JP2866356B2 - 板材と筒状体の一体構造物の製造方法 - Google Patents

板材と筒状体の一体構造物の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板材と筒状体の一
体構造物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料キャップやパイプ取付具のよ
うな金属製の板材(フランジ)とこれを貫通する金属製
の筒状体を一体的に設けるものとして、例えば図10に
示すように、板材100と筒状体101を熱間鍛造で一
体成形したものや、図11に示すように、プレス成形し
た板材102と筒状体103を溶接104で接合したも
のがある。
【0003】しかし、上記鍛造品のものにおいては、一
体化により強度は高いが製品として肌粗く、寸法精度も
悪いため切削等の2次加工が必要であり、また製造設備
として炉及び高剛性の金型が必要であるなど製造設備が
高価になる。
【0004】また、上記プレス成形したものにおいて
は、溶接等による接合が必要である上に溶接位置等の制
約が発生し、設計の自由度が制限され、更に溶接歪も発
生しやすい。
【0005】そのため、従来、製造容易でかつ低コスト
な一体成形品及びその製造方法が要望されていた。ま
た、上記の要望に応えるために例えば図12に示すよう
に板材を一般的なプレス加工により先ず図12(a)の
矢印方向から図のような円筒体105に絞り成形し、次
で、図12(b)の矢印方向から逆絞り成形により内側
筒体106を成形する二重円筒絞り加工を採用すること
も考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の二重円
筒絞り加工により製造すると、その内外筒105,10
6からなる筒状壁部が図のように、これらの間に大きな
間隙107をもって離れてしまう上に、内外筒体10
5,106と板材部108が大きなRで結ばれているこ
とから、板材部108と筒状壁部との結合剛性(相対変
位強度)が低く、容易に両者の位置関係が変わってしま
う。そのため、板材部と筒状壁を強固に結合する必要が
ある製品には本工法を使用できない。
【0007】また、上記の二重円筒絞り加工では、一
旦、円筒状に絞って板厚が薄く、かつ加工硬化した部分
を拘束して、再度円筒状に絞るため、2回目の円筒絞り
形状(特に高さと径)は限定されてしまい形状の自由度
が制限される問題がある。
【0008】そこで本発明は、板材と筒状体との結合剛
度が高く、かつ製造が容易な板材と筒状体の一体構造物
と、この構造物を容易に成形できるとともに、その形状
の自由度が高い製造方法を提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の第1の発明は、有底状筒状部とそ
の開口端側に一連に形成された板材とからなるハット型
の成品を成形する第1工程と、前記筒状部の開口側をノ
ックアウトにより軸方向へ押圧して筒状部を外方へ順次
折曲するとともにこの折曲された部分をダイスにより軸
方向に押圧して前記筒状部で形成された円筒壁に沿って
反転する外壁と、前記円筒壁と直交する板材とを一体成
形する第2工程と、前記外壁を前記円筒壁に密着させる
第3工程とからなることを特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の第2の発明は、上記第1の
発明において、前記板材と筒状部の一方または双方を、
筒状部の軸芯方向へ移動させて筒状部の反転を行うこと
を特徴とするものである。
【0011】請求項3記載の第3の発明は、上記第1又
は第2の発明において、前記外壁の縮径または円筒壁の
拡径または外壁の縮径と円筒壁の拡径により、外壁を円
筒壁に密着させるようにしたものである。
【0012】請求項4記載の第4の発明は、上記第1又
は第2又は第3の発明において、有底状筒状部の成形時
に、その筒状部を絞り加工により薄肉化することを特徴
とするものである。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】図1乃至図9に示す実施例に基づ
いて本発明の実施の形態について説明する。図1は本発
明の板材と筒状体の一体構造物を示す2つの実施例を示
す。
【0015】図1(a)に示す実施例において、1は金
属製の板材、2は金属製の筒状体である。筒状体2の円
筒壁3の一部は、内壁4の開口端側の一部を外側へ折り
返して反転させ、その反転した外壁5を内壁4に密着さ
せた重合壁6に形成され、その外壁5の先部を円筒壁3
と直交する外方に折曲して板材1を形成し、板材1と筒
状体2を一体に形成したものである。
【0016】図1(b)に示す実施例は、上記実施例に
おける外壁5を更に上下に蛇行状に折り返して反転さ
せ、4枚の板が密着重合してなる重合壁6とし、その最
外壁5の先部を円筒壁3と直交する外方へ折曲して、板
材1と筒状体2を一体に形成したものである。
【0017】尚、上記筒状体2の内底面には、凹部7が
形成され、これによって、外面側に図6に示すような工
具を係止できる六角凸部7aが形成されている。次に上
記図1(a)に示す構造物の製造方法について図2乃至
図5により説明する。
【0018】先ず、第1工程において、金属製の板材を
公知のプレス機により、図5(a)に示すように、有底
状筒状部11とその開口端側に一連に形成された板材1
とからなるハット型の成品12を成形する。
【0019】次で、第2工程において、上記成品12を
図2に示す成形機にて変形する。この図2に示す成形機
について説明する。下ベース13上にはダイ14が固設
され、該ダイ14の中心部にはクッションプレート15
が昇降可能に備えられている。16はクッションプレー
ト15を常時上方へ付勢するスプリングである。
【0020】上ベース17は図示しない油圧シリンダ等
の昇降駆動手段により昇降するようになっている。上記
上ベース17の下面には外周に位置してダイス18が固
設されており、その下端内周面19は、加工負荷を軽減
するために若干大きな曲面、具体的にはRが1mmの曲
面に形成されている。上記ダイス18の中心部に位置し
て中型20が上記ベース17に固設されている。
【0021】上記ダイス18と中型20間にはノックア
ウト21が昇降可能に介在され、常時スプリング22に
より下方へ付勢されている。23は第2工程で成形され
た成品を示す。
【0022】尚、上記クッションプレート15の上面に
は、上記図1に示した凹部7を成形する凹型面24が形
成され、上記中型20の下面には、上記凹型面24に対
応する凸型面25が形成されている。また、上記ノック
アウト21の上下方向長は、上記図1に示した外壁5を
成形するためにダイス18より短尺に形成されていると
ともにその板厚D1 が、成形される板材の板厚の2倍以
上、実施例では約3倍に形成されている。
【0023】そして成形に際しては、先ず、図2の状態
より上ベース17が上昇し、ダイス18及び中型20が
上方に位置している状態において、上記第1工程により
成形された部材12を、その中心がクッションプレート
15の中心に位置するようにしてクッションプレート1
5と中型20間に介在する。
【0024】次で、上ベース17を下降させると、中型
20の下部が先行して図5(a)に示す筒状部11内に
嵌入し、後続してノックアウト21が下降することによ
り上記筒状部11の上部がノックアウト21の下端で外
方へ順次折曲されるとともにこの折曲された部分がダイ
ス18により下方へ反転折曲され、最終段階において、
図2に示すように、その板材1の外周部がダイ14とダ
イス18で圧着され、図2及び図5(b)に示すよう
に、筒状の内壁4と、これより離間した筒状の外壁5
と、内壁4と直交する板材1が一連に折曲した成品23
が成形される。
【0025】また、凹型面24と凸型面25により凹凸
部7,7aが成形される。次で、第3工程において、上
記部材23を図3に示す成形機により変形する。この図
3に示す成形機は、上記図2におけるノックアウト21
の代わりに、板材1の板厚の2倍の板厚D2 を有するノ
ックアウト21Aを使用するとともに、これに伴って上
記ダイス18の代わりに、内径がノックアウト21Aに
接触する径としたダイス18Aを使用したものである。
また、ダイス18Aの下端内周面19Aは、加工負荷を
軽減するために、上記19より更に大きな曲面に形成さ
れ、具体的にはRが5mmに設定されている。その他の
構造は上記第2工程の成形機と同様であるのでその説明
は省略する。
【0026】該第3工程においては、上記第2工程と同
様の作動により、上記第2工程で成形された成品23を
成形する。この成形により上記第2工程で反転折曲され
た外壁5が内壁4側へ移動されて図3に示すように内壁
4に密着する。これにより、図3及び図5(c)に示す
ように、円筒壁3の開口端側の一部に、内壁4と外壁5
が密着重合した重合壁6が形成された成品26が成形さ
れる。
【0027】次で、第4工程において、上記成品26を
図4に示す成形機により変形する。この図4に示す成形
機は、そのダイス18Bにおける下端内周部面19Bの
曲面を、上記第2,第3工程における成形機のダイス1
8,18Aの下端内周面19,19Aの曲面より小さく
したもので、具体的にはRを0.5mmに設定したもの
である。その他の構造は上記第3工程の成形機と同様で
あるのでその説明は省略する。
【0028】該第4工程においては、上記第2工程と同
様の作動により、上記第3工程で成形された成品26を
変形する。この成形により、上記第3工程で成形された
外壁5と板材1との連接部8の曲面Rが0.5mmに小
さく矯正され、図5(d)に示すような成品27が成形
される。これにより、図1(a)に示す成品が成形され
る。
【0029】そして、上記成品27に、必要により図6
に示すように、外壁5の外周面にねじ28を刻設する。
次に、上記図1(a)に示す成品における筒状体2の肉
厚を薄く成形する場合について説明する。
【0030】この場合は、上記図5(a)の成品12
を、第2工程として、図7に示す成形機で図9(a)の
ように変形する。この第2工程に使用する成形機は、上
記図2に示す成形機と同一の部品からなり、上記図2の
成形機と比べ、ダイ14と中型20との隙間D3 が、板
材1の厚みより小さく、例えば板材の半分の隙間に形成
され、ダイ14がクッションプレート15より更に長く
形成され、ダイス18とノックアウト21が同長に形成
されている点が異なる。
【0031】そして、この成形機に上記成品12を供給
して上記と同様に成形加工すると、図7に示すように、
成品12における筒状部11がダイ14と中型20によ
り絞られて均一に薄くなり、図9(a)に示す成品29
が成形される。
【0032】次で、第3工程において上記成品29を図
8に示す成形機にて変形する。この成形機は、上記第2
工程における成形機に比べ、上記ノックアウト21の下
面に曲面からなる凹部21aを形成し、ダイ14の上面
に凸部14aを形成した点が相違する。
【0033】そして、この成形機に上記成品29を供給
して上記と同様に成形加工すると、図8に示すように、
凸部14aと凹部21aとにより、上記筒状部11と板
材1の連接部が上向きの曲部30に形成され、図9
(b)に示すような成品31が成形される。尚、図9
(b)において、曲部30のRは、例えばその内面をR
=1mmに、外面をR=3mmにする。
【0034】上記の曲部30を形成することにより、上
記のように円筒部11を薄肉に形成しても、次工程にお
いて該部が座屈することを防止できる。次で、上記成品
31を、上記図2と同様の成形機による第4工程で図9
(c)に示すように成形し、次で上記図3と同様の成形
機による第5工程で図9(d)に示すように成形し、更
に、上記図4と同様の成形機による第6工程で図9
(e)に示すように成形する。
【0035】これにより、筒状体2の肉厚が薄くなり、
その重合壁6の肉厚を板材1の肉厚と同等にすることが
できる。尚、上記実施例の他に下記のようにしてもよ
い。
【0036】上記実施例の板材1は、フランジ部とする
ため短く形成したが、この板材1部は長いものでもよ
く、例えば大型タンクの給油口に適用する場合には、板
材1がそのタンク壁を構成するものであってもよい。
【0037】また、上記筒状体2の底面は上記の実施例
のような六角状凸部7aに限るものではなく、四角状凸
部や単なる平板状、更には穴明きでもよいし、どの工程
において成形されても構わない。また、筒状体2に対す
る板材1の形成位置も上記の実施例に限るものではな
く、所望の位置でよく、更に、筒状体2の軸芯に対する
板材1の形成角度も、上記のような直交方向に限るもの
ではなく、傾斜させてもよい。この場合は、ダイ14と
ダイス18の対向面を傾斜させればよい。
【0038】また、上記図4に示す工程後において、更
にダイ14及びダイス18で板材1を上方へ折曲し、更
に図2の工程とその以後の工程をくり返すことにより、
重合壁6を反転する所望数の板で形成することができ
る。図1(b)に示す重合壁6はこのようにして形成し
たものである。また、この重合壁6は、上記図1(a)
(b)のものに限ることなく、2枚以上必要数の板で形
成してもよい。
【0039】また、上記図2の工程において、ダイス1
8を下降して板状1を下方へ押し下げるようにしたが、
クッションプレート15側を上昇して筒状部11側を押
し上げるようにしてもよく、またダイス18の下降とク
ッションプレート15の上昇との組合せでもよい。
【0040】また、図6において、外壁5の外面にねじ
28を刻設したが内壁4の内面にねじを刻設してもよ
い。また、上記図3の工程において、外壁5を縮径して
筒状体2の内壁4に密着させるようにしたが、この工程
において、上記内壁4を拡径して外壁5を内壁4に密着
させるようにしてもよく、更にこれらの組合せにより密
着させるようにしてもよい。
【0041】また、図9(a)の工程は、図5(a)に
示す成品12を絞り加工するものであるが、この図5
(a)の工程を省き、板材を直接図9(a)の工程で筒
状体の突出とその薄肉化を行うようにしてもよい。
【0042】
【0043】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項記載の
発明によれば、1回のプレス絞り加工と、反転加工と拡
径又は縮径加工により、板材と筒状体の一体構造物を容
易に製造できる。更に前記従来の二重円筒絞り工法のよ
うに、同じ箇所へ複数回のプレス絞り加工をせずに済む
ので、加工限度の制約が少なく、形状の自由度が高い製
造方法を提供できる。
【0044】請求項記載の発明によれば、更に、上記
請求項1又は2における反転が、プレスによる絞り加工
ではなく、板材と有底状筒状部の一方又は双方を有底筒
状部の軸方向へ移動させることで達成できるので、加工
が容易かつ確実になる。
【0045】請求項記載の発明によれば、更に、請求
1又は2における密着も既存の簡単な工法で行えるの
で、その加工が容易でかつ確実に行える。請求項記載
の発明によれば、筒状体及び重合壁の壁厚を薄くするこ
とが容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板材と筒状体の一体構造物を示すもの
で、(a)は第1実施例、(b)は第2実施例を示す。
【図2】本発明の製造方法の第1実施例における第2工
程を示す成形機の断面図。
【図3】同じく第3工程を示す成形機の断面図。
【図4】同じく第4工程を示す成形機の断面図。
【図5】(a)〜(d)は、本発明の製造方法の第1実
施例による各工程を示す成品の断面図。
【図6】本発明の構造物にねじを刻設した例を示すもの
で、(a)は側断面図、(b)は平面図。
【図7】本発明の製造方法の第2実施例における薄肉加
工工程を示す成形機の断面図。
【図8】同じく筒状体と板材との連接部に曲部を成形す
る工程を示す成形機の断面図。
【図9】(a)〜(e)は製造方法の第2実施例による
各工程を示す成品の断面図。
【図10】従来の熱間鍛造による成品の断面図。
【図11】従来の溶接で接合した成品の断面図。
【図12】従来の二重円筒絞り加工を示すもので、
(a)は第1絞り加工による断面図、(b)は第2逆絞
り加工による断面図。
【符号の説明】
1…板材 2…筒状体 3…円筒壁 4…内壁 5…外壁 6…重合壁

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底状筒状部とその開口端側に一連に形
    成された板材とからなるハット型の成品を成形する第1
    工程と、前記筒状部の開口側をノックアウトにより軸方
    向へ押圧して筒状部を外方へ順次折曲するとともにこの
    折曲された部分をダイスにより軸方向に押圧して前記筒
    状部で形成された円筒壁に沿って反転する外壁と、前記
    円筒壁と直交する板材とを一体成形する第2工程と、前
    記外壁を前記円筒壁に密着させる第3工程とからなるこ
    とを特徴とする板材と筒状体の一体構造物の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記板材と筒状部の一方または双方を、
    筒状部の軸芯方向へ移動させて筒状部の反転を行う請求
    項1記載の板材と筒状体の一体構造物の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記外壁の縮径または円筒壁の拡径また
    は外壁の縮径と円筒壁の拡径により、外壁を円筒壁に密
    着させるようにした請求項1又は2記載の板材と筒状体
    の一体構造物の製造方法。
  4. 【請求項4】 有底状筒状部の成形時に、その筒状部を
    絞り加工により薄肉化することを特徴とする請求項1又
    は2又は3記載の板材と筒状体の一体構造物の製造方
    法。
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