JP2864099B2 - 部品供給管路の消音装置 - Google Patents

部品供給管路の消音装置

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JP2864099B2
JP2864099B2 JP6330812A JP33081294A JP2864099B2 JP 2864099 B2 JP2864099 B2 JP 2864099B2 JP 6330812 A JP6330812 A JP 6330812A JP 33081294 A JP33081294 A JP 33081294A JP 2864099 B2 JP2864099 B2 JP 2864099B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、部品供給管路の消音
装置に関するもので、合成樹脂製の部品供給ホース内に
空気を噴射して、部品を搬送するような分野で利用され
る。
【0002】
【従来の技術】部品供給管路に空気を噴射して部品に搬
送力を付与し、部品の進行方向側の部品供給管路内の空
気を排出するための排気孔を有する形式のものが、一般
に採用されている。これは、部品供給管路の一端近傍に
部品供給管路内に開口する空気噴射ノズルが設置され、
部品供給管路の終端近傍に排気孔が明けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】上述の従来技術であ
ると、排気孔から勢い良く空気が排出される際に、その
部分から大きな排気音(通常はシューという音)が発生
し、作業環境を悪化させている。さらに、排気孔からの
噴出空気が作業者の体に吹き付けられると、寒く感じた
り油や鉄屑等の不純物が作業者や周辺の機器を汚すとい
う問題がある。
【0004】
【問題を解決するための手段とその作用】本発明は、以
上に述べた問題点を解決するために提供されたもので、
請求項1は、部品供給管路に空気を噴射して部品に搬送
力を付与し、部品の進行方向側の部品供給管路内の空気
を排出するための排気孔を部品供給管路の終端近傍に設
けた形式のものにおいて、この排気孔に消音手段を設置
、これにより排気音を消音すると共に作業者へ空気流
が直撃することを防止したことを特徴とするもので、排
気孔からの噴射空気は消音手段によって消音され、さら
に油や鉄屑等の不純物は外部に散逸しないのである。請
求項2は、請求項1において、消音手段が多孔質の通気
抵抗部材で構成されていることを特徴とするもので、空
気噴流に抵抗を付与することによって、消音が図られ、
油や決屑等の不純物は多孔質の部材で捕捉される。
【0005】
【実施例】まず、図1および図2の実施例について説明
すると、ここにおける装置は供給ロッド式の部品供給装
置である。ガイド管1は、ブラケット2を介して静止部
材3に固定され、その中に供給ロッド4が進退可能な状
態で挿入されており、供給ロッド4は大径部5と小径部
6から構成されている。ガイド管1の上端にはエアシリ
ンダ7が固定され、そのピストンロッドが供給ロッド4
に結合されている。ガイド管1の下端には湾曲した金属
製の案内管8が溶接され、その端部にガイド板9が溶接
してあり、こうすることによって仮止室10が形成さ
れ、ガイド板9にはマグネット11がはめ込んである。
この実施例における部品はプロジェクションナット12
であり、仮止室10内においてはマグネット11に吸着
保持されて、そのねじ孔が小径部6と同軸になってい
る。
【0006】矩形断面の供給ホース13の一端が案内管
8に接続され、他端は送出管14に接続されている。供
給ホース13は柔軟性のある合成樹脂材料で作られてお
り、図示のような四角いナット12を僅かな隙間を残し
て通過させることのできる断面の通路面積とされてい
る。ナット12の寸法を例示すると、縦12mm、横1
2mm、高さ6mmである。部品供給管路15は、案内
管8、供給ホース13、送出管14の各内部通路によっ
て構成されているのである。送出管14にはノズル管1
6が溶接され、その噴射孔17が送出管14内に開口し
ており、ノズル管16には空気ホース18が接続してあ
る。
【0007】噴射孔17からの噴出空気によってナット
12に搬送力が付与され、ナット12の移動によってナ
ットの進行方向側の部品供給管路15内の空気が排気孔
19から排出されて、ナット12の移動がスムーズにな
されるのである。排気孔19は、図1や後述の図7から
明らかなごとく、部品供給管路15の終端近傍に開口さ
せてある。この排気孔19に消音手段20が取付けてあ
り、断面コ字型の取付け部材21を供給ホース13の外
側にはめ合わせ、固定バンド22で締付けてある。消音
手段20はこの取付け部材21に固定されることによっ
て、排気孔19に連通している。
【0008】図1の消音手段20を図2に拡大して図示
してあり、これについて説明すると接手管23がねじ部
24で取付け部材21に捩じ込んであり、カップ状の形
をした多孔質の通気抵抗部材25が接手管23にしっか
りとはめ合わせてある。通気抵抗部材25としては、金
属ウールを圧縮してカップ状に成型したものや焼結合金
製のものなど色々と採用できるが、ここでは微小な銅合
金製の球状粒を焼結して多孔質としたものを図示してあ
る。
【0009】なお、供給ロッド4の進出先には固定電極
26のガイドピン27が配置してあり、それに鋼板部品
28がはめ合わせてある。供給ロッド4が進出すると、
小径部6がナットのねじ孔を串刺しにして、ガイドピン
27に供給されるのである。
【0010】次に、以上に説明した実施例の作動につい
て説明すると、噴射孔17からの噴射空気によってナッ
ト12が移動すると、ナット12の前方における部品供
給管路15内の空気が勢い良く排気孔19から排出され
るが、このときに空気は多孔質の通気抵抗部材25を通
過させられるから、気体の流れが部材25の全域で絞ら
れて消音がなされる。したがって、従来技術のような排
気孔19からの噴流がなく、部材25によって均一に分
散させられる。
【0011】図3以下の他の実施例について説明する
と、まず、図3のものは排気孔19のを閉塞するような
形で通気性のある発泡体29を接着したもので、前述の
通気抵抗部材25と同様な作用をする。なお、発泡体2
9は合成樹脂製のスポンジ状の部材で構成してある。図
4の実施例は、接手管23に消音箱30を溶接し、この
箱30に複数個の通孔31を明け、内部に吸音材32を
充填したもので、吸音材32としてはスチールウール等
が適している。このウールが多孔質に相当している。排
気孔19からの空気は吸音材32の吸音作用で消音がな
され、各通孔31から均一に排気される。図5の実施例
は、接手管23に膨脹箱33を溶接し、この箱33に通
孔34を明けたもので、排気は膨脹箱33に入って急膨
脹を果たし、これによる運動エネルギーの減少によっ
て、消音がなされる。図6の実施例は、接手管23に細
長い消音ホース35を接続したもので、その先端は作業
者から離れた箇所に配置されている。排気孔19からの
空気は消音ホース35内を流通してゆく際に管路抵抗を
受け、これによって消音がなされるのである。この実施
例においては、消音ホースを自由な形に曲げて配置でき
る。図7の実施例は、図1の案内管8に図2のような消
音手段20を取付けたものであり、消音作用は図1のも
のと同じである。
【0012】なお、以上の実施例においては、消音手段
20が1個だけ設置されたものを図示しているが、この
手段20を必要に応じて複数個配置してもよい。さら
に、消音手段が油や鉄屑等の不純物で目詰まりをしてき
たら、ガソリンや揮発油で洗浄すれば、再使用が可能で
ある。
【0013】
【効果】本発明によれば、排気孔が部品供給管路の終端
近傍に設置してあるので、部品移動中には排気孔から継
続的に排気流が発生しており、これに伴う排気騒音が出
ているのであるが、排気孔に消音手段を設置したので、
排気孔から発生する排気騒音を防止することができる。
それは多孔質の吸音部材、ウール状の吸音材、膨脹箱、
消音ホースによる管路抵抗などの消音作用で消音がなさ
れ、作業環境の改善に有効となる。さらに、排気孔から
の噴出流が緩和されるので、人体に空気流が直撃したり
せず、寒く感じるようなことがない。そして、ナットの
ような部品であると油や鉄屑等の不純物が通気抵抗部材
などで捕捉されるので、周辺を汚したりすることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を全体的に示す縦断側面図であ
る。
【図2】図1における消音手段を拡大した縦断側面図で
ある。
【図3】他の形式の消音手段を示す縦断側面図である。
【図4】他の形式の消音手段を示す縦断側面図である。
【図5】他の形式の消音手段を示す縦断側面図である。
【図6】他の形式の消音手段を示す縦断側面図である。
【図7】消音手段を別の箇所に取付けた場合の縦断側面
図である。
【符号の説明】
15 部品供給管路 12 部品 19 排気孔 20 消音手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給管路に空気を噴射して部品に搬
    送力を付与し、部品の進行方向側の部品供給管路内の空
    気を排出するための排気孔を部品供給管路の終端近傍に
    設けた形式のものにおいて、この排気孔化消音手段を設
    置し、これにより排気音を消音すると共に作業者へ空気
    流が直撃することを防止したことを特徴とする部品供給
    管路の消音装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、消音手段が多孔質の
    通気抵抗部材で構成されていることを特徴とする部品供
    給管路の消音装置。
JP6330812A 1994-07-23 1994-11-26 部品供給管路の消音装置 Expired - Lifetime JP2864099B2 (ja)

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