JP2862972B2 - 光ディスク及びその記録・再生装置 - Google Patents

光ディスク及びその記録・再生装置

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JP2862972B2 JP2205889A JP20588990A JP2862972B2 JP 2862972 B2 JP2862972 B2 JP 2862972B2 JP 2205889 A JP2205889 A JP 2205889A JP 20588990 A JP20588990 A JP 20588990A JP 2862972 B2 JP2862972 B2 JP 2862972B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、光磁気型ディスク、相変化型ディスク等の
光ディスク及びその記録・再生装置に関する。
背景技術 この種の光ディスクは、情報の記録/再生をなす光ス
ポットを案内するプリグルーブを有し、このプリグルー
ブ間のランドにはアドレス情報等のプリフォーマット・
パターンが固定情報として予め記憶されている。
かかる光ディスクにおいては、従来、クロストークを
避けるために、ランド(又はプリグルーブ)にのみビッ
トが記録されていた。このため、プリグルーブ(又はラ
ンド)の領域部分はビットの記録には何ら寄与しないこ
とになり、記録領域の利用効率が悪いという欠点があっ
た。
発明の概要 [発明の目的] そこで、本発明は、ビット記録の高密度化を可能とし
た光ディスク及びその記録・再生装置を提供することを
目的とする。
[発明の構成] 本発明による光ディスクは、記録トラック領域が光ス
ポットを案内するプリグルーブ及びこのプリグルーブ間
のランドからなる光ディスクであって、前記プリグルー
ブ及び前記ランドの少なくとも一方が、トラック方向に
延びる溝部及びこの溝部の両側に位置する第1,第2の平
坦部からなり、前記溝部は第1の記録情報を担い、前記
第1及び第2の平坦部は第2及び第3の記録情報をそれ
ぞれ担う構成となっている。
本発明による光ディスクの記録装置は、記録トラック
領域が光スポットを案内するプリグルーブ及びこのプリ
グルーブ間のランドからなり、前記プリグルーブ若しく
は前記ランドの受光面がトラック方向に延びる溝部及び
この溝部の両側に位置する第1,第2の平坦部からなる光
ディスクに対して情報の記録をなす記録装置であって、
前記第1,第2の平坦部にディスク面に対して所定の傾斜
角度をもって第1,第2の光ビームを、前記溝部にディス
ク面に対して垂直に第3の光ビームをそれぞれ集光状態
で照射せしめる照射光学系と、光ディスク上の前記第1,
第2及び第3の光ビームによる照射部位に情報を書き込
むべく制御する書込み制御手段とを備えた構成となって
いる。
本発明による光ディスクの再生装置は、記録トラック
領域が光スポットを案内するプリグルーブ及びこのプリ
グルーブ間のランドからなり、前記プリグルーブ若しく
は前記ランドの受光面がトラック方向に延びる溝部及び
この溝部の両側に位置する第1,第2の平坦部からなりか
つ前記溝部及び前記第1,第2の平坦部の各々に情報が記
録された光ディスクの記録情報の再生をなす再生装置で
あって、前記第1,第2の平坦部にディスク面に対して所
定の傾斜角度をもって第1,第2の光ビームを、前記溝部
にディスク面に対して垂直に第3の光ビームをそれぞれ
集光状態で照射せしめる照射光学系と、光検出器と、前
記第1,第2の平坦部又は前記溝部からの反射光ビームを
前記光検出器に導く反射光学系と、前記光検出器の検出
出力に基づいて記録情報の再生をなす情報再生処理系と
を備えた構成となっている。
[発明の作用] 本発明による光ディスクの記録・再生装置において
は、プリグルーブ若しくはランドがトラック方向に延び
る溝部及びこの溝部の両側に位置する第1,第2の平坦部
からなる光ディスクを用い、第1,第2の平坦部にディス
ク面に対して所定の傾斜角度をもって第1,第2の光ビー
ムを、溝部にディスク面に対して垂直に第3の光ビーム
をそれぞれ集光状態で照射せしめて各照射部位に情報を
記録し、又各照射光ビームに基づく第1,第2の平坦部又
溝部からの反転光ビームを光検出器に導いてこの光検出
器の検出出力に基づいて記録情報の再生を行う。
実施例 以下、本発明の一実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
第1図に示す本発明による光ディスクとしての例えば
光磁気型ディスク(以下、単に光ディスクと称する)1
においては、プリグルーブ2及びランド3のうち、例え
ばランド3の受光面がトラック方向に延びる例えば断面
略V字状の溝部4及びその両側に位置する第1,第2の平
坦部5,6からなる構成となっている。寸法の一例を示す
と、幅Wが0.35μm、深さDが150Åのランド3に対
し、幅wが0.1μm、深さdが100Åの溝部4が形成され
ている。そして、溝部4及び第1,第2の平坦部5,6の各
々が記録部として用いられる。
次に、かかる光ディスク1の記録・再生装置について
第2図に基づいて説明する。
第2図において、光源として3本のレーザ光ビームを
同時に発生し得るレーザアレイ11が用いられ、そのレー
ザ光ビームの光強度がパワー切換え回路12によって記録
時と再生時とで切り換えられ、再生時の光強度が記録時
のそれに比して1桁程度弱い値となるように設定され
る。
先ず、記録時について説明するに、3本のレーザ光ビ
ームは各記録信号A,B,Cに応じて書込み制御回路13,14,1
5によって変調される。レーザアレイ11から発せられた
3本のレーザ光ビームはコリメータレンズ16によって平
行光ビームに変換され、グレーティング17及びビームス
プリッタ18を通過した後、対物レンズ19によって光ディ
スク1の溝部4にはディスク面に対して垂直に、第1,第
2の平坦部5,6にはディスク面に対して所定の角度、例
えば垂直方向から30°の角度をもってそれぞれ光スポッ
トとして集光される。
ここで、光ディスク1の平坦部5、溝部4及び平坦部
6にそれぞれ集光せしめられら光スポットを,及び
と仮定すると、例えば、光スポットだけのレーザ光
パワーを書込みパワーとすると、第3図(a)に示すよ
うに、溝部4の領域だけビットが反転し情報を書き込ん
だ状態となる。また、光スポットのみを書込みとして
用いることにより、第3図(b)に示すように、平坦部
5の領域だけビットが反転する。さらに、光スポット
及びのレーザ光パワーを書込みパワーとすると、第3
図(c)に示すように、平坦部5及び溝部4の領域のビ
ットが反転することになる。これによって、光ディスク
1の平坦部5、溝部4及び平坦部6に対して情報を3重
に記録できることになる。
一方、再生時には、3本のレーザ光ビームのうちのい
ずか1本が択一的に発せられ、記録時と同一の照射光学
系によって光ディスク1の平坦部5、溝部4又は平坦部
6に光スポットとして集光される。この照射光ビームは
平坦部5、溝部4又は平坦部6において磁気光学効果に
よって振動面の回転を受けて反射される。この反射光ビ
ームは対物レンズ19を経た後ビームスプリッタ18で入射
方向と直角な方向に曲げられて光検出系20に導かれる。
光検出系20に入射した光ビームは、反射鏡21で反射さ
れ、1/2波長板22及び収束レンズ23を経た後偏光ビーム
スプリッタ24によって直交する2つの偏光成分に分けら
れる。この2つの偏光成分はそれぞれ光検出器25,26に
おいて電気信号に変換され、さらに差動アンプ17によっ
てその差がとられて読取RF信号として周知の情報再生処
理系(図示せず)に供給される。
なお、第2図には、情報の記録及び再生に関しての光
学系のみを示し、フォーカス及びトラッキングサーボの
光学系に関しては省略したが、これらサーボの光学系と
しては周知の構成のものを用い得る。
次に、光ディスク1の平坦部5、溝部4及び平坦部6
に3重記録された各記録情報の読取り原理について説明
する。
光ディスク1の溝部4にディスク面に対して垂直にレ
ーザ光ビーム(E偏光波)を入射させると、溝部4から
散乱して戻ってくるレーザ光ビームの強度分布は第4図
に示すようになり、又平坦部5(又平坦部6)に対して
垂直方向から30°傾いてレーザ光ビームを入射させる
と、平坦部5(又は平坦部6)から散乱して戻ってくる
レーザ光ビームの強度分布は第5図に示すようになる。
ここで、第4図において、120°の角度のところをみる
と、レーザ光の強度は90°のところよりも約18dB減衰し
ているため、溝部4の記録情報に基づく90°の強度成分
を平坦部5(又は平坦部6)の記録情報に基づく強度成
分と分離できることになる。同様に、第5図において、
90°の角度のところをみると、レーザ光の強度は120°
のところよりも約18dB減衰しているため、平坦部5(又
は平坦部6)の記録情報に基づく強度成分を溝部4の記
録情報に基づく90°の強度成分と分離できることにな
る。具体的には、各領域から散乱してくるレーザ光ビー
ムの強度が最大となる点付近の強度を積分したものが各
々の信号となる。
なお、上記実施例においては、ランド3に対して3重
記録をなす構成としたが、プリグループ2に対して3重
記録をなす構成としても良いことは勿論である。
発明の効果 以上説明したように、本発明による光ディスク及びそ
の記録・再生装置においては、光ディスク1のランド
(又はプリグルーブ)の受光面をトラック方向に延びる
溝部及びこの溝部の両側に位置する第1,第2の平坦部か
らなる構造とし、これら溝部及び第1,第2の平坦部に対
して情報を3重記録し、これを再生する構成となってい
るので、ビット記録の高密度化が図れ、記録容量が従来
のほぼ3倍となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光ディスクの要部の断面図、第2
図は本発明による光ディスクの記録・再生装置の光学系
を示す構成図、第3図はビット記録の様子を示す図、第
4図は溝部にレーザ光ビームを垂直方向から照射した際
の散乱光ビームの強度分布を示す図、第5図は平坦部に
レーザ光ビームを垂直方向に対して30°傾いて照射した
際の散乱光ビームの強度分布を示す図である。 主要部分の符号の説明 1……光ディスク、2……プリグルーブ 3……ランド、4……溝部 5……平坦部、11……レーザアレイ 18……ビームスプリッタ 19……対物レンズ、22……1/2波長板 24……偏光ビームスプリッタ 25,26……光検出器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録トラック領域が光スポットを案内する
    プリグルーブ及びこのプリグルーブ間のランドからなる
    光ディスクであって、 前記プリグルーブ及び前記ランドの少なくとも一方は、
    前記記録トラック方向に延びる溝部と前記溝部の両側に
    それぞれ位置する第1、第2の平坦部とからなり、前記
    溝部は第1の記録情報を担い、前記第1及び第2の平坦
    部は第2及び第3の記録情報をそれぞれ担うことを特徴
    とする光ディスク。
  2. 【請求項2】記録トラック領域が光スポットを案内する
    プリグルーブ及びこのプリグルーブ間のランドからな
    り、前記プリグルーブ及び前記ランドの少なくとも一方
    が前記記録トラック方向に延びる溝部と前記溝部の両側
    にそれぞれ位置する第1、第2の平坦部とからなる光デ
    ィスクに対して情報の記録をなす記録装置であって、 前記第1、第2の平坦部にディスク面に対して所定傾斜
    角度をもって第1、第2の光ビームを、前記溝部にディ
    スク面に対して垂直に第3の光ビームをそれぞれ集光状
    態で照射せしめる照射光学系と、 前記光ディスク上の前記第1、第2及び第3の光ビーム
    による照射部位に情報を書き込むべく制御する書込み制
    御手段とを備えたことを特徴とする光ディスクの記録装
    置。
  3. 【請求項3】記録トラック領域が光スポットを案内する
    プリグルーブ及びこのプリグルーブ間のランドからな
    り、前記プリグルーブ及び前記ランドの少なくとも一方
    が前記記録トラック方向に延びる溝部と前記溝部の両側
    にそれぞれ位置する第1、第2の平坦部とからなりかつ
    前記溝部及び前記第1、第2の平坦部の各々に情報が記
    録された光ディスクの記録情報の再生をなす再生装置で
    あって、 前記第1、第2の平坦部にディスク面に対して所定の傾
    斜角度をもって第1、第2の光ビームを、前記溝部にデ
    ィスク面に対して垂直に第3の光ビームをそれぞれ集光
    状態で照射せしめる照射光学系と、 光検出器と、 前記第1、第2の平坦部又は前記溝部からの反射光ビー
    ムを前記光検出器に導く反射光学系と、 前記光検出器の検出出力に基づいて記録情報の再生をな
    す情報再生処理系とを備えたことを特徴とする光ディス
    クの再生装置。
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