JP2866032B2 - 車両用サンバイザ - Google Patents

車両用サンバイザ

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JP2866032B2
JP2866032B2 JP19061895A JP19061895A JP2866032B2 JP 2866032 B2 JP2866032 B2 JP 2866032B2 JP 19061895 A JP19061895 A JP 19061895A JP 19061895 A JP19061895 A JP 19061895A JP 2866032 B2 JP2866032 B2 JP 2866032B2
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sun visor
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紀道 三輪
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NEOTSUKUSU RABO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両用サンバイ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7と図8に示すように、車両用
サンバイザにおいて、そのサンバイザ本体111には後
付けによって、ミラ−ユニット、チケットホルダユニッ
ト、筆記具ユニット等の付属ユニット150が装着され
る場合がある。前記付属ユニット150の背面側上部に
は弾性フック121が装着されており、その弾性フック
121が弾性的に拡開されながらサンバイザ本体111
の一側縁に差込まれ、その弾性フック121の弾発力に
基づく挾持力によってサンバイザ本体111に付属ユニ
ット150が取付けられるようになっているのが一般的
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サンバイザ
本体111には、その厚さ寸法が種々異なるものがあ
る。このため、サンバイザ本体111の厚さ寸法が大き
いときには、そのサンバイザ本体111の一側縁に対し
弾性フック121を弾性拡開させて差込むことが困難と
なるばかりでなく、その弾性フック121によって、サ
ンバイザ本体111の外装皮113が破損される場合が
あった。また、サンバイザ本体111の厚さ寸法が小さ
いときには、そのサンバイザ本体111の一側縁に弾性
フック121を差込んだ状態において、弾性フック12
1によるサンバイザ本体111の挾持力が不足し、付属
ユニット150が位置ずれしたり外れる不具合が生じる
場合があった。
【0004】この発明の目的は、前記した従来の問題点
に鑑み、サンバイザ本体に対し付属ユニットを位置ずれ
することなく安定よく取付けることができる車両用サン
バイザを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る車両用サンバイザは、サンバ
イザ本体の上部及び下部には各種多様の付属ユニットの
うち、一つの付属ユニットを選択して取付けるための薄
肉状の取付部がそれぞれ形成され、前記上下の各取付部
には、前記サンバイザ本体の周縁部に内設されたワイヤ
フレームの一部がそれぞれ内在され、しかも、前記上下
の各取付部は、サンバイザ本体の外装皮がワイヤフレー
ムを間に挟んで接合されることで構成されている
【0006】したがって、サンバイザ本体の上下部に形
成された取付部に、同サンバイザ本 体のワイヤフレーム
が内在されることで、専用の補強部材を設けることな
く、取付部の剛性が良好に得られ、取付部の剛性の不足
による不具合が生じない。また、サンバイザ本体の上下
の各取付部は、サンバイザ本体の外装皮がワイヤフレー
ムを間に挟んで接合されることで構成されるため、薄肉
状の取付部を容易に形成することができる。
【0007】請求項2の発明に係る車両用サンバイザ
は、請求項1に記載の車両用サンバイザにおいて、付属
ユニットの背面側には、サンバイザ本体の上下の各取付
部に対し係脱可能に係合するフックがそれぞれ配設さ
れ、これら上下のフックのうち、少なくとも一方が高さ
調整可能に設けられている。したがって、サンバイザ本
体の上下の各取付部に対し、付属ユニット背面側の上下
の各フックが係合されることで、サンバイザ本体に付属
ユニットがガタ付くことなく安定よく確実に取付けられ
る。さらに、上下の各フックのうちの一方が高さ調整さ
れることで、サンバイザ本体の上下の取付部の間の間隔
寸法が大小異なる場合においても良好に取付けられる。
【0008】請求項3の発明に係る車両用サンバイザ
は、請求項1に記載の車両用サンバイザにおいて、付属
ユニットの背面側には、サンバイザ本体の上下の各取付
部に対し弾性的に拡開されて嵌込まれるクリップがそれ
ぞれ配設されている。したがって、サンバイザ本体の上
下の各取付部に対し、付属ユニット背面側の上下の各ク
リップが弾性的に拡開されながら嵌込まれることで、サ
ンバイザ本体に付属ユニットが容易にかつ手早く取付け
られるとともに、ガタ付くことなく安定よく確実に取付
けられる。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) この発明の実施の形態1を図1〜図3にしたがって説明
する。図1と図2において、車両用サンバイザ1は、車
室天井面に取付ブラケット2によって装着されたL字状
の支軸3と、その支軸3の横軸部に回動可能に嵌装され
たサンバイザ本体11とを主体として構成されている。
そして、サンバイザ本体11は、支軸3を中心として回
動操作されることで、車室天井面に沿う格納位置とフロ
ントガラスに沿う遮光位置とに配置切換えされるように
なっている。
【0010】前記サンバイザ本体11は、発泡合成樹
脂、発泡ゴム等の弾性材料よりなるクッション体12
と、該クッション体12を被覆する熱可塑性合成樹脂シ
−ト材よりなる外装皮13とを備えており、クッション
体12の周縁部には剛性を有する金属製ワイヤよりなる
ワイヤフレーム14が内設されている。また、図2に示
すように、前記サンバイザ本体11のワイヤフレーム1
2の一隅部には前記支軸3の横軸部が回動可能に嵌挿さ
れる軸受ケ−ス15が溶接によって固着されている。
【0011】前記サンバイザ本体11には、後述する付
属ユニットを選択して取付けるための薄肉状の取付部1
6がそれぞれ形成されている。この実施の形態1におい
て、サンバイザ本体の11上部左右と、下部中央部の計
3箇所に薄肉状の取付部16がそれぞれ形成されてい
る。さらに、前記上下の各取付部16には、前記ワイヤ
フレーム14の一部14aが折曲されてそれぞれ内在さ
れており、専用の補強部材を設けることなく、取付部1
6の剛状が前記ワイヤフレーム14によって保持される
ようになっている。
【0012】また、この実施の形態1において、前記各
取付部16に対応するクッション体12の部分が取除か
れており、前記ワイヤフレーム14の一部14aがクッ
ション体12から露出されている。そして、表裏の両外
装皮13が前記ワイヤフレーム14の一部14aを間に
挟んで高周波溶着されることで、薄肉状の取付部16が
それぞれ形成されている。
【0013】前記サンバイザ本体11の薄肉状の取付部
16に取付けられる付属ユニット50には、化粧用のミ
ラ−ユニット、各種のチケットを保持するためのチケッ
トホルダユニット、筆記具やメモ帳がセットされた筆記
具ユニット等の他、メガネホルダユニット、ナビゲーシ
ョンシステムのディスプレイユニット等の各種の標示ユ
ニット、センサユニット、芳香ユニット、方位磁石ユニ
ット、補助バイザユニット等がある。そして、前記各種
多様の付属ユニット50の背面側には、前記サンバイザ
本体11の各取付部16に対し係脱可能に係合するフッ
ク51が標準化されて配設されている。
【0014】この実施の形態1において、図3に示すよ
うに、付属ユニット50の背面には、各フック51をそ
れぞれ上下方向へ移動案内するためのガイド溝52が凹
設されており、これらガイド溝52に対しねじ53と長
孔54によってフック51が高さ調整可能に配設されて
いる。さらに、前記各フック51は、前記長孔54が貫
設された脚部51aと該脚部51aの一端から弾性変形
可能に屈曲された係止部51bとを一体に備えている。
【0015】この実施の形態1は上述したように構成さ
れる。したがって、各種多様の付属ユニット50のう
ち、一つの付属ユニット50を選択してサンバイザ本体
11の一側面に取付ける場合、そのサンバイザ本体11
の上下の取付部16の間隔寸法に応じて前記付属ユニッ
ト50の背面の上下の各フック51が高さ調整され、そ
の各フック51の係止部51bが、各取付部16に掛止
めされることで、サンバイザ本体11に付属ユニット5
0が位置ずれしたりガタ付くことなく安定よく確実に取
付けられる。
【0016】(実施の形態2) 次に、この発明の実施の形態2を図4〜図6にしたがっ
て説明する。この実施の形態2において各種多様の付属
ユニット50の背面側には、実施の形態1と同様にして
構成されたサンバイザ本体11の上下の各取付部16に
対し弾性的に拡開されて嵌込まれるクリップ55,60
がそれぞれ配設されたものである。前記上下のクリップ
55,60 のうち、一方、例えば上部のクリップ55
は、付属ユニット50の背面にビス56によって固定さ
れ、他方(下部)のクリップ60は、付属ユニット50
の背面に高さ調整可能に配設されている。
【0017】すなわち、図4と図5に示すように、一方
のクリップ50は、その脚部55aが付属ユニット50
の背面に直角状をなしてビス56によって固定されてお
り、その脚部55aの先端には、取付部16に弾性的に
拡開されて嵌込まれる弾性挟持部55bが形成されてい
る。また、この実施の形態2において、クリップ55は
合成樹脂より形成され、弾性挟持部55bには、該挟持
部55bの破損を防止するとともに弾性力を高めるため
のばね板材57が内設されている。
【0018】図4と図6に示すように、他方のクリップ
60は、付属ユニット50の背面に平行する基部60a
と該基部60aから直角に突設された脚部60bと該脚
部60bの先端に形成された弾性挟持部60cとを一体
に備えており、その弾性挟持部60cにもばね板材61
が内設されている。そして、他方のクリップ60の基部
には、長孔62が貫設されており、その長孔62を通し
てビス63が付属ユニット50の背面にねじ込まれるこ
とで、付属ユニット50の背面に他方のクリップ60が
高さ調整可能に取付けられるようになっている。
【0019】したがって、この実施の形態2では、サン
バイザ本体11に付属ユニット50を取付ける場合、あ
らかじめ、サンバイザ本体11の上下の各取付部16に
おいて、外装皮13のみが高周波溶着されて接合された
部分が切除され、これによって形成された切除孔17に
対しクリップ55,60が差込み可能とされる。その
後、前記サンバイザ本体11の上下の取付部16の間隔
寸法に応じて付属ユニット50の下部のクリップ60が
高さ調整される。ここで、付属ユニット50の上下のク
リップ55,60がサンバイザ本体11の上下の取付部
16に弾性的に拡開されながら嵌込まれることで、サン
バイザ本体11に付属ユニット50が位置ずれしたりガ
タ付くことなく安定よく確実に取付けられる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
各種多様の付属ユニットのうち、一つの付属ユニットを
選択し、その付属ユニットの背面側に配設された上下の
フック又はクリップをサンバイザ本体の上下の取付部に
係合させることで、前記サンバイザ本体に付属ユニット
を位置ずれすることなく安定よく取付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す車両用サンバイ
ザの側断面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく付属ユニットを背面から表わした斜視図
である。
【図4】この発明の実施の形態2を示す車両用サンバイ
ザの側断面図である。
【図5】同じく上のクリップを示す斜視図である。
【図6】同じく下のクリップを示す斜視図である。
【図7】従来の車両用サンバイザに付属ユニットを取付
けた状態を示す説明図である。
【図8】同じく側断面図である。
【符号の説明】
1 車両用サンバイザ 11 サンバイザ本体 13 外装皮 14 ワイヤフレーム 16 取付部 50 付属ユニット 51 フック 55,60 クリップ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンバイザ本体の上部及び下部には各種
    多様の付属ユニットのうち、一つの付属ユニットを選択
    して取付けるための薄肉状の取付部がそれぞれ形成さ
    れ、 前記上下の各取付部には、前記サンバイザ本体の周縁部
    に内設されたワイヤフレームの一部がそれぞれ内在さ
    れ、 しかも、前記上下の各取付部は、サンバイザ本体の外装
    皮がワイヤフレームを間に挟んで接合されることで構成
    されている ことを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用サンバイザにお
    いて、付属ユニットの背面側には、サンバイザ本体の上
    下の各取付部に対し係脱可能に係合するフックがそれぞ
    れ配設され、これら上下のフックのうち、少なくとも一
    方が高さ調整可能に設けられていることを特徴とする車
    両用サンバイザ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の車両用サンバイザにお
    いて、付属ユニットの背面側には、サンバイザ本体の上
    下の各取付部に対し弾性的に拡開されて嵌込まれるクリ
    ップがそれぞれ配設されていることを特徴とする車両用
    サンザイザ。
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CN104334391A (zh) * 2012-09-26 2015-02-04 日本先锋公司 平视显示器
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