JP2864086B2 - タイムカード用コード設定方法及びコード判定機能を備えたタイムレコーダ - Google Patents

タイムカード用コード設定方法及びコード判定機能を備えたタイムレコーダ

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JP2864086B2
JP2864086B2 JP5140081A JP14008193A JP2864086B2 JP 2864086 B2 JP2864086 B2 JP 2864086B2 JP 5140081 A JP5140081 A JP 5140081A JP 14008193 A JP14008193 A JP 14008193A JP 2864086 B2 JP2864086 B2 JP 2864086B2
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的小人数(30人
以下)の会社とか事務所等で使用して好適なタイムレコ
ーダの技術分野で利用されるものであって、具体的に
は、カード使用者のIDコードとか勤務区分の設定を極
めて簡単に行えるように工夫したタイムカードとタイム
レコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタイムカードには、例えば、図1
0の(イ)に示すようにタイムカードTMの下側に、カ
ード使用者のIDコード(社員コード)とか勤務区分コ
ードを形成する専用のコード作成欄PTが形成されてい
て、このコード作成欄PTにパンチ又はマーキングによ
って各種コードを作成するタイプと、図10の(ロ)に
示すようにタイムカードTNの下側両側に一の桁と十の
桁を形成するコード作成欄Na,Nbが形成されてい
て、これ等コード作成欄Na,Nbにパンチ又はマーキ
ングによって各種コードを作成するタイプとが存在す
る。
【0003】しかし、上述したいずれのタイプのタイム
カードTM,TNも、各種コードを作成するための専用
のコード作成欄PT及びNa,Nbが必要なため、タイ
ムカードTN,TM上の少ないスペースがこれ等コード
作成欄PT或はNa,Nbによって犠牲になって、就業
データの印字スペース(印字欄)が狭くなってしまう問
題があった。
【0004】また、パンチによってコードを作成する場
合は、各コード作成欄PT或はNa,Nbに穴を明ける
専用のパンチ機が必要となるから、カード作成作業が面
倒でカード1枚当りの作成コストが高くなる問題もあっ
た。
【0005】そこで、例えば実開平3−50277号公
報の第3図、或は、特開平5−250539号公報の図
1に見られるように、タイムカードの一側に識別コード
欄を印刷したり、勤務区分マーク欄を印刷することによ
り、タイムカードの印字欄を 従前通りに有効に使用でき
ると共に、コード作成用の専用のパンチ機を使用しなく
てもコード作成を容易に行えるように工夫したタイムカ
ードが開発された。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記各公報
に記載されている従来のタイムカードは、タイムカード
の一側に就業データの印字欄とは別に識別コード欄を特
別に印刷したり、タイムカードの横に勤務区分マーク欄
を連設した横幅の広い特殊サイズに造る必要があって、
従来から使用されている既存のタイムカードをそのまま
利用できないため、コストが高くなって利用者に経済的
負担を強いる問題があった
【0007】従って、本発明の技術的課題は、タイムカ
ードにコード作成専用のコード作成欄を別に設けなくて
も、既存のタイムカードをそのまま利用して極めて簡単
に各種コードを作成することができ、而かも、タイムカ
ードの有効面積を従前通りに広く利用することを可能に
したタイムカード用コード設定方法と、この方法によっ
てコード設定されたタイムカードを利用可能にした専用
のタイムレコーダを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0009】(1) タイムカードの日付欄に予め印刷
されている日付数字の中からカード使用者のIDコード
と同じ番号の日数を選んで、この日数表示欄にコード読
取り可能なマークを施すことによって、タイムカードに
カード使用者のIDコードを形成すること。
【0010】(2) タイムカードの日付欄のうち、
め空欄に造られている欄又は特定な日数表示欄を識別マ
ークの形成欄と成し、この形成欄に対する識別マークの
形成の有無によってカード使用者の勤務区分コードを決
定すること。
【0011】(3) 送り込まれて来るタイムカードの
日数表示欄に施されているマークを読取るマーク読取り
手段と、この読取り手段によって読取られたマークの位
置から日付数字を割り出す日付数字判定手段と、日付欄
に形成されている空欄又は特定の日数表示欄に於ける識
別マークの有無を判定する識別マーク判定手段と、これ
等各判定手段による判定結果に従ってカード使用者のI
Dコードと勤務区分を決定するコード決定手段とを備え
ること。
【0012】(4) カード締め日によって異なるタイ
ムカードの種別を決定するタイムカード種別決定手段
と、差込まれるタイムカードの表裏を判定する表裏判定
手段とを備え、これ等各手段によって決定及び判定され
たタイムカードの種別と表裏状態に従って、日付数字判
定手段による日付数字の割り出しと、識別マーク判定手
段による識別マークの有無の判定を行うように構成する
こと。
【0013】(5) タイムカード種別決定手段が、タ
イムレコーダに設けた締め日別選定スイッチによって構
成されていること。
【0014】
【作用】
【0015】上記(1)で述べた手段によれば、タイム
カードの表裏の日付欄に予め印刷されている1〜31迄
の日付数字のうち、31日を除く30個の日付数字の中
からカード使用者のIDコードと同じ数字を選んで、こ
の日数表示欄に例えば黒色のマーキングとかパンチ或は
切欠等の読取り可能なマークを施せば、これで30人分
のカード使用者のIDコードを各人のタイムカード上に
作成できるから、タイムカード上にわざわざコード作成
専用のコード作成欄を造る必要がなく、従って、タイム
カードの有効面積を狭ばめることなく従前通り利用する
ことを可能にすると共に、既存のタイムカードをそのま
ま使用してカード使用者のIDコードを極めて簡単に作
成することを可能にする。
【0016】上記(2)で述べた手段によれば、タイム
カードの日付欄に予め形成されている空欄部分、又は、
日付欄のうち例えば31日の欄を識別マークの作成欄と
成し、更に、これ等各作成欄にマークが施されている場
合はパート勤務者で、マークがない場合は正社員という
様に定めておけば、この作成欄のマークの有無によって
カード使用者の勤務区分を判定することができるもので
あって、タイムカードにわざわざ勤務区分のコード作成
欄を設ける必要がないから、タイムカードの有効面積を
狭ばめることなく従前通り利用することを可能にする一
方、既存のタイムカードをそのまま使用して勤務区分コ
ードを極めて簡単に作成することを可能にする。
【0017】上記(3)で述べた手段によれば、送り込
まれて来るタイムカードの日数表示欄からマーク読取手
段がマークを読取ると、日付数字判定手段が日付数字を
割り出してカード使用者のIDコードを決定する一方、
同じく識別マーク判定手段が識別マークの有無を判定す
ると、カード使用者の勤務区分を決定されるから、これ
等IDコードと勤務区分に従ってカード使用者の就業デ
ータが演算され、且つ、この演算した就業データをタイ
ムカードに印字して各人のメモリにファイルすることを
可能にする。
【0018】上記(4)で述べた手段によれば、カード
締め日の相違と差込まれたタイムカードの表裏の違いに
よって各日付欄の日付数字の位置が相違するが、この相
違をタイムカード種別決定手段と表裏判定手段によって
特定できるため、この特定されたモードに従って日付数
字判定手段による日付数字の割り出しと、識別マーク判
定手段による識別マークの有無の判定を支障無く行っ
て、カード使用者のIDコードと勤務区分を判定するこ
とを可能にする。
【0019】上記(5)で述べた手段によれば、タイム
レコーダの使用に当って締め日別選定スイッチによって
カードの締め日を決めておけば、以後、この決定した締
め日によってカード使用者のIDコードの判定と勤務区
分の判定が成されるが、締め日が異なるタイムカードを
使用する場合は、この選定スイッチを切換えることによ
ってIDコードの判定と勤務区分の判定を支障無く行う
ことを可能にする。
【0020】以上の如くであるから、上記の手段によっ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
【0021】
【実施例】以下に、上述した本発明に係るタイムカード
用コード設定方法及びコード判定機能を備えたタイムレ
コーダの好適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明
する。
【0022】図1は本発明に係るタイムレコーダの外観
を示した斜視図であって、図中、1はレコーダ本体、2
は開閉自在に構成した上ケース、3は後述するタイムカ
ードの差込口、4はアナログ式時計文字盤、5は集計モ
ードを備えた切換キースイッチ、6は液晶式デジタル表
示器、7は複数の選定スイッチ7a…から成るキーボー
ド、7b…は各スイッチ7a…に付属させた表示灯であ
って、タイムレコーダを使用している時は、これ等各選
定スイッチ7a…は印字欄決定用の機能を発揮するが、
上ケースを開くとレコーダ本体1内に図2に示したカー
ド締め日8A,8B,8C等を表示した表示板8が現わ
れて、各選定スイッチ7a…の機能が表示板8の表示に
応じて自動的に切換る仕組に成っており、従って、カー
ドの締め日を新たに設定したり切換える場合は、これ等
各選定スイッチ7a…のいずれかをONして再び上ケー
ス2を閉じれば、以後、タイムレコーダはこのスイッチ
7aによって設定されてカード締め日のモードで時刻デ
ータが処理される仕組に成っている。
【0023】図3は上述した本発明に係るタイムレコー
ダの電気的構成を説明したブロック図であって、図中、
10は制御部の中心を構成するCPU、11はROMと
RAMによって構成したメモリであって、これ等CPU
10とメモリ11の間にバス12を介して接続したイン
ターフェイス回路13には、上述した切換キースイッチ
(集計スイッチ)5と、表示器6とキーボード7及び選
定スイッチ7aに加えて、時計回路14、プリンタ1
5、カード送りモータ16、タイムカード上に形成され
た各種コード(マーク)を読取るコードセンサ17、タ
イムカードの表裏を判定する表裏判定センサ18、及
び、エンコーダ19が接続されていて、夫々メモリ11
に格納されているシステムプログラムに従って作動する
仕組に成っている。
【0024】図5に於いてPAは通常「Aカード」と呼
ばれているカード締め日が31日に成っている既製のタ
イムカードで、このタイムカードPAには表面に1日〜
15日の日付を予め印刷した日付欄T1とその就業デー
印字欄が形成され、裏面(図示せず)は同じく16
日〜31日の日付を予め印刷した日付欄とその就業デー
印字欄が形成されている。
【0025】また、図6の(イ)に於いてPBは通常
「Bカード」と呼ばれているカード締め日が20日に成
っている既製のタイムカードであって、このタイムカー
ドPBの表面(図示せず)には21日〜5日の日付が予
め印刷された日付欄とその就業データ印字欄が形成さ
れ、裏面には図示のように6日〜20日の日付が予め印
刷された日付欄T1とその就業データ印字欄が形成され
いる。
【0026】更に、図6の(ロ)に於いてPCは通常
「Cカード」と呼ばれているカード締め日が25日に成
っている既製のタイムカードであって、このタイムカー
ドPCの表面には図示の如く26日〜10日の日付を予
め印刷した日付欄T1とその就業データ印字欄が形成さ
れ、裏面(図示せず)には11日〜25日の日付を予め
印刷した日付欄とその就業データ印字欄が形成されてい
て、上述したAカードPAの場合は図5に示す如く表
面の日付欄T1の最上欄T2が予め空欄と成っており、
また、BカードPBとCカードPCの場合は裏面の日付
欄T1の最上欄T2が夫々空欄(1ケ月31日分をカー
ドの表裏に分けて印刷する関係で、必ず1欄分の空欄が
生じる)に成っていて、これ等各空欄がカード使用者の
勤務区分を決定する識別マークM1の形成欄に成ってい
る。
【0027】また、各タイムカードPA,PB,PCの
日付欄T1のうち、31日の日数表示欄T5も、図7の
(ロ)に示す如く上述した各最上欄T2…と同様にカー
ド使用者の勤務区分を決定する識別マークM5の形成欄
に成っていて、これ等各形成欄、即ち、最上欄T2と3
1日表示欄T5に於ける識別マークM1,M5の有無に
よって図4に示した勤務区分表に示したようにカード使
用者の勤務区分が決定される仕組に成っている。
【0028】次に、図5と図6に於いてT3は上述した
各日付欄T1のうち、予め決められているカード使用者
のIDコードと同じ番号の日付が印刷されている日数表
示欄で、M2はこの日数表示欄T3に施したコード読取
可能なマークであって、図示の場合は8日の日数表示
欄にマークM2が施されているから、カード使用者のI
Dコードは「8」であるが、IDコードが他の数字の場
合は他の日数表示欄にマークM2を施すものであって、
従って、本発明で決定可能なIDコードの数は最大30
個である。
【0029】次に、図7の(イ)に於いてT4…はタイ
ムカードの下側部に設けたAカードとBカードとCカー
ドの種別を表示する表示欄で、図示の場合はAカードの
表示欄にマークM3が施されているため、このタイムカ
ードPAは締め日が31日のAカードとしてタイムレコ
ーダ側に判定される仕組に成っているが、このカード種
別の決定は、通常の場合前述した選定スイッチ7aによ
って行う。
【0030】また、各タイムカードPA〜PCの下端縁
に形成した切欠Sは、タイムカードの表裏を判定するた
めのものであって、前述した表裏判定センサ18がこの
切欠Sを検出して表裏を判定する仕組になっていて、切
欠Sがカードの左側にある場合はタイムカードが表を向
けて差込まれたと判定し、反対に右側にある場合はタイ
ムカードが裏面を向けて差込まれたと判定する様に構成
されている。
【0031】更に上述したコードセンサ17は、カード
送りモータ16によって段送りされるタイムカードPA
〜PCの日付欄T1を検索して、その最上欄T2の識別
マークM1の有無を判定し、更に、31日表示欄T5の
識別マークM5の有無を判定して、図3に示したCPU
10にカード使用者の勤務区分を決定させる一方、同じ
くコード読取り可能なマークM2を検知してカード送り
モータ16によるカードの送り量からその日数を割り出
し、その日数から同じくCPU10にカード使用者のI
Dコード番号を判定させることができ、また、タイムレ
コーダはこれ等判定した勤務区分とIDコードからカー
ド使用者の勤務データを演算し、その演算結果を前述し
たプリンタ15を作動してタイムカードPA〜PCの所
定の印字欄に印字し、且つ、メモリ11の各自のファイ
ルに格納するように構成されている。
【0032】次に、上述した本発明の動作を図8に示し
たフローチャートに従って詳細に説明する。
【0033】先ず、始めのステップS1でタイムカード
PA〜PCのいずれかをレコーダ本体1の差込口3に差
込むと、次のステップS2でカード送りモータ16が正
転してカードを引込み、次のステップS3で選定スイッ
チ7aの選択作動によってカードの種別が判定され、次
いで、ステップS4でカードの表裏が判定されて次のス
テップS5に進む。
【0034】ステップS5では差込まれたタイムカード
PA〜PCの表裏が当日の日付に合せて正しいか否かが
判定され、逆向きの場合はステップS6に進んでカード
送りモータ16が逆転してタイムカードPA〜PCを直
ちに差込口3に送り戻して処理を終える。尚、この様に
表裏を間違えた場合は表示器6に表示が間違っている旨
の警告文を表示して、注意を喚起することは勿論であ
る。
【0035】また、ステップS5で表裏が正しいと判断
された場合は、次のステップS7に進んで選定スイッチ
7aによって選定されている印字欄の位置が出勤位置に
あるか否かが判定され、出勤位置にある場合はコードセ
ンサ17によるマークM1,M5の有無の判定と、マー
クM2の読取りによってカード使用者の勤務区分とID
コードが読取られ、次のステップS9で読取りOKと判
定されると、ステップS10に進んでカード送りモータ
16が逆転されてタイムカードPA〜PCの返送が開始
され、次いでステップS11に進んでその返送途中でプ
リンタ15が当日の就業データ印字欄に出勤時刻を印字
すると共に、ステップS12に進んでこの出勤データを
カード使用者のメモリに格納し、最後にステップS13
で差込口3に送り戻されたタイムカードPA〜PCを引
抜くことによって処理を終える。
【0036】一方、上述したステップS7で印字欄が出
勤位置にないと判定されると、ステップS14に進んで
印字欄が退勤位置にあるか否かが判定され、退勤位置に
もない場合はステップS25に進んでタイムカードPA
〜PCが差込口3に向けて返送され、その返送途中で当
日の就業データ印字欄に時刻印字(ステップS26)を
行って前述したステップS13に進む。
【0037】また、ステップS14で印字欄が退勤位置
にあると判定されると、勤務区分とIDコードの読取り
(S15)、読取りOKか否かの判定(S16)、出勤
データがあるか否かの判定(S17)、実働時間の演算
(S18)、カード返送(S19)、退勤時刻及び実働
時間の印字(S20)、データを各人のメモリに格納
(S21)、集計スイッチ5がONされたか否かの判定
(S22)、集計データ印字(S23)の各ステップが
行われて前述したステップS13に進み、また、上述し
たステップS16とS17で夫々NOと判定された場合
は上述したステップS25とS26で実行され、更に、
ステップS22で集計スイッチをONしないと判定した
場合は、ステップS23を行わずにステップS13に進
む。
【0038】尚、図示した実施例では上述した各マーク
M1〜M5を黒色のマーカを用いて形成しているが、こ
れに代えて各マークM1〜M5を図9に示す如くパンチ
M6とか切欠きM7等によって形成してもよく、その選
択は任意とする。
【0039】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に係るタイムカ
ード用コード設定方法に従って日付欄にマークを施すこ
とにより、勤務区分とIDコードを設定することができ
るため、タイムカードにわざわざコード設定専用の作成
欄を設ける必要がないから、既存のタイムカードをその
まま使用できる経済性を備えると共に、タイムカードの
狭い面積を有効に利用して就業データの印字欄を従前通
りの大きさにできるため、勤務区分やIDコードが書込
み可能な割りに就業データの印字スペースを広く出来る
利点を備えている。
【0040】また、日付欄の各欄にマークを施す場合
も、複雑な構造の専用パンチ機を使用せずに、黒色のマ
ーカとか簡単なパンチ機を用いて容易にマークを形成で
きるから、タイムカードの作成コストを大幅に低減でき
る経済的利点を発揮できるものであって、勤務区分とI
Dコードを1台のコードセンサで兼用して読取ることが
でき、また、締め日が異なるタイムカードを1台のタイ
ムレコーダで処理できるようにしたため、タイムレコー
ダの構造も大幅に簡略化できる利点を発揮できるもので
あって、特に、従業員が30人以下の中小企業会社とか
事務所等で使用して洵に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイムレコーダの外観を示した斜
視図である。
【図2】タイムレコーダの内部に設けられている選定ス
イッチの機能変更用表示板の平面図である。
【図3】本発明に係るタイムレコーダの電気的構成を示
したブロック図である。
【図4】空欄と31日欄を利用した勤務区分表である。
【図5】本発明にコード設定が成されたタイムカード
(Aカード)の表面図である。
【図6】(イ)は本発明によってコード設定されたタイ
ムカード(Bカード)の裏面図で、(ロ)は同じくタイ
ムカード(Cカード)の表面図である。
【図7】(イ)はタイムカードの種別をマークによって
表わしたタイムカード(Aカード)の一部を破断して示
した表面図で、(ロ)は31日欄に勤務区分用のマーク
を施したタイムカード(Aカード)の一部を破断して示
した裏面図である。
【図8】本発明に係るタイムレコーダの処理作動を説明
したフローチャートである。
【図9】日付欄に対してパンチと切欠きによってマーク
を施したタイムカード(Aカード)の表面図である。
【図10】(イ)と(ロ)はいずれも従来のタイムカー
ドの表面図である。
【符号の説明】
1 レコーダ本体 3 差込口 5 集計スイッチ 6 表示器 7a 選定スイッチ 17 コードセンサ 18 表裏判定センサ PA,PB,PC タイムカード T1 日付欄 T2 最上段の空欄 T3 日数表示欄 T4 カード種別マーク表示欄 T5 31日表示欄 M1,M5 勤務区分用識別マーク M2 コード読取り可能なマーク M3 識別コードマーク
フロントページの続き (72)発明者 海老根 憲二 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 アマノ株式会社内 (72)発明者 前嶋 健二 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 アマノ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07C 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイムカードの日付欄に予め印刷されて
    いる日付数字の中からカード使用者のIDコードと同じ
    番号の日数を選んで、この日数表示欄にコード読取り
    能なマークを施すことによって、タイムカードにカード
    使用者のIDコードを形成することを特徴とするタイム
    カード用コード設定方法。
  2. 【請求項2】 タイムカードの日付欄のうち、予め空欄
    に造られている欄又は特定な日数表示欄を識別マークの
    形成欄と成し、この形成欄に対する識別マークの形成の
    有無によってカード使用者の勤務区分コードを決定する
    ことを特徴とするタイムカード用コード設定方法。
  3. 【請求項3】 送り込まれて来るタイムカードの日数表
    示欄に施されているマークを読取るマーク読取り手段
    と、この読取り手段によって読取られたマークの位置か
    ら日付数字を割り出す日付数字判定手段と、日付欄に形
    成されている空欄又は特定の日数表示欄に於ける識別マ
    ークの有無を判定する識別マーク判定手段と、これ等各
    判定手段による判定結果に従ってカード使用者のIDコ
    ードと勤務区分を決定するコード決定手段とを備えて成
    ることを特徴とするコード判定機能を備えたタイムレコ
    ーダ。
  4. 【請求項4】 カード締め日によって異なるタイムカー
    ドの種別を決定するタイムカード種別決定手段と、差込
    まれるタイムカードの表裏を判定する表裏判定手段とを
    備え、これ等各手段によって決定及び判定されたタイム
    カードの種別と表裏状態に従って、日付数字判定手段に
    よる日付数字の割り出しと、識別マーク判定手段による
    識別マークの有無の判定を行うように構成したことを特
    徴とする請求項3記載のコード判定機能を備えたタイム
    レコーダ。
  5. 【請求項5】 タイムカード種別決定手段が、タイムレ
    コーダに設けた締め日別選定スイッチによって構成され
    ていることを特徴とする請求項4記載のコード判定機能
    を備えたタイムレコーダ。
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