JP2867527B2 - オートフォーカスカメラのリモートコントロール装置 - Google Patents

オートフォーカスカメラのリモートコントロール装置

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JP2867527B2
JP2867527B2 JP2009894A JP989490A JP2867527B2 JP 2867527 B2 JP2867527 B2 JP 2867527B2 JP 2009894 A JP2009894 A JP 2009894A JP 989490 A JP989490 A JP 989490A JP 2867527 B2 JP2867527 B2 JP 2867527B2
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    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/32Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はオートフォーカスカメラのリモートコント
ロール装置に関する。
[従来の技術] 近年、カメラの利用方法の多様化に応じて、被写体と
なる者自身がリモートコントロール送信機からカメラに
向けて光を発射し、その光に基づいてシャッタレリーズ
を行う装置が提案されている。
また、最近では、アクティブオートフォーカス装置の
受液光学系または信号処理回路の一部を兼用してリモー
トレリーズ機能を実現するようにしたリモートコントロ
ール装置が提案されている(特開昭60−249127号公報,
特開昭62−123436号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上述した従来のリモートコントロール装置で
は、アクティブオートフォーカス装置の受波光学系また
は信号処理回路の一部を兼用した場合、リモートコント
ロール送信機から送出されたリモートコントロール用光
信号を受光する受光手段の具体的な構成および動作につ
いては開示されていない。
[課題を解決するための手段] この発明のオートフォーカスカメラのリモートコント
ロール装置において、受光手段は、受光面上での受光位
置に応じて相反的に変化する2つの出力信号を発生し、
該2つの出力信号の比に基づいて受光位置信号を生成
し、リモートコントロール用光信号を受光したときは受
光手段が発生した2つの出力信号の和に基づいてリモー
トコントロール用受光信号を発生する。
また、受光手段は、撮影画面のほぼ中央に位置する測
距範囲にある被写体からの光を受光する第1の受光部
と、撮影画面の中央以外に位置する測距範囲にある被写
体からの光を受光する第2の受光部とを有し、前記第1
の受光部がリモートコントロール用光信号を受光したと
きにはリモートコントロール用受光信号を発生する。
また、前記第1および第2の受光部のいずれか少なく
とも一方がリモートコントロール用光信号を受光したと
きにはリモートコントロール用受光信号を発生するよう
にしてもよい。
[作用] 受光手段は、受光面上での受光位置に応じて相反的に
変化する2つの出力信号を発生し、該2つの出力信号の
比に基づいて受光位置信号を生成し、リモートコントロ
ール用光信号を受光したときは受光手段が発生した2つ
の出力信号の和に基づいてリモートコントロール用受光
信号を発生する。これにより、2つの出力信号の比に応
じて測距動作がなされるとともに、2つの出力信号の和
に応じてリモートレリーズ動作がなされる。
また、受光手段が、撮影画面のほぼ中央に位置する測
距範囲にある被写体からの光を受光する第1の受光部
と、撮影画面の中央以外に位置する測距範囲にある被写
体からの光を受光する第2の受光部とを有している場
合、該第1および第2の受光部は、受光面上での受光位
置に応じて相反的に変化する2つの出力信号をそれぞれ
発生し、該2つの出力信号の比に基づいて受光位置信号
をそれぞれ生成し、前記第1の受光部がリモートコント
ロール用光信号を受光したときは該第1の受光部が発生
した前記2つの出力信号の和に基づいてリモートコント
ロール用受光信号を発生する。これにより、前記第1の
受光部の出力信号の比および前記第2の受光部の出力信
号の比に応じて測距動作がなされるとともに、前記第1
の受光部の出力信号の和に応じてリモートレリーズ動作
がなされる。
また、前記第1および第2の受光部が前記リモートコ
ントロール用光信号を受光したときは前記第1および第
2の受光部がそれぞれ発生した出力信号の和に基づいて
リモートコントロール用受光信号を発生する。これによ
り、前記第1受光部の出力信号の比および前記第2の受
光部の出力信号の比に応じて測距動作がなされるととも
に、前記第1および第2の受光部の出力信号の和に応じ
てリモートレリーズ動作がなされる。
[実施例] 次に、この発明について図面を参照して説明する。
第1図はこの発明のオートフォーカスカメラのリモー
トコントロール装置の第1の実施例におけるファインダ
の説明図である。51は撮影画面に相当するファインダ、
52は被写体、53はリモートコントロール送信機(以下送
信機という)、54は測距範囲(フォーカスエリア)であ
る。第1図には図示しない受光手段は、受光手段自身の
受光面上での受光位置に応じて相反的に変化する2つの
出力信号を発生し、該2つの出力信号の比に基づいて受
光位置信号を生成し、リモートコントロール用光信号を
受光したときは受光手段が発生した2つの出力信号の和
に基づいてリモートコントロール用受光信号を発生する
ようになっている。
次に、動作について説明する。撮影準備ができたと
き、被写体52に相当する者が送信機53を操作してシャッ
タレリーズの指示を示すリモートコントロール用光信号
(以下リモコン信号という)を送信する。このリモコン
信号が測距範囲54に到達して受光手段の受光面に受光さ
れると、この受光面上の受光位置に応じて相反的に変化
する2つの出力信号が発生され、この2つの出力信号の
和に基づいて発生されたリモートコントロール用受光信
号に応じてレリーズ動作がなされる。すなわち、カメラ
の発光素子(第1図には図示せず)から被写体52に対し
てオートフォーカス用の赤外線信号が送信され、被写体
52に当たって反射した上記赤外線信号が測距範囲54に到
達して受光手段の受光面に受光されると、上述の動作と
同様にこの受光面上の受光位置に応じて相反的に変化す
る2つの出力信号が発生され、この2つの出力信号の比
に基づいて受光位置信号が生成され、この受光位置信号
に基づいてオートフォーカス動作がなされた後、シャッ
タレリーズがなされて撮影が行われる。
しかしながら、上述した第1の実施例においては次の
欠点が生じる可能性がある。すなわち、被写体52となっ
た者が測距範囲54以外の領域に位置したままで送信機53
からリモートレリーズを指示した場合、オートフォーカ
ス装置は被写体52に合焦することができないため、測距
範囲54内にたまたま捉えられた被写体52以外のものに合
焦してしまい、撮影した写真のピントが被写体52に合っ
ておらず、ピンぼけになってしまう。
第2図はこのような欠点を取り除いた第2の実施例を
示すブロック図であり、100はカメラを示している。
1は3個の半導体位置検出素子(以下PSD:Position S
ensor Deviceという)1A,1B,1Cからなる受光素子部、11
はPSD1A,1B,1Cから出力される信号を入力し、選択して
出力する受光切換手段、12は受光切換手段11から出力さ
れる電流信号を電圧信号に変換する電流電圧変換手段、
13は電圧信号を増幅して同期検波手段14およびコンパレ
ータ15に出力する増幅手段、16はCPUである。同期検波
手段14は、CPU16の指示に従ってなされる後記の投光素
子部2の投光動作に応じて受光素子部1から電流電圧変
換手段12および増幅手段13を介して入力する受光信号を
上記投光動作と同期して入力し、同期検波した受光信号
をCPU16に出力するものである。コンパレータ15は増幅
手段13から入力する信号をパルス信号に波形整形するも
のである。
また、2は上記PSD1A〜1Cに対応して設けられた3個
の赤外発光ダイオード(以下IRED:Infrared light emit
ion diodeという)2A,2B,2Cからなる投光素子部、18はI
RED2A,2B,2Cを選択して発光させる投光切換手段、19は
投光素子部2を駆動する投光駆動手段である。20は図示
しないシャッタおよびフィルム巻き上げ装置などの機構
部を駆動するドライバ手段、21は操作者に対して所定の
情報を表示する表示手段である。
また、通常時、送信機53はカメラ100の本体に装着さ
れており、送信機53を使用する場合はカメラ100から取
り外すようになっている。この送信機53をカメラ100か
ら取り外すとリモコンスイッチ22がオンとなるようにな
っている。23はカメラ100のメインスイッチ、24はシャ
ッタの半押しスイッチ、25はシャッタのレリーズスイッ
チである。シャッタボタン(図示せず)を押圧すると、
まず半押しスイッチ24がオン状態となり、シャッタの半
押し状態をCPU16に通知する。さらに、シャッタボタン
を押圧すると、やがてレリーズスイッチ25がオンとな
り、レリーズするようになっている。
第3図は受光切換手段11の具体例を示す構成図であ
る。30〜41は制御入力が「L」のときに導通状態になる
トランスミッションゲート、42〜47はインバータ、48は
CPU16からの制御信号に従って選択信号G1〜G6を出力す
るデコーダである。デコーダ48は選択信号G1〜G6のどれ
か1つを「L」にすることによって、トランスミッショ
ンゲート30〜41の1つを選択的に導通状態にする。この
結果、PSD1A〜1Cのいづれかの出力端子が電流電圧変換
手段12に接続されて受光電流I1A1,I1A2,I1B1,I1B2,
I1C1,I1C2のいずれか1つが電流電圧変換手段12に出力
される。
なお、PSD1A〜1Cは第3図に示すようにそれぞれ2つ
の出力端子を有している。すなわち、PSD1Aは出力端子1
A1,1A2、PSD1Bは出力端子1B1,1B2、PSD1Cは出力端子1C
1,1C2をそれぞれ有している。したがって、次に示す表
のように、「H」の選択信号G1〜G6に対応するPSD1A〜1
Cの出力端子が、電流電圧変換手段12におけるオペアン
プ51のマイナス側の入力端子に接続され、「L」の選択
信号G1〜G6に対応するPSD1A〜1Cの出力端子が、電流電
圧変換手段12におけるオペアンプ51のプラス側の入力端
子に接続される。この結果、選択信号G1〜G6を択一的に
「H」にするとによって、受光切換手段11によって選択
されたPSD1A〜1Cの受光電流だけが電流電圧変換手段12
によって電圧信号に変換されるようになっている。
また、選択信号G1〜G6を複数同時に「H」にすること
によって、複数の受光電流の和を得ることもできる。
電流電圧変換手段12において、49,50はバイアス電
源、51はオペアンプ、52は帰還抵抗である。オペアンプ
51のマイナス入力端子に入力するPSD1A〜1Cの受光電流I
1A1〜I1C2は、電流信号から電圧信号に変換されて増幅
手段13に出力される。このときの出力電圧値は、オペア
ンプ51に入力する電流値と帰還抵抗51の抵抗値との積に
なる。
なお、第1の実施例で説明した第1図に対応する受光
手段および発光素子の詳細は、第2図,第3図において
PSD1B,1CおよびIRED2B,2C、さらにこれらに関連する部
品を除外したものに全く等しくなる。
第4図は、第2の実施例におけるリモートコントロー
ル装置を有するカメラ100とファインダを示した説明図
であり、第1図と同一符号は相当する部分を示す。測距
範囲A,B,Cは、それぞれIRED2A,2B,2CおよびPSD1A,1B,1C
に対応している。すなわち、IRED2Aから投光されて測距
範囲Aの被写体に当たり、反射して戻ってきた赤外光は
PSD1Aによって受光されるようになっている。測距範囲
B,Cについても、IRED2B,2Cと、PSD1B,1Cとの関係は上記
と同様である。
第5図は送信機の3の構成図である。102はIRED101を
駆動する駆動手段、103は所定時間間隔の2つのパルス
を生成するパルス発生手段、104は送信スイッチ104であ
る。送信スイッチ104を押圧すると、パルス発生手段103
は所定時間間隔の2つのパルスを生成して駆動手段102
に出力する。駆動手段102は入力した2つのパルスに対
応してIRED101を駆動し、赤外光信号を2度出力させ
る。このとき、第6図(a)に示すように、パルス発生
手段103から出力されるパルス信号S1は、第1のパルス
と第2のパルスとの時間間隔をT3としたとき、T1≦T3≦
T1+T2になるように制御されている。また、第6図
(b)は、パルス信号S1に対応して投光された上記赤外
信号がカメラ100の受光素子部1に受光されて増幅され
た受光信号S2を示し、第6図(c)はその受光信号S2
パルス波形に整形された後のパルス信号S3を示したもの
である。
このように、構成されたカメラ100におけるリモート
コントロール動作の説明を行う。リモートコントロール
動作では、送信機53のリモコンスイッチ104の操作によ
ってカメラ100にリモコン信号が送信され、これに応じ
て測光動作,測距動作,およびレリーズ動作が順次実行
される。すなわち、受光素子部1はリモコン信号の受光
動作と、測距動作のための受光動作を順次実行するよう
になっている。
以下、第7図の動作フローチャートに従って詳細に説
明する。
まず、リモコンスイッチ22のオン,オフが確認され
る,すなわち、カメラ100本体から送信機53が取り外さ
れてリモコンスイッチ22がオンにされると、PSD1Aに対
応する選択信号G1,G2だけが「H」となってPSD1Aだけが
能動状態になる(ステップS1,S2)。
もし、ステップS1が「N」ならば、メインスイッチ23
のオン,オフおよび半押しスイッチ24のオン,オフを確
認して、両方ともオンならば、通常の撮影動作を実行す
るため、ステップS16へ移り(ステップS14,S15)、メイ
ンスイッチ23がオフならば、動作を終了する。
操作者が送信機53の送信スイッチ104を操作してパル
ス信号S1(第6図(a))に対応した所定時間間隔の2
度の赤外光信号が送信されると、これを受信したカメラ
00の受光素子部1から受光電流I1A1+I1A2が電流電圧変
換手段12に出力される。電流電圧変換手段12から出力さ
れた電圧信号S2(第6図(b))は増幅手段13によって
増幅された後、コンパレータ15でパルス信号S3(第6図
(c))に整形されてCPU16のポートP1に入力される。
CPL16は、第1のパルスを入力する(ステップS3)
と、所定の時間T1を計時した後、所定の時間T2の計時す
るタイマをスタートし(ステップS4,S5)、時間T2の計
時が終了するまでに第2のパルスが入力すると(ステッ
プS6)、CPU16は送信機53からのリモコン信号が入力し
たと判断してカメラ100をリモコンモードに設定すると
ともに、リモコンモードに設定されたことを表示手段21
に表示する(ステップS7)。なお、上述した一連の動作
は、送信機53から送信された所定の赤外線信号以外のノ
イズ光を感知しないようにするためになされる。
もし、ステップS12で第2のパルスが入力されずタイ
マが終了した場合はリモコンスイッチ22のオン,オフに
応じてステップS3,S1に戻る(ステップS13)。
リモコンモードにセットされたら、被写体である操作
者が送信機53を撮影範囲から隠すために所定の時間TW
計時動作がなされる(ステップS8)。この間、リモコン
スイッチ22のオン,オフおよびメインスイッチ23のオ
ン,オフを確認し(ステップS9,S10)、両方ともオンで
あり、かつTWタイマが終了していれば(ステップS1
1)、ステップS16に移る。もし、ステップS9が「N」な
らば、ステップS1に戻り、ステップS10が「N」なら
ば、動作を終了し、ステップS11が「N」ならば、ステ
ップS9に戻る。
ステップS16の測光動作は一般的に行われているもの
と同じ動作であるため、その説明は省略する。
次に、エリアA〜Cの測距動作が順次実行される(ス
テップS17〜S19)。
このようにして求められたエリアA〜Cの測距データ
の中から合焦動作に使用する測距データが決定されると
(ステップS20)、リモコンモードが否かが調べられ
(ステップS21)、リモコンモードであれば、レリーズ
処理(AF制御およびAE制御を含む)が実行されてシャッ
タが切れる(ステップS23)。リモコンモードでなけれ
ば、レリーズスイッチ25のオン,オフが調べられ(ステ
ップS22)、オンであれば、レリーズ処理が実行されて
シャッタが切れ(ステップS23)、オフならば半押しス
イッチ24のオン,オフが調べられ(ステップS24)、オ
ンならばステップS22に戻り、オフならばステップS1に
戻る。
以上のようにして、リモコン動作が実行される。
この第2の実施例の場合、第4図に示す撮影範囲のほ
ぼ中央の測距範囲Aにおいてリモコン信号の受信がなさ
れるため、少なくともリモコン信号の受信がなされた場
合は送出機53の操作を行った被写体は通常測距範囲A〜
Cのうちのどれかに位置することになるので、被写体に
対する合焦動作は確実に行われる。
次に、第8図に示すフローチャートを参照してステッ
プS17〜S19の測距動作を説明するが、ステップS17〜S19
の動作はいづれも同様なので、ステップS17のみについ
て詳細に説明する。
CPU16からの制御信号に従って、投光切換手段18はPSD
1Aに対応したIRED2Aを選択する(ステップS100)。
PSD1Aの一方の出力端子1A1をオペアンプ51のマイナス
側入力端子に接続するため、選択信号G1だけが「H」と
なり、他の選択信号G2〜G6は全て「L」となる(第3図
および表参照)(ステップS101)。
CPU16からの駆動信号に従って、投光駆動手段19はIRE
D2Aを所定の時間間隔で投光させる。被写体に当たって
反射した赤外光はPSD1Aに受光され、出力端子1A1から出
力される受光電流I1A1に応じた電圧信号が同期検波手段
14によって検波され、CPU16でA/D変換された後、データ
D1A1として記憶される(ステップS102,S103)。
次に、PSD1Aの他方の出力端子1A2をオペアンプ51のマ
イナス側入力端子に接続するため、選択信号G2だけが
「H」となり、他の選択信号G1,G3〜G6は全て「L」と
なる(第3図および表参照)(ステップS104)。
ステップS102と同様にCPU16からの駆動信号に従っ
て、投光駆動手段19はIRED2Aを所定の時間間隔で発光さ
せる。被写体に当たって反射した赤外光はPSD1Aに受光
され、出力端子1A2から出力される受光電流I1A2に応じ
た電圧信号が同期検波手段14によって検波され、CPU16
でA/D変換された後、データD1A2として記憶される(ス
テップS105,S106)。次に、(1)式にしめすような所
定の測距演算を行って測距データL1Aを求めて記憶する
(ステップS107)。
このようにして、測距範囲Aにおける測距演算がなさ
れる。但し、L1A1が大きいほど、被写体までの距離は近
距離であることを意味する。
第7図に戻って上述したステップS17と同様の手順で
測距範囲B,Cの測距がなされ、測距データL1B1,L1C1が算
出されて記憶される(ステップS18,S19)。
次に、上述のようにして求められた3つの測距範囲A,
B,Cの測距データL1A1,L1B1,L1C1のうちの1つが所定の
アルゴリズムに基づいて正式な測距データとして選択,
決定される(ステップS20)。
ステップS20で実行される測距データを決定する動作
の一例を第9図に示すフローチャートを参照して説明す
る。
この動作アルゴリズムでは最大の値をとる測距データ
を測距データとして決定するようになっている(近距離
情報を優先する)。
まず、測距データL1A1と測距データL1B1とを比較し
(ステップS120)、測距データL1A1が測距データL1B1
上ならば、測距データL1A1と測距データL1C1とを比較す
る(ステップS121)。測距データL1A1が測距データL1C1
以上ならば、測距データL1A1を測距データとして決定
し、測距データL1A1が測距データL1C1より小さければ、
測距データL1C1を測距データとして決定する(ステップ
S122,S123)。ステップS120で測距データL1A1より測距
データL1B1が大きければ、測距データL1B1と測距データ
L1C1とを比較し(ステップS124)、測距データL1B1が測
距データL1C1以上であれば、L1B1を測距データとして決
定し、測距データL1C1が測距データL1B1より大きけれ
ば、測距データL1C1を測距データとして決定する(ステ
ップS125,S123)。
第10図はこの発明の第3の実施例を示す動作フローチ
ャートであり、この第3の実施例においては、上述した
第7図のステップS2において、送信機53からのリモコン
信号を3つのPSD1A〜1C全てで受信するようにしてい
る。第10図において第7図と同一のステップ番号は同一
の動作を示し、第10図において第7図と異なるステップ
S2′についてだけ説明する。PSD1A〜1Cに対応する選択
信号G1〜G6全てが「H」となってPSD1A〜1C全てが能動
状態になる(ステップS2′)。この結果、PSD1A〜1Cの
どれかによってリモコン信号が受信されれば、第7図の
場合と同様な動作が実行される。
この場合、第4図に示す測距範囲A〜C全ての範囲に
おいて送信機53からのリモコン信号を受信することがで
きるので、リモートコントロール操作を行う送信機位置
の範囲を広くすることができる効果がある。
なお、上述した第3の実施例においては、受光素子と
してPSDを使用したが、これに限られるものではなく、
被写体の距離に対応した受光位置に応じた受光位置信号
を出力するためにラインセンサおよび多分割受光素子を
使用することができることはいうまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のオートフォーカスカ
メラのリモートコントロール装置によれば、受光手段は
この受光手段の受光面上での受光位置に応じて相反的に
変化する2つの出力信号を発生し、2つの出力信号の比
に応じて測距動作がなされるとともに、2つの出力信号
の和に応じてリモートレリーズ動作がなされるので、送
信機から送出されたリモートコントロール用光信号の出
力が微弱でも確実に受光手段による検出が行われてリモ
ートレリーズ動作がなされる効果がある。
また、この発明によれば、受光手段が、撮影画面のほ
ぼ中央に位置する測距範囲にある被写体からの光を受光
する第1の受光部と、撮影画面の中央以外に位置する測
距範囲にある被写体からの光を受光する第2の受光部と
を有している場合、前記第1の受光部の出力信号の比お
よび前記第2の受光部の出力信号の比に応じて測距動作
がなされるとともに、前記第1の受光部の出力信号の和
に応じてリモートレリーズ動作がなされる。したがっ
て、前記第1の受光部にリモートコントロール用光信号
が受光されたとき、このリモートコントロール用光信号
を送信機から送出した被写体は前記第1または第2の受
光部に対応する測距範囲にある可能性が高いため、被写
体に対してピント合わせが確実になされる。
また、この発明によれば、前記第1受光部の出力信号
の比および前記第2の受光部の出力信号の比に応じて測
距動作がなされるとともに、前記第1および第2の受光
部の出力信号の和に応じてリモートレリーズ動作がなさ
れる。したがって、被写体の操作により送信機から送出
されたリモートコントロール用光信号が第1および第2
の受光部に受光されれば、リモートレリーズ動作がなさ
れるため、リモートコントロール操作を行う送信機の位
置の範囲を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のオートフォーカスカメラのリモート
コントロール装置の第1の実施例におけるファインダの
説明図、第2図は第2および第3の実施例を示す構成
図、第3図は第2および第3の実施例における受光切換
手段の詳細な構成図、第4図はファインダの説明図、第
5図は送信機の構成図、第6図(a)〜(c)は信号S1
〜S3の波形図、第7図〜第10図は動作フローチャート、 である。 1……受光素子部、1A,1B,1C……PSD、2……投光素子
部、2A,2B,2C……IRED、11……受光切換手段、12……電
流電圧変換手段、13……増幅手段、14……同期検波手
段、15……コンパレータ、16……CPU、18……投光切換
手段、19……投光駆動手段、22……リモコンスイッチ、
23……メインスイッチ、24……半押しスイッチ、25……
レリーズスイッチ、53……リモートコントロール送信
機。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影画面における測距範囲にある被写体か
    らの光を受光する受光手段を有し、該受光手段の受光面
    上における前記被写体の距離に対応した受光位置に応じ
    た受光位置信号に基づいて合焦動作を実行し、前記受光
    手段に対してリモートコントロール送信機から照射され
    たリモートコントロール用光信号の受光に応じてリモー
    トコントロール用受光信号を発生して撮影動作を開始さ
    せるオートフォーカスカメラ用のリモートコントロール
    装置において、 前記受光手段は、前記受光面上での前記受光位置に応じ
    て相反的に変化する2つの出力信号を発生し、該2つの
    出力信号の比に基づいて前記受光位置信号を生成し、前
    記リモートコントロール用光信号を受光したときは前記
    受光手段が発生した前記2つの出力信号の和に基づいて
    前記リモートコントロール用受光信号を発生することを
    特徴とするオートフォーカスカメラのリモートコントロ
    ール装置。
  2. 【請求項2】撮影画面における測距範囲にある被写体か
    らの光を受光する受光手段を有し、該受光手段の受光面
    上における前記被写体の距離に対応した受光位置に応じ
    た受光位置信号に基づいて合焦動作を実行し、前記受光
    手段に対してリモートコントロール送信機から照射され
    たリモートコントロール用光信号の受光に応じてリモー
    トコントロール用受光信号を発生して撮影動作を開始さ
    せるオートフォーカスカメラ用のリモートコントロール
    装置において、 前記受光手段は、撮影画面のほぼ中央に位置する測距範
    囲にある被写体からの光を受光する第1の受光部と、前
    記撮影画面の中央以外に位置する測距範囲にある被写体
    からの光を受光する第2の受光部とを有し、前記第1の
    受光部が前記リモートコントロール用光信号を受光した
    ときには前記リモートコントロール用受光信号を発生す
    ることを特徴とするオートフォーカスカメラのリモート
    コントロール装置。
  3. 【請求項3】撮影画面における測距範囲にある被写体か
    らの光を受光する受光手段を有し、該受光手段の受光面
    上における前記被写体の距離に対応した受光位置に応じ
    た受光位置信号に基づいて合焦動作を実行し、前記受光
    手段に対してリモートコントロール送信機から照射され
    たリモートコントロール用光信号の受光に応じてリモー
    トコントロール用受光信号を発生して撮影動作を開始さ
    せるオートフォーカスカメラ用のリモートコントロール
    装置において、 前記受光手段は、撮影画面のほぼ中央に位置する測距範
    囲にある被写体からの光を受光する第1の受光部と、前
    記撮影画面の中央以外に位置する測距範囲にある被写体
    からの光を受光する第2の受光部とを有し、前記第1お
    よび第2の受光部のいずれか少なくとも一方が前記リモ
    ートコントロール用光信号を受光したときには前記リモ
    ートコントロール用受光信号を発生することを特徴とす
    るオートフォーカスカメラのリモートコントロール装
    置。
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