JP2867994B2 - プリンタの用紙スタック装置 - Google Patents

プリンタの用紙スタック装置

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JP2867994B2 JP10470797A JP10470797A JP2867994B2 JP 2867994 B2 JP2867994 B2 JP 2867994B2 JP 10470797 A JP10470797 A JP 10470797A JP 10470797 A JP10470797 A JP 10470797A JP 2867994 B2 JP2867994 B2 JP 2867994B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインクジェ
ットプリンタに使用して好適なプリンタの用紙スタック
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラープリンタ等には、印刷直
後の印字用紙(印刷面)が乾燥するまで次の印字用紙
(裏面)と接触しないようにする必要から、用紙スタッ
ク装置を備えたものが知られている。
【0003】従来、この種の用紙スタック装置には、モ
ータの駆動によって回転するフィードローラと、このフ
ィードローラの回転動作に連動して回転するカムギア
と、このカムギアの回転動作によって回転する用紙ガイ
ドと、この用紙ガイドの回転動作によって開閉する用紙
支えとを備えたものが採用されている。
【0004】このように構成された用紙スタック装置の
スタック動作は、次に示すようにして行なわれる。すな
わち、印字終了後の用紙排出時にモータの駆動によって
フィードローラが回転すると、このフィードローラの回
転動作に連動してカムギアが回転し、このカムギアの回
転動作によって用紙ガイドが回転する。
【0005】そして、用紙ガイドが回転すると、用紙支
えが開放して用紙支え上の印字用紙が下方に落下する。
このようにして、印字用紙のスタック動作を行なうこと
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の用紙
スタック装置においては、共通の駆動モータによってフ
ィードローラおよび用紙支えを回転させるものであるた
め、フィードローラと用紙支えとの間にカムギアや用紙
ガイド等の構成部品を介在させる必要があった。この結
果、部品点数が嵩み、構造が複雑になるという問題があ
った。
【0007】また、用紙送り動作と用紙スタック動作が
共通のモータによって行なわれることは、用紙スタック
動作が終了するまで次の用紙送り動作に移行することが
できず、印字に多大の時間を要するという問題もあっ
た。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、キャリア移動用モータを利用することにより、
構造の簡素化を図ることができるとともに、印字時間を
短縮することができるプリンタの用紙スタック装置の提
供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のプリンタの用紙スタック装
置は、キャリア移動用モータの駆動によって進退するキ
ャリアと、このキャリアの進退による押圧によって回動
し、印字用紙の保持状態をスタック位置の上方で解除す
る用紙支えとを備え、この用紙支えには、印字用紙を所
定の位置に保持するような方向の回動力がスプリングに
よって常時付与されている構成としてある。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のプ
リンタの用紙スタック装置において、用紙支えが印字用
紙の両側縁を保持可能な二つの用紙支えからなる構成と
してある。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載のプ
リンタの用紙スタック装置において、各用紙支えがキャ
リアの押圧部に対応する被押圧部を有するクランク形状
の用紙支えからなる構成としてある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。図1は本発明の第一実施形態
に係る用紙スタック装置の概略を示す斜視図、図2
(A)〜(D)は同じく本発明の第一実施形態に係る用
紙スタック装置によるスタック動作を説明するために示
す正面図である。同図において、符号1で示す用紙スタ
ック装置は、キャリア移動用モータ2とキャリア3と用
紙支え4とを備えている。
【0013】キャリア移動用モータ2は、筐体(図示せ
ず)内に固定されている。キャリア移動用モータ2のモ
ータ軸2aには、プーリ5が固着されている。筐体(図
示せず)内には、プーリ5に対応するプーリ(図示せ
ず)が回転自在に配設されており、このプーリ(図示せ
ず)およびプーリ5には駆動力伝達用のベルト6が掛け
渡されている。
【0014】また、筐体(図示せず)内には、左右方向
に所定の間隔をもって並列する一組のホルダー7(右組
のホルダーのみ図示)が配設されている。これら各組の
ホルダー7は前後方向に所定の間隔をもって並列する二
つの保持片7a,7bからなり、これら両保持片7a,
7bには前後に開口する挿通孔8,9が設けられてい
る。
【0015】キャリア3は、インク容器搭載用のキャリ
アからなり、ベルト6の外側面に固定されている。この
キャリア3は、キャリア移動用モータ2の駆動によって
両プーリ5(一方のみ図示)間を矢印方向a,bに進退
する。キャリア3のモータ側と反モータ側には、用紙支
え4の被押圧部(後述)に対応する押圧部3a,3bが
設けられている。
【0016】用紙支え4は、印字用紙Pの両側縁を保持
可能な二つの用紙支え4a,4bからなり、それぞれが
スタック位置Aの上方に配設されている。これら両用紙
支え4a,4bは、ほぼ同一に構成されているため、そ
の一方の用紙支え4aのみについて説明すると、用紙支
え4aは全体が印字用紙Pの両側縁を保持可能なクラン
ク形状の丸棒によって形成されている。
【0017】用紙支え4aは、両端部がそれぞれ保持片
7a,7bの挿通孔8,9に回転自在の挿通保持されて
いる。用紙支え4aの両挿通端部のうちモータ側の挿通
端部には、上方に突出し、押圧部3a(用紙支え4bの
場合は押圧部3b)に対応する被押圧部10(用紙支え
4bの場合は被押圧部11)が延設されている。この用
紙支え4aは、キャリア3の前進(用紙支え4aの場合
は後退)による押圧によって矢印方向cに回動し、印字
用紙Pの保持状態をスタック位置Aの上方で解除する。
【0018】また、用紙支え4aは、印字用紙Pを所定
の位置に保持するような矢印方向dの回動力がトーショ
ンスプリング12によって常時付与されている。これに
より、用紙支え4aは、印字用紙Pをスタック位置Aの
上方で保持する。
【0019】なお、スタック位置Aの近傍には、用紙支
え4a,4bを所定の回動位置(用紙保持位置)で保持
するためのストッパ(図示せず)が配設されている。
【0020】次に、このように構成された用紙スタック
装置によるスタック動作につき、図2(A)〜(D)を
用いて説明する。先ず、印字終了後の用紙排出時にキャ
リア移動用モータ2の駆動によって同図(A)に示すよ
うに矢印方向aにキャリア3を前進操作する。このと
き、用紙支え4a,4bによって印字直後における印字
用紙Pの両側縁が保持されている。
【0021】次いで、同図(B)に示すように押圧部3
aが被押圧部10に押圧するまでキャリア3を同方向に
さらに前進操作する。このとき、押圧部3aが被押圧部
10に押圧すると、用紙支え4aがトーションスプリン
グ12の弾撥力の抗してc方向に回動し、印字用紙Pの
一方側側縁の保持状態が解除される。
【0022】しかる後、キャリア移動用モータ2の駆動
によって同図(C)に示すように矢印方向bにキャリア
3を後退操作する。そして、同図(D)に示すよう押圧
部3bが被押圧部11に押圧するまでキャリア3を同方
向にさらに後退操作する。
【0023】このとき、押圧部3bが被押圧部11に押
圧すると、用紙支え4bがトーションスプリング12の
弾撥力の抗してc方向に回動し、印字用紙Pの他方側側
縁の保持状態が解除され、印字用紙Pがスタック位置A
に落下する。このようにして、印字用紙のスタック動作
を行なうことができる。
【0024】なお、本発明におけるスプリングおよび用
紙支えの形状等は、前述した実施形態に限定されるもの
でないことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャリア移動用モータの駆動によって進退するキャリア
と、このキャリアの進退による押圧によって回動し、印
字用紙の保持状態をスタック位置の上方で解除する用紙
支えとを備え、この用紙支えには、印字用紙を所定の位
置に保持するような方向の回動力がスプリングによって
常時付与されているので、用紙送り用の駆動源と別の駆
動源としてキャリア移動用モータを利用することにより
スタック動作が行なわれる。
【0026】したがって、従来必要としたカムギアや用
紙ガイド等の構成部品が不要となるから、部品点数を削
減することができ、構造の簡素化を図ることができる。
【0027】また、用紙スタック動作用の駆動源と用紙
送り用の駆動源とが別個であることは、用紙スタック動
作と用紙送り動作を同時に進行させることができるか
ら、印字時間を確実に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係るプリンタの用紙ス
タック装置の概略を示す斜視図である。
【図2】(A)〜(D)は同じく本発明の第一実施形態
に係るプリンタの用紙スタック装置によるスタック動作
を説明するために示す正面図である。
【符号の説明】
1 用紙スタック装置 2 キャリア移動用モータ 3 キャリア 3a 押圧部 4a 用紙支え 6 ベルト 10 被押圧部 12 トーションスプリング A スタック位置 P 印字用紙

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア移動用モータの駆動によって進
    退するキャリアと、 このキャリアの進退による押圧によって回動し、印字用
    紙の保持状態をスタック位置の上方で解除する用紙支え
    とを備え、 この用紙支えには、印字用紙を所定の位置に保持するよ
    うな方向の回動力がスプリングによって常時付与されて
    いることを特徴とするプリンタの用紙スタック装置。
  2. 【請求項2】 前記用紙支えが印字用紙の両側縁を保持
    可能な二つの用紙支えからなることを特徴とする請求項
    1記載のプリンタの用紙スタック装置。
  3. 【請求項3】 前記各用紙支えが前記キャリアの押圧部
    に対応する被押圧部を有するクランク形状の用紙支えか
    らなることを特徴とする請求項2記載のプリンタの用紙
    スタック装置。
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