、第3図に示す非磁性材
のコイルプレートに固定してあるが、このコイルプレー
ト13は防塵カバーとともにドライブ装置の密閉部分と他
の部分とを分けるようにしてある。
さらにコイル12の下側にはヨーク16を固定してあり、
前記ヨーク15、マグネット10、11とで磁気回路を形成
し、コイル12に電流を流すことにより駆動力が生じ光学
ヘッド9はマグネット10、11の並設面方向に駆動するこ
ととなる。
本実施例はこのように構成されていることにより光学
ヘッド9を駆動機構により駆動させても、発熱体である
コイル12は通風路内に配設してあるので放熱される。同
時にコイル12からの発熱はコイルプレート13を介して熱
伝導され、放熱されることとなる。したがって、密閉部
内の温度上昇は極力避けることができるようになり、可
動部への影響もほとんどなくなる。
第4図は、本発明の第2実施例を示したもので第1実
施例と対応する個所には同一符号を付している。本実施
例では、光学ヘッド9の駆動機構を形成するコイル12を
防塵カバー14の外側後方に配設し、ロッド19を介して光
学ヘッド9と連結してある。ロッド19は、密閉部とそれ
以外の部分との間を往復動するようにしてあるので、密
閉部のロッド貫通個所には磁性流体を用いた気密シール
20を設けてある。
第5図は、本実施例に係る光学ヘッドの駆動機構の斜
視図である。ヨーク15の断面コの字状を呈しており、該
ヨーク15内側にマグネット10、11を対向配設してある。
そして、両マグネット10、11の間にヨーク16を軸芯にし
て巻回したコイル12を配してVCMを形成している。コイ
ルボビンを兼ねたロッド19を介して光学ヘッド9が連結
してあることは前述の通りである。コイル12に電流を流
すことにより、コイル12がマグネット10、11の間をロッ
ド19の軸芯方向に移動するようになっている。したがっ
て、本実施例では第1実施例の場合はムービングマグネ
ット方式であったのに対し、ムービングコイル方式をと
っている。
このように構成してあるので、光学ヘッド9を駆動さ
せるためにVCMを駆動させた場合、コイル12はヨーク15
内を前後動するがこれによりヨーク15内の空気が撹拌さ
れるようになり、放熱体であるコイル12からの発熱を充
分放熱することができる。また、コイル12からの発熱は
ロッド19の熱伝導により、密閉部内に侵入するがその程
度は小さいのでほとんど問題とならない。殊にロッド19
を合成樹脂材等の熱伝導率の小さな素材で形成すること
により、熱伝導を抑えることができるので密閉部内の温
度上昇を一層効果的に抑えることができる。
第6図は、本発明の第3実施例を示したもので光学ヘ
ッドをスイングアーム方式の駆動機構としたものであ
る。第7図は同側面図であり、第8図は駆動機構の分解
斜視図である。
本実施例では、上下に離隔して配設されたヨーク15、
16に接着等によりマグネット10、11が固定されることに
よって、対向するように設けられている。このマグネッ
ト10、11の間にコイル12がほぼ水平方向に扇動可能に配
設してある。
コイル12にはシャフト23を介してアーム21が固定して
あり、該アーム21の他端には光学ヘッド9が固定してあ
る。そして、シャフト23のコイル12とアーム21の間には
ベアリング22を設けてあり、該ベアリング22を装置に固
定することによりベアリング22を介してアーム21ととも
に光学ヘッド9をスイングさせるようにしてある。さら
にシャフト23は、装置の密閉部と外部を貫通しているの
でベアリング22によって密閉状態を保持するようにして
ある。なお、この場合にシール型ベアリングを用いるこ
とによって、一層密閉度を向上させることができる。
そして、シャフト23を介して駆動機構のうち発熱部分
であるコイル12は、他の駆動機構構成要素とともに密閉
部外に配設してある。さらにこの駆動機構は、通気口5
から取り込まれた空気の流動方向に位置している。した
がって、発熱部からの発熱を効率よく放熱することがで
き、密閉部内の温度上昇を抑えることができる。なお、
この形式の駆動機構はアーム21の軽量化により、光学ヘ
ッド9の高速駆動が可能となる。
第9図は、本発明者が別に開発した光メモリ用ドライ
ブ装置の一例を示すものである。このドライブ装置は、
モータ(スピンドルモータ)をターンテーブル24とロー
タ25に分離して、前者を密閉部内に配設し、発熱する後
者を密閉部外に配設したものである。
第10図は、上記スピンドルモータの詳細を示す断面図
である。中心位置に回転支軸26を設け、上ベアリング27
と下ベアリング28とにより回転可能に形成してあるスピ
ンドルベース31により、上方の密閉部と下方の密閉部外
とを区切っている。スピンドルベース31の基部にはステ
ータコイル30を設けてあり、該ステータコイル30の回転
外周位置上にはロータマグネット29を設けてある。
このように構成してあるので、ステータコイル30に電
流を流すことにより発生する磁界と、ロータマグネット
29の磁界により回転力を発生させるようになっている。
したがって、回転中は主にステータコイル30が発熱する
が、一部は周辺の空気中に放熱され、また一部はスピン
ドルベース31に伝導される。そして、これらの熱は通風
経路に取り入れられた冷却風の流動により装置後方へ排
出されるので、密閉部内の温度上昇を抑えることができ
る。
第11図は、第9図および第10に示したドライブ装置の
変形例を示すものである。この変形例では、駆動機構を
形成するロータマグネット29と、ステータコイル30とを
平面対向型としている。つまり、ステータコイル30をス
ピンドルベース31の下面に配設し、ロータマグネット29
をスピンドルベース31に対し回転支軸26軸方向において
対向するように配設してある。そして、ステータコイル
30に電流を流すことによって回転力を生じさせているの
である。
この場合、発熱体であるステータコイル30はスピンド
ルベース31下で直接冷却風を受けるように形成してある
ので、発熱部の冷却効果を一層向上させることができ
る。
なお、図9および図11に示した構成は、上述した第1
〜3実施例に適用することもできる。
〔発明の効果〕
以上のごとく、本発明によれば、光ヘッドの駆動機構
の発熱部を装置密閉部外に配設しているので、放熱を効
率良く行えるとともに密閉部内の温度上昇を抑えること
ができる。
これにより記録媒体への熱による影響を避けることが
できる外、装置内構成部材の保全をも図ることができ、
情報の記録・再生を適正かつ安定的に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の第1実施例の斜視図、 第2図は、同縦断面図、 第3図は、同一部斜視図、 第4図は、本発明の第2実施例の縦断面図、 第5図は、同一部斜視図、 第6図は、本発明の第3実施例の内部平面図、 第7図は、同装置全体の縦断面図、 第8図は、一部分解斜視図、 第9図は、本発明者が別に開発した光メモリ用ドライブ
装置の一例を示す縦断面図、 第10図は、同一部縦断面図、 第11図は、第9図および第10に示したドライブ装置の変
形例を示す一部縦断面図 3……カセットケース 4……挿入口 5……通気口 8……コントローラ基板 9……光学ヘッド 10、11……マグネット 12……コイル 13……コイルプレート 14……防塵カバー 15、16……ヨーク 17……モータ 18……ディスク 20……気密シール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に通気口とディスク状記録媒体を収納
    するカセットケースを挿入する挿入口とを具え、内部に
    前記ディスク状記録媒体を回転させるモータと、前記デ
    ィスク状記録媒体に対して情報の記録および/または再
    生を行うための光学ヘッドと、該光学ヘッドの駆動機構
    と、前記ディスク状記録媒体のローディング機構とを有
    するドライブ機構部と、このドライブ機構部を駆動制御
    する回路基板とを具える光メモリ用ドライブ装置におい
    て、 前記光学ヘッドの駆動機構の発熱部を、略密閉カバー外
    に配設したことを特徴とする光メモリ用ドライブ装置。
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