JP3122696B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3122696B2
JP3122696B2 JP05006182A JP618293A JP3122696B2 JP 3122696 B2 JP3122696 B2 JP 3122696B2 JP 05006182 A JP05006182 A JP 05006182A JP 618293 A JP618293 A JP 618293A JP 3122696 B2 JP3122696 B2 JP 3122696B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラ、詳しくはカメラ
より遠隔の位置にある送信手段より操作信号を送出し
て、カメラの動作を制御することができる、リモコン機
能を有すると共に、撮影者がファインダを覗く動作を検
出してカメラ動作を開始させる、所謂アイスタート機能
を有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラから離れた位置にある
送信手段から遠隔操作信号をカメラ本体に送出し、レリ
ーズ動作やモード切換え等のカメラ動作を制御する、つ
まりリモコン機能を有するカメラが広く知られており、
例えば特開平2−281246号公報を始めとして種々
の提案がなされている。この種のカメラの遠隔操作信号
の媒体としては、安価で人体に影響がなく、外乱が少な
いといった理由で赤外光が通常使用されている。
【0003】一方、アイスタート機能つまり撮影者がフ
ァインダを覗く動作を検出してカメラ動作を開始し、こ
れによりレリーズタイムラグを短縮するカメラも既に知
られており、本出願人も先に特開昭64−42639号
公報で、このようなカメラを提案している。この提案に
おいては、赤外投光系と赤外受光系を有しており、赤外
投光系より投光された赤外光は人体で反射されて赤外受
光系に入射し、この反射光を検出することにより、撮影
者がファインダを覗く動作を検出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記リモコ
ン機能およびアイスタート機能の両方を有するカメラの
場合、リモコン検出回路とアイスタート検出回路の両方
をカメラに内蔵する必要がある。すると、上記両方の検
出回路を設けることにより回路規模が増大し、コストア
ップを招くことになり、コンパクトカメラのような低価
格なカメラではこれら両機能を備えることが困難になっ
てしまう。
【0005】そこで本発明の目的は、上記問題点を解消
し、リモコン機能とアイスタート機能とを併せ持つカメ
ラにおける、回路規模を縮小してコストダウンを図った
カメラを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】本発明による
カメラは、カメラの動作を遠隔操作するために、第1の
所定間隔を有する複数のパルス信号を光信号に変換して
発する送信手段と、上記送信手段からの光信号を受信す
る第1の受光手段と、カメラの使用者に向けて、上記第
1の所定間隔とは異なる第2の所定間隔を有する複数の
パルス信号を光信号に変換して発する投光手段と、この
投光手段からの光信号の、上記使用者からの反射光を受
光する第2の受光手段と、上記第1の受光手段の出力と
第2の受光手段の出力とを受ける検出手段と、この検出
手段から出力された複数のパルス信号の間隔を判別する
ことで、上記検出手段で検出された光信号が上記送信手
段と上記投光手段のどちらから発せられたかを判別し、
その判別結果に基づいてカメラ動作を制御する制御手段
とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。先づ本発明の実施例を説明するに先立ち、図2に
より本発明が適用されるカメラの全体の電気回路を、ま
た図3により投光手段や受光手段のカメラ上における配
置をそれぞれ説明する。
【0008】図2において、メインCPU60は、その
内部に設けられたROMに記憶されたプログラムに基づ
いて、このカメラ内の各構成部を逐次シーケンシャルに
制御し、これにより周辺の関連構成部の動作を制御する
ようになっている。
【0009】AF(オートフォーカス)測距部43は、
被写体までの距離を赤外光アクティブ方式で計測し、得
られた被写体距離情報をメインCPU60に出力する。
このAF測距部43には、IRED(赤外発光ダイオー
ド)41a,41b,41cとPSD(位置検出素子)
42a,42b,42cとがそれぞれ接続されている。
そして、被写体からの反射光をこれらのPSD42a,
42b,42cでそれぞれ受光して測距する。
【0010】E2 PROM48は不揮発性の記憶素子
で、測距データをレンズ位置データに変換する際の、レ
ンズ位置の機械的なバラツキ等により発生する誤差を、
生産時に補正するための調整データが予め記憶されてい
る。このE2 PROM48から上記メインCPU60へ
上記調整データが転送されると、メインCPU60は、
測距データおよび上記E2 PROM48の調整データに
よってレンズ位置を算出する。
【0011】更にAE(自動露光)測光部49では、被
写体輝度の測定が行われる。被写体輝度を測定するため
のセンサは受光素子50a,50bで、このセンサによ
り、被写体輝度に応じた光電流が、上記AE測光部49
に出力される。すると、このAE測光部49では、この
光電流に基づいた測光データを、メインCPU60へ出
力する。これにより上記メインCPU60は、該測光デ
ータに基づき、逆光状態の判断や露出の演算等を行う。
【0012】またモータ駆動部51は、レンズ駆動およ
びシャッタ駆動用レンズモータ52と、ズーム駆動用ズ
ームモータ57と、フィルム給送用モータ53を駆動す
る。これらのレンズモータ52、ズームモータ57、フ
ィルム給送用モータ53の各回転位置は、それぞれエン
コーダ54,58,55により検出されてメインCPU
60に出力され、メインCPU60がモータ駆動部51
をフィードバック制御する。
【0013】更にまた、ストロボ制御部56は、上記メ
インCPU60の信号によりメインコンデンサの充電を
開始し、充電完了の後、メインCPU60に完了を示す
信号を出力する。すると、メインCPU60は充電スト
ップ信号をストロボ制御部56に出力する。またメイン
CPU60は、ストロボ制御部56に対して、発光タイ
ミング信号を出力し、ストロボの発光を制御する。な
お、スイッチ62,63,64はそれぞれファーストレ
リーズスイッチ、セカンドレリーズスイッチおよびリモ
コンモード設定スイッチである。
【0014】なお、送信手段1、第1の受光手段2、第
2の受光手段3、投光手段4ならびに検出手段5につい
ては後述する図1で説明することにして、ここでの説明
を省略する。
【0015】図3(A),(B)は、カメラの側面図と
背面図で、上記図2に示す第1の受光手段2、第2の受
光手段3および投光手段4のカメラ本体71上における
配置の一例が示されている。カメラ本体71の背面に設
けられた第2の受光手段3および投光手段4は、ファイ
ンダ窓72の近傍に配置されており、通常、撮影者は図
3(A)に示すようにしてカメラのファインダ窓72を
覗くので、投光手段4より発せられた赤外光は人体61
により反射されて第2の受光手段3で受光される。
【0016】一方、第1の受光手段2はカメラの前面に
配置されているので、撮影者はカメラの前方より送信手
段1によりレリーズ等のカメラ動作を遠隔操作すること
ができる。
【0017】図1は、本発明の第1実施例を示すカメラ
の要部の構成ブロック図で、カメラから離れた位置より
リモコン信号を送信してカメラを制御するための送信手
段1より発せられたリモコン信号光は、第1の受光手段
2により受光される。検出手段5は、上記第1の受光手
段2の出力に基づいて送信手段1より発せられたリモコ
ン信号光を検出して制御手段6に出力する。この制御手
段6では検出手段5の出力に基づき送信手段1より発せ
られたリモコン信号光であることを、後述する図5で説
明するパルス間隔T1 から判別して、カメラの動作をリ
モコン制御する。
【0018】投光手段4は制御手段6によって制御さ
れ、人体検出用赤外光の投光を行う。撮影者がファイン
ダを覗き込むと、投光手段4より投光された人体検出用
赤外光が人体61で反射され第2の受光手段3によって
受光される。検出手段5は、上記第2の受光手段3の出
力に基づき、上記投光手段4より発せられ人体61で反
射された信号光を検出して制御手段6に出力する。同手
段6では検出手段5の出力に基づき、投光手段4より発
せられた投光信号であることを、後述する図7で説明す
るパルス間隔T2 で判別してカメラ動作を開始する。
【0019】以上のように送信手段1より発せられたリ
モコン信号光と、投光手段4より発せられ、撮影者がフ
ァインダを覗くことにより人体で反射される人体検出用
信号光とは、第1,第2の各受光手段で受光された後、
従来は各別の検出手段により検出されていたのに対し、
本発明では共通の検出手段5により検出され、制御手段
6により判別されるようになっている。なお、この制御
手段6を具体化したものが上記図2におけるメインCP
U60である。
【0020】図4は、上記図1におけるカメラ動作を遠
隔操作するためのリモコン信号光を発信する送信手段1
の電気的構成の詳細を説明するブロック構成図で、送信
CPU20は送信スイッチ17がオンされると、その内
部のROMに記憶されたプログラムに従ってリモコン送
信信号パターンを発生する。この送信信号パターンに従
い、ドライバ21がIRED22を駆動して赤外光によ
るリモコン信号を出力する。
【0021】このリモコン信号は、図5に示すように、
周波数fc (=1/Tc )のキャリア(搬送波)をパル
ス変調したもので、所定のパルス数mを有するパルス列
1〜A3 を、所定の間隔T1 だけ隔てて構成される。
また、この送信手段1はカメラ本体に着脱自在に収納で
きるように小形に形成されており、内蔵電源としてコイ
ン型のリチウム電池23を使用している。
【0022】通常、このコイン型リチウム電池23は内
部インピーダンスが高く、0.5〜1A程度の電流をI
RED22に直接供給することはできない。そのためI
RED22の駆動用に低インピーダンスのコンデンサ2
4を並列に接続し、このコンデンサ24からIRED2
2の駆動電流を供給するようになっている。
【0023】図6は、上記図1における第1の受光手段
2、第2の受光手段3、投光手段4および検出手段5の
電気的構成の詳細を説明するブロック図で、上記第1の
受光手段2が該図6におけるフォトダイオード10に、
上記第2の受光手段3がフォトトランジスタ12に、上
記投光手段4がIRED13に、また上記検出手段5が
プリアンプ28、BPF(バンドパスフィルタ)29、
検波回路30、積分回路31、波形整形回路32からな
る回路ブロックに、それぞれ対応する。そして上記フォ
トダイオード10とフォトトランジスタ12は、赤外光
領域にのみ感度を有するようになっている。
【0024】さて、図示しない送信手段1より発せられ
るリモコン信号光を受光するフォトダイオード10のカ
ソードは、安定化された定電圧源Vrに接続され、一方
アノードとグランド間にはフォトダイオード10の光電
流を電圧信号に変換するための負荷抵抗11が接続され
ている。この抵抗11の両端に発生する電圧信号は検出
手段5に入力される。
【0025】投光手段4に対応するIRED13は、メ
インCPU60から出力される駆動信号により駆動トラ
ンジスタ14を介して駆動される。このIRED13の
投光信号は、図7に示すように、上記図5に示したリモ
コン信号の信号パターンと同様なパターン、つまり周波
数fc のキャリアをパルス変調してパルス数m個をと
り、このパルス列B1 〜B3 の間隔をT2 としたもので
ある。そしてメインCPU60は、パルス列B1 〜B3
のユニットを所定時間おいてIRED13より繰り返し
投光させるようにしている。
【0026】第2の受光手段3に対応するフォトトラン
ジスタ12は、そのコレクタが安定化された定電圧源V
rに接続され、エミッタがフォトダイオード10、負荷
抵抗11および検出手段5の入力端に接続されている。
即ち、フォトダイオード10とフォトトランジスタ12
は並列に接続、つまりワイアードオアーされ、出力は検
出手段5に入力されている。なお、IRED13および
フォトトランジスタ12の前面には、外乱ノイズ等を除
去するための絞り66,65が設けられている。
【0027】検出手段5の各部の信号波形は図8(A)
〜(F)に示すようになっている。プリアンプ28はH
PF(ハイパスフィルタ)特性を有し、フォトダイオー
ド10、フォトトランジスタ12の光電流中に含まれる
定常光成分や商用周波数光源ノイズを除去し、図8
(B)に示すように信号光電流のみを増幅して出力す
る。次段のBPF(バンドパスフィルタ)29は、送信
手段1より送信されるリモコン信号のキャリア周波数f
c とIRED13の投光信号のキャリア周波数fcと同
一の周波数が、そのBPF特性の中心周波数になるよう
に構成されており、中心周波数fo において電圧利得の
ピークを有し、それより低いあるいは高い周波数成分を
除去する。図8(C)に示すBPF29の出力36は、
検波回路30に入力されて図8(D)に示すように検波
された後、積分回路31に入力される。
【0028】積分回路31においては信号成分の積分動
作が行われ、同時にキャリア成分が除去されて図8
(E)に示すような波形になる。前記積分回路31の出
力38は、波形整形回路32に入力されヒステリシスを
もったスレッシュレベルVTH1 ,VTH2 により図8
(F)に示すように波形整形されて、メインCPU60
に入力される。
【0029】このように、図8(A)に示す送信手段1
からのリモコン信号光によるフォトダイオード10の出
力光電流、またはIRED13より発せられた投光信号
の人体61による反射光のフォトトランジスタ12の出
力光電流は、図8(F)に示すようなパルス信号に変換
される。
【0030】メインCPU60では、この信号パルスP
1 の立下りE1 から次の信号パルスP2 の立下りE2
での時間Tx および信号パルスP2 の立下りE2 から次
の信号パルスP3 の立下りE3 までの時間Ty を読み取
り、Tx ,Ty が所定のパルス間隔T1 またはT2 であ
ること、およびパルスP1 〜P3 のパルス幅Tw1〜Tw3
が所定の値以上であることを認識して、送信手段1から
のリモコン信号であるか、あるいはIRED13より発
せられた投光信号であるか、もしくはノイズであるか等
の弁別を行い、カメラの動作を制御する。
【0031】なお、この実施例のカメラは通常、撮影レ
ンズが沈胴しており、撮影者がファインダを覗くと、カ
メラがこれを検出して撮影レンズを撮影域に移動するよ
うに構成されている。
【0032】次に、以上のように構成された第1実施例
のカメラの動作を図9,10に示すフローチャートに従
って説明する。
【0033】このフローがスタートすると、最初に撮影
者がカメラに対して行う動作を検出するために、メイン
CPU60はリモコンモードスイッチ64(図2参
照)、ファーストレリーズスイッチ62がオンされたか
否かを検出する(ステップS1,S2)。また、このと
きにはメインCPU60によりIRED13の投光が行
われており、撮影者がファインダを覗くことによる人体
検出がなされたか否かも検出するようになっていて(ス
テップS3)、この人体検出が行われるまで上記ステッ
プS1〜S3を繰り返し実行しながら待機する。
【0034】ここで、ステップS22,23の人体検出
を行うサブルーチンを図16,図17に示す。この人体
検出サブルーチンにおいて、人体検出がなされた場合
は、その結果としてEフラグを1にセットし、検出しな
かった場合はEフラグを0にセットする。上記図9のフ
ロー中ではステップS3,S20において、このEフラ
グを参照して人体検出の有無を判断し分岐する。図7に
示すIRED13の投光信号のキャリア成分は、メイン
CPU60の内部のハードタイマによって発生され、ソ
フトウエア上で投光を指示すると、1つのパルス列B
(図7参照)を発生する構成となっている。
【0035】次に、この人体検出サブルーチンにおい
て、人体反射光の検出方法について述べる。検出手段5
の出力39について図7に示すIREDの投光信号に対
応して、投光スタートから所定時間TE以内に図8
(F)に示すパルスP1(P2 ,P3)の立下りE1(E2
,E3)があることを検出して、パルスP1 ,P2 ,P
3 のパルス間隔がT2 であるか否かを検出する。
【0036】またパルスP1 〜P3 のパルス幅Tw1
w2 ,Tw3に対してはTwm>TwnなるスレッシュT
wm ,Twn を用いて、Twm>Tw1 ,Tw2 ,Tw3>Twn
であることを検出して判断している。以下、図16のフ
ローに従って説明する。
【0037】まず、人体検出結果を示すEフラグを0に
セットする(ステップS100)。次にCPU60内部
のタイマ2をスタートし、IRED13の投光もスター
トさせる(ステップS101,102)。IRED13
は図7のパルス列B1 に従い投光する。ステップS10
3,S114,S115は検出手段5の出力39のパル
スP1 の立下りE1 を検出するループを構成し、投光ス
タートから所定時間TE以内に立下りE1 を検出する
と、CPU60内部のタイマ1をスタートし(ステップ
S104)、パルスP1 のパルス幅Tw1を検出する。
【0038】一方、投光スタートから所定時間TEを経
過しても立下りE1 がない場合は、人体検出なしとして
リターンFする。次に、ステップS105において、パ
ルスP1 の立上りを検出し、ステップS106でタイマ
1のカウント値を読み込み、所定のパルス幅Twm>Tw1
>Twnの判定を行う(ステップS107)。Twm>Tw1
>Twnが成立する場合は次の処理に進むが、満たさない
時は信頼性がないので、人体検出なしとしてリターンF
する。
【0039】次に、図7のIRED13の投光パルス列
1 のスタートからのタイマ2のカウント値を読み込み
(ステップS108)、所定パルス間隔T2 の経過を認
識すると(ステップS109)、タイマ2を再スタート
させ、IRED13の投光パルス列B2 投光をスタート
する(ステップS111)。ステップS112,S11
6,S117では、検出手段5の出力39のパルスP2
の立下りE2 を検出するループを構成し、投光パルス列
2 の投光スタートから所定時間TE以内に立下りE2
を検出すると、CPU60の内部のタイマ1をスタート
させ(ステップS113)、パルスP2 のパルス幅測定
を開始する。
【0040】一方、投光スタートから所定時間TEを経
過しても立下りE2 がない場合は、人体検出なしとして
リターンFする。次に、図17に示すステップS119
において、パルスP2 の立上りを検出し、ステップS1
20においてタイマ1のカウント値を読み込む。パルス
2 のパルス幅Tw2は、このカウント値に相当するの
で、ステップS121において、スレッシュTwm ,T
wn よりTwm>Tw2>Twnか否かを比較し、成立する場
合は次に進むが、成立しない場合は信頼性がないので、
人体検出なしとしてリターンする。
【0041】以下前記の繰り返し動作であるので、簡単
に説明すると、ステップS122,S123において、
投光パルス列B2 とB3 の間隔を設定し、ステップS1
24,S125において投光パルス列B3 の投光をスタ
ートする。次に、ステップS126,S132,S13
3において、検出手段5の出力39のパルスP3 の立下
りE3 を検出し、ステップS127,128,129,
130において、パルスP3 のパルス幅Tw3のチェック
をする。ステップS131においては人体検出が完了し
たので、Eフラグを1にセットしてリターンする。また
人体検出がされなかった場合は、Eフラグは0にセット
されたままリターンする。以上が人体検出サブルーチン
の説明である。
【0042】なお、図10のステップS25も前述の図
16,図17で説明した人体検出サブルーチンとまった
く同様の処理がなされる。また、図10中のステップS
13,14,15で構成されるループ中においては、人
体検出よりリモコン検出を優先しており、図示していな
いがリモコン検出ルーチン(ステップS24)はループ
毎に行い、一方、人体検出ルーチン(ステップS25)
は上記ループ所定回数に1度実行するようにしている。
【0043】図9に戻って、撮影者がファインダを覗く
動作を行い、人体検出がなされたならば撮影レンズを沈
胴域から撮影域に移動する動作を行う(ステップS
4)。次に撮影者がファーストレリーズをオンするのを
待ち(ステップS5)、ファーストレリーズがオンされ
たならば測距、測光を実行し(ステップS6,S7)、
セカンドレリーズ待ちとなる(ステップS8)。
【0044】一方、上記ステップS5でファーストレリ
ーズがオンされない場合は、再度、人体検出を行い(ス
テップS20)、撮影者がファインダを覗いている場合
は、繰り返しファーストレリーズ待ちとなる。そしてフ
ァインダを覗いていない場合は、撮影レンズを沈胴域に
移動して(ステップS21)、このフローを終了する。
【0045】上記ステップS8でセカンドレリーズがオ
ンされた場合はレンズ駆動,露出,フィルム巻上げを順
次行い(ステップS9〜S11)、最後に撮影レンズを
撮影域より沈胴域に移動して(ステップS12)一連の
シーケンスを終了する。
【0046】次に上記ステップS1で、撮影者がリモコ
ンモードを設定した場合について図10により説明す
る。リモコンモードスイッチ64のオンによりリモコン
モードが設定されると、リモコン信号の入力を待機する
(ステップS13)。そして、前記図1,4に示す送信
手段1からのリモコン信号が入力されたならば、撮影レ
ンズを撮影域に移動して測距、測光を実行し(ステップ
S16〜18)、続いてDに進む。このDでは上記図9
のステップS9〜S12、つまりレンズ駆動、露出、フ
ィルムの巻上げ、沈胴等の一連の動作を実行して、この
フローを終了する。
【0047】一方、図10のステップS13でリモコン
モードに設定されたにも拘らずリモコン信号が入力され
ない場合には、ファーストレリーズのオン(ステップS
14)、および撮影者がファインダを覗き込む動作の検
出を行いながら(ステップS15)、リモコン信号の入
力を待つ。このステップS13〜S15の待機ループを
作動中にファーストレリーズがオンされたらB(図9参
照)へ、また撮影者がファインダを覗き込む動作が検出
されたらC(図9参照)へ、それぞれ進む。
【0048】ファーストレリーズのオンが検出されたB
の場合は、上記図9のステップS19に進み、撮影レン
ズを撮影域に移動する動作を行った後、測距,測光を実
行し、セカンドレリーズのオンを検出してレンズ駆動,
露出,フィルム巻上,沈胴等、一連のシーケンスを実行
する(ステップS6〜S12)。また人体検出が行われ
たCの場合は、上記図9のステップS4で撮影レンズを
撮影域に移動する動作を行った後、前記ステップS5〜
S12およびS20,S21を実行する。
【0049】ここで、ステップS24のリモコン検出を
行うサブルーチンを図18,図19に示す。このリモコ
ン検出サブルーチンにおいて、リモコン検出がなされた
場合の結果として、Rフラグを1にセットし、リモコン
検出しなかった場合はRフラグを0にセットする。図1
0のフロー中では、ステップS13において、このRフ
ラグを参照してリモコン検出の有無を判断し分岐する。
【0050】また、このリモコン検出サブルーチンにお
いては、図5に示す送信手段より発せられた投光信号に
対応する検出手段5の出力39を検出するために、所定
のパルス間隔T1に対してTRm>T1>TRnなるスレッシ
ュTRm,TRnを有し、TRmTX,TYTRnをもってパ
ルス間隔の判断をしている。さらにパルス幅TW1,TW
2,TW3に対してはTWm>TWnなるスレッシュTWm,TW
nを有し、TWm>TW1,TW2,TW3>TWnにより判断し
ている。
【0051】以下、図18,図19のリモコン検出ルー
チンについて説明する。まず、リモコン検出フラグであ
るRフラグを0にリセットしておく(ステップS20
0)。次に、図8(F)検出手段5の出力39のパルス
1 の立下りE1 を入力待ちするが、立下りがない場合
はリターンHし、立下り有の場合はメインCPU60内
部のタイマ1およびタイマ2をスタートさせる(ステッ
プS201,202)。次にパルスP1 の立上りを待ち
(ステップS203)、立上りを検出すると、タイマ1
のカウント値Tw1を読み込む(ステップS204)。パ
ルスP1 のパルス幅Tw1が所定のパルス幅であるか否か
をスレッシュTwm ,Twn を用いて判断し、Twm>Tw1
>Twn以外の場合はノイズとしてリターンHする(ステ
ップS205)。
【0052】そして、これを満たす場合は、次のパルス
2 の入力を待ち(ステップS206)、立下りE2
検出してタイマ2のカウント値TX を読み込み、タイマ
1を再スタートする(ステップS207)。パルスP1
とP2 のパルス間隔であるTX が上限スレッシュTRm
越えているか否かを判断し、越えている場合は正規の信
号ではないので、リターンHする。
【0053】次に、下限スレッシュTRnとの大小を判断
し、TRn≧TX である場合は、このパルスP2 はノイズ
と判断し、再度パルスP2 の検出を行う(ステップS2
09)。TRm>TX >TRnであれば、パルスP2 の立上
りを待ち(ステップS210)、立上りが入力される
と、タイマ1のカウント値Tw2を読み込む(ステップS
211)。パルスP2 のパルス幅Tw2が所定のパルス幅
であるか否かをパルスP1 の場合と同様に、ステップS
112で比較し、ノイズと判断するとリターンHする
(ステップS212)。
【0054】以後G(図9参照)に進み、パルスP2
3 のパルス間隔TY は、ステップS213〜S216
で、パルスP3 のパルス幅Tw3はステップS217〜S
219で判断され、その結果リモコン検出信号である場
合は、ステップS220においてRフラグを1にセット
し、リモコン検出できたことを記憶してリターンする。
また検出されなかった場合はRフラグは0にセットされ
たままリターンする。以上がリモコン検出ルーチンの説
明である。
【0055】上記第1実施例によれば、リモコン信号受
光用の第1の受光手段2の出力と、人体検出用の第2の
受光手段3の出力とを同一の検出手段5でデコードす
る、つまりリモコン検出回路とアイスタート検出回路と
を兼用するようにしたので、回路規模を縮小してコスト
ダウンを図ることができる。
【0056】図11は、本発明の第2実施例を示すカメ
ラの要部のブロック構成図である。上記第1実施例では
リモコン信号光と人体検出信号光とがオーバーラップし
て受光されることも有り得たのに対し、この第2実施例
では選択的に受光するようにしている。また、この第2
実施例では、受光部切換え手段7が付加された点を除け
ば、上記図1の第1実施例の構成と異なるところがない
ので、同じ構成部材には同じ符号を付して、その説明を
省略し、受光部切換え手段7についてのみ以下に説明す
る。
【0057】受光部切換え手段7は、制御手段6より第
1の受光手段2と第2の受光手段3とを切換えるための
切換え信号が印加されると、これに応じて第1の受光手
段2と第2の受光手段3の何れか一方を動作状態に、他
方を非動作状態に設定する。カメラ全体の電気回路の構
成は前記図2と略同一なので省略し、上記受光部切換え
手段7にかかわる周辺部について図12により説明す
る。この図12は、上記第1実施例における図6に対応
するブロック構成図で、同じ構成部材には同じ符号を付
して、その説明を省略する。
【0058】フォトダイオード10のカソードはPNP
型トランジスタ15のコレクタに、同トランジスタ15
のエミッタは安定化された定電圧源Vrにそれぞれ接続
され、同トランジスタ15のベースはメインCPU60
の出力19によって制御される。一方、フォトトランジ
スタ12のコレクタはPNP型トランジスタ16のコレ
クタに、同トランジスタ16のエミッタは安定化された
定電圧源Vrにそれぞれ接続され、同トランジスタ16
のベースはメインCPU60の出力19にインバータ1
8を介して接続されている。即ち、PNP型トランジス
タ15と16は、メインCPU60の出力19により動
作、非動作の状態を切換えられ、従ってメインCPU6
0によりフォトダイオード10とフォトトランジスタ1
2の動作、非動作を切換えている。
【0059】このように構成された第2実施例の動作
を、前記図9と組合わされる図13のフローチャートに
従って説明する。なお、図9の動作は上記第1実施例と
まったく同一なのでその説明を省略する。
【0060】図13は、リモコンモードに設定された場
合のフローチャートであるが、リモコンモードに設定さ
れた場合は、図12におけるメインCPU60は、その
出力19を“L”レベルに固定し、リモコン制御用のP
NP型トランジスタ15をオン、人体検出制御用のPN
P型トランジスタ16をオフとする。即ちフォトダイオ
ード10のみ動作状態として、人体検出用フォトトラン
ジスタ12を非動作状態とする。またメインCPU60
はIRED13の投光も停止する。これは後述のように
高輝度下においてもリモコン信号の検出感度を高感度に
保つためである。
【0061】従って、図13に示すようにリモコンモー
ド時は人体検出動作を行わないでリモコン信号の入力と
ファーストレリーズの検出のみを行っている。なお、メ
インCPU60によりフォトトランジスタ12が選択さ
れている場合には、メインCPU60より検出手段5に
対してIRED13の投光に同期して同期信号を出力
し、同期検波を行ってもよい。
【0062】人体検出用IRED13の投光は、メイン
CPU60の内部のハードタイマにより図5のリモコン
信号と同一のパルス列A1 ,A2 ,A3 を発生させるよ
うに設定し、一方、人体検出ルーチンは、図18,図1
9に示すリモコン検出ルーチンと置き換えることにより
共通化が実現できる。
【0063】ところで、フォトダイオード10、フォト
トランジスタ12を同時に動作状態にすると負荷抵抗1
1には両者の光電流が流れ込むので、高輝度下において
は両者の光電流が増大して検出手段の入力が飽和状態と
なり、あるいはショットノイズの増大によりリモコン信
号や人体検出信号の検出ができなくなる虞がある。一
方、高輝度下においても飽和しないようにするため、負
荷抵抗11を小さく設定すると検出感度が低下すること
になり、リモコン信号の到達距離の低下を招くこととに
なる。
【0064】そこで、この第2実施例においては、第1
の受光手段であるフォトダイオード10と第2の受光手
段であるフォトトランジスタ12を切換えて一方を動
作、他方を非動作状態にしたので、高輝度下の定常光電
流として一方のみを考慮すればよいことになる。
【0065】従って、この第2実施例によれば、負荷抵
抗11を大きく設定でき、検出感度を向上することがで
きる。また上記第1実施例ではリモコン信号と人体検出
信号の信号パターンを、上記図5,7にそれぞれ示すよ
うに各別に設定する必要があったが、この第2実施例で
は共通化してソフトウェアの簡略化を図ることができ
る。
【0066】図14は、本発明の第3実施例を示すカメ
ラの要部のブロック構成図である。上記第1,第2実施
例ではカメラの前面に配置された第1の受光手段2によ
り送信手段1からのリモコン信号光を受信してリモコン
操作を、またカメラの背面に配置された投光手段4と第
2の受光手段3により人体検出を、それぞれ行うのに対
し、この第3実施例では上記第2の受光手段3によりカ
メラの後方からの送信手段1′によるリモコン信号光を
受信して、例えばケーブルレリーズのように使用可能に
構成した点が異なる。
【0067】さて、上記図3に示した受光手段の配置に
よれば、カメラの前方に配置された送信手段1に代え、
カメラの後方に配置された送信手段1′よりのリモコン
信号光を第2の受光手段3で受光して遠隔操作すること
が可能な筈である。しかしながら、第2の受光手段3と
してのフォトトランジスタ12の受光光量は、投光手段
4であるIRED13の反射光を最適に受信して人体検
出できるよう絞り65(図6参照)で制限されているの
で、カメラの後方からのリモコン信号光の到達距離は非
常に短いものになる。
【0068】そこで、この図14に示す第3実施例で
は、上記第2実施例における図11に感度切換え手段8
と受光部選択手段9とを付加しており、これらの点を除
けば上記図11と異なるところがないので、同じ構成部
材には同じ符号を付して、その説明を省略し、異なる部
材についてのみ説明する。
【0069】カメラの後方の遠方からのリモコン操作範
囲を拡大するため、撮影者がリモコンモード設定時に、
第1の受光手段2と第2の受光手段3の何れかを選択す
ることを可能にする受光部選択手段9により第2の受光
手段3が選択された場合には、受光部切換え手段7によ
り第2の受光手段3を動作状態にすると共に、感度切換
え手段8によって第2の受光手段3によりリモコン信号
光を受光するために最適な検出感度を検出手段5におい
て設定するようにしている。
【0070】図15は上記第3実施例の要部を具体的に
示したブロック構成図で、前記図12と同じ構成部材に
は同じ符号を付して、その説明を省略し、異なる部材に
ついてのみ以下に説明する。上記受光部選択手段9が、
この図15ではスイッチ68になっていて、メインCP
U60に入力される。このメインCPU60は、リモコ
ンモード時のスイッチ68の入力を検出して出力19に
より、第1および第2の受光手段であるフォトダイオー
ド10またはフォトトランジスタ12の何れか一方を動
作、他方を非動作状態とする。
【0071】フォトトランジスタ12が選択された場合
はメインCPU60の出力19をHレベルとし、PNP
トランジスタ16をオンしてフォトトランジスタ12を
動作状態にする。同時にメインCPU60は感度切換え
信号を出力67として出力し、検出手段5内のプリアン
プ28の電圧利得を変化させ、リモコン信号受信のため
に最適な感度設定を行う。この例では検出感度を変化さ
せるために検出手段5内のプリアンプの電圧利得を変え
ているが、BPF29の電圧利得や波形整形回路32の
スレッシュレベルVTH1 ,VTH2 を可変してもよい。
【0072】上記第3実施例によれば、リモコン検出回
路とアイスタート検出回路を兼用して回路規模を縮小す
ると共にコストダウンを図れる点は、上記第1実施例と
同じであり、またリモコン信号の検出と人体検出とを選
択的に行うことにより負荷抵抗11を大きな値に設定し
て検出感度を向上すると共に、リモコン信号と人体検出
信号の信号パターンを共通化してメインCPU60内の
ソフトウェアの共通化を図れる点は、上記第2実施例と
同じであるが、これらに加えてカメラの背面に設けられ
た第2の受光手段3で送信手段1′からのリモコン信号
を受信することにより、リモコン操作の使用範囲を拡大
できると共に、カメラ後方の遠方より遠隔操作して、例
えば動物や子供に気付かれることなく、その写真を撮影
することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
メラの動作を遠隔操作するために、第1の所定間隔を有
する複数のパルス信号を光信号に変換して発する送信手
段と、上記送信手段からの光信号を受信する第1の受光
手段と、カメラの使用者に向けて、上記第1の所定間隔
とは異なる第2の所定間隔を有する複数のパルス信号を
光信号に変換して発する投光手段と、この投光手段から
の光信号の、上記使用者からの反射光を受光する第2の
受光手段と、上記第1の受光手段の出力と第2の受光手
段の出力とを受ける検出手段と、この検出手段から出力
された複数のパルス信号の間隔を判別することで、上記
検出手段で検出された光信号が上記送信手段と上記投光
手段のどちらから発せられたかを判別し、その判別結果
に基づいてカメラ動作を制御する制御手段とを具備する
ようにしたので、カメラの回路規模を縮小してコストダ
ウンを図ることができるという顕著な効果が発揮され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すカメラの要部のブロ
ック構成図。
【図2】本発明が適用されるカメラの全体の電気回路の
構成を示すブロック図。
【図3】上記第1実施例における第1,第2の受光手段
と投光手段のカメラ上における配置を説明するカメラの
側面図と背面図。
【図4】上記第1実施例における送信手段の詳細を示す
ブロック構成図。
【図5】上記図4の送信手段の送信パルス列の波形図。
【図6】上記第1実施例における第1,第2の受光手
段、投光手段および検出手段の詳細を示すブロック構成
図。
【図7】上記図6の投光手段から投光される投光パルス
列の波形図。
【図8】上記図6のブロック構成図における各部の信号
波形を示す図。
【図9】上記第1実施例におけるカメラ動作のフローチ
ャート。
【図10】上記第1実施例におけるカメラ動作のフロー
チャート。
【図11】本発明の第2実施例を示すカメラの要部のブ
ロック構成図。
【図12】上記第2実施例における第1,第2の受光手
段、投光手段の詳細を示すブロック構成図。
【図13】上記第2実施例におけるカメラ動作の要部の
フローチャート。
【図14】本発明の第3実施例を示すカメラの要部のブ
ロック構成図。
【図15】上記第3実施例における第1,第2の受光手
段、投光手段の詳細を示すブロック構成図。
【図16】人体検出のサブルーチンのフローチャート。
【図17】人体検出のサブルーチンのフローチャート。
【図18】リモコン検出のサブルーチンのフローチャー
ト。
【図19】リモコン検出のサブルーチンのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1……送信手段 2……第1の受光手段 3……第2の受光手段 4……投光手段 5……検出手段 6……制御手段 71…カメラ本体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの動作を遠隔操作するために、第
    1の所定間隔を有する複数のパルス信号を光信号に変換
    して発する送信手段と、 上記送信手段からの光信号を受信する第1の受光手段
    と、 カメラの使用者に向けて、上記第1の所定間隔とは異な
    る第2の所定間隔を有する複数のパルス信号を光信号に
    変換して発する投光手段と、 この投光手段からの光信号の、上記使用者からの反射光
    を受光する第2の受光手段と、 上記第1の受光手段の出力と第2の受光手段の出力とを
    受ける検出手段と、 この検出手段から出力された複数のパルス信号の間隔を
    判別することで、上記検出手段で検出された光信号が上
    記送信手段と上記投光手段のどちらから発せられたかを
    判別し、その判別結果に基づいてカメラ動作を制御する
    制御手段と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
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