JP2863417B2 - 樹脂製品の熱成形方法及びこの装置 - Google Patents

樹脂製品の熱成形方法及びこの装置

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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂よりなる
製品の熱成形方法及びこの装置に関し、例えば食品用容
器等の熱成形に利用できる。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】例えば、
容器の熱成形技術において、多量のスクラップが発生す
るシートからの熱成形技術に対して、スクラップの発生
のない、ブランク(プレフォームドブランク又はプレカ
ットブランク)を用いる熱成形技術が既に多数提案され
ている。しかし、従来のブランクを用いた熱成形技術に
よれば、生産性、操作性、装置の規模、価格等の点で一
長一短があり、これらを同時に満足するものは未だ提案
されていない。
【0003】例えば、プレフォームドブランクを使用し
た熱成形技術は、射出成形によりプレフォームドブラン
クを成形した後、加圧成形するものであるが、装置の小
型化は図れるものの、生産性が極めて低く、かつ多層シ
ートよりなる容器の成形が困難である。プレカットブラ
ンクを使用した熱成形技術は、例えば特開平1−103424
号公報で提案されているように、従来の熱成形機にブラ
ンクの保持手段と移送手段を設け、ブランクを供給した
後、熱成形するようにしたものであるが、生産性を上げ
るには大型化は避けられず、高価格とならざるをえな
い。
【0004】また、特公昭57-1415 号公報に係るSFP
(スクラップレスフォーミングプロセス)のように、プ
レカットブランクを加圧し、プレフォームしたブランク
を使用する技術によれば、成形されたシートを角形にカ
ットし、これを加圧圧縮して所定のブランクに成形した
後、熱成形するものであるが、工程数が多くなり、装置
の複雑化、高価格化、操作の困難性が伴う。そこで、本
発明は、生産性が高くなると共に、熱成形操作も容易と
なる樹脂製品の熱成形方法及びこの装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の第1発
明に係る樹脂製品の熱成形方法は、ブランクの保持部及
び離脱部を有する回転式のブランク加熱・移送手段と、
周囲に金型を有する回転式の樹脂製品の成形手段とが分
離して配置され、前記ブランク加熱・移送手段において
は、ブランク供給部からブランクを第1の回転体の周囲
に設けられたブランク保持部に送り、このブランク保持
部に保持されたブランクを前記ブランク保持部の回転運
動に伴って前記第1の回転体の近傍に設けられたブラン
ク加熱手段で加熱した後、前記ブランク離脱部により前
記ブランク保持部に保持されたブランクを離脱させて前
記樹脂製品の成形手段に供給し、一方、前記樹脂製品の
成形手段においては、第2の回転体の周囲に設けられた
成形用金型が前記ブランク保持部からの前記ブランクを
受け取った後、前記成形用金型に取り付けられた前記ブ
ランクを樹脂製品に熱成形することを特徴とする。
【0006】前記樹脂製品としては、各種の容器、部
品、家庭雑貨等がある。前記樹脂の種類としては、通常
使用される熱可塑性樹脂であればよく、例えばポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリ塩化ビニル等がある。前記ブランクは、プレカット
ブランク又はプレフォームドブランクのいずれでもよ
い。ブランクの形状と厚さは、樹脂製品のフランジ形
状、絞り比等により決められる。
【0007】プレカットブランクの場合、フィルム、シ
ート(単層、多層)を所定形状に打ち抜いたものを使用
する。シートからの熱成形と比べて、打ち抜きの際、ブ
ランク間隔等を最小にすることができ、効率良く採れる
と同時に抜きロスのリサイクルに有利となる。前記熱成
形の方法は、常法で行うことができるが、成形する前に
ブランクの周縁部を押さえておく、いわゆる先行クラン
プ方式とする必要がある。熱成形の際の賦形力は、真空
のみ、圧空のみ又は真空圧空併用のいずれでもよい。な
お、プラグアシスト成形は、絞り比が大きい場合に使用
する。前記成形用金型は、必要に応じて冷却する。
【0008】本発明の第2発明に係る樹脂製品の熱成形
装置は、ブランクの加熱・移送手段と、樹脂製品の成形
手段とが分離して設けられ、前記ブランク加熱・移送手
段は、第1の回転体と、この第1の回転体の周囲に設け
られてブランクを保持するブランク保持部と、このブラ
ンクの保持状態からブランクを離脱させるブランク離脱
部と、前記ブランク保持部にブランクを送るブランク供
給部と、前記ブランク保持部の回転軌跡に沿って設けら
れたブランク加熱手段とを有し、前記樹脂製品の成形手
段は、第2の回転体と、この第2の回転体の周囲に設け
られた成形用金型とを有することを特徴とする。
【0009】前記第1の回転体の回転軸と第2の回転体
の回転軸とは、平行に設けられていても、又は平行でな
い交差した状態で設けられていてもよい。前記ブランク
加熱手段は、赤外線ヒータ等の通常の間接加熱装置によ
り構成される。本発明の第3発明は、前記ブランク保持
部が、前記ブランクが挿入される開口部を有し、この開
口部の内周面には前記ブランクが係合する溝が形成され
ていることを特徴とする。本発明の第4発明は、前記ブ
ランク離脱部が、前記ブランク保持部に保持されたブラ
ンクを押し出すブランク押出し機構を備えたことを特徴
とする。
【0010】本発明の第5発明は、前記成形用金型に前
記ブランクを定位置に配置するためのガイド部がキャビ
ティの近傍に形成され、前記ブランクを保持するための
ピンがキャビティの周縁部に立設されていることを特徴
とする。ブランクは、前記ピンに刺された状態で成形用
金型に保持されることになる。ピンの高さは、ブランク
の厚さにもよるが、例えば1mm前後とすればよく、また
本数はブランクの重さにもよるが、脱落を防止できる本
数、例えば2〜4本とすればよい。
【0011】
【実施例】図1〜図10を参照して本発明の一実施例に係
る樹脂製品の熱成形方法及びこの熱成形方法において使
用する装置を説明する。図1,2に示すように、本実施
例の熱成形装置11は、ブランク加熱・移送手段12と、樹
脂製品の成形手段13とを有し、これら12,13 が分離して
配置されている。前記ブランク加熱・移送手段12は、第
1の回転体14と、この第1の回転体14の外周面に沿って
設けられた複数のブランク保持部15及びブランク離脱部
22と、前記ブランク保持部15にブランク16を送るブラン
ク供給部17と、ブランク押込み部18と、前記ブランク16
を加熱するためのブランク加熱部19等を備えて構成され
る。
【0012】前記第1の回転体14は、その中心にモータ
等の回転駆動手段に連結された回転軸21を有している。
図3,4にも示すように、前記ブランク保持部15は、ブ
ランク16が挿入される円形状の開口部15A を有し、この
開口部15A の内周面にはブランク16が係合するV字状の
溝15B が形成されている。また、開口部15A の上端近傍
には、ブランク16が挿入されやすいように若干のテーパ
15C が形成されている。そして、前記ブランク保持部15
は、脚部15D を介して第1の回転体14に固定されてい
る。
【0013】前記ブランク離脱部22は、前記開口部15A
内を挿通してブランク16を押し上げる筒状部22A 、この
筒状部22A の基部22B 及びこの基部22B の下に設けら
れ、エアシリンダー等と連結した進退自在のロッド22C
を備えている。この基部22B には、前記ブランク保持部
15が上下動する際にガイドともなる前記脚部15D が挿通
する孔部22D が形成されている。このブランク離脱部22
の筒状部22A 内には、ブランク供給部17からブランク16
を1個ずつブランク保持部15に取るための吸引カップ23
が設けられている。この吸引カップ23は、エアシリンダ
等により進退自在に構成されている。前記基部22B に
は、この吸引カップ23が進退する際に挿通する孔部22E
が形成されている。
【0014】図1,2に示すように、前記ブランク供給
部17は、ブランク16のガイド17A 、ガイド17A に沿って
設けられたヒータ17B 等が備えられたものである。前記
ブランク押込み部18は、エアシリンダ等により進退可能
とされたロッド18A 及びこのロッド18A の先端に取り付
けられたブランク押し込み用リング18Bを備えている。
前記ブランク加熱部19は、赤外線ヒータ19A よりなり、
前記ブランク保持部15の回転軌跡の近傍に円形状に設け
られたものである。
【0015】図1,2,9に示すように、前記樹脂製品
の成形手段13は、第2の回転体24、この第2の回転体24
の外周面に等間隔に設けられた3個の成形用金型25、プ
ラグ26が設けられたクランプ(圧空チャンバー)27等を
備えて構成される。前記第2の回転体24は、中心に回転
駆動手段に連結された回転軸28を有している。この回転
軸28と前記第1の回転体14の回転軸21とは、平行の位置
関係であり、両回転軸21,28 は、図1,2に示すよう
に、前記ブランク離脱部22が伸長してブランク16を前記
金型25に供給できる程度に離れている。
【0016】前記各金型34は、図7〜9に示すように、
キャビティ29が所定容器に対応した凹状に形成され、更
にこのキャビティ29より若干大きな径で水平の周縁部31
が形成されたものである。この周縁部31には、例えば4
本のピン32がブランク16を保持するために等間隔で立設
されている。各ピン32の高さは、例えば0.2mmである。
各金型25は、水冷式の冷却機能を有している。そして、
ブランク16を定位置に配置するためのガイド部25A がこ
の周縁部31と連続して形成されている。各金型25の底部
には、複数の真空吸引孔33が形成され、各真空吸引孔33
は、第2の回転体24内部を通って真空ポンプと連通して
いる。
【0017】前記クランプ27は、図9,10 に示すよう
に、上面部にプラグ26のロッド34が進退する孔35及び圧
空口36が形成されたものである。このクランプ27の外径
は、クランプ27が前記金型25に保持されたブランク16の
端縁部を押さえ付けられるように、前記金型25の周縁部
31の径より若干小さめとなっている。このプラグ26は、
エアシリンダ等により進退自在となっており、絞り比の
大きい場合に使用される。
【0018】次に、この熱成形装置11を使用した樹脂製
品の熱成形方法を説明する。先ず、図1,4に示すよう
に、ブランク加熱・移送手段12において、吸引カップ23
によりブランク供給部17からブランク16を1個ずつ取っ
てブランク保持部15の開口部15A のテーパ15C 部分に載
せる。このブランク16は、ポリプロピレン樹脂シートを
打ち抜き刃によりカットした円板状のものであり、例え
ば厚さ1.5mm、直径86mmである。
【0019】次に、図2,5に示すように、第1の回転
体14を若干回転させて前記ブランク保持部15をブランク
押込み部18の位置に到らせ、ここでブランク押込み部18
のロッド18A が下に伸びてきてブランク16をブランク保
持部15の溝15B に押し込み、この溝15B にブランク16を
係合させる。引き続き、図1,2,6に示すように、第
1の回転体14を回転させ、この第1の回転体14の回転に
伴ってブランク保持部15に保持されたブランク16をブラ
ンク加熱部19のヒータ19A により加熱する。加熱条件と
しては、例えばブランク16の表面温度が185℃、時間が1
7秒である。
【0020】次に、図2,3,8に示すように、第1の
回転体14が回転してブランク保持部15が樹脂製品の成形
手段13に到った時点で回転が一旦停止し、ここでブラン
ク離脱部22が上に伸長してブランク保持部15に保持され
たブランク16を押し出して溝15Bから離脱させ、引き続
きブランク16をブランク離脱部22の上端に載せた状態で
ブランク16を金型25のガイド部25A に沿わせて周縁部31
に押し当てる。そして、ブランク16は、その端縁部が前
記ピン32に突き刺さることにより金型25に保持される。
この際、ブランク保持部15及び金型25は、約30℃に温度
調節されている。
【0021】次に、図2,9,10に示すように、第2の
回転体24が回転して金型25がクランプ27の位置に到った
時点で回転が一旦停止し、ここでクランプ27が降りてき
てこのクランプ27によりブランク16を金型25の周縁部31
に押さえ付ける。引き続き、プラグアシスト圧空成形
(圧空力、例えば3kg/cm2)によりブランク16を金型2
5のキャビティ29形状に合わせて賦形する。次に、図2
に示すように、第2の回転体14を120度回転させた後、
成形された容器37を金型25から取り出す。
【0022】本実施例により得られた容器25は、外観、
型再現性、肉厚分布について良好であり、しかも 130
℃、30分間の加熱によっても変形が生じない耐熱性を有
していた。本実施例によれば、ブランク加熱・移送手段
12と樹脂製品の成形手段13に設けられた第1と第2の回
転体14,24 の回転に伴って、ブランク16の加熱、ブラン
ク16の金型25への供給、ブランク16から容器37への熱成
形等の工程が連続的に行われるようになっているため、
生産性が高くなっている。
【0023】また、ブランク16の加熱、ブランク16の金
型25への供給等の工程が自動化されたものであるから、
手間がかからず、熱成形操作が極めて容易である。ま
た、溝15Bによってブランク16がブランク保持部15に保
持され、またピン32によってブランク16が金型25に保持
されるようになっているため、第1と第2の回転体14,2
4 の回転に伴ってブランク16が回転してもブランク16が
脱落する虞れはない。そして、ブランク保持部15に保持
されたブランク16の離脱と金型25への供給は、ブランク
離脱部22の移動によって確実になされる。
【0024】更に、ヒータ19A を有するブランク加熱・
移送手段12と、樹脂製品の成形手段13とがそれぞれ回転
式であることに加えて、第1と第2の回転体14,24 の回
転軸21,28 の方向は任意に設定できるため、装置11を設
置するスペースに応じて装置11を組立てることができ
る。これにより、装置の小型化、省スペース化も図れる
ようになる。なお、上記実施例において、熱成形の際、
プラグアシスト圧空成形としたが、ブランク16の厚さ等
によっては、真空圧空成形又はプラグアシスト真空圧空
成形とすることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る樹脂製品の熱成形方法及び
この装置によれば、ブランクの保持部及び離脱部を有す
る回転式のブランク加熱・移送手段と、周囲に金型を有
する回転式の樹脂製品の成形手段とが分離して配置さ
れ、熱成形における各工程が連続的に行われるようにな
っているため、生産性が高くなると共に、熱成形操作も
容易となる。そして、本装置において、ブランク保持部
の開口部の内周面にはブランクが係合する溝が形成さ
れ、また成形用金型のキャビティ周縁部にはブランクを
保持するためのピンが立設されているため、第1と第2
の回転体の回転に伴ってブランクが回転してもブランク
が脱落する虞れはない。また、ブランク離脱部の移動に
より、ブランク保持部に保持されたブランクの離脱と金
型への供給を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る樹脂製品の熱成形方法
において使用する装置の正面図である。
【図2】本実施例に係る装置全体の正面図である。
【図3】本実施例に係るブランク保持部とブランク離脱
部の断面図である。
【図4】ブランクのブランク保持部への供給方法を示す
断面図である。
【図5】ブランク保持部とブランク押込み部の断面図で
ある。
【図6】ブランク保持部とブランク加熱部の断面図であ
る。
【図7】ブランク保持部と金型の断面図である。
【図8】ブランク離脱部と金型の断面図である。
【図9】金型とクランプの断面図である。
【図10】金型とクランプの断面図である。
【符号の説明】
11 熱成形装置 12 ブランク加熱・移送手段 13 樹脂製品の成形手段 14 第1の回転体 15 ブランク保持部 15A ブランク保持部の開口部 15B ブランク保持部の溝 16 ブランク 17 ブランク供給部 18 ブランク押込み部 19 ブランク加熱手段であるブランク加熱部 19A ヒータ 22 ブランク離脱部 23 吸引カップ 24 第2の回転体 25 成形用金型 26 プラグ 27 クランプ 29 キャビティ 31 周縁部 32 ピン 37 樹脂製品である容器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−105920(JP,A) 特開 平4−52127(JP,A) 特開 昭56−118812(JP,A) 特開 平5−269752(JP,A) 特開 平5−77332(JP,A) 特開 平4−147826(JP,A) 特開 昭60−89330(JP,A) 特開 平6−278202(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 51/00 - 51/46

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブランクの保持部及び離脱部を有する回
    転式のブランク加熱・移送手段と、周囲に金型を有する
    回転式の樹脂製品の成形手段とが分離して配置され、 前記ブランク加熱・移送手段においては、ブランク供給
    部からブランクを第1の回転体の周囲に設けられたブラ
    ンク保持部に送り、このブランク保持部に保持されたブ
    ランクを前記ブランク保持部の回転運動に伴って前記第
    1の回転体の近傍に設けられたブランク加熱手段で加熱
    した後、前記ブランク離脱部により前記ブランク保持部
    に保持されたブランクを離脱させて前記樹脂製品の成形
    手段に供給し、 一方、前記樹脂製品の成形手段においては、第2の回転
    体の周囲に設けられた成形用金型が前記ブランク保持部
    からの前記ブランクを受け取った後、前記成形用金型に
    取り付けられた前記ブランクを樹脂製品に熱成形するこ
    とを特徴とする樹脂製品の熱成形方法。
  2. 【請求項2】 ブランクの加熱・移送手段と、樹脂製品
    の成形手段とが分離して設けられ、 前記ブランク加熱・移送手段は、第1の回転体と、この
    第1の回転体の周囲に設けられてブランクを保持するブ
    ランク保持部と、このブランクの保持状態からブランク
    を離脱させるブランク離脱部と、前記ブランク保持部に
    ブランクを送るブランク供給部と、前記ブランク保持部
    の回転軌跡に沿って設けられたブランク加熱手段とを有
    し、 前記樹脂製品の成形手段は、第2の回転体と、この第2
    の回転体の周囲に設けられた成形用金型とを有すること
    を特徴とする樹脂製品の熱成形装置。
  3. 【請求項3】 前記ブランク保持部は、前記ブランクが
    挿入される開口部を有し、この開口部の内周面には前記
    ブランクが係合する溝が形成されていることを特徴とす
    る請求項2記載の樹脂製品の熱成形装置。
  4. 【請求項4】 前記ブランク離脱部は、前記ブランク保
    持部に保持されたブランクを押し出すブランク押出し機
    構を備えたことを特徴とする請求項2記載の樹脂製品の
    熱成形装置。
  5. 【請求項5】 前記成形用金型は、前記ブランクを定位
    置に配置するためのガイド部がキャビティの近傍に形成
    され、前記ブランクを保持するためのピンがキャビティ
    の周縁部に立設されていることを特徴とする請求項3又
    は4記載の樹脂製品の熱成形装置。
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