JP2867848B2 - 薄肉ゴムベルトの加硫成形型及び薄肉ゴムベルトの製造方法 - Google Patents

薄肉ゴムベルトの加硫成形型及び薄肉ゴムベルトの製造方法

Info

Publication number
JP2867848B2
JP2867848B2 JP24051793A JP24051793A JP2867848B2 JP 2867848 B2 JP2867848 B2 JP 2867848B2 JP 24051793 A JP24051793 A JP 24051793A JP 24051793 A JP24051793 A JP 24051793A JP 2867848 B2 JP2867848 B2 JP 2867848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
pipe
core
rubber belt
thin rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24051793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0768557A (ja
Inventor
行敏 藤本
和幸 山本
浩芳 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rubber Industries Ltd filed Critical Tokai Rubber Industries Ltd
Priority to JP24051793A priority Critical patent/JP2867848B2/ja
Publication of JPH0768557A publication Critical patent/JPH0768557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2867848B2 publication Critical patent/JP2867848B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は薄肉ゴムベルトの加硫
成形型及びこれを用いた薄肉ゴムベルトの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】複写機における原紙搬送用等として、図
4に示すような無端環状の薄肉(肉厚1mm程度)のゴ
ムベルト100が用いられている。この薄肉ゴムベルト
100は、従来次のようにして製造していた。
【0003】図5はこの薄肉ゴムベルト100を製造す
るに際して用いられている加硫成形型の構成を示してい
る。図において102,104は外型としての上型及び
下型であり、106はこれら外型を通じて成形型を加熱
するための熱盤である。
【0004】108は上型102,下型104から成る
外型の内部に配置された断面円形状の中子型で、110
はこれら上型102及び下型104と中子型108との
間に形成された環状の成形用空間である。
【0005】中子型108は全体として1つの部材から
成るもので、中心部に中空部114が形成され、そこに
棒ヒータ112が挿入されている。ここで棒ヒータ11
2は、中子型108を保温するためのものである。
【0006】この加硫成形型を用いた薄肉ゴムベルト1
00の従来の製造方法は、中子型108の外周面に未加
硫ゴムシートを巻き付けるようにしてこれを成形用空間
110にセットし、しかる後型締状態で未加硫ゴムシー
トを所定時間加圧・加熱し、以て加硫成形を行って図4
に示す薄肉ゴムベルト100を製品として得るというも
のであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで本方法によっ
て上記薄肉ゴムベルト100を製造するに当り、加硫成
形型を加硫成形時と同じ高温度に保ったままで加硫成形
型への未加硫ゴムシートのセットを行うと、未加硫ゴム
シートの厚みが薄いものであるためにその作業の途中で
加硫が進行してしまい、これが製品不良の原因となる問
題があった。
【0008】そこで従来、図6に示しているように成形
型を加硫成形の際の高温度Aから強制冷却によりこれよ
り低い温度Bまで一旦降温し、その上で未加硫ゴムシー
トのセットを行い、しかる後加硫成形型を加硫成形に必
要な高温度Aまで昇温及び所定時間保持することによっ
て薄肉ゴムベルト100の加硫成形を行うようにしてい
た。
【0009】しかしながら上記加硫成形型を用いた従来
の製造方法の場合、外型の外に配置した熱盤のみを熱源
として成形型を加熱するようにしているため、未加硫ゴ
ムシートのセットのための低温度Bから加硫成形のため
の高温度Aまで加硫成形型を加熱するのに時間が長くか
かり、これにより薄肉ゴムベルト100の加硫成形のた
めのサイクルタイムが長くなってしまい、これが生産性
向上の支障となっていた。
【0010】尚、中子型108の中心部に配置された棒
ヒータ112は、前述したようにあくまで中子型108
の保温用のものであり、冷却された中子型108を加硫
成形のための高温度Aまで昇温させるための熱源として
は実質上機能し得ないものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたものであり、その要旨は、
(イ)外型と、(ロ)該外型の内部に配置された中子型
と、(ハ)それら外型と中子型との間に形成された、薄
肉ゴムベルトの成形用空間とを有し、該中子型は(a)
その外周部を構成するパイプ型と、(b)該パイプ型の
内周面に対して半径方向に一定の間隙を形成する状態で
該パイプ型の内部に挿入されたコア型と、(c)該パイ
プ型及びコア型の端部においてそれらの間に介装され、
該パイプ型の端部を支持するパイプ受と、(d)該パイ
プ型とコア型との間の前記間隙内に収容され且つ該パイ
プ型内周面に沿って貼着された面状ヒータとを備えて成
る加硫成形型を用いて薄肉ゴムベルトを製造することに
ある。
【0012】
【作用及び発明の効果】以上のように本発明は、従来一
体物で構成されていた中子型をパイプ型とコア型とパイ
プ受とを含むように構成した上、パイプ型の内周面に面
状ヒータを貼着し、かかる中子型を含む加硫成形型を用
いて薄肉ゴムベルトを製造するようにしたもので、本発
明によれば、未加硫ゴムシートをセットするために一旦
強制冷却した加硫成形型、特に中子型における成形の主
要部となるパイプ型を加硫成形に必要な高温度まで速や
かに加熱し、昇温させることができる。これにより薄肉
ゴムベルトの加硫成形のためのサイクルタイムを大幅に
短縮化でき、生産能率を高めることができる。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10は熱盤であり、12,14
は外型としての上型,下型であり、16はこれら上型1
2,下型14から成る外型の内部に配置された断面円形
状の中子型である。これら中子型16と外型との間には
薄い円環形状の成形用空間18が形成されている。中子
型16は薄肉円筒形状のパイプ型20と、その内部の厚
肉円筒形状のコア型22と、軸方向端部のパイプ受2
4,26とを含んでいる。
【0014】一方のパイプ受24は、パイプ型20,コ
ア型22とは別体を成している。このパイプ受24は短
い円筒形状を成していて、コア型22の端部外周面に嵌
合された上、コア型22の端面に固定されたプレート2
8によって抜け止めされている。
【0015】パイプ受24は一端側に大径部を有してお
り、この大径部の外周部には段付面30が形成されてい
て、この段付面30において前記パイプ型20の端部が
コア型22との間に所定の間隙32を形成する状態に嵌
合し、支持されている。
【0016】これに対し今一方のパイプ受26はコア型
22と一体に形成されている。このパイプ受26におい
ても大径部が形成されていてその外周部に段付面30が
形成され、この段付面30においてパイプ型20の今一
方の端部が嵌合及び支持されている。
【0017】コア型22の一方の軸方向の開口端部には
栓体34が設けられている。この栓体34には中心部に
軸方向の貫通孔36が形成されている。そしてこの貫通
孔36に後述する面状ヒータ38のリード線40が挿通
されている。尚コア型22においても、リード線40を
挿通するための貫通孔42が形成されている。
【0018】前記パイプ型20とコア型22との間の間
隙32内には面状ヒータ38が配設されており、かかる
面状ヒータ38がパイプ型20の全内周面に沿って貼着
されている。
【0019】図3(A)はこの面状ヒータ38を展開し
て示したものである。図において44は可撓性の長いベ
ースシート44であって、このベースシート44に対し
て複数枚(この例では3枚)のシート状ヒータ46が貼
着されている。
【0020】図3(B)はシート状ヒータ46の断面構
造を示している。この図において48は絶縁層であり、
これら絶縁層48にてサンドイッチ状に挟まれるように
して発熱線50が埋設されている。発熱線50はシート
状ヒータ46全面に亘って分布している。尚52は発熱
線50にリード線40を接続するための端子、56は固
定用のキャップである。図3(A)に示しているよう
に、各シート状ヒータ46の発熱線50はリード線40
にて互いに接続されている。
【0021】以上のように本例においては中子型16に
おける薄肉ゴムベルト成形のための主要部が薄肉のパイ
プ型20として構成された上、その内周面に沿って面状
ヒータ38が貼着され、かかる面状ヒータ38によって
パイプ型20が直接加熱されるようになっている。
【0022】従って本例においては、上型12,下型1
4から成る外型及び中子型16、特にパイプ型20を一
旦強制冷却して降温させた状態から再び加硫成形のため
の高温度まで昇温させる際、熱盤10,面状ヒータ38
による加熱によって速やかに昇温させることができ、従
って薄肉ゴムベルトの加硫成形のためのサイクルタイム
を短縮化することができる。
【0023】加えて本例によれば、面状ヒータ38にお
ける発熱線50の分布パターン及び分布密度をコントロ
ールすることによって、パイプ型20,外型の温度分布
を均等化することが可能であり、これに基づいて加硫成
形品としての薄肉ゴムベルトの製品品質を高めることが
できる。
【0024】薄肉ゴムベルトは肉厚の薄いものであるた
め、成形型の温度分布に不均一があるとこれが製品品質
に影響を及ぼすが、本例においては成形型の温度分布を
均等化でき、以て製品品質を高めることができる。
【0025】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において、当業者の知識に基づき種々変更を加えた形
態・態様で構成・実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である薄肉ゴムベルトの加硫
成形型の縦断面図である。
【図2】同じ加硫成形型の横断面図である。
【図3】(A)は図1,図2における面状ヒータを展開
して示す図であり、(B)は(A)におけるB−B断面
図である。
【図4】本発明の適用対象である薄肉ゴムベルトの一例
を示す図である。
【図5】従来用いられていた薄肉ゴムベルトの加硫成形
型の図である。
【図6】薄肉ゴムベルト加硫成形1サイクルにおける加
硫成形型の昇温・降温パターン例を示す図である。
【符号の説明】
10 熱盤 12 上型 14 下型 16 中子型 18 成形用空間 20 パイプ型 22 コア型 24,26 パイプ受 32 間隙 38 面状ヒータ 50 発熱線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−151425(JP,A) 特表 平2−500009(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 33/02 B29C 33/76 B29C 35/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)外型と、(ロ)該外型の内部に配
    置された中子型と、(ハ)それら外型と中子型との間に
    形成された、薄肉ゴムベルトの成形用空間とを有し、該
    中子型は(a)その外周部を構成するパイプ型と、
    (b)該パイプ型の内周面に対して半径方向に一定の間
    隙を形成する状態で該パイプ型の内部に挿入されたコア
    型と、(c)該パイプ型及びコア型の端部においてそれ
    らの間に介装され、該パイプ型の端部を支持するパイプ
    受と、(d)該パイプ型とコア型との間の前記間隙内に
    収容され且つ該パイプ型内周面に沿って貼着された面状
    ヒータとを備えていることを特徴とする薄肉ゴムベルト
    の加硫成形型。
  2. 【請求項2】 (イ)外型と、(ロ)該外型の内部に配
    置された中子型と、(ハ)それら外型と中子型との間に
    形成された、薄肉ゴムベルトの成形用空間とを有し、該
    中子型は(a)その外周部を構成するパイプ型と、
    (b)該パイプ型の内周面に対して半径方向に一定の間
    隙を形成する状態で該パイプ型の内部に挿入されたコア
    型と、(c)該パイプ型及びコア型の端部においてそれ
    らの間に介装され、該パイプ型の端部を支持するパイプ
    受と、(d)該パイプ型とコア型との間の前記間隙内に
    収容され且つ該パイプ型内周面に沿って貼着された面状
    ヒータとを備えている加硫成形型を用い、前記外型及び
    パイプ型を加硫成形時の温度より低い温度まで強制冷却
    した上で前記成形用空間内に未加硫ゴムシートを装填し
    た後、該外型及びパイプ型を再び加硫成形時の温度まで
    加熱して所定時間保持し、以て薄肉ゴムベルトを加硫成
    形することを特徴とする薄肉ゴムベルトの製造方法。
JP24051793A 1993-08-31 1993-08-31 薄肉ゴムベルトの加硫成形型及び薄肉ゴムベルトの製造方法 Expired - Fee Related JP2867848B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24051793A JP2867848B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 薄肉ゴムベルトの加硫成形型及び薄肉ゴムベルトの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24051793A JP2867848B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 薄肉ゴムベルトの加硫成形型及び薄肉ゴムベルトの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0768557A JPH0768557A (ja) 1995-03-14
JP2867848B2 true JP2867848B2 (ja) 1999-03-10

Family

ID=17060707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24051793A Expired - Fee Related JP2867848B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 薄肉ゴムベルトの加硫成形型及び薄肉ゴムベルトの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2867848B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4758043B2 (ja) * 2001-09-28 2011-08-24 三ツ星ベルト株式会社 筒状加硫体の冷却装置
WO2012131929A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 三菱重工業株式会社 タイヤ加硫装置
CN116214791B (zh) * 2023-03-24 2026-02-24 洛阳双瑞橡塑科技有限公司 一种高精度薄壁长橡胶筒的硫化成型模具及硫化成型工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0768557A (ja) 1995-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0978370B1 (en) Vulcanising method and vulcanising apparatus for a tyre
JP2867848B2 (ja) 薄肉ゴムベルトの加硫成形型及び薄肉ゴムベルトの製造方法
JPS58158212A (ja) 熱成形具及び熱成形法
JPS6050569B2 (ja) 動力伝達ベルトを製造する方法及びその装置
JPH10188707A (ja) 複合碍子の成形方法およびそれに用いる金型装置
JP3764366B2 (ja) タイヤの製造方法
CN217073453U (zh) 硫化机用热板
JPH08174554A (ja) タイヤ加硫用金型装置
JP3828726B2 (ja) 加硫機
JP2019151045A (ja) タイヤ製造方法
US4431398A (en) Apparatus for adjusting the temperature of a parison for stretch blow molding
JP4701881B2 (ja) ゴムロールの製造装置、およびゴムロールの製造方法。
US6660122B1 (en) Induction curable tire components and methods of selectively curing such components
JPH0649329B2 (ja) 射出延伸吹込成形におけるパリソンの温度調整方法およびその装置
JPH05177669A (ja) ノンセラミック碍子の製造方法及び製造装置
JPH08300507A (ja) 導電性ベルトの製造方法
JPS6255488B2 (ja)
JPS5825949A (ja) タイヤの製造方法
JP3356475B2 (ja) エラストマー物品の加硫装置
JP4626285B2 (ja) タイヤビードの成形方法
JP2007015157A5 (ja)
JPH11300846A (ja) 芯金レスクロ−ラの製法
JPS6024569Y2 (ja) 成形機の円錐状部加熱用ヒ−タ
JPH06234172A (ja) グリーンタイヤの形成方法及び空気入りタイヤの製造方法
JP2000043047A (ja) タイヤの加硫方法、加硫装置及びそれを用いて加硫されたタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees